-旅する魔王- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

1人他者と関わりを持たずに、深林界と呼ばれる森の奥地で暮らしていた魔族アシス。 長年彼の元に訪れる襲撃者を排除しているうちに、彼は【孤高の魔王】アシスとして恐れられる存在となった。 そんな彼の元に勇者セインの一行が現れアシスを討ち破る。死の間際にある【孤高の魔王】アシスと言葉を交わした勇者セインは彼を救う道を選ぶ。 そうして命を長らえた【孤高の魔王】アシスは新たな生を歩むこととなる。

「俺、魔王やめる」 先代魔王からその地位を引き継いで三日目。新魔王は配下たちにそう告げた。 かつての人間対魔族という図式が形骸化し、魔界領へ攻め入らんとする人間たちはもはや目的を別にしている。 そんな状況を察した新魔王は、城の中に現れた今代の勇者と交渉し、みずからを死んだことにしてもらうことにした。 こうして晴れて自由の身。新魔王にはやりたいことがあった。 「そうだ、旅に出よう」 この世界を見て回りたい。 そして最近趣味にしている〈料理〉でもって、行く先々の旅人に舌鼓を打たせたい。 「移動式の酒場なんて、洒落てて良くない？」 のちに『旅の途中で出会うと必ず良いことが起こる』と噂される〈旅する銀の食卓〉の伝説が、ここにはじまった。 ※本作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ

魔神を身の内に封印した伝説を持つ王家で、魔神を抑えきれない「災厄を呼ぶ者」が生まれた。 産まれた災厄を呼ぶ者は厳重に魔法がかけられた塔の最上階で一生を終える。 はずなのだが、今回の忌み子は魔王がさらっていった。 旅好きな魔王は忌み子にあれこれ説明しながら世界を巡る。 設定はガバガバになる予感。 魔王と忌み子が旅をするだけの話。 更新は遅くて不定期。

　ナーロッパ大陸から遥か東にある島国は、各地で『魔王級』と呼ばれる強さの者たちが数多く住んでいる魔境である。 　その地に住む青年、ラセツは『西の魔王』を倒したという女勇者をあっさり返り討ちにした。 　ラセツの人生は、そこから少しずつ変わり始める。 　ーーーただ、勇者を倒しただけなんだがなぁ。

　力、無し。魔力、無し。信頼、無し。暗殺されそうになるのが日常茶飯事の少女魔王、ルーナは勇者を討伐するために旅立つ。蒼い光に飛ばされたのは勇者一行が泊まっていた宿屋で――。成り行き上、勇者達と共に行動することになったルーナ。もちろん自分が魔王だということは隠して。この理を超えた出会いが、世界を巻き込む冒険へと旅だってゆく――。占いツクール様でも連載しております。