かつて十一歳の若さで魔族討伐の偉業を成し遂げた四人組の冒険者パーティーは【英雄】と呼ばれ、大陸を一周した後に王都へと凱旋した。その中の一人、召喚士のビーツ・ボーエンは王都の中心部にダンジョンを作り、自らを【ダンジョンマスター】と名乗った。それは冒険者育成の為、王都民への娯楽提供の為、そして増えすぎた従魔の居場所を作る為。立地もルールもシステムも、他に類を見ないダンジョン【百鬼夜行】は今日も賑やかに王都を彩るのであった。
最終更新:2020-06-17 09:00:00
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