「マリー=ジャンヌ・ド・リュウフワ! 貴様のような性根の腐った女は未来の公爵夫人に相応しくない! 故に! 本日を以て貴様との婚約を破棄する!」
とある王国の公爵令嬢、マリー=ジャンヌ・ド・リュウフワは自身の誕生日パーティーにて、婚約者のクロード・ド・ギースから婚約破棄を告げられる。まるで己が絶対の正義であるかのように、彼女に鉄槌を降そうとするであったが、退治するマリーの表情はまるで慈母のように穏やかで落ち着いたものであったーー。
※ぬるいですが少しだけ性的描写あり
最終更新:2021-10-06 05:34:05
10950文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:88pt