━━夢みたいだ。こんなことがあるなんて。
侯爵令息である俺は、友人でもある伯爵令嬢のアナイスにずっと片想いしている。でも、アナイスはどうやら俺のハイスペックすぎる親友、クリスに憧れているようだ。俺はこの関係を壊したくない。だから、この気持ちを彼女に伝えることはないだろう、そう思っていたのに。
鈍感スキルを遺憾なく発揮し、表情筋が長期休暇中な残念イケメン主人公。王城で開かれたパーティで、彼がとある女性に声をかけられたことから、ようやく彼の恋が動き出す。ハッピーエンド。
最終更新:2023-02-16 19:46:01
8087文字
会話率:30%
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