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ザックス王国の第一王女であるリナリアは、幼い頃、神様と呼ばれる者のいたずらで、異世界(現代日本)に飛ばされた過去がある。
ショックのためか、記憶をを失ってしまった彼女は、自分と瓜二つの少女として生きていた。
ある日、神様の気まぐれで元の世界に戻され、神様と呼ばれる存在から、この国の姫(リナリア)であることを知らされる。
彼女は飛ばされた先の異世界(ザックス王国)で、隣国の第一王子ギルフォードと、騎士見習いのカイルを同時に好きになってしまう。(ここまでが【桜咲く国の姫君】のあ
らすじです)
悩んだ末、より強く惹かれているのはカイルの方だと気づいたリナリアは、旅先から戻ってきてくれるよう、彼に手紙を出す。
しかし、一週間経っても、彼からの返事はなかった。
不安に揺れる彼女の元に、数日後、カイルが〝行方不明〟との知らせが届き――。
注1)このお話は、リナリアがカイルを選んだ場合の〝カイルルート〟です。ギルは最初と最後、少ししか登場しませんので、その点ご留意の上お読みください。
注2)こちらは【桜咲く国の姫君】(『桜舞う国の訳あり身代わり姫』から、元のタイトルに戻しました)の続編です。前作を未読の方には意味が通じない部分がありますので、こちらから読まれる方はご注意ください。(一応、前書きに前作のあらすじは記載してあります)
注2)前作同様、個人出版(AmazonのKDP利用)していたもの(こちらは一巻のみ)の加筆修正版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 17:10:00
162525文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
作:古里(furusato)
異世界[恋愛]
連載
N6878IX
「アデリナ・ハウゼン、貴様との婚約を破棄する!」
アデリナはアヒム・メンロス王太子に婚約破棄された。その瞬アデリナの頭の中に前世の記憶が蘇る。この世界がアデリナがよく読んだ『メンロスのピンクの薔薇』という小説の世界だという事に気づいたのだ。小説のヒロインのクラーラは公爵令嬢で元々幼馴染の王太子アヒムと婚約目前だったが、近隣国のハウゼン王国の王女アデリナが王太子の婚約相手として留学して虐めまくるのだ。がアデリナの国が隣国エンゲル王国に攻め滅ぼされて、アデリナはアヒムに断罪されて
最後はその隣国に引き渡されて処刑されてしまうのだ。
呆然とするアデリナは虐めていないのに、皆が虐めていたと証言をしてくれて、追放されてしまう。
そこにはならず者共が待ち受けていて、危機一髪の所を白馬に乗った騎士エルが助けてくれるのだ。
エルとともに帝国に渡ろうとするアデリナに襲いかかるエンゲルの手の者。二人は果たして帝国に逃げ切れるのか?そして、エルの正体は?
二人の間に芽生える愛の行方はどうなる。
ハッピーエンドはお約束。最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 12:05:58
41949文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:640pt 評価ポイント:322pt
ウルハラ大陸のラステマ国とデルタ国は、昔から馬が合わず喧嘩ばかりしていた。
争いが百年続いた両国には温和な王が誕生し、ついに争いから和睦の道へと一気に突き進んでいった。
しかし根深い因縁のあった両国。仲直りにも時間をかけた方がいいと、すぐに和睦は結ばず互いの子供を交換し、大人になったら婚姻を結んで和睦を成立させようと試みた。
ラステマ王国第二王子ウィルロアとデルタ王国のカトリ王女。幼いお二人は訳も分からぬまま敵国に差し出され、人質同然に暮らす羽目になる。
見目麗しく物腰柔らか
な完璧王子ウィルロア。彼は十年間の人質生活ですっかり人格が変わり、大人になった王子はやさぐれて戻って来た。
ウィルロアとカトリ、互いにすれ違いながら、周りを巻き込んで和睦のために婚姻を結ぼうと奔走するが、反対組織が式典を阻止するために暗躍していて――?
果たして二人は無事想いを寄せ結婚できるのか!?
旧題『和睦のため人質にされた王子はやさぐれて戻ってくる』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 09:00:00
209687文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:1999pt 評価ポイント:837pt
ミルトン王国の第一王女のアシュリーは義母にあらぬ罪をきせられ、身分を剥奪され平民として穏やかに暮らしていた。
そんなアシュリーにある日帝国の王子様から城で開催されるパーティーの招待状が送られてきた。
そのパーティーは花嫁を探すパーティーで平民となったアシュリーは驚いた。
なぜ平民の私にこんな招待状が送られて来たのだろう?
帝国の王子様ジェシーは、眉目秀麗で性格は穏やかで優しく、貴賎問わず人気がある王子様だ。
そんな人がなぜ?!
興味が湧いたアシュリーはお城のパーティ
ーに参加することにした。
しかしドレス一つ持っていないアシュリーは途方に暮れる。
一方ジェシー王子は幼い頃に出会ったアシュリーを探し出し再会を楽しみにしていたがアシュリーは現れない。
騎士を総動員し、アシュリーを探し無理矢理城に連れてくるが、アシュリーは幼い頃の事を何一つ覚えていなかった。
嫌がるアシュリーを何度も城に招待し花嫁候補に挙げていたが、本当のジェシーは愛のない結婚を望んでいる冷めた俺様王子だった。
あの穏やかで優しい天使のような王子様が?!
そんな王子の本性を知るうちにアシュリーはなぜかどんどんジェシーに惹かれてしまう。
二百人のライバルから始まったジェシー王子争奪戦は最終五名まで絞られた。
アシュリーは最終候補から外れてしまったが、ここから本気の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:00:00
105142文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:50pt
「姫君が行方不明になった!?」
ブリガンディア王国とシルヴァリオ王国という二つの国がちょっとした諍いから戦争に発展、最終的には停戦合意とあいなった。
その際に結ばれた条約で敗戦国であるシルヴァリオ王国から第四王女ソニアが半ば人質として第三王子アルフォンスに輿入れすることになったのだが、その彼女の行方が知れなくなったという。
出迎えに来ていた若き子爵アーク・マクガインは大慌てでソニア王女の行方を追うのだが、まったく掴むことが出来ない。
街道を遡るように辿って、ついには隣国の王
都にまで至るも、痕跡すら見つからず。
そしてついには隣国王都で調査を開始して、驚くべき事実に直面し、王女への同情から徐々に感情移入をし始めていく。
その先に辿り着く結果とは、果たして。
※短編にて投稿しました「人質姫が、消息を絶った。」「消息を絶っていた人質姫が、見つかった。」に加筆修正、再構成したものとなります。
この二作も含めてシリーズ化しておりますので、気になる方は小説上部にあるシリーズのリンクから辿っていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 05:26:41
240659文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:21458pt 評価ポイント:12042pt
アゼレスタ王国で王女をしていたアイリス、しかし友達のユリカの父が奇襲を仕掛けてきた、城の中は壊滅、アイリスの国王と王妃も奴らに倒されてしまった。
アイリスは一瞬のスキを付き窓から命からがら逃げだす、そして次に目を覚ました時そこはユールベルスタ王国の王子であるゼータの馬車の中だった。
しかも、ウルフを3体も飼っている。
ゼータは私の思いを聞きユールベルスタ国王にお願いをした。
それはアゼレスタ王国の復活を。
国王は簡単に承諾し、私はユールベルスタ王国の端の小さな村
で新たな新アゼレスタ王国を復活させる為奮闘する物語。
小さいけど私だって王女なんですから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 09:52:16
29517文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ルベリオ王国第一王女、シャンテル。
彼女は友好関係の冷めた元敵国の血を引く王女だった。
父は夜な夜な城を抜け出して愛人の元に向かい、公務は殆どシャンテル任せのダメ国王陛下。
ルベリオ王国唯一の妃、バーバラは何かにつけてシャンテルに手を上げる。
そして、バーバラに甘やかして育てられたシャンテルの異母妹、ジョアンヌ。
シャンテルを見下す彼女が社交界に出ると、その容姿と彼女の話術によって、シャンテルから虐げられている事になっていた。
そんな酷い家族を見捨てる事ができないシャ
ンテル。
だけど、離れて暮らすある人に、“国を見捨てて良い”と言われて、シャンテルは心が揺さぶられた。
そして極めつけは、他国の皇子の一言だった。
「だったらそんな国、一度ぶっ潰してしまえばいい」
その時、シャンテルが下す決断は────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 17:27:33
86573文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
一部の者(MR保持者)だけが魔法を使うことができるある世界。
MR(マジックレアリティ)━━魔力の質と量でランク分けされMR★(一星、最弱)~MR★★★★★(五星最強)まで存在する━━
強い魔力を持つ者が国王となり、国を支配する。そんな世界でどの国よりも広い国土を持ち、どの国よりも人口が多く、経済力も世界一。この世界約30ヵ国の頂点に立つ大国がある。名前は、テラ・ダール・ヤ・マティス帝国。
帝国の皇族皇女フィアレアラ・マティスは8歳の時、同盟国ゴ・リキ・マ・アール王国に
留学することになったのだが、同盟国に着いたその日に、前世と、さらに前々世の記憶の一部(子供時代)を取り戻してしまった。
えっ?マジ?私の前世って…、、、『男』?
前世の私は、父親に呪詛をかけられ、『王子』の姿に変えられた『王女』だった。
えっ?マジ?私の前々世って…、、、『末子皇女』?
前々世の私は、父親に捨てられ、後に皇女と認められ、毎日倒れるまで強制的に魔法の練習をさせられ無理矢理皇太子にされそうになった『末子皇女』だった。
前世と前々世の私の子供時代の記憶を解放され、二人に同情したのもつかの間、大人になった前世と前々世の私が私の頭の中に勝手に出てきて言いたい放題、喧嘩し放題。どうやら、大人になった前世と前々世の私は、最高にワガママで自意識過剰の自己中女になってしまったようだ。同情して損した。ならば、もうこれ以上前世、前々世の記憶なんて要らない。こんな二人が私の前世と前々世なんて超イヤなんですけど。
『『【失礼ね、フィアレアラ。私達の子孫のクセに。】』』
『私はね、この世界一強い魔力を持つ五星だったのよ。私は、私の自由にするのよ。私は、それが許されるのよ。』
『【そうよ。私は、伝説になるほど最高に強い魔力を持っていたのよ。その私の記憶があるなんて光栄に思うことね。】』
…。
私も将来こんな自意識過剰で最悪にワガママな大人になってしまうのだろうか?
イヤ過ぎる…。
目立たないようにひっそり地味に生きてきた人生が突然ガラリと変わってしまった傍系皇族皇女フィアレアラのお話です。
前作
太陽の王子~呪われた体だけどもしかして都合いい?幸せにする幸せになるための選択~
の続編になります。
前作の登場人物が先祖として出てきますので、先に前作をお読みいただくことをお薦めします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 21:00:00
1118323文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:108pt
総合ポイント:174pt 評価ポイント:62pt
コンコルディア王国の王子、レナードが敵に捕らえられて半年が経とうとしていた。牢獄で見張りの兵士と交わす日に数回の会話だけを楽しみに余生を過ごす彼のもとに、ある日、敵国の王女であるソレイアが会いに来る。
自国の民を救う役目を諦めている彼に、ソレイアは彼の本心を問う。
それは、真の平和を願う2人の、始まりの一歩だった。
*他サイト(アルファポリス、カクヨム)にも投稿しています。
最終更新:2024-04-26 19:03:39
18067文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私の名前はマリア。 巨大なメルディア大陸の辺境に位置するルチア王国の王女である。 我が王国は、メルディア大陸を支配しようとするバルシア帝国と長い間戦ってきたが、耐えられなかった。 そんなバルシア帝国が我が王国に和解の条件として掲げたのは、まさにルチアの王女とバルシアの王子の結婚!? 絶対に!絶対にダメ! そう!異世界に逃げて結婚を避けないと!
星やコメントで痕跡を残してくだされば、私も訪問します。
よかったらぜひお願いします!
読んでいただいて本当にありがたいので
すが、痕跡が残っていなくて訪問できないのがとても残念です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 14:37:57
37353文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
(2021.1.3~)
魔法を使うには、魔力を持った小動物と契約を必要とする国、サヴィス王国。
契約した魔力を持った小動物――伴魂(はんこん)。
魂の伴侶。
その国の生活では、伴魂は必要不可欠な存在で、伴魂との関係も国の試験の一つとなるほどだった。
主人公、フィーナ・エルドが困難の末、取得したのは、珍獣であり魔力も高いネコ、そして異世界転生者だった――。
庶民でありながら非凡な能力、珍しい伴魂がかわれ、貴族籍の子女が通う学び舎に通うこととなったフィーナ。
意図せ
ず知名度が高い人々に囲まれて「ひっそりこっそり過ごしたい」フィーナの願いは思うようにいかない。しかし周囲の人間は思う。「フィーナ単独でも十分目立っている」――と。
一人の王女と二人の王子。それぞれに個人的に関わっていくことから、王政に巻き込まれていくフィーナ。それは同時に、世界創生の根幹にも係わるものとなっていた――。
伴魂とはなにか。
自身の伴魂の真実。
この世の理、伴魂の存在、異世界転生者――。
やがてフィーナは特異な存在となっていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 06:23:03
1129076文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:1292pt 評価ポイント:498pt
王子レオンハルト・王女アリスティアの双子とその下に生まれた王子ジークハルトの3人の兄弟が暮らすルードべキア王国は歴代の天才的な才能を持った王によってもたらされた国だった。
父王の病が見つかり、後継者問題が本格的に騒がれ出したとき、容姿にも天賦の才を持った兄姉を差し置いて、平凡と称されるジークハルトを時期国王にとの父の言葉が上がった。
自身のないジークを天才の双子の兄姉が時に過保護に支えられて、ジークは王へとなるため、才能至上主義への「下剋上」を宣言する。
最終更新:2024-04-22 11:52:43
8506文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:来栖もよもよ
異世界[恋愛]
完結済
N7576IK
友好国であるラングフォード王国の美丈夫で有名な王子ルークの元に嫁いで来た、艶やかな長い黒髪と青い瞳のきらめくような美貌で広く知られるウェブスター王国第三王女のエマ。
お似合いの美男美女と国民に祝福されたが、エマはとある理由から終始緊張を強いられていた。どうしても隠しておきたい秘密があったからだ。
そんな彼女の内面の葛藤に気づかぬルークは、子供の出会った頃のエマとあまりに違う雰囲気に困惑していた……。
長年の片思いと己のイメージを守らねばと必死な恋愛ポンコツクールビューテ
ィーの姫と、子供の頃から好意を抱いていた姫の変化に戸惑う王子の、結婚から少しずつお互いの仲を深めていくラブコメ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 17:31:29
106549文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:1108pt 評価ポイント:556pt
ーークレアシオン王国。
そこでは、王が神と人間を繋ぐ役割をもっている。しかし、あることがきっかけで王が不在となっていた。その王には一人娘がいたが、次代の王となるはずのその娘も暗殺されており、挙げ句の果てに「王の冠」という神と人間を繋ぐ儀式に必要な物が失われてしまっていた。
ーーだが、儀式ができなくともやはり王というのは必要である。
そのため人々は第一王子を新たな王とする西側と、第二王子を新たな王とする東側の2つの派閥に分かれ、王位継承権を争った。
結果、元々一つだったクレアシ
オン王国は2つの国へと分断してしまった……。
ーー主人公のアイラは、目が覚めたとき知らない場所にいた。
成り行きで学園に通うことになり、それまで何をしていたのか、自分は何者なのかを知らないまま日々を過ごす。
卒業後、友人である双子のユウとリュウと共に騎士団に所属することになるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 03:58:31
13809文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
リマー王国王女、リアル・ド・リマー。彼女は婚約者であるクレン王国王子ヤーティエ・クレンから婚約破棄を申し渡された。……のはいいのだが、そこからいきなり巨大ロボット戦!?宇宙戦争!?唐突な展開の上に王子とヒロインらしき人間もなんだかおかしいぞ!?一体この先どうなるんだ!?
短編シリーズスペース婚約破棄(仮)を連載化。プロローグ1~3は短編と同じ内容となっております。
最終更新:2024-04-13 20:50:42
275246文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:312pt 評価ポイント:144pt
洞窟の奥深くに建てられた今にも崩れそうな掘っ立て小屋に、王命で訪れた王国の騎士、ニール・マクレイ。
彼の目の前に座るのは『洞窟の魔女』と謳われるミルドレット・レイラ・ルーデンベルン。何を隠そう、彼女はルーデンベルン王国の第二王女だった。あまりの天真爛漫さに修道院に入れられるも脱走。行き倒れになっているところを魔導士に拾われて、すっかり『洞窟の魔女』として名も売れてきたところを、ニールによって発見されたのだ。
しかし、ニールは王城に連れ戻そうとしているわけではなかった。
彼女を姉である第一王女アリテミラの身代わりとして、隣国の王子へ嫁がせる王命を果たす為に来たのだ。
隣国ヒュリムトンは大国である為、国力が高く、王太子妃の座を狙い、他国からも妃候補が送り込まれていた。彼女達に打ち勝ち、王太子妃の座を勝ち取らなければ、ミルドレットは父王に殺される運命であることを知る。
ミルドレットは断固拒否し、幼少期に淡い恋心を抱いていたニールにも断絶の態を取るが、ニールは強制的にミルドレットを連れて隣国へと向かってしまう。
どうにもつかみどころの無い隣国の王子シハイルは、ミルドレットを気に入った風ではあるものの、自分には妃を選ぶ権利が無いのだと言う。
ミルドレットは王太子妃になる為、ニールの厳しい特訓を受ける事となった。しかし、暗殺者まがいの扱いを受け続け、過酷な王命ばかりを果たしてきたニールの凍り付いた心を、ミルドレットの天真爛漫さが少しずつ溶かしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 14:19:05
167555文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
ここは東にバルドハイン帝国、西にエルファスト魔法王国という二大強国に挟まれた小国、クリトニア王国。病で倒れた父である国王陛下の代わりに国王代理を務めている第一王子のローランド兄上は、今日も第四王子である僕―イアン・クリトニアの部屋へやってきて、政務の様々な愚痴をいう。
イアンの上にはローランド第一王子の他に、エミリア第二王女、アデル第三王子がおり、現在、王国内では、法衣貴族と地方貴族がローランド王子派、アデル王子派と分かれて、王位継承争いが勃発していた。
そこへ間が悪いこ
とにバルドハイン帝国軍が王国との国境線に軍を派兵してきた。
国境での両国の小競り合いはいつものことなので、地方貴族に任せておけばいいのに、功を焦ったアデル兄上が王宮騎士団と共に国境へ向かったという。
このままでは帝国と王国との全面戦争にもなりかねないと心配したイアンとエミリア姉上は、アデル兄上を説得するため、王宮騎士団を追いかけて王都を出発した。
《この物語は、二強国に挟まれた弱小国を、第四王子のイアンが前世の日本の知識を駆使し、王宮や周囲の人達を巻き込んで、大国へと成り上がっていく物語である》 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 16:30:38
32720文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:24pt
「知らないよ? 私なんかを差し出して……この国が滅ぼされても……」
ボニーことボニベリア・グレブリントはとある島国の第四王女。大国の機嫌次第で容易く滅ぼされる小さな国。
そんな島国でボニーは黒く日焼けした肌に劣等感を持ちながらも楽しく過ごしていた。
「身体目当てや財産目当て、権力目当ての男すら寄ってこなかった私が……大陸を支配する王家の後宮に入るって……」
そんなある日。
ボニーに降って湧いた大国の第一王子との結婚話。実際は駆け落ちした姉の尻拭い、身代わりでしかない……
どうせ数多の美姫に埋もれて相手にすらされないのだから、と。
そう思って嫌々ながらも受けた話だったのだが……
しかし、あることがきっかけで第一王子の態度が豹変……いつの間にやらグイグイと溺愛されるようになって……
「やめて! 他の姫が見てる! 手を握るなんてだめ! いじめられる!」
欲望渦巻く後宮でボニーが幸せを掴むお話。
共通恋愛プロット企画参加作品です。
プロット提供者:相内 充希氏。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 00:31:45
28359文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:454pt 評価ポイント:256pt
魔力の強さが何より大切なヴァルネット王国。第2王女のテレーゼは魔法が全く使えないせいで、使用人同然の生活を強いられていた。ある夜、ぼろぼろになった行き倒れのくまのぬいぐるみに出会ったテレーゼは得意の裁縫でぬいぐるみを直してあげる。するとなんと……突然ぬいぐるみが立ち上がって話しだした。フェル、と名乗るぬいぐるみは不思議な魔法で彼女を助け、元気づける。しかし王国にはやがて不穏な空気が広がり始め……裁縫が得意な王女様が可愛いぬいぐるみの王子様に見初められるお話です。
最終更新:2024-03-22 12:03:43
15718文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:342pt 評価ポイント:278pt
作:わら けんたろう
ハイファンタジー
連載
N1743IO
グランテラ大陸を支配するマグナシア帝国。この帝国は十ある王国で構成されている。
その一つ、テバレシア王国に「黒ばら」の二つ名を持つ王女がいた。
彼女の名は、アスカ・テバレス。
整った顔立ちにエメラルドグリーンの瞳。肩にかかる艶やかな黒髪。
胸の出るところはいちおう出て、手足はすらりと伸び、腰も足首もきゅきゅっと締まっている。
それなのに、頭の天辺から爪先まで黒一色コーデ。
黒ばら飾りのカチューシャが、唯一のお洒落。
美形ではあるけれど、王女らしからぬそ
の姿。
武芸とホネをこよなく愛する風変わりな少女だ。
飾り気のない落ち着いた身なりとは裏腹に、彼女の行動は型破り。
王立学園の「卒業祝い」にダンジョン化した廃城をねだり、ホネホネ騎士を護衛騎士にしたり、王国にまつろわぬ城塞都市の主になったりと、ときに父である国王フリードリッヒも頭を痛めるほど。
そんな彼女だが、なぜか兄エドワード第一王子やと彼の妻ネヴィアらに「次期王位」を脅かす存在として危険視されてしまう。
彼女の身に迫る兄と大貴族たちの魔の手。
さらに、アスカの命を狙うテバレシア王国の敵対国ウェルバニア王国。
アスカは護衛騎士のファブレガス、彼女の親衛隊、そして婚約者のルネとともに、そのすべてを振り払う。
弟ユリアン第二王子を国王に立てて、テバレシア王国の大元帥に叙任されたアスカ。
テバレシア王国に侵攻してきたウェルバニア王国軍との戦いに臨む。
「わたしは必ずあなたたちを、あなたたちの家族を護ってみせる。テバレシアの未来のために」
ときに甘く、ときに残酷で、美しい、感謝と怨嗟、愛と憎悪の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 07:00:00
62044文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
大陸随一の歴史を持つカスタリア王国は、世界神話に語られる原初の女神の末裔が王族として治める美しい小国である。絶対不可侵の聖地に待ち受けていたのは好戦国による突然の侵略だった。救援の隣国により助け出された王女ディオーネだが、先祖由来の神力がなぜか媚薬効果のある香りとして他国の男性に発動してしまう!
発動条件は目が合うこと。人目を避けるため、王国の復興まで隣国王の仮の側室として後宮に匿われることになるも、全く姿を見せない謎の側室の存在は周囲に波紋を広げていき……
これ
は愛らしい国王の仮側室と、少し不器用な王太子の恋愛物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 13:32:40
202167文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:452pt 評価ポイント:258pt
作:マック ログシ−、
アクション
連載
N9484IP
べ−ゼル帝国第3陸軍師団団長の第2王子ライトは南東方面の制圧に乗り出した。オバル王国を攻めていたところ、大量の航空部隊に攻撃され敗戦
ライトは捕まり、面白い話をすれば命は取らないと言われたので、聖王女ルエルの話をすることにした。ライトは生きて帰れるだろうか。
最終更新:2024-02-06 15:02:42
5731文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:中須ゆうtive
異世界[恋愛]
連載
N2204HO
ゆったりとしたパラダイス王国。穏やかな毎日を送る青春期の男イテア。気まぐれ王女レアハの付き添いをしていたら身体を入れ替えられてしまった。男になって喜ぶレアハと女になって戸惑うイテア。大事な彼女リルを奪われた挙句お嬢様学校に通うことになり、満身創痍になってしまう。そんな時、優しく接してくれる王子カミに次第に好意を持つようになる。そしてレアハの実の兄で幼なじみの彼に求婚を決意する。振り向いて欲しいTSラブコメディ。
最終更新:2024-02-05 19:00:00
10468文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:62pt
とある王国の王女として転生したソフィアは赤毛で生まれてしまったために、第一王女でありながら差別を受ける毎日。転生前は仕事仕事の干物女だったが、そちらのほうがマシだった。あげくの果てに従兄弟の公爵令息との婚約も破棄され、どん底に落とされる。婚約者は妹、第二王女と結婚し、ソフィアは敵国へ人質のような形で嫁がされることに……
だが、意外にも結婚相手である敵国の王弟はハイスペックイケメンで……ソフィアは前世の畜産の知識を生かし、酪農業を興す。
同タイトルの短編を長編にしたものです
(日間総合ランキング最高30位くらい。2023/11/18)。短編は検索から除外してます。
毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 21:03:28
194885文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:1232pt 評価ポイント:746pt
王侯貴族なら誰しもが魔法を使えるローズウォーター王国。王女であるアリシア・ローズクォーツは子供のころ魔法が全く使えなかった。王家の証のペンダントを手にしたその日から魔法が使えるようになったのだが、自分の秘密について悩むアリシア。そんなアリシアが王侯貴族の子女なら皆行くことになっている魔法学院に入学することに。その時両親から紹介されたのがカンタベリー王国からの留学生、アーク・カンタベリー。彼はカンタベリー王国の王子で、アリシアの婚約者だという。いきなり彼と同行するようにと両親か
ら言われたアリシアは―?そしてアリシアの秘密は守ることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 18:57:36
26373文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:20pt
作:九十九BARRACUDA
異世界[恋愛]
完結済
N8017IH
ローク王国の第88王女、スカイは斜陽の国、レーヴェン王国の第2王子で空軍のエースパイロットでもあるディン・レーベンの正室に唐突に嫁ぐことになる。雑な事この上ない婚姻である事を象徴する様に、ディンにはすでに3人も嫁がいた。そんな事、ローク側は一切調べていなかったのだ。
しかも、彼女達は揃いも揃ってディンに重たい感情を抱いたヤンデレであった。側室に降格された彼女らと時に衝突し、時に逃げ回る日々を送る中で、スカイはディンや彼女たちの苦悩や過去を知り、少しずつ、彼女達やディンとの間で
奇妙な絆が芽生えていく。雑に嫁いだ正室と、第二王子でエースパイロットの夫と、ヤンデレ側室×3人の運命やいかに。
*不定期更新です。続きは気長にお待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 18:10:41
107282文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:110pt 評価ポイント:54pt
主婦真紀子(42)ある日気がつくと毒殺未遂で半年間昏睡した大国から嫁いできた王妃に転移していました。その王国は無謀にも大陸一の大帝国に戦争をふっかけてあえなく敗戦。婚約者のいる第三王子を父の皇帝に助命嘆願し王妃の座についたものの、初夜の翌日、何者かの毒によって昏睡してしまう。王と元婚約者が共謀して殺害を謀ったのではないかと見られていたが・・・
*魔法がでてきます。
ご都合主義です。愛し愛されるのは誰でしょうか。
最終更新:2024-01-15 12:00:00
9982文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:korococoro
異世界[恋愛]
連載
N1712IE
ある王国に民に愛された聖花姫と呼ばれる王女がいた。
慈愛に満ち溢れた絶大な美貌を持つ姫はリリアーナと言う。兄王子と共に育ったからなのか、男の子のように活発な女の子である。
趣味は変装。特技は逃走。
少しばかり変わった姫様である。
一方、隣国の大帝国を治める皇帝は、2㍍の長身に筋肉質な体格を持ち、近隣諸国も恐れをなす、百戦百勝の無敗の最強の皇帝マクシミリアンがいた。
男性に絶大な人気があるが、女性や子供には恐れられている。
無表情のせいなのか……
この体格のせい
なのか……
長い前髪が不気味なのだろうか……
27年生きてきて一度もモテたことなどなく、恋愛というものに触れたことはない。
そんな二人が出会うきっかけとなったのは戦だった。
王国に現れた怪しい男にそそのかされたリリアーナの父王は、隣国に前触れもなく戦を仕掛けた。
リリアーナは国を守りたい一心で……
マクシミリアンは無駄な戦をしたくない一心で……
それぞれが立ち上がり戦回避に向けて動き出す。
マクシミリアンはリリアーナに出会い、恋を知り、愛を学んでいく。
愛するリリアーナを甘々に溺愛していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 11:26:31
44314文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:18pt
女子高生、高山真理は、天界の天使のもとで、転生者面接を受ける。
なぜ自分が死んだのか思い出せないまま、彼女は「人生楽して暮らしながらイケメンな彼氏が欲しい」という夢を抱き、様々なスキルを手に入れ、比較的平和な世界、ニュートピアのビクトリー王国王女へ転生した。
16歳を迎え、各国の王子たちが集まる中、宮中の陰謀に巻き込まれ、絶望のうちに世界を一変させる召喚術を発動してしまい、平和な世界が一変し、罪を問われて国を追放されてしまう。
果たして彼女は、転生前に抱いた「イ
ケメンの王子様を捕まえて、楽な人生を送りたい」という夢が果たせるか?
魑魅魍魎が跋扈し、陰謀渦巻く異世界ニュートピアで、お尋ね者となった召喚術士マリーの冒険が今ここに始まる。
なんて言ったけど、何なの私の転生後の人生!
処刑されそうになるわ、国を追放されて島流しになるわ、世界中モンスターが溢れ出してて、主要国家の王子達、みんなイケメンだけど私のために大戦になるし、祖国から指名手配されてお尋ね者にされるわ、ハチャメチャが押し寄せてくるんですけど!
なんなのこれ、ちっとも楽じゃない!
それに召喚した彼……滅茶苦茶しすぎて私のストレスがハンパないんですけど……。
ちょっといい男だけど……。
ああ、もう! やってやるわよ! 私の人生が楽になるためなら何だって!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 22:39:50
2992853文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:330pt 評価ポイント:72pt
榎あさひを聖女として召喚したクヨウという世界のアルトメルト王国は、ジリ貧の憂き目にあった。
太さこそ美!という世界で、アルトメルト王国の食糧事情は悪化の一途。
このままでは世界一の美形王国と称えられた国の尊厳にかかわる!
食べても食べても太れない体質のあさひが、フードファイトで国を救う!
最終更新:2024-01-08 14:31:53
126950文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:14pt
アルクトイ王国の第三王女エーリアは、ゲレネス王国の第二王子シーザーと政略結婚することになった。
政略結婚とはいえ夫となるシーザーのことを生涯をかけて愛すると決めたエーリアに対し、シーザーは平手打ちをくらわせた上で冷たく言い放つ。
「何を勘違いしているのかは知らないが、貴様はあくまでも我が国がアルクトイ王国との繋がりを持つための付属品に過ぎない。そしてこの私が、付属品如きを愛することなど未来永劫あり得ない」
その言葉を聞いてエーリアは決意する。
夫であるシーザー以外の全員を
全力で愛し、徹底的に外堀を埋めてやることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 09:00:00
7228文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:6360pt 評価ポイント:5828pt
大国が勢力を競う合う戦乱の世。強い国が弱い国を併呑する世界。
そんな過酷な環境の中、レオは辺境の森で貧しい農家の娘として育った。
毎朝山菜を採取するために山へ入り、昼には畑仕事を手伝い、夜には糸を紡ぐ毎日。
厳しい家計を助けるため、レオは朝から晩まで働く日々を過ごしていた。
そんなある日、森の中でテオソリス王国の第三王子と出会った。
その出会いは決してロマンチックなものではないし、強いて言うなら最悪の出会いだった。
第三王子は「横暴、粗暴」との悪い噂が絶えず、その
噂は辺境の森まで聞こえてくるほどである。
そのような第三王子と最悪なシチュエーションで最悪な出会いを果たしたレオ。
ひょんな事をきっかけに、第三王子とレオは、しばらく一緒に旅をする事になった。
旅の道中、第三王子とレオはお互いの家族の事や生活の事を話し合った。
二人は、ゆっくりとお互いを知る時間を持った。
「彼が横暴? 粗暴?」
第三王子とゆっくり話してみると……、
やっぱり嫌な奴!
運が悪い事に、レオを気に入った第三王子は、急遽レオを王都に招喚!
魑魅魍魎がはびこる王都で生活するはめに!
王都では、ブラコン王女に命を狙われ、敵国の工作員から命を狙われ……。
レオのライフはもうゼロよ!
貧困農家の子から第三王子の側近になったレオの
命からがらドタバタセカンドライフの幕が切って落とされる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 16:29:09
327856文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:20pt
ローザンヌ王国の侯爵令嬢アリエノールは、ある日突然、婚約者である第一王子エルネストに婚約を解消したいと告げられる。その知らせを聞いた第一王女フランセットは、兄の行為に大いに憤った。それは姉と慕うアリエノールへの不誠実に対しての怒りであり、またエルネストの行動によりもたらされる結果を予期しての怒りでもあったーーー
婚約破棄モノの第三者視点。若干ざまぁを含みますが、メインではありません。
最終更新:2023-12-20 12:13:02
9273文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:9490pt 評価ポイント:8794pt
作:みこと。@【とばり姫コミカライズ発売中】
純文学
短編
N8247IN
王国には、ふたりの王女がいた。
離宮に暮らす、骨ばって瘦せっぽちな"三日月姫"と、後妻が生んだ美姫、第二王女の"星夜姫"。
粗暴な北の王からの要請に、三日月姫を嫁がせよと話が決まり、王家と家臣は王子を授かるための祈りを神に捧げる。
そこで神の起こした奇跡とは。
※なろうラジオ大賞5にキーワード「三日月」で参加します。よろしくお願いします!
最終更新:2023-12-11 17:01:29
1000文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:3218pt 評価ポイント:3004pt
バルド・ダルシスは、しがない宿屋のオッサン(39)である。
フリダニア王国王都の宿屋店主として、のんびりスローライフを楽しんでいた。
だが、バルドは国王代理のゲナス王子によって、濡れ衣を着せられて追放されてしまう。
オッサンは宿屋業務ぐらいしかできん。
あとは【闘気】という少しパワーが上がる程度の芸当しか持ち合わせていないのだ。
もう二度と王族とは関わるまい。そう心に決めて出立するバルド。
そんなバルドは追放先に行きついたナトル王国にて、新たな宿屋店主生活をスタートする。
「今度こそ、のんびり宿屋オヤジスローライフを満喫するぞ~!」
が、そのバルドの願いとは裏腹に、剣聖、聖女、大魔導士というフリダニア王国史上最強の三神(さんしん)というとんでもない大物に大成した美女元弟子たちが次々にしがない宿屋に集まってくるわ、ナトルの王女も来るわ。スローライフとはほど遠い日々を過ごすことになってしまう。
その一方で、バルドを追放したフリダニア王国のゲナス王子は、頼りの三神が次々に去っていき落ちぶれ街道をひた走るのだった。
元弟子たちを返してくれ? もう彼女たちが強引に雇用契約を結んじゃったよ。
※カクヨム、ノベルアッププラスでも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 20:07:45
194087文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:1986pt 評価ポイント:1170pt
この話は短編「あなたがそれをおっしゃいますか」「続 あなたがそれをおっしゃいますか」の続きとなっております。
この話だけでもわかるようには書いてますが、よろしければ前二編を読んでからこちらを読んでいただけると助かります。
ナタリアナ王国の王子との婚約破棄を経て、隣国のランカスリー王国の王太子ユーリと無事に結婚したインゲボルク。
あの婚約破棄から約五ヶ月、ユーリとの結婚式から二ヶ月後のお話です。
ラナーダ王国の王女であるメラーラ姫が二人のお祝いにやって来るとの伝達が。だ
けれどもこのメラーラ姫は昔からユーリのことを狙っていて……。
夜会での一幕です。
楽しんで読んでいただければ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 21:10:35
12555文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
それぞれニャンタ王とポメコ女王が統治するニャンタランドとポメコビアの風変わりな王国では、後継者であるニャンタ王子とポメコ王女の婚約を通じて同盟の可能性が構想されています。 マタタビ畑と毛糸の塔で知られるネコ科の王国は、指導者たちがマタタビの森で連合を発表する盛大な祝宴の準備をする中、興奮でざわめきます。 しかし、彼らには気づかれないように、ウィスケリウスという名のいたずら好きな猫の魔術師が影に潜んで、今後の章での挑戦と冒険の舞台となるいたずらを計画しています。
最終更新:2023-11-15 14:36:58
1609文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:あさひるよる(書くし読む小説好き)
童話
短編
N6876IM
神さまのこどものおはなし。
こちらだけで読めます。
関連【「婚約破...」まで言いかけた婚約者の様子がおかしいのですがこれは何事でしょうか?】に出てくる神様の子供です。
最終更新:2023-11-12 13:06:33
2162文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
作:古森きり@9/8『追放悪役令嬢の旦那様』原作7巻
異世界[恋愛]
完結済
N4737IK
前世、花粉症で涙が止まらずくしゃみした途端電車のホームに落下。
花粉症のせいで死んだと言っても過言ではないフィエラシーラは『花真王国』の第一王女として新たな生を受ける。
城は杉に囲まれ、前世から引き継いだのかもはや杉の存在で前世の症状が出ているだけなのか、涙や鼻水やくしゃみが出る。
年々酷くなるその症状に頭を抱えたフィエラシーラと父王。
隣国の大国に留学させ、他国に嫁げるよう婚活を開始するのだった。
小説家になろうで読み直しナッシング書き溜め中。
最終更新:2023-11-05 12:00:00
94878文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:1456pt 評価ポイント:956pt
作:狭間 三日
ハイファンタジー
完結済
N1540IJ
ある大陸になる王国、フォーグラム王国
広大な土地と高い軍事力、そして血塗られた歴史をもつこの国では、生まれた順という不確かものではなく、もっとも優れたものが王になるという精神のもと、世代毎に大きな後継者争いが行われていた。
継承権第一位 王太子を目指し支援する貴族、王子や王女の母の実家、そして同盟強化を狙う他国
大きな陰謀が渦巻く王都。
双子の弟として生を受けた第四王子「シンセイ=コウエンジ=アーヴィン」、通称「ナマケモノ殿下」がいた。
普段からあまり勉強にならない本を読
み老け、訓練はよく脱走、学校でも問題児、そして何より王としての覇気、威厳が全くない
本人は珍しいものが大好きで、花形ではない結界術や、おおよそ王族が興味を持つものではない術式魔石の作成等、人には評価されないものばかりを研究していった。
そして出来上がったのが、防御だけは超一流のいびつな王子様
めんどくさがりだけど、困っている人をほっとけるほど心が強くない。
そんなナマケモノ殿下が残念ながら後継者争いに巻き込まれていくそんな話である。
「めんどくさいなぁ」
---
是非1話だけでも見てみてください。
指摘や感想等いただけると励みになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 23:52:42
176144文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:104pt 評価ポイント:38pt
アリアはユーロスギニカ騎士・魔術師学院の騎士科二年生、ユーロスギニカ王国の王女でもある。彼女は一族の中でも特異な体質を持っていた。わずか少しの栄養からでも莫大な量の魔力と身体強化エネルギーを引き出す事ができた。父である国王や兄のヘリオス王子はアリアが屈強な騎士になる事を望んでいたが、アリアは年頃の為かムキムキになりたくないと言いそれを拒否。毎日ほとんど食事をせずに有酸素運動で余る栄養を燃やしていた。ある日いつも通り庭園外周を走っていると倒れている黒ローブの男子生徒を発見。助
けようと抱き上げると魔力を吸い取られてしまった。魔力を吸い取るドレインは高等魔術であり、アリアにドレインを使用する事は国王が禁止していたのだが······折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 08:12:44
26700文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
アッヘンヴァル王国に聖女が現れた。王国の第一王子とその側近は彼女の世話係に選ばれた。女神教正教会の依頼を国王が了承したためだ。
しかし、これに第一王女が異を唱えた。なぜ未婚の少女の世話係を同年代の異性が行うのかと。
『小説家になろう』様・『アルファポリス』様に重複投稿、自サイトにも掲載。
最終更新:2023-10-05 17:20:23
5622文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:8530pt 評価ポイント:7970pt
側室を母とする王女アレシアは、王妃の策略とヘタレな国王によって、人質として隣国へ嫁がされた。隣の大国の第三王子が夫となったが、彼はまったく領地には帰ってこない。アレシアは、夫の領地である公爵領で、領主夫人として生活を始めた。見張りとしてついている王国騎士の二人や屋敷の使用人たち、執事たちはアレシアに親切だった。アレシアは、領地のために尽くした。誰からも慕われ、気楽に暮らしていたが、動いた地脈の影響で魔獣が増え始めた。魔獣を狩る騎士だったアレシアは間引きに奔走し、魔獣避けの薬草
畑を作り、領地を守ろうとする。ところが、第三王子の愛人の実家である隣の領が嫌がらせを仕掛けてくる。あげく、アレシアを冤罪で処刑しようとする動きまで出始めた。領地の皆は、アレシアを守ろうと奮闘した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 20:00:00
86611文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:6222pt 評価ポイント:4882pt
アイオライト王国。
その王国にはそれはそれは美しいお姫様がいた。
容姿端麗で、お優しく聡明なお姫様。
彼女は全てことが完璧にできたため、ついたあだ名は「完璧姫」。
そんな姫には少し変わったことがあった。
それは自分だけの宝物庫を持っていたこと。
王様もお妃様も王子ももたないにもかかわらず、彼女だけが持っていた。
しかも自分以外の入室を許さない。
絶対に許さないため、王城の皆が宝物庫になにがあるのか分からなかった。
その完璧姫の執事になった少年イヴァン・カーター。
ある日
、彼は宝物庫の中に入ってしまうのだが、そこで大量のBL本を見つけてしまって……?
腐ってしまった王女様と恐れを知らないツッコミ執事のドタバタコメディ!
※全7話予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 20:11:20
20060文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:龍槍 @ リハビリ中
ヒューマンドラマ
短編
N0827IL
帰って来た『男気を試す』長文短編。 短編文字数限界に挑戦!
王国に仕掛けられた、武力無き侵攻が顕在化した。 第二王子の婚約破棄宣言が『王命』として、宣下された。 王都より遠く離れた場所に居た、ビクトリアス第一王女殿下は、その報を受け、王国に危機が迫っていると看破する。
『愚鈍で愚かな王女』の皮を被った、深慮の人 ビクトリアス第一王女殿下の矜持と責務の物語。
【 激注意 】
約六万文字の長文短編ですので、お話を一気に読みたい方向け。 合わないと思われれば、ブラウ
ザバック宜しくです。
かなりシリアスに寄っておりますので、甘さはほぼ有りません。 全文、カカオ90%程の渋みですので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 03:55:50
54075文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:4130pt 評価ポイント:3472pt
作:セレソン28
ハイファンタジー
完結済
N2773FB
千年にも及ぶ戦乱が続く中原世界。その間、中立を保ってきた魔道師たちの都エイサも、ついに東方のガルマニア帝国によって戦火に巻き込まれてしまう。そのさなか、老魔道師ケロニウスは、古代バロード聖王国から伝わる【アルゴドラスの聖剣】をある人物に託す。
その頃、新バロード王国の王子ウルスと従者タロスは、ガルマニア帝国に寝返った家臣によって、遥か西の辺境近くまで追い詰められていた。謎の超戦士ゾイアに助けられたウルスだったが、運命の悪戯で離ればなれとなってしまう。流浪の王子ウルスは、や
がて中原全体を覆う陰謀の渦に巻き込まれて行く。
一方、ウルスを探して放浪の旅に出たゾイアは、超絶的な剣の技で次々と敵を斃していくが、その本当の力は人知を超えたものだった。ゾイアとは、果たして何者なのか。中原の命運を握る存在なのか。
だが、本当の危機は、北方の人外の魔境から、密かに迫って来ていたのである。
*これは、わたしの初めての『剣と魔法の物語』になります。今までのわたしの作品とは、かなり違ったものになると思います。残酷な描写も出てきます。なので、そういうのが苦手な方は、読まない方がいいかもしれません。それでも、面白いはず、という根拠のない自信もありますが。
*毎日17時20分頃までに更新するようにします(令和3年3月1日以降)。事情により遅れたりする時には、あらかじめお知らせしますので、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 15:03:33
3719853文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:1658pt 評価ポイント:394pt
作:チャイムン
ローファンタジー
完結済
N0131IK
13話完結 18時更新
結婚の時期を迎えたラバナン王国の王子ジルリアと双子の王女アンジェリーナとフランシーヌ。
フランシーヌがダンドリオン侯爵家に嫁ぎ、その半年後ジルリアとライラの結婚式が執り行われた。
その後で、アンジェリーナはフィランジェ王国へ入ったが、婚約者の妹のビアンカに悩まされる。
自分勝手なビアンカを利用されてベッキーノ伯爵は王子を取り込み、外戚になろうと企むがあっけなく阻まれる。
ビアンカを持て余したフィランジェ王国一同は、アンジェリーナの取り成しで修道院に入
る前の最後の機会を与えるため、祖国のラバナン王国へ行儀見習いに出すことになった。
ビアンカがやってきたラバナン王国では不気味な事件が頻発し、末っ子の十一歳になったばかりのベアトリスがデーティアを伴ない解決に導く。
≪赤の魔女は恋をしない8≫
8月24日に36歳の若さで亡くなったブレイ・ワイアットことウィンダム・ロタンダに捧げる、私のFireflyです
あの世界観(Gimmick)が大好きでした
大好きなFirefly Fun Houseへのオマージュです
彼の若すぎる死を悼んで、WWEやAEWでは『Firefly』と呼ぶ追悼が行われました
リング中央にロッキングチェアがおかれ、客席は暗闇
そこで観客が白のペンライトやスマホを静かに振るのです
WWEでのリングネームのブレイ・ワイアットと本名のウィンダム・ロタンダの名前とGimmicと技をお借りしました
彼のキャラクターのいくつかに着想を得たのが悪霊(The Fiend)とロタンダです
He's got the whole world in his hands #ThankYouBray
※10月1日から「カクヨム」にも投稿致します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 18:00:00
27991文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:50pt
アマリリス連邦のデビュタントに参加した、ナンフェア国第一王女テトラ。
彼女の目的はただ一つ。裕福な王子や公爵令息と懇意になり、貧乏な自国を豊かにする玉の輿婚であった。
しかしテトラは半お見合いパーティーで、自分の場違いを痛感する事になる。
デビュタントに集まった王女や、高位貴族の令嬢たちは、綺麗に着飾り誰もが美しく、派手やかだ。
対する貧乏王国筆頭王女のテトラは、彼女の主観通り、侍女服に毛が生えた程度の小綺麗さなのだ。
扇子の内側で笑われ、王子や令息たちからは遠巻きにさ
れ、前向きなテトラも流石に打ちのめされた。
早々に婚約者探しを諦め、彼女は会場を抜け出すと、今度は主催国の王城があまりに綺麗で感銘を受け、目が釘付けになってしまう。
「調度品の配置や、食事の配膳も勉強になるわ。シャンデリアの装飾も趣味がいい! 侍女服もわたしのドレスより立派だわ!」
何を隠そうテトラは、故郷があまりに貧乏で侍女一人いなく、彼女自身が母の侍女役を買って出ているほどなのであった。
ウロウロ彷徨っているうちに、テトラは連邦内でも大富豪と名高い、ギンゴー帝国の第三皇子リナンに呼び止められる。
リナンはテトラの境遇を周囲から聞き、婚約者とは名ばかりの、第三皇子付き侍女にならないかと提案してきて──?
「身の回りの世話を一手に引き受けてくれる女が欲しかった。男女の愛? 要らんわそんなもん」
「ご覧ください、この優良物件を! 今なら金鉱山もついてくる!!」
訳あり無気力王子とポジティブ侍女王女の、一攫千金婚約ラブコメディ!
*書き溜めしないで書けたら更新。
時代考証がぶっ飛んでるふんわり設定ですので、気楽にお読みいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 17:08:38
88457文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
14歳の時に対魔組織ウィザードの警部補として働く風の杖の神器使いで風の王国の王女カザナは、異世界ウィル神聖王国の第二王子オスカーの警護につかされる。本来の姿を隠して目立たないメイドアンとして、4歳年下のオスカーと兄妹のように仲良くなっていく。二年後、成長したオスカーが西の魔王に襲われて、本来の姿を解いて、神器を使い魔王と対峙する。その際にオスカーの定められた番と判明するが、男性嫌いのカザナは、それを拒否する。ニ年後、天空界にカザナを追いかけて留学してきたオスカー。オスカーに振
り回されてばかりのカザナはオスカーを意識するようになっていくが……。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 21:56:39
47213文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:18pt
砂漠に囲まれた国々の真ん中にとても不思議な湖がありました。
その湖の中から、一年に一度だけ、美しき森が姿を現すのです。
何故森が現れるのか、人々は知りませんでした。
ただ、その森に近づこうとする者はいませんでした。何故なら、その森に入って、帰ってきたものは誰一人としていなかったのです。
毎年一度だけ森は姿を現し、日暮れと共に湖の中に沈んでいきました。
この湖は、かつて砂漠にすむ龍神が、旅の美しい乙女に恋をして、乙女の為に、作り上げた湖です。地下水路を集めた枯れない湖でした。
やがて、エメラルドの湖といわれ、人々が集まり、エルメリッド王国が形成されて行きました。
龍神は、乙女を妻とし、力をゆだねたので、国は栄えて行きました。それから数十年後、乙女は、年を取りなくなってしまいました。嘆いた龍神は、その力を子孫に残し、乙女の後を追ったのでした。
年月が過ぎて行くうちに、かつてのエルメリッド王国は、エルド、メリドの二つに分かれてしまい、龍神の力を扱えるものも稀にしか生まれなくなっていました。
そして、水を巡った争いが起こり、唯一水を操れたエルドの女王は、追い詰められ、大洪水を引き起こして、すべて水の中に沈めてしまったのです。
それから、百年の月日が流れ、エルドの王女として転生した乙女は、アザリーとして、メリドの王子として転生した龍神は、ナハルとして、湖のほとりで、再び出会うのでした。
前世の記憶のない二人は、見えない絆に導かれるようにひかれあい、洪水に苦しむ人々を救うため、龍神の宝を求めて旅立ちました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 16:31:31
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