アポカリプスの樹が花咲く時、人類に終末が訪れる。
山城朱雀(やましろすざく)は、世界を渡り歩く天使――ガブリエルに英雄気質(じこぎせいのせいしん)を見込まれて、「ある世界に滅亡の兆候が出ててね、ちょっくらそれを救ってきてほしいのさ!」と異世界の救済を依頼される。
天使の加護(バフ)によって、人間として最高のレベル99と武装複製(ウェポンズ・レプリカ)を得て異世界へと赴く。
だが、滅亡の象徴があるはずの異世界は平和そのもので、レベル1以外の人間は人を殺して経験値を得た<ロスト
・ワン>として扱われる世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 23:10:05
101830文字
会話率:60%
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