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検索結果:26 件
1
造物主によってつくられた、天界・人間界・魔界。
天界には、聖気を糧に生きる天使が棲み、魔界には瘴気を糧に生きる魔族が棲む。天使も魔族も、その性質のせいで互いの世界に踏み込むことが出来ない。
相容れぬ存在である二者は、人間界を挟んで双方にらみ合い、気の遠くなるような年月が過ぎ――現世。
しびれを切らした天使が中立だったはずの人間に力を分け与え、己らの代理として魔界へ攻め入るように命じた。
その中でも、第一位階の正天使の加護を賜った人間を、特に『勇者』と呼んで、人間
は何度も天使の加護を賜った者たちと一緒に魔界へと向かわせた。
勇者パーティーの最終目的は、魔族の頂点に君臨する、『魔王』の討伐。
しかし、何度挑んでも魔族たちの抵抗は凄まじく、魔王討伐が成功した試しはなかった。
歴史的偉業を成し遂げるため、より強力な勇者パーティーを作ろうと創立されたのが、聖騎士要請学園。
天使の加護を賜った子供らを貴賤なく集め、英才教育を施すその学園に、三人の子供が通っていた。
歴代でも目を見張るほどの素質を持った次代の勇者候補、少年シグルト。
人懐っこく愛嬌のある、慈愛の天使の加護を賜る少女マナリーア。
誰もが認める優秀さと天使のような心根を持つが、病弱故に勇者候補になることが出来ない、美少女アリアネル。
同じ学び舎で同じ目標を掲げて切磋琢磨する親友三人だが、それぞれ、互いに打ち明けられぬ事情があった。
「あ~ぁ……魔王様《パパ》、早く帰ってきてくれないかなぁ」
最も大きな秘密を抱えているのは、病弱少女・アリアネル。
ひょんなことから赤子の時に魔王に拾われた彼女は、魔界で魔族によって育てられ、人間たちの魔王討伐の歴史に終止符を打つため、勇者育成の学園に素性を隠して通っていた。
これは、種族を超えた親子の”愛”の物語――
※カクヨム様にも掲載しています。
※このお話はフィクションです。実在する人物や宗教、団体とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 15:08:42
893750文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:122pt
総合ポイント:602pt 評価ポイント:332pt
理由が解らないまま生家で無視されて育ったレガテリテ。
学園の卒業と同日に嫁がされ、生家に二度と戻ってくるなと父親に伝えられる。
初夜教育も受けていないレガテリテは旦那様にされることが怖くて仕方ない。
けれど、旦那様の望みならと必死で我慢して受け入れる。
旦那様のサルバシアは忙しいらしくて、週に一度しか帰ってきてくれない。
寂しいと伝えると週に二度帰って来てくれるようになる。
レガテリテの不幸は妊娠してから始まる・・・。
初夜教育もされていなかったのだから、
妊娠がなにかも解らない。
体の中で蠢くものがおぞましくて仕方なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 22:00:00
27748文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:13912pt 評価ポイント:11772pt
結婚した翌日から旦那様はお仕事が忙しくて中々帰ってきてくれません。
執事に今日は帰ってこられますか?と毎日聞きますが1ヶ月が経った時、10日しか帰って来てくれませんでした。
本当に忙しいようで、言葉をかわすことも儘なりません・・・。
『旦那様はお仕事にいかれましたか?』と、
『旦那様の事情』をよろしくお願いいたします。
最終更新:2023-05-13 21:00:00
7272文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:19620pt 評価ポイント:17370pt
2年前の両親の離婚により、父親と二人暮しの如月蒼。彼は、割とハイスペックでやろうと思えばなんでも出来る。しかもかなりイケメン。普通の日々が続いていたが、ある日突然、父親から「出来るだけ早く帰ってきてくれるか」という連絡が。言われた通り早く帰り、ドアを開けると、知らない女の子がいた!?
「父さん再婚したんだ」
「はぁ〜〜〜!?」
そして、またまたある日突然、妹が「彼氏できた」と言ってきた。でも妹はあまり嬉しくなさそうで…
しかも、妹が連れてきたのは俺のクラスのクズ!?
妹を守り
たいお兄ちゃんと『 義妹 』のラブコメ始動!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 17:43:43
32683文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:30pt
第十八話『パルフェア大ピンチ! 恵方巻は食べても巻かれるな!?』
伝説の戦士パルフェアと悪の料理帝国ディアボラの戦いがつづく中、悪の女幹部タヴァスコは郵便局で迷い猫ならぬ光堕ち猫さがしのポスターを張っていた。
そう、なにを隠そう、タヴァスコの妹分であった四天王「情熱のスパイシス」は光堕ちして三人目のパルフェアとなってしまったのだ!
はたしてスパイシスは帰ってきてくれるのか! そして最強の恵方巻ステルナーが大暴れ!?
最終更新:2023-02-03 00:01:51
7953文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:105pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
「サヌキ、お前は追放だ」
A級クラン【夜の翼】の豪華なカイト専用の部屋で俺は追放を告げられる。
「……理由を聞いてもいいか?」
「何度も言わせるな。お前の作ってるあの白いグネグネが触手みたいで気持ち悪いんだよ!」
失礼な、アレはうどんというれっきとした食べ物だ。
うどんが気持ち悪いという理由で追放されたカイトは、何かもが高いし、息苦しい都会を出て滅んでしまった地元カガワ―ル村でスローライフを決意する。だが、「サヌキ、お姉さんに黙って田舎に帰れるわけないでしょ」「サヌキ様、奴隷
は主に従うもの。さあ、行きましょう」「サヌキー! うどんちゅるちゅるしたいー!」そこにはサヌキを慕う美女エルフや美少女奴隷、はたまた、都会に疲れた有名冒険者達が集まってくる。一方、サヌキを追放したクランはどんどん落ちぶれていき……。うどん職人のざまぁ&スローライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 12:00:00
36640文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:344pt 評価ポイント:182pt
伯爵家の屋敷でメイドとして働くイユ。しかし戦争孤児だという理由で、突然クビを突きつけられ追放されてしまう。
そして流れ着いたスラム街で出会ったのは、王家の血を引きながらも側室の子というだけで追放された少女。イユは彼女のメイドとなり、スラム街に一つの国を築いていく。
そんな中イユがいなくなった屋敷は彼女の不在により立ち行かなくなり、その問題はやがて国全体にまで波及していく。
帰ってきてくれと頼まれるが、もう遅い。既に別の主を持つイユは、かつて勤めていた屋敷の衰退を遠くから
眺めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 10:04:19
4281文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:56pt
高校時代の部活の後輩である玲と結婚した柊吾は、玲の希望により不妊治療を始めた。だが、やっと玲が妊娠したと思えば、それは子宮外妊娠だと言われ、結局は稽留流産であり、玲は胞状奇胎という病になった。
流産と胞状奇胎のショックから精神崩壊を起こした玲は高校時代の友人たちとのグループLINEに参加することもせず、ただじっと沈黙を守る毎日。そんな玲をどうにかしてやりたいと思う柊吾は、偶然電車に乗り合わせ席を譲ってくれた少女・結季と、その父親であり玲の従兄である晴眞と水族館へと向かう。
玲のためにも子供がほしかったと思う柊吾は自分に懐いてくれた結季を産まれなかった子供と重ね、玲を母親にしてやりたいと更に思い悩むが、晴眞は家族はどんな形でも良いと柊吾に助言する。
本当は結婚したいほど好きだった従妹の玲が、自分が大嫌いだった柊吾と結婚したことに、未だ後悔の念を消せない晴眞。玲が病になったことを知り、過去に自分が別の決断をしていたら玲の今を変えることができたのではないかと後悔を口にするが、巧は違う人生など存在しないと晴眞に断言する。
偶然の約束のおかげで玲の病を誰より早く知ってしまった巧は自分に何かできることはないのかと考えるが、一向にその答えは出ない。そんな巧に押田は玲には同じ家に帰ってきてくれる家族がいるからひとりではない、だから大丈夫だと笑う。
玲と連絡が取れない中で偶然玲の昔の恋人と再会した瀧は玲を好きでいながら彼女と自分が結婚しなくてよかったと安堵し、その自身の思考に絶望するが、玲の使う眠る前の挨拶が元恋人の絢斗からのものだったと知り、自分と玲との関係もこれで良いのだと納得する。
その見た目が好きで玲と友人になった押田は玲が不在になり、今の自分と他の3人を繋いでいるのは玲だと実感する。彼女のその見た目だけを好きだと言い聞かせていた自身が本当は、憶病で認められずにいただけで彼女自身を好きだと確信し、病と闘う彼女を元気づけようとLINEを送る。
1番好きな相手だったのに自分から別れを切り出したことをずっと後悔している絢斗は病み上がりの玲と再会し、かつて付き合っていたころに贈ることができなかったクリスマスプレゼントを贈る。
結婚しなければ、子供を産まなければ、その呪いから解放されたいと願い続けた玲が、最後に気づいたのは・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 20:00:00
83149文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
『常識に捕らわれるな!革命だ!俺たちは学校の奴隷じゃねえ!』
『岡崎先生の言う通り!古い教師はもういらない!校則なんていらない!』
『ふふっ。新しい時代が来たってことね』
教頭でありベテラン教師である私は『老害』として学校を追い出された。
校長が私よりも岡崎を選ぶなら仕方がない。
でも私がいなくて本当に大丈夫ですか?
『……先生。帰ってきてくれないかしら?』
ほら来た。
最終更新:2022-03-19 22:05:57
2576文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:98pt
8年連れ添ったイモリが突然死んでしまった私の気持ち。
イモリごときで変な事言う人だなと思った方、正解です。
どうか安らかに、でもやっぱり寂しいな。明日ひょっこり帰ってきてくれたらいいのに。
わがままばかりの飼い主で、きっと許してくれないだろうけど。
最終更新:2021-09-18 22:24:44
1761文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ユニーク魔法「オフトゥン」を使うバーネル。「オフトゥン」は短時間の睡眠だけで体力魔力を回復させる、ハイパーサポート魔法だったのだ。それで影から勇者パーティーを支えてきたが、「荷物持ちの役にも立たない」「そんなに疲れ戦いもうしないし」と勇者パーティーから解雇を宣告される。餞別は、迷宮で拾った剣1本のみ。
ひとり置き去りにされ呆然としているバーネルの前に、勇者パーティーでも倒すのは難しいヘルハウンドが現れる。
自棄になったバーネルがヘルハウンドを発動させると、なんとヘルハウンド
は吸い込まれるようにオフトゥンの中に入り、スヤァと眠りに就いてしまったのだ。
非力ながらも急所を突いた攻撃でタイタンを倒したバーネルは、オフトゥンを利用して次々と魔物を倒し、一気に実力トランクを上げていく。
そんなとき、「やっぱりお前のオフトゥンが恋しい、戻ってきてくれ」と勇者ミルバーンが頭を下げてきた。今までオフトゥン頼りの体力魔力一気放出の戦いをしていた勇者たちは、バーネルがいなくなったことで今まで通りの戦いができなくなっていたのだ。
バーネルに戻ってきて欲しいと懇願する勇者たちだったが、バーネルはその願いを一蹴する。
この小説は他の小説サイトにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 23:07:56
3710文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:316pt 評価ポイント:284pt
ある日、足が遅いからとパーティーを追放されたカース・ラインは、仕方なく一人で冒険する日々を送っていた。
そんなある日、カースの前に一人の少女が現れる。
その少女はアルガ・フォードという狐と人間のハーフの獣人で、この国での獣人迫害から逃げている最中だった。
そして、そんなアルガのことを気の毒に思ったカースは、彼女を匿いながら旅することを決める。
その後、カース達は勇者の指示で山賊に襲われるが、カースがあっけなく返り討ちにし、山賊達を仲間にする。
そして、カ
ース達は魔王を討伐する旅に出るが、いざ魔王に会ってみると、すっかり意気投合してしまう。
そこで、カース達は魔王軍に寝返ることにする。
果たして、カースに山賊をけしかけた勇者の行く末は!?
そしてカース達は無事生き延びることができるのか!?
いや、彼のスキル「異世界図書館」なら余裕だろう。なにせあらゆる世界に存在する全ての本を見れるのだから。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 17:13:21
4420文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
作:織侍紗(@'ω'@)ん?
異世界[恋愛]
完結済
N6047GS
「フローラ、もうあなたはこの宮廷に来る必要はないわ」
前王妃様が無くなってちょうど一年。後妻であるソフィー様から私はそう告げられた。
この庭園は前王妃様から守ってくれと直接告げられただけでなく、枯らしてしまうとこの国の植物が全て枯れ果ててしまう! と、私はソフィー様にそう進言したにも関わらず、水をあげてれば枯れないでしょ。と、聞く耳を持たないソフィー様。
そして宮廷からも、なんならこの国からも出ていけと仰り、私は困り果ててしまっていた。
そんな光景を挨拶に来て
いた辺境国の王子アルフレッド様が知ることになる。そこで私はアルフレッド様に国に来てくれとお願いされて、アルフレッド様に付いていくことになったのだけど……
植物が枯れ果てて、国が滅亡の危機だから帰ってきてくれと言われても、アルフレッド様から求婚されてるしもう遅いです!
アルファポリスで連載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 20:53:19
7240文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:8300pt 評価ポイント:6690pt
この世界において最も偉大な魔術師とされる四魔の一人に数えられ
【深淵の魔女】とまで言われた主人公は宮廷魔術師講師として仕えていたが、平民出身と言う理由だけで無能とレッテルを貼られてクビにされてしまう。
散々差別された挙句、クビにされたのだからもう2度と戻らないと決め、自由に生きることにした。
その矢先、親を無くした二人の幼い姉妹と出会い生活を共にする事になる。
そして隣国にて、成り行きで冒険者をしながら孤児院を経営して行くことになった。
孤児院の子供達に魔術を教え
ながら、第二の人生を歩んでいく事となる。
え? ろくな講師が居なくて魔術師が育たないから帰ってきてくれ……?
自分から追い出しといて帰ってこいとか都合良すぎません? ともかく、何があってもぜっーーたい、帰りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 20:18:56
19610文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:232pt 評価ポイント:126pt
作:完結しかしない者
ハイファンタジー
連載
N5367GP
世界を救ったパーティーの一員であるウィズは魔法使いなのに魔法が使えないという状況が続いていた。
威力が高すぎて仲間に迷惑をかけてしまう、それを知っていたウィズは親が伝説の魔法使いという立場を活かしてアイテムや武器を割安で購入して貢献していた。
それから半年、勇者という権限を行使して酒池肉林を築いていたパーティーは成り行きでウィズを追放する。
その権限は勇者としてではなく、ウィズの立場で成り立っていたことをパーティーは知らなかった。
無銭で飲食することもできなくなった元勇
者達は地位をかけて最難関ダンジョンに挑む。
結果は惨敗。彼らは切磋琢磨していた時よりも弱くなっていた。
『悪かった! 帰ってきてくれぇ!』
一時の栄光が忘れられない勇者達。
『地位が欲しいだけなら王様の靴でも舐めたらいい』
そう言ってウィズは最難関ダンジョンに単独で挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 16:36:14
58652文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:1322pt 評価ポイント:702pt
セレナ・エレクティナは、まだまだ幼いエルフの少女。
その年齢に見合わぬ才能に恵まれていた彼女は、ある日エルフの集落を抜け出した。何故なら集落の大人たちは古臭い風習に縛られており、才気あふれるセレナには息苦しかったからだ。
集落を抜け出した彼女は、一直線に王都を目指し、そして冒険者となる。
「えっと、でもどうすればいいんだろう?」
しかし冒険者になったは良いものの、どうすればいいのか分からない。
とりあえずダンジョンで魔物を倒せばいいらしい。そう聞いたセレナは、意
気揚々と魔物討伐に向かうのだった。
「あれ? なんだろう、こんなに簡単で良いのかな」
だが、彼女は知らない。
エルフの中でもトップクラスの才能は、世界有数の力である事実を。セレナはそんなことも知らずに、今日も天真爛漫にダンジョンへと潜っていく。
一方その頃、セレナがいなくなったエルフの集落では……。
「やばいぞ、どうして急にこんな強力な魔物が!?」
突如として湧きだした強力な魔物に襲われていた。
他のエルフも、セレナも知らないのである。
少女が鍛錬として狩っていた魔物は、世界でも類を見ないほどに強力なものばかりだったことを。セレナという抑止力を失った集落は、あっという間に崩壊した。
だがセレナはそんなことを露知らず。
今日もまた無自覚に周囲の度肝を抜きながら、楽しい冒険者生活を過ごすのだった。
これは一人の家出エルフが周囲に認められ、幸せになっていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 12:00:00
5826文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:300pt 評価ポイント:176pt
「もううんざりだ。俺は軍を抜ける。王国なぞ知ったことか!」
「ふん、無駄飯食らいの給料泥棒なぞこっちから願い下げだ! さっさと出て行け!」
ブラックすぎる王国軍の対応に嫌気が差した俺は軍部トップや、貴族のお歴々の面々に中指を立てて自主脱退を申し出た。
ラスト家は親子三代にわたり召喚士としてテイル王国軍を支えてきた一家であり、クロード・ラストは三代目である。
テイル王国はモンスターを軍に導入する事で、世界でも比類なき軍事力を手に入れていた。
軍部で使役されているモ
ンスターはラスト家が召喚してきたモンスター。
その事実は長い年月の中で隠匿され、真実を知るものはごく少数であり、お偉方はそれを知らない。
「本当にいいんですね? 俺がいなくなったら、王国は終わりですが」
「虚勢はそれだけかね召喚士君。今やテイル王国は大陸一、軍を抜けるとなればむろん爵位も剥奪させてもらう」
最後通告を無視されたクロードは全ての仕事をほっぽり出し、魔界との境界近くにある田舎で暮らす事に決めた。
しかし軍部の機密保持のため、暗殺者に狙われて瀕死の重症を負ってしまう。
その時、一命を取り留めたクロードに前世の記憶が蘇り、前世もまたブラック企業に在籍し過労で命を落とした経緯を思い出す。
「貴様、ウチで働かんか」
「はい?」
魔界の境界で魔王軍にスカウトされたクロードは、ホワイトな環境に驚きながらも着々と地位を築き上げていく。
一方、クロードが抜けた穴は大きく、軍部にいたモンスター達が全て消失、兵士達が相次いで脱退するという事態になったテイル王国はクロードを探し、帰ってきてくれと懇願するが--。
「俺もう魔王軍と契約してるんで無理」
クロードは自業自得な王国を身限り、自分を正しく評価してくれる魔王軍を選び、魔王の覇道に手を貸すのだった。
これは虐げられ続けた影の大黒柱の転職活動記録と、世界を巻き込んだ騒乱の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 12:00:00
7451文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:468pt 評価ポイント:424pt
『アリスアリス。僕らのアリス』『帰ってきてくれた』『今度こそホンモノだ』『***が見つけてきたよ』『女王に報告しないと』『***にも報告しなきゃ』
『きっと喜ぶね』『みんな喜ぶよ』
【おかえり、アリス】
――少女は目を覚ます
目覚めた少女の周りには森の木々だけが広がっていた。
少女は困惑し、そして自身のことは何も覚えていないことに気づく。
途方に暮れていると一人の美しい青年と出会った。
「名前が思い出せない?それならキミを"アリス"と呼ぶよ」
"白うさぎ"と名乗った青年に連れられ、少女は自身が何者であるかを知るための冒険へと出発する。
外の世界に知覚され難い国、ワンダー=ワンダー国。
そこで出会う不思議で奇怪な者たち。
お茶会が大好きな帽子屋と三月ウサギと眠りネズミ。ヤンデレなハートの女王。アリスに忠誠を誓う白の騎士。フラっと現れては意味深なことを言って消えるチェシャ猫。その他にも赤の女王や白の女王、ハートの女王の配下のトランプたちなどといった人たちと出会うアリス。そして風景に偶に現れる過去の幻影。
自身はいったい何者なのか。住民たちは何故本名を名乗らないのか。夜になると襲ってくる者たちは一体何者なのか。共に行動する白うさぎの秘密にしていることとは?
「―ずっと一緒にいようね」
叶わなかった約束。それは誰との約束だったのか…
これはアリスと白うさぎが過去を取り戻し、現在を見据え、未来に進む物語である。
*『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』からキャラクターの名前を借りています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-26 16:20:04
5003文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
作:日下部良介
ヒューマンドラマ
完結済
N0395ET
GWを利用して、3年振りに帰省した。
「お母さんがだいぶ痴呆が進んでいる。全部忘れる前に帰ってきてくれ」
ひと月ほど前にオヤジさんから電話があった。僕は妻に事情を話して帰省することにした…。
最終更新:2018-06-22 18:22:27
3800文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
尚哉と彩花の平凡な恋愛。寂しかった、けど、キミは帰ってきてくれた。いや、ずっとそばにいたのに気付かなかっただけなんだね。
最終更新:2018-05-16 03:48:24
3389文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:幸子、連絡下さい@金梨 憂信
ハイファンタジー
短編
N8201EQ
アラサーハゲ無職、上梨羽毛田(かみなしはげた)は、髪を生やすために訪れた神社で神様、いや、髪様に出会い、なりゆきで異世界転生する事となった。
しかし、この世の中、無料とチート能力といった都合の良い話ばかりでは無い。なんと彼が転生した異世界『髪鳴世界』において、魔法は、彼が生前何よりも欲していた『髪の毛』を代償にしなければ発動できないという素晴らしい程クソな異世界だった。
絶望に打ちひしがれる彼は髪様(吸血鬼/元武士)から得たスキル『吸血鬼』を使い、髪の毛を確保しようと画
策するが……。3人のセイレーン(水商売)、おっさんの味方、ストロングゼロ(無いと手が震える)、アイコス(増税が痛い)、銀の弾(一円パチンコ)達と旅する日々と、アイデンティティークライシス(自己同一性の喪失)に悩み続ける現代人の闇を描く物語です。ぶっちゃけ言うとワカメは発毛にあまり効果は無いようです。これだけでも覚えて帰ってね。たまにおっさんの本音が見え隠れしますが、基本はほのぼのファンタジーになると思います。……なったらいいな。
PS、幸子よ。俺が悪かった。だから正人の親権は勘弁してくれよ。頼むm(__)m<この通りだ。返事はラインでもツイッターでも、なんなら、なろうの感想欄でもいい。返事を……。
※ポイント評価をしていただけると、ランキング入りして、この文章が幸子の元に届くやもしれません。自分勝手で申し訳ございませんが、ぜひご協力をお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 04:21:21
4617文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
こんな天地開闢って、アリですかァ~?日々技術習得に余念のない女子神さまが、世界自作を試みた!まずは低レイヤーであるハードの成り立ちから学ぶことが、厳しい就職戦線に役立つはずだと考えたのだ!マニュアル片手に手順通りにお決まりの世界創生を終えた女子神さまは、満足気に女子会に繰り出していった。しかし、そこには大きな誤算があったのだった。(タイトルは本文と関係がありません)
キーワード:
最終更新:2015-08-02 22:12:40
921文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
帰ってきてくれると信じていたい
最終更新:2015-04-28 18:29:29
219文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
四十代の俺と妻の美月は結婚していたのだが、うちは美月が仕事に出ていて、俺の方は主夫だった。午前六時に妻を起こし、すぐにキッチンでコーヒーを淹れて朝食を作る。普段美月は街にオフィスがある準大手の出版社で編集者を務めていて、部下も十人以上いた。終業時刻である午後五時には、残業が必要な時以外、まっすぐに家に帰ってきてくれていたのだが……。
最終更新:2013-11-07 14:37:19
2545文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
華宮鈴は5年前引っ越してしまった神楽坂蓮のことをずっと思い続けていた。いつか帰ってきてくれると信じていた。そしてついにその日がやってくる。鈴の思い人蓮は、転校生という形で鈴の前に姿を現す。だが、その蓮は5年前の蓮とはまったく違う性格になっていた!!ドSになってしまった蓮は、鈴の反応を面白がり、ほぼ毎日鈴をからかうようになる。そんな様子をよく思わない蓮のファンクラブも出てきて・・・。学園ときめきラブストーリーです。
最終更新:2009-12-20 22:24:46
3171文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
三年ほど前に幼馴染である詩月莉那が死んでしまってから霊能者となり幽霊に対する五感を手に入れた宮代雅渡。彼は莉那がこの世に残りたい、と強く願っていたと信じて彼女が帰ってくるのを待っていた。そして、莉那が幽霊となって帰ってくると信じていたからから、彼は例外的に五感の全てで幽霊と関わることが出来るようになっていた。雅渡は莉那がいなくなってから彼女に対するある想いに気がついた。その想いが雅渡に莉那が帰ってきてくれ、と更に強く願わせる。
最終更新:2007-05-02 03:45:07
83931文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
検索結果:26 件
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