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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:39 件
1
子供の頃から、喫茶店で働くことが夢だった。
大学二年次、夏期休暇の頃。
下宿先として世話になっていた祖父の家で読書をしていると、実家から尋ねてきた弟から一通の手紙を渡された。数年前に失踪して、現在も行方が分からない祖父からの封筒である。
曰く――喫茶店の店舗を用意した。場所は異界である。奇跡と魔術が存在する珍妙奇天烈な世界であるが、驚くなかれ。人生の糧としてくれれば幸いである――とのこと。
手紙に従い、同封された指輪をつけて裏庭にある蔵に行けば――蔵は、確かに異世界
らしき場所に繋がっていた。
驚いたのは、いつのまにか趣ある喫茶店にいたことでも、自由自在に魔法が使えることでもなくて。窓ガラス越しに見える風景――暗い空から静かに降る雪と、青白く光る巨大な満月であった。月光に誘われるように外に出て、何をするわけでもなく月を仰いでいれば、黒馬に乗ったひとりの騎士が通りかかる。
「もし、お嬢様。何をされているのですか」
「月を、見ておりました」
「月光を浴びてはなりません。月蝕病に罹ってしまいます」
「病気、ですか。あの月は悪いものなのですか? あんなにも綺麗で、懐かしいのに」
私の問いに、騎士は肯定も否定もしなかった。少々の間を置いたのち。
「月は、生ける者を惑わし、死せる者を裡に閉ざしてしまう――神の造った楽園です」
とだけ答えた。
その表情は、死別してしまった誰かを深く悼むようでもあり、あるいはその原因となった誰かを心底恨むようでもあり――私は彼の美しい顔に見惚れてしまった。
それが、私と彼の出会いであり――まだ名前すら決まらぬ喫茶店の、初めての客であった。 疲弊していた彼を奇跡で癒したことを契機に、私が聖女であるという評判が広まり、店は次第に賑わっていくが――。
巨大な満月を巡る、のちに聖女と呼ばれる少女と、熱烈な守護者となった騎士の物語。
――――
※あらすじは開発中のものです。実際の内容と異なる場合もあります。ご了承ください。
※この物語は作者の妄想に基づく完全なる虚構です。実在する人物、地名、所属、その他名称において一致があったとしても、創作上の偶然です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 19:42:49
382924文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:115pt
総合ポイント:260pt 評価ポイント:78pt
「異世界に召喚される《いく》んじゃない、こちらから向かう《いく》んだ。
偶然巻き込まれる《てんいする》んじゃない、自力で乗り込む《てんいする》んだ。」
幼馴染の愛の力?の結晶で異世界に行くことになった俺。
異世界あるあるなストーリの中、主人公補正、チート能力で大活躍より大暴走する幼馴染を傍目で観る俺。あれ?主人公って俺じゃあないの?③現実は非情って言葉が脳裡にたびたび浮かびながら送る異世界冒険ストーリー。あ、よくしゃべります、幼馴染が。
※主人公の死後転生のために残酷なこ
とは出てくる予定。え、死ぬの俺?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 20:53:52
789042文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:26pt
外圧に揺らぐ帝国、その裡に燃えゆく騎兵連隊。
最終更新:2024-02-09 18:00:00
570文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
結晶に守護された国と神に守護された国の戦の時代。主人公アザミは己の無力さを嘆いていた、しかしある事件をきっかけに己の裡に宿る力が目覚めてしまう。
最終更新:2023-12-27 16:41:52
30543文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
捕まったメルティナを助けに来たのは、かつて最凶極悪の冒険者として名を馳せた『血霧(ブラッドヘイズ)』だった。
そして神殿で過ごす裡に彼女は自身を巡る異教徒との争いに巻き込まれていく。
「大丈夫。君は、僕が護るよ」
これは、何も守れなかった少年と行き場を無くした乙女が手を取り合う血に塗れた優しい物語。
最終更新:2023-11-21 12:00:00
330060文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
それっぽい見た目にした(?)あらすじ
「貴方が購入するのはどちらですか?」
ここは場末の店「くろたえの庵」。路地裏でひっそりと営まれるのは、街とは隔絶した穏やかな時間。
裡に秘めたる想いは、ときに沈み、ときに凝り、ときに涙するもの。
身を焦がす炎も、心砕ける氷も、或いは震える拳も、気づかぬままにひっそりと佇んでいるのやもしれない。
一人ができることなどたかが知れている。故にただ一助となれば。
手を伸ばした先に求める結末はあるでしょうか。足を進めた先に望みは待っているでしょう
か。
これはただ、彼方が救われるためだけに紡がれる物語。
カジュアルなあらすじ
隠れ家的なお店に駆け込んで、泣いたり愚痴ったり、時には実力行使に出たりしながら、お悩み解決に奔走するお話。
「くろたえの庵」には今日もお客は来やしない。店主は来なくていいとすら思っていた。半ば道楽でやっているこの店は、極一部のリピーターをを除くとわざわざ訪ねてくるような人もいない。外に耳をすましても少し離れ大通りの音が聞こえてくるだけ。わざわざこんなところを尋ねるのは面倒事か変人かのどちらかでしかない。今日も軒先を掃除して、馴染みの顔に挨拶をして終える。そのつもりだったのに。
「こいつどうにかしてくれよ」
「いつものやつお願い」
「ちょっと最近気分変えたくてー」
(うちじゃなくてもよかろうに)
どうやら今日も、厄介事が飛び込んできたようだ。
「いらっしゃいませ。何をお求めで?」
R15は保険の意味合いを含みます。極力表現をぼかすようにはしますが、題材として倫理観・道徳観に問いかけるような内容を予定しております。もし読まれた方でちょっとどうなの、といったご意見等あれば御一報ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 22:00:00
37275文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
初投稿の挨拶に代えて、ほんの3ページにも満たない序文です。
少しでも自分の文章を誰かに読んでもらえればという淡い期待と、これから絶やさず自分の空想した世界を綴っていこうという柔らかな戒めを込めて。
最終更新:2023-09-01 07:00:00
1251文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ひよこメンタル
ローファンタジー
短編
N6427IH
どこにでもいるボッチ大学生、片須輝樹はひょんなことから犬神という妖怪に襲われてしまう。
彼を助けたのは雷を操る刀を持った一人の少女。
彼女は犬神に憑かれた片須を助けるために陰陽師の末裔、土御門燈裡に助力を求めることになってしまうが……。
妖怪と都市伝説が融合した異怪をめぐる青年と少女と陰陽師、三人の物語が始まる――
最終更新:2023-07-06 14:11:20
43686文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
氷の大陸で魔王が目覚めてから五年。
人類と魔族との戦争は激化の一途をたどっていた。
物語の主人公、勇者マハトを中心に、人々は魔族に侵略された都市や領地を奪い返そうと戦いを繰り広げていたが、強大な力を持つ魔族相手に劣勢に立たされていた。
窮地を脱するため、マハト率いる勇者隊は今後の戦いを有利にする、とある街の奪還作戦を決行した。
決死の覚悟で街を取り戻そうとする勇者隊。
だが、彼らの戦いの裏では、別の計画が秘密裡に遂行されていた――。
最終更新:2023-06-26 18:32:09
116152文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:44pt
二二六事件が発生した呪われた日が始まりだった。
2月26日、国境の島・琉洲奈島島警備隊に元自衛隊医官の才谷隆一郎が呼び出された。自衛隊内で起きた原因不明の感染症の診断と治療を秘密裡に依頼をうけていた。琉洲奈島へのフェリーターミナルで彼は不審な女に遭遇する。素足に薄い部屋着、汚れた毛皮のコートをきたあたりかまわず怒鳴り散らす女だった。不吉な感染症事件と大量の段ボール箱。国境の島でバラバラと起きる奇異な出来事。カクヨムにも同じ小説を投稿しています。
(リアル自衛隊に近い行動・表
現となりますが、この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。)架空の捜査権を付与した自衛隊とともに問題解決に当たります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 08:10:49
26399文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:出雲 海道太
ハイファンタジー
完結済
N0603ID
平安時代を生きた天才陰陽師・安倍晴明は、異世界に「落下」してしまう。
そこは呪詛が当たり前に存在する国だった。
晴明は森の中で、家と家族を奪われ、呪詛をかけられた少女・アリアネルと出会う。
苦しむ少女の呪詛を速攻で祓った晴明は、呪詛使いと対決することを決意する。
「呪詛という、祓うべきものが近くにあるのだ。祓わねばなるまいよ」
例え異世界でも、目の前の呪詛は見逃すことはできないのだ。
安倍晴明は異世界の文化に少しずつ順応しつつ、陰陽道の技術、もふもふの式神、そして持ち
前の経験を活かして、呪詛事件を捜査する国家機関「魔術取締官」の一員になることを決める。
そんな晴明たちの前に立ちはだかるのは、呪詛を秘密裡に流通させる「呪詛マフィア」だった! 月夜の晩から始まる陰陽道アクションファンタジー!!
(毎日18~19時頃更新。全て執筆を終えておりますのでエター予定は無いです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 23:35:49
163960文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:112pt 評価ポイント:58pt
村の狩人見習いの少年アカシは幼馴染の少女ナズナと山菜狩りに出かけた先で獣に襲われる。アカシはなんとか獣を撃破するもナズナは両目を失明してしまう。その後、村の風習によりナズナは邪神の封印を持続する為の生贄として選ばれる事となるが、アカシはこれを庇い自ら生贄となることを選ぶ。そして儀式の当日、アカシは封印の糧となるのではなく、秘密裡に武装し、村の意向に反する邪神の殺害を目論んで邪神が封印されし湖へと飛び込んだ。しかし、アカシは精神世界へと取り込まれ邪神クルと対面する事となる。問答
の末クルに気に入られたアカシは、クルの封印を解く代わりに村への攻撃の禁止と即時退去を契約する。それはナズナが次の儀式で生贄になるのを防ぐ為の苦渋の決断だった。そして今、邪神クルを復活させる為、各地に散らばる三つの心臓を集める禁忌の旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 00:15:12
20973文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
作:Shirousagi
ローファンタジー
短編
N4129IB
国が秘密裡に行っている国家プロジェクトである魔術学園。そんな学園で日常を送る主人公、緋彩と”女神様”と呼ばれる水無月雫のファンタジー×ラブコメ!
-これは彼女と過ごした”日常”の断片である
最終更新:2023-02-17 17:00:00
4664文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
それは麦山小学校6年2組の子供たちのひそひそ話から始まった。最近、給食で出されているコッペパンの味が変わったというのだ。かれらはクラス一丸となってその謎を探求し、仮説を立てて実験し、ついにコッペパンの中に丘の上の製薬会社が開発した足が速くなる薬「ムギヤマール」が混入されていることをつきとめた。秘密裡に人体実験が行われていたのだ。このコッペパンを食べた6年2組の子供たちはクラスマッチのリレーでぶっちぎりで一番となった。子供たちからこの情報を入手した冴えない自称ユーチューバーの
板倉正は、「ムギヤマール」が体力や筋力を増強し、上官の命令に従う少年兵士を製造する薬として開発されたものだと推測するに至った。かれが「ムギヤマール」をユーチューブで紹介すると、爆発的なヒットとなった。そして世界中の秘密結社から「ムギヤマール」を売って欲しいという依頼が殺到した。板倉とパートナーの洋子は国内外の怪しい団体と交渉し、「ムギヤマール」を高額で売って大金を手に入れた。そして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 00:00:00
64064文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:神保 知己夫
空想科学[SF]
完結済
N3203GX
時代は平成、1990年代前半。ミサエとトモミは、UFOに関する情報や遺物を秘密裡に収集する政府機関「回収課」の下請け工作員である。ある日、紀伊半島の山中に墜落したUFOの残骸から脱出ポッドが発見される。ポッドの中では異星人が仮死状態のまま生存していた。外国の諜報機関がそれを横取りしようとするが、ミサエとトモミはかろうじて奪還に成功するものの……
本作品はシナリオ形式で書いていきます。
(2021.6.5 追記)
感想でいただいたご意見にしたがい、あらすじで余分な説明をカ
ットしました。
(2021.6.7 追記)
カットした説明のうち、作品形式に関する一部を復活させました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 22:00:00
14410文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:16pt
国の危機を救うために現れる勇者。彼らの伝説は崇拝と言って良いほどに人気を集めているが、しかしてその実態は驚くほどに知られていなかった。
第一騎士団副団長、マグナ=レイフォースに与えられたのはそんな勇者のパーティーメンバーとして行動を共にするという、名誉ある任務だった。だが華々しい任務とは別に彼には秘密裡に任務が与えられる。
最終更新:2021-06-21 10:17:04
20110文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
近年の飛行技術の発達——小型化、高出力化により、本能的に飛ぶ能力を持った人たちの存在に人類は気づき始めた。その人たちを「フライヤー」と呼び、各国で組織化・戦力化する動きが活発になっていた。日本も例外ではなく、秘密裡に人材を発掘し、航空管制の及ばない地上二百メートル以下の「中空域」を支配するための要、飛行特殊急襲部隊(FFS)を組織しようと目論む者たちがいた。そして、その日本の歴史的な転換点に、平凡な一人の高校生が巻き込まれることとなった。
最終更新:2021-04-11 16:40:17
22258文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
神秘が暴かれ、オカルティズムが解かれ、人は魔の理を手に、混沌を照らさんとする。
だが。
魔法/術という新たな灯を手にしてなお、人/社会は、裡に押し隠した宵闇を深め続ける。
異形の発展を遂げた未来日本。
そのとある都市。
学生辻・立生は今日も、二人の美少女と、騒がしい日常を過ごす――はずだった。
己の血に秘められた『狼』と『深淵』を暴かれた時、その血肉と魂は異形の戦いに引きずり出される。
彼は戦わねばならない、彼の日常の為に。
狼の血肉を駆り、深淵の力に魂を捧げながら。
最終更新:2020-11-08 21:23:01
53911文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:18pt
人里離れた森で暮らす少女・ラグノアには魔術の才能があった。だが育ての親である美少年・エアの課す修行は理不尽に厳しく、対話の不足と種族の違いとが積み重なり、関係性は行き詰まっていた。
そんな中、文明の中心地である王都から調査に派遣された竜騎兵・カイルが森に墜落してくる。彼との交流を通じ、ラグノアは森から出たいと口にするも、驚くほどスムーズにその願望は叶えられる。
辿り着いた王都で、王直属の魔術師となったエアとの離別を強いられるラグノア。そこで抱いたのは王への嫉妬であり憎悪だった
。うす暗い感情を胸の裡に秘め、彼女はいっそう魔術の修行に励むことを決意する。
登場人物
ラグノア
主人公。育ての親のエアと共に森で暮らしていた。人間社会から隔絶されて育ったものの、天性の愛嬌で滑らかに適応する。常に上機嫌なのは強い意志によるもの。負荷の強い魔術の修行を強いられてきたのもあり、同世代の魔術師の中でも高水準の実力。エアに複雑な感情を抱く。
エア
油断ならない美少年。温厚だが価値観が独特で、共感性に欠けた行動をとる。ラグノアの幸せを一番に考えるが、コミュニケーション能力に不足がある。ざっくりした性格。困難な魔法を軽々と使いこなし、虐待じみた教育をラグノアに施してきた。何も告げずに宮廷魔術師として王に仕える選択をする。
カイル
王都生まれの新人竜騎兵。初めての任務で竜ごと堕ちるトラブルに見舞われた。身体能力、社交性に優れる。教育が行き届いているので弱者に優しい。ラグノアを放っておけない己に最初こそ戸惑ったが、うまく折り合いをつけたように見える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 22:53:28
49519文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
主人公はSF作家を夢見るサラリーマン。
相棒はメイドカフェの美しきメイド長。
この2人が秋葉原で起こる事件を次々と解決するオトナの、オトナによる、オトナの為のラノベ第88話です。
今回は、和製SFの古典映画"川底軍艦"のフェス中に駅近ホテルで爆破事件が起きます。
背景に廃棄になったパチンコのテスト台が絡むコトがわかりますが、既にテスト台は秘密裡に発掘されていました。
フェス最終日、コンビは関係者を集めて寸劇を上演、テスト台の存在は謎のママで事件に幕を引くのでした。
最終更新:2020-08-29 20:14:05
10709文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
2029年10月1日、暗殺者大山京一はマルデクから宇宙物理学者の宇佐見景三の殺害を指示される。場所は郡上八幡町のサンバークランド大鍾乳洞の近く。
しかしここに陽中公平と日奈子がいた事で、暗殺指令がすり替わる。宇佐見の代わりに公平と日奈子が殺される。しかし2人は奇蹟的に助かる。宇佐見は陽中公平と共に宿に泊まる。ここで宇佐見は公平に太陽に関する驚愕の事実を述べる。ビッグバン宇宙論の間違い、宇宙はプラズマに満ちていること、太陽の磁気は百年前と比べると、2倍以上に跳ね上がっている
事、2003年に太陽フレアは最大化したが、現在もその状態を保持していること、そしてフォトンベルトの事。
そして宇佐見の母の故郷の夕谷で、宇佐見は1時的に黄金の異界に入った事も話す。2032年以後人類は一部分を残して死滅する事、生存する人間も洞窟の中で生き残り、2千年後に原始人として復活する。そして一部分の人間が黄金の異界に入り、無事、神々の仲間入りをする事を知らされる。
サンバークランド大鍾乳洞から帰った後、陽中公平は家に避難用の地下室を造る。食料や生活物資の備蓄をする。宇佐見景三や義兄の角田健一は黄金の異界に入る。
2030年冬、陽中邸に1人の少年が現れ、日奈子と対座する。側に公平もいる。2人の対話が公平の脳裡に反映される。人類滅亡後の太陽や宇宙の光景、人類の滅亡は過去4回あった。今回で5回目となる。そしてその遺跡が世界の各地にある事を、情景として公平の頭の中で展開していく。
一方、暗殺集団の大山達は死を覚悟して、国家財産を横領して洞窟に避難した財界や政府高官やその家族1万余人の殺害を図る。彼らは千人余の自衛隊員に守られている。死は覚悟している。場所は滋賀県の多賀大社の近く、近江河内の風穴。自衛隊の武器庫の中に核ミサイルがあり、その爆発で1万余人は洞窟内で一瞬の内に死亡。
2030年の暮れ、台風並みの風が吹き荒れ、零下20度の中、すでに多くの人間が死亡。日本はすでに国家としての機能を失っている。2032年に向かって、最後の審判が始まろうとしている、地下室に避難していた公平、日奈子の元に、少年(マルデク)が出現する。
そして地下室は無限の宇宙空間に変わり、少年が異様な姿に変わっていく。公平は恐怖の余り、失神する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 08:43:51
47644文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
作:cassisband
空想科学[SF]
完結済
N8416FQ
舞台は近未来の日本。アンダータウンという街で首なし死体が発見された。被害者は、黒岩ジョー博士。四十四歳の独身男性。大学で教鞭を取る脳科学者だった。ジョー博士は四年前から脳の疾患により休職していた。
捜査線上に浮かび上がったのは、家政婦アンドロイドのリンダだった。調理用のレーザーカッターでジョー博士の首を切断し、死体を遺棄した後、行方をくらましたと見られている。
捜査本部が設置され、アンドロイドが有力な容疑者であることは、警察内部でも伏せられることとなった。捜査一課
長筒井ダン警部は、リンダを容疑者として捜査にあたる特任捜査を秘密裡に組織した。任命されたのは、古田ヤマト警部補と羽川マリア巡査長だ。
ヤマト警部補は、女性のパートナーに難色を示すが、ダン課長から彼女は優秀だと説得される。マリアは、身体の一部を機械で補うハイブリットヒューマンだった。
二人のために、専用の捜査ベースとポッド型アンドロイドが用意された。ダン課長は数日間のうちにリンダを確保することを二人に命じる。特任捜査を拝命したヤマトとマリアは、リンダが容疑者になりうるのか、調査を開始した。アンドロイドは、人間に危害を加えないように設計されているはずなのだ。
二人は、人工知能研究所の薬師寺博士を訪ねる。人工知能の権威は、『ロボット工学三原則』を絶対と言い切り、アンドロイドによる殺人の可能性を否定する。さらに『アンドロイドは嘘をつくことができない』と告げる。
リンダが実在しない可能性、リンダが実は人間で、影武者リンダはスリープ状態であるなど、ヤマトたちはさまざまな仮説を検証するが、どれも成立しない。謎は深まるばかりだった。
自体はさらに思いもよらぬ方向へ進む。リンダが出頭してきたのだ。リンダは自白して、裁判にかけられることになった。
前代未聞のアンドロイド裁判が始まった。
裁判結審した日、リンダは超然と法廷を後にする。ヤマトはリンダが嘲笑するように感じた。全ては終わったのだ。そのはずだった……。
研究所で誰かと話すアスカ博士。それはにわかには信じられない事実だった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 08:00:00
107943文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:26pt
『小説の規定思想』
批評に負けないとする、小説の規定は、物事を理解する裡に存在する。それは、様々な文言を乗り越えた先にある、小説が規定されるのではなく、小説を規定する、という思想であるという、思想的文章。
最終更新:2019-09-13 05:11:18
797文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
勇気を振り絞らなければいけない冒険は、恵まれた日常の中で私は怠惰だったと気づかせてくれます。
最終更新:2018-04-22 22:02:59
4891文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
何をするにも、見るにも、力が沸かず、すべてが絵空事に見え、ひどく冷めてしまう。その理由を探し、裡に潜り、綴った。
出来たものは、どうしようもない酔っ払い、壊れ、イカレた文章。これ以上は精神が死ぬ。文才があれば、もっとわかりやすく、上手く書けたのだろうか……。
最終更新:2018-04-22 12:00:00
4440文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:81pt 評価ポイント:73pt
私が受け取ったものは、
彼女の《最期の石》だったから……
最終更新:2018-02-03 17:20:02
518文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
20世紀半ば、ドイツ対ソビエト連邦の騒乱(独ソ戦)は周辺国を巻き込みながら激化し、情勢は悪化の一途を辿っていた。両国は軍事開発費の捻出を理由として過度な緊縮策を発令、その他危険因子と判断した市民を一方的に虐殺するなど、暴走に歯止めが効かなくなり始めていた。そして魔の手はのちに政界でも名の知られることとなる、アーロン=ツェデルバウムが住まうポーランド北東部の都市、ヴィリニュスにまで及ぶ。同胞たちが無慈悲な死を遂げるなかで、アーロンだけが母の決死の守護によりほぼ無傷で生き残るが、
代わりに負傷した母は命を落としてしまう。彼は母の遺髪を胸の裡に秘め、静かに復讐を誓うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-31 22:21:49
14152文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
心の裡に、新しい言い訳を。
最終更新:2017-12-01 01:50:50
1065文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「殺したのは、僕です」
田舎の多田探偵事務所にやって来たのは、近くで起きた殺人事件の自称犯人の佐沢。しかし、彼には動機もなく、どうやって殺したかさえも自分でも解らないと云う・・・所長の多田渚は調査を進めていく裡に、「分身」の存在を突き止める。どうやら、分身が事件に関係しているようだ・・・そして佐沢の周りに起きる不思議な現象に決着がついた時。あまりにも残酷な真実が姿を表す。
最終更新:2017-03-12 08:37:16
255文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Yitori
ローファンタジー
完結済
N7562DO
人間の少年、皆川遥人の魂を悪魔の手から救った天使達。
グローリア”|刹那の光(ライトニング)”のリーダー、マノン=シャルルーシュは、部下であり後輩でもあるヨハン=プライダールに呑みに誘う。彼がマノンだけに打ち明けた思いとは。そして、マノンが胸の裡に秘める想いとは―――。
エンジェル・ラヴァ―外伝
Episode of Mannon 笑顔の仮面
―――これは、とある天使が胸に秘める、密かな恋の物語。
※※この小説は、筆者の妄想100%ででき
ています。キャラのファミリーネーム等も完全自作ですので、ご了承下さい。また、原作の世界観を壊されたくない方はご使用をお控え下さい。
※この作品は「n1727dj」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-25 07:13:13
17264文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
天上界を治める天帝の娘であった春麗は仙人界で暮らしていた。封神計画の遂行で仙人界が慌ただし中、春麗は父の様子のおかしさに気が付き、騒動にまぎれて秘密裡に天上界を救うべく恋人や仲間たちの力を借りて奔走する。その中で、力を借りようとした仙女・清廉賢母が実はターチェ(神と人の間の子の子孫)であることに気づき、また仙人界の成り立ちと、封神計画の本当の目的を知ることとなった。清廉賢母の助言も受け、春麗は天帝討伐に向かう。一方で、清廉賢母は仙人界を裏で操る女媧を討伐しに向かうのであった。
最終更新:2016-08-16 00:53:09
85513文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:naro_naro
ハイファンタジー
完結済
N1839DG
和風の異世界で展開する物語。
「ゴオレム」と呼ばれる、魔法によって作られた巨大人型兵器。各国は、それを遠隔操作して戦っていた。ある時、辺境の弱小国にて新型の「ゴオレム」が秘密裡に作られる。それは、人が搭乗して操作するという。
体格、体力が貧弱で任務に堪え得ないとして軍を辞めさせられた青年イサオは、ある事情から、その搭乗兵に選ばれる。
そして、様々な人の思惑が、新型兵器を軸に転がり始める。
「カクヨム」と重複投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
最終更新:2016-04-21 22:00:00
102815文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
リリアは王宮に囚われていた。
無常に過ぎる時間。
彼女の裡に眠る獣(ゴリラ)が咆哮る。
金髪ゴリラ女子の運命やいかに。
最終更新:2015-08-08 05:18:05
3248文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:321pt 評価ポイント:231pt
思いついた詩(もどき)を歌詞風にまとめてみました。
実際に作詞をしたことのある人からしてみれば、ずっこけてしまうような出来になっているとは思いますが、執筆の息抜きというか、遊びのような感覚でやっているので、大目に見ていただけるとありがたいです。
思いついたことを思いついたままに垂れ流しているため、どんなものが出来るのか、いつ新しいものが出来るのか、自分にも予想がつきません。
そう、すべては己の裡にある衝動のままに――。
ないとは思いますが、歌詞に曲をつけてみたい、なんて人
が現れてくれたらいいなあ、なんて思っていたりもします。というか、そんなことがあったら嬉しすぎてどうにかなってしまうかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-20 18:37:44
2923文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
作:瀬良 啓 Sera Quei
ノンジャンル
完結済
N2561CI
二〇一一年一二月、その年の大震災などなかったかのように人びとがクリスマスで浮かれている師走の夕刻、恵比寿駅前で人が突然、燃えた──。
それは、超常現象の類ではなく、焼夷徹甲弾による狙撃だった。五〇〇メートル先から実行したのは、不動 真。元警視庁機動捜査隊警部補。機動捜査隊以前は、警視庁特殊部隊(特殊急襲部隊SAT)狙撃支援班に所属していたスナイパーだ。
八年前、不動の妹が車で連れ去られる。一緒にいた女房は立ちはだかったものの、はねられ死んだ。女房は妊娠しており、お腹
の中の子供も助からなかった。妹は、ラブホテルの一室に監禁され、一週間にわたり繰り返し輪姦された挙句、自殺。無残な姿で雑木林に放置されているところを発見される。半グレ〝帝都聯合〟に属する少年六人による犯行だった。彼らは、全員、検挙され懲役を受けた。
懲役なんて、あまりに温い。不動は、最後の一人が少年刑務所から出たのを見計らい、皆殺しにすべく行動を開始。殺戮を繰り返していく。恵比寿で人間を燃した件は、そのひとつに過ぎない。
帝都聯合の背後には黒幕がいた。ロシアマフィアや武器商人らと関係を持ち、犯罪組織を形成している警察キャリアOB、公安部外事課にいた堂上誠一である。ガキどもの犯行は単なるセックス犯罪ではなく、当時、外事課エースだった桂 丈太郎に要請され秘密裡に捜査に加わっていた不動を排除するために、堂上が企てたものだったのだ。
明らかにされていく真実。返り討ちにすべく堂上は、元スペツナズで構成される傭兵まで繰り出してきた。
不動は復讐を成し遂げることができるか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-09 20:53:07
237277文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:81pt 評価ポイント:39pt
————西暦二〇二五年。
今にして思えば世界は西暦二〇一二年から徐々に、気付かない裡に狂い始めたのだろう。
それから約十年が経ち、世間には異世界の能力(ことわり)を得た人間〝異邦人〟と揶揄される者が顕れ始め、現在では異邦犯で広く知れ渡る形となる。
混沌の渦が覆い迫っていた。
————これは異邦人の物語。
※Horizシリーズの第1作目になります。
追記2013/12/31\
イラスト提供
十六夜あやめ様より #01 entry - 有栖陰音
※行藤自由→
行藤心侑へ変更となり、その反映に時間が掛かりますため、申し訳ありませんがその間はご配慮いただけると幸いです。
(2016/03/18)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-15 00:00:00
59424文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
その日、魔物の上位互換となる存在は誕生した。
その凄惨な光景を目の当たりにした一人の少女は『恐怖』『絶望』『死の概念』といった大きな闇を身の裡に植えつけられてしまう。
世界を救う力を持つのは、誰よりも恐怖を知る一人の女剣士だった。
魔物と悪魔と人間が対立する世界を描いた王道ファンタジー!
アリスの旅は今始まりを告げる
更新は遅いです
最終更新:2013-05-27 13:27:16
11363文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
第二次世界大戦後、戦争も無く平和な国となった日本。しかし政府は秘密裡にとある研究を行っていたのだった。さらにその裏では、研究に携わる者も知らない事態が進行していた。果たしてその計画とは。そして彼らの行く末とは……
最終更新:2012-11-16 03:37:46
28009文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
あらゆる癒しの力と死の呼声を裡に秘めた植物の王マンドラゴラ。地の底にて暮らしていたマンドラゴラの少女、ドルフォネイション・エペ・エステラルダ・マンドラゴーラ(略称)は人間観察をするべく地上へと姿を現した。
明朗快活にして解語之花。
そんな彼女は今日もどこかで人をおそらく救っている……ような気がしないでもないです。
最終更新:2010-11-09 20:09:47
12742文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
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