窓から差し込む朝日に照らされて徐々に意識がはっきりとして目を覚ました。体が鉛のように重くてまるで長い眠りから覚めたような感覚に襲われた。目を開いた後も視界が潤って歪んでいた理由は分からない。けれどこの得体のしれない虚脱感からくるモノなのだろうと考えた。そんな自分の事すらおぼろになっていたアースは異様な恨みを持つ者に刺されて意識を失う。目が覚めて視界に色が付くと見知らぬ場所で人混みのなかに突っ立っていた。そこは現代社会と本で描かれた御伽噺のような世界を織り交ぜた、奇妙な光景が
広がっていた。なんの記憶も思い出せないアースはその世界で過ごすうちにやがてその世界の真実と世界の神髄に触れていく…。
モチベ次第ですが一応完結するつもりです。残酷な描写は割とあります。
※投稿スピードもリアルの忙しさに比例するので忙しいときは投稿少ないです。
※第一に趣味で書いてるのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 02:00:54
485895文字
会話率:54%
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