時は明慈三十二年。魔法強化された戦艦の砲火飛び交う、大和帝国とネヴィス王国の戦争の最中。妖怪退治屋の天城九郎は、大和帝国内に潜入したネヴィス兵である人狼に襲われている鷹束静音という少女を助ける。少女から話を聞くと、妖怪の長に会いに行く途中、敵兵に襲われたという。九郎は退治屋として少女の護衛を引き受けたが……
帝国、王国、妖怪、魔族それぞれの思惑の中、九郎達はいかなる道を見つけ、そして選ぶのか。
最終更新:2014-11-12 20:00:00
130551文字
会話率:46%
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