この物語の主人公 御黄泉 蒼(およみ あおい)は、どこにでもいるような普通の男子高校生だった。彼はひょんなことから魔王と人類が争い続けている世界へと飛ばされてしまう。そこで待っていたのは、「ボクが君をこの世界に呼んだんだ」と言い放つ神を自称する謎の球体 プルトーン。
そしてプルトーンはこう告げる。
『――ボク達の仲間となり世界の平和を守るために魔王と王国を倒して欲しい』
こうして御黄泉 蒼は神々の陣営に加わり、『冥界の魔法』という主人公とは思えないような物
騒な能力を与えられ、そして渋々魔族と王国を倒すための旅に出るのだった。
―――だが彼はまだ知らない。世界がどれほど『神々』のことを恐れているのか、過去に『神々』は世界に対し何をしたのかを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 01:13:52
81134文字
会話率:42%
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