-灰狐- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

数十年前、世界中で“才能開花者”と呼ばれる異能力者が急増し、世界は才能開花者とそうでない者との戦争に発展した。 そんな中、日本のある才能開花者が世界中の才能開花者を日本に集め、日本自体を鎖国状態にさせる事でその戦争に終止符を打った。 それから数十年後、鎖国状態になった事で貧富の差が広がった日本でとある才能開花者の少年少女が動き出す。 目的はただ一つ、『この無秩序な世界を楽しむ為・・・。』

とある少年がいた。 彼はある時“才能”という異能力に目覚め、“才能開花者”となった。だが、彼はその力を狙う者によって家族を殺害される。 その時、彼は決意した。 『もうこれ以上才能開花する人を増やしてはいけない・・・。』 彼には仲間がいた。 才能が開花して暫くして彼が通っていた学校の校門で出会った才能開花者の幽霊だった。 その幽霊もまた、とある人物に才能開花させられ己の才能に溺れ自らを死に至らしめた哀しい幽霊だった。 彼はその幽霊に“他者に才能を与える才能”を持つ黒服の男の存在を聞かされる。 こうして、彼は決意した。 その男の殺害を。折りたたむ>>続きをよむ

人には6属性と呼ばれる魔力を少なくとも1つは持っていると呼ばれている。しかしごく稀にだが6属性のどれも持っていない人が生まれることがある。その者達を属性無しと呼び蔑んでいた。 しかし、王国の魔法学園に2人の人物が入学したことをきっかけにこの世界の常識が壊れることになる

他の種族とは色の異なる一匹の狐の話