-星樹シリーズ- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

現実と幻想には決定的な違いがあるようで、相互に保証しあう。地球が新しい環境を生みだし始め、人間が闘争へと回帰する戦争の時代、戦争は日常だった。

まだ名無しは、名前を貰う為の冒険にでた。名前とは勇気、勇気とは偉大であるということ。まだ名無しは偉大を名前にしたいらしい。

マモノが潜む屋敷へ乗り込むのはウィッシュ・フィッシュハート卿！闇であり夜、その姿を見ることは叶わずいかなフィッシュハート卿といえ苦戦を覚悟するしかない。しかしフィッシュハート卿は家族を屋敷に迎えるためにも、この強大なマモノへと挑みかかる。

キョウタロウは見えないものとして見えるものを上書きしています。それは怪物たちの日常です。そして今日もキョウタロウの目の前に現れたのは怪物ではないだろう怪物の女の子でした。どうやら林檎のように赤い風船が逃げてしまって困っているようですね。困ったものです。

しゃぼん玉怪獣。それはしゃぼん玉として生まれてきては、どこかで消えゆくはずの刹那だけの怪獣です。でも彼らが生まれるのはいつも、望まれたときなのです。ただこのしゃぼん玉怪獣の彼は、ちょっと足りなかったみたいですね。

キャプテン・ラットは潜水艦プッシュパイク号の船長として宿敵の蒸気装甲戦列艦ウォールオブレッド号との決着を見届ける役目があります。戦争に傍観者として命を賭けた一匹のねずみは小さな目で見ているのであります。

２００字プラス多少の文字数制限ギリギリでの物語の形を連投していきます。 RAMネコの執筆している物語群、【星樹シリーズ】に連なります。

　魔法を教える先生。 　先生とは、知らないものに知識を与えるもの。 　ゼロを一へ。 　どの世界でも変わらぬ立場。 　どの世界でも変わらぬ不安。 　それでも信じるだろう。 　自分の教え子たちが、先生をも乗り越え大成する未来。 　自分よりも上にいけるモノたち。 　踏み台けっこう。 　それは未来を育てているのだから。

　転校生がやってきた。 　名は、クローメ。 　クロメであるが、瞳の蒼い少女。 　放課後に居座り続けるクローメ。 　早く帰りたい主人公・健太、地球人。 　たった二人の放課後の一刻。

　青い惑星・火星の衛生にフォボスマシーネンあり。 　機械による機械の会社は、人類の保護者の一角。 　そんな会社に見学にやってきた酔狂な修学旅行生。 　機械たちは見守る。 　今だ雛鳥でさえない、人類の子供達を守るために。 　機械は人類と共に歩もう。

　Y・type。 　魔導術式戦闘機。 　グルーチュ・スライム。 　モンスタのサイボーグ体。 　星の光からは遠く。 　母なる恒星が霞む遥か外縁部、僅かな恒星風、僅かな恒星重力。 　もっとも遠く、恒星の力及ばぬ宙域。 　暗黒との境界、最果ての領域。 　その地は、星の子供たちには過酷な環境。 　しかし改造されたものたちにはその限りではない。 　遥か遠い星の彼方の入口。 　そこは外から飛来するものたちから恒星を守る、防人らが眠る地。 　

　空の彼方へ飛び出せる時代。 　地上に残るものの世界。 　前へ、速く、もっと速く。 　馬の体、人の上半身──セントール。 　とても大きく、広く、そして速い生物。 　セントールと競争する人間がいた。 　決して勝てない戦いに完敗し続けた男がいた。 　

──猫。 　毛むくじゃらの肉食生物。 　柔らかい肉球は音を消し、衝撃をやわらげる。 　人間社会にもっとも馴染んでいる野生生物。 　そして二本足で歩く。 　そして言葉を話す。 　そんなどこにでもいるような、あたりまえ。 　あたりまえのことだ。 　しかしそれは今日からのことだ。

　宇宙がフロンティアだった時代は終わった。 　宇宙開発が進みかつてのフロンティアは、生活の基盤となった。 　未知と不思議は消えつつある。 　しかしそこで暮らすものがいる。 　 　木星行‐火星着の輸送ラインは、宇宙海賊に狙われる。 　二つの星の間にある、小惑星帯から出撃する海賊船。 　目的は、航行する自走自律コンテナを破壊すること。 　企業への脅し、あるいは残骸から物資を頂戴するため。 　それを阻止するものもまたいた。 　企業の雇われ護衛船たち。 　宇宙は、地上と同じく生存競争で満ちる。 　一瞬が生死を分ける、数秒の世界。 　折りたたむ>>続きをよむ

　世界のどこかでもよおされる、魔女による、魔女の茶会。 　主催は空淵魔女。 　招かれたのは、笑い魔女、銀星の魔女──虹の魔女。 　大して美味くもない茶を飲みながらの話し合い。 　 ──魔法少女とはなんなのか？ 　 　今茶会のテーマに、三人の魔女が答えをだしあう。

　西暦よりもずっと過去の時代。 　そしてずっと未来の時代。 　地球であるが地球よりもずっと遠い惑星、地球。 　人間が人間以外と接するのが日常。 　そんな世界。 　束の間の昼休み。 　小さなラーメン屋の店主のエルフと、常連の客のお話。