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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:144 件
「君に必要なのはそう…………ハーレムを維持する力だ」
見えない脅威によって人類のほとんどが消えて各所の城塞都市に籠る僅かな人類のみが生き残る世界。都市に迫る見えざる獣と呼ばれる存在から都市を守る防衛隊に所属する昼月陽はある日の防衛線で死の淵に立った時に宙を舞って獣を屠る一人の少女を目撃する。
生還した陽はその時見た少女を死の淵で幻視した天使かと思うが、予想に反してそれからすぐに少女と再会する…………但しその天使は公衆の面前でで全裸で興奮していた。
「ろ、露出狂…………」
「
ち、違うの…………わ、わたくしは変態ではないの!」
これは長い孤独の中で戦い続ける見えざる魔女と呼ばれる少女達と、彼女たちの心のケアをしつつ内ゲバを防がないと人類が滅亡するという重責を押し付けられた一人の少年のお話。
※小説家になろうでも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 18:01:39
417366文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:268pt 評価ポイント:96pt
作:uto-pia (translated)
その他
連載
N1146EQ
虚像。
掴もうとすれば離れていき、手を伸ばさなければ近づいてくる存在。
それを幻視し、書き留める私。
異端でもいい。
弾劾されてもいい。
これは、メモだ。私の世界を綴るためのメモだ。
だから他人にとってどれだけ理解不能でも、
つまらなくとも関係ないのだ。
最終更新:2024-04-14 09:21:28
8092文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
本格ファンタジー。
それは、この世界とは違う世界の風景に焦点を当てて描かれる短い掌編群のことである。
重視されるのは、あくまでも幻視された風景であり、言葉で描かれる風景画と言ってもいいだろう。
言葉でこの世ならざる絵を描く。
それが、本格ファンタジーの神髄である。
本作では、300字以内で記された本格ファンタジーを集めている。
長い物語に疲れた読者に幻想という名の憩いの場を提供するために、本作捧げる次第である。
最終更新:2024-04-13 08:48:56
1922文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
頬が落ちるほどの詩を歌いたい。
キーワード:
最終更新:2023-11-18 20:48:58
284文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:32pt
その日、世界は変わった。
その日、世界は生まれ変わった。
その声は厳かに人類の心に唐突に響き渡った。
同時に、世界中のすべての人は光そのものが人の形をしているとしか思えない姿を幻視した。
そして『声』は告げた。
「『私』は神」だと。
そして世界は変わってゆき、異形の怪物が現れるようになる。
これは変わってゆく世界を一人の少年が必死にあがいて生き延びていく物語
誤字脱字などが多いかもしれませんが報告していただけるとありがたいです。なお評価感想お待ちしております。更新ぺー
スは不定期です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 17:25:07
17596文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
【内容説明】
「では、簡単に紹介します。中世ヨーロッパで、女性が主人公の物語です」
「何だよ。お前もそういうのを書くようになったか」
「はい、よろしくお願いします!」
「ちょっとまて、中世ヨーロッパ風、いわゆるナーロッパじゃないんだな?ヨーロッパのどこ?中世のいつ?」
「…えーっと、主な場所はドイツのラインガウ地方です。時期は12世紀となります」
「ラインガウってどこだ?」
「ワインの産地で有名なところです。近い都市だとマインツになりますね」
「まぁ、いいや。
で、何か悪役令嬢が出てくるの?」
「…あの、…女預言者」
「ファッ!?」
「あっ、聖女です!ガチ聖女の話です!」
という訳で、12世紀に実在した聖女(に後年認定された人)のお話です!
医学、薬草学、作曲家、博物学、神学者、説教者、作家と多方面にわたって活躍した、修道院長さんです。
けっこう有名な人なので、恐れ多いと思いながら、頑張って書きました!
知ってる方は大いにツッコミを!
初めて知った方は「へー、こんな女性がいたんだ~」な感じで読んでくれるとありがたいです!
全6話となります。
【注意】
私の物語では、珍しく残酷表現はありませんが、ちょっと百合要素があるので、保険としてR15とさせていただきます。
ラテン語は一応ルビを振ってありますが、正確性については保証できません。
【主な参考文献】
「現代に響く声 ビンゲンのヒルデガルト」:レジーヌ・ペルヌー著、門脇輝夫訳、聖母文庫折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 09:00:00
34028文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:48pt
迷宮都市カーヴドソードに現れた、流れ者グンル。日銭を稼いで暮らしていくうちに、迷宮で己の宿命を幻視する。協力者〈フュルギア一座〉とともに〈最果てへの途路〉を巡る旅が始まった。
最終更新:2023-08-12 18:00:00
101492文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:40pt
「食卓椅子探偵」女子高生×「助手件専属料理人」女子高生のバディものライトミステリー小説です。
私立妙塩(みょうえん)高校には、旧校舎家庭科資料室をアジトに非営利で活動する「失せ物専門探偵・テーブルマナー」の二人組がいる。
「テーブルマナー」の探偵の方・卓条麻菜にはとある特殊能力があり、その能力とは、「同席した人が最後に食べたものと同じものを食べると、その時の食事風景を幻視することができる」というもの。一方、麻菜の専属料理人・三徳ククリの特技は、「知っている料理を完全再
現すること」であった。
二人は互いの能力・特技を合わせ、他人の失くしものを探す手助けをしているのである。
物語の最初の事件は、男子生徒の財布探しだ。ファミレスで財布を失くしたという男子生徒は、「テーブルマナー」の噂を頼って、旧家庭科資料室を訪ねてくる。
次の事件は、水泳部室の鍵探し。鞄に入れていたはずの鍵が紛失したと聞き、ククリは水泳部の女子部員を麻菜のもとへ連れてくる。
こけしみたいな黒髪女子高生×小麦肌世話焼き女子高生、仲良し二人が互いのチカラを信じて事件を解決に導く、学園探偵小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 08:35:32
11987文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:雨野感嘆詞
ハイファンタジー
完結済
N4132HF
サイコロを振る手を幻視する。いつもの、人生の始まりに見る光景だ。生まれる前に、必ず、振り直しの利かない99~0の目の100面ダイスを複数振らされる。魂に刻まれた記憶、《心のノート》にはこう記されていた。
『出目で得られたポイントの許す限り、種族はデーモンハーフに設定しろ』
何度も、同じ時代に生を繰り返す中で、デーモンハーフとして過酷に生きた時も、致命的にポイントが足らずヒトとして生き、冒険も挫折して穏やかに余生を過ごした時も、必ず死の間際にはこう記されていた。
理由
は知らないが、辿り着くために必要であるならば、今生の私もそうせねばならない。
全て振りきる。
出目は、全部が99。
過去にどれだけ試行したのか知らないが、滅多にない幸運だろう。これだけのポイントでキャラクターメイキングをすれば、今度こそ辿り着けるのではないか。
心のノートをめくる。一番最初の項を、擦りきれたそこを読んだ。
『ダンジョンの最奥を目指すこと』
『可能な限り生き続けること』
もう記した理由もわからないが、これだけは、魂に刻み付けねばならない。
・種族を選んでください
禾穀(カコク) ヒト
芭蕉(バナナ) ヒト
郁子(ムベ) エルフ
悪実(ゴボウ) ドワーフ
野老(トコロ) ノーム
蕗冬(フキ) ゴブリン
附子(プシ) デーモンハーフ◀️
昆布(コンブ) ドラゴニート
extra
狗尾草(エノコログサ) コボルト
…
・あなたの本質は
善
中立
悪 ◀️
・職業を選んでください
▶️盗賊系
…
忍者大名
神罰執行者
怪盗紳士
おしゃれ泥棒
悪漢 ◀️折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 16:02:59
194472文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:208pt 評価ポイント:104pt
一つの『未来』と二つの『21世紀』が交錯する、SFミステリーです。
※2020年公開した同作の改訂版となります。
満たされた人生とは何か……
物語を読み終えたとき、その答えはあなたの心のどこかに、ぼんやりと宿ることでしょう。
【21世紀の君たちへ】
人生は一度きりだ。
それは僕が生きる未来の世界においても、君たちの21世紀と同じだ。
しかし未来にはVRL(ヴァーチャル・リアリティ・ライフ)がある。
それはたった2時間で人生を経験できるという凄いシステムなんだ。
僕が
敬愛して止まない天才科学者、木佐貫一博士は2101年に『シンギュラリティ宣言』を発し、その後科学は飛躍的に進化し、VRL誕生に至った。
ところが、ドクター木佐貫は宣言後、『木佐貫黙示録』と呼ばれる遺書を残して失踪してしまう。
VRLには時代ごとにシナリオがあるのだけど、なぜかこれまで21世紀に関するものは存在しなかった。
ドクター木佐貫と21世紀オタクの僕としては、ぜひともドクター失踪の謎を追いたい。
だからこの時代にどうしても行きたい。
そう思っていたら誕生したんだ。つい最近。
そして僕は21世紀の君たちへメールを書いた。
それが物語のプロローグに記されている。
まずはそれを読んでほしい。
柊周折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 22:15:31
151446文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
〝イマドキ政策用語も分かる、面白理論・文明論!〟
素敵なユメに魅せられて、未来の神話を幻視(み)ていたら、
リアルな世界も見えました。 役立ち理論、文明論!
そもそも政策って何? どんな役割があるの?
どんな種類があって、なぜそう分けられるの?
科学・技術とか経済・社会活動とか、他の文明活動との関係は?
なぜ国際政策のSDGsを、企業や個人も行うの?
国の政策であるSociety(ソサエティ)5.0や、
DX(デジタル・トランスフォーメーション)とのつながりは?
私的文
明論〝文明の星〟理論で、現代政策を読み解きました。
SDGsもデジトラも、身近な地方政策も、
まとめて分かる文明論!
次の作品に感動して、書きました。
イラスト:『冬の星』 https://www.pixiv.net/artworks/87435741
『Original』 https://www.pixiv.net/artworks/84381128
『星と月』 https://www.pixiv.net/artworks/82071707
『無題』 https://www.pixiv.net/artworks/79601888
『Blooming Star』詩花 https://www.youtube.com/watch?v=1LJcnF2ncP8&t=62s
『ハミングバード』桜守歌織 https://www.youtube.com/watch?v=LW_QbHqb6UU
『Agape』萩原雪歩 https://www.bilibili.com/video/BV1fs41127ao/
『lumière』TRINITYAiLE https://www.youtube.com/watch?v=3037TqpDWsA&list=RDGMEMhCgTQvcskbGUxqI4Sn2QYw&start_radio=1&rv=CyZlGyztyws
素敵な刺激を与えてくれる文化的作品に、感謝します。
ご興味がおありの方は、エッセイ『文明の星』や、
小説『Lucifer(ルシファー)』シリーズなど、
関連作品もご覧いただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 14:52:38
4480文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:塩谷 文庫歌
ローファンタジー
短編
N6536HR
ブラック企業の社長室で精神攻撃を受け絶体絶命という状況下。
心的外傷を負ったオレが鮮明に幻視した、辛かった仕事の数々…
ではなく。
取り戻したのは異世界で終えた前世の記憶と、伝説の剣だった。
最終更新:2022-06-17 15:39:06
5685文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:58pt
『素敵な夢に魅せられて、リアルな未来が見えました ❤。 二訂版!』
素敵な作品(ゆめ)に魅せられて、〝未来の神話〟を幻視(み)ていたら、
現実(リアル)な世界が見えました ❤!
文明の魔導書、人類史の聖典、社会科学の大統一理論……、
すみません、中二病さらに進んでますが内容はまじめです(笑)。
フタを開けたら〝コロンブスの卵〟?
〝面白くってためになる〟役立ち理論、文明論!
アイマス動画や漫画、小説、音楽など様々な作品に感動して、
素人SF「Lucifer(ルシファー)
」シリーズを
書く中で考えた、文明理論(仮説)の図解です。
素敵な刺激を与えてくれる、文化的作品に感謝します。
今回は簡潔さよりも丁寧な説明を心がけ、全章を大修正しました。
ご興味のある方は、他の作品もご覧いただけましたら幸いです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 21:13:37
20947文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
幻視のような、けど暖かいお話。
最終更新:2022-04-01 10:51:30
1297文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
過去の事件を切っ掛けに黒猫を幻視するようになった箭子は奇妙な直感能力を身に付けた。しかしそんな箭子を監視する者等も現れだす。果たして箭子と奇妙な黒猫ミマタの運命は?
最終更新:2022-03-20 20:47:27
20841文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
少年はこの世界が偽物だと知ってしまった。
幻聴や幻視友人がおかしくなったりと、この世界について知ってしまったら周りおかしく、いや可笑しくなってなっているのは主人公自身なのか。
そんな世界を冒険する。
最終更新:2022-03-08 19:13:36
4079文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
最近の幻視投影と心理的散文です。
最終更新:2022-02-08 21:22:12
204文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
多くの人間が仕事を失い、代わりに表現者として新しい物語=噺を大量に消費する、噺消費社会。噺木を育てる噺農家の私は、妻・ミェナとの関係に悩んでいた。ある日、喧嘩の末に家を飛び出したミェナが交通事故に遭い、植物人間となってしまう。自分の行いを悔やみ、悲しみに暮れる日々の中で、無意識下のミェナと話す、禁断の方法を思いつく。孤独な私は、無意識と舞うミェナの姿を幻視した。
最終更新:2022-01-09 10:23:11
10073文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:105pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
SNSへの耽溺の果てに到来するポストヒューマン像を幻視する、インターネット加速主義短編です。
最終更新:2021-11-27 11:57:17
2373文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
2018年4月1日。都市トウキョウでとある高校の女子生徒が相次いで──まるで生きた抜け殻のように瞬きも呼吸もせず“生命反応のみ”を残し停止する怪奇事件が発生する。
“幻視”能力を有する少女や世界に突如二十歳の体で産まれた“親知らず”の青年。“殺人趣向”持ちや“幸福の魔眼”保持者など、十人十色な人間と同時に同じ街で生きて、“本来なら交わらない境界が交錯する”。
住処が違う少女の“一人前”になるまでの物語。
「いつだってわたし達が戦わなくちゃならないのはこの現実なんだ」
最終更新:2021-09-30 23:30:17
72863文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
それまではただ普通に生活していた少年、村田剣人は両親を亡くした。
そんな彼を引き取る事になった父親の兄弟は山奥の盆地に作られた、発展しているとは言い難い田舎町で暮らしていた。
当然剣人も引っ越す事となり、何だかんだで引越し先の子達と仲良く暮らしていたある日……
剣人は突然、相澤熊吾郎の手によって殺されてしまう。
その相澤も中村瑠美という、同年代の少女が追いかけていた熊に突き飛ばされて崖から突き落とされてしまい……
それぞれは死に際に、悪魔と天使を幻視した。
「ふーん、君達
は私と“これ”が見えるんだ。なら……二人にプレゼントしよう。その方が面白そうだ……!」
:旧タイトルは「虐めっ子と虐められっ子の異世界転生物語」です。
:2019年投稿分は大きく修正を加えています、修正点のまとめはこちら→https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1452073/blogkey/2509897/
:正真正銘の初投稿作品につき、話の内容や設定におかしい所があってもご了承下さい。その上で感想欄、または誤字報告等で指摘しつつ生暖かい目で見守って頂けると幸いです。m(__)m
:「カクヨム」と「ノベルアップ+」でも内容を変えずに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 21:00:00
193739文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:47pt 評価ポイント:23pt
例によって断片的なエピソードに絡め、重い哲学的テーマを神学風味を加えてさらっと纏め上げた小品。
最終更新:2021-08-15 19:42:39
3542文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
或る吹奏楽曲にヒントを得た幻想譚だが、残念乍ら曲名は思い出せないらしい。作中一度だけ名前が言及される「セグクレヒト408」と云う人物は「目撃」等にも登場している。
最終更新:2021-08-15 19:41:24
5973文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
或る日の午後の太陽の様子に想を得て膨らませた幻視もの。極く短く、文体も比較的あっさりしていて、旅行中の覚え書きの様な、通りすがりに手早く書いた所感記録の様な印象を受ける。一応本人に確認したところ、一応幾つかの船旅の記憶を参考にはしたものの、ノルウェーなぞには行ったことはないそうである。
最終更新:2021-08-15 19:40:07
3129文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
これまた或る音楽から想を得た幻想譚。ここに登場する「獣」は以前紹介した『獣が死んだ夜』の獣とは全くの別物らしい。推測するに黒森が用いる「獣」と云う単語は、どうやら固有名詞等ではなく、また完全に一般名詞と云う訳でもなく、やや擬人的な観念を描きたい時に用いる記号の一種なのだろう。一時は暗黒寓話ものに変えようかと思って途中まで書き掛け、結局気分が乗らずに元の路線へ戻したらしいのだが、話を聞いてみるとこちらも結構面白そうで、原稿を破棄してしまったのが惜しまれる。その内また書き直して
みろと焚き付けるのもいいかも知れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 19:37:38
5130文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
2008/12/27(土)に始まるイスラエルによるパレスチナ自治区・ガザに対する空爆のニュースを知った黒森が、そこからインスピレーションを得て書いた作品。毎日の様にテロだの何だのと日本から遠い国で何人もの人々が殺害されているニュースに慣らされてしまっている我々は、いちいちそれらの事件に肩入れして反応していたのでは心理的にとてもまともな日常生活など送れはしないのだが、今回はハマス掃討に名を借りた民間人の無差別大量殺戮と云う事件そのものの残虐さに加えて、実際に空爆の最中に居る人
物(ガザ・アル=アズハル大学の英文学科の教授、アブデルワーヘド教授)が命懸けで世界中に実情レポートを発信したことが黒森の心を引いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 19:34:50
1466文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
哲学的テーマを具象化した小品。
最終更新:2021-08-15 19:30:00
2154文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
悪夢から目覚めた時の感覚を描いた小品。寝床からいきなり形而上的大宇宙へと舞台が飛んだりするのが如何にも黒森らしい。
最終更新:2021-08-15 19:28:32
2796文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
恐らくは『獣が死んだ夜』『海の獣』等と同じ異世界を舞台とする小編。包囲され追い詰められる絶体絶命の状況に於ける、新しい生命を生み出すと云う行為の緊張感を描いている。主人公が女性なのか、また何を生むのか、何故追われているのか、等の説明は故意に省かれ、暗澹たる閉塞感ばかりが強調されている。
最終更新:2021-08-15 19:27:24
4717文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
散文詩風の荒んだ心象風景。
最終更新:2021-08-15 19:26:05
954文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
『死と狂気』に触発されて書かれた小品。
最終更新:2021-08-15 19:24:23
2987文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
舞台は「暗黒寓話」シリーズのものと同じらしいのだが、内容が寓話とは呼び難く、語り口も全く違うので、シリーズの中には含めなかったらしい。最後の部分の語り方を変えることによって、他の世界観への広がりを持たせている。
最終更新:2021-08-15 19:22:51
3104文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
黒森は屢々音楽、特に現代音楽から様々な着想を得ることがあるそうで、それを小説中で活用することも屢々だとか。当人の言に依れば、彼の小説は、少なくともその一部は、「現代音楽が覗き見ることを可能にした深みに、言語によって到達しようとする試み」であり、或いは「文章それ自体を音楽に近付けようとする試み」、乃至「音符の代わりに言葉を用いた音楽」であると云う。
ここに紹介するのは、遠藤雅夫作曲による『水の生成——7奏者のための』(1989)から自由に抽象的な連想を展開したもので、小説の
形にまでは発展していない習作である。その名の通り、音の風景を「スケッチ」したもので、最後は音楽に合わせて些か大人し目になってしまったとのこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 19:21:06
2228文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
山へ出掛けた時の出来事が元になっている心象風景記録。
最終更新:2021-08-15 19:19:10
2210文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
形而上的な幻想的創世譚。
最終更新:2021-08-15 19:17:27
877文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
幻視の光景の中の恐怖を描いた小編。
最終更新:2021-08-15 19:15:20
2045文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
タイトル通りひたすら荒れ狂う怒りの光景を描いたもの。最後まで有無を言わせず一気に畳み掛けるダイナミックさが素晴らしい。
最終更新:2021-08-15 19:13:20
2240文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
無惨な独白による散文詩調の小編。
最終更新:2021-08-15 19:11:43
1216文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
黒森は作品によって幾つかの世界設定を使い分けているらしいが、夢の論理が支配する作品では屡々それらが交錯する。この小品でもそんな幾つもの異なる幻想が入り交じっている。
最終更新:2021-08-15 19:09:43
3347文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
倦怠と絶望の遍歴の果てに、私は美と恐怖とを見出し、そして安らぎを得た。だがそれは新たなる探究、新たなる存在の次元への遙かなる旅の始まりであった。
目覚めの世界に於てはセグクレヒト408の名で知られている先達に導かれて、私は〈認識の間〉に足を踏み入れ、この宇宙の深淵へ眼差しを振り向ける為の最も強力にして精妙なる装置、〈万界鏡〉を使う為の準備を行うことになる。
己の未熟さを痛切に自覚し乍らも、私は夢の経路の先に存在するこの不可思議な時空間に於ける己の立ち位置と理の玄妙さを、
言葉ならぬ言葉を用いた問答によってひとつひとつ確かめて行く。全てを知り尽くした様な疲労感に苛まれていた私にとって、それは正に驚きと衝撃の連続であった。
だがセグクレヒト408が声ならぬ声で語る真実は更にその不可解さを増して行く。私はまだこの真実を理解する為の準備が出来ていない………。
そんな私に彼/彼女は自ら〈万界鏡〉を操作し、その見掛け上の逆説の先にあるものをほんの少しだけ私に見せてくれようとする。
開かれて行く諸世界の光景………それは実に、私の驕慢を挫けさせ、〈現在〉の彼方にあるものについての私の認識を、根底から一変させるものであった………!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 19:04:32
19146文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
未来譚ものとリンクする形而上的幻想譚。
最終更新:2021-08-15 19:01:02
2009文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
悍ましい夜の光景を描いた形而上的幻想譚。
最終更新:2021-08-15 18:58:10
2225文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
黒森は好んで「薄明」の風景を描くが、これもそんな世界を舞台にしたもの。物憂い〈非在〉の情景が空ろな余韻を残す。
最終更新:2021-08-15 18:56:00
3228文字
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
〈散歩もの〉のひとつだが、形而上的独白が延々と続く心理小説。
最終更新:2021-08-15 18:54:17
7410文字
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
マッケンやラヴクラフト、或いは梶井基次郎もそうだったが、散歩は時として幻視家タイプの作家にとってはその儘異世界へ向かう地獄巡りとなることがある。本作品はそうした〈散歩もの〉と呼べる様な作品群の中のひとつである。本人曰く、若書きが目立つ「習作」とのことで、確かにわざと堅苦しくしたと思われる語調がややぎこちない感じもするが、前半部では彼の都会嫌悪が遺憾無く発揮されていたりして仲々興味深い。
最終更新:2021-08-15 18:52:52
19153文字
会話率:0%
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総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
〈散歩もの〉の一種だが、唐突な形而上的世界への転換が奇妙な余韻を残す小佳品。
最終更新:2021-08-15 18:48:03
4426文字
会話率:0%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
〈散歩もの〉のひとつだが、形而上的独白が延々と続く心理小説。
最終更新:2021-08-15 18:46:46
6332文字
会話率:0%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
哲学的幻想譚。内省者の思弁的冒険譚とでも言おうか。黒森の書く作品はその殆どが他の諸作品と世界観を共有し、或いは少なくとも矛盾しない様な世界観の下で展開されるのだが、本作はそうした整合性を考えずに書いたもので、最初の一節を書いてしまうと後は大部分が自動的に出来てしまったものだそうである。
最終更新:2021-08-15 18:43:29
3900文字
会話率:0%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
『ウロボロス達』に登場する〈研究所〉にまつわる掌編。ジャンルとしてはこれも〈散歩もの〉のヴァリエーションに含まれる。本作に登場する「国際会議」には実在のモデルがある。
最終更新:2021-08-15 18:41:48
12677文字
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
〈散歩もの〉のひとつだが、世界観の共有度が高いと云う点に於て、或るシリーズものの外伝に位置付けられる作品。ここで描かれる「蛇」のイメージは明らかに「ウロボロス」から来ており、ここでは簡単に象徴的に言及されているのみではあるが、黒森の全作品中最も重要なシンボルである。
最終更新:2021-08-15 18:40:09
4743文字
会話率:0%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
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