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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:34 件
1
(※あらすじはまだ準備中です。ごめんなさい。)
最終更新:2024-04-25 21:00:00
889453文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:119pt
総合ポイント:22484pt 評価ポイント:11070pt
蜘蛛の妖に取り憑かれた娘、蜜(みつ)。
妖に取り憑かれた刀を持つ侍、鐙(あぶみ)。
呪われた運命と戦う2人の時代劇風ダークファンタジーロマン。
■■■■■
大陽大社を(おおひたいしゃ)を参拝する客をもてなす町、世輪(せわ)町。
小さな旅籠『矢橋(やはし)屋』の女将として、17歳の蜜は質素に暮らしている。幼少から蜘蛛に取り憑かれている蜜は、その力で妖(あやかし)を倒し、人知れず町を守っていた。
ある日、藤鷹 鐙(ふじたか あぶみ)が矢橋屋を訪れる。鐙は将軍家直属の『祓い役
』を務める武家の嫡男だった。祓い役とは、人々の邪気を祓う儀式を行う高等役職である。藤鷹家に代々伝わる儀式用の刀は妖に取り憑かれており、鞘から抜こうとする者の命を奪う。鐙はこの『呪抜刀(じゅばつとう)』に取り憑いた妖を解く方法を探す旅をしていた。
蜜は鐙に妖を祓う力があると見抜き、『大陽様から与えられし力を受け継ぐ者、祓い師』としての訓練をするよう奨める。
祓いの才能を開花させていく過程で、鐙は蜜の隠された秘密に近付いていく。
「貴女に憑いた蜘蛛もきっと祓ってみせます」
自分も普通の娘として生きられるのではないかと、蜜は鐙に淡い期待を寄せる。それはやがて恋へと変わっていく。
しかしその想いは、蜜の中で眠る蜘蛛を呼び起こす餌でもあった……
〈妖とは、若い女のことよ。お前も妾(わらわ)に喰われるがよい〉
■■■■■
2024年2月に開催・終了した個人様企画『イセコイ冒頭ミュージアム』参加作品
企画参加時は、異世界恋愛ジャンルとする予定でしたが、文芸(アクション)に変更しました
1話あたり5,000字以下
不定期更新
長期予定、1年はかかる見通し
挿絵あり。登場人物イラスト、簡易地図、図解等折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 21:30:00
35683文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
第一幕
刀根田村。
古来より。独自の神、八千矛神(やちほこのかみ)を祀るその村は、毎年神事に供物を捧げていた。
だが、十年に一度。
八千矛神に生きた贄を捧げていた。
そして今年、選ばれたのは『椿』という名の妙齢の女。
咲いたばかりの百合の花の様に美しく、今にも散ってしまいそうなまでに儚げだ。目線は虚で視線は定まらない。
されど、椿は己が生贄の花嫁である事を知っていても尚、逃げる意思はなく、手を引かれるままに歩く。
その先にあるのは、八千矛神がいるとされる大きな蔵。
椿
は七日、そこで花嫁としての勤めを果たす事になる。
日の光も届かぬ蔵の中にいる、神の花嫁として。
蔵の中。蠢く暗闇の存在と出会う――
第二幕
蔵から出た二人は、互いに人とは違う存在でありながらも、決して手放せない存在に寄り添って生きる。
春。
とある宿場町。
そこは山桜が有名で、特に丘の上から見る水鏡に映った山桜が絶景と有名だった。
二人もまた、その名所へと足を運んでいた。
だが、絶景と言われた山は枯れ野の様相。
何が起こったかは知らないが、旅籠で椿は山の方角を眺めるだけ。
そんな時、椿はしとしとした声を聴く。
今も、椿の耳は不可思議な声を拾うままだ。
その声に気取られて耳をすまそうとするも、朧が阻害する。
同調しすぎてはいけない。
二人は早々に街を出ようとするも、想いもよらぬ人物に足止めを喰らう。
春を嘆く女。その正体とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 20:48:36
90990文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
その鷺は、朝に生まれて夜に死ぬ。
꧁ 『刺鳥刺』v×s『金朱の鷺』の奇恋譚 ꧂
江戸時代中期、享保四年(1719)。
八代将軍 : 徳川吉宗の享保の改革により、生類憐みの令で絶えていた『鷹狩り』が蘇った、鳥政治の治世。公僕となった鷹匠に、餌鳥を捧げる『刺鳥刺』達が居た。
公議鷹場、武蔵国葛飾郡・東小松川村の
御鳥見下役 :『刺鳥刺見習い』の蒿雀-あおじ-は、
亡き師匠 : 加納 源進の遺薫から逃げ出した。
――往くは、相模国鎌倉郡の宿場町・戸塚宿の
『平
旅籠 火鳥屋』。
嘘か誠か。『金朱の鷺』に逢えるという噂に胸を高鳴らせ、蒿雀は暖簾を潜ったのであった。古巣と金子を垣間見れば、刻限は十一日《とをかあまりひとひ》。幻の逢瀬を夢見るなら、心身を燃やしてでも叶えるべきだ。
꧁ 蒿雀・緑の挿絵 ꧂
【 https://38415.mitemin.net/i807117/ 】
꧁ 檀弓・火の挿絵 ꧂
【 https://38415.mitemin.net/i807118/ 】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 01:14:11
10027文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
旅籠茜は考えた。
あの思い人を手に入れるためにはどうすれば良いだろうか? 寝ても覚めても思考はその向きに一直線に向かっている。
そこで一つの結論に至った。夫婦になれば幸せかもしれない、しかし世の中には離婚という物がある。
では妹になれば? 兄妹関係を切って捨てることは不可能だ。
こうして茜は思い人の妹になる事に決めて粛々と全てを開始した。
カクヨムにも投稿しています
https://kakuyomu.jp/works/16816927862430006631
最終更新:2022-05-29 12:40:15
100564文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:20pt
街道沿いに立つ、非合法の遊女屋でもある旅籠の養女として引き取られた「私」は、ずいぶんと長く虐げられ、醜女と言われながら、朝から晩まで下働きをして暮らしていた。
そんな自分の名を呼んでくれるのは、年にたった一度。桜のころに秘密裏に届けられる誰かからの文(ふみ)だけ。
慈しみにあふれ、毎年一通ずつ増えてゆくそれらを心の拠り所に生きてきたが、ある日、とうとう養母に戒められた禁を破ってしまった。外の客に顔を見られたのだ。
「私」の運命は。
まさか、このまま──?
五千字
弱の和風短編。ひとの子の乙女と、いつかのときに約束を交わした「文の君」との物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 12:51:23
4498文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:302pt 評価ポイント:262pt
蓬莱寺百合は同性愛者である己の性癖を隠しながら日々を生きている。
百合がその性癖を曝け出すのは『アトロス・オンライン』というMMO-RPGの中でだけ。
そのゲームの中で百合は『百合帝国』というギルドを主宰しており、ギルドにはとても可愛らしい女の子の配下NPCを、なんと359名も所属させている。
日々の仕事を終えた後に、毎晩ゲームの中で女の子と触れ合って癒される時間が、百合にとっては何よりも幸せな時間だった。
けれど―――百合はある日、車に撥ねられて異世界へと転移し
てしまう。
(できればもう少しだけ、愛するあの子達と一緒に居たかった)
薄れゆく意識の中で最後に願った百合の思いは、果たして叶えられる。
次に目覚めた時、百合の傍には何故かゲームの中で愛した『嫁』たちの姿が共にあった。
ゲーム内のキャラクタである『ユリ』の性向に自然と引っ張られゆく百合の心。
愛する主人のユリの為に『百合帝国』というギルド名を真実のものにしようと、暗黙の内に共謀を深めていく359名もの配下NPCの『嫁』たち。
レベルMAX&課金装備満載の圧倒的な強者たちが、異世界の地にて躍動を開始する―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 21:00:00
1271456文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:10002pt 評価ポイント:5404pt
長野県川上村、大津旅籠屋。ここに宿泊している15人の中に狼が潜んでいるという情報をもとに、プレイヤーが人狼を暴く。最後は驚愕の結末!そして支配人の恨み・・。最後に笑うのは人狼か、市民か?
己の勝利のため、知恵を出し合う究極の心理戦が、幕を開ける・・・!!!
最終更新:2021-07-18 07:46:44
1778文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
コータは親友のタマキと2人、幼馴染である夏生のピンチを救う為、怪しげなバイトに応募する。ひと夏100万の報酬を掲げるこの仕事。アヤカシ募集の闇バイトだった!? 旅籠『青行燈』は場所も時代さえも移動する迷い家。吸い寄せられて来館するワケありな宿泊客をもてなす宿。座敷童として採用されたらしいコータとタマキは報酬を手に入れ無事に帰還できるのか?※順次投稿いたしますが物語は完結済みです。
最終更新:2021-06-14 08:00:00
113630文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
旅行客を食事付きで宿泊させる宿を、むかしは旅籠屋(はたごや)といった。
旅籠屋を利用する客は実にさまざま。
これは念者(若衆の兄貴分)と思われる江戸へ下る上方訛りの侍と若衆、男芸者を連れる幇間(ほうかん)(座敷を盛り上げる人)に、お一人様の瞽女(ごぜ)(盲目の三味線弾き)や手に数珠こすりつけ念仏を唱える僧体など、まことに万(よろず)いるのである。
今宵は、そんなわけあり六人がそろった、まこと珍しき秋の夜長、中秋の名月が天に顔を見せた、一晩の話。
※この作品は「小説投稿サイ
ト ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 20:53:55
3044文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
「旅籠(はたご)はの、大昔から、蔵屋と鍵屋の二軒だけでござっての」
「どちらに泊まればいいのかな」
澤がこう尋ねると、
「やぁ……」と、皺々(しわしわ)の手を膝で組んで、俯向(うつむ)いて口をむぐむぐさせ、
「鍵屋へは一人も泊まる者がござらっしゃらぬ。何や知らんが、怪しいことがある言うての」
門下生となるべく、師と仰ぐ人の居る東京へ向かう澤は、途中、栃木(とちのき)峠(とうげ)で一泊する。茶店の爺の話に出た「怪しいこと」とは何なのか。
思いもよらない女性との出会いに、澤は
……。
慎ましやかではあるが、官能的な作品に仕上がっていて、私の好きな小説の一つである。
全五章。一挙掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 21:02:40
9211文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大旅籠の主が語る、脇本陣で起きた江戸話。
最終更新:2021-01-03 12:52:53
6330文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
旅籠屋とまり と 木賃宿すどまり。
2人は宿の跡継ぎ娘(息子)。
温泉旅館で会話する。
ぐだぐだ、だらだら、べらべらと。
最終更新:2020-08-26 07:44:54
3691文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
りせは13歳。神祖の時代から続く山の旅籠屋の娘だ。
彼女には密かに想う人がいる。
時雨。同じ旅籠で兄弟のように育った幼馴染。
山と海の彼方に憧れを頂く、心に羽を持った少年。
“山閉じの祭り”の夜にりせは箒星が雨のように降るのを見る。
箒星の光に打たれたはずの時雨は目を覚ますと奇妙に大人びていて―――。
「今夜、山賊が山に来る。僕に協力してくれないか?」
彼方への憧れを抱き続けた少年の影と
少年の後ろ姿を見つめ続けた少女の
時の彼方を越えた“想い”の物語。
※この小説は「
カクヨム」にも掲載しています(こちらは台詞の前に改行ありです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 00:11:31
35807文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
―――気がつけばそこは異世界で。
僕は〈採取家〉で、種族は『古代吸血種』で、更に『女性』になっていた。
読書と料理を趣味とする普通の男子高校生、玖島凪。
彼はとある暑い夏の日、立ち寄ったコンビニの自動ドアを潜ると同時に、異世界の神『アルティオ』の仕業により転移させられてしまう。
異世界に来たことで天職〈採取家〉の才能を萌芽させた凪は、自分の身体の内から聞こえる声『エコー』から知識を学びながら、魔物から『絶対に襲われない』スキルなどを活かして、新天地での生き方を模索
していく。
〈採取家〉の天職は、魔物を倒す為のスキルを一切与えてはくれない。
魔物と戦うことを生業とする人達が集う『掃討者ギルド』に登録しながらも、魔物との戦闘を一切行わず、ギルドで底辺仕事として認知されている採取クエストばかりを一手に引き受けていく凪。
けれども―――奇しくも『採取』に特化された凪の才能こそが、魔物を積極的に狩る掃討者の誰よりも、多くの人達を護り助け、幸せへと導いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-03 22:00:00
351485文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:4097pt 評価ポイント:1927pt
品川宿の旅籠は、その数93軒。大変な賑わいがあったわけですな。
最終更新:2019-07-13 12:03:56
1532文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
歩道にまで乗り上げてきたトラックに轢き潰され、あっさりと『死』を迎えた少年、高比良丞。
普通の高校生がよくある流れで異世界に転移する。そんな、何もかもが有り触れた物語にも思える中で、けれどひとつだけ明確に違っていたことがあった。
「でしたら、ロリババアが実在する世界に連れていって下さい」
何か望みは無いかと訊ねてきた神様に、少年はそう即答する。
彼は『永○娘』を愛読する、ロリババア専の少年だったのだ。
普通の人間でも300~400歳まで生きる世界に転移した彼にと
っては、その世界で出会う女性の誰もかもが愛しのロリババア。しかも神様が気を利かせてくれたお陰で、その世界で最も長く生きているハイ・エルフェアの魔女の元へと転移した少年にとって。
この世界は―――まさに『楽園』に他ならなかった。
-
(2/3):いつも誤字報告ありがとうございます、大変助かります。
感想は纏めて読ませて頂きますので反応が遅い場合があります。申し訳ないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 23:00:00
254876文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:618pt 評価ポイント:272pt
元治元年6月、京都三条木屋町の旅籠、池田屋を新選組が急襲した。池田屋には松下村塾の四天王と謳われた吉田稔麿を始め、各藩の尊王浪士二十数名が集まっていた。
吉田稔麿は囲みを破って長州藩邸へ駆け込んで急を知らせ、手槍を取って再び池田屋へ向かおうとするが・・・・。
最終更新:2019-01-06 18:21:52
4512文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
古倉時雨は子供の時分より下肢に障害を持ち、入院生活を余儀なくされていた。ベッドの上で日々勤しむことといえば、医療補助端末【カリヨン】を利用した読書と、あとは映像や音楽の鑑賞ばかり。そうした時雨の元に、ある日【カリヨン】の開発元であるカピノス社から訪ねてきたスタッフから、睡眠時間を活用するVRタイプのMMO-RPG〈リバーステイル・オンライン〉のモニター参加を依頼されて―――。
現実世界と仮想世界。不自由な身体で過ごす病棟での生活と、自由な身体で過ごすゲーム内世界〈イヴェリ
ナ〉での生活。すぐに『非日常』ではないのだと理解されていくゲーム内の世界で、シグレはもうひとつの人生を歩み始める。
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感想欄は番外編も含めた各章の完結ごとに、有難く纏めて読ませて頂いております。
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2017年1月1日より、改稿を加えた上で最初から再投稿することに致しました。
内容に大幅な変更を加えてありますので、既にお読みの方もそうでない方も、1からお付き合い頂けましたら幸いに存じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-16 12:00:00
619986文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:10439pt 評価ポイント:2627pt
作:シュカいない
ローファンタジー
短編
N1144EQ
いずこかを目指す託二一行は、一晩の宿とした旅籠でうまい屋台の話を聞く、せっかくなので寄ってみることにした。
最終更新:2018-03-14 10:00:50
4093文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
未だにアスファルトを遠ざけた、石畳と木造建築が連なる街道。
山間《やまあい》の寂れた宿場町。古き時代の名残が散らばる。
町に潜む化け物の影。女性を浚《さら》う噂あり。
次々と消えて行く町の住民。彼等はここが厭《いや》になって出て行ったのだと言い聞かせる。
物侘びしさを懐に掻き抱いて、足を踏み入れた青年――京夜は、そんな怪しい舞台に立たされる。
彼のお供は妖艶な美貌を携えた鬼の少女がひとりだけ。
「あるじ様の血肉を頂けるのならば、わたくしは尽くし、奉仕いたしましょう」
歪な主従
関係を持つ彼等の前に現われたのは、町の住民を喰らい尽くす鬼。
彼の使命はその鬼を討伐することであった。
これは、鬼どもが織《お》りなす、ちょっと耽美《たんび》な和風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-07 12:00:00
24864文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
旅する吟遊詩人カールは旅籠にやっとたどり着くと、将軍閣下と偶然席を同じくする。将軍閣下からの頼みで城で歌を披露することになり、城にたどり着くと、そこは人が住んでいる様子はなく、次第に皆眠ってしまう。異変を感じたカールはその原因を探りに行くと・・・・
最終更新:2017-01-15 05:28:15
8439文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
煉獄(れんごく)と呼ばれる現世と冥界の狭間には、死者の魂の流れる川がある。
転生審判官である美少女エンマは、日々多くの彷徨える魂を審判――ジャッジメントし異界へと送り込む日々を送っていた。
「審判の基準……? それは気にいるか気に入らないか……そこだねぇ」
地獄の閻魔大王の孫娘であるエンマは黒髪姫カットという可憐な姿で、容赦なく罪人の魂を地獄よりも辛い「生の世界」へと送ってゆく。両性具有の美少年妖狐ヨミルを相棒に、エンマは黄泉の川辺で『魂の旅籠(はたご)』を営みながら、今日も
迷える魂を待つ――。
死者は果たして転生すれば幸せになれるのか。
異界奇譚、煉獄のダークファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-17 17:05:54
11645文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:14pt
呉服屋の息子九郎は商家の末子の身でありながら武者修行の旅に出る。野を超え山を越え故郷を離れること二十一日目。その近在では最も栄えている町へとたどり着く。
ほんの数日の骨休みのつもりで旅籠に逗留するのだが、勘違いを重ねたあげく一人の少女を娼屋から救い出すこととなってしまう。
「縁あるゆえに援けたまで」と本来の目的地を目指しての一人旅を再開しようとする。されど旅籠の女将に諭され反論出来ず。どころか「なるほどもっともなことだ」と納得してしまう。こうして少女を生まれ故郷まで送り届
けるべくの、二人旅が始まった。
……一方その頃、とある噂を耳にした者たちが動き始めてもいた。
※タイトル変更しました(2016/4/21夜)
旧タイトル 九郎良俊、推して参る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-30 21:14:31
84402文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:22pt
とある旅籠に勤務している従業員は人ではない、そして支配人も人ではない。
邪神をオーナーに据えて多種多様な種族が其れなりに世知辛く働いているハートフルボッコストーリー。
しょうがないじゃない、うちの経営方針が『リア充大爆発』なんだもん。
最終更新:2015-12-31 00:00:00
252文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
※本作は以下のURLにて改稿版を投稿しております。
http://ncode.syosetu.com/n4771ds/
こちらが今後投稿されることはありませんので、以降は改稿版をよろしくお願い致します。
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古倉時雨は12歳の頃から難病に身体を蝕まれ、入院生活を余儀なくされていた。ベッドの上で勤しむことは医療補助端末【カリヨン】を利用した読書と映像・
音楽鑑賞ばかりの日々。そうした時雨の元に、ある日【カリヨン】の開発元であるカピノス社から訪ねてきたスタッフにより、睡眠時間を活用するVR-MMO-RPG〈リバーステイル・オンライン〉のモニター参加を依頼されて―――。
灰色の現実世界の背面で彩られる、ゲーム内の世界〈イヴェリナ〉での物語。ゲームではあっても〝非日常〟では無くなっていく夢の中で、〝シグレ〟はもう一つの人生を歩き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-02 12:00:00
641703文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:12494pt 評価ポイント:3624pt
他サイト2箇所に重複投稿あり(ただし本稿が最終推敲原稿) 斬っても死なないゾンビ剣豪の渡世人、魔左衛門は、上州、例幣使街道を旅していた。賭博で勝ちすぎたことでヤクザの新之助一家に命を狙われる。旅籠、上州屋に奉公するお菊と喜平と仲良くなり、そこに宿泊すると、新之助は上州屋を放火し、刺客を雇って魔左衛門の暗殺を企む。
最終更新:2015-03-04 18:15:16
14920文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
尾張名古屋は熱田宿。東海道第41番の宿である。
東海道随一の規模を誇った熱田宿。本陣2軒に脇本陣1軒。普通の旅籠が約250軒もあり、人口が1万。地方の城下町を凌ぐ規模である。
その熱田宿でもぐりの客引きをして日銭を稼いでいるお茂。先祖が鼻緒を商っていたことから鼻緒屋お茂と呼ばれている。
生きがいを失って惰性で暮らしているお茂を気遣うのは、幼馴染の喜助。今では目明しである。
ある日、お茂は喜助に頼まれて路銀に困っている旅人の面倒をみることになる。といっても、ただで泊め
るわけではなく、素泊まりにするかわりに格安にしてやるというもの。やがて喜助が難題をもちこむ。行き倒れになった旅人の子供を面倒みてやってくれというもの。
しかたなく子供を預かったはいいが、しだいに数が増えてくる。
ただ遊ばせているだけではいけないと、お茂は旅人相手の商売を思いつき、子供とともにやってみる。
お茂と喜助。喧嘩しながら生きがいさがしの日をおくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-20 14:00:00
67647文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:138pt 評価ポイント:102pt
あらゆる者が行き交う辻の上に、古き時代から在り続ける旅籠屋。
竹の垣根に囲まれた辻堂と呼ばれる旅籠屋には、人に迷い己に迷った者達が訪れては去っていく。
チリンと鳴るしか能のない、鈴の一人語り。
それは誰にも知られずに闇に埋もれる者達への、弔いの語り。
物言わぬ鈴の、空しい独り言にすぎない。
ハーメルン様にもこの作品を投稿しています。
最終更新:2014-08-12 19:09:46
102795文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
ヘレネシアの朝は明け鳥の糞の音で始まる。宿屋『鈴の音』で働くリクレイは、眠い目を擦りながら、今日も元気に掃除に励んでいた。
宿屋で働くリクレイと、宿屋の主人カーネル、宿の宿泊客の、ほのぼの日常のお話になる予定。
最終更新:2013-08-29 18:47:08
2442文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
戊辰の戦火が鎮まったばかりの、東海道・戸塚宿。旅籠を営む一家の娘・柚の前に、行き倒れの少年が現れた。薄汚れた少年は洋装に身を包み、不似合いなまでに見事な刀と大金を隠し持っていた。その真相とは。
某雑誌短編新人賞一次通過作品(2012年)。
最終更新:2013-04-14 13:00:00
17847文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
流しの歌唄いの吟次郎(通称流しの吟)は、若草城の使者である風見から、菊姫に歌を届ける仕事を請け負う。
そこで吟は、用心棒が集まるという「水澄し亭」という名の旅籠屋へ。美少年の剣士、剣崎勝之進(男装をしていて、本名はお勝)と美幼女の術士、お華の二人を用心棒として雇う。
襲い掛かる妖怪達をやり過ごし、彼らは無事歌を届けることが出来るのか?
※ぬるーい和風ファンタジーです。
最終更新:2012-09-20 12:44:48
75016文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
その町を守護する役目を負った旅籠の一族「騎志野」の一人娘、紅義には亡き父と交わした一つの約束があった。「弓塚の少女、紫陽」を守り抜くこと――――。自らの決して損じてはならない使命として守り通そうとする彼女に、一人の少年がお役目として一つの警告を発する。いわく、「何が何でも弓塚紫陽を殺せ」――――。お役目と約定、使命と恋心の間で紅義は揺れ動き……そして再び、終わりの日々は幕を開けた。
最終更新:2012-03-30 23:31:38
28252文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
旅籠の手代・キクとその女房・霞。霞視点で淡々と日常を描いてます。
最終更新:2010-06-16 15:37:42
3896文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
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