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検索結果:10 件
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精霊の源泉地と言われるアヴァロン島。
その聖地が魔族と呼ばれる存在に占領され、精霊弱化が始まってから数百年が経つ。
聖地奪還を目論んだいくつもの勇者パーティーや連合騎士団もそれが不帰の嶮であると証明するだけだった。
各国が奪還計画に倦んでいたころ、『智慧の貪狼』を名乗る魔道学者は考えていた。
英雄でも大軍でも無理なのだとしたら…。
■
「荷役、鍵師、鍛冶屋に学者ってパーティな時点で、早晩立ち行かなくなるとは思っていたけどだな…」
「だからわざわざ助っ人を頼んだのでしょう?
」
「その助っ人が『料理人』ってのは、極め付きだろ! 真っ当なパーティの連中がこれを聞いたら当分酒のツマミに困らんぞ」
■
「ええ、アルミという金属にチタンという金属をコーティングしたものです。どちらもレンガ山で採れますよ」
ともに鉄より軽く、錆びなくて丈夫であると伝えると、親方はギラっと目の色を変えていろいろと質問を浴びせかけてきた。
だがどちらも高温での酸化に弱く、鋳掛やロウ付け、焼入れが困難なことを知るとスーッと目の色が戻ってしまった。
さらにアルミは曲げ加工に弱く、チタンは切削加工が難しい。
鉄みたいにぶっ叩いて曲げて切ってくっつけてという技法がまともに使えないのだ。
「つまり『鉄は王様』ってことだな」
ああ、真実を突いてしまった。
あれだけ金属加工技術の進歩した現代地球でも、一番活用されていたのは、やはり鉄なのだから。
■
「ええ。まず音声というのは空気の振動ですよね?」
その振動が魔導線の繋がれた極薄の金属板に当たり、金属板は魔石から接続されたもう一方の金属板に対して触れるか触れないかの距離で振動する。
魔力は魔導体を伝わるほどではないにせよ、空間を飛ぶ性質もある。
わずかな隙間であれば、その距離に応じて少しは魔力が流れる。
その魔力波形は魔導線を伝わった先に設置された風魔法の魔導紋によって空気の振動に戻される。
「始めは魔力波形を物理振動に戻す仕組みが要るかと思ったのですが、風の魔導紋で直接いけると解りましてね」
「ええ、魔導紋というものは概念的な動作をするから、理論上は遅延や損失が皆無と言われてるのだけど…」
だが、それをこのように利用するなど考えた者はいるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 15:13:00
777880文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:2302pt 評価ポイント:1070pt
あらすじはありまへん
最終更新:2023-10-28 05:01:52
256文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
トマトの栽培を研究している僕は、ダイビングに行った小笠原の父島でイルカの研究をしている詩織と恋に落ちる。ある日、僕はトマトに付けているセンサーに異常な波形を発見する。それはトマトの声のように見えた。そして他の植物や父島の植物にセンサーを付けるとお互いに交信を始めたのだった。
最終更新:2022-03-06 17:00:00
8900文字
会話率:81%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
名古屋でバーを構ている男、那須原。
親友の大山が、入院中の病院で急に昏睡状態に陥ったとの連絡を受けて、故郷・北海道へと戻る。倒れる前日の会話から、あり得ない波形を描く大山の脳波が、ラジオの電波に近い周波数だと直感した那須原が、大山の横にラジオを置くと…
最終更新:2021-11-29 11:45:34
2756文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
桜の舞う季節、私は一人の少年と出会った。
やがて縮まる二人の距離。
彼らの未来はどうなるのか。
隅田川近辺を舞台とした短編小説です。
【YOASOBI】東京、二人の波形 にエントリーしている作品になります。
monogataryさん、ノベルアップ+さんにも投稿しています。
最終更新:2020-08-20 09:00:00
9961文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:66pt
長めの詩。そんだけ。
最終更新:2020-06-06 19:41:54
334文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
かなり身による、微かに色づく気色の波形色。
キーワード:
最終更新:2020-01-22 08:44:51
285文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
空を飛ぶ女の子に恋をした話
小説投稿サイトCaravelのお題「一番好きな色は?」より。
なろう投稿テスト。
最終更新:2016-10-23 15:12:41
385文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
味蕾が犠牲になったとしても窮屈を味わったりしない。
失った味蕾。
しかし、舌触りは過敏にその性質を伝えてくる。滴、棘、屈折、蜜、反射、闇、毒。どれもが違う表情で舌を這い、喉元を通り過ぎる。
足元には黒い穴がいくつも開いていた。それは絶えず俺を罵っている。引きずり込まれた闇の底で、肉体を啄ばまれながら、失った味覚が蘇る。
たった一滴が染みのように広がる波形は甘く、鋭い棘に貫かれた肌から産まれる赤い実は酸味を伴い、毒入りの蜜は辛く、鏡と鏡を繋ぐ虹の欠片は苦かった。
やがて闇が闇を覆い、すべてを俺は飲み込んだ。
現実を飲み込む音がざわめく。
未来へ葬る犠牲者たちの音(レクイエム)だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-09 18:04:22
98231文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
庭での紳士との対話。
最終更新:2010-08-02 00:07:45
3421文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
検索結果:10 件
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