-祝言- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:47 件
1
祖父同士の約束で、許婚だった高藤青眞と、雫は祝言の日に初めて顔を合わせた。翌日から青眞の家で暮らしはじめると、家は雑多な物と――アヤカシで溢れていた。幼少時から視える雫は、どこかヘラヘラとしている青眞と、個性豊かなアヤカシと共に暮らし始める。どうやら青眞の仕事は、文章を書く事のようだが、雫はまだ、詳しいことを知らない。※なんちゃって和風異世界なので、都合良く異国から文明の利器が流入しています。
最終更新:2023-12-24 01:36:12
13822文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
藩医の跡取り・高階清順(せいじゅん)と、薬種問屋の娘・お宇乃(うの)はほどなく祝言を控えていた。ところが新郎新婦の父親同士が打合せを行う医家の屋敷に、突然現れたのは薄汚れた旅姿の若い娘・七重。清順の子を身ごもっていると泣き崩れる娘に顔面蒼白になりながらも、新郎となるはずの清順は、父親に、お宇乃との縁談を破棄して七重と添いたいと訴える。かたや、新婦となるはずのお宇乃は、座敷に引きこもってろくに家族とも話さず、挙句、目を病みかかっていた。八方ふさがりの苦境に、新婦の父である平松屋
与兵衛と、清順とお宇乃の幼なじみで、平松屋の手代・耕太郎は、起死回生の一策を案じる――。
江戸時代のとある藩の城下町を舞台にした物語。
「秋の歴史2023」(テーマ:食事)企画参加作品です。
初稿書き上げ済み、定期更新を予定しています。
一話2000字程度(最終話のみ3500字程度)、全11話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 10:16:42
32432文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:756pt 評価ポイント:572pt
今俺は三人の美少女に迫られている。
超絶金持ちのお嬢様、鷺ノ宮鏡花……だがストーカーだ。
全生徒憧れの生徒会長、九条朔夜……だがドМメス豚だ。
金髪ハーフのロリっ子読者モデル、姫野リリー……だが露出狂だ。
何の因果か三人に惚れられ迫られる毎日。
だが聞いてくれ……俺は同性愛者なんだ。イケメンが好きなんだ。
「攻一さん聞いてください。攻一さんの私生活盗撮126時間収録のBDBOXが完成しました」
「捨てろ」
「攻一、私の事はいつでもイジメてくれて構わないからな」
「うるせぇ!」
「攻一に私のパンツ上げるね」
「きったね!」
誰か……俺の事を助けてくれ……特にイケメン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 18:22:11
110680文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:90pt
これは夢と日常の物語だ。
いつも敬語な彼女、如月礼。
高校三年にして中学一年の英語も解らない田中健一。
無口で何を考えてるか解らない音無莉央。
行きつけの喫茶店のマスター、凛さん。
俺と礼の夢の一つの結論が出るまでのお話。
※ ※ ※
かなり昔に書いた小説です。暖かい目で読んでいただけると幸いです。
最終更新:2023-08-06 09:30:50
118918文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:30pt
水神の祠守の娘は、かつて貧しさから乞食のようなぼろを纏っており、村の子供たちからいじめられていた。
年頃を迎え、美しく成長した娘を欲した名主の息子は、強引に婚姻を結ぼうとする。
男は娘をいじめていた子供たちの頭目であった。
娘は乱暴者の男に嫁ぐことを嘆き悲しんだが、拒むすべもなかった。
祝言の夜、旅装束の麗しい姫君が、一晩泊めてほしいと名主の家を訪れる。
姫君の目も眩むような美しさに魅了された花婿は、迎えた花嫁のことも忘れ、姫君に夜這いをかけようとする。
花婿の身勝手な
ふるまいに、哀れと気遣われる娘。事情を把握した姫君は、娘にある提案を持ち掛ける。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 22:00:00
8787文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:60pt
作:武州青嵐(さくら青嵐)
異世界[恋愛]
完結済
N9818HZ
母を亡くし、料理屋 五十鈴に引き取られていた小夏(こなつ)。
不遇な生活から抜け出せたのは、菓子屋 千寿堂の主、伊織(いおり)に見初められたから。
だけど。
結納金は、五十鈴屋にふんだくられ、意地悪な腹違いの妹は、家を出てもいじめにやって来る。
祝言を挙げたくても、なかなかお金は貯まらない。
もふもふあやかしのカワウソと子狸に助けられ、伊織に支えられながら、一生懸命、千寿堂で働く小夏のなのだが。
ある日、五十鈴屋の主人、重太郎がやって来て、「育ててもらった恩を返せ」と
、さらなる金を要求。
このままじゃ、いつまでたっても、伊織との祝言があげられない!?
がんばれ、小夏。金を稼げ!
がまんだ、伊織! まだ、小夏に手を出すんじゃない!
祝言を挙げる、その日まで!
※こちらはカクヨムにも同タイトルで掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 05:35:02
86596文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:212pt 評価ポイント:132pt
昭和六年の春
十六歳になる秋川千佳は、ある日突然訪ねて来た佐々木隆と出会う
『この人がお前のお婿さんだ』
父にそう言われ、千佳は今日初めて出会った軍人さんとその日のうちに祝言を上げた。
突然のことに戸惑いながらも、千佳は少しづつ隆に惹かれていく。
だが、時代はそんな夫婦の幸せを黙って見守ってはくれなかった。
世間の空気が不穏さを増し、日本全体が戦争への道をひた走っていく時代。それは、当たり前の夫婦の幸せを引き裂いて行く時代でもあった。
『ただ、無事に帰って来て欲しい』
激動の昭和を生きた、一組の夫婦の物語
この作品は『小説家になろう』『カクヨム』『アルファポリス』に掲載しています。
アルファポリスのみR-18版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 07:00:00
124574文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:22pt
隠密の小次郎は村の古文書の内容通りに異国の部族に宝刀を届けなければならなかった。縁談の話が来たが断わり従弟の信一郎の嫁にしたが、祝言で見た嫁の美しさに後悔した。未練を残しながら小次郎は部族と騎兵隊の闘争の世界に転移した。
最終更新:2022-09-04 11:25:29
54157文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
何かと物議を醸した”祝言”から数か月――
ハーティア・ルナンは、相思相愛になれたとことで更に愛の重さを加速させるグレイの狂愛を一身に受けていた。
十四歳の少女にはなかなかハードな毎日が強いられていたが、ある日、目の前に見知らぬ長身スレンダー美女が現れる。
彼女は北の果てに棲む白狼から派遣されてきたと主張し、グレイにハーティアの存在についての説明を求めた。
<夜>の事件後、様々な出来事が立て込んで、己の種族に詳細な顛末の説明をしていなかったことに気付いたグレイは、ハー
ティアを伴い、北の果てにある白狼の群れを訪れることを決める。
季節は冬。<狼>たちの繁殖期がやってこようとしていた――
※本編『<月飼い>少女は<狼>とともに夢を見る』の完結1周年記念の番外編です。少なくとも本編読了後を推奨します。もう一つの番外編『毎日が辛すぎるので、狂気の愛を振り撒く番を何とかしたいと思います』も読了するとなお◎。
※<狼>の愛は、一途で、重い。このグレイの発言を胸に、『胃もたれしそうな愛』と『背筋が寒くなる愛』の奇跡のマリアージュを楽しめる、心の広い方に読んでいただきたい作品です。
※カクヨム様にも転載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 00:00:00
42821文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:126pt 評価ポイント:90pt
豊臣家が滅亡した大坂夏の陣。その戦いに豊臣家家臣として出陣する木村長門守重成は二十三歳と言う若さでありながらも自分の死と主家滅亡を覚悟していた。
そして最期の日を迎えた木村重成は、全身に香を焚き染めると、祝言を挙げてからまだ半年も経っていない新妻の青柳に別れを告げ大坂城から出陣して行った。
最早、勝つ見込みのない戦場において木村重成と家臣たちは敵の徳川勢と戦う中、儚く散って逝った。
最終更新:2022-03-17 17:37:02
16133文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:28pt
旅の巫女・玲は、同行する剣士・多々良とともに、とある村に立ち寄った。
村を治める豪族の娘との結婚を断るため、夫婦のふりをする二人。
しかし娘は、近々行われる祭りの日に祝言を挙げることになっていた。
「私の代わりに、舞を奉納していただけませんか?」
娘にそう頼まれた玲は、華やかな衣装を身にまとい、寿ぎの舞を披露することに──
瓢箪の巫女、その9です。
最終更新:2022-01-01 13:00:00
12386文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:88pt 評価ポイント:72pt
陽菜は気がついたら戦国乙女ゲームの世界に入り込んでいた。陽菜の役どころは独眼竜で知られる戦国武将伊達政宗の妻、愛姫。祝言の為に米沢城に向かっていたところ愛姫が落馬。そこから陽菜が愛姫となって話は進む。祝言の席には不在の夫。しかも初夜でようやく顔を合わせた政宗から「これは政略結婚でそなたを受け入れる気はない」と、拒絶され先行き不安な夫婦生活。そこへ政宗の従兄弟伯父である独眼の伊達成実が言い寄ってきた?!
※歴史が苦手な方でも楽しめる作品となっております。笑ってもらえたなら
幸いです。※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 19:00:00
146616文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:60pt
私と玉彦の正武家奇譚~学生編~の続編となります。
玉彦との出逢いから十年。
彼の大学卒業と共に、鈴白村の正武家へと嫁ぐことになった比和子。
けれど祝言を前にして玉彦の部屋にて見つけてしまった手紙により、彼の浮気疑惑が浮上する。
自分ではない誰かに愛を囁き、惹かれている玉彦を前に比和子は……。
そして『いずれ訪れるその時』を迎えた正武家。
犠牲を払ったその先にあるものとは?
※毎日複数回更新です。
※完結まで予約投稿済み(現在執筆完了予約投稿作業中)のため、連載公開中の文
字数と総文字数に相違があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 10:00:00
220420文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:364pt 評価ポイント:268pt
昔々、明治の世に切り替わったころのとある田舎に、河童と人間がともに暮らしている村がありました。
河童のお姫様は幼いころ、川でおぼれていたところを村に住む少年に助けられ、それ以降彼に再会することを夢見ていました。
10年の月日が経ち、お姫様のところへ手ぬぐいの妖怪が現れ「変化の術」を教えてくれます。これによりお姫様は人間に変化し、命の恩人である青年と再会したのです。
ところが青年にはもうすぐ祝言を挙げる予定の許嫁がおり、しかも許嫁の父親は世にも恐ろしい計画をもくろんでいたのです
。
河童のお姫様の思いは通じるのか。許嫁の父親の計画は実行されてしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 00:08:57
28983文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
夏の夜。神域とされる山の頂で、あやかし・烏天狗の「烏」は、親族の祝言に招かれていた。
が、少し様子がおかしい。
到着早々ふんだんに酒が振る舞われ、なかには絡んでくる輩も。
あわや、酔客と喧嘩になりかけたとき。
「失礼。ここに我が同胞、一の杜(もり)の総領息子どのはおらぬか」
黒翼の羽ばたきも涼やかに、会場に舞い降りた兄貴分から尋ねられ──
問題があったのは、人の子の花嫁と烏天狗の花婿だった。
どさくさ紛れに烏に託された、重大な頼みごととは?
*(1)~(6)ま
での全六部分を三日間で投稿・完結します。計一万一千字ちょっとです。よろしくお願いします。
*この作品は香月よう子さま主催「夏の夜の恋物語企画」に参加しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 02:43:59
12060文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:216pt 評価ポイント:180pt
作:大江いつ樹
現実世界[恋愛]
完結済
N0453GX
川田トミ(十八歳、下女中)と山野辺三郎(二十四歳、大工)は、家長である父親同士の決定により、初めて顔を合わせて言葉を交えたその日に祝言を挙げて夫婦となった。よく笑い涙脆いお喋り娘な明るいトミと、どこかずれてて感情表現が無さすぎる三郎の新婚あれこれ。
(※日本の明治/大正頃の雰囲気を意識しましたが、当時の暮らしに忠実ではなく架空設定ばかりです。日本風の異なる世界の恋愛ものとしてお読み頂けますと幸いです/全6話)
最終更新:2021-07-24 01:00:00
33277文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
連日の捜索も虚しく、智次の行方はわからない。異例の神隠しに、苛立つ島人は、怒りの矛先を道場の先生に向ける。余所者の平佐田に、智次捜索の許可はでず、為す術もなく、平佐田自身も苛立ちを隠せない。
先生と島人の間にいざこざが勃発し、さらに、本土から撤退命令がでた。
智次が消えた前日に、聖域に智次の姿を見たという情報をもとに、平佐田は本土へ戻る前にと、聖域へと向う。案内役をした滋子から胸の内を聞かされた平佐田だが、平佐田にはどうにもできないことばかり。
聖域に辿り着いた平佐田は、そこ
で子供姿を見かけて後を追う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 21:00:00
11983文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
死んでも社畜は治らない。異世界でも変わらず社畜のように働くメイド・佐々木 水穂。彼女はある日ガリガリに痩せ細った子供を拾う。少女は水穂のもとですくすくと美しく育ち、やがて聖女だと判明する。彼女を迎えにやってくるのは美貌の騎士。聖女は騎士と数名の仲間と共に魔王を倒す旅に出る。
厳しい旅になるかと思われたが、一年もせずにさっくりと魔王を倒した聖女一行。聖女と騎士の祝言に湧く町で、水穂もまたまさに物語のような展開に胸を弾ませ彼女達を出迎える。
そうしてーー養い子であった聖女に求婚さ
れた。
実は女の子だと思っていた聖女は、男だったのだ。しかも、聖女のお相手になるはずだった騎士にも求婚されてーー。
これは魔王を倒した聖女(男)と英雄の騎士に包囲され、逃げ場がない現実にメイドが右往左往するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 21:43:00
15986文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:36pt
国家老嫡男の秀克は、藩主御息女との祝言の話が決まる。なんの期待もなく義務感でそれを了承した秀克は、参勤交代について江戸へ行き、見聞を広めよと命じられた。着いた江戸では新しい剣友もでき、藩で起こった事件を巡るトラブルにも首を突っ込むことになるが、その過程で再会した子供の頃に淡い恋心を抱き合っていた幼馴染は、吉原で遊女になっていた。武家の義務としての婚姻と、藩を揺るがす事件の真相究明。秀克は、己の心にどう向き合うのか。
最終更新:2020-06-17 00:00:00
46940文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:16pt
羅の国の領主の娘、珠羅。従兄との祝言の前日に母親から羅の一族に伝わる“虹の珠”の伝説を聞く。
その珠を使えば、性別を変えられるというのだ。
恋も知らずして、性別を決めることは出来ない!
そして、母の生家、王都の麗家を目指す旅に出る。
最終更新:2020-03-10 18:49:18
3426文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
君島律善(38)の元に嫁いだ椿(18)は、君島家に来て初めての雪を手のひらに掬い喜ぶ。
妻の様子を後ろから確認し、抱きしめた律善であったが、椿は顔を赤らめ、固まってしまう。
2人は祝言から時が経過しているにも関わらず、まだ男女の関係ではなかった。
しかしその夜――。
最終更新:2020-03-09 01:25:43
2369文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
明治18年、16歳の重雄が取り調べを受けた。小学校の元助教の景山英子が長崎で逮捕され爆弾を所持していることが発覚、東洋のジャンヌダルクと称され紙面を賑した。大阪事件と言われる。英子は重雄の初恋の先生だった。重雄は何とか無罪放免となり、家業の洋糖卸商を真面目に手伝うようになる。やがてイギリス商社の支配人にも気に入られ、新たに赴任してきた異邦人セシルを寄宿人として迎え入れる。17歳の妹小菊が抱いた淡い恋を重雄は後押しをし、家名の継承も考え何とか祝言の段取りをした。祝言を1週間後に
控え重雄はその昔長崎に出港する景山英子から預かった荷物を処分しようとした刹那、大音響とともに崩れ落ちる。享年22歳、預かった荷物は爆弾だった。喪が明けて結婚し上海で身籠った小菊は長男壽を生み7年間の幸せな日々を送った。砂糖事業が下り坂になりセシルは日本を去り2年後上海で永眠する。壽に家督を譲り二度の結婚を繰り返し苦労して3人の息子を育てあげる。マレー戦争が始まりイギリスが敵性国家となると長男の青い目の壽は特高から猜疑心の目を向けられる。小菊は自身の因果の所為だと憔悴し自ら命を絶った。祝言の日の正装、指輪を握りしめ上海に出港した日だった。セシルのもとに旅立ったのだ。重雄の家名継承の道標がもたらした悲劇であった。
風史伝「小菊物語」を輔弼する風史外伝である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 18:42:34
23035文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
文明の移り変わり・人間の時代が終わる時、最古の支配者たちは新たな文明を築き上げる新人類に成りえる者たちを選出し昇華させる。
幸福を追求する少年、被ることで幸福を得る紅いコートの化け物、友を救えずとも大切な今を享受したい男。
これは、最古の支配者に選ばれ翻弄される三人の破綻者の物語。
ホラーを軸に様々な要素を組み込んだこの物語は、あなたの心を満たす者になれれば良いのだが・・・。
最終更新:2019-12-03 21:55:27
155061文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:24pt
戦に従軍することになった村の若者、甚八。お菊との祝言を間近に控え、何が何でも死ねぬと、甚八は戦場を離れ許嫁の待つ故郷へ急ぐのだった。
本作は長岡更紗様主催の「アンハピエンの恋企画」参加作品です。
最終更新:2019-11-30 20:06:02
1989文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:182pt 評価ポイント:158pt
銀月がかがやく頃、どこからか琵琶のつまびきが聞こえてくる。うつくしい調べ。月が花嫁を呼んでいるのだ。
今日は佳き日。月と花嫁の祝言の日。
けれど小夜(さよ)はそんなことを知るよしもない。ただただ、姉との別れを受け入れられずにくすぶっている。真黒な感情が小夜(さよ)をつかまえに来て、だから森のなかをひた走る。途方に暮れてさまよい出たのが、この祝言の席だった。
これは銀月夜のちいさな幻想譚。(2006年執筆/一部改稿)
最終更新:2019-05-28 18:59:02
6988文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:23pt 評価ポイント:11pt
とある地方の小藩の若侍、尾之江甚八は、幼なじみである栗本源之丞の妹、お絹が急死したことを知る。お絹は、もう一人の親友、能見清之介と近々祝言を挙げることが決まっていた。
衝撃を受け、悲嘆に暮れる甚八。が、やがて彼は、死んだお絹が何かを隠していたことに気づく。
甚八、源之丞、清之介、固い友情の絆で結ばれた三人を運命が翻弄し、そして若者たちに、青春の日が終わるときが来る……
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2019-03-29 20:39:26
18760文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
この作品は他サイトでも執筆しております。
三沢はまだ闇の中だった。
闇。
それはアメリカ軍の偵察機や爆撃機から発見されないための工夫。
街灯は常に消され、室内は灯りの漏れないようにカバーで覆う。
誰もが細心の注意を払いながら生活する。
日本全土がそんな状態だったのだ。
その闇は自ら作り上げたものだったのだ。
夜間の空襲に備えて灯火管制ひかれるようになると、明りを家の外に漏らさないように厳しく注意された。
電灯を黒い布で覆ってしまうのが一般的だったが、被せれば
光を拡散しないカバーも出来ていたのだ。
そんな中を、一組の男女が走り出そうとしていた。
浅見孝一と、形ばかりの祝言を挙げて妻となったばかりの八重子だった。
それは三三九度と言い、それを酌み交わすだけで立派な結婚式になる代物だった。
秩父札所一番、四萬部寺より山へ半里程入ると小さな里が現れる。
そこが八重子の生まれ育った三沢だった。
古くより秩父三十四札所への参道の一つとして、お遍路達を受け入れてきた土地柄でもあった。
人情深い里の人は、惜しみのない愛で行き交う人々を見守り続けていた。
八重子はこの地を離れたくないと思っていた。
でも憧れていた、愛する孝一との暮らしの誘惑には勝てなかった。
八重子はこれまで育ててくれた両親に心から感謝しながら、孝一と闇の中にある道を見つめていた。
敗戦の色が濃くなった昭和二十年四月。
でもまだ多くの国民はその状況を知らずにいた。
そんな中、二十二歳の孝一の元へ召集令状が届き、かねてより思いを寄せていた八重子の家へと向かったのだった。
そしてこの、闇をついての決行となったのだった。
孝一は甲種合格だった。
何時赤紙が来ても可笑しくない状態だったのだ。
未来への第一歩を踏み出そうと、二人は呼吸を合わせて何も見えない世界へと飛び出して行ったのだった。
勿論、不安は無いとは言えない。
それでも二人は幸せだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 00:12:36
26347文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
出所を果たした女に待ち受けていたのは、どうしようもないほどに周知された過去の罪状とスティグマ。
それらによって、最早女に居場所は残されていないに等しい。それが自業自得であるが故に、女自身も逆らうことはできない。ただし、本心から納得のいかないことが一つだけあった。
~何故、アレを盗ってはいけなかったのか~ と。
これは、呪詛の祝言~リテイク~ に繋がる小話。
最終更新:2018-12-31 02:31:00
2707文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【急募 鬼の婿】
★衣食住つき★ 募集人数 1名
雷神・鳴上姫の夫として祝言を挙げてくれる方大募集!
アットホームなおうちで美人な奥様の帰りを待つカンタンなお仕事です。
※たまに雷を落とされるかもしれませんが、手厚い福利厚生つきですのでご安心ください。
最終更新:2018-09-23 16:28:55
4710文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
三年前、そうとは知らぬまま東国の王を助けた妓女の香梅(シャンメイ)。男は恋仲であった別の女と祝言を挙げていたが、彼女は未だにその男のことを忘れられずにいた。雨の降りしきるある日、三年前の礼をしたいと見知らぬ男が楼閣を訪ねてきて……。意地っ張りで素直になれない女と、不器用で言葉の足りない男が織りなす恋物語。
『【連載版】龍の望み、翡翠の夢』の続編ですが、こちら単品でお読みいただいても大丈夫な作りにしています。
最終更新:2018-08-30 07:43:50
30964文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:1211pt 評価ポイント:705pt
故郷に帰ってきた途端、レイスは家族から祝言を挙げるように強制される
炎狼の抱擁番外編
ヴァルディースとレイスの結婚式エピソード
最終更新:2018-08-06 12:47:47
17413文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:24pt
むかしむかし。出稼ぎに行っていたひとりの青年が、嫁にしたいと娘を連れ立って帰ってきました。
整った容姿を持っていましたが、彼の通訳がないと、会話を成り立たせるのが難しいほど、口下手だったのです。
そして祝言をあげてから、彼女は人前にめったに顔を出さなくなります。
旦那が泊りがけで家を空けてしまう日。気を利かせた隣の奥さんが、彼女がいる家を訪ねることにしたのですが……。
最終更新:2018-07-09 16:30:13
3735文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:27pt 評価ポイント:25pt
男は祝言の直前に死んだ。
生まれ変わっても好きでいる、その言葉を胸にして。
女はその後を追って死んだ。
生まれ変わってでも男と一緒になりたかった。
最終更新:2018-05-19 20:58:58
1097文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
春を詠ったもの
『祝言』より
最終更新:2018-04-09 14:18:10
276文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
トラックにはねられて異世界に喚ばれたカイ。カイは世界の危機を治め、召喚した国の王女・ユーラリアと祝言を挙げることになった。国民は英雄と姫君の結婚を祝ったが、政略結婚生活はそうそううまくはいかないようで。そんな二人のすれ違いのお話。――二人は寄り添って生きていく。勘違いをしたまま、隠し事をしたまま。
最終更新:2017-12-08 20:00:00
43337文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:222pt 評価ポイント:132pt
今まで縁のなかった祝言の話を聞いて喜ぶお竹。
しかし相手が相手がお上の息子で驚く。
戦国時代のあれやこれやを詰め込みながら
最終的には恋愛話になるはずです。
最終更新:2016-11-26 22:44:09
2039文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
慶長六(1601)年七月一日、徳川秀忠の次女・珠姫は、数え三つで加賀国へ輿入れする。夫・利光は八つ。ままごとのような祝言だ。時を重ね、ふたりはたがいに思いを深めていく。
最終更新:2016-01-09 12:00:00
90251文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:56pt
それは魔法が当たり前……ではない世界。
まだ人間は大陸全てを踏破したわけでもなく、多くの謎に包まれているこの大陸で人々は東西に分かれた二つの国にそれぞれ集まり、また互いにいがみ合っていた。
始まりは東の国の首都から。東の国生まれの兄妹が家のため国のため己のため普通に頑張る…はずだったのだが。
学園を卒業した妹のヴィクトリアは軍に志願し兵士になるため、城の門を叩く。
無事兵士として迎え入れられ、初の任務として首都で噂される魔物についての調査を頼まれた彼女は上司と共に街に
潜む’影の魔物’を追っていく。
しかしこの噂の調査が、後に東西を巻き込む事になるとはヴィクトリアは思ってもみなかったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-21 06:57:13
139534文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
時は平安。
屋敷の護衛をしていた田村高遠(たむらのたかとお)は、その腕をかわれて鬼姫と呼ばれる姫の護衛になる事に。
十日後の祝言まで姫を守るように命じられるがーー?
京から遠く離れた地で紡ぐ、妖が見える姫と護衛の物語。
2015/6/12に、本編が完結しました。
個人HP 桜一葉とpixivにて同時連載中。
最終更新:2015-07-11 21:22:20
77579文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:12pt
「うち、こんどこそ乙はんの嬰児(ややこ)産む……。ほんでな、乙はんのご飯こさえたげる」
お梗(きょう)さんが呟きました。
不意に乙松さんがお梗さんの眉を指で隠しました。
「また……、もう、なんでそんなことばっかり……」
「せやかて、じきにこうなるんやないか。眉引いたらどないな顔んなるか見てんにゃないか」
「阿呆。……ほな、鉄漿(かね)……さしてもえぇか?」
奇しき縁で結ばれた、お梗と乙松。
指折りかぞえて祝言を約束した二人です。
夢と希望をほぼ掌中にした二人に、運命は
過酷であった。
大黒屋光太夫の脇に隠れた悲恋噺。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-11 00:00:00
27019文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:62pt
争い合う二つの忍達。
戦いの毎日。
そんな中好き合う二人が祝言を上げることに、、、
その時起こった悲劇…
復讐の物語。
ちょっと恋愛あり♡
最終更新:2015-03-14 01:43:48
768文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
六年前の英雄、穂呂平八郎。彼は訪雲の国王となっていた。側近である登の提案により、嫁を募った。志願してきた女たちには試練が与えられ、その中で耐え抜いたものが王と祝言を挙げられるという。しかし、その試練は想像を絶するものであった。
最終更新:2015-02-16 20:52:21
28601文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
晩夏、御堂杜惟は姪に見送られて家を出た。歩きながら思うのは、祝言を来年に控えた姪のこと、亡き人たちのこと。あるいは、失うばかりではない日常のこと。※「梅花の候」「新緑の候」続編ですが単品でも読めます。
最終更新:2014-11-22 22:30:15
4450文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:149pt 評価ポイント:123pt
長編「祝言をあたなに」の番外。
10年前の戦争が起きた場所から近い町で、そこの酒場の他愛のない噂話。
町長を務めるカリヨン卿は屋敷を抜け出して酒盛りを。
最終更新:2014-04-08 18:28:44
2426文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
とある田舎町で昔から続くお祭り行事。
農家の次男坊である荒木八尋(あらき やしろ)は、そこで出会った少女に一目惚れをし、何とか仲良くなろうとアプローチを始める。
そして、お祭りの夜。
彼女にとある秘密を明かされて、連れて行かれた先は彼の知らない異世界であり、そこで彼女と祝言をあげることになったのだった。
----------------------------------------------------------------
俗に言う、異世界ハーレムモノです。あまり万人
受けする設定ではないかもしれません。R15指定となる描写が含まれます。
----------------------------------------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-03 19:31:23
11074文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
百姓の家に生まれた慎太郎。腕を買われて道場入りし、道場主の娘・マナと祝言を挙げようかとしていた矢先、二人を引き裂くできごとが……
最終更新:2013-06-03 19:36:21
151586文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:34931pt 評価ポイント:17975pt
小雪は盗賊である。捨て子だった彼女は盗賊の長たる滝丸に拾われ、以来彼率いる滝丸党に身を寄せていた。成長した彼女は、共に育った幼馴染の長七と恋に落ちた。だが祝言前日の夜、長七は殺された。殺した相手は、別の盗賊一味の長、如月一清。長七を失った小雪の心は一度死んだ。それを救ったのが、風見右京と言う青年である。小雪にとって、右京は光となった。長七の死から、一年後。一清の動向を正確に突き止めた小雪は、彼を待ち伏せた。殺すため、闇に身を潜めた。仇討ちである。だが放った刃はからくもかわされ
た。その際に、あらわになった一清の顔は…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-24 21:17:24
34227文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:97pt 評価ポイント:69pt
検索結果:47 件
1