——ある朝、目を覚ますと。
私は私の物語をそんな有り触れた冒頭で始めたいと思う。
ある朝、突然。見知らぬ赤子の母親となることを余儀なくされた汐雫は養育費を賄うために転職を決意する。
引っ越し先に向かうため2人の息子と飛行機に乗り込んだ。
しかし、降り立った場所は予定していた東京都ではなく『東都府』で……。
日本じゃない日本。
魔法の概念が一般常識に含まれる世界で彼女は『魔法障害者』として暮らしを送ることになる。
ちょっと世界が私に厳しすぎるのでリセットボタンを要求したい
。
波瀾万丈ラブストーリー。
泣いて笑ってまた泣いて、それから彼を好きなる。
※「カクヨム」にて同内容で掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 15:00:00
29341文字
会話率:18%
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