「はるひと、ベルをおよめさんにして?」
銀色のツインテールに、ふりふりのドレス。ぱっちりとしたアメジストの瞳。
フリーターの俺のところに、激カワ幼女がやってきた。とりあえずメシを食べさせ、遊んでやっているうちに衝撃の事実が明らかになる。
「ベルね、魔王なんだよ!」
「……は?」
なんと、聞けば彼女は魔王(仮)らしくて? これはパフェかなにかで釣って、くわしく話を聞かねば。二人で外出した矢先、謎の女と遭遇して──
「やっと見つけた。こんにちは、虚ろな聖杯のお兄さん。そ
れじゃあ、さようなら」
「──はるひとから、はなれて」
深まる『聖杯』と『選定』の謎。結婚を迫るベルの正体と秘密とは? 魂に神秘を宿した主人公をめぐる、可愛い×シリアス×コメディな現代ファンタジー!
※チートやハーレムはございません。
※主人公が不思議な力を持つのはだいぶ先になります。
※この物語はフィクションです。
※亀更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 15:26:29
123571文字
会話率:37%
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