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検索結果:1209 件
虫を愛する男は、皮肉にもその虫が原因で命を落としてしまう。
「今度生まれ変わるなら、人ではなく昆虫にでもなりたいなぁ……」
彼は天に召される間際、そう願った。
その願いが天に届いたのか、目覚めると彼は異世界でカブトムシに転生していた。
カブトムシに転生した事に狂喜乱舞する中、彼の目の前に自らを生み出した存在、魔王が現れる。
魔王は彼に自らの後を継ぎ、魔王になれと言ってきて!?
これはカブトムシに転生した主人公が魔王から名と力を受け継ぎ、スキル昆虫召喚(サモンインセクト)
で愛する仲間達を増やしながら立派な魔王への道を歩んで行く、虫から始める異世界ファンタジー!
・この作品はカクヨム、マグネット、ノベルアップでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 08:03:30
900108文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:4169pt 評価ポイント:1159pt
「この俺が婚約者になってやるのだから、光栄に思え」
初顔合わせで侯爵子息ハーネルドに言われた言葉に、伯爵令嬢のフォルティアナは齢十歳にして『結婚に必要なものは忍耐』と悟り、結婚に理想を抱かなくなった。
そんなフォルティアナが十五歳を迎えた頃、大人の仲間入りを祝う華々しいデビュタントの日、婚約者のハーネルドを巻き込み盛大にダンスホールで転倒してしまった。
この失態をきっかけに、怒鳴り込んできた侯爵により婚約は破棄され、『どんがめ姫』という不名誉な汚名を授かることに。
その汚名を返上しようとひたすら二年努力するも、誰もフォルティアナとダンスを踊ってはくれない。
パーティ会場で元婚約者のハーネルドに暴言を吐かれ、その場にいるとみっともなく涙をこぼしてしまいそうになったフォルティアナはそっと会場を抜け出した。
人気のない庭園で、フォルティアナは普通の人には見えない『光る人』に声をかけられる。いつもなら両親の言いつけを守り、気付かないフリをして相手にしないのだが、その日はそれが出来なかった。誰でもいいから、話を聞いて欲しかったのだ。
フォルティアナの話を静かに聞いていた『光る人』である青年は、跪いて手を差し出す。
「僕と一曲、踊ってくれませんか?」
青年にリードされ、フォルティアナは失敗する事なくダンスを立派に踊りきり、苦手だったダンスの楽しさを知った。
自分が何者かも分からないという青年に、フォルティアナはリヒトと名前をつけてあげた。
それから王城でリヒトに秘密のダンスレッスンをつけてもらうようになり、いつしか彼に淡い恋心を抱くようになっていた。
そこへ元婚約者のハーネルドが現れて、あの時のリベンジをしたいと言う。
見事汚名を返上することに成功したものの、その日以降、リヒトは庭園から姿を消してしまった。
実はその青年、療養中の第二王子で――
※これは、婚約者に皮肉を言われ続け結婚に理想を抱かなくなった伯爵令嬢と、初恋を拗らせてやらかした過去を挽回しようとする侯爵子息と、その二人を面白おかしく眺めながら隙あれば横からかっ攫おうとする王子様の三角関係なお話です。
アルファポリスでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 07:30:50
107148文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:4850pt 評価ポイント:1078pt
作:三食昼寝付き
ローファンタジー
連載
N2189IS
ジョークランドのカラフルな世界で、皮肉とブラックジョークを武器にした冷酷なヴィクターは、いじめのトラウマを抱えながら世界征服を目論んでいた。彼の忠実な腹心、ミスティは、彼のブラックジョークによって勇気をもらい、盲目的な忠誠心を抱いていた。対照的に、正義感あふれるアキレウスは、ヴィクターのブラックジョークに反発し、「アキレウスビーム」で勝利を誓う。ヴィクターは彼の奇抜な発想で、バナナで敵を滑らせる「バンブーカノン」などの発明品を次々に生み出し、ジョークランドを席巻していた。
最終更新:2024-04-26 05:42:38
223868文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ツアー会社『ネバーランド海外』の抽選で最大一組七名様、二泊三日サイパンを楽しめるモニターツアーに当選した島谷類は、友達六人を誘って旅客機に乗った。
当然、左右のメインエンジンが発火し、制御不能となった旅客機が無人島に墜落。機体は木っ端微塵に吹き飛んだ。大勢の乗客が死亡。
鉄の塊の機体ですら大破したというのに、どういうわけか類たち七人だけが無傷で目を覚ます。
奇跡的すぎて何かが変だ……と、仲間のうちひとりは疑懼の念を抱く。
常識では考えられないことが起きる驚異
の島。自分たちの身にいったい何が起きたのか……
ここはミクロネシアの無人島ではないのか?
墜落の衝撃で偶発的に異世界へ来てしまったのか、それともツアー会社が仕組んだ人為的な罠なのか……
のちに七人は現実世界へ帰るために必要な情報を得ることができた。それと同時にこの島に留まれば自分たちの時が止まってしまうことを知る。
ツアー会社名と同じ、まさにネバーランドだった。
現実世界に戻るためのゲートを探すが、それは皮肉にも……
先が読めない展開。切なくも美しい精神世界とヒューマンドラマを軸にした今までにない異色の青春ミステリー小説。
ファンタジーとホラー要素を含みます。最後まで是非お付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 19:00:00
3980文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【表紙は平川禅先生の秀麗描き下ろし】
稀代の悪女にされ、断罪寸前の公爵令嬢、かつての宿敵と皮肉な再会!
沢山の伏線×予想外の展開×感涙のラストが待ち受ける!
天才魔法使いミレアは、魔王討伐パーティに参加し、遂に魔王を倒す――!
と思ったら、「クレアお嬢様! また悪い夢を見たのですか!?」と侍女に言われ、泣きながら目覚めた。「大丈夫よ。心配しないで」と答えると、頭から冷水をかけられ、今度こそ覚醒。
牢屋の中、裸足で起立している現実。異様な状況に絶望的になると、落ち着いた高音
の男性の声が聞こえ……。勇気を出したクレアは、運命の宿敵と今、向き合う――。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆
(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 12:13:00
144401文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:126pt
総合ポイント:406pt 評価ポイント:190pt
ネットゲームのような異世界に聖女として召喚された佐々木すみれは自分を元の世界に戻れなくした王国から逃亡し、魔族国へ向かい魔王に庇護を求め居住の許可を得た。
包容力のある魔王、過保護な研究院長、強面な魔族軍将軍、皮肉屋の近衛兵に面倒見のいい侍女や魔王の側近たちといった気のいい魔族たちと過ごすうちに、すみれは魔族社会で生きていく決意を固める。城下町でネトゲのアイテムを売る雑貨屋として魔族社会で生きて行くために魔族たちから講義や魔術の訓練を受け、一人暮らしのための準備を整えてい
く。
城下町での暮らしは紆余曲折がありつつも充実していたが、聖女という存在と折り合えないでいたすみれにやがて転機が訪れる……。
魔族社会の価値観や習慣の違いに戸惑いつつも、聖女であることを隠し、ネトゲの機能を駆使してたくましく生きていくアラサー女子の物語。
※城下町で雑貨屋を開業するのは第二章からです。序盤は主人公がやや暗めですが、強制的な異世界召還に傷心しているので大目に見てやってください。
※R15、残酷な描写ありは保険です。詳細を書くかは未定ですが、異世界召還時の設定に暴力等があるので念のため設定しておきます。
※「小説家になろう 勝手にランキング」に登録しました。応援していただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 08:04:17
1088848文字
会話率:32%
IN:11pt OUT:32pt
総合ポイント:1650pt 評価ポイント:784pt
僕、日隅唯都は死んだ。・・・はずだった。
神様の勝手な都合で異世界へ飛ばされた僕は、転移先の世界でスキル【再生】を手にする。自殺した僕に授けられたそのスキルは、皮肉にも『死ねなくなる』能力だった。
それを手にした瞬間から、僕には残り1000回の死が約束されていた───。
アルファポリスにも投稿中
最終更新:2024-04-24 19:40:00
345311文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:194pt 評価ポイント:80pt
作:saka-sama
ハイファンタジー
連載
N5297IX
前世で高校を中退し、極道として生きてきた勇人は不慮の死を遂げ、その世界の女神によって気に入らない人物を中世ファンタジーの世界に転生させられる。
そんな彼に、より良い人格を身につけるため、女神は他人の執事として強くなれるシステムをプレゼントする。
ファンタジー世界でしばらく成長した悠人は、同い年のツンデレ伯爵令嬢の専属使用人となる。 人の指図を受けるのが嫌いな優人は皮肉にも専属執事として生きようとするが、ツンデレ少女は彼女の怠惰で迷惑なメイドが見た目以上にミステリアスで
あることに気づく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 17:26:19
44286文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
〔我々は、我々自身が閉じこもるこの世界について、殻と呼称することにした。いつの日か、ここを出て、再び世界を巡ることができるよう、いまはこの世界を人類の揺卵として、我々は引きこもるのである。
したがって、これは皮肉だ。我々はやがて、孵るのである。〕
――殻の創生記、扉より。
殻と呼ばれる世界に閉じこもる人類。杖の普及により、魔法が日常に溶け込んだ世界。
そんな世界で、杖造りとして生きるミュアナ。ミュアナはどのような杖を造り、何をもたらすのだろうか。
最終更新:2024-04-23 00:00:00
27061文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
殺し屋は悩んでいた。
この世界に来てからというものの、やたらと乳を強調する女たちに欲情されてばかりだ。
元の世界へ帰る宛てもない。
ターゲットを始末してれば暮らせたあの頃が懐かしい……。
※気が向いたとき更新
※この作品は乳袋といった服装を皮肉る描写が多いので、ご注意ください。
最終更新:2024-04-22 22:29:02
754358文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:88pt 評価ポイント:40pt
500年ほど前から大陸中を一世風靡した「ピーティ童話」。
この童話の成立年や作者は不明だが、500年たった今でも不朽の作品だ。
子供から大人、老若男女誰もが知っている作品だ。
何故かって?
ピーティ童話は結末がはっきりと書いておらず、それが他の文学者たちの想像を掻き立てた。
例えば、ピーティ童話にある「しあわせなふたご」辺りが有名だろうか?
「しあわせなふたご」から派生してできた「HAPPY TWINs」は世の中に盛大な皮肉を解いた物語で有名だし、他
にも「ふたごのしあわせ」という先程紹介した「HAPPY TWINs」よりも表現は柔らかく、優しい表現があることから子供たちを中心に有名だ。
そして、その他にも━━━━
『PETYマガジン』より1部引用。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
注意
・この物語はオリジナル作品ですが、似たような作品が既に作られているかもです。ご了承ください。
・残酷な描写があります。15歳未満の読書は推奨しません。
・結構思いつきのため作者が飽きたら更新が止まるかもです。
・無断使用はやめてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 18:59:17
1389文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私はその人の事が大好きで、でもあの人は私の事が大嫌いで、だからその人から距離を置いた。
私からの好意なんて、嫌いな奴からの好意なんて、ウザったくて仕方がないから。
これで良いんだと思ったの。でも、私も愛想尽きちゃった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
現実って、恋愛小説程甘くはないんですよね。
最終更新:2024-04-21 15:21:02
824文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
1983年は人類が狂った年です。 アメリカとソ連は拳を抑えるのをやめた。 メイベル・ジョンソンは、サンネ・ヤンセンに、迫り来る災害を阻止するよう懇願した。 でも、サンネは何もしません。 彼女は人類に対する希望を捨てていた。
その瞬間、皮肉なことが起こりました。 彼らは落ち着いて、そこに座って最悪の事態を待ちます。 そして、荒れ狂う業火の中で静かな子守唄が聞こえた。
最終更新:2024-04-20 22:20:16
2277文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
父の代から続く、悲願の魔王討伐を苦難の末に成し遂げた勇者アイル。
だが皮肉にもその功績によって、自分よりも偉大な存在になる事を恐れた王によって国を追われる事となる。天涯孤独の身となったアイルにとってはもはや国に留まる理由は何一つ無かったため、どこか静かなところで残りの余生を送ろうと考える。
そう思った時、自分が旅の最中で書いていた日記を何となく読み返す。それは自分にとってある意味では冒険の書のような存在でもあった。
過去を振り返ると同時に、思った以上に自分の手元に不要に
なった冒険の中で手にした道具の数々が自分の手元にある事に気付く。
「そうだ。これを元の場所に戻したり、これを必要とするところへ渡す旅に出よう。そして、その旅の最中で自分にとって安住の地を見つける事を今後の目的にしよう」
『そうだ、終活、しよう。』
今、世界を救った勇者アイルのセカンドライフ&エンディングノート作業が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 15:07:56
13716文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
ついに悪の首領デスダークを追いつめた善行戦隊ジャスティレンジャー。
決戦を前に、デスダークはあることを語り出す。
それはこの世界に多大な影響力を持ちながら、誰も知らない謎の存在──。
最終更新:2024-04-19 17:10:00
3966文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
異世界に連れて来られた宇宙大地(18)と天野夕星(10)は、魔王カレンの勧めでその魔王を倒すという残念な冒険に繰り出す羽目になる。お節介魔王やお転婆幼女妖精ルナに振り回されながらも、二人は愛と勇気を魔法に変えて、今日も元気に異世界の地をイチャコラ歩んで行く。
【登場人物紹介】
・宇宙大地《こすもだいち》(18)
主人公。ぶっきらぼうな皮肉屋だが、誠実で優しい性格。高校生としては相当賢いはずなのだが、夕星やカレンには手も足も出ず、優しくからかわれる毎日を過ごす。現実世界で
夕星に心を救われた経緯があり、心の中で彼女を「小さなヒーロー」と呼んで誰よりも尊敬し、家族のように大切に想っている。傍から見れば夕星に惚れているとしか思えないが……それを認めない照れ屋な頑固者。
・天野夕星《あまのゆうづ》(10)
メインヒロインで、幼女枠その1。見た目はヨウジョ、頭脳はリケジョな、超ハイスペック幼女お姉さん。普段は大地をパパと呼び天真爛漫な姿を見せるが、シリアスシーンになると理知的な頼れるお姉さん先生となって彼を導いてくれる。大地が好き過ぎて時にやらかすこともあるが、決してヤンデレではなく、彼の幸せを心の底から願っている健気な乙女。
・ルナ(7~9)
幼女枠その2。心の赴くまま無邪気にヤンチャをして、いつも二人を困らせる幼女妖精さん。何やら今回の異世界騒動において重要な存在らしいが……?
・ゆづ(10)※未登場
幼女枠その3。きっとコワイ子に違いない。
・カレン(18)
友人枠その1。本名は一色夏恋《いっしきなこ》。現実世界では大地のクラスメイトだが、ここでは何故か魔王で黒幕らしい。作中最高の智力を誇る策略家であり、いつも大地&夕星を手玉にとって楽しむが……実はそれも初心な二人の恋の応援の一環であり、ひねくれ者な心優しい小悪魔娘なのである。
・ヤッス(18)※未登場
友人枠その2。きっと犯人に違いない。
・ヒナナン(18)※未登場
友人枠その3。きっと天然娘に違いない。
※本作は「ハッピースパイラル」の外伝となりますが、初見の方でも楽しめるように記述しております。ですが、本編を読んでおくと3割増しでお楽しみいただけますので、ハピスパの方もどうぞご覧くださいませ。
https://ncode.syosetu.com/n3794gw/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 01:22:26
209567文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:オニオン太郎
現実世界[恋愛]
連載
N4280GY
◇注意事項◇
本作はテーマの都合上『オタクや性別など様々な物に対する偏見・差別』『物議を醸すようなセリフや展開、独白』『倫理的に受け入れ難い内容』『やや不謹慎とも取れるネタ(ブラックジョークや皮肉)』『下ネタ・性的表現』『その他読者を不快にさせる内容』などが多分に含まれています。
反骨心旺盛で書いておりますので、不快に思われた方、見たくないと感じた方はブラウザバックをお願い致します。
◇ ◇ ◇ ◇
「……クリスマスにイルミネーションデートってめんどくない? 家でスマ
○ラしてた方が楽しい」
「僕もそう思う」
姫川詩子(ひめかわうたこ)、20歳。大学のオタサーにて清楚でゆめかわいい「姫」を演じている彼女は、ビニコンで安い発泡酒とツマミを買っているおおよそ女らしく無い姿を同じ大学の変人陰キャ男の河野真白に見られてしまう。
すっぴんジャージのズボラ姿を大学内に漏らされたくなかった彼女は、河野に対し「この事は絶対周りに言わないで」と頼み込む。もとより言うつもりのない河野はそれを了承し、その日二人はその場を後にする。
二人はそんな出会いをきっかけに接点が増えていく。当初こそ変人陰キャである河野をキモイと嫌悪していた姫川だったが、なんだかんだと関わる内に、彼が悪い人間ではないと理解し、「友人」として付き合っていくようになった。
しかし一般に男女の友情とは成立し難いモノで。二人の関係は様々な出来事から影響を受け、徐々に、徐々に「友人」から「恋人」へと変化していく。
これは、気持ちの悪い性格の女、姫川詩子が、気持ちの悪い男、河野真白と、精神的・性的に結ばれるまでの物語である。
※登録必須キーワードに「ガールズラブ」要素が入っていますが、物語は女×男の恋愛模様を描いたモノになっています。
※人が死ぬ、四肢がもげるようなグロテスク表現はありませんが、たぶん精神的に抉られたりきついと思う描写が結構あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 20:10:00
473754文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
趣味を仕事にしたいって、皆はよく言うけれど、それだけの覚悟がある人が、いったいどれ程いるんだろう。
私は無理だから会社員やってる。
嫌いになるくらいなら、趣味で良い。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
この子と彼の関係が気になって仕方がありません( '-' )
最終更新:2024-04-17 18:18:18
913文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
幽凪義人(ゆうなぎあきと)は生まれつき心臓が弱く、ほとんど引きこもった生活を送っていた。学生時代は体の弱さで休みがちだったし、ある特殊能力を周囲に話したことで虐められた過去があったからである。
「―僕は、夜になると自由に街を歩けるようになる。幽体離脱ができるんだ―」
幼い頃は嘘で身を守る術を知らず、周囲には馬鹿にされ虐められてきた。体の弱さも相まって次第に引きこもるようになったのだがあるとき、彼女はこう言ったのだ。
「―貴方のその力を貸していただけませんか?私は信じます
―」
特殊能力を持つ皮肉屋と実直なオランダ人ハーフの記者が、謎渦巻く特殊な事件を追っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 07:25:49
12296文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
龍の魂 ドラゴンソウル
人々はそれとうまく付き合い、生活していた。
龍魂は便利だが、扱いを誤れば、とんでもない惨事となる。
そのため、資格(能力)として扱われ、国が定めた厳しい試験を乗り越えた者にしか龍魂が与えられない。国は、そうして龍魂を管理していた。
世間では彼らのことを、龍の力を扱う者「龍力者」と呼んでいる。
しかし、あることがきっかけで、龍魂は無秩序に大きく広がってしまう。
世界の混乱、国の信用の失墜。
膨大に増えた龍力者たち。
主人公レイズは、龍魂を持つこと
なく暮らしていたが、その混乱に巻き込まれてしまう。
意図しない龍の発現は、力の暴走を招く。
そのきっかけ以降に龍力者となった者を、『エラー龍力者』と皮肉る人間もいる。
エラー龍力者として、その力を使いこなすか、のまれるか。
レイズはどう龍魂と向き合うのか。
彼は、以前の生活を取り戻すことができるのか。
※異世界転移、主人公最強、チート主人公、ハーレム、レベル概念、パーティ追放要素ありません。
それでもよろしければ、見てみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 14:59:00
1339320文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
廃れる一方の商店街救済策として、『商店街まるごと、土地・人員等々ひっくるめて、移動可能な治安維持施設にしよう』と、誰かが言い出した。
言いだしっぺは、誰とは明らかになっていないが、一九七〇年代から八〇年代に掛けての、とっぴな変形合体アニメやSF人形劇からヒントを得たらしい。
お上の言うことには、基本唯々諾々の連中は、それを押し進める。
国民、住民、消費者といった人々の呆れ顔をものともせず、政策は推し進められる。
ハウスメーカー、不動産会社、重工系企業がトリオでタッグを組み、
それらの下請け・孫請け・ひ孫請け各種等々フル活用する。
そして、第一号が決定される。
第一号(の生け贄)は、振川町商店街に決定する。
商店街の人々にとっては、寝耳に水、寝耳に水、 寝耳に水。
非難轟々、反対の嵐あめアラレだったが、結局は押し切られる。
ズルズルでなあなあで、飴と鞭で押し切られる。
テレビ画面に映る古川町商店街の近所の歌茂川は、広がっていた。
画面いっぱいに、土色の流れを湛えて、広がっている。
建造物群の間を流れ抜け、水面を広げている。
五人が見ている間にも、川は水位を増し、水量を増す。
あれよあれよという間に、建物群の一階部分は、呑み込まれ始める。
振川町商店街ヶ艦は、出動する。
本来の目的とは異なる、救助活動に、出動する。
被害地域こそ広がっていないが、家屋の浸水度が増している。
浸水している全家屋のほぼ一〇〇%が、一階部分を水に沈めている。
逃げ遅れた、家屋に閉じ込められた人々は、二階や三階から、はては屋根の上から、手を振っている。
救助を求めて、手を振っている。
商店街ヶ艦が来たことで、みんなの気持ちに望みが出て来たのだろうか。
手を振る速度、アクションが、速く大きくなる。
川に艦をブチ込み、川の流れを変えて、救助活動をする。
歌茂川氾濫救助活動についてのお咎めは、無かった。
お役所から振川町商店街ヶ艦への処分も、無かった。
新聞、テレビ、ネットにより、振川町商店街ヶ艦の救助活動が、全国的に報道されたことが一因だと思われる。
また、その報道内容が、振川町商店街ヶ艦に好意的だったことも一因だと思われる。
尤も、お役所その他等々からの、皮肉コメントはあったが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 10:07:05
16783文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:ふつうのにーちゃん
ハイファンタジー
連載
N6725IP
転生者グレイボーンは、前世でシュールな死に方をしてしまったがあまりに神に気に入られ、【重弩使い】のギフトを与えられた。
しかしその神は実のところ、人の運命を弄ぶ邪神だった。
確かに重弩使いとして破格の才能を持って生まれたが、彼は『10cm先までしかまともに見えない』という、台無しのハンデを抱えていた。
それから時が流れ、彼が15歳を迎えると、父が死病を患い、男と蒸発した母が帰ってきた。
異父兄妹のリチェルと共に。
彼はリチェルを嫌うが、結局は母の代わりに面倒を見ることに
なった。
ところがしばらくしたある日、リチェルが失踪してしまう。
妹に愛情を懐き始めていたグレイボーンは深い衝撃を受けた。
だが皮肉にもその衝撃がきっかけとなり、彼は前世の記憶を取り戻すことになる。
決意したグレイボーンは、父から規格外の重弩《アーバレスト》を受け継いだ。
彼はそれを抱えて、リチェルが入り込んだという魔物の領域に踏み込む。
リチェルを救い、これからは良い兄となるために。
「たぶん人じゃないヨシッッ!!」
当たれば一撃必殺。
ただし、彼の目には、それが魔物か人かはわからない。
勘で必殺の弩を放つ超危険人物にして、空気の読めないシスコン兄の誕生だった。
毎日2~3話投稿。カクヨムとアルファその他でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 21:18:32
209528文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「人生に倦んでしまった皆様方を、今すぐ案内しに参ります!」
『案内人』はそのような善意あふれる宣言を人々へ向けた。
そんな由で、月ヶ峰市内には誰かも分からない殺人鬼が潜むことになった。解明するのは一人の男子生徒──延寿由正、なる正しさに呪われている彼だ。彼が関わることになる事件の一連においては、善意も悪意も自分も他人も何もかもが噛み合わない。なにひとつとしてかみあわない。我が正しさを至上とする彼を取り巻くのは、皮肉なことに歪さただそれだけとなる。
最終更新:2024-03-31 12:26:36
499429文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:ありしひとし
ハイファンタジー
連載
N6365EQ
彼は幽霊としてこの世に生を受けた。
しかし、死んだわけでも、生前と呼べるものを経験したわけでもなく、生を経て幽霊に生まれ変わったわけでもない。
極めて特異で、異常で、歪な形で生まれてしまった。
幽霊の中でも、異常個体の彼は、この世界に生きる人々にとって危険視すべき存在であり、その存在を狙われてしまう。
言われるがままに、故郷であるゴーストタウンを離れ、旅をする理由も曖昧なまま、とある『約束』を果たすため旅をする。
◇◆◇◆
また彼女は、生
まれながらに、他者との繋がりを作ることができない者として運命付けられていた。
望まずに手に入れた、人として、少女として身に余るその力は、誰もが羨み、時にはその力を巡って戦争が起きたという。
皮肉なことにそれは呪いのように、実際に呪いとして、彼女の人生を、彼女自身を歪めてしまった。
自ら命を絶つ勇気が持てず、他者に命を奪われることは呪いが許さない。
自分の中には無い何かを求めて、かつて唯一信じた『言葉』を胸に、死を求めて世界を彷徨う。
◆◇◆◇
--彼は死を超えた者として生まれた--
--彼女は死に追いつけない者として生まれた--
これは、人ではない彼が、人との繋がりを作り上げる物語。
そして、人と関わることを許されない彼女が、信じられる何かを作り上げる物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 19:16:41
258732文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
皮肉にも私は彼を好きなのだろうと思う。
キーワード:
最終更新:2024-03-27 03:00:00
1917文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
虐められているボクと、暴力を振るわれているキミ。
とても暗く、光の見えない日々を過ごす重たい物語。
連載ですが、基本一話完結型です。
(15歳以下の少年少女の話ですが、全て15禁という皮肉な小説になります)
また、登場人物に殆ど名前をつけない予定ですので、皆様の想像力でお読み下さい。
最後に、他の連載の方が優先順位高いので、こちらは気まぐれ更新です。
(話が重たいので、基本0時すぎの投稿になります)
最終更新:2024-03-26 01:00:00
80921文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
君、お眠なの? じゃあ膝枕してあげる!!
そう言って、壁に凭れ掛かってL字の姿のまま腿を叩く。
子守唄の代わりに耳に届くのは、大学時代の文化祭の話。
皮肉にも……彼奴の特性を知り得た話。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
水商売に向いているのは、
人からの暴言を暴言と思わない、どんなトークでも返せる人の事を指すようですよ。
最終更新:2024-03-25 18:08:45
1015文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
--自分を形作った、ダークヒーローを卒業する。
女性ながらも、自分のことを『僕』と呼ぶ、高校一年生の夕凪晶。
彼女は、友だちや恋人をつくるといった人並みの青春を謳歌するため、
内気な自分を変えてくれた存在でもある『ダークヒーロー』を卒業すると決めた。
拒絶的な言葉遣いや皮肉を抑え、たいした理由もなく遠ざけていた同級生とも距離を縮めるために努力した。
しかし、思うような成果はなく、晶はクラスで孤立したままであった。
そんなとき、晶は自分と同じようにクラスから浮いてい
る同級生、北宿雪姫とひょんなことから親交を深めていくことになる。
彼女の歯に衣着せぬ物言いに辟易としつつも、自分がかつて憧れた存在、ダークヒーローと同じ強さを持つ雪姫に晶は心を惹かれていく。
相変わらず、友だちもできなければ、恋人もできない時間が続いたが、晶は雪姫との日々にある種の充足感を得て過ごしていた。
だが、ある日、晶のことを好きだと言う同級生が…しかも、女子が現れて…晶と雪姫の関係は変わり始めてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 18:00:00
61866文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
少年は旅に出た。
フリッツは、気弱な性格と額の広さが気になる年頃の剣士見習い。突如現れた少女によって、彼の穏やかな日常は終わりを迎える。失踪した兄を追う先にちらつく謎の組織。そして南北大陸に危機が忍び寄っていた。
未熟な剣士、勝気な弓使い、皮肉屋魔法使い、おっとり治癒師たちが繰り広げる旅路。
成長、屈折、その先の変化。経験と苦悩の先に、彼らが導き出す答えとは。
少年少女の冒険ファンタジー。
タイトルに(※)がついている話は、文章よりも拙い絵がありますので、苦手な方はお手数
ですが挿絵機能オフをお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 05:40:30
1995632文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
芦毛の髪した骨董品の店主は、今日も古美術と戯れていた。
能面を袋から出して、暫く眺めながら恍惚とする。
手入れの手法を心得ておりながら、何故、蚤の市に参戦するのか。それがずっと疑問だった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
湿度温度の話をしておきながら、蚤の市に参加しているのか疑問で出来た話。
多分こうじゃないかな?
最終更新:2024-03-18 18:22:26
1020文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
天空から光りが奔る フラッシュ という現象が、世界に巻き起こる。
フラッシュが巻き起こった時、野外にいて、裸眼だった人は、
フラッシュの光りに、もろに晒される。
フラッシュの光りをまともに受けてしまった人は、失明する。
のみならす、眼に変化を起こしてしまう。
瞳はほぼ白目となり、瞳孔も変化してしまう。
瞳孔は、縦に細く伸びる形態となる。
まるで、真昼の猫目のように。
フラッシュの光りを受けて、猫目になった人は、
LLCE (LimitLles Cat’s Eyes : 限
りなく猫目)と呼ばれるようになる。
LLCE達は、視力が無いことやその容貌(白目がちの猫目)から、
社会的に隔離されるようになる。
LLCE達は、そんな現状を打破する為に、行動を起こす。
そんな時、事態は急激に変わる。
LLCE達は、猫目瞳孔から、赤黒い小人を産み出す。
赤黒い小人は、LLCE達から次から次へと産まれ、
約束の地があるかのように、絶え間なく産まれては進む。
小人は、容姿から 赤黒ピクト と呼ばれ、
世の中に慣れられ、受け入れられ、可愛がられるようになっていく。
赤黒ピクトを産み出したLLCE達は、身体に起こった変化に歓喜する。
眼が見える。
文字通り、眼の中の赤黒い悪い血を、赤黒ピクトが持っていってくれたらしい。
だが、LLCE達が、おのれの眼で見た状況は、皮肉なものだった。
なまじっか行動を起こしたばかりに、元々社会と断裂していた状況が、
ますますひどくなっている現状。
自分達が産み出した赤黒ピクトが、自分達よりも、社会に受け入れられているs現状。
今日も、赤黒ピクトは、産み出される。
そして、赤黒ピクトで眼・口・指を持つものが、他の赤黒ピクトを先導する。
赤黒ピクトの美味しさに気付いた人々を、ものともせずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 10:38:18
18321文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
無機質な部屋の中で、壁に手首を拘束され、身動きがとれない状態だった。
彼奴はどうしているだろうか?
所詮換えの効く存在故に、俺は捨てられたも当然か。
しかし、走馬灯の中で声が聞こえてきた。
「ねぇ」
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
歪んだ恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
何一つ配慮のない言葉が女の口からダバダバ出ます。
最終更新:2024-03-17 08:55:42
1171文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
町に昔から続く魚屋があった。ある日、店主は新聞で食品ロス削減という内容の記事を目にした。取り組みの一環として廃棄寸前の刺身を9割引で売ることにし、食品ロスが減って作戦成功と思いきや…
最終更新:2024-03-11 22:09:36
664文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
楽園では多数の顔、多数の臭いがるようだが、見分けのつかないほどになっていた。
それを忌み嫌うものがいることは自然と言えるのか、ならば楽園すらも摂理だろうか。
皮肉なほどに。
最終更新:2024-03-11 20:32:55
836文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:まさかミケ猫
パニック[SF]
完結済
N1522IR
その日、日本中のあらゆる映像メディアを通じて、内閣総理大臣による緊急記者会見の様子がライブ配信されていた。
いつも眉間に皺を寄せている重田首相は、持ち前の低い声で事態の深刻さを語る。
『そのウィルスに感染すると思考が楽観的に――つまりポジティブになってしまう、と。そんな危険なウィルスが今、世界的に蔓延しているのであります』
ポジティブ・ウィルス。
一週間ほど前、米国に突如として現れたその新種のウィルスは、人間の考え方を強制的に前向きなものへと書き換えてしまうらしい。しかし
当初はそれを誰も深刻に捉えていなかった。
『ポジティブなのは良いこと、ですか? それは事態を軽く見過ぎだ。そんな悠長なことを言っていられる段階はとうに過ぎているのです。この一週間だけでも、交通事故の増加。工場災害の多発。行方不明者の続出。一部地域では停電の復旧目処も立たず、このまま感染が進めば社会は…………たぶん大丈夫』
重田首相の頬が、急に緩む。
その首をよく見れば、何かに噛みつかれたような痕がついていた。
『根拠はありませんが、たぶん大丈夫であります』
いつも悲観的な展望を語ってばかりいた首相の、あまりにも突然の変化により……皮肉にも、日本人はポジティブ・ウィルスに対して強烈な危機感を抱くようになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 18:10:23
13098文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「オレはかの大魔術師リディヴィーヌの二番弟子にして、最低最悪の怠惰と自惚れを極めたと噂される魔術師――ベルトランだ」
リュミラルジュ大陸を戦渦に陥れた魔女の死から月日が経ち、魔女の信奉者が姿を消して平穏を取り戻した現代。
鋼花の国の王都にて、自堕落な日々を過ごしていたベルトランの前に魔獣討伐の依頼が飛び込んでくる。
金のためと重い腰を上げるベルトランと、ある事情からその依頼に同行することとなった騎士見習いの少女フェリス。
しかし、その依頼はただの魔獣討伐に留まることはなく―
―再び、大陸に混沌をもたらそうと動き出す信奉者の気配があった。
遅延魔術を得意とする皮肉たっぷりの魔術師ベルトランが紡ぐ、遅延特化の異世界バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 22:22:06
122869文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
皮肉屋でへそ曲がりな魔女は運命と再会する。
最終更新:2024-03-01 18:33:04
7804文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
毒舌皮肉家の佐野公太郎と、その後輩の日常を描いた物語。
最終更新:2024-02-28 23:16:16
5899文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:ワッフル名探偵(自称)とKさん
推理
連載
N7859IQ
MI5ことイギリス保安局に務める青年ノア。
まあまずは当たり前のように左遷されて、「第五対策室」なる窓際部署に飛ばされる。
そこでイギリス国内の事件を解決することになり……?
同僚は、
なぜか行動が被りやすい女や、コミュ障で取り調べする人、能天気なリーダー。
すいません、ハロワ行ってきていいですか?
最終更新:2024-02-27 08:00:00
5276文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「スキル:神ガチャ」
ステータスウィンドウのスキル欄に、そう表記されていた時は心底ワクワクした。
実際にガチャ画面を開いてみて、さらに期待は高まった。
まるでソシャゲのようなガチャ画面。これはよくあるチート能力が来てしまったのではないか、と。
本当に、本当に本当に期待した。
しかし引けども引けども出るのは「N(ノーマル)」。一番下のランク。
さすがにこれはおかしい。そう思い、ガチャ排出率を確認してみたら…
【排出率】
HN:10%
R:1%
HR:0.001%
SR:
0.000001%
SSR:0.000...1%
いや、なんじゃこら。
明らかに排出率がおかしい。特にSSRの「0.000…1%」とは???0飛んで1ってなんだ。
この闇が深すぎるガチャを運営しているのは「神ガチャ」の名称から察するに神様なのだろうか。
それとも皮肉ってネタで言っているだけなのか。
いずれにせよクソ運営すぎるこんなクソガチャ、どう使えと言うんだ!!!
神運営(笑)による神ガチャ(笑)でどうにかなるのか、異世界生活。どうなるんだ、異世界生活。
これは本当に何の前触れもなく突如異世界にぶち込まれた記憶喪失の少女「ラビ」と、
クソスキル(暫定)で送る異世界生活物語。
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※タイトルの読み方は「SSRゼロ飛んでイチ」です。
※サブタイトルは大体その通りですが、運営のルビだけ「神」になってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 18:43:52
36527文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
英国で12歳のとき家族を祟り殺された主人公が、5年後に仇を討つオカルト異能バトルホラー味濃いめ。
2019年、夏、ロンドン。
レヴィンが幼馴染に依頼されたのは、リアンを護ることだった。
言霊つかいのリアンは、5年前、妹を守るため家を飛び出して挑んだ戦いで敗け、師を喪った。
カナンは魔女狩りの折りに姉を庇って火刑に処されたが、宗派の違いにより炎で浄化されず、保身に走った一族を呪い続けている。
21世紀になっても、悪霊を退散する確実なメソッドはない。
百合要素が入ります。
序
戦→本戦→決戦の3章立て予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 23:39:26
237171文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
婚約者に浮気され、婚約破棄されたリーリア。
しかし晴れて自由の身になれたので、幼い頃から夢見ていた魔法使いを目指すことに。
「魔法使い様、私を弟子にしてください!」
「断る」
街で1番の魔法使い様・ルイスは、冷たくて皮肉屋だ。
しかしそんな彼に、リーリアは幼い頃出会った、魔法を好きになるきっかけをくれた魔法使いの話をする。すると、彼は複雑そうな顔をして……。
「たった一度会っただけですが、今思えば、あれが私の初恋だったのかもしれません」
「…………」
魔法使いとその助
手として一緒に暮らしているうちに惹かれ合ってゆく2人の恋物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 20:37:55
22361文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「君に、これの世話を、頼みたい」
惑星トドラの衛星に在る生物研究基地CSPノープ、第七研究室にて所長は彼に対し、そう言った。
「はぁ、構いませんけど……まーた単独で新惑星に調査に行ったんですか? 自由でいいですねぇ」
彼は皮肉っぽくそう言い、椅子から立ち上がると積み上がった箱や床の上にある書類に足を取られそうになりながら所長のもとへ歩み寄り、その両手に抱える透明のケースをまじまじと見つめる。
しかし、いくらその姿を探そうとも、ケースの中に生き物の姿は見受けられない
。
「んー? あの、これはどういう」
「これは、むだ」
「む?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 11:00:00
2793文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
今年30歳を迎える独身社畜、成宮 誠は、何故か昔から毎年決まって同じ様な内容の初夢を元日に見る。
それは2084年、90歳になった老後の自分が出てくる夢だ。いつも隣には俺の妻と思われる女性がいて、心底優しそうなそのヨボヨボのお婆さんと仲睦まじくほのぼのと暮らしている理想の老後の姿が脳内には映し出される。
どうやら、俺はその夢の内容的に、まさにそこから60年前の2024年の30歳の時にその彼女と結婚するらしい。ただ、あまりにも夢に出てくる妻については、年齢のせいもあってか、
若い頃の姿が全くもって想像できない。
そして、気がつけば俺はまさに今年30歳になる年。
初夢は正夢になるという迷信や、あまりにも同じ様な夢を元旦に毎年見るといった不思議な出来事からも、俺はその彼女をてっきり大学の頃から付き合っていて、プロポーズも済ませていた彼女との未来の姿だと信じてやまなかったが、蓋を開けてみれば浮気をされており...先日のクリスマスに別れたところ。
そして、今、俺に他に女性と関わりがあるかと言われれば、それも職場ぐらいで、それも皆、俺がどう頑張っても手に届かないような高嶺の華の女性達しかいないといった虚しい現状だ。だから、その彼女達と付き合うどころか、今年に結婚なんて論外でしかなく、ありえない。
そんな状況から、何度初夢として見ようが所詮は夢は夢。無意識に俺は昔から、ご都合主義な気持ち悪い妄想を夢として見ていたのだろうと、皮肉にも30歳になる年を迎えた今、一生独身で生きる決意をしたのだったが...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 23:16:04
45303文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
主人公「僕」が大学を卒業し、社会人(広告制作会社勤務)になる。はじめて社会人の奇々怪々な不文律、価値体系を体験。学生時代に夢見ていた理想を、その現実の中で貫こうとする中での葛藤。反発して自分の生き方を追求し続けるが、その戦いの継続は困難で、ふと妥協した瞬間、社会に受け入れられていくという皮肉な現象を見る。22歳のときの日記を34歳の時にリライトしたエッセイを、さらに30年(合計40年)の時を経て、62歳になった再度、主人公(作者)がリライトしてみた。40年の時を経て作者(主人
公)は、40年前の自分と、30年前の自分と、そして、40年前の気持ちをそのまま受け止めることができた今の自分をほほえましく思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 17:00:00
7505文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
お客様は神様です。──というのは皮肉めいた比喩としてよく使われる言葉だが、もしも文字通りの意味だったならどうだろう。
「ようこそ、リストランテ・アンブロシアへ」
きっかり30度のお辞儀をするウェイター。
寸分の狂いもないあまりに洗練されたマナーに一瞬高級料亭かと見紛うが、金額はあくまで良心的、家族連れや若者も目立つ至って普通のレストランだ。
なら、一体何のためにスキルを磨く必要があるのかと問われれば、皆ひとえに自分のためと答えるだろう。
「お待ちしておりました、
アレス様」
何故なら相手は神だ。小指でつんと跳ねただけで人が死に、手を叩けば建物の数十件が灰になる。
そんな途方もない力が正しく使われれば良いのだが、良くも悪くも権力者はいつだって利己的だ。
ただ道を歩いているだけで気に食わないからと因縁をつけられ振るわれた人間や天使も少なくない。
だからこそ、彼らは馬車馬の如く働くのだ。
全ては神様のご機嫌取り。誰も彼も、それが平和のための最善だと信じた。
『…ふむ、汝の名は何と申すか』
「私はアンナと申します」
アンブロシアにおける業務はただひとつ。
同じくよく比喩として用いられる言葉に『胃袋を掴む』という物がある通り、美味しい料理で神様へのおもてなしをし、満足をして帰って頂く。
『そうか、髪の色が儂と同じは気に食わん。去ね』
などと言葉では簡単だが、マナーひとつ、料理二つ、ミス三つ、全てが命に関わる世界はきっと、地獄より地獄なのかもしれない。
「待っ、」
例えここが、天国だったとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 22:42:52
38412文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:アスラ研究所
ヒューマンドラマ
短編
N3162IQ
海藻の様に客体的な人生を送る、いち営業人の冴えない滑稽な日常。
最終更新:2024-02-14 06:41:13
928文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:栗北あるひ(夜)
ヒューマンドラマ
完結済
N8428IE
もしもアイドル顔負けに可愛くて、頭も性格も良い女の子たちが、たまたま学校で仲良くなってバンドを組んで、とても真面目に音楽に取り組んだら……。
引っ込み思案で何の取り柄もない女子中学生・水崎みちるは、優秀な同級生たちに幸か不幸か囲まれてしまったことで、音楽の道で分不相応な成功を体験してしまう。非凡な仲間たちや、それを取り巻く報われない凡人たちの姿を見て、彼女は何を思うのか。
そして周りの凡人たちから、彼女たちはどう見えるのか。
その手のご都合主義や、ある意味現実への
皮肉的なサクセスストーリーです。音楽(ポップス)やバンドなどが好きな方には面白く思ってもらえる小ネタもあるかもしれません。
作者は小説を書くのも、絵を描くのも、音楽を聴いたり作曲したりするのも好きなので、それをまとめて何かアウトプットできないかと思い、実体験も交えて創作を始めました。楽しんでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 18:03:26
509928文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:終 カズサ
ローファンタジー
完結済
N0962IQ
「あー、あなたは地獄行きです。転生とかないですから」
ゲームだけはめっぽう上手いニート白田29歳は、皮肉にも交通事故にあってしまい冥界に落ちてしまう。
天国行きに生き返り、現世転生か異世界転生。霊貨という向こうの貨幣があれば何でも選び放題……‼
死人という新たな人生の岐路に立った白田は、地獄行きを逃れる為に自分の得意分野であるFPSを職にして冥界で大金を稼ぐ事を決意する。
そして白田はやがて訪れる運命の日に撃ち勝てるか?
最終更新:2024-02-08 19:52:37
72822文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:Naikuro@シロ naisiro@クロ
VRゲーム[SF]
短編
N0799IQ
喧嘩を売った相手の末路
それは皮肉にも他のプレイヤー達に有名なプレイヤーで目立たないプレイヤーでその契約偉人だった……
最終更新:2024-02-08 08:19:22
919文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
検索結果:1209 件