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検索結果:388 件
おさんどん女子高生とひとならざるものの、愛も状況も重めでちょっと切ない異類婚姻譚もどきの現代ファンタジーです。もしよかったらのぞいてやってください。宜しくお願い致します。
高校一年の木ノ下澄雨は、母親と幼い弟の幹也と三人暮らし。
父親を亡くして三年、フルタイムで働く母親を支え、家事育児の一切を担い逞しく生きていた。
それなのに、年も押し迫った十二月も初めのこと。
澄雨の元に、かつて父親の葬儀に来たという見知らぬ若い男が姿を現す。
目にも鮮やかな深緋色(こきあけいろ)のスー
ツを身に纏ったその男は、縦に光る不思議な虹彩の挑戦的な眼差しで澄雨を眺めやる。
「あの時の、溢れんばかりだった怒りや悲しみは、まだ君の中に残っているかい?」
男はひとならざるもので、かつて交わした約束通り澄雨を迎えにきたという。
おとぎ話だ、いまさらだと澄雨は拒絶する。
父親を亡くしたばかりの心細げな女子中学生ならいざ知らず、今となっては押しも押されもせぬ、家事育児に忙しい立派なんおさんどん女子高生と化していた。
けれど、慎ましい胸の奥にわだかまる、この黒い泡はなんだろう。
澄雨の迷いを察した男は、
とある選択を持ち掛けてくるのだが。
クリスマスの夜に向かって、事態が急速に収束していく中、
雪はただ、しんしんと降りゆく――。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:04:08
8108文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人間不信、被害妄想、疑心暗鬼のネガティヴ役満で、自分に向けられた憧れの眼差しすら軽蔑のそれであると勘違いしてしまう主人公は、ある日、ゲームの世界へと転生してしまう。
悪役貴族として。
このままではゲーム主人公や【聖女】によって処刑されてしまうと知った彼は、目立たず隅の方で生きようと決意。ゲームで低レアキャラだった子を仲間にすれば目立たず細々と暮らせると考えたが……。
持ち前の被害妄想で受けてもいない攻撃にまで過剰に対処しはじめ、明らかに余計な他人の罪をあぶりだし
て、死ぬはずだったキャラクターを救い、ストーリーをめちゃくちゃにする。
そんなことをしていたら、なぜか低レアキャラだったはずの子が最強に育ってしまって……。
「僕、何もしてないのに!」(いろいろした)
「目立つな!」(お前のせいだが)
今日も彼は被害妄想を爆発させながら、あらゆる人に勘違いをもたらす。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:03:02
41162文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:30pt
古代幻想帝国を創建した七英雄。彼らを召喚する儀式が行われ、誤って召喚されてしまった現代日本人。英雄の一人と勘違いされた彼は、異世界人からの果てしない期待を集め、すっかりご満悦の様子。おやおや? 期待に応えられるような能力は持っていないくせに、強運とハッタリだけを頼りに、英雄としてやっていくつもりのようだ。しかし、早くも他の英雄に疑念を抱かれてしまったようだが大丈夫なのだろうか?
ところで、周囲の環境が現代日本人の精神に及ぼす影響は無視できない。世界大統領に俺はなる! 徐々
に花開いていく自己狂信の価値観。まるで後押しするかのように、偶然転がり込んできた皇帝の指輪。そうだ、こんな劣った世界、塗り潰してしまえ! その振る舞いは、まるで予定調和の子供名作劇場に紛れ込んだ「マクベス」の如く。
これは、悪役共のヴィヴィッドな怪演を楽しむ、 愛 と 勇 気 の 物 語。さぁ。普通人が過大評価され続けたとき、その善良なる道義観念に一体何が起きるのか、ひとつ見てみようじゃないか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:47:33
1478628文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:517pt 評価ポイント:199pt
ダリアは悲劇の中にあった。
結婚があと三ヶ月と迫ったとき、すっかり準備も整えているというのに、婚約者が浮気をし、その浮気相手に子供ができたというのだ。そして婚約破棄を言い渡されてしまう。
ただでさえダリアは、五歳の時に母を愛人に殺され、十三の時に後妻と折り合いが悪く家を出て他国に渡り医術を身につけるものの家の都合で帰国。故郷の国では異国の医学など、と低く見られておりダリアは医師として認められず、その道は絶たれた。やっと幸せな結婚ができると思った矢先の出来事だった。
失意
のダリアは宮廷医の元へ嫁ぐことになるが、バロウ家を取り仕切る大姑はダリアに冷たくまるで嫁扱いはされない。夫であるリュシアンは仕事に追われているのかなかなか姿を現さず、いざ会えばダリアを罵るような発言をする始末であった。
しかし、ダリアは負けない。
悲劇など吹き飛ばすように生きてきて、これからもそうするつもりなのだ。
黒いドレスを身に纏い、黒く長い髪をたなびかせるようにしてツンと澄まして歩き、その鋭い眼光と人を見通す鋭い眼差しで、数々の悲劇と闘っていく。
そう、ダリアには悲劇など似合わない。
※この作品では差別的な言動、シーンがありますが、フィクションであり、舞台となっている国とその年代の社会背景によるものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 17:03:08
28329文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:10pt
地球歴4103年。地球帝国と名を変えた人類の歴史は終焉を迎えようとしていた。
地球帝国艦隊、第109番パトロール艦隊を率いるリリアン・ルゾール少将。御年七十九歳になる彼女は、年功序列で帝国少将にまで昇進したが、かつては帝国軍参謀総長の一人娘として、そして将来を約束されていた。
しかし六十年前のたった一度の過ちにより、初恋の人、友人、家族、信頼の全てを失い、今は艦隊とは名ばかりの寂れたパトロール隊を率いている。
帝国と六十年以上もの間、戦争を繰り広げる馬頭星雲の黒い影
より迫りくる敵艦隊の大攻勢を前に、捨て駒として前線に送り込まれたリリアン艦隊はあっけなく全滅。
リリアンも重粒子の閃光の中に消えてゆく……かと思いきや、目覚めたら学園卒業間近の十八歳の頃に戻っていた?
一度目の人生ではでしゃばりすぎて、大きな過ちを行ってしまった事を反省していたリリアン(中身七十九歳)は二度目の人生ではでしゃばらずに、自分より優秀な人たちに全てを任せようと思っていた。
前世では虐めていた女子学生が実は天才軍師の才能があると分かれば、その実力をいかんなく発揮出きるように働きかけたり、優秀であれば地位に関係なく重用できるように働きかけたりしていたら、あれよあれよと責任者になり、気が付けば若くして戦艦を預かる身に?
しかも前世ではお飾りだったはずの月面基地司令からの熱い眼差しが!? しかも本当はめちゃくちゃ優秀だったことも判明!? 果てには天才軍師少女ちゃんも自分の事を慕ってくるし、仲の悪かった若き提督たちも自分の事をとんでもなく信頼してきた!?
どうなってるのよ、私はもう出しゃばらないって決めたというのに!
というか戦争がはじまるんだけど!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 14:16:22
583612文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:15808pt 評価ポイント:8432pt
20年前世界中を襲った大震災。その直後、未知の生物『モンスター』が出現する謎の大穴『ダンジョン』が各地に出現した。いち早く復興に成功した日本の奮闘もあり、多くの犠牲を払いながらも『ダンジョン』の中には多くの夢とロマンと資源が詰まっていることが判明した。そんな『ダンジョン』を調査する職業の人を『探索者』と呼び、危険を顧みず夢を追い求める彼らを人々は羨望の眼差しを向けていた。主人公『檀上歩』はそんな『探索者』のトップを進む存在…ではなく、つい最近までサラリーマンをしていた一般人。
ひょんなことでの退職後、相続した土地に『ダンジョン』が出現したことでそれまでの生活が一変した。なんと彼が発見した『ダンジョン』は異世界とつながっていたのだ。そうして思いがけず始まった異世界の住民との交流。難しいことはお役人さんに任せ、本人は自由を謳歌しながら『ダンジョン』と異世界人との生活を満喫する、そんな感じの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:11:32
418153文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:109pt
総合ポイント:9568pt 評価ポイント:4544pt
長い入院生活をしていた病弱美少女、五十鈴蘭子。
中学一年で学生デビューを果たす。
右も左も分からない学生生活で待っているのは未知の連続。入院中に書き残した「元気になったらやりたい100のこと」を達成できるのか?
頼りになるのは主人公、園田庭人だけである。
五十鈴さんと出会う前は平凡な毎日を送っていた園田くん。薄幸の美少女五十鈴さんに頼られ、周囲から集まるのは嫉妬の眼差しだった。
しかも二人が入学した華岡学園は、生徒誰しもが主人公になれるほどの個性派揃い。発
展途上な天才たちに囲まれ、果たして二人は普通の学生生活を送れるのか?
緊張で周囲から誤解されがちな、高貴な見た目のノルウェー系ヒロイン五十鈴さん。そんな美少女が学校に通う夢を叶え、様々な騒動を巻き起こす学園ストーリー!
一年編 コメディー
二年編 ミステリー
三年編 ラブコメ
高校編 アオハル
学年ごとにを区切って執筆しますので、プロローグを読んで頂けたらお好みのジャンルだけ読めます。
“㋨”はやりたいことノート達成の印です。
ノート達成残り“76”
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週に一話更新します。
感想の返信は控えています。
感想、いいね、誤字報告、いつもありがとうございます!
注意
一年生は完結していますが、構成に問題があったので再投稿しています。二年生編の再開は六月頃を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:00:25
158109文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:26pt
ある日目覚めたら、そこは見たことも聞いたこともない…異国でした。
ここは、どうやら転生後の人生。
私は大貴族の令嬢レティシア17歳…らしいのですが…全く記憶にございません。
有り難いことに言葉は理解できるし、読み書きも問題なし。
でも、見知らぬ世界で貴族生活?いやいや…私は平凡な日本人のようですよ?…無理です。
“前世の記憶”として目覚めた私は、現世の“レティシアの身体”で…静かな庶民生活を始める。
そんな私の前に、一人の貴族男性が現れた。
ちょっと?訳ありな彼が、
私を…自分の『唯一の女性』であると誤解してしまったことから、庶民生活が一変してしまう。
高い身分の彼に関わってしまった私は、元いた国を飛び出して魔法の国で暮らすことになるのです。
大公殿下、大魔術師、聖女や神獣…等など…いろんな人との出会いを経て『レティシア』が自分らしく生きていく。
という、ちょっと…長いお話です。
鈍感なレティシアが、大公殿下からの熱い眼差しに気付くのはいつなのでしょうか…?
※お話の進度は遅めです。
※この作品は他サイト様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 21:42:55
482846文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:598pt 評価ポイント:278pt
作:アシダコウヤ
ハイファンタジー
連載
N8779IZ
「我に忠誠を誓うなら 世界の半分をやろう」
魔王デモンは不敵に笑んだ。
それは絶対の強者にのみ許される愉悦であり、同時に嘲弄でもあった。
「くっ……! 誰がそんな嘘に騙されるか!」
デモンの眼下で地を這う勇者アーロンは屈辱を噛み締めながら睨む。
気高い眼差しを受け尚、デモンの口角はつり上がったままだった。
「我は魔物の王ぞ? 人間風情を騙して何になる?」
魔王と勇者。最後の戦いが今、終わろうとしている。
最終更新:2024-05-08 20:35:49
2414文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
厄災の魔王の息子ロザナンドの千里眼に映ったのは、泥沼化の果てに消耗戦となる人魔300年戦争。魔族の中に反乱軍が生まれ、魔王に反旗を翻すのだ。戦争の末、魔族と人間は破滅することになる。
舞台は乙女ゲーム「戦乙女の眼差しと光の翼」の世界。
すべてを千里眼で見抜くロザナンドは、反乱軍の誕生を阻止するために立ち上がる。
反乱の芽は五人。神官シェル、宮廷騎士ラーシュ、宮廷騎士ニクラス、宮廷女官アニタ、宮廷魔法使いディーサ。それぞれ魔王に叛逆する理由がある。それはもちろん、ロザナンドにも
。
ロザナンドはある思惑のもと、戦少女と呼ばれる勇者ロレッタ・カルロッテ、黒魔術師イディ・オール、白魔術師アルト・ブリステン、従魔術師バート・ボー、魔法使いフローラ・レグルシュに接触する。
騎士長ユトリロとともに、人魔の破滅を回避するために駆け巡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 21:46:21
75096文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
とある島国の間で、一つの噂があった。
北、南、東、西、何処だろうと挑まれれば駆け付け喧嘩し、助けを求められれば力を貸すべく喧嘩する。
例え東日本最強と謳われたチームだろうと、例え相手が裏の世界で名高い極道だろうと、関係無い。
誰が相手だろうと戦い、そして、一度の敗北すら無く、彼らは昇りつめた。
チームの人数は?
100人?
10000人?
否、彼らに協力する者はおれど、そのチームに所属している真のメンバーはたったの5人。
曲がった事を嫌い、騙すこ
とも不意をつくことも騙ることもしない。
どんな相手とも正々堂々、正面からその身一つで戦い、多くの者から羨望の眼差しを浴びるカリスマ。
チーム『ステラバルダーナ』の頼れるリーダー、海原恭弥。
色欲の権化ではあるものの、その実力は自由奔放なチームのまとめ役を任せられる程。
どんなに入手困難な情報も彼の巧みな人心掌握術の前には公開されているも同然。
チーム『ステラバルダーナ』の参謀兼副リーダー、伊佐敷遥斗。
その身なりや喋り方は伊達じゃない。
彼の前では巨岩ですら一太刀の元に沈む。
弱者を守り、悪を斬る。
チーム『ステラバルダーナ』の侍、須賀政宗。
2メートルを超える身長!!
体重は100キロを優に上回る!!
そのでっぷりとしたお腹は伊達じゃない!!
普段はおっとりマイペース。しかし、キレると鬼神の如く。
チーム『ステラバルダーナ』の末っ子、山川太一。
1に機械に2に機械、3、4に機械に5に機械。
彼に直せぬものは無く、彼に壊せぬものも無い。
改造大好きエンジニア。
モンキーレンチを片手に、いつでもどこでも改造三昧。
チーム『ステラバルダーナ』の修理屋、雷堂修。
どんな時でも彼らは5人で挑み、そして、5人で乗り越えてきた。
そして、そんな5人が今、『異世界』に召喚される。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 10:30:00
348479文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:170pt 評価ポイント:84pt
決意。その思いは常に前に進む為にある。
しかし、時にその道が正しいか間違いなのか
迷うのも人の有り様。
自然からの後押し。
変革を意識し始めた歩み。
さらなる迷いにあらゆる希望。
それでも出来ることは
眼差しを前に向けること。
そんな詩。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
記憶と希望はどこかで繋がっている。
交わした約束。
それは夢の中の契りかも知れない。
あらゆる春の息吹が
閉ざした心の闇に
温もりを届ける
優しい記憶と約束
そして新たに誓う
未来へ
の約束
そんな詩。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 18:19:27
322文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:蒼穹(あおぞら)
ハイファンタジー
連載
N9394HV
古武術道場の家に生まれた柳二は、生まれつき病弱でちょっぴり科学オタクの影の薄い高校生だった。
ある日、突然現れた因縁の相手、宵門雄我に襲われる。魔人化した雄我と命を賭した激闘を繰り広げるものの、幼馴染と共に命を落とすこととなる。
そして、気が付けば魔獣が跋扈する異世界の魔の森に放り出されていた。
異世界転移にあたり何のチート能力ももらっていない貧弱な柳二は、当然ながら森で死にかけるが、そこに現れた前世の幼馴染と瓜二つの少女に命を救われる。
幼馴染を救えなかった後悔を二
度と繰り返さないため、強くなると心に誓った柳二であったが、魔力ゼロの判定を受けるのだった。
侮蔑の眼差しを浴びながら、それでも柳二は諦めなかった。
魔力を見ることができる特別な眼と武術、そして前世の科学知識を駆使して己の不利を覆していく。
魔人の影が忍び寄る弱肉強食の異世界で、ひ弱な少年は如何にして成り上がるのか・・・。
※《武術》×《魔法》×《科学》を主軸に異世界ものを書きたくてトライしてみました。少しでも読んでくれると嬉しいです。
※もしよければシリーズ作品としてタイトル上部のリンク先にも足を運んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 15:32:52
453089文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:108pt
総合ポイント:226pt 評価ポイント:122pt
作:ねこまんまときみどりのことり
ヒューマンドラマ
連載
N0979IZ
「駄目よ!」
バンッと机を叩く音が、部屋に鳴り響いた。
「私はこの婚約はできないわ。まして王太子妃なんて、死んでも無理よ! はぁ、はぁ」
「お姉さま・・・・・」
激昂し侍女に宥められているのは、このボルイック侯爵家の長女リズマリー。その様子に、悲しい眼差しを注ぐのは、異母妹サンベルナ。
母は違えど、深い歴史を持つ由緒正しき家門の娘達。
リズマリーの亡き母マリーアナは、隣に位置する大帝国の公爵家の出で、彼女らの父となるアーモンに一目惚れし、半ば強引に嫁いでいた。アーモ
ンはサンベルナの母アメリアと結婚間近であったが、マリーアナの父ローラン公爵がこの国の国王に圧力をかけ、彼らの婚約は白紙にされた。その後鳴り物入りの王命で、アーモンとマリーアナは結婚。
騎士団長であるアーモンが遠征の間、羽目を外して愛人とのバカンス途中、崖から馬車が転落してマリーアナと愛人は死亡。醜聞を隠す為に愛人のことは伏せられ発表されたが、派手な逢瀬は普段から目撃者も多く、虚偽も織り混ぜられ面白おかしく人の口に上った。
その当時、リズマリーは3歳。
その1年後にアーモンはアメリアと再婚し、翌年サンベルナが生まれた。
リズマリーの婚約は、祖父(マリーアナの父)のローラン公爵がごり押ししてきたものだ。この国パステルの王太子スティーブンと孫のリズマリーを結びつけ、|この国《パステル国》での発言権を大きくする為に。ちなみにローラン公爵は皇帝の実弟である。
ローラン公爵は孫のリズマリーを利用して、パステル国の利権を、果ては実権を握ることを目論んでいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 14:05:57
12459文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
他人の死期を見ることのできる特殊能力を持つ少年オリベル。この力を持つが故に自身の心に支障をきたしてしまい周囲との関りを断ち切っていたオリベルはある日、同じ村の少女ステラと出会う。ステラの顔を見たとき、オリベルは心底驚いた。なぜなら他の人なら見える筈の死期がステラの顔にだけ見えなかったからである。初めての経験にオリベルは戸惑いつつも一緒にいるうちに唯一死期を気にせずに遊べるステラへ徐々に心を開いていき、毎日遊ぶほどの仲にまでなった。
そんなある日、村へ王国の騎士と名乗る者達
が現れ、ステラが世界を救う英雄の後継者であると告げ、王都へと連れていかれることが決まる。村中が喜ぶ中でオリベルだけは悲しみに沈んでいた。そしてステラが王都へと連れていかれる前日、初めてステラの顔に死期を見る。それもあと六年しか生きられないというものであった。
死期とは絶対に変える事の出来ない運命。これは死期が見えるという特殊な力を持つ少年が幼馴染のためにその運命へと抗っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 00:04:22
323791文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:107pt
総合ポイント:702pt 評価ポイント:260pt
『警察省 刑事捜査局 非違検察課』捜査一班の刑事・北瀬優(きたせ・ゆう)。
容貌は、桜花の花吹雪に惑い、消えゆきそうな儚げな美青年。反してその性質は、素手で銃弾を弾き、車の扉を引きちぎる、縦横無尽な暴れん坊。
一方、北瀬とバディを組むのは、冷徹にすら見える鋭い眼差しに、重ね合わせての無表情を保持する男、那世玲(なせ・りょう)。
理性的な常識人の様相から、さぞ相方相手に苦労しているだろうと見せかけて――その実、壊れたブレーキ程度にしか北瀬を制御してくれない、いいコンビである。
彼らは少しだけ、組織において特別だった。それは〈あやかし〉と契約者たる〈人〉のバディであるということだ。
〈あやかし〉は、人と似て異なる存在。異能と呼ばれる不可思議な力と身体的能力の高さが特徴だが、その能力は、人間と契約しなければ使えない。
だから〈あやかし〉にとって契約者は、特別で、そして――契約する人間にとっても、〈あやかし〉は特別だった。
契約を結び合った〈あやかし〉と人の関係は、時に麗しい絆と讃えられ、時に――異能で罪に手を染める結末を招くこととなる。
北瀬と那世が所属する非違検察課は、そうした〈あやかし〉の異能が関わる事件について、国内の横断的捜査を担当する部署だ。
異能が関わった犯罪は、往々にして不可解に曇り、なにも見通せなくなる。
それを解決するために、彼らがいるのだ。
互いに埋まらぬ溝と忌避を抱きながら、それでもなお――共に歩む道を選んだ人と〈あやかし〉のために。
日々全国を飛び回る北瀬たちのチームが、ある日訪れた八房署。
そこはいままさに、大事件に上へ下への大騒ぎの真っただ中だった。単純なAVの万引き事件から、未成年の拉致監禁・強姦事件が顔を覗かせたのだ。
さらに捜査を進めるうちに、事件は連続婦女殺人事件にまで繋がり、事態は急転。
しかしどこからも不自然なほど証拠が〈見えない〉。〈あやかし〉の異能が関わっていることは間違いなかった。
巨大ぬいぐるみを携えた頼れる情報捜査官・東間。
微笑みと共に供述をずるずる引き出す取調べの達人・長洲野。
北瀬すら御してみせる小柄で豪胆な班長・南方。
頼れるチームの仲間たちとともに、次々と押し寄せる不可解を、絶対の信頼を最大の武器に、バディ刑事が解決していく。
※カクヨムにも掲載しています。(一部加筆修正箇所あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 18:00:00
216767文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:36pt
ブラック企業勤めの社畜 梓真白26歳。
不運な事故に巻き込まれ気づいたら第2王子の婚約者フェリーチェ・ミラ・ランカスターに転生していた!?
美貌、権力、財力すべてを手にする彼女ならスローライフを謳歌できるのではと考えた真白だったが…
次々に思い出されるフェリーチェの悪行と暴君具合に毎日冷や汗が止まらない…!
持ち前の根性で関係修復に奔走する真白だったが
第2王子から疑いの眼差しは増すばかりで、もうお手上げです…!
このお話は数々の困難を乗り越えフェリーチェが幸せを勝ち取る
までの物語。
たくさんの小説がある中、この小説を開いてくださいありがとうございます。
初めての小説で読みにくい部分もあるとは思いますが頑張って投稿していくので 楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 09:02:26
21717文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:2pt
2040年世界に突如として、スキル、と呼ばれる能力が発現する。
どんどん良くなっていく生活。
いくつもの世界問題の改善。
世界は更により良くなっていく………はずだった。
主人公 田中伸太はスキルを"一応"持っている一般人……いや、底辺男であった。
運動も勉学も平均以下、スキルすら弱過ぎるものであった。平均以上にできると言ったらゲームぐらいのものである。
だが、周りは違った。
周りから尊敬の眼差しを受け続ける幼馴染、その周りにいる"勝ち組"
;と言える奴ら。
なんで俺だけ強くなれない…………
なんで俺だけ頭が良くなれない…………
周りからは無能力者なんて言う不名誉なあだ名もつけられ、昔から目立ちたがりだった伸太はどんどん卑屈になっていく。
友達も増えて、さらに強くなっていく幼馴染に強い劣等感も覚え、いじめまで出始めたその時ーー青年が目覚める。
魅せつけよう。この世の人間全てに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 01:13:10
1034244文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:4528pt 評価ポイント:2170pt
幼い時からの婚約者が、聖女と婚約を結びなおすことが内定してしまった。
愛も恋もなく政略的な結びつきしかない婚約だったけれど、婚約解消の手続きの前、ほんの短い時間に、クレアは拙い恋心を叶えたいと願ってしまう。
氷の王子と呼ばれる彼から、一度でいいから、燃えるような眼差しで見つめられてみたいと。
「魅了魔法をかけました」
「……は?」
「十分ほどで解けます」
「短すぎるだろう」
最終更新:2024-04-04 12:02:09
8807文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:27162pt 評価ポイント:24428pt
久しぶりに会ったゼミの後輩達の中に、なぜか彼だけが見当たらなかった。
若くしてこの世界に別れを告げた後輩との思い出が蘇る。瑞々しい在りし日の後輩との交流に思いを寄せながらも、険しい現実に向き合う遺された者たちへの眼差しを向けるぼく。
自ら命を絶った若者と大切な人を喪っても前を向いて生きる人々の姿を描く純文学の短編。
最終更新:2024-03-27 23:21:40
5493文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
連まないは『ツルまない』と読みます。
異世界の神々によって創造された『勇者の器』
空っぽの体に転生し宿ったのは、記憶喪失の人違いの魂。
望めば何でも切れる神剣に、容姿端麗の朽ちない体。
極めつけは、魅了の眼差し。
神々の加護も人嫌いには呪いでしかない。
絶対にハーレムは要らないハーレムな勇者、一人旅希望です。
この作品は、以下の場所でも同時更新しています。
アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/novel/526074617/61
1559130
カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890981945
アルファポリスとカクヨムでは、先に公開した分があります。
最新話をという奇特な方は、そちらへどうぞ。
こちらでは8万字以上の公開が出来た時に、賞へ応募する予定です。
全年齢対象として書いていますが、R15指定のキーワード設定をしてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 14:00:00
480824文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:28pt
作:月白ヤトヒコ
ヒューマンドラマ
短編
N9659IS
父から呼び出された。
ああ、いや。父、と呼ぶと憎しみの籠る眼差しで、「彼女の命を奪ったお前に父などと呼ばれる謂われは無い。穢らわしい」と言われるので、わたしは彼のことを『侯爵様』と呼ぶべき相手か。
「……貴様の婚約が決まった。彼女の命を奪ったお前が幸せになることなど絶対に赦されることではないが、家の為だ。憎いお前が幸せになることは赦せんが、結婚して後継ぎを作れ」
単刀直入な言葉と共に、釣り書きが放り投げられた。
「婚約はお断り致します。というか、婚約はできません。わた
しは、母の命を奪って生を受けた罪深い存在ですので。教会へ入り、祈りを捧げようと思います。わたしはこの家を継ぐつもりはありませんので、養子を迎え、その子へこの家を継がせてください」
「貴様、自分がなにを言っているのか判っているのかっ!? このわたしが、罪深い貴様にこの家を継がせてやると言っているんだぞっ!? 有難く思えっ!!」
「いえ、わたしは自分の罪深さを自覚しておりますので。このようなわたしが、家を継ぐなど赦されないことです。常々侯爵様が仰っているではありませんか。『生かしておいているだけで有難いと思え。この罪人め』と。なので、罪人であるわたしは自分の罪を償い、母の冥福を祈る為、教会に参ります」
という感じの重めでダークな話。
人によっては胸くそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 22:23:31
3815文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:12518pt 評価ポイント:11430pt
私は社長兼高校生の自称スーパーエリートの34歳。
西赤崎高等学校のマドンナである英語教師、相沢先生は誰もが認める美女。美しいを具現化したような容姿に優しい眼差し。
そんな相沢先生にお近づきになりたくて、年齢詐称し、西赤崎高校に入学した私。一度学生時代に経験した高校生活、楽勝かと思いきや大変なことばかりで悩みまくり!
相沢先生目当てで入学してきた同級生たちとの日常コメディー。誰が相沢先生を手中に収めることができるのか?
ラブコメになるのか、はたまたただのコメ
ディー作品になるのかは彼らの頑張り次第です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 18:33:57
13154文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
真剣な眼差しに沈黙さえ消える
キーワード:
最終更新:2024-03-16 09:56:49
303文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:28pt
ベルナルドは、図書館で真剣な眼差しで勉強をしている女性に出会い、心惹かれた。それが、誰であるのかを知らずに。アンジェラは、ある目的を持って毎日、図書館で勉強をしていた。瞳の色が家族と違う、たったそれだけのことで幼い頃からいない者として疎まれて育ったアンジェラだったが、いつの間にかその名前だけが身持ちの悪い娘として噂されていた。アンジェラの兄は、久しぶりにしっかりと見た妹に違和感を覚えた。噂とはほど遠いその姿に、『アンジェラ』とは誰なのか疑問を抱いたのだった。前後編を予定してい
ます。「苦い恋」シリーズです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 00:50:18
14150文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:31586pt 評価ポイント:27614pt
作:淳・ブライド
現実世界[恋愛]
連載
N1835IQ
「――だいじょうぶ?」
季節は春。
三十年前、ウイスキーの色をした夕べの中、その子は心配そうな眼差しで私にハンカチを差し出しながら、いいました。
この出会いが、私の一生の宝物になりました。
後に、一生の後悔となったのです。
ハーフというだけで幼い頃いじめられていた古川零一は、神戸から引っ越してきた金田真優という女の子と出会う。
しかし、それが残酷な運命の始まりでもあり、奇跡の始まりでもあった。
ある日、古川零一の営む喫茶プリマヴェーラに一人の女性客が来店したのを機に、彼の人
生は、再び想いと葛藤が交錯される――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 20:00:02
9453文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「龍の巫女さま、どうかこの国をお救いくださいませ!」
中小企業の事務員だったはずの理央は、龍の巫女として中華風の異世界に召喚された。
理央は皆に頼まれて、宰相の息子や国一番の武人たちと共に龍の住む山に、祈りを捧げに行く。
山で龍と出会った理央は巫女として覚醒して、無事に役目を果たすことができた。
しかしそれは新たな問題の種となった。
「龍の巫女が結婚相手に選んだ者が皇帝になる決まり」だったからだ。
凛々しい美貌に人徳と気品を兼ね備えた青蘭と、宰相の息子で長い銀髪と知的な
眼差しが麗しい翠蓮、男らしい魅力あふれる国一番の武人である飛翔、そして無邪気で真っ直ぐな好意を寄せる褐色美少年の黒曜。
皆、立場は違えど理央を愛している。理央は誰を選べばいいのか。
※異世界の中華風ファンタジーです。実際の文化とはかなり異なります。
カクヨムにも投稿しています。
全22話で完結です。よろしくお願いします……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 22:41:49
36828文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:22pt
【国を亡ぼす悪妻として処刑されたはずですが、今更何の用ですか?】
政略結婚で王太子と結婚した私。
望まれて結婚したと思っていたはずが、夫となるべく彼は冷たい眼差しを私に向ける。
険悪な状態のまま結婚式を挙げたものの、何処までも冷たい夫。
挙句にどこからともなく現われた神聖力を持つ巫女が現れて夫と恋仲になってしまう。
嫉妬に狂った私は2人の仲を引き裂く為にありとあらゆる嫌がらせや浪費を繰り返し、ついに悪妻として断罪されて処刑される。
そして新たに生まれ変わった世界で幸せに生き
ていたのに、またしても不慮の事故で死んだ私は何故か王太子に嫁ぐ直前に回帰していた。
今更後戻りできない結婚。それなら今度は生き残りを画策することに自分の人生を捧げることにしよう―。
※ 他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 17:10:10
544679文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:147pt
総合ポイント:14374pt 評価ポイント:6918pt
前代未聞の問題児と呼ばれた私が恋した相手は冷酷王子でした。
「必要ない。邪魔だ」
その視線は、まるで氷の眼差しだった。
孤児院育ちで勉強より体を動かすことが好きな16歳の少女イリスは、その身体能力を活かし世界有数の高等魔法学校「国立スティア魔法学院」の騎士科に入学した。
そこで出会った太陽と月を信仰するイルーナ王国 第二王子クライス=ヴァリシエの護衛を任されるが、必要ないと門前払い。
それならそれで、と学園生活を満喫しようとするも何故か色々な問題に巻き込まれ、いつの間に
かクライスとよく顔を合わせるようになっていく。
「またお前か…」
「今回は私のせいじゃないからね!?」
魔法、決闘、精霊、ドラゴン、戦争、王位継承。
様々な出来事が鍵となり、明らかになっていく真実を前に二人は何を思い、どんな道を選ぶのか───
※この物語はフィクションです。歴史や文化、習慣、宗教、風俗は全て架空のものであり、類似する表現等があっても現実とは一切関係ありません。ご理解のうえ、お楽しみいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 20:40:37
25619文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
脳筋魔導士。魔法による攻撃より武器や武術での攻撃の方が得意な魔導士をそのように呼ぶ。
魔導学校に通うユリィは学園始まって以来最も優秀な武術の成績を修めた。しかし魔法は初級しか習得できずブッチギリの最下位。入学当初は羨望の眼差しで見られていたが肝心の魔法がサッパリだと判明するや否や落ちこぼれ扱い。
回復やサポート魔法を育成する術士養成学校で属性補助の成績において短期間で高位術を習得したアヤン。大きく期待されたがそれ以外の回復や補助魔法は初級しか習得できなかった。
卒業後魔導
士としての進路が絶望的なユリィは魔闘家の存在を知り、卒業後弟子入りする事を決意する。一方術士としての仕事にあぶれたアヤンは冒険者になろうとするが肝心な回復や補助魔法が役に立たないため相手にしてもらえない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 20:41:04
92464文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:34pt
人ならざる能力を持って生まれる貴族が住んでいる国・マジティリア。
そこに住んでいるマルセム伯爵家のご令嬢であるヴィヴィアは、二つの能力を持っていた。
一つ目は未来を予知する能力。そして二つ目が、その予知を一日一つだけ変えられる能力だ。
実は、持っている能力が禁忌であるが故に、能力を悪用されないよう独り身で辺境の地で暮らしたいと思っていたヴィヴィア。
しかし、その能力を持っているが故に、婚約者持ちのヌース王太子殿下に目をつけられて、側室の打診をされてしまい!?
「私は浮気なん
てしたくないのに、私を見る眼差しがすんごく熱くて、かえって塵になってしまいますぅ!」
※このお話は、浮気をする殿方を嫌うヴィヴィアが、浮気撲滅のために未来をちょこっと改変しつつ、最終的に真実の愛を見つけていくラブコメディです!
※ざまぁ要素はあまりありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 07:20:01
8196文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:254pt 評価ポイント:220pt
手に届きそうにないモノ、ふたり、キミの眼差しに
最終更新:2024-01-05 22:40:43
506文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ツェツエ王国、第二の都市アートリス。冒険者の集うギルドでギルド長と話しているのは、[超級]冒険者ジル。美しい白金の長い髪、水色の佇む瞳、輝く美貌と抜群のスタイルで誰もが羨望の眼差しを向ける。ギルド長の依頼を受けたジルは魔素溜まりの調査の為森に入った。気楽な気持ちで森の異変を調べる彼女の前に、何処かから召喚されてきた女の子が現れる。どうやら女の子は現代日本から転移して来た元男の子らしい。妄想は加速する……このTS女の子と仲良くなればあらゆるTSイベントを体験出来るのでは?しかも
特等席で!ジルは赤子に転生し生きてきた元日本人。自身も男だったが、自分の体験は充分だしコッチの方が楽しそう!ゲスな内心を隠して女の子に近づき、ほくそ笑む。しかし相手は一筋縄ではいかないドSな元男の子だった!?遊んでいるはずが、いつの間にか逆転されていく、年下女の子にいじられるお姉様を書きたくて始めたお話です。 気が向いたら読んでみて下さい。ノベルバ/ハーメルンでも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 17:09:33
626090文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:4208pt 評価ポイント:1866pt
作:MASANBO
ハイファンタジー
連載
N4434HK
親友同士である藺草和樹と朱廉律玖は互いに武器を、殺意を持って構える。悲しみの感情はなく、二人とも笑みを浮かべながら親友に武器を向けあう。
建物が燃え盛り、天井が崩れ落ち、命が尽きようとしている中突如空間から『黒い手』と『白い手』が現れ、黒い手はカズキを、白い手は律玖を引き摺り込む。
そして二人は訳もわからぬまま異世界に彷徨い込んだ。否連れられてきた。
そこから始まった物語。
その世界には、恐ろしい魔物が存在した。
封印された魔物『デストヒュヌス』。しかし力を抑えることはもはや
難しい状況であった。もはや、抑え込めない。
そこで封印された魔物『デストヒュヌス』を倒すべく、『白い手』により律玖を異世界に引き摺り込んだレイラはあるお願いをする。
―――世界を救ってほしいと
律玖はその必死な眼差しを見て、自分がどのような状況に置かれているのかを十分ではないにしろ理解し、その願いに足して答えた。
『断る!』っと。
―――そのような出来事から始まる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 18:11:11
169041文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
――あなたが咲かせた花だから、どうかどうか、枯れないで。
辺境に住む魔女のフィリアは、幼かった日の夢を見る。幼馴染みの少年クライブが、フィリアのために魔法で花を咲かせてくれた時の夢だ。
しかし、目覚めたフィリアの傍にクライブの姿はなく、彼女の眼差しは冷たく凍っていた。
XIさん主催『がすますく企画』参加作品です。
最終更新:2023-12-25 07:01:26
4738文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:316pt 評価ポイント:294pt
世界に突如現れたダンジョン。多くの人が一攫千金を狙って探索者になる中、『王子』と呼ばれる男は称賛の声も羨望の眼差しも興味がなかった。男にあるのは先生へ捧げる成長した自分の姿だけ。
ただ先生のためにと強くなり続けた男と、
ちょっとこいつ私以外も見てこいよ、と軽く追い出した先生のハチャメチャなダンジョン探索が始まる。
最終更新:2023-12-20 17:31:20
16525文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
日々の暮らしのなかの、あたたかい眼差し。
当作はカクヨム・writone・個人サイト(別PN)に置いている完全版「あいのうた」から200字以上の作品を抜粋して掲載しております。また、一部の作品をボイコネにも掲載しております。
最終更新:2023-12-08 19:44:09
14316文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
伯爵令嬢フォセットは、突然、婚約者の侯爵令息ジェイドから婚約を破棄される。
家同士の事業提携のための婚約だったが、彼は真実の愛のためだと言い張り、謝罪の一言もない。
思えば、彼から謝罪の言葉を聞いたことは一度もなかった。
フォセットに仕えていた従者を力ずくで追い出したときも。
むしろせいせいしたとばかりに、フォセットは婚約破棄を受け入れる。
ところが数日後、ジェイドは廃嫡されてしまい、フォセットにやり直してやるからありがたく思えと言い出す。
呆れるフォセットがはねつけると、
彼は初めて謝罪を口にしてなぜか得意げな顔をする。
謝っているのだから許して当然だと信じている彼に、フォセットは冷たい眼差しを向ける。
「あなたの謝罪にそんな価値があるとでも?」
拒絶されて怒り狂うジェイドは、フォセットに暴力を振るおうとする。
ところが、そこに懐かしい姿が──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 07:12:03
9198文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:15958pt 評価ポイント:14484pt
「オフィーリア・ノーディン。貴様は、子爵令嬢であるアゼリアに毒を盛ろうとしたな?」
冷徹な皇太子と呼ばれている、ディートリッヒ帝国の皇太子である、ユリウス・リヒト・ディートリッヒが告げる。
毒を盛っていない私だけど、この帝国の希少価値である光魔法の術者を殺害しようとした罪で火炙りの刑に処される。
祈りに祈った結果、黒猫に今までの人生の記憶を持ったまま、生き返らせてもらうこととなった。
なるべく、皇太子であるユリウスとは適切な距離を取って、愛されるかもしれないという期待をし
ないようにしていたのに…。
前回とは比にならないほど優しい眼差しと言葉で私を落としていく。
恋愛小説ではこれを”溺愛”と言っていたような。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 23:00:00
30395文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:12pt
「ひたむきに歌うあなたの眼差しが
最終更新:2023-12-04 00:03:21
203文字
会話率:100%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:未来が見えない太郎
ハイファンタジー
連載
N4389IN
このストーリーの主人公は上浦仁、年齢は2024年に丁度30歳になったばかりだ。それと同時に結婚もした。勿論、俺からプロポーズをしたよ。あの時は忘れられない。それから毎日は、とても充実はしているが、会社でいわゆる中堅社員のポジションのため、それ故に、最近は業務も増え、なにかしら上司から頼み事や、後輩の面倒だったり、期待と希望という眼差しみたいなもので、日々重荷を背負ってこなしている。
今日も今日とて、気苦労しながらの帰り道、電車に揺られて思いに耽っていた。なぜか、爆発にまき
こまれて、煙の方から人影が現れた。俺の目の前で、足音が止まった。顔を上げるとそれは、どこかでみたことがある、馴染み深い顔だった。そして、男は荒々しくこう言い放った。
「「「お前は、この世界の主人公ではない!」」」
『バンッ!』
俺は、男の言葉に疑問を抱いた瞬間に、どうやら、何かに打ち抜かれたようだった。血と煙、ガラスの破片がキラキラ光り、その一片一片に様々な人が見え、物語が現れた。これは、走馬灯だろうか。だけど、なぜか知らない顔、知らない風景、これはなんだ?暗闇が襲いかかり俺は、現実から去った。
そして、俺は見たこともない異世界で目覚めた。一体どうなるってんだよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 20:32:18
1583文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:発情聖女2巻&コミカライズ8/4発売@まえばる蒔乃
異世界[恋愛]
完結済
N8138II
「一大事ではありませんの。……私、許せませんわ!」
フェリシア・ヴィルデイジー男爵令嬢は新興貴族で没落貴族の奨学生。大親友カイ・コーデリック公爵令嬢は、銀髪青瞳、高身長で迫力たっぷりの美人。身分も立場も違う二人だけれど、カイがいじめられていたフェリシアを助けたことをきっかけに大親友となっていた。フェリシアが異母妹の企みで婚約破棄された時はカイが代わりに怒り、たちどころに悪評を拭い去り、婚約者に謝罪までさせてくれたほど。
「どんな時もヘラヘラ笑っているあなたが放っておけま
せんのよ、危なっかしくて」
ツンツンな態度をとりながらも、フェリシアになんだかんだ甘々のカイ。
気丈で凛々しくて美人でかっこいいカイを、フェリシアは大好きで大親友だと思っていた。
ーーしかしフェリシアはまだ知らない。
大親友の公爵令嬢カイが実は潜伏中の王子であることを。
彼女を見守るカイの眼差しに、友情以外の想いも混じっていることを。
婚約破棄されてフリーになった彼女に近づいてくる貴族令息たちに、カイがさりげなく牽制しまくっていることを。
◇◇◇
元気でポジティブなとにかく明るい男爵令嬢と、身分と性別を魔道具で偽りながら潜伏する亡命中の王子様と、元気な貴族令息がいっぱい出てきてわちゃわちゃする、もふもふあり、クリエイトありの逆ハー未満のほのぼの学園じれじれコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 21:23:02
115960文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:3942pt 評価ポイント:2380pt
冒頭より——
舌先三寸で駆け引きするような、男女特有の小賢しい語らいは、彼女にとって陳腐そのものであった。誘蛾灯のような色香に基づく、本能を刺激する彼女が醸す劣情は、男を虜にするだけの説得力が背中越しにも感じ取れた。肩甲骨まで伸びる黒髪は、人工毛に引けを取らない真っ直ぐさと足並みの揃い方をし、時折吹き付ける風になびく度、コマーシャルに惹句がお似合いだ。身体の曲線を逃さない、肌と懇ろな服のおかげで、町を歩けば「耳目」の真髄を見た。澱に湧く虫が可愛く見えるほどの醜悪な眼差しが
、彼女の全身をつぶさに捉え、外界であることを黙殺してそれぞれの趣味趣向をぶつける。他者を慮ることを棚に上げた衆目の醜さを承知しながら、私もまた彼女の動作に暑い視線を送っていた。拝んでも拝み切れない彼女の美しさを崇拝し、どれだけ稀有な存在であるかを語るに落ちた。
18時講習折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 18:00:00
14999文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
王子は激怒した。かの邪智暴虐の公爵令嬢を除かなければならぬと決意した
浅はかでアホな王子が、王国の繁栄を祝う舞踏会で、公爵令嬢に婚約破棄を言い渡した。
腕の中には震える可憐な少女。
冷たい容貌の、悪役にしか見えぬ公爵令嬢。
睨み付ける王子を公爵令嬢は冷たい眼差しを向けた。
他の女と結婚するから、お前はいらぬと宣言する王子に、それでも公爵令嬢は尽くそうとする。
コメディです。
最終更新:2023-11-26 11:37:01
2370文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:126pt 評価ポイント:118pt
其れは、【獄獣召喚】を授かりし少年の成長物語――――。
「僕は負け組ですから、ひと一倍頑張らないといけないんです」
この時代にありふれた先天性の異能力には、暗黙のうちに勝ち組と負け組の区別があった。
そんな負け組の能力《小物浮遊》を生まれ持った十七歳の少年、天城テンジはプロ探索師を夢見ていた。世間では英雄やヒーローとして、羨望の眼差しを向けられる職業がこの時代の『探索師』であった。
例え家庭が貧乏でも、才能に恵まれなくとも、少年はいつも前を向き続けた。
そんなある日の
こと――――。
荷物持ちアルバイトの役割で参加した御茶ノ水ダンジョン探索で、少年は何者かに無能な荷物持ちだと判断され、『生贄』としてモンスターの前に置き去りにされてしまう。
「あぁ、僕にもっと力があれば――」
死に際の後悔に溺れていたそのとき、少年は未知の等級を持つ能力【特級天職 獄獣召喚】に目醒めた。地獄の果てに得たその能力は、少年の人生を大きく変えることになる。
◇◆◇
これは才能も輝かしい未来も持っていなかった少年が、世界最高の探索師へと成長していく英雄譚である。(カクヨム同時掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 20:00:00
727485文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:131pt
総合ポイント:247362pt 評価ポイント:160774pt
「ああ、アーサー王子…」
愛しい方の名前を口にする。
私の名は、ルイーゼ・マルガレーテ。
かつて、アーサー王子と婚約者だった公爵令嬢だ。
金髪に青い目、その美しさは我が王国の貴族の子息達の憧れの存在。
そして、誰もが羨む第一王子の婚約者。
私は、全ての貴族の娘達から羨望の眼差しを集めていた。
子供の頃から約束されていた王子との結婚。
親が決めた婚約だったが、子供の頃から王子と私は仲が良かった。
毎日の様に二人で遊び、幼い愛を育てていた。
王都にある
、諸国の王侯貴族が集まる魔法学校。
二人が、そこに通い出してから、全ての運命は変わった。
農民出だが強い魔法の力がある為に、特別に入学を認められたエレイン。
可愛らしくて優しそうな顔に似合わぬ豊満なスタイル。
茶色の肩までしかない髪。
心優しいが、正義感で勇気を持った芯のある性格。
努力家で学業優秀、礼儀正しく、魔法力は学園一番。
彼女は、物珍しさからか、学校のイケメン達を恋の虜にした。
特に女性の人気を集めていた4人の王侯貴族の息子達とアーサー王子から愛の告白を受け、王子と結ばれた。
そう、私の婚約者を奪い取ったのだ。
「くそっ!あの農民出の牛女め」
当時を思い出し、冬の風を浴びながら、ぎりぎりと歯ぎしりして悔しがる。
私は、取り巻き達と、あらゆる嫌がらせをエレインに対して行った。
しかし、彼女は学校から出て行く事は無く、王子との関係を続けた。
最後に私は、禁断の術で魔王の封印を解き、エレイン抹殺を祈願した。
魔王は王国を滅ぼそうとし、4人の貴族と王子、そしてエレインの5人の力で討伐される。
特に、王子とエレインの魔力は凄まじく、”愛のパワー”と呼ばれた。
そして、エレインは聖女と呼ばれるようになったのだ。
私は、魔王召喚は発覚しなかったものの、聖女への数々の無礼の責任を取らされ、北方を守るフリードヒ辺境伯の元に19歳の時、無理矢理嫁がされた。
その私の前に、かつての執事サイファーが現れる。
彼は力強く宣言した。
「では、お嬢様と王子を復縁させてご覧に入れます」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 17:52:55
24208文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:214pt 評価ポイント:174pt
約三年前に許嫁を亡くしてから、誰を娶ることもなく過ごしてきた羅沙(ラージャ)の社(やしろ)の頭領・靂(レキ)は、ドラグ・デルタの大噴火の被害を調査していた際、その影響が色濃く残る山の麓で、一人で泣いていた赤子を拾った。長く面倒を見る気のなかった靂だが、赤子の無邪気な眼差しと、暖かな手に触れ、冷えていた靂の心は次第に溶けはじめる。
長編小説『風は遠き地に』(https://ncode.syosetu.com/n5601hf/)へと続く、小さな命の新たな始まりの物語。
<この作
品は、カクヨム、pixivでも掲載しています>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 06:11:05
3294文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ペラギアの澪。若年ながらに悪魔を殺す狩人として活動する少女は、狩人養成機関である女学院に第三王女、譲葉の供として入学する。
英雄として生徒から羨望の眼差しを受ける澪。
けれど彼女の正体が、遺伝子改造を施された現行人類よりも非力かつ虚弱な先祖還りであり、無能と蔑まれて名家から棄てられた、一切の才能を持たない少女であることを女学院の中で知るのはただ一人。
幼馴染であり、プロパガンダとして狩人になる人生を強制された譲葉だけだった。
澪と譲葉、二人はあらゆる存在を欺き、国家成立以
来の禁忌を犯してでも、自分たちを不要と断じた世界へ挑む。
カクヨム様にも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 06:46:08
57145文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:雨川水海
VRゲーム[SF]
完結済
N6614II
ことがゲームの話となれば、楽しんだ者こそ勝者、楽しむことこそ正義である。
伝統ある白桜高校ゲーム部の部員達は、それをよく知る者達の集まりだ。
部員の一人、ゲーマーネーム『マウス』は、通称『ソロのネズミ』と呼ばれている。
数多のゲーム世界を渡り歩いて来た、歴戦のソロプレイヤー。彼が求めるモノは闘争であり、彼が欲するのは強者のみ。つまりまあ、戦闘メインの、シナリオライター泣かせのプレイヤーだ。
国家の危機だろうが、世界の危機だろうが、そんなもの知ったこっちゃねえ。歴史
背景? 人々の事情? 要は敵を倒せばいいんだろう!
あらゆるシナリオを無視(スキップ)してとにかく戦闘だ!
仲間? 要らぬ、一人で戦った方が戦いに歯応えが出る!
ヒロイン? 知るか、邪魔だから棺桶で眠ってろ!
自国が滅亡した? やったぜ、味方がやって来ないから一人で戦いたい放題だ!
会話? なにそれ、この拳でぶん殴った方が早いでしょ!
そうしてただ一人、数多のゲーム世界を救ったり滅ぼしたり殴り倒してきた、生粋の蛮族こそが、マウスというゲーマーである。
そんなソロのネズミに、幼馴染から協力プレイのお誘いが入る。
「国盗りしたい」
うーん、乱世思考。
蛮族的ネズミも、こんな楽しそうなお誘いを受けては、ゲーム部員として否はない。
果たして、マウスはゲーム内で平和的なコミュニケーション能力を取り戻せるのか。蛮族を卒業した超蛮族になれるのか。
変わらず蛮族していても見てる分には楽しそうだな。そういうゲーム部員一同の期待の眼差しを向けられながら、ゲームスタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 12:00:00
325265文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:9442pt 評価ポイント:4764pt
アルメリア伯爵家の令嬢であるジョエル・ミリガンは産まれた頃から別館に軟禁されていた。日々を諦め、ただ窓の外を眺めて生きてきた。誰からも愛されず、孤独のまま十七歳を迎えた頃、突然、部屋の扉を蹴破って、新しく雇われたというメイドのオフェリアがやってくる。
およそ従者とは思えない態度と自由気侭さで接するオフェリアは、凍り付いていたジョエルの心をやんわり溶かしていく。ジョエルを取り巻く問題を解消していくうち「外の世界が知りたい」という彼女の願いを叶えるために、オフェリアは「私な
らそれが出来ますよ」と手を取った。
最初はちょっと変わり者なのだろうと思っていたジョエルだったが、オフェリアが時折みせる真剣な眼差しと行動力や、周囲の人間関係から普通ではないことに気付き、その本来の姿に触れようとする。
偶然にも触れあった、自由気侭な大英雄と、籠の鳥だった令嬢の絆の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 03:23:02
188183文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:306pt 評価ポイント:160pt
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