-石畳- 小説家になろう 更新情報検索
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:77 件
作:まなみ5歳
ファンタジー
ハイファンタジー
連載
N2164BS
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が
見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
---
週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 19:00:07
3990712文字
会話率:35%
IN:21pt OUT:9pt
作:葛川忍
ファンタジー
ハイファンタジー
連載
N5729IT
「しまった!」
イチという名の少女の半身が石畳に飲み込まれた瞬間、情けない叫び声が彼女の口を覆った防毒マスクの中で響いた。
馬の尾のように後ろに結った白金色の髪が宙を舞う。蒼い瞳が動揺に揺れ、冷や汗が額を濡らした。
そこそこの主張がある胸からつま先までが地中に消え、地上に出ているのは顔と肩、腕くらいのものである。
ここはエル・ト・ラプダンジーの塔。
伝説の大魔法使いラプダンジー師が生前に残したと伝えられる、天に伸びる魔導塔である。
別名、エロトラップダンジョン。
我々の時代に同人誌や画像投稿サイトなどで一度は目にした事のある読者諸氏も多い事であろう。
イチはこの日、己のポリシーに反してこの珍妙奇天烈破廉恥な塔に単身挑まざるを得なかったのであるが、落とし穴の罠に嵌ってしまったのである。
「____________っく!だ、脱出できない!」
肘に力を込めてなんとか這い出ようとするも、何かに下から引っ張られているのか脱出できない。
それに先ほどから何か取っ掛かりを得ようと足をバタつかせているのだが奇妙な事にその足の感覚が消失しているのだ。
____________これは感覚遮断系!!
感覚遮断落とし穴。
これは飲み込まれた、下半身の感覚を毒や魔法によって消失させ、犠牲者の身体や排泄器などを刺激する悍ましい悪意の罠だった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 18:01:09
55992文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:7pt
石畳の街の、どこかの裏路地に隠れた小さな宝石店、ピクシー。年齢も性別もよくわからない店主がのんびりと構えている店は、宝石の販売のみならず、買い取りや取り置き、預かりも行っている。不思議な不思議な小さな店に不思議な不思議な店主。必要とする人にだけ開かれる門扉の向こう側は、人生を鮮やかに変える節目足りうるか。
最終更新:2024-03-28 12:07:59
347文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:5pt
作:瀬崎遊
文学
ヒューマンドラマ
完結済
N6177IO
ユアンとカズンはスリをしながらその日を生き延びていた。
ある日カズンがドジを踏んで憲兵に捕まることに。
気がついた時には真っ暗な石畳に寝かされていて、どう考えても牢屋ではないとしか思えなかった。
真っ暗な石畳の部屋から出されると、そこは海に囲まれた島だった。
最終更新:2024-03-27 17:00:00
3960文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:2pt
作:高谷正弘
ファンタジー
ハイファンタジー
連載
N0332FT
「――我が、礎となれ!!」
美しい少女に足蹴にされ命令を強要され、しかも報酬はなし!
通常なら逃げるか怒るかする所……少年にとっては、其れこそが本望だった!?
影を曳き召喚された先は、タイムリープに思えるほど過去の欧州に酷似した世界。
衣服の形状や透明なガラス窓がある事から、13~14世紀頃だと思われる。
しかし史実にはない、魔法の如き「力」の存在と――魔獣との遭遇!!
汚れた水を飲料水に、石畳を掘って汚物を流す側溝を設置し、お風呂を設備する。
この時代の認識から逸脱し、
批判を受けようとも「清潔」を広めたい!
それは全て、後に訪れる黒死病対策であった――。
現代とは違う常識の中、少女に踏んで貰う為にこの国を磨き上げるっ!!
心の癒しカレシーと共に、過去の欧州を旅するちょっと奇天烈な少年の冒険。
異世界転移ファンタジーです!
この作品は「アルファポリス」でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 14:14:30
1260032文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:85pt
作:TokageNoshipo
恋愛
異世界[恋愛]
短編
N3832IN
これを英語で書いてみました。遠い過去の歴史的な物語を形成するために石畳みされた今後の作品のためのメモ。世界構築の初の試みであり、舞台はもう一つの地球/異世界であり、その現実の常識に基づいて書かれています。これは単なる草稿であり、主要な作業はまだ完成には程遠いため、多くの変更が加えられる可能性があると予想しています。
最終更新:2023-11-30 17:50:47
38159文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:27pt
作:遊
ファンタジー
ハイファンタジー
連載
N9623II
帷の降りた夜一色の暗闇で、銀のロザリオがきらりと瞬いた。
するりするりと雲の影に紛れて街を往く暗い影が大通りのショーウィンドウに映り、ぴたりと男は足を止める。するとショーウィンドウの中の影は寸分の狂いもなく男と同時に足を止め、同じ背丈、同じ姿で寸分も狂わず鏡写しにこちらをじっと見つめ返した。
黒のブーツに金の装飾の付いた修道着、首から下げた銀のロザリオ、一つに括られた鉄紺色の長い髪の毛。
鏡の中の影は夜風に靡く髪の一本取っても彼と瓜二つ、身じろぎの一つもせず時折男と
全く同じ仕草を挟んで街の石畳の上にただ静かに佇んでいる。
黒い絵の具で塗り潰されたように穴の空いた顔で、こちらを見つめながら。
────悪魔出づる國、ウォーレンロイツ。少年少女、武器を取れ。
悪魔を殺せ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 19:20:28
8559文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:31pt
街路樹、石畳、あの頃のものはいくつある
最終更新:2023-05-26 21:09:41
367文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
おれは空き缶をけっとばす。
最終更新:2023-05-19 07:00:00
490文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:50pt
作:深町珠
ファンタジー
ローファンタジー
連載
N5258EE
めぐは17才。北欧のとある共和国で、クラスメートのリサ、Naomi,れーみぃと楽しく暮している。
町は古くて、石畳の道に路面電車が走り、丘の上にはケーブルカーが通っている。
偶然、時間旅行の能力を得てしまいました。
めぐは夢を見ます。未来の私達はどうなっているの?
タイム・スリップが起こりました...
最終更新:2023-05-13 12:29:27
521362文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:81pt
作:黒森 冬炎
恋愛
異世界[恋愛]
短編
N8555IC
石畳の町に靴音が響く。遠く懐かしいその靴音に、追い縋るひとりの女がいた。音を追いかけて堤を登ると、銀青の背中が角を曲がって消えるところであった。女はなおも追い縋る。
「仙道企画その5」の旋律に乗せて送る、ハッピーエンドな幻想恋愛譚。主催者様のご好意で楽譜の転載もさせていただきました。
最終更新:2023-03-11 21:16:28
1191文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:60pt
作:三屋城衣智子
ファンタジー
ハイファンタジー
短編
N8325IB
少女は今日も街をかけずり回っていた。
リーファンという街に住む十一歳の少女、エメル。
少女には、この街の、石畳続く家の近くが世界の全てであり。また彼女は、それで良い、と思っているらしかった。
これは少女が巻き込まれていく歴史、それがまだやってきていない頃合いの、日常である。
最終更新:2023-02-15 17:06:19
3546文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:64pt
作:Snatch久男
推理
推理
連載
N7655HZ
--S県S市、港町で有名なここは人口20万人程度の小さな町。
世界中様々な船がここに寄港しており、一部の商店街では外国の紙幣も使用出来る。
今年から子供の治療費は無料で、ファミリー人口増加を測ろうとしているらしい。
それ以外特に特徴もない淡白な田舎町だ。
海沿いに車を西に走らせ、市の無料駐車場に車を置く。
小道を歩くと左手に見えてくる小さな森林公園を通り抜ける。
すると一本道が見えてくる。
多少小綺麗に整えてある様子から人の気配を感じる。
長い道を登ってい
く。
時代錯誤な鉄の門が見えてきた。
まるで西洋の貴族の屋敷のようだ。
門をくぐり抜け石畳を走り抜ける。
玄関のドアノブには虎の彫刻があしらってあり何とも壮観である。
一見なんてことない金持ちの別荘地。----折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 04:17:25
1801文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:84pt
作:黒月緋純
ファンタジー
ローファンタジー
連載
N1887ER
主人公
「気が付いたら異世界に転生して居た俺は、草だった。
何を言っているか分らねえと思うが、とりあえず250年が経過して――
――問題しか起きてないですが、多分元気です」
脇A
「……また、雑な……」
主人公
「お前が言うなよ!?」
――という、ネタが多めのお話です。
※おすすめキーワードが仕事してません。ある意味ではそうなんだけど、違うじゃねえか!!って切れられても文句言えません、『本当に申し訳ない』
最終更新:2022-09-23 13:00:00
2328028文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:61pt
作:冬うらら
文学
ハイファンタジー
連載
N7719GR
十七歳になるとスキルが授かれる、かもしれない世界。魔物などから取り出される魔石を様々なエネルギーに変換できる技術の開発により、成り立っている世界。雨と黒い蒸気と、石畳が似合うようなそんな世界で、一人、生きてきたアカードはスキルを授かる。
【魂魄術】
その得体のしれないスキルがアカードを、得体のしれない人々や組織へと繋げ、時には倉庫で依頼をこなし、時には血なまぐさい事件に巻き込まれ、時には甘やかされ、鍛えられていく。
そして、少年は培った力でダンジョンを攻め、並み
居る冒険者を蹴散らし、自分だけの道を探していく。
そんな、物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 17:33:21
176553文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:58pt
作:七里田発泡
ファンタジー
ハイファンタジー
短編
N6227HU
温泉街のとある一角に位置する妙木通り。中華料理店や中国雑貨店が50棟ほどが軒を連ねているここは実は中華系マフィアがうろつく治安のヤバい場所。にもかかわらず連日、多くの観光客が妙木通りの石畳の道を行き交っている。ある日、玉虫色のクサヤ・カゲミツブランドの派手なドレスを身に纏った仲良しマダム2人組が観光のため妙木通りに訪れるのだが……
最終更新:2022-08-24 18:00:00
1915文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:87pt
喜怒哀楽に満ちた人生を、すべてのひとが望むわけじゃない。
退屈な平穏を、願う声もあろう。
得るものなければ、痛みもなし。
最終更新:2022-01-20 00:00:00
428文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:27pt
作:黒うさぎ
ファンタジー
ハイファンタジー
連載
N1415HG
ラダ村に住むラザックは気がつくと見たこともない街にいた。夜とは思えないほど明るい街並み。石畳が整備された通り。賑やかな人々の声。ラザックは悟った。「これは夢だな」。ルゴス神より授けられし天恵––【夢双】。夢の中で無敵の力を得たラザックは、現実と夢の世界を行き来しながら、荒れ狂う戦火の中に身を落とす。
隔日更新予定。
アルファポリス、カクヨム。ノベルアップ+にも投稿しています。
最終更新:2021-10-13 22:10:56
31114文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:18pt
作:飛鳥井作太
ファンタジー
ハイファンタジー
連載
N1729HF
白亜の建物に、白い石畳。
光が射すと、ところどころ虹色に輝く。
人々は穏やかで、ドラゴンも亜人種も等しくのんびり暮らす国。
そんな国では今、そこかしこに『転生者』が居た。
乙女ゲームの悪役令嬢、世界を破滅に導く悪魔の子、性格の悪い聖女に、心残りのある剣の者……。
様々な異世界転生者たちは、己の『設定』を是とするか非とするか。
それぞれが繋がりながらも独立している短編連作集。
※カクヨムで一日一作SS更新中の『百花繚乱』(https://kakuyomu.jp/wor
ks/16816452220371917465)でもアップしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 08:00:00
6612文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:29pt
作:里崎
SF
空想科学[SF]
完結済
N2749GY
蒸気文明の街で、ゴロツキと軍人と空賊が共闘して、魔族の召喚を続ける奴らをやっつける話。
前後編の全2話短編。
***
「いっ……!」
慌ててブレーキを踏みハンドルを切る、運転席の少女。
馬上の軍人は迫りくる鉄の塊に表情一つ変えず、腰の拳銃を引き抜いた。
「石炭および蒸気車窃盗の現行犯でーーぶべっ」
声が途切れる。落馬した軍人が、石畳をぶさまに転がった。
最終更新:2021-05-05 16:57:08
7600文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:37pt
作:細波みずき
ホラー
ホラー
完結済
N7183GX
小学4年生のとき。
家庭科室の前は薄暗く、その前の水飲み場の床には3点のキズ、穴があった。それは顔に見える。怒った顔悲しい顔笑った顔。そこで泣いている女の子。女の子が語りだす。
ショートストーリー。
ストーリー分岐あり。
最終更新:2021-04-22 19:13:42
2728文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:37pt
知らない街の落日と踵で石畳を鳴らす音。
最終更新:2021-04-01 00:00:00
19989文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:89pt
とある未来の寂れた町の様子
最終更新:2021-03-15 23:35:18
393文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:71pt
作:いかと
ファンタジー
ハイファンタジー
連載
N6912EN
仮想現実に完全没入型するゲームの一つである『アルカディア』
神崎徹がハマったのは、箱庭ゲームやオープンワールドというジャンルのゲームであった。
それは、自分で異世界を作り”神”として運営するゲームであり、神崎はゲーム内で竜王や魔王、魔獣に魔物、獣人・ドワーフ・エルフ等多種多様な住人たちを召喚し、その世界アルカディアを運営していった。
そしてネットでも書かれていた、問題児である”人族”を召喚出来る様になり、召喚してしまった。そして本当に後悔していた。人族が行動すると簡単に破滅エ
ンドに直行するは、他の種族が絶滅しそうになるは・・本当に気が気でなかった。
それにもだいぶ慣れた頃、久し振りの休日を満喫しようと、仮想現実にダイブした神崎徹は、気が付いたら石畳の上に寝ころんでいた。そして、目の前のゴージャスな神官風の外人に聞かれる。「貴方様が神ですか?」
「は?」
そして牢獄へ。
原因は、人族が”神”を召喚したことにあった。「くそっ、人間どもが!」神崎徹は日本へ帰れるのか!それとも地元住民とイチャイチャチュチュして人生終わらせるのか!
この世界「アルカディア」はゲームなのか、それとも異世界なのか。神崎は神の力を使いながら、愉快な仲間たちと旅をつづけその真相に気付いていく。
*処女作です。正直駄文になるかと思います。
*誤字脱字、文章がおかしいなどありましたら叩いてやってください。
*一応、恋愛要素もある予定、しかし簡単にヤルような作品ではありません。
*俺TUEEEEの要素を含みますが、無双系ではないと思います。
*爽快感よりもストーリーや設定を大事にしているつもりです!
*終わりがあり、ただダラダラ続けることはありません。
そんな作品ですが、もしよければ目を通してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 23:23:47
320116文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:24pt
気が付くと僕は、見知らぬ路地裏のようなところで横になっていたのであった。
あたりは白い壁と石畳。どこか地中海地域を連想させるその路地は、迷路のようにどこまでも続いているようだった。
最終更新:2020-09-21 11:00:00
18975文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:84pt
作:サンタ苦労す
ファンタジー
ローファンタジー
連載
N9684GL
少年は異世界に来た。
ある日、ある時、何かをしていた。 ずっと牛のように反芻していた。
魂に刻みこんだなにか達は、たまに薄れてその感覚を見失う。
それが何だったか、忘れはじめていた。
───現実に引き戻される。 気付くと皮膚が焼けたような鋭い痛みが全身を襲っていた。 音が反響する石畳の部屋、床には、自分の血でできていた絨毯が広がっていた。
最終更新:2020-08-31 22:37:14
861文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:90pt
夏休み前のある日、七海は石畳の街の本屋さんにやってきました。何度か訪れたことのある魔法の本屋さんです。七海は自分の知りたいことが書かれた本を、一生懸命に探します。
※銘尾 友朗様主催「夏の光企画」に参加させていただいています。
最終更新:2020-08-08 14:09:10
6429文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:53pt
作:浅倉一真
ファンタジー
ハイファンタジー
完結済
N0144GD
俺は重機オペレーターで佐倉祐樹と言う。災害復旧に緊急出動していたのだが、突如として眩い閃光に包まれた。
気が付けば、見知らぬ石造り、レンガ造り? の様な場所に立って居た。召喚? 勇者? あれ、ゲームか何かの世界か?
程なくしてこれが現実と知る。重機操者と言う役職、重機召喚と言うスキル。国が求めたスキルではないと、役立たずの烙印を押されてしまった。
結果酷い暴行を受けて放り込まれたのが牢獄で、牢獄の冷たい石畳の感覚が間違いなく現実だと悟ったのだから。
――どうし
てこうなった。
恐らくここは地球では無い場所。昔読んだマンガで知った言葉で言うなら、多元宇宙論に基づく世界とか、そんなもんなんだろう。
しかし華々しい勇者のサクセスストーリーは始まらず、待つのは裁判と言う落ちである。あれ、もう積んでませんかこれ?
※ 内容としては、現代の重機オペレーターが、召喚に巻き込まれて始まる物語です。一人の一般人が、不遇、役立たずと言われたスキルで、苦難を超えて頑張って行く内容となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 19:01:09
411846文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:48pt
石畳、規則正しく、歩いてみる、不規則なもの
最終更新:2020-05-02 19:03:36
324文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:59pt
作:百(難しい童話)
コメディー
コメディー
短編
N5870GD
とある神社の境内にラクガキがされるという事件が起こった。石畳の参道の真ん中辺りに黒い墨汁で大きく“×”の文字。
墨汁なので雨で洗い流される。それ以外に被害もない。だから他愛もない悪戯と世間では扱われていたのだが、これに政治団体を自称する謎の組織から犯行声明が出たことで事態は一変した。つまり、これは“ささやかなテロ”だったのだ。それで一応は警察が動くことになったのだった。
最終更新:2020-04-11 12:01:32
1902文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:20pt
作:瓶野こるく
恋愛
異世界[恋愛]
連載
N5171EX
この世界に「朝」は来ない。
太陽とは神話やおとぎ話の産物であり、空に浮かぶのは大きな純白の満月だけ。
満月は1日の半分を照らし、残りの半分は闇が支配する。
いつからそうだったのか、いつまでそうだったのか。
それはきっとわからないまま。
石畳とガス灯の街『ブリオングロード』に住む少女、ヘンリエッタは毎夜同じ夢を見ていた。
暗闇の中、螺旋階段を上り、落下する自分を誰かが引き上げる夢。
目覚めたときの恐怖と、少しの懐かしさ。
――あれはいったい、誰なのだろう。
最終更新:2019-12-31 19:46:35
22343文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:56pt
作:ほっこくのくわずいも
文学
純文学
短編
N2872FW
豪商、大地主がお大尽なんて呼ばれて、そこの石畳を闊歩してた残り香が未だまだ漂って、午ひる下りになれば、お天道さんが傾くのとは逆に通りばかりか路地まで花街の色香が、ジトッと湧いて時分の話さ。初めて耳にしたときは、どこぞアタマの温あったかくなった女の拵えばなしだとみんな思ったね。
家路へと歩き出すと、気配だけが二間と離れずに付いてくる。虫食いの明かりばかりの闇夜の道で、振り返らなくてもおとこの履き古して抜けた白いズボンから形の良いお尻が小気味よく左右に揺れているのは、わかって
いる。
翌朝、すぐに、そいつが鼻腔を擽ったくすぐったんだ。「お粥たいたから、食べようか」
鍋の蓋を開けると、開けるまでじっと中に潜んでいた蜂蜜の匂いが白い湯気と一緒になって四角い部屋の天井までを一気に包み込む。既におとこが用意してくれた茶碗と汁椀それぞれが湯気で綿帽子かぶったみたいになってちゃぶ台に並んでいた。熱いだろうからと、持ちやすいほうの汁椀を渡され、箸を入れる間髪もいらぬまま汁をすするように粥は腹に落ちていく。一息でなく、ゆっくり長い時間がかかっているのに、息をつかぬ長いときが挟まっても苦しくなることはない。水の生き物が故郷の海に戻った安堵感に抱かれた静かさのまま、経っていく。こんなにも鼻腔は蜂蜜の匂いで蓋をされているのに、お椀の中には白い米粒より見当たるものはない。
「米と小鍋、勝手に使ったよ」
三口で先に啜りすすり終えたおとこを見て、よくもこんなに熱いお粥を三口で啜れるものね、と思った。なにか言わなきゃと思ったが、一番に気になることに話が及ぶのが怖くて、二番目に気になることを聞いた。
「何が入ってるの、なんでこんな特別な味がするの」
おとこはそれには答えず、女が食べ終わるまで待って鍋と二つの椀を洗い始める。
「いずれ分かるさ」水の音に紛れていたが、振り返らずにそう言った。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 09:25:24
5777文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:40pt
作:穹(sora)
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異世界[恋愛]
短編
N4021FT
『婚約破棄を乗り越えて?傷心旅行に向かう。~その後~』の続きです。
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軍靴を履き、黒い軍服に身を包んだ青年は今しがた届いた愛しい婚約者からの手紙を大事そうに手に持ち自室に向かっていた。
最終更新:2019-09-17 14:29:19
1751文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:9pt
雨、石畳、格子戸、畳、豆腐、夢、そして、こつこつと。繋がってゆけば、風情とよべるものが見えそうだ。梅雨時の、他愛ない想像で、あなたとのひととき、を描いてみたんだ。
最終更新:2019-06-12 20:59:44
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最終更新:2019-04-04 18:28:12
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ハイファンタジー
連載
N0487EB
昏く冷たい石畳の通路。巻き込まれし者、五老巧(ごろうたくみ)の、最初の異世界の旅が終わりを告げる。「こんな処で、僕は死ぬのか…。ゴメン、テュレ……。」唯々、不本意な旅だった。だが、裏切られ、蔑まれてきた少年の前に、新たなる旅路が示される。目の前には美貌の女神様――。『五老巧さん。あなたは異世界転生を望みますか?』「――へ?」「駄女神は黙ってて頂戴」『ひどいよ、わたし女神なんですよ』「あなたに任せておけないから、あたしが、来たのよ」突然始める、女神と謎の美女の駆け引き。「ゴロー
ちゃんて、呼ぶねー。わたしはー椿姫ー。」謎の天然美少女の登場で混迷はさらに深まる。「あなたにやってもらう事はただ一つ、今までに召喚された異世界人のやらかした事の後始末よ!!」「わたしたちもー、手伝うねー」女神様に貰った謎ギフトとともに、次の旅が始まる……。「テュレ、今度こそ、僕は自分の足で立ってみせるよ。今度こそ――――異世界を楽しく堪能してやる――。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-20 12:00:00
178764文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:12pt
作:末期戦が好き
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ローファンタジー
短編
N4551FA
とある世界での物語――
これは、よくある転生者が異世界で活躍する物語――
しかし、ただひとつ違うのは――
そこは、どこか見たことのあるような異世界。
中世の西欧風の石畳、石造りの街並みが広がりながら、近代文明へ片足をかけたのか町中では動く無機物を見かける。遠くの街並みからは煙突が延びるのが見え、工業的黒煙が白い雲海へ墨汁をそそぐ様にして混ざってゆく。
それでありながら、町の外には多くは無い魔獣が生息し、深い森や原野が存在しつつ共存し合っている。
人類は未開の領域への野心を
持ちながらも、どういう訳か言葉を交わせる筈の人間同士での争いは尽きず、その人類領域のパイを広げるより奪い合う事の方が多い。
そして、貧しかったとある公国は、些細なきっかけで飛躍的に国力を延ばし、弱小国として虐げられてきた積年の恨みを晴らすかの如く周辺国家を侵略し、帝国としての繁栄の道を切り開いた。
そこへ、国境を接した魔法大国として伝統と平和を守り続けた王国は危機を感じ、神に祈りを捧げて戦争を決意した。
神はこの祈りに応える形で、異世界の知識を有する一人の男を冒険者として超常の力を持たせて送り込む。世界の和を乱す悪の帝国を滅ぼせ、と。
異世界人は幼くして英知を披露、多くの人々の支持を集めて兄弟を退け家督を相続。貴族でありながら民主的で慈悲深い施策を行い、反発する政敵を滅ぼしながら王国内での発言力を日ごとに増していく。しかし、しがらみを疎ましく思ってか信頼できる親族に家督を譲り渡して隠遁生活を目指す。
個人では冒険者としても一流の実力を身に付け、数々の問題を解決しては人々に感謝され、もはや目的の隠遁生活はどこへやら。王国内では広く存在が知れ渡るようになった頃。ついに王の依頼で帝国との戦争への力添えをする事となった。
そして、あらゆる武術に加え、膨大な魔力と使える魔術の数、前世の記憶を屈指して軍事強国となった帝国へ挑み、勝利を重ねていく……
と、此処までは世にありふれた異世界超能力者の英雄譚。
ただ、この物語でただひとつ違うのは――
――これは、敗北者たちの命の軌跡で紡がれる物語――
――つまり、帝国の人々を中心とした物語だ、ということである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-27 00:47:25
10224文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:28pt
大陸を覆いつくす極度の人口過密によって、格差と貧困が支配する世界。
荒廃した石畳の街で暗躍する、凄腕の女エージェントがいた。その名はステラ。
彼女が目指すのは、海の向こう側。何もかもが謎に包まれた、鋼鉄の都市。
旅路の中、次第に明かされるステラの過去、そして引き裂かれた世界の真実。
閉ざされた二つの世界が今、交錯する――。
※いわゆる「異世界転生モノ」ではありませんので、ご注意ください。
「カクヨム」様でも連載中です。
https://kakuyomu.jp/w
orks/1177354054886941245折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-19 23:24:32
8533文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:15pt
「喜べ後輩、面白そうな噂を仕入れてきてやったぞ」
我が人生で最大の冒険は、そんな何気ない一言から始まった。
地下街に潜むという凶暴な牛の怪物。噂の真偽を確かめに向かった私と先輩は、意図せず謎の空間に迷い込んでしまう。
古ぼけた石畳と、先の見えぬ通路。探索を続ける内に私たちは、そこが罠であり、迷宮であり、そしてとあるモノの"住処"でもあったことを知ることとなる。
周りは一面謎だらけ。分かっているのはただ一つ。
――そこに、安全は無い。
最終更新:2018-08-09 21:19:55
18037文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:60pt
もぐらくんとひまわりくんは、石畳の道の古い街に来ました。
古からのものをそのまま使ってみんな生活しています。
街並みにに見とれていたもぐらくんとひまわりくんは、路地裏に迷い込んでしまいます。
すると、3人のこども団と名乗る子供達と出会い、ひまわりくんがさらわれてしまいます。
ひまわりくんはこども団と少し一緒にいることにしますが、台風の日に事件が起こります。
最終更新:2018-07-29 15:35:06
4752文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:100pt
作:Rickey
文学
ヒューマンドラマ
完結済
N6357EV
ある国のクイナと言われる丘には小さな町がありました。そのクイナの町には石畳やレンガでできた道があり、同じような素材でできた家が並んでいます。これは、変わらない町の中で、変わってゆく人々の物語です。
カラキランコロン。玄関のドアに付けられた鐘の音が響きました。今日もまた、夢の家にミロクおばあさんがやって来たのです。朝食の支度をしていた夢は、とても嬉しそうに玄関の方へと駆けて行きました。夢にとってこの鐘の音が、クイナの町の住人達との幸せなふれあいの始まりです。
「はーい、おば
様どうぞー!」
そしてそれは、明日も明後日もいつまでも、ずっと、続くのだと夢もおばあさんも思っていました。
そんなある日、夢はおばあさんと一緒に病院へ行く事になりました。
そしてその日を境に夢とおばあさんの大切な日日が始まりました。
誰が悪いわけでもなく何が悪いわけでもなく、多くの人の人生には悲しみというものが訪れます。夢はこの日からおばあさんとクイナの町の住人達とその悲しみの中に入って行きます。決して美談では終わらない救急救命処置、声を失う人工呼吸器、医療の誤診、介護サービス従業員によるドライヤーでの火傷、そして別れ。そんな悲しみを乗り越えながら主人公の夢は一つの人生を生きて行きます。
ALSは筋萎縮性側索硬化症という難病です。全身の筋肉が弱り、最終的には目蓋も閉じる事ができなくなります。ただ、この難病が及ぼす影響もそこまでです。体だけが動かなくなるのです。つまり心は健康な時のままなのです。例えば5分間、家の壁、会社の壁、教室の壁、天井、窓、それらをじっと見つめたまま、目蓋や眼球以外は動かさずに過ごしてみてください。きっと多くの人は苦痛を感じると思います。しかし病気になり寝たきりになると、それは10分、1時間、5時間、終わる事なく地獄のように続いて行くのです。ただ、誰かが悪いわけではないのです。患者が抱く家族への気持ちや、一つの心に二つの人生を重ねる家族、病気の介護には価値観を変化させる必要があるのです。
この物語の主人公達はどんな世界をその瞳に焼き付けてゆくのでしょうか。
この物語の元になったオリジナル曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=v8b66qS5jAA&feature=youtu.be
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 16:38:58
315941文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:8pt
作:五月雨 夜月
文学
アクション
連載
N0898EN
スカーレット王家の王城に、旅客機が降った。それは、不気味な音を鳴らし石造りの壁を突き破り、壁に触れたと同時に爆発した。一機、二機――と続いて銀色の破片を高速で弾き飛ばしながら爆破した。そして残った三機はそれぞれ地面に落下した。一機は城門に続く石畳の道に、もう一機はそれの二十メートル先に、最後の一機は城門に当たり弾け、偉大な門構え封鎖された。
嬢は焼けただれた右腕だけを残し、レインの前から消え、レインは頭だけとなり消えた。
次に覚めると――
吸血鬼となったレインが
魔法の世界で優れた身体能力で闘うやつ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 16:54:17
9529文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:78pt
かわいそうな女の子は、ほほえみながら死んでいました。
靴もない、あたたかな家も、やさしい家族もいない彼女は、冷たい石畳の上で、冷たくなっていました。
彼女が幸福だったわけがありません。
だって、そんな身の上で、人を恨んだり、不幸を嘆いたり、しないわけがないのですから。
きっと幸福そうな笑顔を浮かべていたって、その内心には、黒い感情があったに、違いないのです。
本人がほんとうに幸福だったとしても、絶対にうらみつらみがあったに決まっているのです。
最終更新:2017-12-11 14:20:50
3036文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:90pt
蛇と心と体の話です。
肌と姫さまと石畳の話です。
あと、睫毛と嗚咽と世界の話です。
あなたは、蛇が好きですか?
わたしは、…………
最終更新:2017-11-25 00:25:49
750文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:70pt
作:時雨
ファンタジー
ハイファンタジー
連載
N1342EC
2年前にIT企業を上司と大喧嘩し退職した主人公、天草輝夜はある日いつも通り自室で目を覚ましたはずが目の前に広がるのは石畳の見たことのない街並み。
不安ながらも自分には魔術の才能があることに気づき、目指すは裕福な幸せ生活!?
守銭奴ニートが異世界を歩んでいくハイファンタジーが今ここに始まる!!
最終更新:2017-09-09 21:01:19
80196文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:4pt
作:風見烏
ファンタジー
ローファンタジー
完結済
N9414EF
未だにアスファルトを遠ざけた、石畳と木造建築が連なる街道。
山間《やまあい》の寂れた宿場町。古き時代の名残が散らばる。
町に潜む化け物の影。女性を浚《さら》う噂あり。
次々と消えて行く町の住民。彼等はここが厭《いや》になって出て行ったのだと言い聞かせる。
物侘びしさを懐に掻き抱いて、足を踏み入れた青年――京夜は、そんな怪しい舞台に立たされる。
彼のお供は妖艶な美貌を携えた鬼の少女がひとりだけ。
「あるじ様の血肉を頂けるのならば、わたくしは尽くし、奉仕いたしましょう」
歪な主従
関係を持つ彼等の前に現われたのは、町の住民を喰らい尽くす鬼。
彼の使命はその鬼を討伐することであった。
これは、鬼どもが織《お》りなす、ちょっと耽美《たんび》な和風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-07 12:00:00
24864文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:15pt
作:鰤砲
ファンタジー
ハイファンタジー
完結済
N3619EC
武道を趣味とする公務員・連場秋(レンバアキ)は、今日も槍の稽古のため道場を訪れていた。
だが、道場の廊下はいつの間にか石畳のダンジョンとなり、モンスターがエルフ(♀)に襲いかかっていた。
思わず稽古槍で助けたものの、武道生活をエンジョイしていた秋は女に免疫がない。エルフ(♀)の距離感の近いコミュニケーションにたじろぎ、たびたびピンチを迎える秋。2人は魔王より強いモンスターがひしめく“終わりのダンジョン”を進む。
これは剣が活躍しない“槍と魔法”のファンタジー。
最終更新:2017-08-20 22:00:00
136847文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:92pt
作:青葉台旭
ファンタジー
ハイファンタジー
完結済
N5339DS
大陸全土を支配し繁栄の絶頂にあった帝国が、海の果てから流れ込んだ〈霧〉により一夜のうちに滅ぼされて二十年。
大陸北西部に広がる大森林地帯のど真ん中、樹齢数千年を超える巨木の間を走る街道に一頭の粕毛馬があった。
その背中で手綱を握るは、全身灰色の長身の男。
灰色のマントを身にまとい、灰色の髪と青灰色の瞳を持つ男の名は……ゾル・ギフィウス。
身長は百九十センティ・メドール。
長い手足と筋骨隆々の体をマントの下に隠し、二十メドール先も見えない霧の中、ゆっくりと馬を進めて
いたゾルが、ふと馬を停め、フードを脱いで耳を澄ました。
遠く街道の石畳の上を爆走する車輪の音が微かな風にのって聞こえてくる。
濃霧で視界の狭まっているこの街道の上で、危険も顧みず馬車を走らせているのは、いったい何者か?
やがて、爆音とともに霧の中から現れた一台の馬車。
乗っているのは、幼き少女とその父親。
霧の大陸を舞台に正義の剣士が悪を切る! 痛快冒険活劇ここに開幕!
この小説には、残虐・残酷な描写が含まれます。ご注意ください。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
この小説は「カクヨム」にも青葉台旭として投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-21 00:59:30
117061文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:18pt
作:萩尾滋
文学
ヒューマンドラマ
完結済
N9655DX
『胡桃の中の蜃気楼』番外編 ヘンリーとフランクの出会い編です。
英国全寮制パブリックスクールを舞台に、度重なる嫌がらせに、苦虫を噛み潰したような顔をして日々を過ごしてきた少年ヘンリーの日常を、偶然話しかけてきた馴れ馴れしい少年が変えていく、そんなお話です。
突然降り出した雨が、強く石畳を叩いた。
「そんなに濡れて。そこで雨宿りして行けよ。コーヒーを御馳走するよ」
「きみ、泣いているのかと思った」
最終更新:2017-04-25 11:00:00
22432文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:56pt
時を告げる
教会の鐘の音
やわらかな靄に包まれた
朝の街並
向かいの家から流れ出す
朝食の白い煙
階下の住人が起き出す
生活の音
日にキラキラ輝く
粉雪の感触
大河の水面に映り込む
幾層もの光の渦
橋を渡る路面電車(トラム)の
どこか温かなぬくもり
日ごとに違う
市場の店先の野菜たちも
街を行く人々の
白く長い息も
疲れた表情で
肩寄せ合うように
座席にもたれている姿も
すべてが
なぜかあたたかかった
今日もそんな石畳の道を
一歩一歩
踏みしめるよ
うにして歩く
私はここで
いまを生きている
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 18:47:49
215文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:54pt
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