魔物の襲撃により両親をなくした獣族の少女アルト。
助けてくれた騎士に会うため、そして強くなるために魔物の討伐を専門にする特殊砦に向かうことを決意する。
だが辿り着いた砦は男ばかりで、性別を偽ったまま見習いとして過ごすことに。
いざこざに巻き込まれたり、負った傷に苦しんだりしながらも、彼女に甘い騎士のお陰でそれらを乗り越えていき――。
「ディル様の匂い、安心します」
「こういうことをするな、そういうことも言うなっ」
いつの間にか、アルトは彼の忠犬と化してしまった。
ディル様
の言う事なら間違いありません!を素で通し、隊員達を和ませる。
その一方で、彼の内心はと言うと……。
大好きを前面に出すわんこ系男装少女×我慢が標準装備な過保護系騎士の、ちょっとじれったい恋愛ファンタジー。
※初投稿の小説です。
読みにくくはじめの7話は暗めですが、進むごとに糖分が上がる仕様なので、よければ読んでいただけると嬉しいです。
※いい人ばかりのご都合主義系だと思いますので、嫌いな方はすみません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-06 16:58:03
256065文字
会話率:32%
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