-感じさせない- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:67 件
※しばらくお休みをしておりましたが復帰しました。ただいま改稿作業中。以前より段違いで読みやすくなったはずです。(2021/2/25)
アルルフルードオデッセイ。最新型のVR機器に対応した最も先進的なVRMMORPGだ。
そんな最高のVRMMORPGを始めようとすると、「初期限定特典」当選のおしらせ。
初期限定特典ってなに?チート級に強いけど「街に出入りできない」?「原則イベント参加不可能」?「PK前提の性能」?しかも「特典は破棄できない」?一体全体誰がそんなもの受け取るん
だ?
アルルフルードオデッセイに於ける唯一バランス外に存在する、ゲームを続けさせる気を一切感じさせない『見えてる地雷』そんな頭のおかしい、『PLに敵対するように設計されたとしか思えない』初期特典を手に入れた者達は魔物にもプレイヤーにも関係なく暴れまわり、今日も今日とて運営を発狂させる。
そんなナチュラルゲス共の、プレイ記録。
開始数時間でエンドコンテンツ・ラスボス級の存在を従え、ALLFOそのものを彼らは大きく狂わせていく。
+この小説のメイン登場人物は“普通のVRMMO小説では主人公サイドに苦戦しつつも狩られてしまうタイプ”の人種ですが、そんな彼らもゲームをすっごいたのしんでるよーって話です。
【旧題】神ゲーやろうと思ったらピーキーチート詰め合わせの“見えてる特大地雷”である初期特典に当選したので悪役に徹することにする折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 13:06:11
3781651文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:44776pt 評価ポイント:22942pt
アサカ電子製女性型家事兼愛玩ロボット、AI‐10。小太りの三頭身というユーモラスな体型。あまり知性を感じさせない顔の造作。ランダム失敗機能(いわゆるどじっ子機能)の世界初標準搭載。さらに『AHO』とも読める型式名から、彼女らは高性能にも関わらず世間から『AHOの子ロボ』などと呼ばれていた。
そのAI‐10の一体、パーソナルネーム『シオ』は、マスターの青年高村聡史と平凡な日常を送っていた。だが、日本が突如近隣国家東アジア共和国(REA)から核恫喝を受けたことにより、シオは自
衛隊に徴用されてしまう。そこで出会った同型の『ベル』らとその実力を遺憾なく発揮したシオは、仲間たちとともになんとREA国内の弾道核ミサイル基地への潜入を命じられることになる……。
ちびっ子ロボたちが正規軍相手に大暴れ! シオたちAH0の子ロボは、はたして日本とマスターを救うことができるのか?
※毎週土曜日夜定期更新中 ※2月27日および3月6日は臨時休載させていただきます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 19:00:00
2750780文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:1567pt 評価ポイント:725pt
作:馬酔木 喃喃
現実世界[恋愛]
連載
N6100IZ
幼少期に母親から捨てられ、父親と弟との3人で住むことになった主人公。しかし3人での生活は時間の流れを感じさせない程に早く終わる。
幼少期にトラウマを持つ主人公は、艶めかしい1人の女性とカフェで出逢うのであった。
これは、心に傷を負った主人公と艶めかしい1人の女性との想いを記した幸せな一ページである。
最終更新:2024-05-06 14:24:40
1649文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大人になって
自殺を考えなかった人は
自殺を考えた事のある人より少ないと思う
自殺するかしないかだけで
大半の人が抱いた事はあるであろうと推測してしまう
自殺したい気持ち
自殺というからいけないのか
死にたい
みんなそう思っている
自分だけじゃない
実行しないで我慢してるだけ
あるいは実行する時期をずらしているだけ
自分が死にたいと思っている時
父も母も
死にたいと思った事があるなんて事は子どもの前で感じさせない顔で生きて来て
心
の中では何度もそう考えていた事があったのだと
今は知っている
そんな俺はある日『自殺相談所』へ足を踏み入れた。
最初は弱った人を騙して付け込む悪徳商法だと思った。
だけどポスターを見て
新興宗教かと警戒したが違うらしい。
『ここへ来てくれたあなたへ
あなたが感じられる幸福感は今知っているよりも
もっとずっと沢山ある
全部知るのは難しいと考えるかもしれないけれど
不可能ではない
ひょっとするとあなたは世界で一番
沢山のしあわせを知る人になれるかもしれない
年齢も性別も環境も
何も関係ない
無理だと思って
何となく生きてても
しあわせな時は訪れる
どん底を知っているあなただからこそ
誰もが見落とすような
小さなしあわせにも気付く事ができ
いつの間にか一番沢山の
幸福を知る人になれると考える
自殺相談所 所長より』
やっぱり臭い
胡散臭いではなく
知ったか振り臭いとでもいうのか
FC2ブログ「sazanamiの物語」に一部掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 23:56:42
176006文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
優花は高校一年になったばかりの15歳。誰もが振り返らずにはいられない、長い黒髪の美少女だ。しかし、その顔と気の強い性格が災いして、中学時代は女子から反感を買い、孤立した日々を送っていた。そんな優花の心のよりどころは、九つ離れた兄 数馬と、その妻の佳代の二人だけだった。両親は5年前に交通事故で亡くなっていたのだった。
そんな優花の家に、佳代のいとこである竜が中学校の卒業式の日から居候することになった。竜は優花と同い年で、複雑な家庭の事情があると聞かされていたのだが、彼はそん
なことを全く感じさせないほど明るい少年だった。竜は毎日のように優花をからかったり怒らせたりして楽しんでいる様子。優花はできる限り竜と関わりたくないと思っていた。だが、日々の出来事を通して、二人の距離が少しずつ縮んでいく。
桜町に住む人々の物語第一弾。優花と竜の、ベタな少女漫画のようなストーリーの幕が上がります。
2018・4月 タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 01:13:54
445510文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:28pt
作:前世はきっと女の子
ローファンタジー
連載
N2464HE
「君はアーサー王の蘇えりし存在だ」
幼かった僕をを引き取ったローレンスは開口一番にそう告げた。普通なら信じないような与太話ではあるだけの、当時の僕はこの言葉を素直に信じてしまい、アーサー王に相応しい存在になるべく修行を開始する。
師匠であり育ての親であったローレンスはアーサーが17歳になった歳にこの世を去ってしまう。
日本での男のアーサー王は白馬の王子様の代名詞であると知った僕は、ローレンスの遺言に従って自分の護るべきお姫様を探すために美修院高校へと転校を決意する。
けど、僕の見つけ出したお姫様は自分など必要に感じさせない人類最強とも呼ばれる存在だった。
しかも、その少女は僕のことを何故か知っている様子。
僕はその少女との本当の出会いを思い出すため、そして彼女の白馬の王子様になるために少女の家で居候生活を開始する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 22:33:44
571146文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:12pt
蒼雲国の後宮には女性だけで作られる歌劇団があった。
男装した女が男役を演じる――そんな違和感を感じさせないほど華麗で美しい舞台が繰り広げられていた。
そんな後宮歌劇団に見習い役者として入団したのは、18歳の華蓉(カヨウ)。
華蓉の母親もやはり後宮歌劇団に所属しており、歌姫として賞賛されていた過去を持つ。そんな母は、歌劇団の中で最高位となる歌姫になるのが夢でもあった。
そんな母の遺志を継ぐために、華蓉は後宮歌劇団への入宮を決意する。
ただ恨み妬みの坩堝でもある後宮には、様々
な事件が起こり、華蓉もまたそれに巻き込まれていく。持前の推理力と音楽の知識を駆使して、事件を華麗に解決していく華蓉は、後宮で宦官楽師となった幼なじみの煌(コウ)と再会する。
一年前に後宮に来たという志煌にも解決しなければいけない謎があり、その謎解きを手伝うことで二人の仲は縮まっていく……。のか?
要素:中華ファンタジー×推理×恋愛折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 20:00:00
69688文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:228pt 評価ポイント:108pt
作:ぐーすかぴー
ハイファンタジー
連載
N6461IL
対魔ブリックス聖戦
それは、ブリックス皇国軍の人類と魔王の率いる魔族により始まった戦争。
勇者コルリオにより、魔王は討たれ、戦争は終わる。
それから、月日は流れ、3年の時が経つ。
世界は戦争の前の元の姿に戻りつつある。
そんな中、ブリックス皇国には、灰色のコートを着た一人の傭兵が現れる。
「僕、一人旅をしているんですよ。とある、目標があってですね…」
傭兵には旅の目標があった。
「僕、静かな場所で眠りたいんですよ。お勧めの場所知ってます?」
彷徨う傭兵は「アハハ」と笑う。
その笑い声はとても乾いていて、生気を感じさせない声であった。
彷徨う傭兵は今日も眠れる場所を探して旅をするのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 23:35:14
4350文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、士良 有為は妹の誰夢のスマホに届いたメールに従い、ある山奥に向かう。
するとそこで有為は謎の怪物に襲われ、誰夢を残して死んでしまう。
有為は何も無い空間で目覚め、そこで神を名乗る怪人と出会う。
神はもう1つの世界である『ノヴァス』に『魔王』と呼ばれる者が存在し、それを倒す為に特別な素質を持つ誰夢を怪物に殺させ、”転生”させようとしていたと語る。
有為は自分が体験した様な痛み、恐怖を誰夢に感じさせない為に、次に死ねばその魂は消滅し、誰夢を転生させるという条
件で、代わりに転生し……誰夢の為に魔王討伐を目指す。
有為はノヴァスで仲間を作り、魔王を討伐し——そしてある決断を強いられる事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 23:03:58
11898文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
人生とは、あまりにも不平等である。
時折り、少年はそう感じていた。
幼い頃より両親に捨てられ、渋々と自分を引き取った親族に育てられながら、逞しく生きてきた。
その勇気と信念は数々の少女達に勇気を与え、数々の友人にも恵まれ、ようやく平和な日常を手に入れることが出来るはずだった。
あの日、悪魔に全てを壊されるまでは。
いつものように帰宅し、いつものように学校を終え、生き甲斐だった武術を終え、最愛の人の為の期待に応えようと必死だった頃。
目の前には何故か赤い液体
が流れ込んでくる。とっさに目を向けた光景に、少年は呆然とした。
首元から赤い血を流し続ける妹と、その妹を囲む二人の両親の姿。
少年から全てを奪い去ったのは、愛。
少年を愛する悪魔達の、あまりにも一途な「愛」だった。
そして、それを悟った時の少年の表情は──一切の感情を感じさせない無に支配されていた。
これは、あまりにも純粋で一途な愛によって心を壊された少年が、尚も終わらない愛に「力」立ち向かう物語──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 12:08:45
339293文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:238pt 評価ポイント:74pt
作:ユークリッド
ハイファンタジー
連載
N6298IC
かつてこの国では、多くの召喚魔術師が居た。
召喚魔術師は異世界から力を借りる魔法使いであり、勇者や精霊、ドラゴンから獣まで多くの種族を召喚した。
異世界からの力を借り、国を発展させる礎を築いた。
主人公も召喚士の両親を持つ、召喚士の血族だった。
屈指の才能を持ち、将来は王族に仕える存在として大切に育てられていた。幼少期から厳しい教育を受けていたが、できることが増えていくのは嬉しく、何かにつけて褒めてくれる両親を彼は愛していた。自分も召喚士の力で、この国をより発展させるのだと
信じて疑わななかった。
しかし、ある日を境に全てが変わった。
ある召喚士が、魔王を呼び出したのだという。魔王によるたった一度の攻撃で、首都の3割が消し飛んだ。偶然にも首都内を移動中だった現国王も巻き込まれ崩御。
この事態を受け、王族は全ての召喚士を指名手配。捕まえ次第極刑に処し、召喚士を根絶やしにするように通達を出した。
そこから、彼の逃亡生活が始まった。
逃亡生活の末、限界を迎えた彼は自殺することに決めた。
自分から全てを奪ったこの国諸共破壊し、自分もまた死のうと固く決心した。
そのために魔王を召喚した。異世界から現れる魔王は特定の個体を指定することは出来ず、ランダム要素があったが、魔王召喚は十中八九凶悪な存在を呼び出す。国ごと彼を焼き払ってくれることを彼は信じて疑わなかった。
しかし、少年は運が悪かった。あるいは幸運だった。
彼が召喚した魔王は、歴史書で見たこともない容姿であり凶悪さを全く感じさせない雰囲気だった。
端的に言うと、少年が召喚した魔王は少女だった。少女は泣きじゃくりながら、涙と鼻水で顔をびちゃびちゃにさせながら情けない声を出し嗚咽していた。
そんな少女に彼は頼む。
「泣いているところ申し訳ないのだが、この国ごと僕を消し飛ばしてくれないか」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 12:00:00
2185文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
各国が一柱ずつ神を信仰する世界。そんな世界で数十年もの間続いた戦争があった。
その戦争の名を北方戦争
光の神ルーミュを信仰するレンシア王国と水の神ウンディーネを信仰するガイアス帝国との間で起こった戦争。長年続いたその戦争での死者数はもはや分からない。しかし、この泥沼の戦争は僅か一日の交戦、否、たった一人の少年による蹂躙で幕を閉じることとなった。
少年の名はアレス
その圧倒的な力と何も感じさせない虚無による蹂躙劇は帝国の人々に絶望を与えた。そして帝国は彼を『絶
望の使徒』と呼び忌み嫌った。
それから三年の月日が流れる。
表舞台から姿を消したアレスは成長し、再び世界の表舞台へと姿を見せることになる。
これはそんな少年が無くしたものを求め、真に英雄となる物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 18:47:42
525670文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:104pt 評価ポイント:48pt
――だけどな。俺は見たんだよ確かに。スクランブル交差点の真上から……何もないはずのその頭上から……文字通りに銃の雨が降り注いだのを
ある刑事は間違いを感じさせないように言ったその言葉。ある事件で見たその光景は確かだった。
渋谷銃雨事件。渋谷のスクランブル交差点で起きたその事件は政府によって危険と判断され情報が規制が入るほどの事件だった。
未だに犯人も何も不明の事件。物語はその事件より十七年後のある日より起こる。
ネットで生放送された情報が引っかかった刑事の右島藤次
(みぎしまとうじ)は情報の出所を探り、それが銃雨事件の犯人以外知りえないと確信する。
やがて彼が知ることになる物語の真相はあまりにも悲しい内容だった……。
※この作品はフィクションです。作中で描写される人物、出来事、土地と、その名前は架空のものであり、土地、名前、人物、または過去の人物、商品、法人とのいかなる類似あるいは一致も、全くの偶然であり意図しないものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 00:11:20
21296文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
西園寺財閥の明日で二十代最後の誕生日を迎える社長令嬢の貴子は、百貨店のアクセサリー売り場のガラスケース越しにダイヤが埋め込まれた銀のネックレスに見入っていた。
「お客様、何をお探しですか?」
落ち着いたやさしいオトコの声が自分に向けられていることに貴子は気づき、振り返ると、そこにポーカーフェイスの背の高い茶髪のイケメンがたっていた。
自分に近づいてくるオトコの声色と表情には必ず委縮や力みがあるのを感じる貴子は、いつもオトコといる時は落ち着きを得られず、会話すらほとんどで
きずにいるのだった。それが西園寺の名と財産から来ることもわかっていた。
そんな貴子だから、どんなことがあっても顔色一つ変えないポーカーフェイスのオトコとの出会いを求めていた。
今、目の前にいるこのお方こそ、理想のオトコに違いない。そう思う貴子は顔を赤らめながら「はじめまして」と声をかけたのだった。
「はい、お客様、何がおいり用ですか」
貴子は恋に落ちてしまった。委縮も力みも感じさせない、そのクールなポーカーフェイスに落ちていった。
「今晩私の家にいらして、ご一緒にお食事でもお召し上がりくださらない?
貴子のそんな様子を伺っていた若い女の店員が、もう我慢できないといった勢いで、間に入ってこう言った。
「他のお客様にご迷惑となりますので、店内でその様なことはなさらないでください」
「私には、この方でないとダメなの。やっと見つけた理想の方なの。邪魔しないでくださらない!」
「えっ!お客様?これを理想の方とおっしゃられても、私どもと致しましては困ってしまいます、どうすることも。・・とても言いにくいのですが、これは、その店員ではありませんでして、・・」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 06:57:50
961文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:三ツ星みーこ
異世界[恋愛]
完結済
N3284HY
ノルデン帝国帝都歌劇場の花形、悪役女優のドリナ・レースヒェンは、色好みな大人の女性という世間の想像に反してド真面目かつ超不器用な十九歳の少女である。
そんな彼女が初恋に落ちたのは、おっとりした心優しい好青年のロアルド・ギュンター。しかし、温厚篤実な彼は、美貌の女優を前にしても下心を微塵も感じさせない上、仕事にも何か秘密を抱えているらしい。難攻不落なロアルドをオトすため、ドリナは一大奮起した。
「私は帝都一の悪女よ! 誘惑くらいお手のものだわ!」
恋愛経験ゼロのなんちゃっ
て悪女、彼女の初恋とその顛末について。
※十話完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 21:25:09
29963文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:94pt
作:るさんちまん
ヒューマンドラマ
連載
N1270HQ
ハワイをこよなく愛するカメラマンの俺の周囲には、どこか切なくホロ苦い彼女達の姿があった──。そんなちょっぴり大人な短編小説集。1話読切なので、どこからでも気軽にどうぞ。
ここからは軽く解説になります。
20年近く昔に書いた作品です。当時は自分の文体じゃないと感じてお蔵入りにしたのですが、久しぶりにデータから引っ張り出してみて、WEB小説のスタイルにはちょうど良いのではないかと思い、改めて書き直してみました。
そのため、当時の情勢とかなり変わっている部分もありますが、基本的に時
代性を感じさせないようにしつつもあまり手を加え過ぎないようにしています。特に昨今のコロナ禍の影響は大き過ぎるため、反映させていません。一刻も早く、この小説の頃の生活に戻れるよう願っています。
なお、作中に未成年者の飲酒や大麻等の表現がありますが、あくまでフィクションとして登場人物のキャラクター性を描くためであり、法律や法令違反を助長する意図はないことをお断りしておきます。
※「カクヨム」でも公開しています。また、「カクヨム」でしか公開していない作品もありますので、そちらも是非ご覧ください(https://kakuyomu.jp/users/nok_amn)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 12:10:42
13466文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
世界一の大国ロードグランの国王アルデュラスは通称『黒龍を駆る戦鬼』。世界でも希少な竜種の中で最も強暴とされる金眼の黒龍を従え、ひとたび戦が起こるとその黒龍を駆り戦鬼と化す。彼の姿を見たものにはすなわち死が訪れる。その名は戦が起こるたびに飛び交い、そして世界中から恐れられていた。
その隣国であり、現在かの国と協定を結んでいるリングジルドには、王国初となる女性の騎士団長がいる。彼女の名はユーリティス・ランディール。
リングジルド王国の中で力を持つとされる派閥のうちの一つ、ラ
ンディール家の長女して生まれ、男同然に育てられてきた。だがその半面、いずれ彼女はアルデュラス王に嫁ぐ為に淑女としての厳しい教育も課せられてきた。
『戦鬼の生贄』
彼女は陰でそう呼ばれていた。だが彼女にはその事を微塵も感じさせないような毅然とした姿勢と、そこいらの男性騎士よりも立つ腕と頭脳がある。
とはいえユーリティスがアルデュラスのもとに嫁ぐ事は周知の事実。
彼女もその覚悟は出来ていた。ある人物に出会うまではーーーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 13:30:01
14337文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:2pt
作:RONTAISHAN
ヒューマンドラマ
完結済
N2708HK
温厚な長老の目に怒りが満ち、最近アルビノに宗教団体がとんでもない買値をつけたと話した。
「It's not uncommon to have reconnaissance units from other countries」
(他国の偵察隊は珍しくない)
視覚を確保する網状のベールがついた全身刺繡のかたまりが突然しゃべった。
美しい黄金の髪がランプの光を反射して、陰影を泳ぎ、ピンクゴールド、ヘーゼル、深みあるショコラブラウンと、光の加減により一区切りでは言い表せない
美しさが辺りに満ちる。
”…な!”
艶のある黄金の羽を整え、立ち尽くす児童は均整のとれた美顔に切れ長な目じり、真っすぐに整然と正面をみつめる。すらりと伸びた手に浮き出た青い血管が肌の色を感じさせない。砂ぼこりで薄汚れた小屋に不釣り合いな光沢が教団兵のやつれ黒ずんだ顔を照らす。
赤毛の鉱脈を辿りルビーを掘り出すために、彼は美しい前髪に隠れた瞳を確認した。
「〇@ダッガ、バルファサイ$xァー!」
アラムは叫び、地面に額をこすりつけた。
透き通る美白の幼女がもつ神秘的な紅玉《こうぎょく》の虹彩、彼女こそ彼らが探し求めていたアルビノである。
◇アルビノのエマが島にやってくる前のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 19:28:39
46990文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
”私”であるオシャレが大好きなエリカ。
ヒステリックで仕事にかまけて家庭をかえりみない母ヒサコ。
優しく娘のエリカを大事に思う父ケンジ。
年を感じさせない美貌とおおらかな感性をもつヒサコの従姉のサキ。
エリカが心に描く理想的な『真実の愛』とは?
最終更新:2021-08-27 20:00:00
27888文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:20pt
6歳になった 仲間 ありすは通り間に遭い命を落としてしまう。しかし、そんな過去を感じさせない天性の感覚で生き抜いていく、ありすは何のために生まれて生きていくのか 行く末は作者にもわからない。ありすはアリアに転生し新たな仲間と共に異世界で冒険をし日々をただ生きていく。上手く作中で表現できるかわからないが独自な世界観が表現できればと思います。投稿は初めてなので宜しく
最終更新:2021-05-25 19:52:19
8900文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
アスファルトに引き寄せられる無数の雫
水滴から身を守るように人々が手に持つ多数の傘
薄暗い空を覆い尽くすように一寸の隙間も感じさせない傘の数。
濡れた地面に反射し映るさまざまな光
水たまりに反射した光が赤から青に変わり
人々は歩きだす
雫一滴一滴の集まりで、できた、アスファルトの水たまりに世界の色が反射していた
この世界の光が濡れたアスファルトを彩っていた
冷たい外気と交じり地面に溜まった水たまりとアスファルトの匂いがする
鼻につんざく香り…。
赤、青、黄色、透明
、黒、
様々な色の傘
雨が降ると世界はさまざまなもので彩られる
水で薄めた(薄まった)絵具をぶちまけてしまったような折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 02:02:17
290文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
町の外れにある大きな洋館。そこには決して近付いてはいけない。恐ろしい吸血鬼が住んでいるから。
そんな噂がある町に引っ越してきた少女は、洋館に惹かれるがまま、級友たちの忠告も無視して洋館へと赴く。
そこに住んでいたのは、恐ろしさなど微塵も感じさせない、臆病な吸血鬼だった。
キーワード:
最終更新:2020-11-17 20:40:59
2401文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ジュレポンズ
ハイファンタジー
連載
N4615GE
気が付いたらそこは薄暗い洞窟の中。
しかも目の前には大量の死体に、狂気の内にある人間が呪文を叫び続ける姿……。
SAN値直葬されそうな光景は転生した事を全く感じさせない!!(※感じたくない)
気を抜けばSAN値直葬まっしぐらな異世界で、主人公は無事に第二の人生を謳歌できるのか!?
クトゥルフ神話全く知らん! って方でも気軽に読める様にはしていく予定です
※この作品は「カクヨム」の方にも同時掲載しています。
最終更新:2020-09-09 00:20:07
76198文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:24pt
高柳凛(たかやなぎりん)はクォータのーの超絶美人。26年モテ期はとどまることを知らず、男子からは自分勝手な欲を、また女子からは嫉妬や憎悪なかどの感情を向けられ過ぎて、男嫌い・人間嫌いになってしまった。
なるべく人を排除し、近寄らせなくしているうちに、淡々とした無機質な無表情を保つスキルを身につけていった。
そんな凛の勤める会社に入社してきたのがジェンダーレス男子笹本天音(ささもとあまね)。誰からも可愛がられる子犬のような性格に、性別を感じさせない可愛らしい顔つき。常に笑顔で妹
ポジション(男子だけど)の天音にすり寄られ、絆され、天音限定で男嫌いを克服される……までのお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 17:32:46
18536文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:24pt
勉強も運動もできなくて要領も悪い俺はハズレで勉強も運動もできて要領もいい妹はSSRの大当たりだと母さんは言った。
たしかにその通りだ。だからきっと妹は……
最終更新:2020-06-30 17:00:00
3004文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:46pt
作:アリス・world
現実世界[恋愛]
連載
N6655EZ
日本にとある貴族がいた、その名も皇帝。
日本のトップに君臨する貴族は、日々一般人とは違う生活を送っていた。お金には困らず、絶世の美女に求婚される毎日、不自由な生活は微塵も感じさせないほどの生まれ持った勝ち組なのだ。
そんなある日、皇帝といわれる少年は偶然出会った幼い女子の姿に一目惚れしてしまう。
だがその少女は男の子だったのだ!!そして絶世の美少女もとい男の子は、危うい所を救われ、決意し皇帝陛下様と暮らすことに?!
絶世の美少年は絶世の美少女とし新たに新規一転するものの、
その美しさに様々な人を誘惑してしまう程の美貌だった。
男女構わず魅了する美少女に胃がキリキリする皇帝陛下は、毎日切磋琢磨するのであった。
百合百合する時もあれば皇帝陛下様との楽しい2人の時間もある。そんななんとも言えない元男の娘っ子は今日もどこかで笑顔を振り撒き、色んな人を落としてしまうのであった。
※更新不定期になります。
公開している話は、定期的に読み易いように改善していくつもりなので、定期的に見て頂けたら幸いです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 17:00:54
275671文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:263pt 評価ポイント:63pt
世界の終わり……戦争....エネルギー問題....様々な問題があった世界はもう文化を感じさせないほどに崩壊してしまった。そんな世界に残されたある少年と少女の、楽しさ幸せを探し、迫る最後までに、自分の今までの世界を振り返る、物語である......
最終更新:2020-04-25 12:43:34
34728文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
佐々木は、過去、自分の親、兄弟を強盗に目の前で殺された男である。
事件からすでに13年が経ち、普通の生活を送れるようになった今でも、あの時の犯人の顔を、空気を思い出し恐怖に震えることがある。
犯人の目、圧倒的な暴力、そして醸し出されていた恐ろしい殺気。
それは、今でも彼を蝕んでいるのである。
そんなある日、犯人の男が捕まったという情報が入る。
事件後も逃げ回り、他にも空き巣や強盗等、小さい犯罪を繰り返していた男は、些細な事で、あっけなく捕まった。
そのことを知った佐々木は
、自身の伝手を使い犯人である男との情報を集める。
そして、そこには、かつての暴力、殺気を微塵も感じさせない、哀れな中年の男が実像が存在するだけであった。
牢の中で理不尽な扱いを受け、周りに薄ら笑いを浮かべながら卑屈に媚び諂う男の情報が集まっていく中で、佐々木は自身の中の虚像が砕け、トラウマが昇華されていくことを実感する。
しかし同時に、それは佐々木の中に新しい感情を生み出していくこととなった。
犯罪被害者、遺族である佐々木の目から見る犯人の実像と、感情の変遷の流れ。
それは、彼の中でどのように昇華され、折り合いをつけていくのか。
そして、佐々木が最後に出した回答とは。
・2019年 9月11日 序章投稿
・2019年 9月11日 第二章投稿
・2019年 9月18日 第三章投稿
・2019年 9月18日 第四章投稿
・2019年 9月25日 第五章投稿
・2019年10月 8日 第六章投稿
・2019年10月30日 第七章投稿
・2019年11月 6日 第八章投稿
・2019年11月27日 第九章投稿
※2019年11月 6日 一部、話の矛盾箇所等の訂正折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-27 01:47:42
34074文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:ニコ・タケナカ
現実世界[恋愛]
短編
N5692FS
夏の終わりの花火はなぜこんなにも儚く切ないのか?
しかし、隣の彼女はそんな事微塵も感じさせない笑顔だった。
最終更新:2019-08-31 22:23:37
2922文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ニコ・タケナカ
現実世界[恋愛]
短編
N5682FS
夏の終わりの花火はなぜこんなにも儚く切ないのか?
しかし、隣の彼女はそんな事微塵も感じさせない笑顔だった。
最終更新:2019-08-31 22:11:00
3803文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「ホルベックの奇妙なレストラン」
これは、日本人が1人もいないデンマークの小さな田舎町ホルベックで、大浦健が暮らした10年間の物語である。この地では、暗く長い冬がやっと終わって、凍りついた大地に春のそよ風が温もりを与える頃になると… 町の周囲に広がる深い森や野山に、春を告げる花々が一斉に咲き始める。やがて、ツグミの一種でとてもひょうきんな鳥、ソールソートが町中いたる所で、美しい春のさえずりを始めると…
この小さな町の中央に立つ、セントニコライ教会の鐘の音が青空に響き渡
り、長い冬から開放され再び笑顔を取り戻した人々が、一斉に町に繰り出し始める。
そんなのどかな初春の頃、健はそれまで住んでいたコペンハーゲンから、この田舎町「ホルベック」に引っ越して来たのだった。
デンマークの首都コペンハーゲンから、西へ60キロ程離れた所にそのホルベックという田舎町がある。町の周囲には、うっそうと茂る森、なだらかな丘の上の牧場、蛇行して流れる小川、そして麦畑がどこまでも広がる。それらの間に、おとぎ話に出てくるようなかわいらしい家々が点在している。まるで時の流れを感じさせないような、とてものどかなメルヘンの里に彼は迷い込んでしまったのだった。
妙な縁でデンマーク人の女性と一緒になった彼は、妻の父親がオープンし、伯父さん夫婦が経営することになっていたレストランの補佐役を任されることになってしまう。
このレストランは、まるで古城の内部を思い起こさせるような立派な造りで、当初は食事客だけを受け入れる、高級レストランとして出発するはずだった。
ところが開店の日、お祝いパーティーで酔っぱらった健が、酔った勢いでギターを取り出し、日本のフォークソングなどを歌い始めてしまったからさあ大変。未だかって日本人など見たこともなく、日本の事情など、ほとんど知らない人々が大多数の田舎町。奇妙なエスキモーが、奇妙な歌を歌う店としてのうわさが、たちまち町中に広がり、このレストランは、音楽好きな人々が集まる歌声酒場にと、徐々に変わってしまったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 13:00:00
1042文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
奴隷商人として暮らす少女。
そんな彼女は幸せすぎる日々を送っている。住んでいる館はいつも笑顔に包まれ、冬でも寒さを感じさせないそんな生活。
これは、そんな幸せに暮らす少女たちのある日。
いつもと様子の違う家族を不思議に思いながらも、今日も彼女は笑顔に包まれたそんな日常を噛みしめる。
※この作品は、現在連載中「有志勇者となって勇者に復讐します。」https://ncode.syosetu.com/n9359fa/ の短編作品となっております。
一話を読めば、なんと
なく理解できるようには作っておりますのでよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 18:00:57
3545文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:38pt
作:かわかみれい
ローファンタジー
短編
N3920FD
人から放たれる【悪意】を敏感に感じ取れる吹上かおり。
自分を含めた人間に対し、密かに嫌悪感を持ったまま育つが、大学のカフェテリアで不思議な青年と出会う。浮世離れた彼は何故か、かおりに【悪意】を感じさせない。
ヒトとヒトならざる者の、結ばれることのない恋。
最終更新:2018-11-22 00:12:21
16804文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:436pt 評価ポイント:386pt
――我らは奇跡の体現者
――我らにとって奇跡とは必然である
――故に我らは奇跡を体現せし者である
――我らは奇跡の体現者、魔術師である
魔術師、神谷裕(かみや ゆう)は勇者召喚に巻き込まれて異世界に転移してしまう。だが、裕は神にも等しい力を持っているので異世界でも余裕で生活できる。魔王を倒してほしいと言われるが魔王を倒す理由がないので断る。そして、裕は自分の思うままに異世界を堪能する。
裕の行く先々でいろいろな問題が起こるが裕はそのたびに奇跡を起こす。
ストレスな
ど感じさせない奇跡のノンストレスファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 21:00:00
5364文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
これは「人」と「人ならざる者」が共存し、魔法という未知の力が存在している世界での物語。
「彼」はグラン王国のはずれのはずれ、辺境の地である「賢者の森」に住む青年だ。
この「森」には「人間」、いやより正確に言い換えると「知性を持った生物」は彼一人しかいないはずだった。
朝のお祈りの後は周りの木々に水をやり、昼にはここにいる限り必要性をまるで感じさせない魔法や戦闘の訓練を行い、夕方まで誰も食べるものがいない畑を耕し、夜には鳥や虫たちの囀りに耳を傾けながら使う必要のない知識が詰ま
った本を読む。
それが彼の生活で、彼の一日で、そして彼の全てであった。
誰とも関わらず、何もしない。
故に、誰とも関われるし、何でもできる。
「無限の可能性」を体現し、内包するもの。
「誰でも」あり、「誰でもない」もの。
「全」であり「一」
「一」であり「全」
それが彼の「基本原理」であった。
だから、きっと、それゆえに-----彼は「言葉を必要としなかった」
そんなある日、森に来訪者があった。
彼は見つけてしまったのだ、森の中でぼろ雑巾のようなみすぼらしい少女が倒れているのを。
知ってしまった以上、見つけてしまった以上、人間はその事実に対して関わらずにはいられない。
この今にも息絶えそうな少女を助けることも見殺しにすることも、一つのれっきとした「干渉」なのだから。
そして、青年は決断する。
いや決断などしていない、逡巡したのは一瞬であとは体が勝手に動いていた。
そして、それがきっと「黙示の賢者」の始まりだったのだ。
---その出会いは、「必然」のみで構成された青年に少女という「偶然」を初めてもたらした。---
繰り返すこれは物語だ。
これは……。
---1人の青年が1人の賢者へ、そして1人の賢者が1人の愚者へとなり果てるまでの物語---折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-09 02:51:55
85217文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
85才で天寿を全うし、剣と魔法の異世界へ転生!
落馬した5才の時に突如、前世の記憶が甦った私、スザンネ・フォン・ノイブルグ。
前世の記憶のアドバンテージなんて微塵も感じさせないチートな親類縁者に囲まれて、いつもギリギリで生きています!
最終更新:2018-06-24 14:05:32
8676文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『人間』が苦手な伊織。
人間味を感じさせないビスクドールのような春馬に出会ってから、彼の側に居ることに固執し続ける。
その関係は9年経った現在でも続くが、その関係性は『いびつ』でしかなった。
最終更新:2018-06-02 00:37:44
17187文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:0pt
作:spell breaker!
現実世界[恋愛]
完結済
N6064EP
気づいたとき、玲也は見知らぬ山を登っていた。山頂に光が瞬いているので、それをめざして登るしかない。
生命の息吹を感じさせない山だった。そのうち濃い霧が発生しはじめる。
と、上から誰かがくだってきた。霧のなかから姿を現したのは萌と名のる女だった。
玲也は萌とともに行動をともにするのだが、歩くにしたがい二人はなぜここにいるのか思い出していく……。
最終更新:2018-03-10 07:19:18
13664文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:60pt
※ 昔、別サイト様で書かせて頂いた詩作品となります。ふと、思い出しこちらにも置かせて頂きたく思い……、失礼いたします。
女が、病室で見つめるものを描いた作品となります。……この作品の下敷きにした、私の解釈を載せることが詩の読解に置いて、ある種のフィルターになり、皆様の詩の解釈を狭めてしまう結果になることを恐れて、本来は自らの下敷きとなる解釈を載せることはしないのですが、この作品に置いては、それを先に行おうと思います。読まれないと思われる方は、このあらすじに書かれている内
容を目にすることなく作品にいかれてくださいませ。この作品は、死産してしまった年若い女性が、精神を病み、病院に入院する状態で始まります。彼女は、産まれてくる我が子の為に一遍のもう一生完成しない未完の作品を創り上げていました。その創造の世界では、彼女の子が自由に魂の友人と遊び、そうして、得体のしれない物体に呑み込まれぬように母である彼女は叫びます。その先へは行かないで。と、この得体のしれない物体は、彼女の中では受け入れがたい現実を指し、虚構の世界では、自らの想像の中の子が、自らの想像のままに遊んでいる幸せがあります。勿論それは虚構の幸せであり、冷たい雪の温度を感じさせないくらいに混沌とした意識の中にある彼女には時間の感覚すらありません。そのような解釈を下敷きにして、この作品を描きました。読んでいただける方の自由な解釈にこの作品がもまれますことを心から願っております。このような場を誠に有難う御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-28 12:31:59
1084文字
会話率:100%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
時には何も感じさせない、ゆったりとした恋をしよう
最終更新:2017-11-08 18:12:32
328文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「面白い小説を書いてみたい!」
一人の読者がそう思った。
小説を読むのが好きな、書いたことは一切ない初心者がだ。
最初は趣味で、Wordにちょろっと書く程度だった。そんな初心者は“小説家になろう”というサイトを見つけ、デビューを決意する。
名は『月見幻』――勿論ペンネームだ。
意を決して作品を投稿し、初めは順調かと思われた。
だが、初心者は気付いた。
「引き込まれるような、描写を書けない……」
そう、連載小説を書いていて次第に気付き始めた。今まで読んで
きた小説の、作者達の凄さに。
読者の時には全く感じさせない、読み手を引き込ませる様々なテクニック。
初心者は調べた。今の自己流の書き方のままでは、面白い小説を書けない。
そして感じた。
「果たして、この作品をこのまま書いていいのか?」
調べてみて分かった。自分の作品の幼さに。
このまま書き続けることは勿論できる。だが、この描写力のままずっと書くのか?
駄目だ。どうせ書くならもっと面白く、引き込まれる小説を書ける様になりたい。
一人の作者がそう思った。
※連載小説で出していますが、中身は短編小説の詰め合わせになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-30 21:06:05
71976文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
バーで出会った若い男女の恋物語。
主人公の遼は初めて訪れたメニューのないバーで、どのようにオーダーしていいのか分からず戸惑うが「ここは誰も人を見下したり笑いものになんかしませんから」というマスターの言葉に安堵し、以来、一人で通うようになる。そのバーにある日若い女性が現れ遼の呑んでいるスコッチを指さし「これと同じのをください」とマスターにオーダー。この出来事をきっかけに、二人は急接近していく。彼らの恋は、出会いこそバーという大人のロケーションですが、無邪気で初々しくとても爽やか
な関係。
しかし、そんな二人の幸せな時間は、リナの「脳の萎縮」という病によって少しずつ奪われていってしまう。リナの病は、医師にも「詳しくはわからない」、「35才までちゃんと生きられるか分からない」というレベルの難病、それが正しければ残された時間はあと・・年。しかし、付き合いの中で微塵も感じさせないリナの活き活きとした振る舞い。それによりリナの病気のことをあまり深刻に考えなかった遼。しかし、病は確実に進行していた。
リナの発熱をきっかけに少しずつリナに変調が見られ始める。少しずつ蝕まれていくリナの変化に戸惑い、逃げ腰になっていく遼。それに気づいたかのように入院先から別れのメール。遼は自分がどうすればいいのか悩み苦しむ。そんな中、一冊の日記を見つけ自分の臆病さを嘆き、リナへの愛情に気づきリナを探し始めるもなかなか見つからなく、何気なくいつものバーでマスターに聞いてもらおうと店を訪れると店の中にはリナが・・・。
リナとマスターの関係に驚く遼、しかし、もっと驚いたことは、リナは遼のことを覚えていなかったこと。しかも、遼との記憶だけすっぽりと抜け落ちていた。今までの遼なら簡単に諦めた現状だが一緒に病に付き添う強い気持ちと何度忘れられてもまた何度でもまた出逢おうという主人公の心の成長を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-17 15:00:00
54414文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
遥か彼方の宇宙では戦争があった。だが、故郷の星では、戦争を感じさせない世界のままだった。星樹連盟軍の兵士として宇宙にあがっていた深見弘樹は帰還する。家族と、友と、再会した。だが、宇宙で戦うということは、生身でおこなえる容易いものではない。肉体と心の強化処理が施されている。戦争に行く前と変わらないが、確かに変わって帰還した弘樹は……。
最終更新:2017-07-15 17:00:00
7070文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「我が皇家の忠実なる家臣、浅羽家の桜花姫よ、急な話ではあるが隣国、世那へ嫁いでくれ」
感情を感じさせない平坦な声が、わたくしの頭上に降ってくる。
深く頭を垂れたわたくしには見えないけれど、きっと皇様のお顔もこの声のようになんの感情も宿してはいないのだろう。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
思いを寄せるあの方に告げられたのは、隣国へ稼せという冷たい言葉。
桜咲き乱れる季節のお話です。
和モノ春花企画参加作品。
最終更新:2017-04-14 00:51:31
4887文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:15231pt 評価ポイント:12917pt
それは、責任も罪悪も感じさせない、お祭り騒ぎの悪意。
最終更新:2017-03-24 22:31:36
9853文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:330pt 評価ポイント:294pt
ステータス∞チートの主人公のメリットはストレスを感じさせないこと。
では、デメリットは……
最終更新:2017-03-04 20:00:00
506文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
世界を救える力がありながら、全くやる気を感じさせない、ヒーローの物語。
【登場人物】
「ヒーロー」・・・この物語の主人公。やる気がない。
「ヒロイン」・・・主人公の幼馴染のような存在。やる気がないヒーローをどうにかして、奮い立たせようする。
「マスター」・・・喫茶店の店主、兼、アジトを守る者。
「作者」・・・(えっ、どうゆうこと!?)
最終更新:2017-02-06 23:57:59
3151文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
『自立した大人』ってなんだろう。
高校三年の5月。漠然と自分の進路を決めながらも、浅岡勇人はどこかに不安を抱えながらも、穏やかな高校生活を送っていた。
ふと、自分の幼馴染がいるという以外には全く関わりもなく、不安などとは全く縁のない集団『静岡蜜月カルテット』と呼ばれる同性愛集団のことが目に入る。
自分等よりはるかに闇が深そうなのに、そんなことをまるで感じさせない振る舞いに、自分の不安を解消する何かがあるのではないかと、浅岡は興味を持ち始めた。
それがある事件につながることも知
らずに
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 00:49:00
30546文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「私ね、あなたよりも一日だけ未来を生きているのよ」
彼女は彼にそう笑いかけた。年齢などを一切感じさせない無邪気な笑みで。
定年を迎えた老夫婦が二人。これからの生き方が、ほんのすこしだけ楽しくなりますように。
最終更新:2016-09-11 23:03:47
1803文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
日本の美を愛するおじいさんが、美を感じさせない桜の木との出会いから心情を変化させていく。
最終更新:2016-08-01 17:44:45
2034文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
検索結果:67 件