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検索結果:919 件
作:人の命は尊い
ハイファンタジー
連載
N7873IV
筆者は、少年期の酷いいじめの経験と青年期の二度の心肺停止と臨死体験と死後の世界を経験しました。世界で起きている侵略戦争に対して、強い憤りの念をもつ筆者が、せめて異世界の小説の中だけは、侵略戦争を食い止め、勧善懲悪を貫き通す武士道精神をもった薩摩武士の生き様を描きたいという強い思い入れがあり、せめて異世界ものの小説は絶対的な「善」が存在し、絶対的な「悪」を懲らしめるといったストーリーを軸足に据え、筆者の実体験を基にしながら、主人公が数々の危機を乗り越えながら予定調和的な結末に落
ち着くことで、現在起こっている侵略戦争に対するアンチテーゼを提案したいと考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 23:52:21
217151文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:172pt 評価ポイント:148pt
侵略者――侵略の目的、何処から来たのか、その存在が謎な生命体――
《異形》
そもそも、生命体かも不確定な存在と未だ不明な点が多い。
だが、1つだけ分かっている事は人類の敵だと言う事だ。
何百、何千年と異形と人類は戦いを繰り広げて来た。
しかし、人類が真の意味で負ける事は決してなかった。
人族を含めた異種族の中でトップクラスの実力を持った。《12の皇帝》と呼ばれる人間離れした存在が居たからだ。
そんな絶対的な力を有した皇帝達と異種族最古にして《災厄》と揶揄
される強大な力を有した十体の異種族の王達がその地を守護していた。
遥か昔から存在する《異形》による。大規模侵略から数十年の時が経過する。
終わらない侵略と激しさを増す異形の脅威に、人々は休まらない恐怖に苦しめられた。
だが、ある異種族の家に双子の男女が産まれた。
竜の血を宿しながら、神に最も近き存在と呼ばれる。竜人族の正当な血筋の――双子――
その双子の一方は、いつの日か世界から認められ《皇帝》と呼ばれる称号を手にする。
しかし、その結果が必ずしも希望に満ちた道とは限らなかった。
苦悩と苦痛に染まった茨の道を少年は突き進む。
たった1つのかけがえのない者を守る筈の力は、少年から自身の命よりも大切な全てを目の前から奪い去った。
《最愛の女性》と《家族》と《友》
少年は、生きる意味と戦う目的を失った。
目的を失った時に、彼女との約束も同時に失ってしまう。
――だが、皇帝は再び立ち上がった。
彼女と交わした――《約束》
家族の前で誓った――《願い》
友から託された――《想い》
託された物を胸に秘め、たった1つの《約束》の為に、かの皇帝は再び戦場へと舞い戻る。
今度こそ、この手にある大切な物を守るために――
2度と目の前から奪われない為に、その全てを守り抜く。
この皇帝が死ぬ時があれば……それは、全てを守り通せた時だけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 22:41:13
404095文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:22pt
小説冒頭で肉体五官の門を、煩悩を、まず描いています。以降は前作「阿漕の浦奇談」におけるヒロイン・待賢門璋子と、その彼女の崇徳天皇始め6人の皇子・皇女たちの、今世に生まれ変わった姿を、それぞれの関係と有り様を軽妙なタッチで描いてまいります。これは璋子とその子供たち、6人の皇子・皇女らの転生後の在り様を、前世と今世におけるそれぞれの絶対的な隔絶ぶりと、それでもなお持ち越したカルマの強さを表したいがためです。今世は某短期大学・歌道部における部長と部員たちという関係に収まった亜希子(
主人公・待賢門璋子の生まれ変わり)ら彼女たち9人の一行は奈良の吉野山におもむきますが、そこで運命の人に邂逅致します。その邂逅の様を面白おかしく(?)描いておりますし、また同時に過去世における因縁等、いろいろと込めてもおりますのでどうぞお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 22:37:06
9660文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
乙女ゲームの悪役令嬢に転生していたと気づいた私。
でもこの悪役令嬢、前世の私と同様で、かなり不幸に思える。
結局、婚約破棄を告げられ、しかも絶対的な窮地に立たされ――。
颯爽と現れ、悪役令嬢を救ってくれるヒーローはいない。
もはや絞首刑は免れない!?
だが逆境の中、ドアマット悪役令嬢は、自らの力でざまぁと断罪回避を成功せる。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆(C)一番星キラリ All Rights Reserved.
最終更新:2024-05-08 22:30:00
69218文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:114pt
総合ポイント:15584pt 評価ポイント:13674pt
平民のジェイラは、七歳の時に辺境伯邸で働く父に連れられ、同い年で辺境伯一人娘のルシールお嬢様と出会う。
最初のうちは仲良く遊んでいた二人だが、ある頃からルシールはジェイラを苦しめる言動を取り始める。
ジェイラが止めても聞くことのないお嬢様は、この地において絶対的な存在。ジェイラがどんな目に遭っていようとも、父や使用人、騎士達は、ルシールが正しく、悪いのはジェイラだと決めつけていた。
それでも耐えてきたジェイラだったが、ルシールの十歳の誕生日パーティーの準備中、父と激しい口
論となる。もうここにはいられないと泣きながら逃げ出そうとしたが、失敗し……ルシールと自分を信じてくれない大人達を前に、ジェイラは自分自身を諦め、ルシールの専属侍女として彼女に従い続けることを決めた。
二人が十五歳になった頃、二人の若手騎士が辺境伯騎士団に入団してきた。その一人、エリゼオが迷子になっていたところに遭遇したジェイラ。会話をする中で、ジェイラのことを知らない彼はとても優しく、ジェイラに温かな気持ちをもたらしてくれたが……ルシールがエリゼオに一目惚れしたことによって、自身の想いをすべてなかったことにする。
エリゼオを望むルシール。ジェイラは辺境伯からの命に従いながらも、ルシールが幸せであることこそ正しいとする周囲の言動をただ見ているだけだった。
しかしエリゼオは、そんなジェイラをいつも気にかけ、困っていたら助けてくれることさえあった。エリゼオの優しさに触れる中で、徐々にジェイラはルシールの幸せを願えなくなっていく。
そんなある日のこと、ジェイラはルシールから「エリゼオに恋をしなさい」と命じられる。
この言葉が、ジェイラとルシール、そしてエリゼオとの関係を大きく変えていくこととなる──
自分自身を諦めていた女の子が、新しい出会いによって今と過去に向き合い、恐怖に立ち向かってでも幸せを掴み取ろうとするお話。
※全五十話
※毎日一話更新予定
※一部、暴力・残酷描写あり
※この物語は作者独自の世界設定であり、フィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 20:00:00
257909文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:186pt 評価ポイント:92pt
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が
見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
---
週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 19:00:00
4082302文字
会話率:35%
IN:12pt OUT:22pt
総合ポイント:4749pt 評価ポイント:779pt
天才と凡人、努力と才能、男と女、子供と大人、…………。世の中には様々な人がいる。しかしその誰もが完璧ではない、誰もが未熟である。
4月、高校一年生となった如月(きさらぎ)雫(しずく)は自分に対して絶対的な自信を持っていた。なぜならば、
如月雫は天才であるからだ。自信家で、自己中心的、努力が嫌いな彼の周りには様々な人が集まってくる。多くの人との関わりを経て、如月雫はどのように変化していくのか。彼の影響を受けた人々はどのように変わっていくのか。未熟な彼らが繰り広げる青春コメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 18:50:53
9739文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
――『史上最強少女」登場――
・ 大した魔法も持たず/ ロリも裸も巨乳もなく
・ハーレム も癒しもスローライフも無い
・そしてゲーム要素も……ザマァすら無い。
だが規格外の獲得能力=『万倍の速さと力』で活躍、そしてあり得ぬほど圧倒的な強敵に挑む。
そして真の愛と友情を追い求める姿を描いた、そう、今までの異世界ものへのアンチテーゼの塊の様な作品。
テンプレ異世界に飽きた方、どうぞ世界最強の兄妹愛を応援してやって貰えたら。
――――――――――――
命よりも大切な存在を失
った絶望から再起を目指して異世界で立ち上がる少女のバトル成長譚。
死力を尽した果てに見出したものとは―――
かつて命をかけて守り合い生きていた兄妹。兄は約束通り妹を守り切って他界。妹は自分にとっての全てを失って闇落ち。だが絶望の果てに再起を一大決心。
少女は今一度、諦めることを止め立ち上がる。すると運命の歯車が大きく回り出した。
あの人の放った【今できることをやり抜く】という言葉を胸に『人生取り戻し』へ、いざ始動。
心に抱えた大きな傷を、出逢い、絆、友愛、闘いで乗り越え成長してゆく。
そして忘れ得ぬ約束と待ち受ける運命の荒波に、その心は再生を果たせるのか――― 。
***
異世界では街に潜む何万もの魔物退治の使命を授かる。そこでは数多くの女子が日々拐われて行くという事件が百年以上続いていた。
【獲得能力】=万倍の物理パワー = 最強
少女は、転生で得たチートの力を全開放。それは唯一の取り柄 = カラテを生かすため、【物理的な力を万倍以上】にも引き上げられるというものだった。
少女は早速活躍に奮い立ち、不器用ながらも無理して明るく振る舞うが常に斜め上へ。新天地でもポンコツぶりを発揮。 更に不幸体質とも思える過酷な出来事にくじけそうになる。
だがそんな少女にも絶対的な相棒が現れて。
異世界の使命と冒険の中で、奮闘しながらも、友情、喜び、楽しみ、痛み、傷つき……それでもなお懸命に歩み続けると、まるで運命の糸に手繰られる様に数々の出会いにより導かれ、成長と気づきを得てその世界の大問題の核心へと近付いて行く。
剣と魔法の世界でそんな彼女を待ち受けていたものとは―――
***
※ 完結済 文庫本1.5冊程度。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 16:34:45
147190文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
「狼」――それは、人と狼の二つの姿を持つ種族のこと。
彼らは普段は人の姿で生活を営み、狩や戦闘の際は狼の姿になって戦う。
狩猟生活がメインである狼の村において、その身に宿る強さは絶対的な価値基準だった。
狼の村に住むレティリエは、村で唯一狼の姿に変身することができない女の子だ。
狼になれない彼女は、狩や戦いに一切参加ができない為に村中から蔑まれ、ずっと肩身の狭い思いをしていた。
対して、幼い頃から思いを寄せるグレイルは、村では一、二を争う程の実力者。
狼として価値が無いレ
ティリエは、グレイルに思いを告げることさえできず、遠くからそっとその姿を眺めるだけの毎日だった。
だが、狼の村では役立たずなだけであったレティリエは、人間の世界においては絶大な価値を誇る美しい狼だったのだ。
狼達の婚姻相手を決める「豊寿の祭り」の日、レティリエはその容姿に魅了された人間達に攫われてしまう。
そして彼女を助けにきたグレイルも、人間の魔の手に落ちて共に連れ去られてしまったのだ。
人間に売られそうになる二人だが、レティリエは鋭い洞察力と強い精神力、そして美しい容姿を武器に苦境に立ち向かっていく。
これは、報われない人生を送っていた女の子が、幸せになるまでの恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 11:43:25
43097文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
バトルアニメの主人公みたいに弟がなってるけど私はライバルの婚約者です──!?
17歳の時宮紗雪(ときみやさゆき)は学校帰り、暇を持て余して図書館に寄る。
そこで偶然12歳の弟豪(ごう)と出会う。
図書館の談話室を離れようとした瞬間、豪と友人達は謎の白い光に包まれてしまう。
咄嗟に手を伸ばした紗雪も光に飲み込まれてしまい…たどり着いた先は異世界・ミナスジェイラの帝国ラーグラフだった。
端末エディットジャックを操り奈落の底から召喚獣と呼ばれる異形の獣たちを召喚し戦う14歳
以下の少年少女たち。
代理戦争の傀儡として敵国と争う子供達、絶対的権威の宗教組織・死者の門、異形が住まう奈落を巡る14歳異世界少年×17歳女子高生の異世界ファンタジー!
☑︎この作品はカクヨム様にも公開しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 11:16:54
27290文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
時は現代。
地球は宇宙より来たる悪の組織によって侵略を目論まれる。そんな地球の存続がかかる危機に、各国首脳は悪の組織に対抗するためのスーパーヒロイン『魔法少女』の育成を開始した。
生まれながらに目の中に星がある少女は、魔法少女として国に引き取られ国家の下教育を施される。
そんな魔法少女たちが集められ育つ国立魔法少女機関が都市部に存在する。
彼女らは日々学び舎で切磋琢磨し、悪の組織が行動を起こすと瞬く間に現れ敵を倒す。
国民の絶対的な味方であり、正義の象徴。
これは、
とある魔法少女の物語である。
※月水金に更新予定
※第1章のみ3話一気配信折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 07:00:00
49460文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:フクツノ太郎
ハイファンタジー
連載
N3913DT
「キングテレトリー」
かつての絶対的なキングテレトリー軍は、ある一つの出来事を契機に崩壊を向かえ、「シールド」「ソード」「ヘルム」の三勢力に分裂することとなった。
さらには、ここぞと台頭してくる「力あるもの」たち。
混乱する世界は、辺境な村に住む、ある一人の十七歳の青年ルークドを巻き込み、戦いを深めていく・・・。
ーーーーーーーーーーハイバトルファンタジー!!ーーーーーーーーーー
不定期更新
最終更新:2024-05-08 06:33:28
841346文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:55pt 評価ポイント:31pt
男は絶対的な正義を持っている。
男は正義の名の元に現実世界で連続殺人という大罪を犯す。
死刑が執行され、死んだかと思うとそこには天使が。
そして異世界へ飛ばされる。
最終更新:2024-05-07 23:25:47
59987文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
絶望から希望を掴み、終わりを始める物語——
どこにでもいる普通のサラリーマン、武田慎之介。
彼はある日交通事故で命を落とし、ハーフエルフのレオンとして異世界へ転生した! のだが
「レオンには、俺たちを従える絶対的強者になってもらう」
「いや、俺戦えないんだけど!?」
生まれ直したのは、殺し合いの絶えない血生臭い世界。
仲間になった3人の魔族を頼りに、ハッタリと幸運と時々策略で周りを欺き、快進撃を繰り広げるレオン!
しかし彼らの前に立ち塞がるのは、人類最強の男、ナグモケ
イタロウ。
彼は、本人も知らないレオンの事を知っている様で——
「見せてくれよ。お前だからこそできる、お前だからこその楽園を」
ナグモの目的は、レオンが生まれ直した意味とは?
ちょっとコミカルで、どこまでも運命的なドラマチックファンタジー。ここに爆誕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 18:00:00
77334文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:ゆらぎ二等兵
ハイファンタジー
連載
N8725IY
――末期の共和国、全盛期の帝国。
強大な軍事力と二十を超える植民地を持っていた共和国にそれまで何でもなかった帝国に蹂躙された時に誰かが放った皮肉だ。
その言葉は共和国の現状を的確に表しているだろう。
帝国との開戦からすでにおよそ四年半の月日がたっていた。
開戦以前、簡単に例えるならばまだ戦場で騎兵が猛威を振るってい時代。
共和国は世界の三分の一の土地を有した。
巨大な工業力と軍事力を持っており戦神と呼ばれるほどの英雄がいた時代。いつだって血を流すのは兵士だけだった
。
共和国が世界の法であり戦争なんてしようものなら共和国の敗戦はあり得ないと一部の属国の国民が言いだしたほどまでだった。
そして、帝国との開戦。初戦での大敗北。次戦での敗走。
それまで、道でしかなかった属国の帝国に、共和国が大岩だとすればただの砂利でしかなかった帝国に共和国は大敗北した。
自国の絶対的勝利に自惚れていたこともあったかもしれないが一番の敗北の原因は工業の発展の差だ。
それまでの戦いは騎兵が主力だった。旧世代の剣と弓代わりに攻守両方に対応できるマスケット銃が使用され歩兵はリンチにされた。
しかし、実際のところその戦法は無力だったのだ。
実際、帝国初戦では地の利と兵士の人数の差もあってか勝利は共和国側にあったが武器の差において負けたのが原因であろう。
ひそかにマスケット銃を旧世代の遺物と知らしめたライフルの生産に帝国が成功したのだ。
もちろん、いちいち装填のかかるマスケット銃よりライフルのほうがはるかに優れているのは明らかだ。
猛威を振るっているはずだった騎兵とマスケット銃の哀れな兵士たちが蹂躙されるのはそう時間はかからなかった。
そうして、共和国の発展の遅さに気づいた植民地が離れていくのも時間はかからなかった。
もはや、共和国と他国との差は追いつきようのないものになっていた。
従来の戦法を重んじていたこともあってかやっとのことで軍にライフルが配備されるも、依然として軍事力の差は塞ぎきれなかった。
そうして呼ばれたので強国の皮を被った弱小共和国。末期の共和国だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 15:39:18
20132文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:和(のどか)
ハイファンタジー
連載
N9077HD
今から千年前、天界で、神の王と壮絶な戦いをした黄金の翼の女神がいた。
全知全能の絶対的な神の王に匹敵する力をもつ女神は、最高神を追い込んだが不運な勝負の流れから敗れた。
絶対的な神の王は、その女神の力に恐怖を感じ、翼を奪い転生しても、その力を出せないように呪いをかけた。
神として天界で蘇るはずの黄金の翼の女神は力を奪われ人間界で生まれた。
転生した女神は、自分の姿に驚いた!ち◯ち◯が付いてる!?
私、女なのに!
かなりのショックを受けた。
医者から性同一性障害と
診断された。
神の力も弱く、成長するまでは、人間界で生活することにした。
人間界は、荒れていた。
戦争に明け暮れていた。
魔人や魔獣 が溢れ人間も特殊な能力を持つ者がいた。
少年?は、街や村の人達を守る為に魔人との戦い勝利したが、神や半神半人には、まだ幼い少年は、太刀打ちできなかった。
少年は、夢でみた女性に逢う為に、魔法の加護ニンキは肉体を手に入れる為に天界に行くことにした。
戦争により街が襲われた。
イダスは強くなりたい、アシュレイは希望を持ち誰かを守る能力を得たい、そんな思いからアントリュウスと一緒に同行することにした。
4人は天界を目指して旅に出た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 07:46:02
553397文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:600pt 評価ポイント:370pt
錬金術で財を成した超巨大国家アルケア。
この国の政府は、五大錬金術師と呼ばれる天才錬金術研究者たちと共に、伸びしろがなくなってきた錬金術に代わる新たな技術『EMETHシステム』を開発した。
錬金術を凌駕する絶対的な能力の誕生に人々が注目する中、儀式が行われ、実証実験の対象者として選ばれた十万人に異能力が付与された。
ところが、その対象者の人々の体や精神に異変が起きてしまう。
その直後、開発に関わった五大錬金術師たちは世間から姿を消した。
システムの不具合により幼児化した五
大錬金術師、アルケミナ・エリクシナと巨乳お姉さんになってしまった助手のクルス・ホーム。
元の姿に戻るためには、失踪した残りの五大錬金術師たちが所持するEMETHシステムの錬金術書を集め、術式を読み解くしかない。
そう結論付けた二人は、EMETHシステムの解除方法を探す旅を始める。
原案、村崎ゆかり
こちらの作品はカクヨムにも掲載しています。
また、なろうに投稿されている自作品を再構成しています。
1月11日より、毎週月曜午前8時投稿開始。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 08:00:00
474957文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:22pt
その日、個人勢の新参vtuberがデビューした。しかし彼女はただの少女ではなく、その前世は唯一無二の絶対的な支配者である女魔王が転生した少女であった。魔王としての絶対的な力に裏打ちされていた自信に溢れた堂々たる言動、器の大きさを魅せつける。人気取りの業界であるにも関わらず、一切視聴者に媚びようともせずに己を貫くカリスマ性に、多くの者たちは惹かれていく事になる。
最終更新:2024-05-06 07:28:11
640032文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:11888pt 評価ポイント:6274pt
絶対的決定事項を決行すべく主人公がある行動を起こす
最終更新:2024-05-06 03:33:13
883文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
2035年に始まった第三次世界大戦では日本が未知のテクノロジーを使い圧勝した。そして世界の通貨発行権・ブロックチェーンのマイニングの権利をすべて握り日本は世界の頂点に立ったのだ。日本が世界制覇をしてから20年後、eスポーツ5冠王であり、日本を陰から支配する会社の副社長でもある虻利虻輝(あぶかがあぶてる)は、一見すると絶対的な”勝ち組”と言えるが、日々悪夢にうなされていた。無実の人々を”犯罪者”として捏造する日々に疑問を抱き日々苦しんでいたのだ。そんな中、虻輝の父である虻成が目
の前で殺されかける事件が起きる。その犯人は自分と年が変わらぬ少女であり、”これが自分のしてきたことのツケか”と衝撃を受ける。少女や家族に導かれ自分の立場を危うくしてでも虻利家を変えていこうと決意する。
人はどこからきて、何をして、どこへ行くのか? そんな人生への目標を見失いかけた青年が目標を見つけ、それを達成していくまでの近未来の日本を舞台に描いたSFバトルアドベンチャー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 21:00:00
787706文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:22pt
時は江戸。もしくは江戸によく似た時代。
「泥酔して、起きたらみんなちょんまげだった!!!」
黒船来航により世間が大きく揺らぐ中、ブルワー(ビール醸造家)である久我山直也がタイムリープしてきた。
そんな直也が転がり込んだのは、100年以上の歴史を持つ酒蔵「柳や」の酒を扱う居酒屋。そこで絶対的な嗅覚とセンスを持ちながらも、杜氏になることを諦めた喜兵寿と出会う。
ひょんなことから、その時代にはまだ存在しなかったビールを醸造しなければならなくなった直也と喜兵寿。麦芽にホップにビ
ール酵母。ないない尽くしの中で、ビールを造り上げることができるのか?!
ビールという飲み物を通じ、歴史が、そして人の心が動く。これはお酒に魅せられ、お酒の力を信じた人たちのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 20:00:00
145842文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:118pt
総合ポイント:138pt 評価ポイント:78pt
魅力ある人物達が織りなす群像劇、扉の真の力とは?
≪あらすじ≫
義理の兄「ルイス」を探し旅に出た見習い騎士「ローダ」
アドノスという悪い噂がたえない島にいるらしい情報を
つきとめて渡る事に。
そこで彼は黒い剣士「マーダ」に乗っ取られていた兄と再会する。
マーダはアドノスを支配する絶対的な存在であり、民衆の敵であった。
兄と戦う事に苛立ちを感じながらも、戦いに身を投じてゆく。
頼もしいローダの仲間達
精霊魔法を拳に宿す事が出来る拳闘士「ルシア」
示現流を使う侍「ガロウ」
14歳の天才司祭「リイナ」とその父である戦斧使い「ジェリド」
民衆軍の総指揮者でありエンジニアでもある「サイガン」
ジャベリンとハルバードの使い手「ランチア」
ランスによる特攻を得意とする「プリドール」
ローダには『扉』という秘められた力があった。
扉には10の封印がかけられており、
他の人間との意識を共有する事で、その封は解かれていく。
ローダは封を解くカギになった人間の能力を得る事で
次々とその力を開花させてゆく。
全ての封を解いた時、彼はこの世のみならず
空想上の力すら操り、全ての人間達と意識を共有出来るという。
マーダ率いる黒の軍団「ネッロ・シグノ」には10人の
精鋭部隊『ヴァロウズ』が存在する。
ノーウェン(ネクロマンサー)
ドゥーウェン(学者、相手をハッキングする)
トレノ(エストックの剣士、元は武士の出)
フォウ・クワットロ(女魔導士、マーダに心奪われて情婦になる)
ティン・クェン(女拳闘士、密かにトレノを慕っている)
セイン(女オーガ、相手に化けるだけでなく、その相手の能力すらコピーする)
セッティン(巨人、重力のスペルが使える)
オットー(ダークエルフの魔導士、魔法のみならず顔や腕のギミックで戦う)
ノヴァン(完全燃焼の炎と絶対零度の冷気を吐くドラゴン)
レイ(二丁拳銃使い、自らを法(スペイン語のRay)と名乗る)
彼らとの戦闘は熾烈を極めつつも、ローダとの邂逅で心揺れ動く者も現れる。
果たしてローダは完全な扉の力に目覚め、兄ルイスを取り戻す事が出来るのか?
数多の登場人物が、ファンタジー世界、現代世界、SFの世界、
ありとあらゆる力を使って戦う、異色のファンタジー
ローダとルシアの大人の恋愛にも注目
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 16:04:03
673446文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:22pt
遠く離れた西の地より魔術師たちの国、レンレセルに箱詰めで送られてきた少女、キーア。
若き魔術師カウツに引き取られ、その弟子スオと共に育つこと十年。魔王大征伐の気運が日増しになっていく中、故郷の家族に会うことを願うキーアはスオと共にレンレセルを出奔します。
「方舟の教え」を謳う天上方舟教会、レンレセルに属さない魔術師たちの組織魔法使い組合、絶対的なる力を持つもの魔王、そしてレンレセル。
様々な思惑が渦巻く中、キーアとスオの旅は続く。
帰宅系神話。
最終更新:2024-05-04 22:02:39
648464文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:20pt
とある王国の第一王女フェリシアは、王位継承権第一位の王女。王女が第一位の理由は彼女が持つ魔法の才能。彼女は国の誰もが認める天才だった。
魔法の能力が絶対的な物差しであるこの国で、弟のアーサーは魔法の才能が無かった。そのためフェリシアが後継者となったのだが、フェリシアは王になる気は無いと言い張った。幼かったため子供の戯言と思われていたが、フェリシアの想いは何年経っても変わることがなかった。しかもその代わりに冒険者になると言い張るまでになっていた。
それからさらに数年が経ち、
フェリシアは国立高等魔法学院の三年生となっていたが、学院にはほとんど行かずに自由気ままな日々を過ごしていた――
この作品はカクヨムにも投稿しています。(カクヨムが最新です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:27:54
36615文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
人間の奴隷商人から逃げ出した亜人のヒロイン達は、魔物がはびこる危険な「魔の森」の中で、謎の巨人(ごーれむ君)と出会い、彼に助けられる。巨人(ごーれむ君)はヒロイン達を人間から守りつつ亜人の勢力範囲へと連れて行く。
謎の巨人(ごーれむ君)は遥かな昔、大魔王時代に作られた戦闘用の自律型ゴーレムであった。魔導防壁による絶対的な防御力、多彩で圧倒的な武器により、ゴーレム君はヒロイン達を守り、邪魔する敵を粉砕する。その強さゆえ、時に頼られ利用され、時に恐れられ忌避されるごーれむ君に
連れられ、ヒロイン達は安住の地を求め流離う。とある人間の国の東の端から始まった物語は、やがて三大王国や亜人連合を巻き込み、大陸全土に広がっていく。
(お断り)無断転載、無断翻訳はやめてください。(C)れっさー 2020 All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 03:00:00
717563文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:844pt 評価ポイント:458pt
※BLではありません。
庇護目的の女が嫌いなのでハーレム回避してたら必然的に男が集まるし、元が女なので偶に女っぽい仕草で周りを翻弄するから結果的にBLに見えてしまう話。
強い女なら結婚したいと思ってるけどそもそもチートだから“強い”の基準が高い、自分の絶対的造形美な顔が大好きな美形を自覚してる主人公。
※主人公の美形描写が中々にクドいので、苦手な人は読まないでね。
外見と言動で盛大に勘違いされつつ、基本的に中心に居ながら蚊帳の外で無責任に日常を愉しむだけ。
「……貴族
?」
「貴族じゃないですよ」
「なんで」
「え」
な、話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 22:13:35
251341文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:5352pt 評価ポイント:3072pt
異世界召喚、そして転生。
この2つの出来事で起きた2度の裏切りにより、完全に心が壊れてしまったルーク。
そんなルークは死の間際で最強の力を手に入れた。
それは、支配の力。
この力はスキルで支配されたこの世界すらも支配する、
絶対的な悪魔の力なのだ……
最終更新:2024-05-03 19:00:36
7312文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人族の領域を求める魔族は、魔王を筆頭に侵攻を繰り返す。
神々より力を与えられた勇者は、魔王や魔族、魔物に対して絶対的な力を揮い、これを撃退する。
幾度となく繰り返される人魔の戦いの中、圧倒的な力に敗北した魔王は……。
最終更新:2024-05-03 12:20:50
87424文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
世は空前のボカロブーム。
今となっては誰もがボカロPとなり、一攫千金を目指せる時代である。
しかし、無数にいるボカロP達でも敵わない、絶対的存在がいた。
曲を出せば常にランキング1位
再生回数も常にトップ
世界中が注目するボカロP
しかし、その素性は全てが謎に包まれていて、年齢、性別、国籍など一切不明なのである。
分かっていることは、毎週必ず1曲新曲をリリースするという事のみ。
この物語は、ボーカロイドというジャンルを歴史に名を残すような偉大な存在にしたいという夢を持っ
た主人公の元に、ある出来事がきっかけで、突然パソコンの中に現れた自我を持ったボカロとの、儚くとも壮大な夢を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 11:19:26
14559文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
2世紀、中国大陸は長年統一王朝として君臨し続けてきた後漢王朝の政治が乱れ、打ち続く天災に対して有効な手を打てず、民衆は貧苦にあえいでいた。
後漢の皇帝の権威は揺らぎ、数百年にわたって皇帝が天子として祀ってきた「天」もまた絶対的な地位を失いはじめる。
後漢が奉じる「天」は果たして護り続けるに値するものなのか、それとも新たな「天」を創っていくべきなのか。
これは漢末・三国時代、天をめぐる幾多の物語である。
……………………………………………………………
さて、今作で扱う
のはいわゆる「三国志」です。
ただ、常にすき間をねらって書き物をしている筆者ですので、曹操や劉備といった誰もが知る主人公枠ではなく、なるべく脇役を選んで書き綴っていこうと考えております。
タイトルの「天の記」には2つの意味をこめました。
・「天」をめぐるいくつかの物語を編んだ作品であること。
・測量用語である「点の記」にかけ、1つ1つの物語をつなぎ合わせていけば、漢末・三国時代を貫く一編の長編になること。
最初の人物である「張角」から始まって、列伝形式で記述していくことで、後漢末から西晋時代にいたる「三国志」の世界を描いていこうと考えております。
史実をベースに展開していくつもりではありますが、筆者の独自解釈や妄想もいたるところで入ると思いますが、よろしくお付き合いください。
なお、更新は毎週月曜日と金曜日の朝6時を基本とし、休載の場合は「活動報告」でお知らせいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 06:00:00
640444文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:50pt
空気モブとして生きてきた高校生――三森灯河。
修学旅行中に灯河はクラスメイトたちと異世界へ召喚されてしまう。
召喚した女神によると最高ランクのS級や優秀なA級の勇者がこれほど集まった召喚は珍しいという。
しかし灯河は唯一の最低ランク――E級勇者だった。
ステータスは他のクラスメイトと比べると圧倒的に低い。しかも灯河の固有スキルはその異世界で絶対的なハズレとされている【状態異常スキル】で……。
これはかつて空気モブだった廃棄勇者が、絶対最強の悪魔へと駆け上
がる逆襲譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 12:00:00
9579文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
~それは絶対的能力の代償 外伝~
温暖な大都市、サンヒートジェルマンに住んでいる少女、ホレイシア・ダイソンは想いを寄せている幼馴染の少年、ムーン・ディライトに呼び出された。
告白されるのではないかと思い、胸をドキドキとさせながら待ち合わせ場所に向かうホレイシア。
だが、ムーンはホレイシアの期待を裏切り、自慢話を始める。
この日、巨大国家アルケアの各地にいる十万人の人々に、錬金術を凌駕するという異能力が与えられるのだ。
その対象者に選ばれたムーンは、異能力が使えるよう
になったら、ギルド活動を始めたいと言い出す。
ところが、五大錬金術師による儀式が行われた直後、ムーンは獣人になってしまう。
獣人(クマ)になったバカな少年、ムーン・ディライト。
そんな彼に想いを寄せ、自身の種族にコンプレックスを抱く幼馴染の少女、ホレイシア・ダイソン。
錬金術の礎を築き上げてきた希少種族、ヘルメス族の天才少女、フブキ・リベアート。
最強の三人が、副業でギルドを結成し、さまざまなクエストに挑戦する異世界ファンタジーラブコメ、開幕です!
☆お知らせ☆
カクヨムにて、重複投稿中。
この作品は、異世界錬金術ファンタジー、『それは絶対的能力の代償~再構成~』のスピンオフですが、本編を読まなくても楽します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 08:00:00
156544文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
「このループから抜け出すために、協力してくれ」
そう神様に助けを求められ、サポートキャラとして選ばれた水森飛鳥は『ループから抜け出したら即帰還』を条件に引き受ける。
この世界や主人公たちに関する知識、神様からの絶対的加護を元に、異能の存在する乙女ゲーム風・類似世界へと、少しばかり変わった方法で来た飛鳥だが、少しばかり流れがおかしい……?
「……何だこれは……」
「まあ、何だ。今は諦めろ」
飛鳥と周囲の者たちの勘違いや思惑などが錯綜する中で、それぞれが導き出した結論とは
ーー……
【基本的には月一更新ですが、十二月と一月は二話更新となっております】
【タグ補完:ネット小説大賞七感想】
【2016.05.25 ジャンル編成に伴い、ジャンルを変更しました。旧ジャンル:学園】
【『カクヨム』、『ノベルアップ+』にて同時掲載中】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 09:00:00
348100文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:306pt 評価ポイント:72pt
蒸気機関や化石燃料を用いた機械文明が発達してもなお、この世界では魔術は衰退することなく、教会もまた絶対的な権威を失うことがなかった。
ある日、若き騎士シオンは叛逆の罪に問われ、大罪人として騎士団を追われることになる――その五年後、彼はとある辺境の町で、その日暮らし同然のしがない便利屋として生活していた。
シオンがいつものように明け方まで飲み明かしていたある日、突如現れた少女が仕事の依頼をしてくる。
それが始まりの因縁――シオンは、自身の過去に清算をつけるため、少女との旅に出る
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 19:53:27
992702文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:4530pt 評価ポイント:1414pt
高貴で、高潔で、高尚。
普段は狡猾で食えない性格だが、"家族"に仇なす者が現れた時のみ、冷徹に牙を剥く。
誰よりも人を見抜く目を持ち、人を匠みに操る方法を心得ている。
笑いかけるだけで相手を高揚させ、話しかけるだけで本心を引き出せる。
老いも若いも関係なく、それが理想とされるマフィアの人物像であった────
裏社会最大のマフィアー家・瑞連家のボスが突如としてその姿を 消したとき、世界を動かしていた歯車が少しずつ狂い始める。
“家族”間での殺し合いや下
剋上。
次なるボス候補者の殺害。
裏社会全体の瑞蓮に対する信頼が崩れつつあった。
そんな中、かつて先代の瑞蓮のボスに助けられた年は秘かに その座を狙っていた。
少年の名は落合零、瑞蓮の経営する違法の学校、通称、マフィア学校 では負けなしの実力の持ち主だった。
"あの人はボスの座を呪縛と言った。その呪縛を解いて欲しいと俺に言った。俺がボスになればあの人は呪縛から解かれる─── "
絶対的な自信があった零だが、中等部に進み様々なマフィアと 出会っていくにつれて気づいてしまう。
自分の道を妨害すべくせまって来る魔の手の数々に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 10:16:21
2016文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
※今作品は今日では適切な表現しかございません。
作品の絶対的面白さ、暴力的表現を尊重しあらゆる表現をそのまま収録しております。
カクヨム様にも掲載中です。
2022年、東京湾に浮かぶ人工島で起きた殺人事件が発端となり何かが蠢きだす。
事件を捜査する刑事は暗躍する者、そして蠢く者本人へと近づいていく。
その先に待つのは、一体何か。
最終更新:2024-04-29 09:00:00
114535文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
※第3部・90話めからのあらすじです。
※ ☆が三太、○が三果、△が凜々翠、☾がその他キャラ視点のエピソードです。
「俺は『星』だ。輝ける力はあっても夜に引っ込んでるべき存在」
「陽の当たる表舞台にいる器じゃない。この強さを妬まれるなら冒険者はもうやめだ」
「これからは敵を極力作らず、かつ舐められず。経済の主役たる男どもを支え、転がす方に回る」
「男に必要なモノ。それは『金』と『酒』と『女』だ」
『すべての体感が超リアルだが、習得した能力を現実に持ち帰れる』異世
界冒険ゲーム【MYTH(ミィス)】に勤しむ大学生・明星三太。
ある時【反逆の刃】に目覚めたことで運命は一転、強すぎる力が災いし、現実でも異世界でも苦しみの止まらない日々が訪れる。
最愛の彼女との早すぎる別れ――失意のどん底にある中現れたのは、不治の病を抱える1匹の捨て猫だった。
治癒スキルを求め再び『氷魔法使いルーシー』として異世界へ旅立つ三太。だが圧倒的最強・絶対的無敵の力を妬まれさらなる理不尽に遭い、結果的に多くの人々を殺害――おたずね者として追われることとなってしまう。
真面目さと優しさゆえに力と才に振り回された青年の選んだ道。それは、闇の世界に生きることだった――。
因果応報、何かを得れば他を喪う。自ら為したことの責任はどこまでもつきまとう!
チートスキルを得、最強と称されたとてそのツケは必ず回収される! 甘々ハーレム生活やのんびりスローライフなど夢のまた夢!
ご都合主義は決して許さない、流行に逆張りを貫くハード&ヘビィ、シリアスダークファンタジーの金字塔がここに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 17:33:34
307410文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:288pt 評価ポイント:202pt
ワタシは、たとえ雲海になることが出来なかったとしても、この里の家族を守る・・・。
里の長、雲海の息子である時雨の夢は、いつか東の里の長、雲海の名を受け継ぐことだった。しかし、雲海の名は、里の絶対的な掟により、長男しか受け継ぐことができない。双子の兄がいる時雨にはどうやっても、叶わぬ夢だ・・・。
運命と宿命、時雨にとって本当に大切なものは何なのか、ゆずれないものは何なのか?また、銀色の髪と青い目を持つ時雨に隠された謎とは・・・。
この物語は、運命と宿命を乗り越え前向きに
生きる忍び達の物語。
※物語の大筋は、時雨(しぐれ)が主人公になりますが、短編、短編で進めていくので、その物語によって主人公が変わります。
※毎回、物語の始めに前回の物語のあらすじを書いていますが、途中から読むと内容が分からない場合もございます。
【主な登場人物】
・時雨→本流の村の長(雲海)の次男、氷雨の双子の弟。本人も知らない謎に包まれた少年。
・氷雨→時雨の双子の兄。人知れず、心に葛藤を抱く悩める少年。
・ホタル→氷雨の許嫁。親が勝手に決めた運命に翻弄される少女。
・一平→清流の村の長(威風)の息子。だれも知らない過去を背負う少年。
・ネネ→一平の許嫁。・・・姉御肌な少女。失った記憶と戦いながらも、一途に一平を思い続ける。
・泡沫(うたかた)→5人の師。戦火の狼と言われた謎多き、甲賀の忍。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 09:10:00
444126文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:10pt
空気モブとして生きてきた高校生――三森灯河。
修学旅行中に灯河はクラスメイトたちと異世界へ召喚されてしまう。
召喚した女神によると最高ランクのS級や優秀なA級の勇者がこれほど集まった召喚は珍しいという。
しかし灯河は唯一の最低ランク――E級勇者だった。
ステータスは他のクラスメイトと比べると圧倒的に低い。しかも灯河の固有スキルはその異世界で絶対的なハズレとされている【状態異常スキル】で……。
これはかつて空気モブだった廃棄勇者が、絶対最強の悪魔へと駆
け上がる逆襲譚。
※ 書籍版6巻11/25(水)発売
※ コミック版3巻12/25(金)発売
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 21:04:40
1683550文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:143pt
総合ポイント:507276pt 評価ポイント:245240pt
作品説明
この世界には人の想いを喰って生きる悪魔が存在する。人々の弱き心に漬け込み、契約し、その人の想いを暴走させ、魂を喰らってしまう。魂の抜けたその体は悪魔の支配下となり、化け物の姿として人々を襲う。だが、それらに対抗する悪魔殺し専門の部隊が存在した。それが「神楽の守り人」である。代償を支払い神と契約し、神から与えられた神器によって魔を滅する者たちである。この物語は、そんな魔を滅する人間と悪魔との抗争を描いた英雄譚である。
あらすじ
高校二年生の結城鈴音は、たゆまない努力
を重ね、ピアノに人生をかけてきた。しかし、絶対的な天才の前に心を折られてしまう。何故、私は努力をしても天才に勝てないのか。その心の闇に漬け込んだ悪魔は鈴音に近付き、契約を迫る。
ピアノ大会前に起こる出場者の度重なる負傷事件。少し小細工をすれば勝てると考えていた。しかし、ピアノ大会当日では小細工すらも諸共しない天才の姿がそこにはあった。絶対的な差を見せつけられた鈴音は、悪魔と本契約を交わそうと手を伸ばす。しかしその時、神との契約者である安倍神楽が彼女の前に立ちはだかった。そして彼は言い残した。力は飲まれるものではなく、制御するものであると。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 20:00:00
116811文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:yaasan
ハイファンタジー
連載
N5174IH
子供の頃から勇者に憧れ、勇者になりたかったファジル。しかし、物語に出てくるような勇者などには決してなれない。そんなことは成長するに従って、嫌でも現実がファジルに教えてくれていた。しかし、それでも十九歳となった日、その思いを抱えたままでファジルは旅立つことを決意する。
そんなファジルの旅路にその強引さで押しかけて、ついてきたきた幼馴染みのエクセラ。そして、旅の序盤で助けた天使族の少女も加わって、ファジルの旅は幕を開けたのだった。
そのような中で三人が旅の途中に訪れた小
さな村。その村が魔獣の脅威にあっていることをファジルたちは知る。そして、そこに偶然居あわせた勇者一行。村人たちは所用を済ませた後で魔獣討伐をするとの約束を勇者一行と取りつけるのだったが、勇者一行が戻るよりも早く魔獣が村を襲って来たのだった。
いつの時代においてもファジルたち人族にとって、違うことはなく絶対的な善である勇者。人族にとって不倶戴天の敵である魔族を打ち払う絶対的な善である勇者。
その絶対的な善を誰が、どうして殺すのか……。
※他サイト重複掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 10:10:36
90449文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:20pt
女神が司る理想郷である神界。そこは争いも災いも存在しない、平和で優美な世界だった。
アライソはその世界へと転移しては神物を盗み出し、現実世界で売り払う仕事をしていた。
彼は値段など付けることの出来るはずもない尊い物を現金化するその生業を嫌悪していた。
だがある時、彼が神界へ行くと、絶対的な平穏が約束されているはずのその世界の村が焼き討ちされていた。
何よりも現実世界よりも大切に思っていた神界の危機を目の当たりにし、彼は戦いの中へと身を投じて行く。
最終更新:2024-04-23 08:08:23
84016文字
会話率:39%
IN:6pt OUT:16pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:20pt
アルケミーには絶対的な原則がある。等価交換。
何かを成すには何かを代償に出さなければならない。
これは揺るぎ得ない絶対である。
最終更新:2024-04-23 06:00:00
18797文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:8pt
作:中西 陽一郎
現実世界[恋愛]
短編
N9476IX
陽翔(はると)は、子供の時から、父の前ではいつも緊張していた。呼ばれなければ自分から近づいて行くことはなかったし一緒に泣いたり笑ったりした記憶もない。父には冗談の一つも言ったことがなかった。一番古い記憶の始まりから存在するその絶対的な距離は、陽翔が大人になり、2年前、父が突然亡くなるまで縮まることはなかった。心の奥底に、普段は自分でも忘れてしまうほどの少しの寂しさを密かに抱えたままではあったが、その寂しさの裏返しである世界への希望に支えられて、陽翔は、概ね健全な、少なくとも、
傍から見ればそう見えていたであろう28歳の青年になっていた。陽翔は、同じ会社に1年後輩として入社してきた美鈴(みすず)と恋をして結婚した。彼女との暮らしに幸せを感じてはいたが、自分の子供を持つということについては、父との関係の記憶が、陽翔にそれを躊躇させていた。自分に子供ができるということを明確に拒否する確固たる哲学が自分の中にあったのかというと、そういうわけでもなかったが、少なくとも、結婚する前の自分の人生の中で、自分の死んだ後の世界に、自分の遺伝子をこの世界に残したいと切実に望む気持ちを陽翔は感じたことはなかった。結婚してから、3回目の正月、1枚の年賀状にプリントされていた写真とそれに添えれられた一言がそんな陽翔の心を動かした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:35:16
17799文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
妖怪がいて、人間が異能を持ち、共生する世界。
月本国の紀伊野領の次期女領主、柊はある危機に直面していた。
婚約者が駆け落ちしてしまったことだ。
ことの発端はそれだ。
そのことにより、二人の結婚を望みまくっていた両家の絶対的権力と異能を持つじい様たちが癇癪を起こしてしまうこと、それが一番目の危機だった。
癇癪で能力を暴走しかけたじい様の前に、何かがひいらぎの前に現れる。
その何かは、婚約者の姿によく似せていた。
じい様たちは騙された。
そのことにより一番目の危機は去った。
し
かし、何かはひいらぎとの結婚を望んだのだ。
二番目の危機は、婚約者のふりをした何かと結婚させられそうになっていることだ。
はたして、ひいらぎはどうなってしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 20:32:41
6142文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Nier_o
ハイファンタジー
連載
N2294IW
現れたが最後、その絶対的な力を振るい戦況を滅茶苦茶に荒らし、誰の言いなりにもならず、誰の追随も許さない。
まるで己が中心に世界が回っているかのように、ただ我儘に、そして縦横無尽にその力を振るう存在。
そんな絶対強者に憧れた少年が、転生した先の世界で絶対強者として君臨する為に躍動する――。
最終更新:2024-04-18 18:00:36
9845文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
聖女に選ばれなかったルルフェアは、王太子レオニスに婚約破棄されることになる。レオニスの新たな婚約者は、聖女に選ばれたティアーシャで……。聖女が絶対的存在なこの世界で、ルルフェアは聖女の座を巡ってティアーシャに反旗を翻す。王妃と協力して暴いた聖女の秘密、そして、ティアーシャが隠したかった真の秘密と目的とは……!?
最終更新:2024-04-07 00:39:02
12448文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:90pt
稀代の犯罪者は、
絶対的に隔絶された刑務所の塀の中から、
いかにして隠し財産のありかを外へと伝えたのか?
最終更新:2024-03-31 01:52:56
5362文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:46pt
物語は主人公である異相 和が、異世界へ転移してから十ヶ月経過した、真冬の洞窟の中から始まる。
この世界は剣や魔術で魔物と戦い、冒険者となってダンジョンなどを攻略する世界。
そんな絵物語の様な世界に対して、カズはなんの興味も、なんの感情も持っていなかった。
今から四ヶ月前、カズは全てを失った。
絶望のどん底にいた自身を救ってくれた最愛の女性を、カズは失ってしまったのだ。
最愛の女性を亡くしたカズにとって、唯一の救いは彼女の元へ行くことだけ……。
カズは死にた
かった、死んで彼女の元に行きたかった。
ーーだが、カズは死ねなかった。
カズはこの世界でスキルや魔術を使えない、そういった体質を持ち。その弱さゆえに彼女を失ったというのに、全てを失い――全てを放棄した時、カズは自身に『|甦《よみがえ》り』という異能があることに気づいた。
死んでも甦るその力は、聞こえはいいかもしれないが。
カズにとってその力は、彼女の元へいけないという呪いでしかなく、カズはその全てに絶望した……。
無気力という名の絶望に浸りながら二ヶ月ほど彷徨ったある日、カズは自身を探窟家と名乗る図体のでかい男と出会い。探窟家につきまとわれながら共に旅をして、洞窟の中で自身の身の上を話したことで、カズの異世界での物語が本当の意味で始まっていく。
カズには最愛の女性と共に誓った夢があった。
夢を叶えるためにカズは力を欲し。
絶対的な力を――全てを蹂躙することができる力をカズは求めた。
カズは冒険に興味はない。
残っているのは彼女と誓った夢だけ。
その夢を叶えるために、カズは無限にも等しいこの命を使い果たすとそう決意して洞窟の外へと歩き始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 17:10:00
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AIが支配する世界の小説家の話(一話完結SF短編)
AI……王の手はいつでも十億単位作家だ。世界のほぼ全てのものが読み、学び、模倣する。そういう絶対的な作家が居れば、大抵の奴はすぐに心が折れちまう。いんや、折れる程の心を持つことすら無いかもしれない。
だがまぁ、そんな世界の中で、俺には十分以上の自負がある。
何故かって? 俺には、少ないながらも読み手がついているからさ。
(以上抜粋)
最終更新:2024-03-24 15:34:10
2035文字
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