天災によって瓦礫に埋め尽くされた全世界。一度は世紀末に追い込まれた人類は少数グループに分かれて暮らし、250年を経て各々が国に発展させていた。しかし国は元の形を取り戻そうにも国を出れば放置された瓦礫の山。数多の国はどうすることもできない状態だ。
とある国の書庫蔵にこもる少女 七瀬澪は独りだった。そして一度だけ夢の中で神託を受けたことがある。内容としては近いうちに世界は崩壊し終末を迎えるとのこと。
それが真実なのか、旅をして世界中を周り確かめる必要がある。
少女は自身の
不思議な体質と未来視を武器に書庫蔵を飛び出す。
「旅に出ます。世界中を歩いて国々を周り、終末を見てこようと思います」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 12:06:27
295473文字
会話率:39%
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