その瞬間、突然わかった。
私は、“ヒロイン”だ。
そして今まさに断罪されようとしている親友が、“この話”における、“悪役”。
いや。いやいやいや。
「ちょぉっと、まったあああああああああ!!!」
***
自分がこの話のヒロインだと認識した主人公と、乙女ゲームの悪役に転生していたと気づいた主人公の親友が、原作にはなかった友情エンド「セルフ移植版ルート」を目指してあーだこーだと頑張るお話です。
不定期更新
最終更新:2020-01-22 20:00:00
4529文字
会話率:47%
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