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検索結果:1361 件
貧民街の孤児の家で、私生児の悪魔憑きだと呼ばれ虐待を受けて育った少女『カラス』は、偶然にも居合わせたホロウバルト公爵家の当主アンゼルムによって救い出された。
魔導師としての素質があった彼女は、ヘルメストリス魔導学院へ通う事を勧められ、師となったアルメルに魔法の基礎だけを学んでから自身が貧民街出身の私生児である事を隠して通う事になる。
そこで出会った人々と心を通わせながら、彼女は大魔導師としての道を歩んでいく────。
最終更新:2024-04-29 03:21:52
46379文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
千年前、水神レインと呼ばれた最強の水魔法使いがいた。その彼は筆頭貴族であるアクアライド家を建てたが、千年経って今や落ちぶれ、落第貴族として罵られ、他の貴族達からは冷たい視線と嘲笑を浴びせられていた。
そんなアクアライド家の跡取りであるミナトは初級の魔法も行使出来ない無能であった。何をやっても魔法が上手くいかないミナトは訓練のために多くの貴族達が集まるダンジョン内の訓練に参加する。そこでも彼は不遇な対応を受けてしまう。
しかし突如としてダンジョンで地震が発生し、ミナトは
亀裂の中に落ち、ダンジョンの最下層まで落ちてしまう。
なんとそこは歴代アクアライド家の当主、初代・二代目・三代目の墓地であり、当主達は英霊として、そこに携わっていた。現在のアクアライド家の状況を聞いた当主達はミナトを最強の魔法使いにする事に決める。
これは歴当主手によって、修行をつけられ、最強(自称)に成る魔法使いの物語である。強くなり、傲慢になった彼は時に敵を気散らし、時に才能ある幼馴染を分からせたり、時に妹を救ったり、時に争いを止めたりする話である。
最強水魔法使いの話が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 01:02:58
148753文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:36pt
富豪の大海原(わたのはら)家を継いだとたん唐突に探偵業を開業した若き当主、大海原 告(わたのはら つげる)。
執事以下すべての雇われ人があきれて辞めるなか、うっかり辞めるタイミングを逸したメイド、小野 多香乃(おの たかの)を強引に助手に引き込む。
手始めに知り合いの刑事から教えられた懸賞金つきの事件にいどむ。
最終更新:2024-04-29 00:10:00
22906文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
北陸、福井県の観光名所、一乗谷朝倉氏遺跡。
その遺跡は、かつて朝倉家が越前国を統治するため、本拠地にしていた場所。応仁の乱で逃れた文化人を呼び、京の都に負けないほど発展し、人口も1万人を超えていた大都市だった。
しかし、栄えた一乗谷も最後の当主、朝倉義景の代で終えてしまう。最愛の子を亡くし、上洛するチャンスも逃し、そして織田信長と対立し、そして姉川の戦いで敗北、そして家臣の裏切りに遭い、自害する運命を辿り、一乗谷は炎に包まれ、焦土化する。近年まで発掘調査されるまで、名も忘れ去
れた都市になる。
盆に親の地元の福井に帰省していた女子高校生、主人公の朝倉凛が写真撮影をきっかけにタイムスリップし、朝倉義景のバッドエンドを回避するため、知識を頼りに奮闘する話
カクヨム様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 22:23:17
130904文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:198pt 評価ポイント:92pt
現代の魔法使いの名門の子である長瀬ツカサは生まれつき魔力が高かったが、肉体を強化する魔法しか使えなかった。
そんなツカサは魔法使いになることを諦め、普通の一般人として生きようと思っていた。
しかし、あまり賢くなかったツカサは普通高校の受験の際にランクを落とし、最初から滑り止めを受けたのだが、油断して遊び惚けてしまったため、受験に失敗し、ニートになってしまった。
そんなツカサが気まずい思いをしながら新しい4月を過ごしていると、ふとしたことから放っておけば命を奪って
しまう呪いの腕輪を装着してしまう。
その呪いは非常に強力であり、解呪を得意とする母親ですら解くことができなかった。
腕輪をどうにかするには腕を切るか、自身の高い魔力で解呪するかの2択だったため、ツカサは異世界にある現代の魔法学園に通い、呪いを解呪する魔法を学ぶことになった。
呪いの腕輪のせいで腕がピンチになったものの、晴れてニートを卒業し、魔法学園に入学することになったツカサは異世界の学園に見学に行くと、同級生女子のシャルリーヌに学園を案内してもらうことになる。
その際にシャルリーヌが母方の家であるラ・フォルジュと犬猿の仲である名門イヴェールの次期当主であることを知ったのだが、そういうことにまったく興味がないツカサはシャルリーヌと交流を深め、勉強を教えてもらうまでの仲になった。
しかし、ツカサの双子の妹であり、ラ・フォルジュの天才魔法使いであるトウコとシャルリーヌがぶつかってしまい、ツカサはラ・フォルジュとイヴェールの因縁に巻き込まれてしまうことになる。
犬猿の両家の因縁……
可愛い妹と美人の友人……
どうするべきか……
ツカサは悩むことなく即決した。
「美人だ!」
魔力と武術しか取り柄のないツカサの自由気ままな学園生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:01:22
20539文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:1986pt 評価ポイント:862pt
地(ち)龍(りゅう)の歴史は古く謎に満ちている。
時は平城とも平安とも言われ、日本には人と人ならざるものが共に暮らしていたという。今では人がそれらを見ることも稀になったが、当時は誰もがそれを普通に目にすることが出来たという。それらと人とはその種の違い故か無秩序で混沌とした世を生きていた。そんな世を憂いた一匹の龍が、初代の地龍当主に特別な力を与えた。その力によって当主は人の世とそれらの世とが共に平和に暮らせるようにしていったという。
そんな言い伝えの真偽はどうあれ、時を経て地龍
は大きな組織になっていき、表だって知られる事はないが日本を支える無くてはならないものとなった。
そして現代。時は平成も終わりを迎えようという頃である。
地龍のあり様は変わらず、『昼』と『夜』のバランスを守ることだ。
『昼』とは人の世を『夜』とは人ならざるものたちの世を指した。地龍は『昼』『夜』の共存と平和のために、双方に等しいバランスを守ることを目的としている。
バランスを犯す事象を『揺らぎ』と呼び、『揺らぎ』を討つことで治め、世を守ってきた。
地龍は人の身にありて人にあらず。その特別な力は『夜』を視て、屠ることができるのだ。長い時を経て尚、地龍の武士たちは刀を携え、『揺らぎ』を斬り続けている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:02:17
3811978文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:22pt
大清帝国中期、嘉慶年間。三世の春で窮まった繁栄と爛熟が、斜陽と退廃へと取って代わろうとする時代。
前皇帝の弟を父に持つ変わり者の親王『永暁』(ヨンヒョオ)は、京師に流れる奇妙な噂を耳にして、ふらりと何処かへ出掛けていく。その後を追うのは、少し訳ありの奴僕『名無し』。
─「子は怪力乱神を語らず。では代わりに、ぼくが語ることにしよう」
・登場人物
永暁…大清帝国の皇族。世襲親王家の一つ『瀏親王』の第二代当主。本年十八歳。
『名無し』…永暁の包衣(お付き)。自称二十歳。彼の父親
である先代親王に仕えていた。
(この小説は『聊斎志異』、『子不語』などの翻案小説です。また、当時の生活や環境描写には、『紅楼夢』などの表現を参考にしました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:00:00
15192文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
世界三大名家の一つ・不死の家門アンブロシア家。
その八男として生を受けたリオン・アンブロシア。
卓越した剣才。膨大な魔力。強靭な肉体。
それらを兼ね備えたリオンはアンブロシア家の麒麟児として脚光を浴びていた。
しかし、八歳の誕生日。リオンはアンブロシア家で最も儀式――不死鳥契約に失敗する。
その日を境に、リオンは全てを失った。
『どうすりゃあんな簡単な儀式で失敗なんかできんだよ、ゴミ屑が』
『全く、汚らわしいわ。鳳凰の一族に鴉が紛れ込んでいたなんて』
『次俺の
視界に入れば殺す。去ね』
兄弟からは蔑まれ、家族も従者も失い、ついには路頭を彷徨った。
終末を迎えた世界で、リオンは悔恨と無力を噛みしめながら惨めな最後を遂げる。
――そのはずだった。
『フム、若き雛鳥にしてはよくやった部類だろう』
最後の最後にもう一度、不死鳥との契約に挑んだリオンの前に現れたのは『運命の不死鳥ジファ』だった。
『しかと覚えよ。これはまだ、運命のさざ波にすぎぬのだと』
運命の不死鳥の力により、リオンは再びアンブロシアで目覚める。
『あのクソったれな未来を変える。そのために私は――アンブロシア家の当主になる』
これは、世界でただ一人運命の波に飲まれることができず、もがき足搔く少年の物語。
これは、無能だと追放され、それでももう一度頂点を目指す少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 17:10:00
48358文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
織田家家臣 池田家当主 池田恒興。
晩年の彼は不遇と後悔ばかりだった。
最愛の主君であり義兄・織田信長を本能寺で失い、その後は羽柴秀吉に従わざるを得なくなった。
そして運命の長久手で捨石の如く、その生を終える。
……が、気が付けば信長と共に桶狭間に向かう自分がいた。
何故こうなったかの理由なんかどうでもいい、そこに織田信長がいるのなら。
そして恒興は”2度目”の桶狭間に挑む。
ネコ語みたいのが標準装備させられているのに悩みながら。
これは似て非なる戦国で信長の天下統一を叶えよ
うとする恒興のリベンジ物語。
カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 15:08:21
1829425文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:111pt
総合ポイント:14830pt 評価ポイント:7700pt
ハインリヒは、サイカルネに向かっていた、彼の元には何人もの勇者がいた、その中にフランツと呼ばれる青年がいた、男の名前はこれから同盟を組む男であるデルナ家の当主フランツと同じ名前だった、しかし、興味はなかった、なぜなら、これから多くの戦いがあるだろう、そして、何人もの死を見ることだろう、このフランツもその一人だろうと。
ある日、サイカルネに向かっていると、フランツは盗賊を見つけた、さっそく、退治した。
「このフランツが相手だ、覚悟しろ」
「えっ!あのデルナ家の当主だと、ヤバす
ぎる、逃げろ」
こうして、あっさりと盗賊は倒された、しかし、フランツの名前を使ったことが問題になった。実際にフランツから呼び出された。
「お前は私の名前を勝手に使ったのかの?無礼極まる行為だとは思わないのか?いいのか、フランツという名前でいいのか?」
「ハッ、私の名前はフランツです、たまたま同じです」
「よくわかった、お主に悪気はなさそうじゃ」
こうして、フランツは有名になったあとに、ハインリヒに呼び出された。
「お前の名はフランツだが、それでは呼びにくい、これからはその髪型と色から緑網毛のフランツと呼ぶことにしよう。」
「ハッ!」
こうして、一人の勇者の名は緑網毛のフランツとして知られるようになった。
ある日、フランツたちは問題を起こして、逃げ惑った、しかし、厳禁のトム上官と緑網毛のフランツは二人して事態を収拾に向かった、その結果、うまくいった、なぜなら、この二人は軍をよく指揮して、うまいこと問題を解決したからだ。
「そいつを捕まえろ!早くしろ!」
厳禁のトム上官が命令すると、相手をあっさりと捕らえた、緑網毛のフランツも近くにいた。
「捕まったから勘弁してくれ、助けてくれ」
「許さん」
「そんな…」
そういって、相手は泣きじゃくるのだった、しかし、相手は犯罪者だ、許すわけにはいかない、どうしようもないやつだと飽き飽きしながらきちんと刑罰を受けさせるのだった。あとで、フランツたちに復讐されないか心配だ。
緑網毛のフランツはこうして、仕事をこなしていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 13:00:00
36777文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:R・S・ムスカリ
異世界[恋愛]
連載
N4038IW
先祖代々、宿命の戦いを繰り広げてきた魔女と聖騎士の一族。
両家は戦いに明け暮れるあまり、すっかり晩婚化が定着してしまっていた。
そんな中、同じく晩婚化が問題視される王都にて、あるギルドが注目を集めることに。
それは、婚活ギルド。
魔女一族の当主ベルファは、王都でギルド主催の婚活パーティーが催されることを知る。
婚期の遅れに悩んでいた彼女はパーティーの参加登録を済ませるのだが、なんと宿敵である聖騎士一族の当主までも参加が発覚!
身バレすれば即死闘!!
素性を偽って婚活を進め
るものの、なぜか聖騎士から熱烈なアプローチを受けることになり……。
混迷極まる婚活パーティー!
果たしてベルファは未来の伴侶を見つけることができるのか?
魔女の婚活の結末はいかに!?
※本作は「ノベルアップ+」に公開中の作品を加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:12:16
57270文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲ
ート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:10:00
284200文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:108pt
総合ポイント:698pt 評価ポイント:336pt
半世紀の内乱後、三十年続いた平和が失われ、ラキュス湖南地方が戦禍に沈む。
唐突に全てを失い、途方に暮れる普通の人の群像劇。
◆
【現在】◆第五十四章 旧染
退院した魔装兵ルベルは、アーテル領での情報収集任務に復帰する。
終戦の兆しが見えない中、難民キャンプでは自助の取り組みが進む。
移動放送局プラエテルミッサは、旧ラキュス・ネーニア家直轄領、シェラタン当主の村を経由し、マチャジーナ市方面へ移動する。
首都クレーヴェルでは、新しい国造りが進行する。
◆
人種
、民族、宗教、魔力の有無……境遇の異なる者が、状況に翻弄されて偶然、仲間になった。
それぞれの思いを胸に秘め、恩讐を超えて手を取り合い、共に生きてゆく。
平和への道程は遠い。
※ 前から順番に校正中。自分で見た校正済みページと2018/12/29以降の新規投稿はサブタイトルの数字を四桁表示にしています。
見落としがあった場合、お知らせいただけますと助かります。最近低浮上なので対応は少し後になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:00:00
8545782文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:1544pt 評価ポイント:488pt
「――つまりこれは、筋書きのある舞台のようなものなのね?」
恋愛シミュレーションゲーム【月光のリーベリウム】における『悪役令嬢』、アーデルハイド・フォン・ヴァンデルヴァーツは、ある日自分を待ち受ける運命を知った。
『主人公』たる異母妹、レティシア・フォン・ヴァンデルヴァーツをいじめ抜き、そして最後には復讐され、断罪されるのが役所。
「私の『役』は……『いじわるな腹違いの姉にして、人の優しさを解さぬ高慢ちきなお嬢様』?」
未来は、ほんの些細なことで変わってしま
う。
きっと、舞台をぶち壊すこともできる。
「よろしい。与えられた役を、演じ抜いてみせましょう」
けれどこれは舞台。
誰かが作った、誰かを幸福にするためのストーリー。
「あー、うちの妹可愛い……めっちゃかわ……はっ、いけない。いじめ抜かなきゃ……」
だからこれは、気の迷い。
台本の行間に記されず、台詞にして語られぬこともあるものだから。
「演じ抜きましょうとも。したくないことをするのには慣れている。そして今度は、自分の心までは裏切らずともよいのだから」
だからこれは、演者に許された裁量の範囲内。
この舞台をぶち壊しかねない素人どもに、未来を変えさせない。
「目標その一、【最後の舞踏会】。目標その二、【断頭台】。ありとあらゆる抵抗を排し、全てをあるべき未来へと」
目標その一、【最後の舞踏会】。
目標その二、【断頭台】。
「そのためにこれまでの全てがあったと言うなら、私の人生も、この血塗られた公爵家の歴史も、少しは報われるというもの」
善良な妹に幸福を。
非道な姉に報復を。
「私の妹に、幸福を贈る。誰にも、邪魔はさせない」
異母妹――自分の地位を脅かすかもしれない、"冷徹非情のヴァンデルヴァーツ"の当主にとっての『敵』を。
血を分けた妹を、本当は大好きな姉がいただけの話。
「お姉ちゃ……お姉様!」
でも、その妹も、姉(私)のことが大好きみたいで……。
目標達成の一番の障害になってるのどうしよう。
・あらすじ圧縮版
悪役令嬢のお姉ちゃんが、妹の幸せのためにゲームシナリオ通り断頭台エンドを目指す。
……でも、妹は姉妹百合エンドを目指しているかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 10:03:34
512635文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:163pt
総合ポイント:8324pt 評価ポイント:4982pt
◆黄昏のイズランド◆
これは、とある少年が混沌に満ちた世界を旅する物語。
その“心眼”で不思議に答えを見出し、古来より続く悲しみの連鎖を断ち切れ……!
千年前に入植した地球人により、元から存在した人類が排斥され、亜種生命体として堕とされた惑星、≪イズランド≫。黄昏の時代(ラグナエイジ)六年。水竜が治めるメロアラントの旧家、神明家の次期当主となる男児、蓮(れん)は家督を継ぐ前に最後の我儘として、数年間に渡り諸外国を漫遊する許可を得る。彼が家督を継ぐことを放棄し、最愛の
女性と結ばれるためには、行方知れずとなっている生き別れの兄を連れ戻す必要があった。
蓮がまず足を向けたのは、かつて兄から届いた手紙に書かれていた国、アラロマフ・ドール王国。当時であれば放置国家と呼ばれていた国は、五年前の≪氷炎戦争≫を機にその姿を大きく変えていた。首都ロストアンゼルスにて、兄の足跡を辿るように治安維持組織≪ヴァリアー≫の門を叩いた蓮は、既に何もかもが手紙の内容からは変わってしまっていることを知るのだった……。
愛すべき幼馴染たち、廃病院の悪霊、黒備えのSランク傭兵、冷静沈着な戦闘狂、直情的な女局長、蓮を引き込みたがる大貴族、夜の街で暗躍する吸血鬼、二つの顔を持つ女王、闇市を牛耳る美丈夫、帝国から送られてきたスパイ、地獄の劫火を操る魔王。様々な思惑が絡み合う世界で蓮は何を選択し、何を成すのか。
変遷した世界を舞台に、竜と創造のバトルファンタジー、再び開幕!
※同一の世界で過去の出来事を書いた「緋色のグロニクル」はこちらでお読みいただけます。
( https://ncode.syosetu.com/n8200fp/ )
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 06:00:00
391996文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
蒸気機関と錬金術を合わせたスチームパンク技術、【錬気術】の誕生により、剣と魔術による魔物退治の時代が終わってはや数年。
名門貴族のラッキーダスト侯爵家の次期当主、アダマス・フォン・ラッキーダスト(12)はミステリアスぶってはいるもの、内気で思春期真っ盛りな健全な男子であった。
そんな彼がある日「あ~彼女欲しい」との独り言の後に、どんな女の子と恋愛したいのか具体的に言っていたところ、それを絵にしたような女の子がいつの間にか目の前に現れていて、全部聞かれてしまう。気まずく恥ずかし
い気持ちで、父にこれはどういう事かと聞いたところ「お前の新しい妹だ」と押し付けられてしまうのであった。
しかもこの妹、色々と訳アリだ。だが健全な男子ならどうする。決まっている、愛でるに決まっているじゃないか!さあ、一緒に街を冒険だ!
貴族なのでお姉さんのハーレム(合計3名)持ちです。
ノベルアップ+にも掲載させて頂いております。 こっそり、ノクターンの方でキャラ崩壊の外伝はじめました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 00:06:49
1097563文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:940pt 評価ポイント:450pt
作:飯田栄静@市村鉄之助
ハイファンタジー
連載
N1154GQ
サム・シャイトは転生者だった。しかし、剣の才能がないせいで男爵家当主の座を弟に奪われ実家を追い出されるーーが、本人は自由になれたとばかりに大喜びで、異世界を観光しようと企んでいた。
希少な魔法の才能に目覚め、天才の師匠との出会いと別れを経て、伯爵家にお世話になりながら宮廷魔法使いを目指すことになる。いずれは最強の魔法使いになることを夢見ながら、ダンジョン攻略、宮廷魔法使いやドラゴンとのバトルを繰り広げていく。
伯爵家の年上の快活な美人から王女様まで魅力的なヒロインにも囲まれて
充実した日々を送っていきます(オプションで変態もついてきます)。
異世界に転生したサムは『最強』の夢を掲げながら剣と魔法の世界を満喫していくのです。
カクヨム様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 00:00:00
2438020文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:115pt
総合ポイント:58514pt 評価ポイント:29238pt
月を〈漆黒の神が覗く裂け目〉と仰ぐ世界。
王都に暮らす平民の子フェリックスは、冬の古本市で、大好きな本を父に買ってもらう。ご褒美に喜ぶものの、その日から、父が家を空けることが多くなる。
それから1ヵ月、フェリックスが家で本を読んでいると、焦げ臭い匂いがした。扉を開ければ、火の海が広がっていた。逃げることもできず、うずくまって怯えるフェリックス。助けに来た父は、あと少しというところで、崩れ落ちる木材の下敷きになってしまう。秘密の首飾りを託されたフェリックスは、玄関を目指して、駆
け出すのだった。
父の言いつけ通り、総帥の従家エクエス家の館に向かうと、古本市で出会った行商人が立っていた。そぐわない身なりと態度に戸惑いつつも、フェリックスはついていく。
総帥の屋敷へと向かう馬車の中、行商人は、エクエス家当主だと名乗る。そして、フェリックスの真の身分は、王家の嫡子であると、語り出し――。
大切な人を守りたいと願う心。父とは。子とは。
★毎週火・土曜日20時掲載
(全編執筆済み)
一部下記のような描写があります。
※暴力描写有り
※性描写有り(喘ぎ声・具体的な性器の表現なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:00:00
133163文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
ロックウッド子爵家の長男、シビルが十五の時に与えられたスキル『神解(メーティス)』は質問の答えが「イエス」か「ノー」か分かるという非戦闘系のものだった。
だが、ロックウッド子爵家は、代々腕っぷしだけでここまで成り上がってきた脳筋家系。
「次男であるハイルが『剣聖』のスキルを取った事は知っておろう。当主の座はハイルに譲ってもらう。お前のようなハズレスキルの長男など恥でしかない。今日中に我が領を、そしてこの国を出て行け!」
遂に当主である父から追放を言い渡される
。戦闘に向かない分、ロックウッド家の跡取りとして領地経営に尽力していたにも関わらずだ。そのうえ自分を邪魔と考える弟に命まで狙われてしまい、命からがら隣のローデル帝国に亡命することとなった。
シビルは亡命先で商売から魔物退治までなんでも行い必死で生きていく。「神解」で得た知識を駆使し、どんどん無双して名を上げていった。
一方で、シビルを追放したロックウッド領は領地運営の全てを担っていたシビルが居ないせいで、徐々に崩壊していく。
名を上げたことでローデル帝国軍にスカウトされたシビルはそのスキルを使い、勝利を積み重ねていく。そしていつしか彼の名は帝国最強の大将軍として列国に知られていくのであった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:00:00
489773文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:55350pt 評価ポイント:27802pt
主人公のレヴィンは、淵魔と呼ばれる怪物を、代々討ち滅ぼす家系の次期当主だ。
淵魔は恐ろしい怪物で、命あるものは魔物であろうと関係なく喰らう。
喰らう程に強化される怪物なので、何かを喰らう前に滅ぼすことが何より大事だった。
その淵魔が大量発生した――。
急報を受けて、レヴィンは馬を駆って戦場へ向かう。
全ては自らが守護する民の為、ひいては大陸に住む全ての命を護る為だった。
いつもと違う淵魔の動きに、動揺を隠せない。
しかし、本当に動揺するのは、それからすぐ……彼が異世界人と出
会ってからだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:43:33
505531文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:36pt
ある日川へ出かけると突如と矢を射かけられ死んだはずなのに命は助かった。
そのことに安堵するも、顔触れが微妙に知っている人たちとは違っていて
とは言え一門は一門。
当主の三郎信長の為に今日も今日とて槍働きに出るのであった。
最終更新:2024-04-27 18:00:00
90304文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:8pt
3年間の修行を終えて帰ってきたお屋敷。
大らかなご当主様、優しいお姉ちゃん、口うるさい運転手。
新しい仲間も増えて、ずっとこの生活が続く――そう思ってた。
アルファポリス、エブリスタでも投稿しています。
最終更新:2024-04-27 14:10:00
71825文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
ゲスな父親が結婚式でド修羅場を演じて急死。巻き込まれて気絶したマルティーヌは、気がつけば前世を思い出していた。
アラサーだった私が十二歳の美少女に! そして一人娘の私が伯爵家を継いで当主になるという。うーん、ちょっと思考を放棄したい。とにかく甘い物を食べて横になろう――と思ったけどできるはずもなく。
面倒ごとは大人に押し付けてぐうたらしたいのに、領主ともなればそうもいかず。怠け癖のついた使用人の解雇やら、後見人探しやらで、もう息つく暇がない。
あれ……? なんか調子に乗
ってあれやこれやと手や口を出しちゃったけど、領地でまったりスローライフという選択もあったんじゃ……?
前世の知識と魔法のお陰で生活環境は改善されつつあるけれど。後見人の公爵の要求レベルが高すぎてついていけない……。あれ? 王都からうちの領地までは馬車で二日もかかるのに、公爵閣下、頻繁に来すぎではないですか? それってあれですよね? うちでしか食べられないご飯とお菓子が目当てですよね? イケメンだけど食いしん坊な公爵閣下――。
◇恋愛はスローテンポで甘さ控えめ。後半にちょっぴりシリアスな展開を挟む予定ですが、どうなるかわかりません。でも、どんなことがあってもハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:11:55
179761文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:53394pt 評価ポイント:24016pt
当主様に収集され、本家に向かった、翔ら十三人兄弟。
リーダーシップのある、仲のいい双子。個性が強すぎて、兄弟以外誰も手に負えない、四つ子。意見の食い違いが多いが、一緒にいると面白い、七つ子。
主人公の翔以外、運動好きであり、抜群の運動神経のため、全国でも1位を争うであろう強さを持っている。
しかし、強豪校に入るわけでもなく、普通の学校に入っているため、ついていけるものがおらず、避けられる存在であった。
そして、運動が嫌いな翔だが、この兄弟のなかで一人だけ運動神経
が無いわけがなく······
そんな兄弟たちが、この学校の記録を塗り替えていく······と思われる物語である。
「俺らの七男、舐めてたら、痛い目見るよ?」
「俺らの兄弟を舐めてたら、痛い目見るよ? にしよう。俺、弱いから、ね。俺を舐めてても、全く問題ないから」
「そう言ってる、お前が一番怖いから」
この物語は、「美少年の妹が女中に虐められるのは、どこも同じですか?」著:風波君斗
の続編でもあります。(作者は、同一人物です)
主人公が変わっていますが、舞台は同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:00:00
453289文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:10pt
トゥイリアース王国王都、ミリール。
その北西に位置するのは王国の筆頭公爵家・ヴァーミリオン家の別邸。
当主のアルベルト・ヴァーミリオンは今日も元気に娘リリアンの姿を見守っていた。
アルベルトには絶対の宝物がある。それは、娘リリアンに他ならない。
美しく聡明で気高い彼女は、アルベルトのみならず息子レイナードにとっても、また彼らに仕える者達にとっても、天使と呼んで差し支えないくらいには愛おしい存在であった。
アルベルトは、リリアンの為とあらば権力と財力、地位を振り翳して目的を達
成する。
彼女が美しいと言ったものは保護し、酸鼻を嘆けばそれを正し、彼女を害そうとするものは排除した。
その結果、ヴァーミリオン家は意図せず、近隣諸国を掌握できるくらいに急成長を遂げる。
「全てはリリアンの為に!」
それを合言葉に、ヴァーミリオン家の人々は今日も、天使を慈しむのであった。
※このお話は、日常系のギャグです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 08:31:22
677448文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:342pt 評価ポイント:126pt
八岐大蛇(やまたのおろち)信仰と製鉄・鍛冶の里『八畑村(やはたむら)』では八つの家が管理するたたら場で神代より鉄を鍛え続けてきた。その八家(はちけ)には神器と神通力が伝承され長きに渡りこの地を妖(あやかし)から守り続けている。
そんな八畑村に事件が起きる。なんと八家筆頭当主が病に倒れ幼い一人娘が家督を譲り受けることとなった。その娘『八早月(やよい)』は当時わずか八歳、しかし周囲の不安と心配を意に介さず、彼女は歴代最高の巫(かんなぎ)と称された。
それから四年、十二歳
の少女となった八早月は村の分校を卒業し街にある中学校へと入学した。初めて村を出た八早月は、今までと異なる生活環境に触れ様々な経験をすることになる。それは初めての出会い、友情、出来事、そして初めての――
この物語は、稀有な幼少期を過ごした少女による初めてづくしの体験談―― そんな彼女を取り巻く人々や環境、学園や社会生活における時の移ろいをそっと覗いてみてみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 06:00:00
362695文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:110pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:46pt
『内助って、こんな目立つの!??』
「これは政略結婚だ。君を愛するつもりはない」
どこぞの大衆娯楽小説で読んだ様な、オリジナリティの欠片も無い台詞から始まった結婚生活。
国有数の資産家である伯爵家の若き当主ユージーンと、下町育ちの公爵家の養女アナスタシアの、政略結婚から始まるちぐはぐストーリーは、ついに二人が結ばれた事で幕を閉じた……と思いきや!?
精霊が見えるアナスタシアの出生の秘密と失踪した両親の行方を追う二人は、否応なしに『かつて滅びた精霊の国』に
|纏《まつ》わる継承問題に巻き込まれて行く。
隣国アウストブルクへ。辺境伯領へ。
王都と領地を飛び出して、雑草魂の伯爵夫人、アナスタシアは今日も行く!
一方、まさかの旦那様にも不穏な魔の手が……!?
「夫婦の間に挟まろうとする人間は、精霊に蹴られても文句は言えません……よね?」
⚠️《注意》⚠️
このお話は、拙作『旦那様、ビジネスライクに行きましょう!〜下町育ちの伯爵夫人アナスタシアは自分の道を譲らない〜』の続編にあたります。
前作を読んでいないと話の繋がりが分からないかと思いますので、もしよろしければ是非、前作もお読み頂けると、作者至上の喜びです!
この作品は、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 23:30:09
118456文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:114pt
総合ポイント:9956pt 評価ポイント:4156pt
私の名はアウラ。
とある王国の、花鳥風月の名を冠する四大侯爵家がひとつ、風家の若き当主様よりご寵愛を受ける身でございます。
わずか十二歳にして王国の影を司るご当主様の、美しくも醜い、強くて脆い、そんな人となりをお伝えすべく、拙い筆を取らせていただくことになりました。
ご笑覧くださいますよう、伏してお願い申し上げます。
最終更新:2024-04-26 21:42:53
198333文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:150pt 評価ポイント:64pt
「必ずや、必ずやあの男どもを見返してやりますわ!」
広大な領地を誇り連綿と受け継がれる歴史を持つルーフェ家の一人娘、オディール・ルーフェ。
そのあまりの横暴さに愛想が尽きた、と彼女は父親から勘当される羽目に!
持っているのは纏うドレスと執事のセバスだけ……!?
何も持たない性悪令嬢が身一つで皇帝第一夫人まで成り上がる!
ラブコメもあり痛快逆転成り上がりもありのお嬢様の活躍を見逃すな!
最終更新:2024-04-26 21:20:32
204808文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:58pt
さぁ…集まれ最強の殺し屋たちよ。誰が世界一か決めようじゃないか!
2050年、5年に一度開催される世界中から最強の殺し屋が集結して殺し合う“バトルフィールド”と呼ばれる殺人競技会。
今回の開催地はアメリカとの国境を境とするメキシコ北部シウダーフアレス。制限時間は72時間。
出場者は体に小型爆弾付き発信機を埋め込まれ、街中に仕組まれたカメラの監視下で殺し合い、最後の一人には莫大な賞金が与えられる。
死の商人アンドロメダ社が主催、世界中の富豪が参加する非合法な賭け事。
迎えた1
0回大会は記念大会として「Only Woman」と設定され、裏社会では知らぬ者のいない20人の女の殺し屋がエントリーした。
様々な事情を抱えた20人の女戦士。生き残りとプライド、そして莫大な賞金を賭けた戦いが始まる。
概要
日本政府の裏組織である草場流剣術。
時代の闇で暗躍してきた国家公認の暗殺部隊。
緋眼の一族であり、血流末裔は緋色の眼を代々引き継いでいる。
23代当主の娘 草場 霞(クサバ カスミ) は前大会で殺された兄の復讐のため第10回バトルフィールドへの参加を決意。
欲望と愛憎が渦巻く女同士の殺し合いに霞の剣が乱舞する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 13:18:28
113051文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
ミーナは侯爵令嬢なのに何故か森に住んでいる。そして侯爵家当主であるで父もなぜか森に…
侯爵家領地は母が一人で管理し両親は別居状態。だが決して夫婦仲は悪く無くはない…と思う。
理由は皆んな口にしないけどミーナは知っている。私が原因だ。
幼い頃から母に愛されず抱きしめられた事もない。噂話を色々聞き悩み続けたミーナはある答えを導き出す。
『私は妾の子なんだ』
妙に納得したミーナは父に内緒で家出する準備を始める。後1年で成人するミーナは持病の治療も終わり森を出ていける。私がいなくなれ
ばみんな幸せになる。私も好奇な視線を受け好きでも無い殿方に嫁がされたく無い。
自分のルーツを探し自力で幸せを掴もうとするミーナは、無事に家出する事ができるのだろうか⁈折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 10:30:00
283734文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:418pt 評価ポイント:212pt
「前世は犬だけれど、今世は人間ですもの。待てなんて出来っこないですわ!」
北の大地アルベロンドを治めるノヴァリス伯爵家の若き当主、ジルベルト・ノヴァリスに、突然の縁談が舞い込んだ。
相手は侯爵令嬢フィオレンティナ・エルミーニ。王都では『エルミーニの薔薇』とまで謳われる絶世の美少女だ。
そんな雲の上の人物が、なぜこのような田舎貴族に嫁ごうというのだろうか。しかし謎の令嬢フィオレンティナは、どうやら訳ありのようで……
北国で生真面目に生きてきたジルベルトと、そんな彼が好きで好きで
たまらないフィオレンティナのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 08:11:47
92085文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:1548pt 評価ポイント:966pt
自然の力をその身に宿した人の子を[天子]と呼んだ。
その一人である久下広輝は、かつて住んでいた鳴上の支部へと転属になる。
鳴上支部は実力を重んじる陽本派と血統を重んじる月永派の足の引っ張り合いによって支部としての評判も落ちていた。
この事態を重く見た陽本の代表と月永の当主は、お互いの派閥から一人ずつ選出し、この二人に派閥を繋ぐ架け橋になってもらおうと画策。
そして転属早々、広輝は陽本派の架け橋役として選ばれてしまう。
月永派からは当主の孫娘が選ばれ、広輝は孫娘をパ
ートナーとして仕事をしていくことになった。
その孫娘は、見覚えがある碧い瞳を宿しているが果たして――
※注意事項
本作の第一章は、投稿および削除済みの小説[再会、開かれた扉]のリメイク版です。
主人公の性格やヒロインの名前、その他諸々の設定変更を行っています。居た人が居なかったり、居なかった人が居たりしますが、大筋に変更はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 08:10:02
840267文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:34pt
大富豪斎藤正也のコレクション、ピンクダイヤモンドのペンダント『女神の涙』が消えた。
刑事伊藤大吉と藤田建造は、現場検証を行うが手掛かりは出てこなかった。
後妻の小夜子は、心臓病により車椅子生活となった当主をよく支え、二人の仲は良い。
宝石コレクションの隠し場所は使用人たちも知らず、知っているのは当主と妻の小夜子だけ。
しかし夫の体を慮った妻は、この一年一度も外出をしていない事は確認できている。
しかも事件当日の朝、日課だったコレクションの確認を行った正也によって、宝石はあ
ったと証言されている。
最後の確認から盗難までの間に人の出入りは無く、使用人たちも徹底的に調べられたが何も出てこない。
消えた宝石はどこに?
手掛かりを掴めないまま街を彷徨っていた伊藤刑事は、偶然立ち寄った画廊で衝撃的な事実を発見し、斬新な仮説を立てる。
他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 07:00:00
143851文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:108pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
作:Allen
VRゲーム[SF]
連載
N4559FF
人生の目標であった祖父を打倒したことにより、不本意ながら久遠神通流の当主として祭り上げられてしまった青年、久遠総一。
対等に戦える相手を失い、暇を持て余していた彼に弟子が差し出してきたのは、『Magica Technica』と呼ばれるVRゲームだった。
彼の望むものは、己の術理を尽くして戦う死闘。血沸き肉躍る戦場を求め、現代最強を継いだ剣士は、ゲームの世界へと剣と体を躍らせる。
これは、劔の頂を目指して刃を振るう男、クオンの描く剣戟活劇。
【HJノベルズ様より、2021年
3月19日に書籍第3巻発売!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 07:00:00
2908493文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:113750pt 評価ポイント:50444pt
*青木みふゆは23歳。両親も妹も失ってしまったみふゆは一人暮らしで、花屋の堀内花壇の支店に勤めている。花の仕事は好きで楽しいが、本店の事務を任されている二つ年上の林香苗に妬まれ嫌がらせを受けている。嫌がらせは徐々に増え、辟易しているみふゆは転職も思案中。
林香苗は堀内花壇社長の愛人でありながら、店のお得意様の、ヤクザ組織も持つ惣領家の当主・惣領貴之がみふゆを気に入ってかわいがっているのを妬んでいるのだ。
そして、惣領貴之の懐刀とされる若頭・仙道京司朗も海外から帰国し、みふゆ
が貴之に取り入ろうとしているのではないかと疑いをかけ、みふゆは自分の微妙な立場に悩み始める。
※この物語はフィクションです。実在する団体・企業・人物とはなんら関係ありません。
現在の関連作品
『邪眼の娘』
『月光に咲く花』(ショートショート)
みふゆの母親・水無瀬礼夏(青木礼夏)の物語。
『繚乱ロンド』の元になった2作品
『カサブランカ・ダディ(全五話)』『花冠はタンポポで(ショートショート)』
アルファポリスに掲載済みの作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 17:07:38
159544文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
東洋の端に浮かぶ島国「秋津皇国」。
戦国時代の末期から海洋進出を進めてきたこの国はその後の約二〇〇年間で、北は大陸の凍土から、南は泰平洋の島々を植民地とする広大な領土を持つに至っていた。
だが、国内では産業革命が進み近代化を成し遂げる一方、その支配体制は六大将家「六家」を中心とする諸侯が領国を支配する封建体制が敷かれ続けているという歪な形のままであった。
一方、国外では西洋列強による東洋進出が進み、皇国を取り巻く国際環境は徐々に緊張感を孕むものとなっていく。
六家
の一つ、結城家の十七歳となる嫡男・景紀は、父である当主・景忠が病に倒れたため、国論が攘夷と経済振興に割れる中、結城家の政務全般を引き継ぐこととなった。
そして、彼に付き従うシキガミの少女・冬花と彼へと嫁いだ少女・宵姫。
やがて彼らは激動の時代へと呑み込まれていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 12:00:00
1917916文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:3460pt 評価ポイント:1534pt
子爵令嬢ながら看護師をしているジリアン・マルレーネは、兄の依頼で暫く個人付きの看護をすることとなった。
馬車に揺られ、たどり着いたのは国内でも有名な名家キャンデール家だった。
看護対象は当主のコンラッド・キャンデールで、看護中の助っ人として紹介されたキャンデール家次男のブルースにジリアンは動揺する。
彼はジリアンにとって、会いたいけど会いたくない、忘れられない人だった……。
時間を経て再開した二人が、ハッピーエンドに辿り着くまで。
設定緩めです。
温かい目でお読みくださると
嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 03:24:45
85200文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:690pt 評価ポイント:484pt
『陰陽道』と『武道』を極めた先祖を持つ大学生の高耶《タカヤ》は、その先祖の教えを受け『陰陽武道』を継承している。
失いつつある武道のそれぞれの奥義、秘伝を預かり、継承者が見つかるまで一族で受け継ぎ守っていくのが使命だ。
その過程で、陰陽道も極めてしまった先祖のせいで妖絡みの問題も解決しているのだが……
現代では恐らく最強の陰陽師。けれど地味で平凡な生活がしたい青年の非日常をご覧あれ!
◆他サイトでも公開しているものを修正加筆の上掲載しております。《毎週木曜日0時頃投稿》
最終更新:2024-04-25 01:57:28
822863文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:132pt
総合ポイント:4325pt 評価ポイント:2065pt
「この出来損ないの役立たずめっ! 私が何年にも渡り面倒を見て来てやったというのに――【農民】でスキルが【毒耐性】だけだと? なんて無様な醜態を晒してくれたんだっ!」
成人となる十五歳の年に受ける『天恵の儀』。
その『天恵の儀』にて、適正職業【農民】スキル【毒耐性】と言い渡された俺。
由緒正しい剣士の家系の長男として生まれてしまった俺は、父親からの罵詈雑言を浴びせられながら、次期当主という座を奪われ、家から追い出されることとなった。
途方に暮れ、先が何も見えない状況の
中――出会った一冊の古い書物。
その書物との出会いにより、俺はハズレスキルである【毒耐性】の有用性を見出す。
そう。ハズレスキルだと思っていた【毒耐性】は、“どんな”毒ですらも無効にする最強スキルだったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 18:11:04
1116899文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:128pt
総合ポイント:211830pt 評価ポイント:131374pt
――裏社会が支配する羽無町。
退廃した町で何者かに狙われた陽野月音は、町を牛耳る二大組織の一つ「月花」の当主であり、名前に恥じぬ美しさを持った月花泰華により九死に一生を得る。
溺愛しつつも思惑を悟らせない泰華に不信感を抱きながらも「匿ってあげよう。その命、必ず俺が守る」という提案と甘美な優しさに絆されて、生き延びるため共に過ごすことになる。
だが、やがて徐々に明らかになる自分自身の問題と、二つの組織に亀裂を入れる悪が月音と町を飲み込でいく。
「私は、生きなき
ゃいけない。死んでも殺しても生きる」
月音の矛盾した決意と泰華の美しくも歪んだ愛、バランスを崩し始めた町の行く末は破滅か、それとも――。
溺愛✕隠れヤンデレイケメンと警戒心MAXの猫のような少女の同棲生活。
ほんのりミステリー風味がします。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
反倫理的、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※アルファポリスさま、カクヨムさまにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 12:06:15
112635文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:10pt
「君を愛することはない」
ガーディオルス侯爵家当主アランは、王命で嫁いできた蛮族王女ユータオを快く思っていなかった。父を蛮族に殺されていることもあり、積年の恨みは簡単に水に流せるものではなかったからだ。しかしアランはユータオ自身に意趣があるわけではなく、また蛮族国家との関係が重要であることも理解していた。白い結婚を通す代わりに、誰にも後ろ指を指されぬようユータオを扱おうと決めたのだ。しかし?
最終更新:2024-04-24 07:47:31
3661文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:310pt 評価ポイント:284pt
25歳の公務員、酒井政明は、海で溺れたDQN親子を助けようとして、波に呑まれた。意識を失った彼は、不思議な空間で1人の男に出会う。その男の名は里見義重。戦国時代末期に房総里見氏の当主を務めた男だった。時空の管理者から『義重の代わりに戦国時代を生きてほしい』と頼まれた政明は、現代で生き返るため、都合9回目になる義重の人生に臨むことになる。そんな彼の第1の目標は『自然死すること』だった。
だって、転生先の里見家。親父である義弘さんは溺愛してくれるけど、大酒飲みで、自分が7歳の
とき、飲み過ぎが祟って、盛大に家中に火種を振りまいて死ぬんだよ? 義兄でもある叔父、義頼(義継)は、優秀だけど、親父との関係をこじらせて最大の政敵になる(予定だ)し。外交が安定してたら何とかなるかもだけど、関東の覇者、北条家との関係は最悪で、援軍を送ってくれそうな力強い仲間も見当たらない。いずれは房総半島の根本を押さえられて、突端に閉じ込められちゃうはず。まずは『生きること』が大前提でしょう! ……でも、せっかく戦国時代に転生したんだから、できることなら『天下統一』目指したいよね!
ちゃっかりもらったチートを生かしてどこまでのし上がれるか、酒井政明=里見義重、奮闘します。
※里見義弘・義頼兄弟説を採用しています。
※里見義重(梅王丸)の生年は1,568年で設定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 07:00:00
469632文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:13450pt 評価ポイント:8104pt
時は永禄三年(1560年)、伊勢家当主の孫である伊勢虎福丸(いせとらふくまる)は二歳となった。虎福丸は現代の歴史好きサラリーマンが転生しており、伊勢家が三好と松永に討伐される未来を知っていた。虎福丸は伊勢家の人々を説得し、危機を回避する。そして、足利家に仕えながら、自らの領土の拡大を狙っていく。
最終更新:2024-04-24 00:09:55
288673文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:16142pt 評価ポイント:8454pt
影夜楼月は、吸血鬼の国「ヴァンプ」に位置する城の4代目当主だ。
そしてその専属執事が、完璧なのにピュアっ子、霞夜零斗である。
零斗にとって楼月は、幼い頃、自分を見つけてくれた恩人。でも楼月にとって零斗は好きな人である。
日に日に、ピュアで鈍感で天然な零斗も、その恋心に気づいていく。
零斗は性別は男であるが、特殊体質で子供を生むことができる。
これは、神様が生まれるときにつけてくれた、いわば特性であり、第二の性があるわけではない。
楼月は当主、跡継ぎにどちらにせよ子供が必要にな
る。
楼月は、零斗が子供を作れる体質だとわかっているから、恋心を抱いていられる。
零斗はその想いにどう応えるのか─────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 21:00:00
8782文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
京都市内に住む䰠宮櫻真は能楽師であり陰陽師でもある。
そんな櫻真はある日、不思議な夢幻を見た櫻真は従鬼である桜鬼と契約を結ぶ。
だが、これは櫻真が陰陽師の当主となりうる器の内の一人に選ばれたという証明だった。
器になりうる者は、櫻真を含め八名。そしてその主に使役する八人の従鬼。
この八組で13個ある「鬼絵巻」を集め奪う当主争いが始まるのだった。
和風異能戦闘系でありながら、恋愛あり、笑いありのローファンタジー。
最終更新:2024-04-22 21:44:03
958395文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:346pt 評価ポイント:140pt
16年間愛を知らずに育った少女、時都藍は虐げられていた。そんな藍は五代名家笹潟家の次期当主である笹潟架瑚と出会い、愛され、成長する。
「俺の嫁になれ。お前にはその資格がある」実力がすべての和風恋愛ファンタジーの物語が幕を開ける。
最終更新:2024-04-22 19:12:20
145524文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:30pt
ネンガルド王国にあるターラント孤児院。
アメジストのような紫の目のシンシアと、エメラルドのような緑の目のティモシーはそこで幸せに暮らしていた。
お転婆だが体が弱く、医務室にいることが多いシンシア。普段穏やかで大人しいティモシーだが、先生達の言い付けを破って毎回こっそりと医務室までシンシアに会いに来てくれる。
宝石図鑑を見ながら、お互いの目の色の宝石を探したりする二人。
お互いがお互いにとって特別な存在だった。
しかしある日、ティモシーの父を名乗る公爵が現れる。そしてそのままテ
ィモシーは公爵家に引き取られてしまう。
その際、ティモシーはシンシアに約束をするのだ。
「大きくなったら必ず君を迎えに行く」と。
シンシアはその言葉を信じ、ティモシーのいない日々を寂しく過ごす。
そんなある日、海を挟んだ隣国ナルフェック王国からシンシアの祖父がターラント孤児院に訪れる。シンシアの祖父はナルフェック王国の伯爵家の前当主であった。娘の忘れ形見であるシンシアを引き取りたいとのことだ。
海を越え、国を越えて離れ離れになってしまったシンシアとティモシー。
そんな二人は再会を夢見て今出来る最大限のことをするのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 17:00:00
52753文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:238pt 評価ポイント:160pt
もうすぐひな祭り。
『美味しそう』な友香は、幼馴染で親友の白蛇妖怪の夢月と、その姉である美月からお使いを頼まれた。
何度手放しても、何度捨てても、帰って来る人形を受け取りに行って欲しいとのことだ。
今日も今日とて、妖怪、悪霊、生霊、出会いの日々である。
【人物紹介】
友香…十四歳。控え目な性格だが、心の中では毒を吐いている。ツッコミ隊。
大伴夢月…性別を卵の中に忘れて来ちゃった十四歳。母親が白蛇の大妖怪。友香の幼馴染。寒いのが苦手。
大伴華月…夢月の兄。ちょっと先の未来を曖
昧に分かる能力がある。
大伴美月…夢月の姉。華月の双子の妹。実母がアレなので、夢月の母親代わり。
九堂早季…十四歳。夢月の従妹で許嫁。朝霧神社の後継者で、一族の当主の一人娘。最強。早季の父親と夢月の父親は双子。
大伴夕樹…十四歳。夢月の従兄で同級生。夕樹の母親が、早季の父親と夢月の父親の姉。夕樹の兄は美月の求婚者のひとり。
前作『嫁が君』 ⇒ https://ncode.syosetu.com/n1843hu/
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作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリの星』二巻 6/30発売
異世界[恋愛]
連載
N8542IL
「ル―――――――――――ルルルルルルルルルルァ!! ヘーイ、センキュエビバディ!! ルックアットミーマイダイナマイトバディ!! ベリーナイスアンブレーラァ!!」
私――音に聞こえたド貧乏男爵家の娘、グレイス・リンプライトの実家は、代々積み重なった借金によって家計は火の車。日夜食うや食わずの生活にウンザリしていた時に王都内で見つけた「お飾りの妻募集!」とのチラシに飛びつき、私は言われるがままホイホイとお飾りの妻として生きることを決める。しかもお飾りの妻を募集していた相手は、
この国イチの金満家貴族家であり、美貌の若き当主として知られるアデル・メレディア伯爵であった。
顔の良さに似合わない、その生来の気弱さから女性が苦手なアデル様は、「早く来孫の顔を見せろ」とうるさいひいひいお祖母様からの圧力に屈し、愛のない偽りの結婚相手を探していたのだった。チラシで。
「一年後には子供が出来ないことを口実に離縁するから、それまでどうかお飾りの妻でいてくれ」と懇願してくるアデル様だったが、こちとら生来の貧乏人、底抜けの明るさとカネヅルを逃してなるものかの闘魂で、私はこの偽装契約結婚をどうにか本当の結婚ということにしてしまおうと画策するものの、顔以外は至って普通の人間であるアデル様は常に塩対応。お飾りの妻としてこちらを努めて無視しようとしてくるアデル様にブチギレた私は、遂にある日、妙案を思いつく。
「そうだ、どうせお飾りの妻というなら、着飾って着飾って死ぬほど着飾って、お飾りの妻である私を無視できないようにすればいいじゃない」と――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 12:10:00
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