中学時代、人族と魔族とが世界を二分する戦争の最中にあった世界、『アステリス』に勇者として召喚された山本勇輔。
無事魔王を倒し、地球へと帰還した勇輔は今、大学生になっていた。
就職には有利に働かず、恋愛ではまるで役に立たない勇者パワー。変に妖怪やら霊やらが見えるようになったせいで、絡まれる毎日。
そんなある日、彼女にフラれ、酔っていた勇輔は酔いに任せて懐かしい魔術の気配に足を向けてしまう。
そこには『アステリス』の聖女を名乗る少女が居て、なんと今度はこの地球で『アステリス』の人
族と魔族の戦争、神魔大戦が行われていると言うのだ。
「ですから、お願いします。私の騎士として、私を守ってくださいませんか!」
「お断りします」
元勇者と箱入り聖女、そして元カノの魔術師までも巻き込んで、今、神魔大戦の幕が上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 11:57:50
1092593文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:68pt
タイトル変更しました。
旧題 ネノカタス戦記 平凡な▢▢▢ではない勇者が召喚されました~これより戦争に参加します
注意!
この作品は、異世界で俺TUEE! が好きな人が読むと不快になる可能性があります。
その手の作品に、違和感を感じる人や、飽きた人向けです。
ネノカタス大陸にある各国は、魔王軍の侵攻に対するため、1000年前の勇者が来た世界から、新たな勇者を召喚する。
これまで召喚されたのは、自称平凡な高校生、大学生、社会人。
だが、平凡と自称しつつ、脳内はゲームや
異世界転移の物語に常識を毒されていた。
弱い魔物を倒せば強くなれる。戦っていれば自然に魔法を覚える。その内、特殊な力に目覚める。
そんな、非常識な現象を信じていた。
この世界に、レベルアップや、戦い方も知らない人間に力を与えてくれる都合の良い神はいない。
それに気付かず、彼らは、自信満々に魔王を倒すと意気込み、ゲームの定番の行動を始める。
全く役に立たない勇者に疑問が浮かぶ中、最後の勇者が召喚される。
彼は、農家であり、猟師であり、武術家であり、戦国時代に憧れる戦闘狂であった。
そして、サブカルチャーに無知であったため、この世界の人々と一緒に軍人として戦争に参加することを決意する。
追記ノベルアップ+にも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 00:08:17
622060文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:86pt