勇者クロイドは魔王を倒した時に魔王の手により1,000年後の未来へと飛ばされた。
何故か少年となった彼は山地で目を覚まし、街へと向かう途中に襲撃に遭う馬車を助ける。
その馬車の中には王国の王女が居り、彼女から特別に褒美の言葉を得ることとなって跪いていると、自身の首に魔道具『隷属の首輪』を嵌められこう言われるのである。
『ようやく見つけたわ……わたしのわたしの大好きな人』
王女の正体は共に1,000年後の未来へと来ていた魔王だった。
これは粘着系魔王女リアナに
付きまとわれながらも、結局は彼女の為に必死に奮闘してしまう勇者フロイ(クロイド)の物語である。
冒険有り、戦争有り、何でも有りの物語です。
気づけばいつものノリなので楽しんで読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 18:00:00
170498文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:71pt
※旧題:奇妙な魔術師とゆかいな仲間たちの冒険 ~~魔術師が行く気ままで不可思議な放遊録~~
※あ~、そろそろ終わります。
◇◆◇
ここは剣と魔法と血の匂いが支配する世界。
人々の行き過ぎた魔法が神々の怒りに触れ地上の文明が滅びて数千年後、人々は再び文明を取り戻し、数を増やし平和を享受していた。
魔法は、生活を便利にするためと、人を少し傷つけるだけが出来るまでに衰退していた。
その世界のとある街に、一人の魔術師が流れ着き、住み始めた。その街では魔術師を
”変り者”と敬愛を込めて呼んでいた。
ある時、いつもの様にで街外れを散歩していると、一人の男の子を拾う。
そして、親に捨てられたその子を仕方ないと育てる決意をし、街の知り合いを巻き込みながら奮闘し始める。
そんな魔術師と拾われた幼子が成長しながら思いがけぬ事件に巻き込まれて行く……?
「ただ、世界を旅してるだけなのに、なぜか巻き込まれるんですよねぇ……」
「不幸な星の下に生まれたんじゃね?」
「それは、酷いです」
◇◆◇
【更新情報】10/2 第1、5章の章題変更
プロローグ
第一章 魔術師と血の繋がらぬ子供
第二章 魔法と剣と
第三章 王都への旅路
第四章 王都での暮らしと帝国の野望
第五章 帝国の野望の終焉と一時の平穏の訪れ
第六章 エルフの杖と失われた技術
第七章 ノルエガへの道とヒュドラの防具
第八章 アーラス神聖教国、内乱 一部、二部、三部
第九章 その一、エルザ=プレヴェーテの冒険
その二、パトリシアの騎士団
その三、アイリーンの残念な恋愛事情
その四、魔術師ぶらり一人旅
第十章 誰がための結婚式?
第十一章 神の悪巧みと魔術師の秘密
第十二章 永久(とわ)の終焉 <-今ココ
プロローグの第一話目は変更が入りますが、前書きに記載がほとんどです。
第三章までの改訂が済んだのでだいぶ読めるようになったと思います。四章以降の改訂は気になったところだけの予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 10:00:00
2518983文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:100pt