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オーバーテクノロジーが行き交う文明都市で生まれ育った青年ディアは、ある夕暮れ時に謎の老人から、今まで生きてきた世界の外側に未知の領域が広がっていることを教えられ、好奇の思いに導かれるままに冒険の旅へ出る決意をする。
汚染物質を遮断する都市フィルターの外側は危険と波乱、滅びの運命が約束されたウィルダム大陸。
満月色の瞳を持つ暗殺者。頼もしい図書館司書。悲運の少年奴隷。そして雪原にひとりきりで暮らす命の恩人。
この荒廃した大地の上で、ディアは数奇な出逢いを重ねながら、失った
未来を取り戻していく。
※ 主に1〜2週間に1度ペースで更新しています。
※ ジャンルは異世界ファンタジーですが、世界観の三割ほどにはSFを含みます。
※ ヒロインと思しき人物は美少女ですが、女の子であるとは限りません。
※ たまにアクションシーンが挟まります。ガラスもパリンするし、モブの血が飛び散ったりします。
※ ポストアポカリプスな世界観をねちっこく描写していくため、グロテスクだったり気持ち悪い表現が頻出します。
※ 最終的には全滅エンドになることを予定しているため、物語が進めば進むほど登場人物は幸福から遠のいていきます。
※ お覚悟を。
作者が描いた作品関連イラストはTwitterにて「#TUPSIMATI」のタグで公開しています。
また、同作品は小説投稿サイトノベルアップ+様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 20:00:00
802891文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:36pt
絶対的な力の象徴を越えようと挑んだ男がいた。
正義の象徴を討ち取り世界を支配しようとした魔物の王がいた。
兄貴、兄貴と憧れの象徴について回った少年がいた。
叶わぬ恋と知りながらその美しく澄んだ瞳に惹かれてしまった少女がいた。
自分の持てる技術のすべてを教え込んだ弟子に先に死なれた老人がいた。
雨の中、一人の心優しい青年に命を助けられ名前を貰った魔物がいた。
未だにその友の死を受け入れられずに戦場を駆けずり回る悪鬼と化した者がいた。
息を引き取る瞬間に立ち会うことを許されなかっ
た一つの影がいた。
……勇者はもういない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 23:36:17
5372文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:九頭竜坂まほろん
ハイファンタジー
完結済
N3968HV
神は地上に世界樹の種をまき、その世話係としてエルフを任命した。
それから一万年の時が経ち……世界樹の麓にはユニコーンやドワーフやニンフなど様々な種族が住みつくようになった。
しかしその一方でエルフ族は数を減らし。
かつて虫取り係や枝葉の手入れ係や肥料係などに細かく別れていた世界樹の世話係も「肥料係(うんこを集めて世界樹に捧げる係)」を残すのみとなった。
その肥料係も年老いた老人と幼い少年の二人だけ。
世界樹の近くにはダンジョンが現れ、ダンジョンを放置すると、中から魔
物が出てきて村を荒らす。
ダンジョン攻略は村を守るために必須。
ダンジョン攻略には村の中で一番魔力の高いものが選ばれる。
その若者のことを皆は尊敬の念を込め「勇者」と呼んだ。
この物語はそんな勇者に選ばれた青年…………の話ではなく。
世界樹の肥料係の末裔、十五歳のエルフの少年コニーの話である。
勇者のうんこには高い魔力が込められていて、世界樹の良い肥料になる。
勇者のうんこにダンジョンの魔素が混ざるとさらに良い肥料となる。
現在の勇者はユニコーン(馬)。
行け、コニー!
勇者のうんこ(馬糞)を集め世界樹に捧げるためにダンジョンに潜るのだ!!
※勇者のうんこを集め世界樹に捧げると、世界樹から回復薬やスキルアップの実が貰えます。
※勇者の祖父が世界樹の枝を削り武器やアイテムを作ってくれます。
※ダンジョンにいるモンスター(最初はスライム)を倒すと、レベルアップします。
※ダンジョンは地下へ潜るほど強い敵が出ます。
※探す、拾う、集める、狩る、生き物の本能を刺激する要素を集めました。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※カクヨムにも投稿してます。カクヨム先行投稿です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 17:20:30
9862文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:512pt 評価ポイント:386pt
夢をからめた十のホラー短編です。
一、『夕焼け小焼け』 買った覚えのない髪留めをつけている娘。母は思う。夢と現実にはそれほど厳密なちがいはないのかもしれない。
二、『ヤドカリのお宿』 ヤドカリを育てる大学生。引っ越しを観察しつつ、ヤドカリの真実を悟る。
三、『藁の血族』 伝承にもとづき、河童の像が作られた。老人は御山の禁を破ってしまう。
四、『炎の匂い』 イマジナリー・フレンドを持つ少年。そして焼かれたウサギ。夢が少年とフレンドの関係を変えていく。
五、『どんぐりの
夢』 修学旅行の下見に来た教師。宿にやってきた他校の学生たちはとても静かだった。
六、『あなたの世界』 万引きを娯楽とし、罪悪感のない少女。夢と現実の意味をとらえ、動こうとする。
七、『先触れ』 ネットで夢占いをする青年。同じ悪夢の相談が相次ぐ。真相をたどり、そしてたどりつく。先触れに。
八、『毎日』 いじめをいじめととらえず、周囲を軽蔑して関わりたがらない少年。自分の毎日を映画に見ていた。
九、『夢の通い路』 海と山を行き来する男。宇宙の中での自分の役割を知り、それをかなえる。
十、『就眠』 手足が自分ではないような気がする若者。散らばった自分を統合する方法を求め、手に入れる。
※本短編集においては、犯罪、暴力、性的行為の描写があります。いずれも小説上の表現として用いています。その点ご理解の上お読みください。
*「カクヨム」に投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
*「アルファポリス」に投稿しています(名義:alphapolis_20210224)。
*「エブリスタ」に投稿しています(名義:estar_20210224)。
*「ノベルアップ+」に投稿しています(名義:novelup20210528)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 08:00:00
103407文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:14pt
作:栗原ちひろ
ハイファンタジー
完結済
N3823GB
※この作品は「カクヨム」「エブリスタ」にも掲載されています。
※本編完結済みです。いずれ番外編をシリーズとして投稿予定。
最強の悪人たちしか生き残れない呪われた街、百塔街。
この街生まれのアレシュは、天才的調香師だった父の莫大な遺産を食い潰しながら暮らす美貌の青年だ。『無能』で『無職』な彼だが、百塔街を愛する気持ちは人一倍ある。
悪徳の中にこそ美と自由がある、と信じて百塔街での暮らしを満喫するアレシュ。
そんなある日、百塔街を浄化しようと、最強の司祭が乗りこんできた。
あ
りとあらゆる奇跡を起こしまくる善意の暴走特急を前に、『無能』のアレシュは百塔街最凶の悪人たちをそろえて立ち向かう!
【キャラクター紹介】
アレシュ……主人公。黒髪赤い目、まだ少年くささの抜けない装飾品のような美青年だが、着飾って女遊びをすること以外はとことん無能。親の遺産である魔香水を使って無法の街百塔街を生き抜く。
ミラン……主人公の自称兄貴分。常にものすごい厚着なのは氷結の呪いを受けているため。職業は符術士。様々な護符や呪符を扱い、その腕は確か。ばかばかしいほどテンションが高く、アレシュには「下僕」と呼ばれている。
ハナ……アレシュの家の押しかけメイド少女。頭に巨大な巻き角がある魔界の住人。よく喋る陰気なツンデレで、毒舌がものすごい。空間を繋げる扉の術を使う。家事は苦手。
カルラ……アレシュの元彼女の魔女。年齢は1000歳とも言われる。見た目は頼りない恋多きお嬢さんで、美しい少年に目がない。「猫」と呼ばれる使い魔を使う。
ルドヴィーク……百塔街の死体売買組織「葬儀屋」の最高幹部。アマリエと名付けた人形を外套の下に抱き、仕込み杖であらゆるものを切り伏せる。気味の悪い老人だが、アレシュのことは気に入っている。
サーシャ……アレシュの元親友。今は死んで幽霊になっているようだが……。
クレメンテ……百塔街に乗りこんできた七門教エーアール派司教。あらゆる奇跡をダダ漏れにして歩く80代の老人、ただし見た目はどう見ても20代の美青年。得意技は聖職者パンチ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 11:18:19
286618文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:1786pt 評価ポイント:394pt
作:三間 久士
ハイファンタジー
完結済
N9243FS
昔々、世界を終わらせる神が産まれた時、神々の時代の終わりが始まった。
神々は一族で争い肉体という器をなくし、その魂に『業』という名の傷をつけて長い眠りについた。
時は流れ、神々は神話となった。
世界ではモンスターが罹る奇病が人々を脅かし始めていた。ジャガー病と神の名を付けられたその奇病は、発病したら人間ではなくなるものだった。
そんな奇病を治そうと、とある小さな国の姫君が数人の能力のある者たちを従えて、奇病の研究や犠牲になった者たちの家族の保護をしていた。その国の端にある
集落。そこに住んでいる少年の日常がある日を境に一変した。
集落と隣村しか知らない少年の世界がある者の訪問で一気に広がり、自分が住んでいた集落がどんな場所であったか、母を始めとする集落の住人たちはどのような人達であったか、大切な人々を目の前で亡くし、幼い少年に真実が突きつけられた。
少年は神の力に目覚め、姫君達と共に奇病を治す研究に加わった。
日々のフィルドワークの中で、仲間が神の力に目覚めていく。それと共に、『終わりの始まり』が近づいてくること、今周りにいる仲間は前世からの繋がりがあること、『今』の全ては前世で負った『業』が関係している事を少年は知った。
いつしか少年は、夢を渡り旅路を照らしてくれる少女に恋をする。しかし、少女は生まれながらに奇病を患ってることを知り、少女を守りたい、奇病を治してやりたいと強く思った。
その思いは眼の前で無残に破られた。
少女の命だけでなく、多くの命が奪われ、そして、『終わりの始まり』が口を開けた。
命を奪われた少女の魂が、少年たちの旅路を照らす。その先が、死の国だと分かっていて、少年たちは向かった。
そこで少年たちが見たものは、封印された『世界を終わらせる神』だった。その神の封印を、ずっと見守っていた神が解いた。
世界が激しく震え、命という命はいとも簡単に消えていく中、少年達が己の力を出し切り、崩れ行く世界を支えた。
神々の力の喪失と共に、世界の震えは止まった。生きながらえた人々は、手を取り合い新しい時代を作り始めた。少年は、旅人となった。
少年は青年となり老人となり、その全ての時間を奇病の研究と神々の語り部として過ごした。
そして、世界が滅びかけた事が昔話になった頃、再び神々は新たな器に魂と『業』という傷を持って目覚めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 19:20:01
344055文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:87pt 評価ポイント:67pt
「オニの社会で生きてるヒトも、ヒトの社会で生きてるオニもいる。すぐそばにいるんだから、自分の目で見たらいい。良かったら、私が案内するよ」
***
オニとヒトが互いに干渉せず、同じ街ですれ違うように共存する社会。ヒトの少女は、オニのツノ飾りに惚れ込んで、ツノ飾りの店に足繁く通うようになる。
そんな中ーー夕暮れの街で、とある騒動が起きる。
***
「知り合いが昔、同じことしたらしいんだよね」
不思議そうに見上げる少女の前、赤髪の店員が、自分の頭部に手を伸ばしてーー右側のツ
ノから珊瑚球の角飾りを外すと、ツノも外した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 23:09:20
8156文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
役立たずとして、パーティーを追放された少年レオネス。
ソロ活動を余儀なくされたレオネスは、森でのクエストで魔物に遭遇する。
非戦闘職のレオネスに魔物を倒す力はなく、絶体絶命の状況に陥る。
もうダメだ、レオネスがそう思ったとき、颯爽と現れた謎の老人テューンに助けられる。
テューンに拾われたレオネスは魔法剣士として修行を積み、逞しい青年へと成長を遂げる。
成長したレオネスは、師匠の名に恥じぬ剣士として名を上げるために、再び冒険者として活動する。
桃髪ロリエルフや猫耳娘、狐
耳の女銃士、魔剣の鍛冶師たち、仲間と共にレオネスは数々の困難を踏破し、最強を目指す。
──剣と魔法の冒険譚、ここに開幕!
だいたい8時と18時に投稿します。
挿絵のあるものには★を付けています。
※R15と残酷な描写タグは保険で付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 21:00:00
139578文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:706pt 評価ポイント:390pt
世界は亡びに満ちていた。努力や才能などではどうしようもない世界が存在した。
時間にしてあと数年。
だが立ち上がる者がいた。少年が、少女が、青年が、大人達が、老人達が、老若男女多くの者が遥過去から立ち上がり拳を握った。
彼らは魔術種、世界の為に自身というものを放棄した者。
その中また1人、少女が産まれた。
最終更新:2020-12-10 19:00:00
9745文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
- あらすじ -
ある国に国中から忌み嫌われ、ひっそりと暮らしている不老不死の少女がいました。誰にも憎まれていた少女でしたが、ある一人だけ少女に恋をした少年がおりました。
少年は少女と寄り添い、少年から青年へ、そして老人になりその命尽きるまで傍にいました。
少女はかつて少年だった彼の死に際の言葉を信じて、彼が世を去った後も彼の帰りを待っている時。
彼に瓜二つの少年に出会ったのです。
寂しがりの不老不死の少女と何度も少女の元に帰る少年のお話。
最終更新:2020-06-13 19:00:00
15283文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:0pt
人は、生き物は、何かを犠牲の上で生きている。それは例えば貧富の差、能力の差、身体的特徴や周りの環境などであったりする。そのような自然の摂理の中で生きている人々の願いの話である。
1~3話が現代であり、4~6話が過去です。3話と6話のみ系統が少し違います。どの話から読んでも大丈夫です。
1話:あるものを失うと知っているからこそ自分の思いに蓋をする少女の話
2話:叶うと信じていたことが叶わないと知った青年の話
3話:失ってから新たに得ることもあった少年の話
4話:失いたくなかった
ものを失ってしまった壮年の昔の話
5話:恋をしてはいけないと知りながらもしてしまった女性の話
6話:罪を犯してしまった老人の昔の話
心情描写がメインです。
全6話を現時点では予定しています。6話が少し残酷な描写を挟みます。毎日16時に投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-13 16:00:00
10389文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:9pt
城のジオラマ作りに青春の全てをかけた高校生、城尾 護(しろお まもる)は、とあるきっかけで自作の架空の城である「千鬼城(せんきじょう)」ともに戦国時代へ転生してしまう。
なんとその世界では「千鬼城」は『絶望した人』を受け入れる難攻不落の城として有名で、護もまた『絶望からの守護者』の異名が知られているらしいというではないか。
家族を殺されて絶望した人や、国を追われた追放者たちが、千鬼城と護を頼って、続々と集まりだす。
だが彼らはみな、
「かたくておっきいのをこよなく愛す
る幼女」
「兄が『魔王』の、ロリコンをこじらせたイケメン青年」
「すぐに茶器とともに自爆をしようとする狂った老人」
「蹴鞠(けまり)のワールドカップで優勝を狙うアスリートな元戦国大名」
など、ひとくせある厄介者ばかり。
しかも護と千鬼城は、いきなり織田信長に敵としてみなされてしまい……。
これは「絶望した人」を意味する「デスぺラード」が勝手に集まってくる城を必死に守る少年の、汗と涙と笑いの専守防衛の物語である。
※この物語はフィクションです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-06 12:00:00
93457文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:764pt 評価ポイント:234pt
母を亡くした9歳の少年健人が、父と二人でアパートに引っ越したところから物語が始まる。大家である老人紳士はアパートの隣で古書店を営む変わり者。健人父子と同じ日に隣の部屋に引っ越してきたという青年は小説家を目指しているらしい。人懐っこいその青年はなにかと健人たちの生活に割り込んでくるようになり、いつしか健人も青年の部屋へ行き来するようになっていく。そして健人は青年にある違和感を覚えるようになり、その理由に気づいたとき、青年が隠していた秘密に辿りつく。そしてその秘密は父の過去にもつ
ながっていた。青年が健人父子に近づいた目的とは・・・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-17 08:30:44
2945文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
公爵令嬢のロザリアには、前世の記憶があった。
そして前世の彼女は、腐っていた。
別にゾンビだったとか、そういう話ではない。
ただ不特定多数の美青年や美少年、または美中年や美老人が――いや、別に美でなくても大丈夫だったが――、抑えられない情動に基づいて非常に親密・密接な関係になり、場合によっては肉体的な接触、さらには結合を果たす物語を嗜好していた。
これは業《カルマ》である。
その消し難い業によって、苦難の道を歩む。これは、そんな少女の悲劇に満ちた物語である。
最終更新:2018-04-03 20:27:23
5796文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:819pt 評価ポイント:601pt
絶対的な力の象徴を越えようと挑んだ男がいた。
正義の象徴を討ち取り世界を支配しようとした魔物の王がいた。
兄貴、兄貴と憧れの象徴について回った少年がいた。
叶わぬ恋と知りながらその美しく澄んだ瞳に惹かれてしまった少女がいた。
自分の持てる技術のすべてを教え込んだ弟子に先に死なれた老人がいた。
雨の中、一人の心優しい青年に命を助けられ名前を貰った魔物がいた。
未だにその友の死を受け入れられずに戦場を駆けずり回る悪鬼と化した者がいた。
息を引き取る瞬間に立ち会うことを許されなか
った一つの影がいた。
……勇者はもういない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-19 22:23:55
10275文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:半田龍之介
ローファンタジー
完結済
N3646CW
〈第一章〉ある日突然彼女にフラれ、途方に暮れていた青年の前に現れたのは、超能力者を名乗る老人だった。
荒廃した今の世界から逃れる場所を提供するため、老人は自由を抽象化したというパラレルワールドを青年に提供する。
全てがシュールで、カオスな時間。
彼はその場所で、人との関係を絶ち、失恋で出来た傷を癒すのと同時に、自分だけの国家を創り上げていくことを決意する。
〈第二章〉不治の病に侵され、病床で眠る一人の少女。彼女もまた老人の誘いによって、自由な世界へと足を踏み入れること
になる。
徐々に大きくなってゆく自由世界。
やがてそれは彼女の心の弱い部分にも入り込むことになる。
〈第三・四章〉麗国の貧しい家庭で育った朱(しゅ)は、腐った王家に反乱を起こすため、理想の国造りを目指す『朱雀教』の革命軍に入ることを決意する。
自分を悩ます不思議な夢に翻弄されながらも、何とか彼は仲間と協力し、勢力を拡げていく。
一切抵抗を見せない麗の軍。敵の奇異な行動に訝しみながらも、彼は戦友と共に成長していく。
〈第五章〉平穏な街で突如起きたバスジャック事件。
拳銃を構える女性の背後には、哀しき運命と逃れようのない定めがあった。
自由、平等、平和。
バスは彼女の命令通りに進み続ける。
〈第六章〉亜国に向かって進む戦士たちとそれを指揮する一人の青年。
張りつめた空気をかき消すように現れたのは、亜国から来たと言う謎の少女だった。
戸惑う彼と、少女の暗い過去。
戦争と平和は互いにかみ合いながら、自由に向けて動き出してゆく。
〈第七章〉私は長い永い夢を見ていたのかもしれませんね。だからこんなにも切ない気持ちが残っているのでしょう。いい夢は喪失した気持ちだけを残して、消えていってしまうから。困ったものですね。
もうすぐ誰かが私のもとを尋ねてくるような気がします。
〈最終章〉-------------------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-19 00:00:00
175362文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:22pt
テトラポットで遊ぶ少年を見かけた青年は…。
最終更新:2017-06-28 23:59:45
713文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
記憶のかけら…今まで数多く、少年少女を初めとして、老人や青年などの記憶の積み重ねがあった。それが一つ。また一つ。小さいものではあるが他の記憶とつながっていく。―――――リハビリ作品
最終更新:2016-07-22 05:12:30
5787文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:押利鰤鰤 ◆r5ODVSk.7M
ヒューマンドラマ
連載
N2115DK
木村さんと初めて出会ったのは中学二年生だった。
それから何年もの日々は流れ、僕らの縁は未だ切れずに二人は大人になり、
それぞれの場所で生きていく。
人生の節目節目で再会し、そして別れて元の生活に戻っていく。
少年は青年になり、中年になり、老人となり
少女は女性となり、熟女となり、老女となり
これはそこまでの記録。
これはそれだけの物語。
最終更新:2016-07-12 05:30:12
3281文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
仕事中心の生活で何の変哲もない毎日に嫌気がさしていた青年。
そんな毎日に限界を感じ、未来を変えようと取った行動は・・・死ぬことだ。
しかし、結局はそれすらもできずに生き続けているのが現実だった。
そんなある日、青年は過去の自分と同じ『目』をしていた少年と出会う。そう、本気で死のうとしていた頃の『目』。青年は少年を放っておくことができなかった。
少年の『目』から自分の未来について真剣に考えるようになった青年のもとに、「ありがとう」と言って急に現れた老人。しかし、青年はその老
人とは初対面だった。
突然現れた老人の正体、そして青年と少年の二人の未来はどうなるのか・・・。
/////初めての小説・投稿になります。一度読んでいただければ幸いに存じます/////折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-02 00:58:41
52396文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
大切なことは忘れてしまったんだ。自分でもどこに隠したのか覚えてない。
「考えなさい。ゆっくりとね、まだまだ先は長いよ。今はまだ思い出す時期ではないのだろうから」
一緒に旅をした老人にそう助言をもらった少年時代。今は成長して青年となった黒髪のハルビ。彼が進み見つけるとき星も回るのをやめる。
最終更新:2014-11-10 10:12:05
2640文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
子連れの主婦、妻を亡くしたご老人、喧嘩をしている少年たち。大事な日を前にして、好きな女の子に告白する丸坊主の青年。
そんな人々を見て、私は何を思うのだろうか。
最終更新:2012-07-20 02:54:42
4404文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
青年は自ら思考を中断した。化け物となった自分を止められるのは、この少女だけなのだと。光を見出すことを諦めた青年は、闇に飲み込まれる。魔王になり損ねた少年、若き日に勇者失格の落胤を押された老人、そして《闇》と呼ばれる少女と謎の獣――――物語は今、始まる。
最終更新:2010-04-11 18:08:27
7529文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
電車に乗り込んだ主人公。
次の駅で乗り込むは親子。その少年は具合が悪そうだ。
次の駅で乗り込むは老人。その老人は具合がよさそうだ。
そんな車両で乗客がとった行動とは。
ココロアタタマル物語。
最終更新:2010-03-12 23:17:14
285文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
検索結果:24 件
1