-解放感- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:42 件
1
ダニエル・ブラック伯爵令息は幼少期に訳ありの王女殿下であるローズメリアの婚約者となった。
「ごめんなさい……! でも私、真実の愛を知ってしまったの!!」
そう宣う王女殿下。そして婚約破棄。
それはともかく、すぐに辺境伯家に婿入りすることになってしまったのはどうなんだ……そう思いながらも、馬車に揺られて辺境伯家へ。
結婚相手は『アマゾネス』という噂の令嬢アデレード。
だが自分こそ所詮はモブ的見た目とスペック、という自覚のあるダニエル。見た目などいいから、良識さえあればいい。多分
愛せる。
乙女脳王女殿下のお守りに疲弊していたダニエルが望むのは、平穏な日々のみ。辺境伯邸までの長い道中、解放感と心地好い空気に疲れた心を癒していたものの、それはただの現実逃避。結局のところ格上への突然の婿入りである。
自分は良くても相手はどうなのか。婿入り先で虐げられやしないだろうか……と徐々に不安になっていく中、ようやく入った辺境伯領。
案内役として現れたのは物凄いイケメン。
「僕はロマンス小説のヒロインか!?」
それは、ウッカリあらすじでタイトル回収してしまうほど。
襲い掛かる魔獣に、なかなか会えない未来の妻。
次々浴びせられる辺境の洗礼に、か弱い都会っ子のダニエルはどう立ち向かうのか?!
※世界観はユルユルです。
※ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 00:00:00
218592文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:3614pt 評価ポイント:2296pt
作:御手々ぽんた
ハイファンタジー
連載
N9158GN
錬金術協会で働くルスト。錬金術の基礎研究を専門としていたが、役人上がりの錬金術協会の協会長は基礎研究の重要性を理解せず、研究予算は削られる一方。
ルストは他の課の錬金術師達が錬成で使う、基礎素材の準備を雑用として押し付けられる日々だった。
そんなある日、ついに来期の予算はゼロ、基礎研究課は解体すると協会長から告知されてしまう。
たまたま同じ日に学生時代の女友達から、辺境での領地開発を手伝わないか誘われたルストは、このまま協会にいても未来はないと、退職を決意する。
実はルストは世界でも最高峰の錬金術の使い手。その錬成した基礎素材は、他では手に入らない最高ランクの物だった。その高品質の素材は錬金術協会で作られる、あらゆる物に欠かせなくなっていて。当然、ルストの退職した後の錬金術協会はすぐに大混乱になってしまう。
ルストはそんな協会からの解放感を胸に、辺境で生き生きと活躍する事となる。
・2020/10/22 日間一位
・2020/10/27 週間一位
・2020/11/17 月間三位
・皆様の応援のおかげで書籍化決まりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 12:36:01
591029文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:170740pt 評価ポイント:86164pt
なんでもない世界のとある日。
全てを終わらせた一人の会社員がいた。
変化に恐怖し、人との関わりにも疲れていた彼は、落ちていく中、久方ぶりの解放感を感じた。
「これで終われる」
——そう思っていたのに。
なんでまた人生が始まってるんだよぉぉぉ!!!
最終更新:2023-09-23 16:53:03
118406文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:8pt
死んだ、死んだ。
抜け殻見下ろしそう思った。
だが込み上げる解放感にそう長くはその場に留まろうと考えなかった。
傷みも不自由もない。良い気分だ。
浮かび上がり空を泳いだ。
笑い、笑い、喜びを体現してみせた。
カラスの一鳴き……それでふと我に返り自重した。
でもまた笑い、夜空を泳ぐ。
星を見上げそして……ふと寂しくなった。
最終更新:2023-09-04 12:00:00
445文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
エリクシア王国の孤児だったケリンは、今まで入っていたギルドから追放される。
だが、ケリンは剣士だったため、扱いが酷かったこともあり、解放感に満ちていた。
そこでケリンは心機一転に、隣国でやりなおす事にした。
そこで少女からギルドの誘いが来たことで、彼の成り上がりの冒険譚が幕を開ける。
【この作品は「ノベリズム」にて先行して公開しているものです。 この度「小説家になろう」でも公開しました】
最終更新:2023-07-03 12:00:00
140386文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:642pt 評価ポイント:356pt
突然両親が海外に行く事になり、戸惑い半分、解放感半分の男子高校生・稲本幸人の前に現れたのは……えっ、メイド?マジ?あとこの子、やたらおどおどしてるし、ちょっと口悪いし、なんかめっちゃ力強い!!?
そんな二人が織り成す青春ラブ(?)コメ、スタート!
・この作品は、別のペンネームでハーメルンにも掲載しています。
最終更新:2023-02-18 07:13:53
47400文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:28pt
俺は満員電車で通勤している最中、強烈な衝動に駆られた。
会社をサボって海を見に行こう――
衝動に逆らえなかった俺は、本当にそのまま海まで行ってしまう。
不安や解放感を抱きつつ、ビールまで飲んでしまう。
ほろ酔いした俺は同じように海岸にいた人間に話しかける。するとなんとその人は課長だった。
最終更新:2023-01-24 16:35:01
4651文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:4242pt 評価ポイント:3876pt
作:田古みゆう
ヒューマンドラマ
完結済
N0846HZ
興奮と解放感を求めた先に…
--人のものを取ってはいけない
それは、誰もが小さな頃に教えられること。もちろん私も親からきっちりと教えられてきた。しかし、今、私はその教えを全く守っていない。
クッションから顔を離し、ぷはぁと息を吐いた私は口元をだらしなく歪ませて、クッションのファスナーをジジジと開けた。口が開いた瞬間、押し込められていた匂いが微かに匂い立つ。それがまた私の口元を緩ませる。
開いたクッションの口から覗くのは、今日の戦利品。私のお気に入りの匂いがする、真っ
赤なパンティと女児用のピンクの綿のパンツ。
そう。私は、筋金入りの下着泥棒だ--折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 15:00:00
8000文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:燈 歩(alum)
異世界[恋愛]
完結済
N1431HO
ブラック企業に勤めていた27歳の山田ハナコは、帰宅途中に記憶を失い、目覚めるとなぜか唯一の癒しだったノベルゲーム「聖女伝説」の世界に転生していた。会社に出勤しなくていい解放感から喜んだのも束の間、なんとハナコは悪役令嬢のエヴァリアになってしまっていたのだ!
中身は小心者のハナコなのに、話す言葉は全て悪役令嬢らしい言葉に変換されてしまう。このままだとゲーム通りの最悪のシナリオが待っていることに気づいたハナコは、どうにかして生き延びようと決意するが……?
カクヨム、MAGN
ET MACROLINKにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 21:06:58
161962文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:1608pt 評価ポイント:1048pt
就職氷河期を経験して、世の中の見方は多少シリアスにはなりました。
でも、幼い頃には特に不安もなく、希望に満ちていた世代は、若い世代と違ってやり直すハードルが低いと感じます。
それが誰かの迷惑にならない様に、時代とは冷静に距離を持ちたいですね。
最終更新:2022-09-04 00:32:49
313文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:48pt
付き合っていた男と別れて、一人深夜を歩く女子。
寂しさと解放感のあいだにある曖昧な夜に、終わってしまった恋を、ただ分析しながら。
あなたが昨日すれ違った女の子は、もしかしたらこんな女の子だったのかも知れません。
※以前作ったアカウントで公開していた作品の再掲載
最終更新:2022-07-23 17:27:12
998文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
カラカラと笑い袋のように笑っていたのに、笑い終えた瞬間何故笑っていたのか忘れてしまう。
子どもの姿を見た瞬間何故か涙が溢れる。
唐突な虚無感、そして突如訪れる解放感。
眠れない。
夢から覚めたばかりのはずなのに、現実を生きていた気がする。
鬱患者と自称するのは烏滸がましい。
そんな人に記した【二重人格のつくりかた】
※【二重人格のつくりかた】初級編という作品も投稿しているためそちらを先に読むことをお勧めします。
キーワード:
最終更新:2022-07-18 21:34:10
1856文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
窮屈な日常に嫌気がさし、旅に出たいと思うようになった高校二年生、高橋 翔(たかはし かける)
ある日、翔は親と喧嘩し一人旅を決行する。
貯金をおろし、さぁ旅に出るぞと駅に向かった矢先、翔はクラスメイトにして孤高の美少女、七瀬 涼帆(ななせ りほ)と遭遇。
生きる事がめんどくさくなったと言う七瀬に翔が「旅に出よう!」と提案したことから、二人の旅が始まった。
日本各地の名所を訪れ、美味しいものを食べ、ぶらぶら旅をするふたり。
旅先で様々な人々と出会い、別れを繰り返すうちに、七瀬の
心境に少しずつ変化が訪れていき──。
息苦しい日常を送る全ての人たちに捧ぐ、解放感120%のぶらり旅ラブコメ!
・完結まで書き溜めあるので毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 21:00:00
115647文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:14896pt 評価ポイント:9226pt
サラリーマン生活に疲弊し、青春の輝きをしみじみと懐かしむ主人公の姿を通して、何が本当の生き方なのかを見つめ直そうとする大人のためのロマンスです。
物語は同窓会で地方大学の学生寮を訪れた年老いた卒寮生と若く溌溂とした主人公の木村直樹がすれ違う場面で幕を開けます。青春時代には老人の追憶など他人事ですが「自分もいずれはあの歳になって今の自分を懐かしむなんて夢にも思わんもんな」という意味深なセリフを伴うさりげないワンシーが、後々に活きてラストへの伏線となっています。
次に独身サラリー
マンとしての多忙で疲労の色が漂う直樹の現在の様子へと切り替わります。仕事をめぐる次長とのやり取りや、残業後にラーメン屋で同僚と交わされる愚痴の数々、深夜帰宅後に背広のまま寝てしまうシーンの挿入など、サラリーマンには身につまされる場面が続きますが、それにより過酷な日常を離れた福島での同窓会に出席した直樹の解放感がより一層いきいきと伝えられることになります。
ストーリーは、その同窓会があった当日の深夜、直樹がかつての恋人の純子と偶然に再会したことで大きな転換点を迎えます。
大雪のために乗車するはずだった最終の新幹線が大幅に遅れたという展開は東北という地方性を活かすと同時にロマンチックな気分を醸す演出です。そして十数年ぶりの再会の一夜明けた翌日、直樹は東京へ戻る予定を破棄して純子のもとへ向かいます。晴れ渡った空の下、純子を乗せてロードスターを走らせる直樹。雄大な安達太良連峰が非常に印象的であり、仕事だけに活きてきた直樹が自分の人生を取り戻すには相応しく美しい光景であります。
ラストではオープニングシーンが再現されて老人となった直樹と若い直樹の視線が一瞬混ざり合う。若さと老いが交差して深い感慨が沸き起こる瞬間を演出しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 02:42:31
15068文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:来栖もよもよ
異世界[恋愛]
完結済
N7535HN
私は斉木まーぶる(本名:凛々子)、二十六歳。干物女子と言われるような恋愛事には無縁のマンガ家である。徹夜続きで脱稿済ませた解放感で、寝る前に食料を買い込みに外に出て、飛び出した黒猫に驚いて急性心不全で亡くなるが、目覚めたのは異世界のホーウェンという国の魔王城。
黒猫が魔王クレイドその人だったようで、驚かせたのが原因で亡くなってしまい、大変申し訳なかったと謝罪されるが、あちらで生き返らせるのは無理だと言われる。自分が無理を重ねていたせいもあるので、勝手に自分が驚いたぐらいで
死ぬのは自業自得だから気にしないでいいと答える。ただ、弟に会えなかったのが唯一の後悔だったので、せめて弟に一目会えないかと問うと、霊体でも親族なら分かってくれるかも知れない、と弟の元へ。
超がつくほどのシスコンだった弟は、日本に戻ったら半透明の姉でもちゃんと分かってくれ再会を喜ぶが、弟の棚にあったマンガの並ぶ棚(ほぼ姉の)に興味を惹かれた魔王がマンガを読んだことで、私はまーぶる先生と呼ばれ、何故か自分もマンガ家になりたいと目を輝かせるクレイドに、弟と自分が何故か協力する羽目になる。
何故か他の三人の魔王まで加わって、死んでからも何故か忙しいまーぶると、魔王クレイドの師弟&恋愛ドタバタラブコメ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 08:13:39
118036文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:1340pt 評価ポイント:980pt
この異世界には人間、動物を始め様々な種族が存在している。多岐に渡る生物が棲むここは異世界「ソウルエンド」
この世界で一番権力を持っていると言われる王族の“ロックロス家”は、その千年以上続く歴史の中で過去最大のピンチにぶつかっていた。
「―このロックロス家からこんな奴が生まれるとは…!!この歳まで本当に魔力0とは…貴様なんぞ一族の恥だ!出ていけッ!」
ソウルエンドの王でもある父親にそう言われた青年“レイ・ロックロス”。
十六歳の彼はロックロス家の歴史上……いや、人類が初めて
魔力を生み出してから初の“魔力0”の人間だった―。
森羅万象、命ある全てのものに魔力が流れている。その魔力の大きさや強さに変化はあれど魔力0はあり得なかったのだ。
レイの父親は、面子も権力も失ってはならぬと極秘に“養子”を迎えた―。
成績優秀、魔力レベルも高い。見捨てた我が子よりも優秀な養子を存分に可愛がった父。
そして――。
魔力“0”と名前の“レイ”を掛けて魔法学校でも馬鹿にされ成績も一番下の“本当の息子”だったはずのレイ・ロックロスは十六歳になったこの日……遂に家から追放された―。
絶望と悲しみに打ちひしがれる………
事はなく、レイ・ロックロスは清々しい顔で家を出て行った。
「ああ~~~めちゃくちゃいい天気!やっと自由を手に入れたぜ俺は!」
十六年の人生の中で一番解放感を得たこの日。
実はレイには昔から一つ気になっていたことがあった。その真実を探る為レイはある場所へと向かっていたのだが、道中お腹が減ったレイは子供の頃から仲が良い近くの農場でご飯を貰った。
「うめぇ~~!ここの卵かけご飯は最高だぜ!」
しかし、レイが食べたその卵は何と“伝説の古代竜の卵”だった――。
レイの気になっている事とは―?
食べた卵のせいでドラゴンが棲みついた―⁉
縁を切ったはずのロックロス家に隠された秘密とは―。
全ての真相に辿り着く為、レイとドラゴンはほのぼのダンジョンを攻略するつもりがどんどん仲間が増えて力も手にし異世界を脅かす程の最強パーティになっちゃいました。
あまりに強大な力を手にしたレイ達の前に、最高権力のロックロス家が次々と刺客を送り込む。
様々な展開が繰り広げられるファンタジー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 16:18:47
217075文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:742pt 評価ポイント:300pt
両親の夢だった医者になることを託され大学浪人した松永紘明。結局、医学部には入れず挫折感と、親からの解放感を持ちながら、なんとなく大学進学。自由を手に入れた紘明は、夏は自転車旅、冬はスキー三昧。あるとき、日本一過酷という表現を雑誌で見つけ、トレイルランニングを知る。スポーツ選手になりたかったあの頃を思い出し、少しずつ本気になっていった紘明は・・・
最終更新:2022-02-04 11:59:21
62617文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
作:塩屋貝ササゲ
ハイファンタジー
連載
N3630GE
無自覚社畜♀が絶滅した死霊魔術師に転生させられて異世界に巻き込まれていく話。
元教育係のOL佐直汐音。29歳。
教育係を頼まれる前の仕事に復帰するまでのつかの間の休日、ネットの海で懐かしい会社のロゴを見て友人達と夜な夜なゲームに浸っていた学生時代を思い出した。
現在もゲームを作って生き延びていたらしいので悪友たちと懐かしみ談笑したいとダウンロードする。
はたして久々のMMOはまるで別会社なのではと思うほどの技術の向上に始めてもいないのにのめり込んでしまい、じっくりキャラメ
イクをしている汐音は己の身体の変化に気づかない。
各々忙しくしている友人達と、今度は「大人の女」という立場を気にせずまた昔みたいに騒げることを夢見ながら。
日々のストレスから、そして元教育係という肩書に変化した解放感から、逃げるように空けてきたビール缶はまもなく10本に迫ろうとしていた。
これは偶然が重なり死霊魔術師に転生してしまった佐直汐音、もとい「アルマ」の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 11:00:00
129699文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:92pt
小学校から中学校にかけていじめを受けていた影裏辿(かげうらたどる)は、平穏で平和な楽しい学校生活を送ることができず、高校入学前の春休みを迎えた。
胃の痛くなる生活が終わり、もうあんな辛い思いをしなくていいという、もの凄い解放感があった。
夜は快眠、朝はいつもより目覚めがいい。
洗面所で顔を洗うついでに、乱れている髪を整えてから服を着替える。
外に出ると、天気がよく日差しが眩しい。所々桜も咲き始め、花びらが一枚、僕の手元に落ちてくる。気分がいい為、僕はコンビニ
に寄って丘の公園へと足を運ぶことにした。
何を買いに行くのかというと、桜餅とジュースだ。安直だが、桜が咲いているのであればついつい食べたくなるものだろう。公園は、丘を20分ほど登った先にある為、体力のない僕はのどが渇く。だからジュースも一本買っておき、行きながら飲もうと考えている。
コンビニに着くと、先に桜餅がどこに置いてあるかを探す。すると、どうやら最後の一個のようで、置いてあるところに行き手を伸ばす。
だが、伸ばした手は他の人の手と当たり、同じものを手に取ろうとしていた女の子の方を向く。
何の感情も持たないようなデフォルトの無表情で、知的な雰囲気を纏っている。瞳は雨雲のように薄暗く、前髪は眉にかからない程度だが、顎のラインまである横髪。さらに、桜の形をした髪留めをしている。歳の差はほとんど無さそうだった。
桜餅をその女の子に譲り、代わりとしてきなこもちとジュースを買って公園に向かう。
息が上がりながらも登っていき、頂上前にある遊具の広場で一休みする。
日陰のあるベンチに座り、上着を脱いでベンチにかける。
陰にいるおかげか、春風がとても涼しく心地いい。
十分な休憩をとり、もう一踏ん張りと上着を忘れず持って立ち上がる。
すると、どこからかボールがこちらへと転がってくる。
「そこのお兄ちゃ~ん、ボール~」
ボールを拾ってという意思表示なのは分かっていたが、同時に『そこのお兄ちゃんボールな~』と脳内変換され、一瞬どっちの意味かで戸惑う。
そんな中もう一人、男の子の後ろから、女性が追いかけているのを確認する。
「ちょっと! 走ったら転ぶわよって!? うわあああ!」
この二人の出会いが、過去に深く関わっていくのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 09:45:53
28594文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:山川海のすけ
異世界[恋愛]
完結済
N9616HB
高校2年生の少年・五味山宇治(ごみやまうはる)は、五味山一族である。
彼の生まれた五味山一族は、犯罪者の一族で、一族の大半がムショとシャバを行ったり来たりする生活を送っていた。
そんな中、彼は懸命に真面目に生きようとしてきたが、あるとき万引き冤罪を押し付けられて、死ぬ羽目になった。
だが、死の瞬間、彼は異世界に転移し、そこで人生をやり直す事になる。
異世界では彼の一族を知る人も居ない。解放感。
ある日、そこで彼は、ひとりの女性に出会うのだった……
※カクヨムにも投稿してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 14:53:18
113238文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:20pt
作:佐藤ワニィ
ヒューマンドラマ
完結済
N2864HB
中学2年生の僕達は、期末テストが終わった解放感に満ち溢れていた。それなのに、どうして井上君は、簡易裁判所の敷地なんかに飲みかけのコーラのペットボトルを投げ捨てたのだろう。彼の罪は、一体どのくらいの重さなのか。今の僕に分かることは、秋になればきっと、咲き誇るキンモクセイの香りであの出来事を思い出し、もやもやとした気持ちになるだろうということだけだった。
最終更新:2021-07-01 16:50:19
7060文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
昔は解放されることは喜びだったのに
キーワード:
最終更新:2021-06-03 23:00:00
236文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
男爵令嬢に階段から落とされてしまったことから
原作から外れてしまった。
原作から月日が経って目覚めると。
成人済な令嬢になってしまっていた。
卒業パーティ、立食、お酒
原作が終ったことへの解放感から、今日も令嬢は酒を飲む
最終更新:2021-04-25 21:55:26
2814文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:146pt 評価ポイント:132pt
解放感のある詩を作りたかったんです。
僕のお気に入りの詩の1つです。
僕らは輝けるよ!
最終更新:2021-02-02 00:47:16
486文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:冬眠してみたい人
VRゲーム[SF]
連載
N6395GM
苦難の末、手に入れたフルダイブ型のゲーム「プレセペスター」
それを使い銃弾の戯れる世界へ向かう者達の物語
彼らは何を求めそこにきたのか
友人?名誉?現実から解き放たれる解放感?
そんな目的などどうでもいい
このゲームは“それ“さえあれば全員を歓迎してくれる
「人に向かって銃をぶっ放したい‼︎」
そんな少し感性のズレた面白い彼らの血肉沸き立つ世界での物語
最終更新:2020-09-14 14:04:03
312文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ごく普通、というには顔のいい高校二年生の葵。
ある日、自分に失望した葵は自殺をした。
これでようやく窮屈ではなくなる、と安堵感と解放感に包まれた途端、見覚えのない世界にいた。
逃げられなかった、と絶望を感じながらもただどこまでも自分に失望しながらフラフラと彷徨う。
ーーーはずだったのだが、何故か自分に懐き着いてくる青年たち。
その理由は葵の知るはずもない事実、その世界の美醜感覚にあった。
これは、どうしようもなく自分が好きで嫌いな葵とそんな葵が好きな者達の優しく残酷な物語。
最終更新:2020-01-20 18:07:23
1733文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:8pt
プラネタリウムでの出来事
最終更新:2019-11-24 00:35:50
457文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
カラカラと笑い袋のように笑っていたのに、笑い終えた瞬間何故笑っていたのか忘れてしまう。
子どもの姿を見た瞬間何故か涙が溢れる。
唐突な虚無感、そして突如訪れる解放感。
眠れない。
夢から覚めたばかりのはずなのに、現実を生きていた気がする。
鬱患者と自称するのは烏滸がましい。
そんな人に記した【二重人格のつくりかた】
キーワード:
最終更新:2019-08-27 19:10:51
3214文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:164pt 評価ポイント:104pt
辛い人質時代を乗り越え、戻ってきたぜ尾張国。
颯爽と馬を乗りこなして解放感に浸るはずが、尻から転落して気絶。
ついでに前世の記憶が溢れ出した。
なんでだ? 普通は頭を打って、思い出すもんじゃないのか。しかも我ながら山も谷もない平凡なダメ人間として孤独な生を終えたらしい。
生まれ変わって俺、ノブナガ。
気が強いけど美人の嫁がいて、薄幸の美姫が妹とか恵まれすぎだろ。存在自体がチートすぎておっかない。ついでに人生50年で終わらせる気はないから、適当にあがくことにした。
これは内政チ
ートもなければ、武勇で無双もできないヘッポコ転生者がなんとかして安定の老後を手に入れるべく奮闘する物語である。
当シリーズ内に「人物紹介」「小話集」あります。よろしければ
※ろくに調べもせず思いつくまま書いているため、史実や一般諸説と異なる場合が多々あります。ゆるーく見守っていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-02 14:00:00
1195780文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:3611pt 評価ポイント:761pt
解放感と閉塞感を行ったり来たり、どちらかが多すぎてもなんだか不安になりませんか。なりませんか。
でもできれば自由がいいな。
最終更新:2019-01-27 01:05:45
263文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
外はもうすっかり暗かった。ムッとした風が僕らを熱心に誘っている。涼しいコンビニから出てきたものだから、その勧誘はますます強烈に思えてきた。絡みついてしがみついて、何がなんでも離れない。そんな心意気を感じるくらいだ。
「うーん、解放感!」
――それなのに隣の彼女は、やけにすっきりした表情で背筋を気持ち良さそうに伸ばしている。何だかな。あまりにも幸せそうで、僕は思わず毒気を抜かれてしまった。
※自サイト『ゆらり』より転載
最終更新:2019-01-05 09:28:08
1384文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:15pt 評価ポイント:15pt
幼い頃に、母は「私」を疎ましくするだけでなく罵(ののし)るようなことを言ったり無関心でいた。虐待である。一方、弟に対しては不自然な位に溺愛していた。
理不尽で笑顔のない3代で暮らす家庭で育ち、「私」はとても淋しかったが誰にも見えない友人のメアリーが時々慰めてくれていた。
押し入れが一番安心できる場所だったが、自分には居場所というものがない。
そのうえ、学校でも酷いいじめにあい、ずっと孤独だった。
大学進学で1人暮らしするようになり、少し解放感があり自由になれたと思ってい
た。
一方、弟の方では問題が起こるようになる。母の歪んだ愛情が原因で精神科に行くようなこととなるのだが・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-18 00:00:00
27235文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
テストが終わり解放感にひたっている高野憲治(たかの けんじ)テスト明けで今まで我慢していた分長時間ゲームをやっていた主人公。目が疲れたため休憩を兼ねて仮眠をとっていたら次に目を覚ました時戦いっている勇者一行と主人公が作ったNPC達がいた。自分が異世界の人類にとって裏ボス的な立ち位置になってしまった。これから主人公はどういう行動をとるのか。人類VS魔族の血生臭い展開なるかと思いきや自分が作ったNPCとほのぼのな日常をおくる!?
最終更新:2018-05-31 02:08:33
9881文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:36pt
普通の男子高校生、萩谷閏弥。16歳。
小さな頃から姉たちに振り回され、やっとの思いで全寮制の高校に入り、解放感を味わえたのも束の間、同室に現れたのはいかにも問題あり気な美少年だった。
ー待てよ、待てよ、まだ問題児(モンスター)だと決まった訳じゃ無い。そうだ、まずはじっくり観察をだな…
「きゃっ」
およそ、同類の声帯から出ないような甲高い悲鳴に、嫌な予感がした…。
緑茶で濡れたワイシャツから、見てはいけないものを見てしまい、美少年の秘密を知ってしまった彼はー。
「御曹司に逆襲しちゃお♡〜男装で潜入!全寮制の男子校でハチャメチャラブライフ!〜」的なタイトルの乙女ゲームがあったとして、男装した少女と同室になるのが、件の御曹司ではなく、普通の男子だったら、という話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 00:48:00
2192文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
こぢんまりとした集合住宅地区「かりふぉるにあ・ふらっと」。生まれた時からそこに暮らす男子大学生・高石 尚とOL・上原 はなは、長い間、ここの名物・年の差カップルだった。しかし、そんなお似合いだったはずのカップルへと起こった変化が、自分たちはもちろん、他の住民たちへもゆるやかな変化を引き起こす―――素直になれない女子高生の“近所のお兄ちゃん”への片思いSunday、年上彼女へと言いたいことを伝えられない大学生男子のブルーなMonday,腐れ縁の高校生コンビの恋バナTuesday
…夢追う管理人“はらさん”理想の「西海岸ののんびりした解放感が漂うフラット」を舞台に、そこに暮らす人々の少し‘変化した’一週間のお話をお送り致します―――
***基本的にはほのぼの・切ない恋愛&青春&日常ストーリーです。R15は完全なる保険になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-07 10:32:14
24105文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
パラレルシリーズの最終章、夏海・龍太郎・健史の子供たちの物語です。
夏海の長女未来が物語のナビゲータです。
あの衝撃的な事故から9年、夏海の長女未来は、ある出来事から家を出ます。
家から離れた解放感からか、はたまた寂しさからなのか、未来はもう一人の私の夢を見るようになります。
そして、その登場人物は全く同じなのに全然状況の違う世界に、未来は次第に翻弄されていくのです。
この作品はM(Marine side:夏海が母親)とC(Chiffon side:志穂が母親)の二元構成
で、それぞれのサイドを行き来しながら物語を進めて行きます。
混乱される方もおられると思います。あらかじめ、お詫びとお断りをしておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-28 01:54:27
83321文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:22pt
人生で一度も学校生活が楽しいなんて
思ったことがなかった。
太っていることが原因で、ずっと
いじめられていたから友達何て居なかった。
だから高校を卒業した時は表現しきれない
ぐらいの解放感でいっぱいだった。
そして、私のことを知らない場所に
いって自分の人生をやり直したくて
私は家を出ることを決意するが...。
*この物語はワケありな私と
ワケありな四つ葉荘の住人たちによる物語である*
この物語はフィクションであり登場人物及び、建物名等は全て仮名です。
最終更新:2014-02-01 21:04:36
217文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
幻視的解放感の恐るべき眩暈を謳った散文詩。
最終更新:2012-02-20 15:35:29
653文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
放課後になった。
1日が終わったことに対する解放感に包まれた空気の中で僕は……腰が重い…
下を見ると案の定一人の少女がしがみついていた・・・
そんなこんなで今日も僕たちの放課後が始まる。
だけど今日はいつもよりちょっと違くて・・・
最終更新:2011-12-06 00:58:39
3783文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
ルナと愛子は、厳しい女子校の寮生活に嫌気がさして、夜中に脱走する。つかの間の解放感を味わう二人だったが、夕食を食べに立ち寄った定食屋で二人が見たものは…!
最終更新:2011-06-03 17:13:06
8972文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
人間は時間に束縛されている。そんな束縛から解放されようと旅をするが……。旅の途中でふと立ち寄った所にあった解放感とは。
最終更新:2009-12-19 16:08:24
3633文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:69pt 評価ポイント:55pt
雨の日に思い出すのは、解放感と疾走感、ピリピリとした緊張の中胸が熱くなる、あの瞬間。(本文より一部抜粋)※この作品はフィクションです。
最終更新:2007-11-25 02:23:16
991文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
検索結果:42 件
1