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検索結果:1215 件
これは歴史上で一番血の似合う聖女が不死身の従者と共にいくつもの国を巡る話。
社交界の悪女と呼ばれる公爵家次女、クリスティーナ・レディングには一つの秘密があった。
それは彼女の従者リオが特殊な体質『不死身』であるということ。とはいえ、日常に於いて従者が不死身であることなどがバレる場面などそうそう起こり得ない。
従者が『不死身』且つ自身が悪女と呼ばれる嫌われ者であること以外、至って普通の一令嬢としてクリスティーナは過ごしてきた。
しかしその日常は一変、『普通』であった彼女は『
規格外』となる。
負傷した騎士へ近づいたクリスティーナは相手の傷を瞬時に癒してしまったのだ。
この世界で回復魔法を使えるのは『聖女』と呼ばれるただ一人の存在のみ。
聖女の力に目覚めたクリスティーナの日常はこの日を境に失われた。
魔物の襲撃、殺人事件、果てには皇太子暗殺未遂容疑を掛けられるという怒涛の非日常イベントを網羅したクリスティーナは、聖女であるにもかかわらず気が付いたら追放を告げられ、あれよあれよという間に国を出ることに。
国外へ逃亡したクリスティーナは聖女という立場に降り掛かろうとする厄介事を避けるべく不死身の従者と共に果てなき旅路の第一歩を踏み出した。
――ところで、どうして私は従者の生首を抱えて走っているのかしら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 22:03:58
1338480文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:492pt 評価ポイント:194pt
ラヴェラルタ辺境伯令嬢のマルティーヌはある事情から権力者が大嫌い。魔獣を単独で倒すほどの腕前でありながら、病弱であると詐病し、十七歳になっても社交界デビューをしていなかった。そんなマルティーヌが町娘に変装して市での買い食いに出かけたとき、巨大魔獣に襲われていた青年の一行を救出する。その彼は、絶対にお近づきになりたくなかった王族(王子)だった。マルティーヌは王子を救ったのが変装した自分であることを隠し、さらに病弱であると装おうとするのだが……。
最終更新:2024-04-26 21:00:00
408723文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:125pt
総合ポイント:716pt 評価ポイント:298pt
二度も婚約破棄された。それもどちらも同じ女性に相手を奪われて─────
一度ならず二度までも婚約を破棄された自分は社交界の腫れ物扱い。もう自分にまともな結婚相手は見つからないだろうと思った子爵令嬢のロゼッタは、何かしら手に職をつけ一人で生きていこうと決意する。
そんな中侍女として働くことになった公爵家には、美麗な容姿に冷たい態度の若き公爵と、病弱な美しい妹がいた。ロゼッタはその妹オリビアの侍女として働くうちに、かつて自分の婚約者を二度も奪った令嬢、エーベルに再会すること
となる。
その後、望めないと思っていた幸せをようやく手にしようとしたロゼッタのことを、またも邪魔するエーベル。なぜこんなにも執拗に自分の幸せを踏みにじろうとしてくるのか…………
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 20:35:26
59447文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:282pt 評価ポイント:88pt
男爵令嬢エリーゼは、婚活のかたわら領主の館でメイドとして働いていた。
しかし一時的に滞在している領主の兄ギデオンから、なぜか蛇蝎のごとく嫌われる。
「君のようなとんでもない悪女を弟に近づけるわけにはいかない」
どうやら彼は、社交界で流れているエリーゼの悪評を鵜呑みにしているようだ。
それならそれで結構。いくらお金持ちでも、こんな堅物で無礼な男性には興味がない。
互いに第一印象は最悪ながらも、毎日顔を合わせている内に互いの良さを知り、徐々に歩み寄っていく二人。
しかしひょ
んなことから、信じられない事実が発覚。
「わたしが、赤ちゃんの頃行方不明になった王女さま……!?」
エリーゼは王女としてふさわしい作法を身に着けるべく、ギデオンに手ほどきを受けることになるのだが――。
田舎育ちの令嬢と堅物公爵の淑女教育ラブコメ。
※カクヨムさんにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 19:04:27
102903文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:6688pt 評価ポイント:3522pt
おっす、オラみそ子(♂)ちゃん。19歳(+20)
適当に書いてるだけだから期待しないでね!
あとうつっぽいから耐性のない人は、やめたほうがいいかも~
最終更新:2024-04-26 17:00:00
479594文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:88pt 評価ポイント:80pt
侯爵家の庶子であるシエラは最低限よりさらに悪い衣食住のみの保証で、令嬢としてではなくメイド扱いで生活していた。
そこに辺境伯家から婚約の打診が来た。
一応貴族の届けは出されていたので、貴族名鑑に名前が載っていたのだ。
社交デビューもしていないので、どうして婚約の打診が来たかは定かではないが、家族は厄介払いできると婚約には承諾の返事。
ようやく、侯爵家から脱出だとシエラは前向きになるも嫁ぎ先の辺境伯は魔物狩りの名人で冷酷と噂の辺境伯様で……。
どうにかなるさと、生家よりは悪くな
いはずと行った辺境伯家ではなんと大歓待で迎えられて……。
シエラのハッピーマリッジ辺境スローライフの始まり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 16:00:00
23147文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:20pt
悪役令嬢だと気付かされたのは、国外追放された後でした。
他国では『宝島』と呼ばれるほどに裕福で、そして閉鎖的な島国、リホン王国。
そんな国の公爵令嬢である私、ラリサ・アリアナ・シビリテルは、オスカー王太子殿下の婚約者。大好きな殿下のために厳しい妃教育にもめげず頑張ってきたのに、学園の卒業記念パーティーで婚約を破棄されてしまいます。どうやら知らず知らずのうちに殿下の想い人、男爵令嬢のリリー様を害してしまっていたようです。殿下はリリー様を婚約者にすると宣言。そして私は、リ
ホン王国では死刑と大差ないと言われる国外追放に処され、幼馴染でもある護衛騎士のレオン、侍女シーナの二人と海を越え、隣国であるブリンス帝国にやってきました。
そんな矢先、夢を見ました。それは、リリー様を主人公とした物語。そこで私は、悪役令嬢として断罪され、同じように国外追放されていましたが、この話には悪夢のようなつづきがあるようで……。このままじゃ私は死ぬし、母国は火の海?!
私にできること、それは妃教育で鍛えた語学で世界を、未来を、変えること。
まずは語学学校を開校すべく、帝国で社交界デビューを果たします!
言葉の力で、(私から)きっと母国を守ってみせる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 12:13:50
69951文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:10pt
イリーナ・クローズはいつも孤独だった。
小さい頃。両親は自分に関心が全くなかったけど、お茶会などの社交界に出るようになってからやけに手をかける様になった。
後にその理由が「王子たちが同年代だったから」と知る。
――やっぱり。
そんな事だろうとは思っていた。結局、私自身に『力』なんて全然なくて……私はずっと親。いや、家の言いなりなのだと悟っていた。
――きっとずっと変わらない。
そう思っていた最中「魔法学校に入学」によってずっと孤独だと思っていた人生が動き出した――。
※コレは「モブ令嬢にそんな『魔力』はいりません!」のスピンオフです。
(こちらだけでも楽しめます)
※毎週月・水・金曜日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 11:55:15
10259文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
しがない男爵令嬢であるオルガ・サトヴェリーはある日突然、話したことのない、社交界の憧れの的であるギルヴァード・から求婚される。
最終更新:2024-04-26 10:00:00
3917文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
社交界の悪女として悪名高い伯爵令嬢モイラを、自身の都合のため妻としたアテナエ公爵オーベル。
彼女の悪評や高慢な様子に辟易とするオーベルだが、どうやらそこには偏見があったようで……?
最終更新:2024-04-26 00:00:00
117180文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:48pt
勇者のパーティーに属し、魔王を討伐せしめたる、【大賢者】と呼ばれし魔女。
彼女はこの世を憂い、とりあえず百年ほど時間をスキップして煩わしい世間をスルーすることにした。
ところが、どういうわけか、千年の時間がたってしまった!
社会は変わりまくり、技術も進歩しまくり、なんなら言葉もちょっと通じない。
おまけに魔法が……使えなくなってる!?
平和な世の中にいきなり放り込まれた、魔法の使えない魔女。
そんな彼女が生き残りをかけて戦いを挑む舞台こそ……魔王の城より恐ろしい、その名
も「社交界」!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 22:51:50
53962文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
背がすらっと高くしなやかな体躯で目鼻立ちがくっきりとした容姿、それこそが美人の条件と言われている王国で、侯爵令嬢リリアーヌはとても華奢で小柄な愛らしい容姿だった。そのため周囲から散々馬鹿にされ、ついには幼少期から決まっていた王子との婚約も破棄されてしまう。美しい容姿であるリリアーヌの妹と婚約をし直す形で。
王子との婚約を破棄されたなどという醜聞を背負ったリリアーヌは、もう他の縁談も見込めず、両親によって辺境へ追いやられてしまった。
しかし辺境で失意の中暮らしていたリリアーヌ
に、思わぬ出会いがある。大国である帝国の第二皇子で、現在は公爵位を賜り騎士団長として働くフェルナンだ。
酷い怪我をしているところを光魔法で治癒したらなぜか興味を持たれてしまい、リリアーヌはフェルナンに求婚されることになる。
しかしさすがに社交辞令だろうと信じていなかったリリアーヌだが、後に正式な書状が届いたと王都から連絡が来る。リリアーヌのことを虐げ、一方的に婚約を破棄した側はこの事態に大混乱に陥り――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 19:37:56
137334文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:4698pt 評価ポイント:2202pt
【書籍版3巻が10月中旬頃発売予定です】
【マンガup様にてコミカライズ版連載中(※現在3巻まで刊行されています)】
スカーレット・カスティエルは、類稀なる美貌と、由緒正しき血統と、圧倒的なカリスマでもって社交界の至宝と謳われていた―――くだらない嫉妬に狂い、さる下級令嬢の暗殺を企てるまでは。
その罪により、彼女は王太子殿下から婚約破棄を申し渡され、挙句の果てには民衆の目の前で断罪されることとなる。哀れにも、斬首という形で。齢十六にしてスカーレットはその苛烈なる生涯に幕を下
ろしたのである。
◇◇◇
それから十年。地味でパッとしない子爵令嬢のコニーは、不運にも婚約者の不貞を目撃していた。さらには浮気相手の狡猾な罠に嵌まり、婚約破棄という絶体絶命のピンチを迎えてしまう。たいした身分も後ろ盾もなく、特別見目麗しいわけでも、ましてや人望者でもない彼女に手を差し伸べる者などいるわけもなく、すべてを諦めかけた瞬間―――【その声】は、突然、コニーの世界に飛び込んできた。
『いいわ、助けてあげる。でも、その代わり―――』
これは成り行きで希代の悪女の復讐につき合うことになってしまった、どこにでもいるような平凡な少女の物語。
※残酷・流血描写があります。倫理的に問題のある表現も出てくるかもしれませんのでご注意ください。おっけー何でもばっちこいな心の広い方向け。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 19:24:05
617156文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:125pt
総合ポイント:128685pt 評価ポイント:52945pt
目立たず。平穏に。平凡に。――それがなによりの優先事項。
騒動や事件に巻き込まれることを望まない令嬢、ラウノアは、ひっそりと過ごしながら生家を継ぎ、これからを暮らしていくのだと、そう思っていた。
しかしある日、やって来た伯父に、養女として引き取ると知らされ、ラウノアが思い描いていた未来は呆気なく崩れ去る。伯父一家は快く迎えてくれたが、社交界では跡取りが家を出たと謗られ、否応なくラウノアは注目を浴びてしまう。
しかもそこに、生家の後継問題まで絡んできて――!?
落ち着いた
と思ったら、今度は婚約話が舞い込み――!?
目立ちたくない理由があるラウノアは、目立たないようにと奮闘するが――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 19:14:37
124199文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:28pt
『醜穢令嬢』『傍若無人の人でなし』『ハグル家の疫病神』『骨』──それらは、伯爵家の娘であるアメリアへの蔑称だ。
その名の通り、アメリアの容姿は目を覆うものがあった。
骨まで見えそうなほど痩せ細った体躯に、不健康な肌色、ドレスは薄汚れている。
義母と義妹に虐げられ、食事もロクに与えられず、離れに隔離され続けたためだ。
陞爵を目指すハグル家にとって、侍女との不貞によって生まれたアメリアはお荷物でしかなかった。
誰からも愛されず必要とされず、あとは朽ち果てるだけの日々。
今日も一日
一回の貧相な食事の足しになればと、庭園の雑草を採取していたある日、アメリアに婚約の話が舞い込む。
お相手は、社交会で『暴力公爵』と悪名高いローガン公爵。
「この結婚に愛はない」と、当初はドライに接してくるローガンだったが……。
「なんだそのボロボロのドレスは。この金で新しいドレスを買え」「なぜ一食しか食べようとしない。しっかりと三食摂れ」
ちょっぴり口は悪いものの、根は優しく誠実なローガンは幸薄いアメリアを無自覚に溺愛していく。
その上ローガンは、アメリアが絶望的な人生の中で培った”ある能力”にも気づき始め……。
「ハグル家はこんな逸材を押し込めていたのか……国家レベルの損失だ……」「あの……旦那様?」
これは、愛されなかった令嬢が、ちょっぴり言葉はきついけれど優しい公爵に不器用ながらも溺愛され、無自覚に持っていた能力を認められ、幸せになっていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 19:10:00
334186文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:177754pt 評価ポイント:102546pt
「お前は女のくせに出しゃばり過ぎだ。よって、婚約破棄をする!」
『冰の令嬢』『笑みなき鉄仮面』などの蔑称を持つエルランド子爵家の一人娘のヒストリカは、婚約者にそう宣言された上に貴族学校時代の親友に婚約者が奪われていたことを知る。
夜会の場でこっぴどく傷物認定されたため、もう自分の貰い手はいないだろうと令嬢人生に諦めの終止符を打つヒストリカだったが、具合が悪そうにしていた男性を助けたことにより運命が一変。
社交会では醜悪公爵と囁かれるエリクと婚約する運びとなる。
エリクはもとも
と王城お抱えの天才宰相と持て囃されていたが、病気を患いそれが原因でゲッソリとした容貌をしていた。
しかし、幼少期からスパルタ教育を施され辞書よりも多い知識を持つヒストリカは、エリクの病気に心当たりがあって……。
これは、頭脳明晰でメンタルつよつよだけどちょっぴりズレた女の子が、仕事中毒メンタルぼろぼろ公爵様を人間らしい生活に戻していくうちに、自分の感情を思い出したり、ざまぁしたり、幸せになったりするお話。
※最初はちょっぴり頼りないヒーローですが、主人公が漢にしていきますのでご安心を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 19:10:00
101669文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:83186pt 評価ポイント:49142pt
「これは……お義母様たちからの“ご褒美”ですね!?」
「違うと思うよ、ジネット」
社交界で『成金令嬢』と呼ばれるジネットは、父が事故で行方不明になった途端、義母と義妹に家を追い出された。
喜んで家から出たジネットは、まず自分のせいで「身売りした」と笑われ続けた婚約者を解放するため、伯爵家に乗り込んでいく。
だが、
「私を婚約破棄してください!」
と持ちかけると、なんだか彼の様子がおかしい。
「――悪いけれど、何が何でも君のことを逃すつもりはない。これからは全力で愛
を囁いていこう」
「えっ」
一方、義母と義妹は知らなかった。
ジネットが実は「逆境」を「ご褒美」に変換してしまう、超前向きメンタルを持っていることを。
そのせいで実家のみならず、この国の商人たちからアイドルのごとく崇められていることを。
これは超鈍感&全然めげない成金令嬢が、紳士の仮面を脱ぎ捨て激しく溺愛してくるようになった腹黒婚約者と、ふたりで明るくたくましく商売しながら幸せになっていくラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 12:00:00
183993文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:26230pt 評価ポイント:13952pt
でっち上げの罪で隣国と共謀し国を亡ぼすと処刑された私が目覚めると、そこは十年前の自分の部屋だった。
十歳のころはまだ聖女としての力が目覚めていないことを思いだした私は、今度の人生では決して聖女にならないと誓う。
しかし聖女にならないのであれば結婚して家に入るか、あるいは勉学で身を立てるかしかない。
よろしい、ならば勉強だ。
そして思いきり勉強し王立学校を主席で卒業した私だったが、卒業式のその日に公爵家から呼び出しがかかる。
私はその公爵の名を聞いた時、身を震わせた。
何故な
らヴォルフザイン公爵とは、前世での私を処刑するように王に進言した公爵その人だったのだから。
おそるおそる公爵家に伺うと、そこには当の公爵閣下と花の様に可憐な姫君が並んでいて――。
空気の読めない陰キャ才女と、シスコン公爵が王都と社交界を舞台に大暴れする異世界ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 15:54:37
125511文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:28324pt 評価ポイント:17662pt
【37歳未亡人の私が、15歳からの人生やり直し?】
25歳で行き遅れ実家の伯爵家を追い出されるように、
父親より3つ年上の辺境伯に後妻として嫁がされました。
5歳の義息子と3歳の義娘の面倒を見て12年が過ぎ、
二人の子供も成人して義母としての役割も終わった後。
亡き夫の形見として【若返りの薬】を渡されました。
15歳になった私は、義娘の同級生として王立学園へ通うことに。
初めての学校、はじめての社交界、はじめての……。
最終更新:2024-04-24 10:11:39
65774文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:1584pt 評価ポイント:666pt
作:ウメバラサクラ
異世界[恋愛]
連載
N6393GH
「絶世の美女」を姉に持つ公爵令嬢・ショコラ。ほとんど屋敷の外に出ることがない彼女は、社交界で密かに噂になっていた。
「姉と違って美女ではない妹を公爵が恥じ、屋敷に軟禁しているのだ」と。
――しかしその実態は、過保護の末のもので…。
姉が絶世の美女なので逆に身内に溺愛されて、
姉が絶世の美女なので人前に出ることもなく、
姉が絶世の美女なので悠々自適に生きていこう、
と思っていたのに…。
深窓のご令嬢、出番です⁉
〈関連小説『本編には入らないので、』始めました。〉
※
人物紹介欄にはイラストが付いています。
不要な方は、右上の表示調整の「挿絵表示中」を押すと非表示になりますので、お手数ですが操作の上ご覧下さい。
なお、本編にはイラストはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 09:00:00
1978050文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:2074pt 評価ポイント:660pt
人違いで婚約の申し込みをされたクラウディア。
即座に撤回されたが彼女は気にしない。
社交界での醜聞になりかねないが、そもそも彼女は社交界の評判を気にしてはいない。
ただ領地にこもって好きなことをしたいだけ。
なので、社交界で彼女は"幻の令嬢"だの"引きこもり令嬢"だのと揶揄(やゆ)されている。
ただ単に世間話として友人に人違いで婚約を申し込まれ即時撤回された話をしていると、友人が自分の兄を薦めてきた。
その兄は最近仕事をしすぎて婚約者の
ことを疎(おろそ)かにした結果、婚約破棄されたばかりだという。
上司の気遣いで早めに帰宅した友人の兄から誘いを受け、あちこち出かけるようになりーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 21:57:35
106227文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:566pt 評価ポイント:214pt
複雑な出生事情から、貴族の陰謀に巻き込まれ、家族のために自分の身を売るように公爵家と取引をし、政略結婚を受けいれたテ・トーラ公爵家ネオン。
その結婚相手は南方辺境伯騎士団将軍ラスボラ・ヘテロ・モルファ辺境伯。
結婚式の終わった夜、夫となったラスボラより『この結婚は政略で、君を愛する気も、子を作る気もない』と言い切られるが、そりゃ好都合、と、そのまま辺境伯と仮面夫婦としてしっかりと契約をする。
夫婦関係などなく、また社交もしなくていいことも相まって、辺境伯家の離れ館で勝手
気ままなおひとり様生活をしていたネオンだったが、ある日、家令からの助言で(辺境伯夫人としての体裁保持のため)初めて辺境騎士団に向かうことになった。
皆様へと、厨房で焼かれた焼き菓子(差し入れ)をもって呑気にその場に訪れたネオンを待っていたのは、魔物の襲撃で敗戦した一小隊の兵士達。
その目も覆いたくなる惨状に、ネオンは前世前の記憶を取り戻す。
が、前世の自分はあまりにもへっぽこ過ぎ&文化水準が違いすぎて、この世界では役に立たないと落ち込むが、それでも前向きに生きていく(あと、なんか白い結婚だ!って言った旦那様が最近絡んできて超めんどくさい!)んですけど、最初の約束覚えてます??
★この作品には、一部、差別的発言・表現がございます。 不快に思われる方はお読みにならないようお願いいたします。
★一年前にアルファポリス様に投稿し、放置していた『旦那様、お願いがあります!』の改訂版となります。
★かなり勝手気ままな御都合展開のゆるふわまったり作品です。
★あまりにも細かいことは、絶対に気にしないで読んでください。 設定などの緻密性を気にする方は他の方の素敵な作品をお読みください。
★似たような話は多々あると思いますが、作者のオリジナルです、頑張ります。
★作者本人、キャラに対する『悪口・誹謗中傷』はおやめください。
★誤字脱字誤変換が多い作者です。 公開前に何度も遂行・訂正しておりますが報告いただけると嬉しいです。
★感想・ご指摘は大変うれしいです! が、その際、作者も『生きて感情のある人間』だと言う前提でお願いいたします。(上記にもありますが、誹謗中傷などいただくと、かなり傷つきます。)
★アルファポリス様にも、掲載していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 18:55:19
623967文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:27824pt 評価ポイント:18142pt
キャロリンは父を亡くした子爵令嬢。
弟の成長を見守るためにも結婚せずに実家の手助けをしていたいのに、母の意向で今シーズンは婚活がてら社交に励むことに。
幼なじみのエスコートで向かった夜会でやる気なく壁の花を務めていたキャロリンに「最近ビリーを連れ回している幼なじみって、君?」だなんて、見知らぬ男が失礼な声をかけてきて……。
「魔女の娘の秘密」からはじまるシリーズのスピンオフ。
本作のみでも読めます。
最終更新:2024-04-22 13:46:53
117439文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:140pt 評価ポイント:48pt
作:味のないお茶
現実世界[恋愛]
連載
N0143IR
高校二年の一学期を終えた俺は、片思いをしている七瀬美琴さんに対して何も出来なかったことを後悔していた。
そして、一学期の最終日。埒外の僥倖に恵まれて、七瀬さんの連絡先を手にすることが出来た。
「高校二年の夏休みの過ごし方で将来が決まる」
と言っていた先生の言葉に従い、この夏休みで『自分磨き』をして行う事を決意した。
普段から行っている筋トレの強度を上げたり、アルバイトをして社交性を磨いたり、そのお金を使ってオシャレを勉強したりもした。
そして、妹と会話やお出かけを重ねて
女性とのマナーを学んだ。
こうして迎えた新学期。
俺は七瀬さんを振り向かせるための行為を始めて行った。
これは、陰キャだった俺が、クラスで一番綺麗な女の子を振り向かせるために頑張る話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 12:10:00
45962文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:26pt
一年中温厚な気候な離島の島国ハルモラータ王国。
その国には社交界で有名な1人の令嬢がいた。
彼女の名はアローラ・クランベン。
彼女が有名な理由はその見た目故だった。
酷いくせ毛のせいで虐げられていたアローラ。
傷付いた彼女が出会ったのは1人の青年。
彼はリムと名乗り、アローラの悩みを改善するために協力することに。協力する条件としてリムが提示した条件は、彼のことを秘密にすることだった。
初めは警戒していたアローラも、リムを信じ前を向くことを誓う。
こうして利害が一
致したアローラとリムは、アローラのコンプレックス打開大作戦を通して少しずつ打ち解けあっていく。
やがて2人はお互いを特別だと感じるようになっていった。
だがリムにはアローラに隠している秘密があった。
見た目のせいで心が深く傷付き、何に対しても臆病になってしまったアローラは、リムの助けによりコンプレックスを乗り越えようと努力する。
2人が立てた目標。その先に待つ未来とは?
心に傷を負うアローラと、秘密を抱えたリムが織りなす両片思いの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 12:09:26
145818文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
田舎貴族のセオドア(テディ)・ウォール伯爵は、社交界で華々しく生きるより、田舎の領地で慎ましく生活したいと願っている青年。社交界デビューをする妹のためにどうしても断れなかったクレッシェンド侯爵の夜会で、悪役令嬢クローディア・バーデン公爵令嬢に出会ってしまった。
クローディアはエルトリンゲン王太子の許嫁であったが、王子は身分差のある平民のナターシャ嬢に好意をもっており、焦りを感じたクローディアはテディに王子のハートを射止めるために手を貸すように強要される。
妹のために嫌々
手伝っていたテディであったが、手伝ううちにクローディアの可愛いところがあることを知って、「お前、あんなクソ王子なんかやめて、俺にしろよ!」とつい口説いてしまった。「あなたのような貧乏貴族がこのわたくしを口説くなんて、100年早いわ!」「獅子がネズミに恋をしますか!」と言っていたのに、最後は「大好き」と言って落ちてしまった。
うっかり悪役令嬢を恋に落としてしまったテディは、彼女を王妃にするために働くことになり……。
うっかり悪役令嬢を落としてしまったやる気なし青年の立志伝。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 21:59:50
200748文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:1170pt 評価ポイント:390pt
シャレット侯爵家の令嬢であるルルアンナは帝国の皇太子フェリオルドの婚約者であり、貴族令嬢のお手本とも言われる社交界の華である。
そんな彼女には秘密があった。
それは、周りの人間すべてに対して大きな猫を被っているということ。
幼き頃に聞いた愛する人の理想を叶えるために、家族も友人も、フェリオルド本人に対してさえ本性を偽ってきた。
全ては誰よりも彼に愛される人間になるため。
そのためならば、聖女を演じることも邪魔者を排除することも厭わない。
そして今日も、彼に愛される皇太子妃と
いう未来のために、ルルアンナは己を演じて進み続ける―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 13:25:48
197959文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:126pt 評価ポイント:40pt
アンネマリー•ヘルマンは8歳の時、前世で惨たらしく殺された事を思い出した。『今世では老衰で死にたい』と引き篭もり生活を謳歌していたアンネマリーだったが、17歳となったある日、自分にとって不本意なあだ名が社交界で流れている事を知る。
「宜しい。ならば学校へ行ってやろうじゃないか」
あだ名を払拭する為に引き篭もり生活を辞め、学園生活最後の一年を登校する事に決めたアンネマリー。
そして登校したアンネマリーの前に前世で自分を殺した男が現れる。でも何だか様子がおかしいぞ。
前世なんて気
にしないと思うけど、前世に引っ張られてしまう子の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 07:00:00
300110文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:4494pt 評価ポイント:1922pt
情報技術の進歩による情報化社会の発展により、在宅で仕事をする人間が増えてきた。
内容こそ多岐にわたるものの、必要なのは知識か技術、もしくはその両方だ。プラスコミュニケーション能力も必要かもしれないが、そこは『社交辞令』や『ビジネスマナー』という技術を身に着け、『コンプライアンス』に注意し、『ハラスメント』に当たらないよう振る舞いに気を付ければ問題ない。
だから田舎暮らしの中卒でも、実績があれば生活に支障はないと彼、荻野睦月はそう思い込んでいた。
……住んでいた田舎町
が廃村になるまでは。
お陰で睦月達は近くの地方都市に引っ越し、この歳で通信制高校に通う羽目になった。家業を継ぐとかでない限りは、最低でも高卒資格を持っていないと、社会では潰しが効かない。進学でも公務員試験でも就職活動でも、生きていく上では高卒でギリギリなのが現状だ。
そして引越日当日。荷物を纏めて車に乗り込もうとする睦月を呼び止める者がいた。
睦月の父、秀吉だ。
彼は部屋に睦月を呼びつけると、開口一番こう告げた。
「睦月……お前とは親子の縁を切る」
「どうした親父。とうとう頭がバグったか?」
「…………酷くね?」
その会話を発端として……睦月の未来は、多難の予感で溢れることになった。
『この物語はフィクションであり、登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在するものとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
R15版掲載先
『小説家になろう様』
『アルファポリス様』
『カクヨム様』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 12:00:00
552970文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:22pt
不貞を働いたと濡れ衣を着せられ、一方的に婚約を破棄されてしまった子爵令嬢シュゼット。
更には社交界でふしだらな女と噂され、次の婚約は絶望的だった。
そんなシュゼットに求婚してきたのは、父と兄を殺して当主の座を手に入れたと噂の「死神侯爵」ユベール。
このまま腫れ物扱いされ続けるくらいなら…と、シュゼットは反対を押し切ってユベールのもとに嫁ぐことを決める。
だが訪れた侯爵邸で待っていたのは…ユベールの兄の忘れ形見である幼い兄妹だった。
え、子持ちなんて聞いてないんですけど!?
ユ
ベールは「子どもたちのことは放っておいて構いません」と言うけれど…どう見ても問題児な二人を放置することなんてできません!
必死に子どもたちと関わるうちに、兄妹は徐々にシュゼットに心を開いていく。
それと同時に、愛のない契約結婚だったはずのユベールとの関係も変わり始めて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 23:26:02
106767文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:18980pt 評価ポイント:7700pt
社交界が苦手な令嬢ユリアナ・スティファート。人混みから逃れて歩いていたら、綺麗な庭園にたどり着いた。何気なく呟いた庭にケチをつける一言を1人の青年に聞かれてしまい…。貴族が舞台の恋愛ファンタジー。
最終更新:2024-04-19 21:25:41
21979文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
作:柴野いずみ@『傷モノ令嬢』収録アンソロジーコミカライズ配信中!
異世界[恋愛]
完結済
N8841IQ
一見すれば人形のように美しい伯爵令嬢ミリア・フォークロスは、陰ながら社交界のコソ泥と呼ばれている。
没落寸前の伯爵家が養女として招き入れただけの元貧民の娘である彼女は、パーティーの度に次々と他家のものを秘密裏に頂戴するのが仕事。
嫌われ者になりながらも決して証拠を残さず、可憐な令嬢として振る舞い続けるミリアはある日、とんでもないものを盗めと命じられた。
依頼内容は、皇帝陛下の初恋。しかし相手は冷酷非道の血まみれ皇帝という物騒な名を持っていた。
命を奪われることなく、最愛の
座を奪い取ることができるのか――?
コソ泥令嬢ミリアの挑戦が幕を開ける。
※こちらは長岡更紗様主催の『イセコイ冒頭ミュージアム』に参加していた冒頭を連載化したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 21:10:00
105000文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:224pt 評価ポイント:108pt
ヒルキエム公爵家令嬢のエレナは、社交パーティの場でハルマーク伯爵家令息のルシオに求婚され、何の迷いもなく断った。
それでもなお食い下がるルシオにエレナはこう言った。
「どうしても言うのであれば、わたくしの犬になりなさい。それが嫌ならば、今すぐわたくしの前から消え去ることね」
この時、エレナは夢にも思っていなかった。
ルシオが本当に、自分の犬になることを。
最終更新:2024-04-19 09:10:00
8412文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
花の栽培・輸出により栄えた国、サイヴァージ国。
国民みんなが花を愛し、花に愛されている国。
ーーーそんな国で起こった出来事ーーー
「社交界のローズ」呼ばれるほどに容姿端麗であり、厳しい公爵家での教育をこなし、剣術、勉学においても優れている公爵令嬢、ベラ。
美しい容姿と、決して天才なわけではなく、人一倍の努力によって剣術、勉学ともにトップクラスまで上り詰めた秀才、王太子、ジオラス。
ジオラスは18になったらベラにプロポーズするつもりが…。
『こ、婚約破棄.
......!?』
そして、ベラが亡くなったとの連絡が!
信じられないジオラスは、ベラを探しにでる。
しかし、ベラへの手がかりがつかめないまま1年が経つ。
そんな中、思い出の地へ向かったジオラスは、ある一輪の花と一枚の花びらを見つけ……
花が咲き誇る美しい国の、完璧に見える2人の辛く切ない恋、そして幸せな愛の物語。
※絶対にこの2人が結ばれるハッピーエンドです。
※結構長くなる予定です。
※(私はハピエン厨なので)悪役以外はハッピーに終わります。
※ただひたすら私の読みたかった物語を書きます。
なので、所々爪の甘い設定があるかもしれません。
※実るまではシリアス多めかもしれません。
※それを乗り越えたら甘々です。
「溺愛」「両片想い」「恋のライバルはいらない!」など、幸せな小説を探してる人にオススメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 12:54:02
165861文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
自分の価値に気付いていないマーガレットは、この国きっての資産家、ブランドン辺境伯と結婚することになった。
社交的な妹リリーと比べられた人生で、初めて自分が必要とされた出来事だ。
ブランドン辺境伯の元へ、幸せの絶頂を噛みしめながら、初めて夫に対面するマーガレット。
「マーガレットだって! 俺が結婚を申し込んだのは、リリーだ」
「この結婚はただの間違いだからな。離婚可能な時期となる半年後までの手違いの夫婦だ」
待っていたのは、妹リリーへ結婚を申し込んだはずのブラ
ンドン辺境伯。
こんな事になったのは、妹リリーの我儘のせい。
この結婚は、マーガレットに内緒のまま、リリーから押し付けられたものだった。
辺境伯が求めていた妻は、当主不在の時に、気難しい個性を持った従者達をまとめて屋敷を仕切れる気概。
「マーガレットが、気難しい叔父上と交流があるのは驚きだな」
到底マーガレットには出来ないと思っていたが、屋敷にいる偏屈な人物達がマーガレットにどんどん従順になっていく。
「薬を作るって、マーガレットが!」
リリーの特技だと思っていた、薬草を煎じた薬作り。実はマーガレットの特技だと知った辺境伯。
マーガレットに恋心を寄せ始め、離婚を取り消したい。
なのに、鈍感な妻は夫から逃げ続ける。
夫からの必死のアプローチも空しく、妻には想いが伝わらない。
「俺との離婚祝いか、お前たちの結婚祝いか知らないが、マーガレットへの最初で最後の贈り物だな」
夫が隊長を務める兵士の1人へ、妻が想いを寄せていると信じ込み、身を引く夫。
離婚の期限が迫ったその時、妹リリーがマーガレットと辺境伯の前に現れた。
我儘なリリーは自分に届いている悪条件の縁談話を押し付け、離婚予定の姉に代わって、辺境伯の妻の座を手に入れようとする。
夫はリリーを追い返すが、それでも2人が両思いであることに気付いていない手違いの夫婦。
その気持ちは、些細な事をきっかけに通じ合う。
正式な夫婦になった2人が王都の社交界で見聞きしたものは、自分の価値に気付いていない、マーガレットの本当の評価だ。
効果抜群の薬を作るのに鈍感すぎる妻と、口が悪いのに紳士的な夫の、すれ違いラブコメディー。
一途に妻を想う俺様口調の必死な片想いは、何をして、何を言えば成就するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 21:38:17
117938文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:150pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
ルベリオ王国第一王女、シャンテル。
彼女は友好関係の冷めた元敵国の血を引く王女だった。
父は夜な夜な城を抜け出して愛人の元に向かい、公務は殆どシャンテル任せのダメ国王陛下。
ルベリオ王国唯一の妃、バーバラは何かにつけてシャンテルに手を上げる。
そして、バーバラに甘やかして育てられたシャンテルの異母妹、ジョアンヌ。
シャンテルを見下す彼女が社交界に出ると、その容姿と彼女の話術によって、シャンテルから虐げられている事になっていた。
そんな酷い家族を見捨てる事ができないシャ
ンテル。
だけど、離れて暮らすある人に、“国を見捨てて良い”と言われて、シャンテルは心が揺さぶられた。
そして極めつけは、他国の皇子の一言だった。
「だったらそんな国、一度ぶっ潰してしまえばいい」
その時、シャンテルが下す決断は────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 18:10:00
84084文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
短編「初夜の前に愛することはないって言われた? ”前”なだけマシじゃない!」の連載版です。ジメジメターンは2話目ぐらいで終わります。 一章は短編と大筋は変わりませんが、多少の加筆修正と設定変更があるかと思います。更新は少しゆっくり気味になるかもしれません。また短編時は連載前提ではなく話が変わる所で区切っていたので、それに合わせて区切った結果、一話一話の長さにバラつきが出ると思います。 / 伯爵令嬢アナベルは、侯爵子息のブライアンに熱烈に求められて結婚した。……はずだっ
た。「君を愛する事はない」初夜を終えた途端、ブライアンは本性を見せる。彼には身分の問題で結ばれる事が出来ない恋人がおり、アナベルはその隠れ蓑に選ばれただけだったのだ。それまで囁いた愛は全て嘘……。反抗したくても処女も失っているので白い結婚は望めないし、実家を援助してもらっているために強くも出れない。アナベルはお飾りの妻として無為に日々を過ごすしかなかった。ブライアンからは社交も茶会も禁じられ屋敷に閉じこもるしかなかったが、アナベルが大人しく従順だったためにブライアンから外出を認められるようになる。外に出れるようになったものの、問題があった。お飾り妻という事実は周りに秘密にしなくてはならず、アナベルは対話での嘘がとても下手なのだ。よって下手に人と関わる事も出来ない。悩んだ彼女が始めたのは、美術鑑賞や演劇鑑賞といった、出来る限り人と話さなくてすみそうな趣味だった。それでも一人でいると落ち込むことが多いアナベルだったが、ある時デビュタントからの友人であるメラニアに外出を誘われるようになってから、次第に考え方を変え始める……。気が付けばアナベルは夫のことなど忘れ去り、自分の趣味に没頭し、自由に過ごすようになる。 / 定番の「愛することはない」を告げられた凡人妻が、自分の好きな事に集中していたらいつの間にか夫に軽いざまぁをやり返す事になる話。夫との元鞘(?)はありません。ご都合主義な展開が多いかと思います。軽い気持ちでお読みください。本人の恋愛は二章からスタートします。 残酷描写及びR-15は、その後の展開の時の予防です。ガッツリはないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 15:34:01
221152文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
晴れて高校一年生となった僕、春山勝喜(はるやま かつき)は早くも新生活に悩んでいた。特に社交的でも明るいというわけでもない。
むしろ消極的引っ込み思案な僕は、クラスに上手くなじめない。そうこうしているうちに、部活動を選択し入部届の提出期限が迫ってきた。
部活が盛んで必ずどこかに所属しなければならない風潮のこの高校で。
スポーツ万能というわけでもなく、かといって芸術的才能も音楽センスにも秀でているわけでもない。
そんな僕が部活選びに苦心していると、アイドル顔負けの美少女に勧誘さ
れた。
「ねぇ、『主人公』になってみない?」
「茶道部には入れば、誰でも『主役』になれるよ」
黒く長い髪をなびかせた2年生の茶道部部長、秋芳香奈衣(あきよし かなえ)先輩に優しく声をかけられた。
思えばそれがすべての始まりだった。
そして今日の部活でも……
「春山くん、今まで黙ってたんだけどね。本当は女の子しか茶道部に入れないのよ」
「そんなこと、あるわけないじゃないですか」
「だからね、これからは、バレないように女装してきて」
「……何言ってるんですか? 部長?」
「ここに女子用の制服あるから着てみて」
「嫌ですよ。っていうか、どこから用意したんです? その制服」
黙っていれば美少女の部長。でも、急にからかってきたり、隙あらばくっ付いてきたり、たまに年上っぽく振舞ったり、時折可愛くみせたり。部活のたびに部長にもてあそばれる僕。
部活の先輩後輩であり、友達でもあり、仲間でもあり、姉弟でもあるような。
そんな恋人?ではないような関係……
つかずはなれず、ゆっくりと過ぎていく時間。今日はいったいどんな事件が起きるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 12:37:57
942834文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
カナロア帝国第一皇女パンドラは社交界の華、カリスマアイドル皇女である。が、しかしそれは侍女ライラのプロデュースありきのものだった……!果たしてパンドラは幸せな結婚ができるのでしょうか?
最終更新:2024-04-13 08:50:11
7011文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
異世界人の王妃が持ち込んだ“ぬい”文化は、今や社交界を飛び出し、形を変えて隆盛を極めていた。卒業シーズンを迎えた王立学園でも例外はなく、生徒の大半が自分や親しい相手を模した“ぬい”作りに精を出していた。そんな流行にイマイチ乗れないメイヴィスだったが、婚約者のオーウェンは反対に“ぬい”作りの妙手として知られている。そんなオーウェンが、王子妃に内定している公爵令嬢セラフィーナの“ぬい”を作っていることを知ってしまったメイヴィスは動揺する。そして王子アーチボルドもまた、セラフィーナ
とオーウェンの仲を疑い、オーウェンの婚約者であるメイヴィスに接触してきて……。
※他投稿サイトにも掲載。
※全4話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 00:00:00
10175文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
ゴンドル族で戦争孤児のリアは、人間の養父に拾われ育てられ、義理の兄弟とも仲良く暮らしてきた。
しかし、ある日養父が亡くなり、その日を境に義兄アルフレッドの態度が豹変する。毎日のように義兄に求められるようになってしまったリアは、義弟テオドールと共に逃げ出すが──。
同族の医者ポポロムに助けられたリアは、その後驚愕な真実を知ることになる。
義兄と義弟、正反対の歪な愛情が交差するラブサスペンスドラマ。
しんどい展開が続きますが、一応救いはあります。
「トリアーダ」はギリ
シャ語で「三位一体」という意味です。
某所タテコミ原作コンテスト予選通過作品を小説化したものです。
【登場人物】
◉リア(20) 主人公。大学生。ゴンドル族の生き残りで心優しい性格。
◉アルフレッド(24) リアの義兄。社会人。クールで優しいが、リアに対して歪んだ愛情を持つ。
◉テオドール(18) リアの義弟。大学生。明るく社交的だが、リアに対して歪んだ愛情を持つ。
◉ポポロム(28) リアと同じゴンドル族の生き残り。医者。
エブリスタ、タップノベルでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 12:08:50
91468文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
十三歳の時、七歳年上の人と婚約をした私。
だけれど、社交界でお姉様方から聞くのは、怖い話ばかり。
結婚とは本当にして幸せなものなの?
頭を空っぽに、お読みくださいませ。
最終更新:2024-04-11 12:00:00
4934文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:5538pt 評価ポイント:5212pt
社交界デビューをした令嬢セリーヌが結婚を決めるまでの話。
社交界にデビューしたものの“アンティーク令嬢”と揶揄され周囲から浮いてしまう。そして美女だった祖母に似たおかげ(せい?)で本人の意志とは関係無く進む結婚話。さらに有り難い筈の縁談でも災難!?それから初めての恋も。
様々な経験を経て最終的に結婚するのは……。そんな一人の令嬢の婚活譚。
最終更新:2024-04-10 11:00:00
53718文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「アカシア伯爵令嬢ミモザ・ブロッサム! お前との婚約は破棄だ! 俺はこのカトレアと結婚する!」
――――悔しい。だが認めるしかない。彼女は最後まで、詰めを誤らなかった。
「そうですか、エラン王子殿下。それはおめでとうございます」
男爵令嬢カトレアは、どうにも未来の出来事を把握している節がある。
私の婚約者たる第二王子、そして騎士団長や宮廷魔術師、枢機卿の令息たちを味方につけていた。
こんなの反則だ! とは思うものの……これは敵わぬと見て、私はその結末を
受け入れる。
学園はなんとか卒業したものの、社交界からは追い出され、私は国の隅の森にひっそりと居を構えた。
それから数年。王弟となった彼が私の屋敷にやってきた。
私は彼――――エランの迎えた末路を、じっくりと聞くことにした。
彼女の扱いで私を激怒させた……最後の一人の、話を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 07:10:00
8289文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:3334pt 評価ポイント:3040pt
社交界で傷物と呼ばれる公爵令嬢アーネット
大好きな婚約者様のために婚約破棄を申し出ます!
最終更新:2024-04-08 23:31:55
2231文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
王国どころか人類の限界領域に領地を持つスタンリー家の末娘のエレノーラ・スタンリーは、魔法学院に通うために王都に来てから散々だった。初めてのお茶会では寄せ親の娘から絶縁宣言され事実上社交界から弾き出され、入学してからは上位貴族なのに下位貴族のクラスに入れられ、居場所がない。魔法を練習してはエレノーラに何か問題があるらしく、他の生徒の様にうまくできない。それでも剣の授業で公爵子息、侯爵子息、第1王子と剣を交える事でささやかな信頼関係を築いていく。そして月日が流れ、第1王子襲撃事件
に巻き込まれ...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 22:55:00
266052文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
半年に一度の社交界に来ていた辺境伯令嬢、ライゼ・リィンベルは婚約者であるカイル・グランハイムから公の場で婚約破棄を宣言される。
婚約破棄を宣言した王子は更に続けてリィンベル家の誇りであるライゼの亡き母を侮辱する言葉を口にする。
それを聞いたライゼはもはや王家と和解する道はないと確信し、国を割る決意を胸に、亡き母を侮辱した王子の首を取るために動き出す。
最終更新:2024-04-04 09:33:53
11646文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
十八歳になったクラウディア・シェーンハイトは家のため婿を探していた。
生家の辺境伯領からはるばる王都の夜会にまで繰り出し、初めての社交というものに目を白黒させていた。地元にはクラウディアのお眼鏡にかなう人物はひとりとしていないため、婚活は難航している。
『わたくしたち、婚約は破棄いたしましょう!』
そんな時、パーティーの中央から高らかな宣誓が聞こえた。寄り添う男女の前で、やわらかな茶髪の男性が困った顔をしている。
それを言ったのは王女で、婚約破棄を言いつけられていたのは宰相子
息のジルヴェスターだった。
『お前はシェーンハイト家の熊女に婿入りするの、これは王命よ!』
(エッ!!??ありがとうございます!)
○厄介払いのように辺境伯への婿入りを強いられた宰相子息ジルヴェスターと武闘派の辺境伯令嬢クラウディアが、辺境伯領を盛り立てていくお話
連載版にしてみました!不定期更新です!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 13:06:49
108049文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:19320pt 評価ポイント:10038pt
幼い頃に実母を亡くした男爵家の令嬢ビオラは、家族から虐げられて育てられていた。
まるで自分がこの家の長女だとばかりに横柄に振る舞う、継母の連れ子でビオラの妹フルート。
フルートを甘やかし、ビオラには些細なことでも暴力を振るう実父、デミヌエ男爵。
貴族の令嬢として適齢期になっても社交界に一度も出ることなく、屋敷の中で時間を過ごすビオラには、亡き母の手記で知った薬作りだけが唯一の心の拠り所だった。
そんな中、ビオラは突然【仮面侯爵】と悪名高いグラーベ侯爵の元へ嫁ぐこ
とのなったのだが……
「ビオラ? 仮面侯爵にお会い出来たら、ぜひ仮面の中がどうだったのか教えてちょうだいね。うふふ。とても恐ろしいという噂ですもの。私も一度は見てみたいわぁ。あ、でも、触れてしまったら移るんでしょう? おお、怖い。あははははは」
フルートの嘲りの言葉を受けながら、向かったグラーベ侯爵の領地で、ビオラは幸せを手にしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 08:12:39
62760文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
スコル侯爵家の長女、ユニヴェールは夜空のごとし群青色の髪を持って生まれた。
それはその地に暮らす人々にとって、厄災に見舞われる呪いの髪色。家ごと蔑まれることを恐れた家族に、彼女は3つの頃から隠されて育つ。
ろくに淑女教育を受けず、社交経験もなく、微笑むことができない、28歳令嬢ユニヴェール。
日陰者の運命を受け入れ慎ましく過ごしていたというのに、ここにきて突然、隣国へ嫁ぐよう言い渡される。
長年断交状態であった隣国と、和平への道が開かれたばかりの昨今。友好の証にあちらの
第三王子の元へ……、つまり人質の役目を押し付けられた形だ。
信頼を寄せる執事とメイドを連れ、その地に踏み入れた彼女。
あれよあれよという間に新婚初夜、夫となった人は言う。
『君だけを、世界の終わるその瞬間まで、愛すると誓おう──』
ではなくて、こっちでした。
『君を言語教師に任命する!』
……赤い花びらの散るベッドで甘い香りに包まれながら、
これは
リクルートですか??
※ 登場人物がふたつの国の言語を話すので
主人公の国の言葉は 「このカッコ」
ヒーローの国の言葉は 『このカッコ』
このように表現しております。
※ 6万字の中編です。(今週中に完結予定)
他サイト様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 22:04:22
96660文字
会話率:49%
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