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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:398 件
ディーノのライト―――それが、この世界で与えられた俺の名前だ。生まれて間もなく両親と死に別れ、両親の幼馴染に引き取られて育った、一見何の変哲もない平民。
だが、そんな俺には誰にも言えない秘密があった。そう、それは「こことは違う世界の記憶を持っている」ということ。
今、俺の目の前に広がる世界と景色は、前世でこよなく愛したソシャゲ【ブレイブクライムオンライン】だった。
100人に一人どころか1万人に一人知ってりゃいいほうじゃねぇの?と思われそうな、ドが100個はつきそうなマイナ
ーゲーム。
だが、そこは勝手知ったるこの世界、ならばこそ生き延びることができるはず!むしろ楽しんでしまえばいいんじゃね!?
普段はのんびり、適度に冒険、そして時折世界の謎やら話のあらすじ、大きな流れに挑み抗いながらも、やはり基本は平和に暮らしたい、そんな男と愉快な仲間達の物語。
※ハーレム要素薄いです。
何でか女の子キャラ増えません。増やしたいのになかなか増えません。全くいない訳ではないんですが。でも、多少女の子キャラ増えたところで、ハーレム発展する可能性はかなり低いです。
※主人公は前世記憶持ちなので、多少のチート要素はあります。
が、主人公を上回るチート性能持ちの現地人が主人公のすぐ横にいるせいで、あまり目立ちません。
※ザマァ要素ほぼありません。
ザマァされるような屑い胸糞キャラを主人公の周りに侍らせたくない、というのが作者の根底にあります。今後も絶対に未来永劫ザマァ案件は起こらない!とまでは断言できませんが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 23:34:02
5175361文字
会話率:45%
IN:377pt OUT:732pt
総合ポイント:7974pt 評価ポイント:3654pt
専用ゴーグルを着用すれば簡単にできるARゲーム『Let's Monster Battle』
このゲームの特徴は無限の可能性を秘めていること。
プレイヤーはモンスターを掴まえて育成する。
育成をし、レベルを上げたり、特殊な条件を満たしたモンスターは進化することができる。
ただし、進化したからといって必ずしも強くなる訳ではない。
進化という名の退化も存在する。
モンスターには進化以外の選択肢もある。
合成、これはモンスターの特性や特徴を一方のモンスターに無理矢理合成すること。
例
えば、ベース素体を天使、合成素体を悪魔で合成したとする。
この組み合わせなら堕天使になると思うかもしれないが、実際は一般種最弱のスライムより弱いモンスター、原人になる。
恐らく、天使と悪魔のそれぞれの要素が打ち消しあった結果だろう。
主人公、鬼灯蓮は高校生になり、遂にARゴーグルを買ってもらうことに成功し、『Let's Monster Battle』を始める。
蓮が最初に召喚したモンスターは一般種最弱モンスターだった。
しかも蓮はそのモンスターに名前を与える。
普通では絶対にしないことだが、蓮はエンジョイ勢。
エンジョイ勢である蓮がいろいろな人物と関わりを持つことで、その心境に変化が訪れ、世界最強のプレイヤー12神を目指すことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:00:00
79175文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
『頭狂日記』
日記文学としての、『頭狂日記』。頭が狂っているという訳ではないが、世界を見ると頭は狂い出す。日々の記録。
最終更新:2024-04-27 08:54:11
24722文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:大久 永里子
ハイファンタジー
連載
N0413HS
半獣半人。
と言っても、体の半分が人間で、半分が獣という訳ではない。彼らは時折、人間に姿を変える。そして時折、超常の存在としての姿を現す。
四つ足獣、鳥、魚、虫。その姿は色々だ。人間は自分が知る生き物の中からそれに最も姿の近いものを選んで、「人狼」とか便宜上の呼び名を付けたが、「姿が近い」というだけで、それらが別種の生き物であることは、一見して分かる。しかも獣人は、人の姿でない時はおしなべて巨大だ。
中には人の知るどの生き物にも似ておらず、独自の名前を与えられたものもある。
そして彼らは人間《ひと》の知識では説明のつけられない、超常の力を持っていた。
時々彼らは人間の姿で、人間との間に子供を成した。
だがどういう訳だか、彼らは人間《ひと》との間に生まれた子供は、育てなかった。
それが彼らの習性なのかは分からなかったが、彼らは人間との間に生まれた卵は、人の世界に捨てて行った。
ある日奴隷の少年ナギは、それと知らずに、うっかり竜人の卵をかえしてしまう。
想像もしなかったのだ――――――――――――――――卵が四角いなんて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 08:49:21
390983文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:230pt 評価ポイント:148pt
ここは至って平和な世界
地球
争いが頻繁に起きたりかと言って犯罪がない訳ではないましてや能力、魔法なんかとは縁のないそんな世界。
そこで生きてる自分【斎月 ユラ】の現状をお伝えしよう。
暗闇のマイルーム、ベッドの上
…人差し指から火が出てる自分
神よ、俺に何をさせたいんだ
最終更新:2024-04-21 21:10:00
387242文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:68pt
初のVRMMORPG「いーじーげぇむ」ふざけたタイトルと世界初のVRMMOという事で、色々懸念点はあるものの、まぁなんとなくサ開したゲームをなんやかんやでプレイする事になった2人を中心とした話です。クエストやったり、討伐行ったり、ギャザラーやってクラフターやったり、とにかくやれる事をやる話です。
まずは手始めに、一生没になり続けてた話でも。
百合成分がかなり濃いというか、もう百合しかないのでお気をつけを。
必読情報1:そもそも魔法の空、小さな手に握られるは巨大で無骨な剣、
もといそれらが共有する世界は元よりいーじーげぇむからの派生である。驚きだね。私も驚きだよ。どうしてこうなった?
必読情報2:世界観を共有する魔法の空、小さな手に握られるは巨大で無骨な剣の2つといーじーげぇむは国の名称、魔法の名称に差異は無いが、いーじーげぇむはVRMMORPGなので、名前が一緒でも設定全てを共有している訳ではない。スターシステムに近しい物だと考えてもらえれば。
必読情報3:いーじーげぇむの設定を初めて形成した時と現在との設定はかなりの乖離を見せている為(そもそも魔法の設定とかどっから生えてきた?)、魔法の空と同じだからってあまり鵜呑みにしない事を推奨します。
必読情報4:VRMMORPGって大体こんな感じのゲームなんじゃないの? はどうしたって? ハハ、あいつは死んだよ。じゃあなアルカディオン。設定は好きだったぜ。殆ど開示した覚えないけど。そういえば魔法だけはいーじーと共有させてた気がする。だって魔法の名前考えるのめんどくさいもんな……。新生だとでも思って。あ、でも主人公は同じだよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 12:00:00
95546文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
*覆面の探索者と警護者の本家本元の作品です。流れ的としては、こちらから各作品に派生していきます。キャラ名などは全く同じですが、中身が違うキャラもいます@@;
*「通常版」と「キャラ名版」の差異は、台詞の前にキャラの名前があるかどうかであり、両版の内容は全く同じです。よって、実際の小説本数(話数)は半分ですm(_ _)m(100話なら50話という感じです) お読みになりたい側の話数を閲覧下さいm(_ _)m
トラックの荷台で揺られる、そうして長い事旅を続けてきた。当てもな
く旅を続ける。その先に何かがある事を信じて進んできた。
俺の名はミスターT、セカンドネームはザ・レミニッセンス。周りからは俺の行動に原点を感じるという事からこの名前にした。
それに鼻から額を覆う覆面、これが俺のトレードマーク。特に変に思われる事もない。それ以上な顔立ちの人物も数多い。それに比べたらまだまだ許せるものだろう。つまり罷り通ってしまうという事だ。
旅を始めたのは20歳の時、それから7年間日本中を飛び回った。資金が尽きれば旅先で稼ぎながら動く。
本来は世界へと目を向けるべきだろうが、そこまで肝っ玉が据わっている訳ではない。俺が動ける範囲は国内だけだ。
それに現状がどうあれ、俺はこの島国こそが故郷だからな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:06:45
930652文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:14pt
僕、谷崎秀弥は俗に言う⋯陰キャだ。だからという訳ではないが、陽キャは嫌いだ。陽キャはいつも騒いで⋯はしゃいで⋯心の中では僕たちを馬鹿にしているんだ。
学校なんて勉強と部活で十分。学校はそもそもそういう場所だろう。他のことにうつつを抜かすのはだめだ。毎日勉強、部活、それでよかったのに⋯
いつからか鳳条先生から目が離せなくなった。頭から離れなくなった。どうして。何で。僕が僕でなくなるっ⋯何だこの気持ち⋯⋯⋯
そうか。僕は鳳条先生に⋯こ、恋してるんだ⋯
といった、陰キャ男子高校生
と美人先生の身分差恋愛です。立場上、無理なことはわかっていても、思いが止まらない。そんなもどかしい思いの恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 23:49:09
16954文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:HALKAIRO
ハイファンタジー
連載
N1295IH
そこはとある恒星を中心に3つの惑星が並ぶ惑星系だった。
一つは魔法の発達した青い星「セイルー」
一つは身体能力が発達した人々が暮らす赤い星「レセキッド」
そして、機械文明の発達した黄色い星「イコウ」
3つの星はいつも近くにある3つ子星だった。
ただ、3つ子星といってもそれぞれが仲が良かった訳ではない。星同士の交流はある程度あるものの、それぞれが己の星が1番という自負のもと、他の星を貶めている状態であった。
そんなある日、星の侵略者という者たちが現れた。各星は
侵略行為に対し全力で抵抗をしたが、それも虚しく3つの星は彼らの支配下に置かれることとなった。
そして、侵略者に共に連れてこられた魔物達によって、各星は蹂躙されようとしていた。
この話は、その侵略者に立ち向かう3人の若者を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 23:20:45
402841文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:32pt
朝起きてから眠るまで。全く同じサイクルで生きている。遂には休日の予定さえ浮かばなくなった。
別に今の暮らしに不満がある訳ではないけれど、満たされているけれど、今この瞬間、死んだとしても、後悔はないんだよね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
悔いがないのはいい事だと思うんですよ。
生の執着も薄くなりますが。
最終更新:2024-04-11 18:10:11
913文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
島の寄宿学校中等部に通う少女•レイは、先輩や友達と過ごす穏やかな毎日を楽しんでいた。
しかしそんなある日、世界中の政府に向けて神と名乗る何者かから"魔法世界実現の予言書"が届く。
異常事態に混乱する世界の中、突如「行かなくちゃいけないんだ」とレイの友人•ルーが自身の記憶を全員から消した上で、姿を消してしまう。
何故かは分からない、けれど押し寄せる喪失感…不思議な胸騒ぎを覚えたレイは、政府から情報を得るため
、政府直轄の学園へ転校を決意するー
※恋愛要素は
わずかに…程度です。基本は友情。
※地球が舞台という訳ではないので、パラレルワールドとしてご閲覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 01:23:57
11646文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
エリスタという辺境貴族がいた。
魔の森と呼ばれる大迷宮に隣接する領地は、多数の迷宮が存在し、名産は迷宮資源。
月に一回は迷宮から魔物の氾濫が起きる危険地帯だったが、国の力を借りずに難なく対処して過ごしていた。
だがある時、何も知らない王都の貴族達に、一人で魔物の氾濫を抑える事など出来る訳が無い、嘘吐きだ……と言われ始め、遂には法律も変わり国からの補助金も縮小されてしまった。
だからエリスタは、国の為に働く事に疲れてしまい、国を見捨てる決意を固め、消える準備を始めた
。
だが……黙って消える訳ではない。
エリスタ一族最後のルクナという少女が、国への嫌がらせを成就させる為に動き出す。
居なくなって、始めて気が付くように。
エリスタ一族の凄さを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 21:20:20
1028428文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:1872pt 評価ポイント:996pt
昭和初期まで日本人は和服を着ていた。和服は平面的で西洋の衣服のように、体のラインに沿わない衣服。現代でもその文化はジャポニスムとして確立している。その中でも庶民の和服として主流だったのが紺絣である。紺絣は、藍草で染められた和服。藍草は比較的手に入れやすく身近な染料だった。
そんな時代を生きる幼い主人公と母の物語。善意があれば人は幸せになれる訳ではないし、それが善意かは分からない。
最終更新:2024-03-28 23:59:22
580文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:kanaria
異世界[恋愛]
連載
N2886IS
幻獣や精霊が存在し、美しいものが尊ばれる世界。醜いものは魔に落ちたと言われ、生まれつき顔が整っていないだけで殺される。そんな世界でマリアンヌは婚約者の浮気相手をいじめてしまった。
怪我を負わせた訳ではないけれどその行いが醜いとされ、罪人として城壁外へ追放されたマリアンヌ。彼女が出会ったのは名前も知れない天才人形創造師が造った至宝のドールだった。まるで人のように動き、会話をするけれど彼はやはり人形で……。
愛を求める孤独な少女と心の芽生え始めたドールの冒険恋愛ストーリー。
最終更新:2024-03-27 20:14:51
30693文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
リデル侯爵家長女、レティシア・デ・リデル。
アーンストート王国の第一王子殿下ジェレマイア・ラ・アーンストートは、レティシアの年齢差があり過ぎた婚約者であった。
太陽の様に眩い金髪と透き通る様な碧眼を持つ王子殿下は、幼い女の子が一度は夢見る絵本の中の登場人物のように見目麗しい王子。
器が美しくとも、その中身を反映されている訳ではないらしい。
外側の見目だけが夢見るように完璧で、貞操観念に於いては残念王子様だった。
レティシア九歳、ジェレマイア王子十七歳――――
その年の差は
、何と八歳差。
二人の婚約は王命によって成立する。
随分と幼い年齢の婚約者に、当然ながら年頃の王子の若い欲望が向かう事はなく。
若さ特有の昂ぶる性欲には我慢や忍耐等は一欠けらもなく。
国で唯一の王子殿下は、王位継承者が直系の男児のみという特殊性から、将来の国王の座はほぼ確定済身み。
身分も権力も最高峰でありながら、そこに素晴らしい見目が合わされば、その効果は絶大である。
王子の蜜に群がる様々な蝶――――来るの者拒まずで食い散らかす。
結果、虫のように集った令嬢達の行く末は、王子に純潔を捧げた令嬢のみを愛妾候補として留め置かれた。
王族の側妃にするには婚姻の儀までその者は純潔で無ければならない。
令嬢達は王子と少しでも接点を持ち寵愛を望み体を差し出した為、身分問わず愛妾である。
幼い婚約者だから仕方がないを建前に、次から次へと浮名を流した王子殿下。
レティシアの王子様への淡い憧れは幻と消え、残ったものは国に対する責任感だけ。
そんな日々の中、とうとうレティシアの妹とまで浮気した王子様。
妹は同じ侯爵家の娘。
気に入らない私よりも、手を出す程に気に入ってしまった妹に婚約者を替わって貰おうと決意する。
しかし、自分の価値を知る王家が己を手放す筈もないだろうと諦めようと……
―――は、しなかった。
妹との浮気現場を見て前世の記憶を思い出す。
これからは、この転生人生を、自分らしく愉しく謳歌する!
諦めるなんて勿体ない!
そう決意後、着々と準備を進めるのだった。
――――レティシアは逃げ続けられるのか…?
✂----------------------------
タイトル同じ作品の改稿版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 16:21:19
158557文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
魔法の王国と呼ばれる北国、ノストーレス。
圧倒的な魔道士の数はもちろん、ありとあらゆる研究による魔術の著しい進化もあり、今では他を凌ぎトップの財力と領土を保持する超大国だ。
だが、数千年の歴史は光ばかりの一面だけではない。
魔法が発展する最中、元あった文化は廃れ、剣士や医師など専門的な分野の職業は今や見る影もなくなった。
加えて魔道士以外は非国民として扱われることも多々あり、その心労のせいでさらに彼らは数を減らすこととなった。
「うん、今の太刀筋は良かった」
そんな中
、敢えて剣士になってやろうと日々奮闘する者がいた。
名はレイン。
大会では毎回トロフィーを取る程の実力の持ち主で、将来は剣士長の座も狙えるとまで噂されている人物だった。
「さて、これは契約だ」
しかし、結局輝かしい未来は訪れなかった。
代わりに大きな手が待っていた。それも、赤に汚れた。
「私の脳となれ。レイン」
後にこの手が黒騎士と呼ばれる人間のものだと知るまで数日かかるのだが、時間にして約四十五時間。
その間レインは地獄のような訓練を受けることとなる。
「敵の兵が十万、こちらは一万。十倍もの差がある中、お前はどう戦う?」
「山が北東一キロ先にある。西側の麓までおびき寄せて」
そうしてようやく初陣に立った様は、見違える程に細かった。
当然といえば当然である。
レインは何も、剣士としての研鑽を詰んだ訳ではない。
「目測数千、目標地点へ陽動完了。さて、次の手は?」
「全員無事に逃げて。それだけ」
「了解」
血腥い戦場に立つ姿は、剣士ではなく軍師として。
約束された将来と共に剣を捨てた理由はただひとつ。
「……雪崩か」
大国ノストーレスを討つこと。
ただそれだけだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 23:15:27
28059文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:ミレニあん
VRゲーム[SF]
完結済
N8737IP
ガサツでズボラで面倒臭がり屋なJK――辻森朱音(つじもりあかね)。
そんな彼女が姉の薦めによって、配信者に絶賛人気のフルダイブ型VRMMO《クリーチャーズ・オブ・ワイルド》を購入。
さらにキャラメイクは面倒だからと、自身の外見を反映させるオートスキャンによって女性プレイヤー《アカネ》になろうとしていた。
しかし何と、そのオートスキャンに突如としてバグが発生!
空手経験のあったアカネ自身のアビリティすらスキャンしてしまい、まさかの徒手空拳最強に!(本来、プレイヤ
ーには現実世界でのアビリティは反映されないので)
挙句の果てには、バグの副作用として武器や防具が装備出来ないなどというペナルティが発生したので、やむなく身体1つで攻略する事に。
元々C〇RO:DかZくらいの残虐プレイゲームが大好きなアカネにとっては、これはまさしく僥倖の極み。
VRゲームの世界で襲いかかる敵を殴り殺し、蹴り殺し、果ては八つ裂きにする。
それはもはや戦闘と言うよりも、まさに虐殺!
さらにその姿をとある有名配信者に見られてしまい、彼女の存在がいち早くバズり状態に。
そうして時の人となったアカネの元に、コラボ目的でその配信者が迫ってきて……?
虐殺プレイを始めてしまったJKの爽快VRMMOストーリー、ここに開幕!
「バズり? トレンド? そんな事より早く敵と殺りたいんだけど」
なお配信に興味ないアカネ自身は、バズりなどお構いなしのようで。
※カクヨムに同時掲載をしております。
※作中では《クリーチャーズ・オブ・ワイルド》のステータスとかは細かく設定していないです。ご了承下さい。
※ガールズラブはない訳ではないですが控えめです。コメディ中心です。
※主人公が狂人ですので、どうか温かく見守って下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 19:10:46
104454文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:886pt 評価ポイント:470pt
壁を、どうしても作りたい訳ではない。
最終更新:2024-02-10 22:11:55
863文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
飽食を否定し、値段と味は比例しないグルメ論。価格やお洒落さという虚飾とは無関係に自分が食べたいものを食べたい分だけしっかり食べることが食欲を満たすことである。飽食に価値はない。飽食は崩食につながる。飽食のような飽くなき欲求は愚かで恥ずかしいものである。
自分が満腹と感じたら、それ以上食べる必要は感じない。『南方録』には「食事は飢えないほどであれば十分」とある。SDGs; Sustainable Development Goalsのターゲット2は「飢餓をゼロに」である。食べる
ことに本気で取り組めば、心や体の質も上がる。それはひいては人生の質の向上にもつながっていく。
値段と味は比例しない。無駄に金を使って金を回すことが経済発展という昭和の発想を否定する。値段が高いものが良いものではなく、消費者に価値を提供できるかが問題である。コスパ(コストパフォーマンス)が大切である。高級だからといって美味いとは限らず、高級なものを食べれば舌が肥える訳ではない。値段が高くても質が良くなければ意味がない。逆に安くとも質の良ければそれはそれで意味がある。
高級料理を食べることで、金持ちになった気分になる人もいるだろう。しかし、本当にお金を持っている人は、そのようなことに頼らなくても豊かさを維持している。高級なだけの料理店に行っても感動できない。高級なだけの料理店で食べても、大した感想を抱くことはないだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 23:16:29
129020文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:50pt
彼女は古美術、骨董品に大層な興味を向けていた。
うっとりと、目が溶け落ちてしまいそうな程熱烈に。
けれども美術品、骨董品に興味がある訳ではないらしい。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
最終更新:2024-01-07 14:52:13
831文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「ボーナスチャ~ンス!!」突然、世界中に響いたその声と同時に世界にダンジョンが出現した。
その数約300万。日本にはそのうち45000のダンジョンが発生した。「この世界も大分狭くなってきたから、ここまで発展してきたこの世界にプレゼント~!!新たな資源、土地、そして力の獲得のチャ~ンス!!皆楽しんでね!!」声はそう続けた。そこから約1年。ダンジョンは声の通り多くの恵みを人々に与え始めた。日本では安全のためこれまで、警察自衛隊協力のもと、政府がダンジョンの封鎖と調査を行ってきた。
しかしダンジョンの獲得できる利益とその数の膨大さからこれより一般に解放されることとなった。そんな中で主人公、鴻巣はるとは自分の家の庭に生まれた1階層しかない小さなダンジョンでスライムを育て始めた。
「スライム達~、出荷よ~」
この物語は突然ダンジョンやステータス、スキルが存在するようになった世界で、どこか抜けた主人公はるとがスライムを育て、時にその身を分けていただきながら生活するお話です。
はるとの家のダンジョンは狭いためほとんど探索出来ません。そのため、外部のダンジョンに行きいろいろな素材を集めたりレベルをあげたりしながらスライム達を成長させていくことになります。
また戦闘はありますが、主人公は冒険したい訳ではないため、基本的にのんびりゆるーく戦います。
また主人公は決して最強ではありません。弱くはないですがダンジョンでお金を稼ぎ生活している中ではよくて中の中、中の下位の実力です。それでも主人公はスライム達とともにゆっくり強くなっていきますので気長に見てくれるとうれしいです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 18:00:00
7869文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:と。/橘叶和
異世界[恋愛]
完結済
N1740IO
サマンサ・フリーデンは、兄と共に王城へ向かう馬車の中で貴族学院に通っていた当時を思い出していた。侯爵家の次男であり多才で見目麗しいテオドール・ライデンシャフトと、お付き合いをしていた頃の思い出だ。お付き合いとはいっても、二人は愛し合っていた訳ではない。フリーデン伯爵家有する騎士団の威光を借りたかったテオドールと、密かに彼に憧れていたサマンサがただ形だけのお付き合いをしていただけにすぎないのだ。二人の間には愛憎劇などなく、サマンサの儚い青い春は卒業と共に綺麗に散った。
……その
筈だったのだけれど、悪逆非道な竜を退治したテオドールは何故かサマンサを報奨に選んだのだという。既に婚約者がいたサマンサは、王命にてその婚約を挿げ替えられた。あまりにも意味が分からない。サマンサとテオドールの間には、本当に何もなかったのだ。王命には逆らえないし、逆らうつもりもないがせめてこの困惑を作り出した原因は突き止めなければならないだろう。サマンサは難しい顔をしている兄を横目に静かにそう決意した。
自覚なしさっぱり愛され令嬢が、ちょっと病んでるかもしれない英雄に愛をぶつけられる話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 22:14:16
25871文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:23540pt 評価ポイント:19596pt
おじさんは臭い、汚い、ウルサイ。 最初に口にした者は、軽いジョークのつもりだっただろう。 しかし、それが事実に変わるのにそれほど時間は掛からなかった。
実の娘はもちろん、妻でさえ夫の身に付けていた物は、鼻を摘んで指先だけで持つようになった。 テレビでは、おじさん達の臭いを消す洗剤のコマーシャルが当たり前に流された。
父親をバカにしていた息子達は、次は自分の順番だと気付くことは無かった、自分が父親と同じ歳になるまで。
おじさんの犯罪者はいた、しかし全ての犯罪者がおじさん
だった訳ではない。 人の気分を損ねることは、年齢性別に関係なく誰にでもある。 しかし、おじさんは気分を損ねる全ての原因とされた。
ハラスメントの誕生である。
おじさん達の地位は落ち、肩身が狭い中で暮らし続けることになった。 だが、それでも満足しない者たちがいた。 ブサイクに話しかけられると気分が悪い、デブは視界に入ると気持ちが悪い、そう言い出した。
言葉はやがて条例となり、法律となった。 新迷惑防止法が制定された。
世の中から必要無いとされたオジサン達は、それでもしぶとく生きていた。 そんな時、他の惑星から来訪者が現れた。 彼女達はおじさん達を見ても、臭いとも汚いとも言わなかった。
おじさん達は、自らの意志で彼女達の惑星への移住を決めた。 おじさん達は必要ないと言われ続けた地球から、銀河へと生活の場を移したのだ。 おじさん達は銀河で輝く星となるのか、それとも星屑となって消えるのか。
これは、そんな時代に生きていた一人のおじさんの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 01:00:00
129235文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:36pt
虐めもなく、受験に失敗にした訳ではない。ただ流れに任せてニートになった男、日野義政。
新作のゲームを買いに久方ぶりの外出をした矢先、不幸な事故に巻き込まれる。
だが男は転生した。魔法のある、異世界に。
だが男はなかった。普通ならある、魔力が。
失意の彼は、更なる事件に巻き込まれる。巻き込まれた先で、彼は手にした。
「ああ、俺にだって出来たさ。護りたい人は」
最終更新:2023-12-18 22:59:34
197195文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:42pt
作:まんじ(榊与一)
ハイファンタジー
連載
N0672IN
誰からも愛される事無く、悪女としてきたアレーヌ・ビ・アクセレイ侯爵令嬢。
彼女は皇子殺害の罪で処刑される運命にあった。
確かに彼女に大きな問題があったのは確かだ。
だが、彼女を取り巻く者達に問題が無かった訳ではない。
「私をこんな風にした者達に!苦痛と罰を!!」
そう神に言い残し、薄暗い牢の中で自害した彼女の願いを、神は聞き届けた。
神は時間を巻き戻し、怒りと憎しみで消滅してしまったアレーヌの魂の代わりに、異世界人の魂を宿らせる。
その魂に与えられた使命は一つ。
彼女
を裏切り、追い詰めた者達への報復だった。
この物語はアレーヌへと転生した山田太郎(32歳)が、彼女の報復を執行する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 19:28:11
48270文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:4182pt 評価ポイント:2314pt
「く....!! 殺せっ!」
と、由緒ある伝統的な台詞を幾度となく吐かれる。
幾たびの戦場を歩きながら、今まで一人も殺めなかった女騎士、テシン・マサーカー。
噂に尾鰭が付き、果ては破壊神とまで呼ばれてしまう彼女。
当然、そんな猛者の彼女に交際相手が現れる事なく、周りの人達からあらぬ誤解受ける不遇な毎日を過ごしていた。
そんなある日のこと、王様から呼び出された彼女は、反乱軍の存在を明かされてしまう。
王国は平和そのものだが、周辺国は決してただで笑顔を振りまいてる訳ではない
のだ。
いつ王様の寝首を掻いてやろうと、必死に策を張り巡らせているのである。
「テシンよ、其方に暗殺の任を与える」
周辺国を調査し、憎っくき反乱軍を殲滅してこいと言うのだ!
日々の激務に疲れ果てていた彼女は、これはチャンスだと思い、出来るだけ帰らない様に遠回りの道を選び続けるのだが...?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 17:11:19
13458文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
王子が婚約者様と婚約破棄して私と結婚!? 無理無理! それに婚約者様めちゃくちゃ私の事睨んでるからちびりそう!
……って、え? 睨んでいたのは王子のこと? 本当に好きなのは私?
……………私!?
最終更新:2023-12-13 18:28:00
6918文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:300pt 評価ポイント:270pt
突然ゲームの世界に入り込んでしまった馬渕翼は、最終関門である神域ダンジョンの最奥部で、狂信者の幹部オシリスを追いかけゲートを潜る。なんとゲートの先は元の世界。なのだが元の世界であっても、翼の知る世界とは大きく異なっていた。
それから3年の歳月が流れ翼は最強の探索者として、変わり果てた世界に君臨する。
その頃、世界には«覚醒者»があふれそれに伴い探索者も激増する。探索者とは世界中に出現するダンジョンを攻略し、アイテムや素材を売却し生計を立てる者達の総称だ。
しかし覚醒
したからと言って、全ての人間が喜べる訳ではない。最弱のF級覚醒者佐藤響は、翼に褒められた事がきっかけで最弱ながら探索者として生きていくことを決意。響はいつも通り最低ランクE級ダンジョンの攻略に行くと、転移トラップにかかってしまう。命からがらそのダンジョンをクリアすると、報酬として変わったスキル【目目連】を獲得し──?
最弱から始まる廃課金ゲーマーのダンジョン攻略~最弱キャラに転生したけど、知識と経験があるので最強です~
の続編ですが、こっちから見ても特に問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 19:09:52
238544文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:3726pt 評価ポイント:1908pt
ゾンビが世界に充満したのは今や昔。画期的な対抗策が編み出されてから、人々の生活は元の状態を取り戻しつつあった。しかし危険がなくなった訳ではない。定期的な大掛かりな「狩り」に人々は熱中する。特にゾンビが充満していた時代の恐怖を知らぬ若者たちはのめり込む。
最終更新:2023-11-23 21:00:45
1208文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
女の醜悪な側面が、ラジオを通じて流れてくる。
自分が気持ちよくなる為に、平気で相手を貶す。
やはり受け入れられない。
隣人はそれを聞いてほくそ笑む。
『五十点だね、その回答。真髄は他にある』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
一緒になって悪口言う必要はないんですよ。
別に悪口一緒に言いたい訳ではないのですから。
本質が突けてない。と思った過去の話。
最終更新:2023-11-20 18:12:51
850文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
樋山 誠(ひやま まこと)、29歳。今の会社に勤めて6年…。決して仕事がつまらない訳ではない。やりがいもある。
…ある。
……あった。
………あった、はず。
そんな男の、ゆるやかな日々。
世間に負けず、上司にも負けず。今日も頭を下げ、愛想を振りまき頑張ります。
最終更新:2023-11-14 01:56:50
16683文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:CHU.SE
ハイファンタジー
連載
N2498IH
時代はすでに自由に異世界に飛べるまで進歩した。
もう一つの自分の魂の入れ物、アバターが異世界にあり、専用の施設で自由に魂を行き来する事が出来る。
そんな魔導科学の進歩した世代で生まれ育った俺、雨宮アマタは過去の事故を引きずり、15歳にして異世界へ行く唯一の手段アバターにログインする事が出来なくなる。
そのきっかけは長年一緒にパーティを組んでいた仲間からの追放だった。
「どんどん強くなって行く俺たち、それに対してどんどん弱くなって行くお前。もう一緒に活動して行くのは限界だ
なって。」
つまり、「会社を辞めろ。」という事だった。
精神的に追い詰められた俺は気を失ってしまう。
目が覚めて医師に告げられ言葉はアバターへのログイン禁止の宣告だった。
誰もが異世界に飛べるのに、俺だけが異世界へ飛べない。誰よりも異世界に憧れていた俺にとってこれは死以上の苦しみだった。
ドン底に落ちた俺は最後の希望に縋り付くように異世界での魂の入れ物アバターへの接続に試みる。
<貴方にまだ見ぬ世界をプレゼントします。ようこそ異世界へ。>
不思議なアナウンスと共にエラーが発生。俺は強制退出となった。
永遠にアバターに接続出来ない身体になったと思っていた。
この日から俺は奇妙な現象に巻き込まれる。
目を覚ますと俺はエルフの少女だった。
神降しの儀式という話なのだが、このエルフ達は間違えて人間の俺を異世界召喚してしまったのだ。
しかもエルフの少女の身体を乗っ取った訳ではない、
「これから、よろしくお願いしますね、神様。」
と、身体の持ち主であるチユの意識は残ってる。一体どうすれば良いのか。
ドタバタしながらも、俺、雨宮アマタはエルフの村の改造に取り掛かる。
もう二度と元の世界には戻れないかも知れない。
そう思った晩の話、眠れば、そこは人間界。自分の身体で目を覚ます。
でも何故か自分の意思では身体を動かす事は出来ずエルフの少女、チユが人間界で大暴れするのだ。
人間界と異世界を交互に行き来する内に雨宮アマタは無自覚に奇跡を起こしまくって行く。
それは神の偉業となんら変わらない事なのだが、当の本人は無頓着。
また今日も雨宮アマタはやらかして行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 19:00:00
345922文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:105pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:16pt
特段何かを頑張った訳ではない。自分から行動した事もない。常に他力本願、ことなかれ主義。
求め過ぎると疲れ果てて燃え尽きてしまう君へ、小休止をあげようね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
頑張った絶頂期は中学です。
それ以降は何一つ頑張ってません。
最終更新:2023-10-18 19:41:13
994文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私たちは普通の恋ができない。
絶対幸せになんかなれない。
絶対誰かを傷つける。
恋したくて恋した訳ではない。決して。
でも私たちは恋の衝動には逆らえない。
歪みきった愛が私たちを捕まえて、離してなんかくれない。
私たちはその恋にけりをつけたはずだった。あの夏ごと全部。彼女との記憶も、ひと夏の思い出も全部まとめて。
それでも夏は私たちを許さない。目をそらすことを許さない。普通の生活に戻ることを許してはくれない。
強大な力をもって、私たちの眼前にあの夏をつきつけてくる。
もう思い出すことさえ苦痛の、あの呪われた一日を。
これは私、高橋花の視点で描かれる物語。
腐って、腐りきってとうに膿んでしまった恋を、尽くせる限りの言葉で紡ぐ物語。
見たい人だけ見てくれればいいと思ってる。半端な気持ちでページをめくらないでほしい
君ももう、普通の恋なんかできなくなっちゃうから。
私からの、私たちからの呪い。
受け取ってくれる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 12:08:35
6698文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「村田、何度言ったらわかるんだ」
村田は、挨拶が小さい。
上級生を前にして、きちんと挨拶をしないことはマナーに反する。そのため厳しく指導する必要がある。
下級生の教育は、上級生の責務である。
指導が終わると、村田は地べたに膝をついて、頭を抱えた。
呼吸が荒い。
「ごめんないごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
こちらは謝罪を要求している訳ではない。
改善を要求しているのだ。
その点についても、厳しく指導する必要がある。
私は、村田が大きな声で挨拶出来るまで丁寧に指導し続けた
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 23:02:09
906文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
アリックス・リードは二十三歳になる子爵令嬢。若い頃、婚約に失敗して行き遅れになった彼女は、王妃付きの女官をしていた。結婚願望ゼロの彼女にとある人物との結婚話が舞い込む。そのお相手とは、社交界きっての貴公子であるオエル・ブリトニー伯爵。両親を早くに亡くし、爵位を若くして継いだ彼は、超有望物件。ただし遊び人として有名だった。だからと言う訳ではないが伯爵は未だに独身。結婚する気配すらなかった。それもそのはず、伯爵本人が結婚する気が全くないのだから。
そんな伯爵との結婚に疑問を感じる
アリックス。実はこの結婚は彼女の兄が持ってきたもの。実は、兄と伯爵は学友。色々な思惑アリの結婚話。一見、アリックスには全くメリットのない結婚と思われた。だが、彼女はこの結婚を承諾する。契約結婚として・・・。
何故、彼女は契約結婚を承諾したのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 21:00:00
28836文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:5872pt 評価ポイント:4456pt
酸素濃度低下による大量絶滅後の地球。生態系は回復の途上にあったが、一度絶滅した野生動物たちがこの世界に戻ってくることはなかった。
行き過ぎたテクノロジー依存と自然破壊への反省から、一部の人間は新たなる生き方を模索していた。それは絶滅動物のDNAを自らのゲノムに組み込み、人間と動物のハイブリッド、再野生化人(リワイルダー)に生まれ変わり、野生の世界で生きる道だった。それは閉塞感に満ちた文明社会に生きる人々にとって魅力的な選択肢になっていた。
しかし、誰もが気軽にリワイルダ
ーになれる訳ではない。リワイルダー志願者は事前のトライアルで野生での生存能力と覚悟のほどを審査され、それにパスしなければならないのだ。トライアルの回数は五回まで。
リワイルダー志願者のロウジは、今回、イノシシのリワイルダーとして三度目のトライアルに再挑戦しようとしていた。彼はリワイルダーとなることができるのだろうか(全三話)。
※この作品は第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作し、pixivで発表した作品「リワイルディング・トライアル」を改題の上、加筆修正したものです。
https://www.pixiv.net/novel/contest/sanacon3」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 17:32:25
9010文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:132pt 評価ポイント:106pt
作:路帰(じき)
ヒューマンドラマ
短編
N2831IJ
組から破門を受けた暁烏、懇意にしていた刑事の在塚と名古屋で再会を果たす。
暁烏の人生譚は枯れた訳ではない。
どうやらここから始まるようだ。
最終更新:2023-08-15 13:28:17
1684文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
一ヶ月前に婚約破棄された侯爵令嬢エルテと、美貌で知られる騎士アーカムは複雑な事情で
婚姻することとなった。
初夜の晩、「彼には愛する人がいると聞いたことがある。もしかしたら
わたくしは愛されることがないのかも……」と悩んでいたエルテの前に現れた
アーカムはこう宣言した。
「君を愛することはない、という訳ではない」
……どういうことですの?
「なぜなら初対面→すぐに結婚→そして初夜。あっという間で、ちょっと心の準備ができていない」
「あらまあ」
「だから、お互いをよく知る
ことから始めよう」
割と天然な『氷騎士』と繊細なのにちょっとだけ腹黒い侯爵令嬢のほのぼの生活。
ざまぁもちょっとあります、はんごろし程度。
好評頂いた前後編の作品を諸事情あってボリュームアップさせていただきました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 13:23:14
64947文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:6462pt 評価ポイント:4592pt
僕はある日、家出をした。
間違っても家出をしたのであって、追い出された訳ではないのでそこは勘違いしないでね。
慣れない路上生活で四苦八苦したり、優しく出会いあり、優しくない出会いあり、寒さに耐え、暑さを乗り越え。雨ニモマケズ、風が気持ちよかったりと。
そんな僕の『路上の伝説』と呼ばれるようになるまでの、愛と涙のハートフルストーリー。
まあ、『路上の伝説』と呼ばれる日はこないんだけどね。
とりあえず、僕の勇姿を見たかったら見ても良いよ〜。
最終更新:2023-08-02 00:00:00
3118文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ちょっとびっくりされるかも知れないのですが、私は、普段、NHKラジオをよく聴いていて、年末年始、誰が出ているか、メモしていたら、何だか、やめられなくなりました。特に、何かの役に立つ訳ではないと思うのですが、日常の広い意味での日記みたいなものとして、私自身のため、記録します。
最終更新:2023-08-01 06:24:23
14539文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:アジン・モンムススキー
ハイファンタジー
連載
N5849DJ
中網好也は、目を覚ますと何もない白い空間に横たわっていた。
そこに現れる異世界の女神様。異世界の危機的状況を救うため、ネット小説の異世界転生モノを愛読していた好也に目をつけ、転生を求める女神様だったが、好也はにべもなく断る。
異世界転生モノを愛読していながら、異世界転生を断る。
矛盾したその対応に、女神様が理由を尋ねると、好也答えて曰く。
「だって異世界にはインターネットないし」
確かに異世界転生は魅力的だったが、ネット依存症の好也にとっては、ネットができ
なくなる事の方が由々しき問題だったのだ。
ならば別の人間の魂を、とはならなかった。
好也の魂は、まさか断られるなどとは思ってもみなかった女神様によって、異世界を救う力と一緒に既にとある加工が施されており、今更地球に戻す訳にはいかなかったのだ。
女神様の説得や紆余曲折を経て、好也は異世界でもネットのような事ができるスキルを貰える事を条件に、転生を了承した。
別に異世界に興味がない訳ではないので、たとえ少しばかり機能が劣っても、ネットができて異世界転生もできるのであれば、何の問題もなかったのである。
こうして、好きな時にネット(のような事)ができる、好也の異世界転生ライフが幕を開けた。
良く居る小心者のクズで、ダメ男でもあるネット依存症の主人公が、異世界に転生してチートスキル無双する話……のつもりで書いております。
この属性の主人公に不快感を感じる方は、ご遠慮いただいた方が良いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 18:00:00
259780文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:115pt 評価ポイント:41pt
死んでしまうとは情けない!
未知なる魔大陸に乗り込み、悪辣な魔纏楼を攻略し、凶悪な魔世将を封じ込め。
史上最悪の魔王を討伐する為、あらゆる困難を排してきた勇者ら一党。
しかし、肝心の魔王ノーラ・トスケイナには力及ばず全滅してしまった。
仲間の魂と共に『時間転遷(タイムリープ)』によって18年前の過去に戻り、自分の体に魂を宿した勇者は、再び行動を起こそうとするのだが……。
16年後、仲間の中で最も早くに『勇者と目を合わせる』という、体に宿る魂に刻まれた未来の
記憶を思い出す条件を満たした聖徒キーセラ。
彼女の目の前にいる人物、勇者カサギは――
――要介護な人物になっていた!?
魔王に敗れた際に魂に傷を負い、立つこともままならない史上最弱の勇者に変わり果てたカサギ。
だがどうやら魔王討伐を諦めた訳ではないようで……
「敗北とは! 敗北とは進歩のない失敗を無為に重ね、それを漫然と受け入れることだ!
つまりはこのカサギに敗北はあり得ないっつーことだぜーーッ!」
とは言え歩けないカサギは移動方法からして困難を極める。
苦肉の策で旅を始めるも、まだカサギが勇者だと公表されていないことが祟って色々な問題にぶつかっていく。
立て続けに起きる前回とは違う出来事や、魔大陸が放つ不穏な気配、勇者の魂に起きた異変。
そしてそれらに屈するどころかむしろ四方八方にケンカを売って回るカサギと……心労の絶えないキーセラ。
「おめーにくれてやる物はこの言葉だけで十分だッ、あばよォォッ!」
「じ、自分のお尻も拭けないのにどうしてこう騒ぎばかり……」
人類種の滅亡が先か、魔王が倒すのが先か、はたまたキーセラの胃に穴が開くのが先か―――。
やがては世界を変えるこの物語の行く末をその目で見届けろ!!
※大陸ストレリチアにある六つの都市――王領都市、神興都市、魔導都市、原生都市、産業都市、魄滝都市――で準備を整えるパートと、魔大陸でのエリア攻略式ボスラッシュのパート、その後で魔王と対峙する予定です。
※基本的にどの章も『冒険』『再会または出会い』『介護シーン』『困難に遭遇』『機転と策で打破』『決めポーズ』の要素を形を変えて、かつ段々と大規模にして進むつもりです。
※キーワードにあるようにタイムリープ物ですが、そう何回もタイムリープしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 00:00:00
207520文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:558pt 評価ポイント:316pt
作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリの星』二巻 6/30発売
現実世界[恋愛]
短編
N4789II
「すればいいんでしょ! 課金! ね!」
俺――高校生の森崎神秀(じんしゅう)は、仕事で家に寄り付かない両親の代わりに、隣に住む御厨さんの庇護の下で暮らし、その娘である御厨楓夏さんと、まるで姉弟のように育てられた。そのご両親が田舎に引っ越すとき、俺は家事など何も出来ないダメダメな楓夏さんの代わりに進んで家事をかって出るようになり、高校一年となった今では、御厨家の家事一切を取り仕切る人間となっていた。
だが、顔と体以外はものぐさで不器用な楓夏さんは、いつしか「課金」という名
のキスひとつで俺に様々な雑用を押し付けてくるようになり、俺はイヤイヤながら――という訳ではないにせよ、楓夏さんに「課金」されては、様々な雑用・面倒事をこなす生活を続けていた。
けれどある日、楓夏さんが町中でナンパされているところを「課金」で助けたことから、今まで幼馴染でしかなかった俺たちの関係が、単なる「課金」でしかなかったその行為が、徐々に「重課金」に変化していって――。カクヨムにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 12:04:13
14155文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:1440pt 評価ポイント:1178pt
時は二十ニ世紀。二十一世紀末期に発明されたアクティブスーツは人類の希望の星になり得ていた。
アクティブスーツは期待を一身に背負い、災害を始め、医療、運送に介護と様々な人の役に立った。それこそ身に纏った人をヒーローにしてくれた。
だがそんな便利なアクティブスーツに魔の手が迫り、それを悪用する組織が現れたのである。
悪の手によって良い物であっても法律は書き換えられ、アクティブスーツを一般人が使う事は禁止されたのだった——
そしてこれを機に、戦隊ヒーロー時代が訪れる
事になる。
様々な悪の組織が跳梁跋扈するようになった世界で、悪の組織に対抗出来る手段の一つとして戦隊ヒーローは大活躍を果たし、知名度を飛躍的に向上させたのである。
ヒーロー、それは己の信念の名の元に正義を執行する者
ヒーロー、それは己の情念の名の元に正義を代行する者
ヒーロー、それは己の理念の名の元に悪の執行を妨げる者
ヒーロー、それは己の一念の名の元に人々の笑顔を護りし者
ヒーロー、それは己の俗念を捨て献身的に人々の生活を護る者
話しは変わって……
五人組戦隊ヒーロー、多分戦隊ジャスティスファイブの一員で、「セイギノミカタ」だった俺は、ある時を境にしてクビになった……。
いや、正確にはジャスティスファイブは解散させられた。それもスポンサーから一方的に……だ。
クビになった俺達は各々それぞれが、“元”仲間達に連絡を取る事もせず、自由気ままに暮らして日々を謳歌していた。
たとえそれがヒキニートやホームレスであったとしても、謳歌していた事に変わりは無い。
しかしある時、五人は(恐らく)ほぼ同時に謎の光に包まれる事になる。そして日本にいたハズの五人はそれぞれ見知らぬ場所にいた……。
五人が一緒にいた訳ではないので、本当に同時だったかは分からない。だから「恐らく」であり、「多分」であり、「メイビー」でしかない、「ファニー」な情報だ。
——これは、謎の光に包まれた五人が紆余曲折を経て、再びまみえるまでを描く「セイギ」に満ちた物語。
——これは、再びまみえた後、世界の闇に立ち向かって行く「セイギノミカタ」の物語。
「セイギ」とは何か?「ヒーロー」とは一体何か?を五人の視点から描く問題作、ここに推参!
全ては愛と勇気とエロの名の元に……(多分)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 18:00:00
232639文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
異世界に転生した訳ではない。異世界に住む一人の巻き込まれし子供の復讐劇だ。父親のした神殺しに対する理不尽すぎる判決、それは一族全員貧民終身刑。その理不尽な判決を下した国、そしてその原因である父を殺す事を目標とした子どもの話。第1章、1話。
最終更新:2023-07-23 22:28:10
9703文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
自分の創作世界のことは自分が一番思い入れている。
それは我が子も同然であり、人生を共に歩んできた戦友であり、こうあれと願う理想である。
私も創作者として〈七神剣の森〉という小説を一本仕上げた。
この小説は中学一年生の時に当時の友人と夢想していた小説〈seven〉の世界を土台に、実に二十年間の休眠期間を経て突然日の目を見たものだ。当然二十年間毎日創作のことを考えていた訳ではないが、それでも思い入れはひとしおのものがある。
ところで、七神剣の森に登場するメインキャラクターは少年
少女達だ。だから、「意識してる内心」と「本当の気持ち」が乖離しがちで、後者まで書くとクドいから殆ど描写できてない(いちいち書いてたら文字数が倍増する)。勿論ヒントは置くが、直接描写をせず読者に心情の解読を丸投げしている部分が多く、それは良くない態度かもしれないと最近反省する機会があった。
そこで、作者である私自身が、創作物〈七神剣の森〉のキャラクター設定意図やストーリー展開の副音声的な解説などをこちらでしていこうと思う。現時点で七神剣の森に興味がある方も無い方も、本作の記述に触れてちらっと小説本編の該当箇所を読んでみようかな、と思っていただけたなら幸いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 21:12:53
2111文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
記憶が宝石となって消え落ちてしまう奇病「結晶解離病」が確認された。
発症数が少なく、研究は遅々として進まない、誰もがなりうるけれど誰もが選ばれる訳ではない、そんな厄介な病気だった。
主人公尾上光輔は、両親が同時に結晶解離病を発病してしまう、協力し合い助け合いながらこの病気と戦うも、やがて二人の記憶から同時に光輔は消えてしまった。
両親と自分を責め、心の中の殺人を経験した光輔は、心の病を負い世界と自分に線を引いてしまう。
光輔は結晶解離病に取り憑かれたように固執し、答え
のない答えを追い続けていた。
ある日、クラスの人気者である五十嵐雫という女子生徒が宣言する「自分は結晶解離病を発症した」と。
雫との出会いから少しずつ世界との関わりを取り戻していく光輔、それとは逆に失う事の恐ろしさを知る雫、二人は次第に互いを知り合い、欠けたものを補うように絆を深めていく。
記憶を巡り繰り広げられる、消失と再生の物語。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 20:51:00
271069文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
一人の人間を一個人として判断する要因は何だろうか。
見た目だろうか。性格だろうか。記憶だろうか。
もし、全てが同一な並行世界が存在するとして、並行世界に暮らすもう一人の自分は、自分自身と同じ人間と言えるのだろうか。
これは、二つの世界を渡る若者たちの、二つの世界と自分自身を巡る一夏の物語。
男子高生の高橋尚也は、幼馴染である秋元鈴鹿の様子がおかしい事に気が付いた。
具体的に変な点がある訳ではない。見た目も、行動も、性格も、全ては普段と変わらない。
説明は出来な
いが、不思議と彼女が彼女でないように感じたのだ。
日に日に増していく疑問に、彼は耐え切れなくなり、ついに彼女に疑問をぶつけようと考えた。
それが全ての始まりだった。
それがきっかけとなり、彼は世界の秘密を知る事になるのだった。
これは、友達思いの二人の主人公。
そして、二人の幼馴染ともう二人の幼馴染の一夏の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 21:00:00
119417文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
不確かなものだけれども信じていたい。
不確かなものだけれども無くてはならない。
不確かなものだけれども不実な訳ではない。
最終更新:2023-06-18 00:40:47
327文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:56pt
検索結果:398 件