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　幸盛は長編小説を書く資料として、「北斗」に連載中の清水信先生の評論を読み始め、宮本百合子のページの最後で次の忠告に遭遇した。「長編小説『貧しき人々の群』『伸子』『播州平野』『道標』のどれかを読まないで、文学に携わっている女性は唯のアホウであろう」。また高見順の場合はこうだ。「高見の『昭和文学盛衰史』を知らぬ者は、同人雑誌界では唯のアホである」＊このショートショートは、山中幸盛のブログ『妻は宇宙人』のものと同一です。

　『第36話　妻は宇宙人』を受けてのもの。同人誌「北斗」は月刊なので、アイディアが浮かばないと、やっつけ仕事になるのですよ。 　＊なお、このショートショートは、ブログ『妻は宇宙人』に発表したものと同一のものです。

　4年前に出版した拙著「妻は宇宙人」にまつわる話です。＊（注）このショートショートは、ウェブリブログ『妻は宇宙人』に掲載したものと同一のものです。

幸盛が自信満々で「ショートストーリーなごや」に応募した『睡蓮物語』が落選した。その理由を、飲食店で会話しながらさぐる。＊（お断り）このショートショートは、山中幸盛のブログ『妻は宇宙人』に掲載されているものと同一のものです。

自信作を「ショートストーリーなごや」に応募し、その発表を待つ間の心境を描く。

きっちり２ページといえど、月刊である「北斗」に欠かさず発表することの難しさ。宝くじが１億円も当たれば今すぐにでもサラリーマンを辞めて小説に専念できるのにィ。しかし時間があれば書けるってもんでもねーか。＊（お断り）このショートショートは、山中幸盛のブログ「妻は宇宙人」に掲載されているものと同一のものです。

　高校の後輩が書いた小説が芥川賞候補になったので、先輩は候補作を熟読した上で祝福の電話をかけた。しかし先輩は身の程をわきまえずに、つい先輩風を吹かしてしまう。　

　不倫小説を書いて応募した作品が、奇跡的に受賞して出版された。ところがあまりに見事な出来映えなので、本を読んだ誰しもが実際にあったことと勘ぐって不倫相手を詮索してくる。そしてその本を妻が読んだとき……、