ある朝起きると、そこには見知らぬ緑髪・緑目のイケメンが。
「……だ、だれ?」
「私は貴女の幼馴染です」
「わ、私に幼馴染なんていませんけど!?」
平和な日常は、突然現れた自称幼馴染によって終わりを告げる。乙女ゲームの世界に閉じ込められた私は、攻略対象者を攻略するまで、この不思議な世界を延々とループするらしい。
「あの、攻略対象者以外の姿が見えないんですが?」
「ああ、モブに立ち絵はありませんからね」
「モブ!? 立ち絵!?」
常識が通用しない乙女ゲームの世界を脱出するため
に、恋愛経験ゼロな私が、初対面の幼馴染に協力されつつ、イケメンたちの攻略を半泣きになりながら頑張るお話。
※元は同人乙女ゲームのシナリオとして書いたお話です。ゲームは発売されませんでしたが、絵ノベルとしてWEB上に掲載されていたものを改稿しました。(現在、絵ノベルの掲載はありません)
※ストーリーに分岐があります。複数エンディングです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 11:09:11
130846文字
会話率:53%
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