-空野翼- 小説家になろう　更新情報検索

空野翼、大学院生、享年24歳。オリハルコン製のタライが頭に直撃するという情けない事故で死亡し異世界に転生させられる事に。だが彼にはチートもハーレムも興味はなく、あるのは宇宙飛行士という夢だけ。その上異世界は魔族と人間による戦争の真っ只中で誰も宇宙になど興味はないという有様だった。今、宇宙を夢見る一人の男と少し間の抜けた仲間たちによる宇宙開発が幕を開けるのであった。

2203年、不可能を可能とする特別な超常現象「異能力」が登場した時代。そこでは、世界の均衡から人の有り方まで何もかもが変わっていた。 不定期に地上に降臨する、異能力を人に与え、また蹂躙する超常存在「天軍」。 それらに抗いながら繁栄を続ける人類の中で、唯一変わらないものがあるとすれば、それは少年の苦悩だろう。 これは、空野翼という少年の苦悩が、世界を救うまでのプロローグの第一幕。