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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:11 件
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翼は、傷心。
それまでの人生において、『どれだけ心が傷付いて来たか』を、翼は表わす。
大きく傷付けば、大きく翼は生える。
何度か傷付けば、何度か翼は生える。
心模様が激しく揺れ動くように傷付けば、美しい模様が浮かび上がるように、翼は生える。
だが、翼は容易に生えない。
ありきたりの傷心では、生えない。
それこそ、一週間ほど飯が喉を通らないような、街から色彩が全て失われるような、それぐらいの傷心でないと、翼は生えない。
小さい翼でも、最低限、それぐらいの傷心はいる。
ならば、
大きい翼は然り。
美しい翼も、然り。
[ただ、その傾向が、自殺者増加と正比例していることは、指摘できよう。
翼を生やした人数の増加と、自殺者の増加が、
グラフで合い比べると、正しく比例している。
よって、自己嫌悪、自己憎悪、自信喪失といった、
各自のメンタル衰弱が、何らかの作用を及ぼしていると考えられる。
《翼を生やす》のと《自殺する》のは、
『メンタル上、紙一重のもの』と捉えられる。 ]
博士論文を、一度は提出した。
テーマは、[翼発生現象についての経緯、現状及びそれに対する一考察]。
担当教授は、難しい顔をする。
「博士論文の補足して、追加レポート出してくれたらええよ」
ラバネッリは、教授のこの提案に、飛びつく。
教授と念入りに打ち合わせをして、補足レポートに盛り込む内容を詰める。
翼の生えた人々は、翼の機能を活かして、主に次の三つの職に従事する。
一、運送業
二、旅客運輸業
三、保養業
運送業、旅客運輸業の聞き書き調査の状況を思い出し、保養業の状況を詳しく思い出す。
ラバネッリは、保養業界の会社【ビアッリ・リラックス】を聞き書き調査した時の状況を、詳しく思い出す。
まず、ビアッリ・リラックス三人衆の一人、メラーの翼よる施術に付き合う。
行き先は、彫師のところ。
刺青を入れるところ。
メラーは、黄色の翼格納リュックを開く。
開くと同時に、縮こまっていた翼が、広がる。
途端、青龍がのたうつ、くねる。
翼の動きに合わせて、青い龍が息づく動く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 10:14:34
38855文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
実録 教師と女生徒の事件簿
キーワード:
最終更新:2024-03-22 07:17:55
3556文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
公式企画「秋の歴史2023」参加作品です。
1791年。嵐のためアリューシャン列島に漂着し、ロシアでの暮らしを余儀なくされていた日本人の大黒屋光太夫は、帰国の許可を願い出るため、首都サンクトペテルブルクへと赴いた。
そこ(正確には、南郊の別荘地ツァールスコエ・セロー)で、光太夫は女帝エカチェリーナ二世に謁見し、お茶会に招かれる。
女帝主催のわちゃわちゃお茶会をお楽しみください。
『女王様はロマンの塊』のスピンオフ(?)第四弾です。
※日本紅茶協会様の㏋には、「(
大黒屋光太夫は)1791年の11月には女帝エカテリーナ2世にも接見の栄に浴し、茶会にも招かれたと考えられている」と書かれていますが、実際あり得ない話ではないものの、記録が残っているわけではなく、本作は完全に作者の想像です。
光太夫のロシアでの見聞を聞き書きした『北槎聞略』には娼館に招かれた話まで書いてあるのに、女帝にお茶会に招かれたのならそのことを書き残してないはずがないだろう、とかいうツッコミは無しの方向で(笑)。
時期は、6月28日に女帝に謁見して1ヶ月あまり後、8月頃との設定です。
※ロシアの人名は、名と姓の間に「父称(ふしょう)」といって父親の名を表す呼称が入り、これを敬称として用います。アダム=ラクスマンの父親はキリルなので、「キリロヴィチ」といった具合です。いささか煩雑に思われるかもしれませんが、雰囲気を出すために、「アダム」に「キリロヴィチ」のルビを振る、といった表記を用いています。ご了承ください。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 23:30:34
10576文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:148pt 評価ポイント:126pt
聞き書き 教師と女生徒との禁断の恋愛事件簿 実話伝聞録
キーワード:
最終更新:2022-09-18 09:27:22
3556文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
『覚え書き・祖父の戦争体験談』の続編です。
祖父が生前語っていた戦後の体験談を、思い出しつつ書きました。
現代では不適切なあれやこれやが含まれておりますが、大正生まれの老人の「語り」をできる限り正確に残しておくことにも意味があると思いましたので、そのままにしてあります。大らかな時代であったということでお許しいただきたく存じます。
最終更新:2021-11-28 17:13:55
1973文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:94pt 評価ポイント:86pt
作:ロバート・ブローニング Robert Browning(翻訳:萩原 學)
詩
完結済
N6702FX
ブローニングの詩集 Dramatic Romances and Lyrics は1845年、「鈴と柘榴」Bells and Pomegranates 第7巻として発表された。本書の前半は Dramatic Lyrics(1842)全部をそっくり再録しており、そちらは別に訳しているので飛ばした。だから内容としては Dramatic Romances とするべきかもしれない。とはいえ内容形式に於て Lyrics と何が違うか聞かれると、ちょっと答えられない。抒情詩といってもバラッ
ド(物語詩)に近いものが大半であり、『劇的』と題しつつオペラチックな描写は前作と同様で、詩人の豊かな趣味が窺える。
Robert Browning(1812-1889)は、シャルル・ボードレール(1821-1867)と同時代のイギリス詩人で、上田敏『海潮音』(1905)以来「ピパの歌」一つで知られる有様だが。「アンドレア・デル・サルト」(『男と女』所収)を漱石がネタにし、大作『指輪と本』を龍之介が翻案し、ラフカディオ・ハーンが厨川白村はじめ後進に教えるなど、小説家には崇められた。反面、日本の詩人には必ずしも人気がなく、特に戦後日本現代詩人の態度は冷淡といってよい。それ故にか未だ全訳がなく、この翻訳は訳者自身が読みたかった、原典からの完訳を目指すものである。
訳出に際しJohn Woolfoad と Daniel Karlin の註釈、及び最近に入手した野口米二郎『ブラウニング詩集』(第一書房)を参照した。ヨネ野口の翻訳は詩と呼べるもので、全集ではないこと、絶版して久しいことが残念でならない。
固有名詞のカナ書きは既存の表記及び原産国の呼び方を優先したが、不明のものは辞書の発音を聞き書きした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 23:45:06
126718文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:31pt 評価ポイント:19pt
僕自身が体験したり体験した本人から聞き書きした不思議な話
最終更新:2019-11-20 11:30:36
57306文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
降る雨と落ちる日
ーーーーーーリンッ
そのもののつける耳飾りは澄んだ音を奏でる。
夜の道を歩く二人の男。
これから始まる物語 刀と男の物語。
はい、意味深にしましたがそこまで意味はございません(`・ω・´)キリッ
神剣、斬蛇剣の話を聞き書きたくなっただけです。
不定期、亀更新ですのでご了承くださいm(*_ _)m
そして、斬蛇剣をモデルにはしていますし名前も逸話も使っていますが話の捏造が多々ございます。そんなん嫌だ、という方はご自衛ください。
ほ
ぼ自己満足です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-21 15:05:13
17601文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
永遠に編まれる多元世界、
人々の歴史。
あるいは、
小説になり損ねた物語の欠片、
覚え書き、
聞き書き。
最終更新:2019-06-30 22:44:22
927文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
時期的に、祖父の戦争体験をメインに、エッセイにまとめました。
戦争や争いについてや、戦いについて考えてみました。
最終更新:2017-08-10 18:20:38
2351文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:262pt 評価ポイント:236pt
祖父が生前語っていた戦争体験談を、思い出しつつ書きました。
21世紀の現在では不適切とされる表現も含まれていますが、大正生まれの老人の「語り」をできる限り正確に残しておくことにも意味があると思いましたので、そのままにしてあります。
最終更新:2017-08-05 21:48:26
2078文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:94pt 評価ポイント:82pt
検索結果:11 件
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