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検索結果:55 件
猫よりも旦那に愛されていない女が
一念発起して豊胸手術する話。
しかし旦那には見向きもされず…?
キーワード:
最終更新:2024-05-09 23:00:06
1649文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
団地で暮らすほたるは、三角公園の砂場でいつも遊んでいた。母がいつか迎えに来るのを切に願いながら。
誰も自分を迎えにこない。
誰からも愛されていないと認めるのが怖かった。
五時を過ぎると公園には誰もいなくなる。
そうすると、寂しくて寂しくて、たまらなくなるのだ。
そんなある日、ハーメルンと名乗る美貌の男がほたるを迎えにくるのだった。
ハーメルンとは何者なのか?
その目的とは?
最終更新:2024-04-20 22:50:52
7989文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:60pt
時は、王立学園の卒業パーティー。
わたくしの顔を見るなり、足早に近づき、片膝をついて頭を垂れる臣下の礼をとった青年は、コードネーム【シスコン】の我が義弟ケイレブ。
この義弟の溺愛の対象は彼の血のつながった双子の妹カイリーで、義姉のわたくしではない。
わたくしは学園の寮に面会に行くたびに面会拒否されるほど嫌われているが、それはまあよい。
わたくしの文通相手からの情報では、この卒業パーティーで、【悪役令嬢】と【メインキャラの婚約者達】のグループが、【聖女】と【メ
インキャラ達】のグループと断罪合戦をして、潰しあうとのこと。
そして、意味不明な「断罪劇」が成功すれば、この国を担う権力者の次代達が悉く政治的に再起不能になって、文通相手がこの国を征服しやすくなるそうだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 07:00:00
34216文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:122pt 評価ポイント:84pt
円状大陸の中心部にある空に浮く島には、神々の国がある。女神の子であるニニリナは、空島にある学園でアルトリニア王国の王子であるアルトリウスと出会い、恋をして、恋人同士になって、卒業と同時に降嫁した。つつがなく王となった優しい夫のアルトリウスの愛をニニリナは疑ったことはなかったけれど――あるとき、そこに疑念が生じて……?
※スパイスていどに敵キャラクターが出てきますが、ざ/ま/ぁはほぼないです。方向性としては単純な勧善懲悪風味という感じです。
※他投稿サイトにも掲載。
※全7話、
完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 00:00:00
13370文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:238pt 評価ポイント:148pt
ブルーク公爵家の長女に生まれた私は、幼い頃に母を亡くした。父に愛されたことなど一度もなく、父が後妻を迎えると、私は使用人用の住まいに追いやられた。
父はこの国で、一番力を持っていた。一国の王よりも。
国王陛下と王妃様を殺害し、王太子であるアンディ様を国王に据えた。両親を殺され、12歳で国王となったアンディ様は、父の操り人形だった。
アンディ様が18歳になると、王妃になるように父に命じられた。私の役割は、アンディ様の監視と彼の子を産むこと。
両親の仇であるブルー
ク公爵の娘を、愛することなど出来るはずがない。けれど、私はアンディ様を愛していた。自分が愛されていないことも、愛されない理由も、愛される資格がないことも分かっている。愛されることなど、望まない。
父親がどんな人間かは、私が一番良く分かっている。父は母を、殺したのだから……。
彼に愛されなくても、彼を守るために私は王妃となる決意をする。王妃となってまもなく、アンディ様は愛する人を見つけたからと側室を迎えた。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 19:14:46
53220文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:4264pt 評価ポイント:3244pt
ミアは、元敵国のクルキネン伯爵家に嫁いでから半年間、夫のヴィルに嫌われていると思っていた。
会うことはほとんどなく、離れた屋敷で暮らしている。
伯爵家の主人がミアを愛していないから、メイドや執事などの使用人達はミアを舐めていて、不当な扱いを半年間ずっと受けていた。
そんな生活も慣れてきたある日…ミアは、自分が夫のヴィルになる夢を見た。
「えっ、なにこれ?」
とても現実っぽい夢だと思いながらも、ヴィルのように振る舞いながら一日を過ごす。
そうしていると、夢の中のヴィルはミア
のことが大好きだということを、周りの人間の言葉から知る。
「やっぱりこれは夢ね。私はヴィル様に愛されていないから」
と思っていた。
しかし同日同時刻、ミアの身体の中にはヴィルがいて……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 18:52:21
20221文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:12786pt 評価ポイント:11710pt
公爵令嬢のジュリエンヌは年の離れた妹を見て、自分との扱いの差に愕然とした。家族との交流も薄く、厳しい教育を課される自分。一方妹は我が儘を許され常に母の傍にいて甘やかされている。自分は愛されていないのではないか。そう不安に思うジュリエンヌ。そして、妹が溺愛されるのはもしかしたら魅了魔法が関係しているのではと思いついたジュリエンヌは筆頭魔術師に相談する。すると──。
最終更新:2024-01-09 17:47:18
5836文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:7560pt 評価ポイント:7060pt
誰からも愛されていないバーネット伯爵令嬢アグネスと、その異母弟であるセドのお話
最終更新:2023-10-21 05:45:32
3712文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:136pt 評価ポイント:128pt
作:ねこまんまときみどりのことり
ヒューマンドラマ
短編
N4612IL
私は父に愛されていない
愛されたこと等ないのだろう……………
母が生きていた頃は、母と祖父母に愛されていたと思っている
今も母の愛だけは、真実だと感じているけれど………………
メリールーには、全てが過去のことなのだ
私イザベラの家は伯爵家。
勢いのない中流、いえそれ以下かしら。
母の喪が明けた後、新たに嫁いできたのは男爵家の令嬢。
16才の私と3つしか離れていない。
お母様が死んで、喪が明けたばかりなのに…………
そして幕を開ける不思議な物語。
最終更新:2023-10-10 22:54:38
14047文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:336pt 評価ポイント:316pt
侯爵家令嬢のアイリーンは、誰からも愛されていない。
自分を愛してくれた母親は、アイリーンが八歳の時に死んでしまった。
元々母親は身体が弱かったのだが、その年に流行った風邪を拗らせてあまりにも呆気なく、
この世を去ってしまった。
母親が死去して一年も経たずに父親が再婚した。
アイリーンより一歳上の連れ子をつれて。
父親曰く学生時代親睦があった友人の妻でその人が無くなってしまい、
お互いに似た境遇ゆえにいつしかお互いに愛し愛されるなかになったらしい。
それからのアイリーンの過
酷な生活が始まった......
大好きだった母親の残してくれた侯爵家を守る為に必死に頑張った来た。
子供らしく遊ぶ事も出来ず、睡眠時間も削って。
やつれた骨の様な身体、窪んで目の下に濃いくまが出来ている顔立ち、
美しかった銀髪は艶を無くしボサボサで白髪の様だ。
白骨令嬢、それが同世代で噂される私のあだ名だ。
もう限界だ。
そう遠くない未来、心が死ぬか身体が死ぬかのどちらかだろう。
義母も義妹もそれを望んでいる、血の繋がった父親は自分には全く興味を持っていない。
心が壊れたアイリーンは、愛に固執し学園生活で悪役白骨令嬢と呼ばれて、
破滅する未来が待っていた。
だが、彼女を見守る存在がそれを許さなかった。
アイリーンが十四歳の時に父親が高熱で倒れた。
そこから大きくアイリーンの未来は変わるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 12:00:00
38226文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:170pt 評価ポイント:68pt
作:ゆうき@書籍化決定!
異世界[恋愛]
完結済
N8146IG
十七歳の誕生日を迎えた男爵令嬢のリーゼは、社交界では有名な悪役令嬢で、聖女と呼ばれる不思議な力があった。
社交界に出席すると、暴言を吐き、粗暴な振る舞いを取る。そのせいで、貴族達からは敬遠されていた。
しかし、リーゼの振る舞いは全て演技であった。その目的は、か弱い妹を守るためだった。周りの意識を自分に向けることで、妹を守ろうとしていた。
そんなリーゼには婚約者がいたが、リーゼの振る舞いに嫌気がさしてしまい、婚約破棄をつきつけられてしまう。
表向きでは強がり、婚約破棄を
了承したが、ショックを隠せないリーゼの元に、隣国の侯爵家の当主、アルベールが声をかけてきた。
社交界で唯一リーゼに優しくしてくれて、いつも半ば愛の告白のような言葉でリーゼを褒めるアルベールは、リーゼに誕生日プレゼントを渡し、その日もリーゼを褒め続ける。
それにタジタジになりつつも、リーゼは自分の父の元に赴き、婚約破棄の件を謝罪しようと思い、父の私室に向かうと、そこで衝撃の事実を聞いてしまう。
なんと、妹の性格は大人しいとは真逆のあくどい性格で、父や婚約者と結託して、リーゼを利用していたのだ。
まんまと利用され、自分は愛されていないことを知ったリーゼは、深い悲しみに暮れながら自室に戻り、長年仕えてくれている侍女に泣きながら説明をすると、とあることを提案された。
それは、こんな家なんて出て行こうというものだった。
出て行くと言っても、社交界で悪役令嬢を演じていたリーゼを助けてくれる人なんて……そう考えていた時、アルベールのことを思い出したリーゼは、侍女と共にアルベールの元へ訪ねる。
そこで言われた言葉とは……自分と婚約をし、ここに住めばいいという提案だった。
これは悪役令嬢を演じていたリーゼが、アルベールと共に自分の特別な力を使って問題を解決しながら、幸せになっていく物語。
☆全34話、約十万文字の作品です。完結まで既に執筆、予約投稿済みです☆
☆アルファポリス様にも投稿しております☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 20:30:04
100803文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:6312pt 評価ポイント:3952pt
宮に仕えるメイドのエステルは、ドジで失敗ばかりしている。
そんな彼女の想い人は、ご主人様の第三王子ベルク。でも、失敗を繰り返すエステルにベルクは意地悪ばかり。他のメイドには優しくしているくせに、エステルには優しくしてくれない。
そんな態度に耐えかねたエステルは、メイドを辞める決意をするのだが――
「ご主人様……私、本日限りでご主人様にお仕えするのを辞めます」
「ふざけるな! そんなこと許すか! お前は……俺のメイドだ!」
ベルクは急に激高し、エステルを引き留めて――?
愛されていないと勘違いしていたドジっ子メイドが、ご主人様に誰よりも溺愛されていたのだと気付かされる、そんな不器用な【両片思い】の恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 20:44:13
8384文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:46pt
明けましておめでとうございます!!
今年は頑張って毎日一話書き続けます!!
という事で・・・
◇◇◇◆◇◇◇
僕は愛されていない王子だったはずなんだが、10歳の誕生日を迎えたその日に気を失った。
気が付いた時には『前世の記憶』がある。
その記憶を元に考えると、巷で噂の『異世界転生』だという事。
しかもただの一般人だった男の今世は王子。
第一王子であるのも関わらず、どうも疎まれた存在。
そして、意識を失っていた期間が長かった事で僕の敵に塩を送る様な状況になっている。
い
ったいどうすれば良いのだろう?
44歳で死んだ人間の記憶が芽生えた王子。
自信が『異世界転生』した存在であると認識した事で芽生える対応策。
10歳の子供の身体に44歳の経験知識を持つ『異世界転生者』の異世界生活。
はたして、どの様な人生を歩むのだろうか?
◇◇◇◆◇◇◇
毎日0時更新予定。
区切り迄続ける予定です。
二番煎じ三番煎じの『異世界物語』書いて面白いか?
それが結構面白いんです。
色々な物語を読んだり見たりするのが好きな作者の良い所取りをご堪能ください。
・・・と言いたい所ですが、まだまだ諸先輩方には敵いません。
ただ、楽しく読んで頂けたら幸いです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 00:00:00
134105文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:34pt
失恋し、「誰からも愛されていない」と思った「私」は、樹海に足を踏み入れるが、そこで予想もしないトラブルにみまわれれてしまい……
死にません。大丈夫です。
最終更新:2023-04-27 18:47:02
2237文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
俺は今、|魔《・》|王《・》の前に立っている。
今まで経験したことのない威圧感
精霊に愛されていない身でも魔力を感じとれる類まれなる存在感
俺の傍に控える稀代の魔術師も怯え
いつもの気丈な態度は毛ほどもなくなっている。
そうなっても仕方がない。
かの大戦争を終わらせた「二大英雄」が一人、生きる伝説が目の前に立っているのだ。
しかし、逃げる訳にはいかない。
逃げてはいけない理由が俺に、いや俺たちにはあるんだ。
「さて、見せてもらおうか。」
一つ間違えれば「死」が待っ
ていると確信させられる言葉によって
ここまでくぐってきた修羅場の記憶が走馬灯のように駆け巡る。
ここで終わりかもしれないな…
そう心のなかでつぶやきながら
自然と床へ向かっていた目線を上げ、|魔《・》|王《・》へ顔を向ける。
気を保て
勇気を出せ
みんなとの日常が待っているんだ。
俺は伝説を越えて見せる。
この、一本の、「魚」を手に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 22:39:50
2384文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
聖女の地位から追放され王太子から婚約破棄された男爵令嬢シェーナ(18)と、国王命令で婚約した公爵ラズール(40)。彼は政略で次々と婚約者をかえられるシェーナが気の毒になり 『真の婚約者が見つかるまで』 という条件で暫定の婚約者となったのだ。だが諸事情によりシェーナに仮の婚約であると伝えられないまま、お互いの誤解と愛情は深まっていく。
心の声が聞こえるためにかえって婚約者の真意を疑い、愛されていないと信じつつ彼に惹かれていくもと聖女と、親子ほども年の離れた婚約者に惹かれていく自
分を認めたくない、かっこつけでひねくれものの公爵閣下。ある意味で両片想いなふたりが心から結ばれ、とりあえずの溺愛が真の溺愛にかわるまでの物語。ラストで一気に甘み増します。
※ 『だって結婚はパセリみたいなものでしょう、公爵閣下?』 https://ncode.syosetu.com/n4150hz/ の公爵サイドストーリー。本編と一部内容が重複しますが、既読未読問わずお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 11:05:44
201046文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:1422pt 評価ポイント:922pt
ブランチェット伯爵家はずっと昔から、体の弱い末の娘ベアトリーチェを中心に回っている。
両親も使用人も、ベアトリーチェを何よりも優先する。そしてその次は跡取りの兄。
中間子のアイシャは両親に気遣われることなく生きてきた。
もちろん、冷遇されていたわけではない。衣食住に困ることはなかったし、必要な教育も受けさせてもらえた。
ただずっと、両親の1番にはなれなかったというだけ。
愛されていないわけじゃない。
わがままを言わず、良い子にしていればいつかきっと、両親は
自分の方を見てくれる。
アイシャはずっと、自分にそう言い聞かせながら生きてきた。
しかし、その願いが届くことはなかった。
アイシャはある日突然、病弱なベアトリーチェの代わりに、『戦場の悪魔』の異名を持つ男爵の元へ嫁ぐことを命じられたのだ。
かの男は血も涙もない冷酷な男と噂の人物。
加えて男爵領のある北部は痩せた貧しい土地。魔族の襲撃の危険もある場所。
アイシャだってそんな場所に嫁ぎたくないのに、両親は『ベアトリーチェがかわいそうだから』という理由だけでこの縁談をアイシャに押し付けてくる。
当のベアトリーチェも『ごめんなさい』と涙を流すだけで、それ以上は何も言わない。
ーーーああ。やはり私は一番にはなれないのね。
アイシャはとうとう絶望した。どれだけ願っても、両親の一番は手に入ることなどないのだと、思い知ったから。
結局、アイシャは傷心のまま辺境へと向かった。
望まれないし、望まない結婚。アイシャはこのまま、誰かの一番になることもなく一生を終えるのだと思っていたのだが………?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 22:50:52
390338文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:8090pt 評価ポイント:4934pt
貴族令嬢だが、白い髪と赤い瞳の所為で呪われた子として差別されていたディーナ。
彼女が十八歳になった年のある日、ディーナの容姿を呪いだと信じ切っている義母が、まじない師を雇った。
心優しいまじない師の青年ロランは、生まれてからずっと醜いと否定ばかりされてきたディーナを美しいと言う。
やがて二人は駆け落ちし、ある都市で慎ましく、だが幸せに夫婦として暮らしていた。
しかし、ロランの正体は義母に雇われた殺し屋だった。
呪われた子であるディーナを心底嫌っている義母が『幸せの絶頂を感
じさせた上で呪い殺してほしい』と願ったことで、ロランは彼女を口説き夫の役を演じることになったのだった。
ロランが彼女を美しいと褒めるのも、彼女に微笑みかけるのも、彼女の身に触れるのも、全てはこれまで感じられなかった人としての、女性としての幸福を味わわせた上で、奪うため。
だが義母やロランの計算外のことが起きた。
ロランはディーナと夫婦としての営みを続けていく内に、彼女に心から惹かれてしまったのだ。
単に殺すべき対象だった女性を愛してしまった殺し屋ロランは、苦悩する。
期日は次の春まで。それまでに、選ばねばならない。
任務か愛か。
そんなロランは、気づいていなかった。
ディーナはロランが殺し屋だととっくに気づいており、その上でまやかしの愛でもいいからと結婚したことを。
殺すべき対象を愛してしまった殺し屋と、愛されていないと勘違いしながら仮初の幸せに浸る呪いの子。
二人のいびつな結婚生活は、どうなるにしろ、次の春までに大きな変化を迎えることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 12:00:00
3913文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:8796pt 評価ポイント:8106pt
小学生の男の子が同級生の女の子に誘われて家出をする。複雑な家庭環境で両親の愛を確かめたい2人のストーリー。
最終更新:2023-02-05 17:16:38
3829文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
「マシェリー様、申し訳ないが……僕と婚約破棄をしてください」
親も友人もいない王女のマシェリーは、婚約者の男性に突然婚約破棄をされてしまった。
彼は宰相の一人息子であり、幼い頃から交流があった。仲も悪くなかったというのに、突然の婚約破棄に驚きを隠せなかったマシェリー。彼の隣では、継母とワガママな妹が嫌な笑みを浮かべているのを、マシェリーは見逃さなかった。
王女であるが、既に本当の両親を失っていたマシェリーは、自分が誰にも愛されていない事を理解していた。それと同時に、継母
が権力の固執している事や、自分からなんでも盗っていく義妹の策略に嵌った事にも気づいたが、もう決まった事は覆す事は出来なかった。
それどころか、本当はマシェリーが継母や義妹からされていた陰湿なイジメをマシェリーがした事にされ、国外追放を言い渡されてしまった。
何を言っても状況を変えられなかったマシェリーは、唯一の友人であるペットの犬と一緒に、城の外に追放される直前、自分が奴隷に売られてしまう事を知る。
このままでは、自分は奴隷にされてしまう。あまり体調がすぐれない故に、自分の命はさほど長くはないと悟っていたマシェリーだが、最後の最後がそんな終わり方なんて、あまりにも惨めすぎる。そう思ったマシェリーは、馬車の荷台から逃げ出した。
しかし、すぐに追いつかれてしまったマシェリーは、犬だけを逃がして覚悟を決めた――はずだったが、犬が連れてきた一人の男性、カインに助けてもらった。
そのカインは、あまり調子がいいように思えなかったマシェリーは、助けてもらった恩返しに、何かできないかと問う。
すると――カインは感謝を述べながら、唐突にマシェリーの唇を奪った――
※ラストまで執筆済み。アルファポリス様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 20:39:18
100938文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:852pt 評価ポイント:532pt
マキナ侯爵令嬢は次期国王であるリカルド王子と婚約していたが、ある日突然聖女の力に目覚めたという少女アンジェリカが現れ、リカルド王子はあっさり聖女に心を奪われてしまう。
そしてアンジェリカの嘘によって悪役令嬢にされたマキナはピンチに陥る。
「リカルド様が愛しているのは聖女であるこの私、あなたはもう愛されていないのよ!」
婚約解消を言い渡され、さらに聖女を貶めた罪人として魔族との戦いの最前線へと追放されてしまうマキナ。
これまで王子の婚約者としてのプレッシャーに耐える為、弱い
メンタルをひた隠すように強がり気丈に振る舞っていたマキナはついに特殊な魔法を開花させる。
『強がりを自らの防御力に変換させる魔法』
あらゆる攻撃が一切通用しなくなったマキナは思う。
「肉体を強く出来るなら、私の弱すぎる心も強くしてくださらない!?」
聖女にまんまと嵌められ、剣を振れない、攻撃魔法も、回復魔法も使えないマキナは一緒に国を出たクラスト騎士団長と共に、ただ強がることで自らを強化し、味方のタンクとなって魔物と対峙する。
これは自分の心の弱さを隠す為に、気丈に振る舞って周囲に弱さを一切見せてこなかった令嬢が精一杯頑張るお話。
王子にあっさり捨てられ、聖女に悪役にされ、国を追放されたマキナに幸せは訪れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 16:04:37
28039文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:266pt 評価ポイント:214pt
「君を愛することはできない」ですって?ははーん?これはよくある溺愛ルートですね?
…そう思っていたころが私にもありました。まさか結婚して3年子どもは二人いる今でも旦那様に愛されていないなんて…。
最終更新:2022-10-24 11:33:52
1753文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:528pt 評価ポイント:464pt
作:あさぎ かな
異世界[恋愛]
完結済
N5639HT
「オリビア・クリフォード子爵令嬢。おめでとうございます。竜魔王の生贄に選ばれました!」亡国の令嬢オリビアは隣国のエレジア国に保護され、王太子クリストファと婚約者を結んでいたが、叔父夫婦に虐げられ奴隷のように働かされていた。仕事の目途が付きそうになった矢先、突如グラシェ国の竜魔王の生贄として放り出されてしまう。死を覚悟してグラシェ国に赴いたのだが、そこで待っていたのは竜魔王代行、王弟セドリックだった。出会った瞬間に熱烈な求婚、さらに城の総出で歓迎ムードに。困惑するオリビアは、グ
ラシェ国の使用人や侍女、城の者たちの優しさに裏があるのではないかと警戒するのだが、セドリックの溺愛ぶりに少しずつ心を開いていく。そんな中、エレジア国はオリビアの有能さに気付き、取り戻せないか画策するのだが。
これは「誰からも愛されていない」と絶望しかけた令嬢が、甘え上手の王弟に愛されまくって幸せになるまでのお話。
※甘々展開のハッピーエンドです(当分高めミルクティーにハチミツたっぷり+お砂糖五杯ぐらい)。※ざまあ要素在り。※全22話想定。※R15は保険です。
《主な登場人物》
オリビア(19)
|フィデス王国《亡国》の令嬢。エレジア国クリストファ殿下と婚約をしていた。
付与魔法と錬金術が使える。
クリストファ殿下
エレジア国王太子 オリビアと婚約をしていた。
セドリック
グラシェ国竜魔王代行、王弟。オリビアに求愛。
オリビア<<<<<<<<<<<<セドリック
聖女エレノア
エレジア国の聖女。異世界の知識がある?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 13:12:16
127910文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:4934pt 評価ポイント:3004pt
レティシア・マーティンは昔から厳しく育てられ、父からも母からも兄からも妹からも、愛されていないと思っていた。
幼い頃からきつい言葉を浴び続け、自己評価は下がり、自分の表情や意見を表に出せなくなったレティは人形のような自分を気持ち悪く思っている。
婚約者のレオン王子は唯一レティシアに優しく接してくれる相手だった。
しかし、レオン王子との結婚式。
レオン王子はレティシアの妹、レアナと愛し合っていると言い放ち、結婚を辞退した。
レティは絶望に陥り、死のうとするが、そこに、
隣国の王子、ルーカスに出会う。
───やっと見つけた
捨てられたレティはルーカスによって生きる自信を持ち始めるが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 22:33:02
112845文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:1290pt 評価ポイント:388pt
過去を振り返り、後悔し懺悔し、誰にも愛されていないことに気づいたことで自愛に目覚め、未来に夢を持ち、前を向いて歩く風俗嬢
自虐しながら自愛する。
貴方が自愛に目覚めるための本です。
最終更新:2022-06-03 19:56:35
59490文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
伯爵家令嬢のクリスティンは王命で、ある男に嫁ぐことになった。その相手は十歳も年上でまともに話したこともない『鬼』と恐れられている辺境伯エルベルトだった。
向こうが私を望んだと聞いたけれど、怖い顔で睨まれるし無視される。夫婦生活もなく……愛されているとは思えないので別れたい。
しかし、彼は私に伝えたいことがあるようで!?
二人がすれ違いながらも、少しずつ本物の夫婦になっていくお話です。
ハッピーエンド、完結は確約します。サクッと読んでいただける短めの物語になります。
最終更新:2022-05-26 12:09:05
93587文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:8726pt 評価ポイント:6292pt
主人公は突如死亡。転生転性?し、剣と魔法の世界へ
大国バアルの騎士の家庭に四女として生まれるが、
跡取り息子を望んでいた父からは、愛されていない?
なんやかんやハードな世界をなるたけイージーに
生き抜きます。
最終更新:2022-05-07 01:13:05
3748文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
第二王子シュツェルツは両親から愛されていない。留学先から帰国したシュツェルツは、出迎えのない港で暗殺未遂にあい、首謀者の調査に乗り出す。
病状が悪化した兄に取って代わる次期王太子として、父王に呼び戻されたシュツェルツ。彼は王太子になるという決意を抱き帰国した。両親に代わって自分を育ててくれた侍医のためにも。
兄の死を待つという辛い試練。それでもシュツェルツは協力者候補との面会を進め、ついに中立派の巨頭、大法官を味方につける。そんな中、暗殺の首謀者を特定するための鍵となる「毒
」について詳しい、シュツェルツの叔父が隣国からやってくる。
果たして、シュツェルツの命を狙っているのは誰なのか?
※カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 16:01:00
66980文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:368pt 評価ポイント:258pt
「なんで? 私は良いことをしたのに皆しねばいいのに!」主人公は東の魔王。ある日、仮面の少女が自国を滅ぼす協力要請をしてきた。国が飢えるか侵略されるか、論ずる事なく結末は同じだからと……。一方、魔王の息子オミロ・グウンは人間の娘に倒されかけ力を失う。一方彼を倒したことで理由もわからず勘当された娘は逆恨みで再び命を狙ってくる。オミロは彼女から逃げつつ力をとりもどせるのだろうか?
【元騎士団長は妹が大好き】主人公カレイドが帰宅すると父は暗殺者に襲われ、死の間際に生き別れの妹がいる
と告げる。仇を追うと不死の呪いをかけられた。彼は騎士団を辞め三つの目的のため旅に出る事になった。
【否定された憐れな子】主人公ヴィーストは鬼と人の混血で、森で密かに暮らしていた。しかし行方知れずの親から手紙が届き、帝都へ招かれた。
【否定された愛しの怪物】主人公の十斗は多発するヴァンパイア事件に巻き込まれ瀕死となりチユという不思議な少女に救われた。
【無死(ムクシ)と不死(フィシ)】主人公ムクシは第6王子だが親や民に好かれている。しかし神様には愛されていない。なぜなら神の愛する女をフッた奴がモチーフからだ。
【ラスボス返れよ!!】主人公ショウはラスボスを倒したが領地を統治しなくてはならなくなった。
【理想のパーツ】主人公ラウロンは多重の人格を持つ。様々な組織から狙われる。
【普通異能~特殊能力を手に入れて戦う】主人公ハジメは帰宅中に組織に追われる異国少女と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 16:05:46
9440文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
魔法具いじりが趣味の貧乏子爵家の令嬢、ロレッタの婚約者は、幼馴染みで王子殿下の側近候補を務めるマーカスだ。二人が通う貴族学院では、この一年異常事態が続いていた。王子殿下を含む高位貴族の令息達が、次々と元庶子の男爵令嬢に競うように愛を囁いているのである!
そんな中、王子の側近候補として王子等と行動を共にしながら、唯一男爵令嬢に傾倒していないマーカスは周囲からの評判が高まっている。
ある日、ロレッタが男爵令嬢が違法な魔法具を使用し、周囲の令息たちを操っていることに気がつい
たことから事件は明らかになる。正気に戻った令息たちが自身の行いを深く悔いる一方、明らかになった魔法具の持つ効果によって、自分がマーカスからこれっぽっちも愛されていないことを突き付けられたロレッタ。
悲しみに沈む中、事件を切欠にロレッタには秘められた力があることが分かり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 20:38:35
43394文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:25192pt 評価ポイント:10710pt
幼い頃に母親を亡くした伯爵令嬢ブリジットは、父親の後妻と腹違いの妹であるスカーレットから「所詮、あなたは愛されていない」と日々蔑まれ、抑圧された生活を送っていた。スカーレットは「自分は愛されているから」とブリジットの婚約者を奪い取り、自分の縁談を押し付ける。
新しい婚約者ヒューゴと対面したブリジット。彼女はそこで、自身の結婚観が酷く捻じ曲がっていることを知る。父親の度重なる不貞や、それによる義母の不幸せそうな日々を間近で見てきたからだ。
「もっとご自分を大切になさったらど
うですか?」
ヒューゴの言葉に首を傾げるブリジット。けれど、彼との生活は思いのほか幸せで――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 12:27:09
5796文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:28894pt 評価ポイント:26180pt
江夏優(えなつすぐる)は病院のベランダから飛び降りた。それは自身の肩が壊れたこともあるが、自分が両親に愛されていないと思ったからだ。
だが彼は死なず、肩の怪我が治った状態で異世界に転移してしまった。
その異世界で優は、魔王軍の選手として活躍していくことになる。
野球が人族と魔族の争いを解決する為の道具扱いされている異世界。
この物語は一人の高校球児が、その異世界でエースとしてはもちろん、人としても一段成長するために悩み、奮闘する物語である。
※ノベルアップ+様に
も掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 21:48:03
185911文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:24pt
どんなに努力しても報われない。それは悲しいことではなかった。悲しいのは愛した世界に愛されていないことがわかったとき。
優れた姉を持つ、ハーヴは恋をした。あの人の隣にいるのが姉でなければ、誰にも言えない大切なこの悩みを持って死ねるだけで幸せだったのに。
※自殺描写、無意識な比較描写があります。
最終更新:2021-05-16 15:07:44
3915文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:332pt 評価ポイント:236pt
作:たちばな立花
異世界[恋愛]
完結済
N8404GU
「婚約者のことは愛していない。君こそが運命だ」
婚約者であるハインツに変装後の姿を見初められたオリアーヌ。婚約者に愛されていないと知り、婚約を白紙にしたいと申し出る。しかし、「結婚してお飾りの公爵夫人になってもらう」と拒否されてしまう。
そんなとき、いつも意地悪な幼馴染みの王子、ヴィンセントの優しさを知り――……
これは、自由な恋愛を手に入れるために、悪役とヒロインの両方を演じる侯爵令嬢、オリアーヌ・メダンの物語。
◯毎日更新予定
最終更新:2021-04-01 07:00:00
89170文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:16236pt 評価ポイント:12032pt
いつも遊んでいた友人3人。
でも、主人公のタクミは、密かに怜子のことが好きだった。
でも、告白してフラれて、それが原因で怜子との関係が切れてしまうことが耐えられなかった。
そんなことになるぐらいなら、告白しない方が良い。
そう思っていた。
タクミは、怜子の目尻の下がった笑顔が見るのが大好きだったからだ。
そんなタクミは、ある時、怜子が友人の慎二と付き合っているのを知る。
しかも、怜子から告白したという。
しかし、怜子の愛と、慎二の愛には、大きな重さの違いがあった。
そんな
ことがあり、また、タクミも怜子に告白したいという気持ちもあり、タクミは怜子に告白しようと考える。
なのだが、いざ告白しようと思うと、それが果たして、怜子の幸せになるのだろうかという理屈を考えて、告白するのを止めてしまう。
大人の童話
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 07:21:00
6921文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
エーディット・デ・メイは望まれて嫁いだ。
最初から、夫に、愛されていないと分かっていた。
よくある政略結婚のはずだった。
でも、エーディットは、恋をした。夫に恋をした。
そして思った。この恋は、きっと、いつか自分を殺す。
この恋は、きっと、いつか自分に刃を突き立てて、エーディットを泡にするだろうと。
執筆済み、毎日0時投稿
1/16より番外編投稿開始
最終更新:2021-01-30 00:00:00
93936文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:9302pt 評価ポイント:6048pt
我々の住む頭上に、同次元平行世界線上の『別地球』が投影されていた。
その数、二。
数年前、突如として現れた二つの『別地球』は、北太平洋と南大西洋の直上で、『地球』の自転公転に付かず離れず、昼夜問わず、月も、太陽も、天に散らばる満点の星々も覆い隠して――唯、其処に在った。
「昼夜問わず」と言ったように昼も来れば夜も来る。つまり、太陽の光は届いている訳だから、太陽は変わらず存在するだろう。更には潮汐も正常である事から、月も存在するであろう事が分かるし、同時に『別地球』の引
力等は『地球』に全く影響を及ぼしていない事も分かる。
ならば、頭上の仰々しいあれは何なのだ?
レンズを通せば途端に消え失せてしまう存在であるとしても、肉眼の視界に於いて二つの『別地球』は確かに在る。
我々の頭上に、泰然と、ただ在る。
だが、それだけでしかなかった。
天変は世界の終わりを意味しない。しからば、目先には飯が必要であるし、その為に朝がくれば仕事にいかねばならない。
兎角、日常生活に全く何も影響しないのであるから、いくら高名な学者様や怪しげな宗教家どもが連日騒ぎ立てようとも、一部の数奇者を除く世間の関心は次第に薄れて行った。
誰にも愛されていない主人公『四藏匡人(よつくら まさと)』も、そんなご多分に漏れず天変を看過する一人である。
彼に関して、この場では多くを語らない。
が、彼が『正義を知らない子供』であるという事だけ、心に留めて置いて欲しい。
テーマは《正義》、《インフレーションとデフレーション》、《Cosmos(宇宙)》、《無差別級!異種混淆異能バトル!》、《頭脳戦(できたら)》、《異世界》
ファミ通文庫大賞に最終選考まで残った習作です。
週一ぐらいで更新したいです。(毎週日曜目標で)
五章、百万文字ぐらいで終わる予定です。(やっぱなげぇなって思ったので80万ぐらいにします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 23:00:00
744844文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:18pt
作:三国 バルト
ハイファンタジー
連載
N4522GF
主人公の赤木 陽(あかぎ はる)は、10歳で自らその命を絶った。
理由は偏に両親からの育児放棄と暴力。自分が愛されていないことを悟った少年は、来世に思いを馳せ、ビルの屋上から10m下の地獄にむけ旅立つ。
来世はどうか────愛される人間になれますように、と願って。
同じ頃、別の世界において。今死にゆこうとしている誰かが願った。
誰でもいい。力を授けよう。だから────私の叶えられなかった願いを叶えてくれ、と。
かくして自殺の少年は、「英雄」の願いを受け、異世界へと召
喚される。
そして目覚めた少年に手を伸ばしたのは、
「魔女」と呼ばれる少女だった。
この世界では人類の敵とされる存在、異種族の一端である「魔女」が、本来ならば人類の希望となるべき「英雄」の力を受け継いだ少年をひろった。
そのあってはならぬイレギュラーは人類、異種族両方の現状を揺れ動かす。
そしてただ1つ、自分を愛してくれる存在を願った、次の「英雄」は異世界に何をもたらすのか。
これはそんな英雄譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 23:00:00
1249文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ソフィ・デイヴィスは、いくつかの恋愛遍歴ののち、ある大富豪と結婚しますが、夫と死んだ先妻の間には、十歳くらいになる男の子がいました。それはソフィにとってお金目当ての結婚でしたから、彼女はこの義理の息子に何か関心があったわけではなく……その後、冷たい父親から愛されていないと感じるアンディに、深い愛情を覚えていくようになるソフィ。やがて、ふたりは義理の母とその息子として、強い絆で結ばれてゆくようになりますが、その後、彼女が過去にもっとも愛した男性が現れたことで、ソフィとアンディ
の関係にも揺らぎが生じてきて……この頃、思春期を迎えていたアンディは、自分が義母のことを母親としてではなく、一人の女性として愛していることに気づきます。けれど、年の離れたソフィに、自分は今も小さな子供としか映っていないことは、アンディにもわかっていました。愛する女性に異性として認識してもらえないことに、悩み苦しんだアンディが最終的に取った手段とは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 21:15:51
445896文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:52pt
僕は、君には愛されていないかしれない。でも僕は君を愛す。
エロくはないですが、BLなので苦手な方はご注意です。
最終更新:2019-01-07 15:48:04
2778文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
田舎に帰ってのんびり医師をしたい、と希望していた医大生の青年アウリールは、第二王子の侍医に抜擢されてしまう。奨学金の返済を免除してもらう代わりに、侍医になることを承諾するが、初めて顔を合わせた王子の態度は冷たい。
王子が心を閉ざすのは、母に愛されていないためだと知ったアウリールは、まだ幼い王子の将来を危惧し、不穏な未来を変えるために、彼のたった一人の味方になろうと決意する。
まずは、前任の侍医から国王一家の情報を得ようとするが、返答は「やめておけ、首を刎ねられるぞ」だった。
※全6話。BL色は控えめですが、恋愛小説のつもりで書きました。主役二人の関係にニヤニヤしたい方向けのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 17:08:11
23574文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:1973pt 評価ポイント:1547pt
愛されていない君へ、誰も愛さない君へ
キーワード:
最終更新:2018-09-12 15:11:35
584文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
愛されたい!
私は長い間、、、誰にも愛されていない!
両親からの愛情ももらえなかった。
最終更新:2018-03-13 03:00:00
1426文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
東西に別れた大陸を巻き込む戦は長く長く続いていた。
戦のない状況を誰も想像できぬほどに。
この物語は『世界に愛されていない子』となってしまった少女の成長譚であり、冒険譚です。
最終更新:2017-11-04 20:54:50
25711文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:20pt
好きになってもらえないって言うのは多分周りに人がいないわけじゃなくて、実際愛されていないってわけでもなくて、物足りないって思ってしまうことだと思う
キーワード:
最終更新:2017-09-17 00:53:28
688文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
恵まれない体を持った少女(星ステラ)は、父には愛されていなかったが母には愛されていると思っていた。
母に愛されていないと知った星は母と父を殺してしまう。そこから芽生えた殺しの高揚感に溺れていると、自称悪魔と名乗る男が現れる。
自称悪魔と一緒に暮らしながら人を殺していく日々、星はどうなるのだろうか。
最終更新:2017-04-12 22:35:39
1428文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
幼馴染みである蜂屋と身体だけの関係を結んでいる琥珀は蜂屋に愛されていない事実に苦しみ「自分なんか消えちゃえばいい」と願った。
眠り姫をモチーフにしています。※サイトより転載しています。
最終更新:2016-10-28 23:55:57
2513文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:132pt 評価ポイント:90pt
ブルースピネル。優れた審美眼で優雅に取捨選択して大成する宝石。有閑階級に属しながらも無駄を排除する。そして選び抜かれたモノ達は長く活かされる。私はブルースピネルの原石…なんてまだ愛されていないから輝けないなんて、馬鹿みたいな少女がひとり、その冷めた目で世を眺める。
最終更新:2015-08-28 17:45:02
2286文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私は婚約者に愛されていない。
だがそれでもいい、と思っていたはずだったのに。
本当は私は、愛されたかったのだ。
最終更新:2015-07-30 16:32:20
1707文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:393pt 評価ポイント:281pt
親に愛されていないと感じているカオリは、学校で自由気ままに生きてきた。
しかし、ある日彼女を襲ったのは『世界からの消滅』であった。
最終更新:2014-11-09 07:00:00
4164文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:36pt
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