-戦陣- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:7 件
1
|神亀元年《西暦724年》、はじまりの|機神《クリガミ》が発見されたことで、日本の歴史は大きく変わる。戦は機神を駆る武官貴族がするものとなり、兵とは機神に従う者となった。
『其《そは》|不朽《くちず》、|不錆《さびず》|不腐《くさらず》、|不死《しなず》、|不眠《ねむらず》、|唯休也《ただやすむのみなり》』
蝦夷の反乱が続く中、各地の地方貴族は機神を求め、軍の魁として戦陣を駆けた。そうして、朝廷は官位として機神を授けるようになっていく。しかし、平和が訪れると、朝廷は形
骸化し、武門の公家が落ちぶれて、機神を伴い地方へと流れて行った。
平穏な時代は終わりを告げ、政治闘争に武力を伴うようになると、機神「|小鴉《コガラス》」を駆る伊勢平氏が成り上がる。朝廷はこれを良しとせず、陽成源氏を武家の棟梁として肩入れし、源氏は機神「|髭切《ヒゲキリ》」を筆頭に機神「|膝丸《ヒザマル》」・機神「|静《シヅカ》」を以て平氏を討ち果たした。
しかし、源氏は鎌倉に幕府を構えたため、後鳥羽院は朝廷復権を懸け、兵を挙げるも、幕府が勝利し、以後朝廷は中立となった。この頃、機神の移動手段として機馬が生み出された。
朝廷の復権を目論む後醍醐帝が鎌倉幕府を転覆させるも、武家を蔑ろにした公家政治を行ったことから、源氏の嫡流に最も近き足利氏が武家の棟梁として北朝を打ち立てる。足利尊氏は機神「|尊《みこと》」を駆って、後醍醐帝に|叛《そむ》いた。朝廷が二つに割れ、陰陽寮も二つに割れた。南北朝時代となったが、機神の供給が上手く行かぬ南朝は模造品ともいえる機兵を生み出し、この製造技術は寺社勢力に引き継がれていく。
足利義満が南北合一を果たしたが、機神に乗れぬ義政が将軍となると、天下の箍は直ぐに緩んだ。
時は戦国、日ノ本は各地の群雄らが覇を競う乱世。戦うのは機神と呼ばれる絡繰兵を駆る侍たちである。
大名は一騎当千の機神とその主である絡繰武者の招聘に躍起となり、神社はその力の源であると保護された。
機神と|機馬《クリウマ》、そして|機城《クリジロ》が織りなす架空戦記――の前日譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 06:00:00
16626文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:20pt
作:はるか しゅう
ハイファンタジー
連載
N0559GY
『【殿】アルカ・キサラギ』
アーレウス軍国の第六師団[アイオーン]に所属するアルカは、自身が持つその《特殊な力》を軸に考案された戦術の要として活躍し、安定した戦果と高い生還率を部隊にもたらした。
やがてアイオーンはその強さと人気によりどんどん巨大化し、国内屈指の【S級部隊】へと成り上がった。
『史上最悪のお荷物』
しかしアルカは、当初の目標を達成したアイオーンの次なる目的のためには不要とされ、自軍の指揮官であるターニャの計略により敵陣に取り残されてしまう。
嵌められ
たアルカはさらに自軍の猛追を受け、殺されかけ、しまいにはそのまま追放されてしまう。
『これが、女神か』
命からがら戦場を離脱し、落ち延びたその先で、アルカは一人の美しい女性と出逢う。
アルカにとって、この新たな出逢いがもたらすものは――。
『あなたをずっと探してた。私ともう一度契約しなさい』
記憶の中に存在しないはずの彼女は、アルカのことを知っていると言った。
そして〝悪魔の呪い〟とされて蔑まれてきたアルカの力を、〝神の祝福〟だと言い切った。
そんな中、アルカは彼女からある契約を迫られ、条件を告げられる。
『これでまた、あなたは今日から私の英雄なのです!』
本気の瞳に拒否権を奪われたアルカは、彼女を受け入れる。
契約は交わされ、アルカは見も知らぬ巫女の英雄として生きていくことになった。
だがこの時、世界を巻き込む嵐の中心に自分が入り込んだことに、アルカが気づけるはずはなかった――。
〝生涯人生一人旅〟だったアルカにとって、想像もしなかった激動の旅が今、始まる――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 23:20:08
384121文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:510pt 評価ポイント:216pt
93歳で、関ヶ原の戦いに従軍した大島光義の記録。幼少より、弓矢を引き続け、その間、80余年。90を越した光義の腕前は、既に神仙の域に達していた。しかし、一方で、子が生まれた後は、戦場で、相手を射ることへの躊躇心も生まれる。そんな光義の心中とは、裏腹に、弓矢の腕前は、全く、落ちることなく、光義は、周囲から、弓矢神とも、呼ばれるようになる。そのようなとき、関ヶ原で戦が起こり、光義も、子、光成と伴に、戦陣に出る。
最終更新:2021-09-21 09:36:39
2176文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:あした・の・β≪ベータ≫
その他
連載
N8019GH
2222年のプロ野球日本シリーズ第7戦、松山昭大ドリーマーズと静岡ヨスガノタイタンズの試合をお送りしております。2222年なのできっとフィクションですし、小説というよりかは戦評に近いです。そうはいえど、みなさんがよく見る試合ハイライトはおろか、実際の試合よりも遥かに緻密に描いております。野球がお好きな方は必見です。1回表から試合終了までお楽しみくださいませ。
最終更新:2020-09-02 21:06:06
12796文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
源義経と云う波乱に富んだ人生を送った武将。
彼が守ろうとしたものは何か。
変転する時代の中で、
その時代の一級の人物が命と、使命を賭して
守ろうとしたものが
やがて…
最終更新:2018-10-12 00:25:31
10835文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
『昭和鎮魂歌』前編あらすじ
○日本兵の経験や家族が生きた日々、迎えたかった明日はどういうものだったのでしょうか。
○主人公勝一の故郷、越後・十日町は織物とお米の産地で、豪雪の降る雪国です。
勝一はテーラー修業のため上京し、東京・日本橋の老舗に住み込みます。
やがて同郷の岩崎紀子と出会い、恋仲に・・・。
○勝一の歴戦 出征した勝一は南方戦線へ渡り、フィリピンのマニラ、レイテで戦いますが、戦場はだんだん厳しさが増していきます。
海に浮かぶ死体、火炎に
焼かれる兵士、頭蓋を砕かれる軍人、ジャングルで白骨化する日本兵など、戦火に倒れ、戦陣に散る兵の姿を描きます。やがて、勝一の心に異変が起こります。
前編は第四章の勝一歴戦までを描いています。
本作品は「DLmarket]」でも発表しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-24 14:22:19
40210文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
天下を統一した項朝初代皇帝、項洵。老いた項洵はかつてともに戦場を駆けた老臣たちとともに、過ぎた日々を偲ぶ旅に出る。その途上、項洵の若き日に燦然とした輝きを残して散って行った、宿敵の幻が古戦場に現れる。
最終更新:2011-12-15 22:39:15
8023文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
検索結果:7 件
1