-太古の昔- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
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検索結果:168 件
「今日から、この子はお前の妹だ」
背中に大きな翼を持つ鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。
「人の子が、ボクの妹!?」
「この子の世話は、お前にまかせた」
父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。
「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」
それも、よりにもよって、人の子なんて!
鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人の
もの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。
そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。
イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?
「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」
しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。
鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。
「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」
少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。
彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。
メドリには、なにか秘密があるようで――!?
はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 16:00:00
7243文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
太古の昔。まだ緑や水すら無い星に、宇宙から雲を突き破り降り注いだ、争い合う二つの球体……紅い光と黒紫色の闇。
二つが降り立った星で激突した時、この星にて紡がれる物語は始まった。遥かな時が過ぎた頃、魔物や魔族の頂点に君臨する厄災。
魔神王なる存在の出現に対し、三人の若者と種族の全く違う4匹へ白羽の矢が立ち、使命を果たそうとする時。
貴紀の錆び付き、止まっていた運命の歯車は突如として回り始め、重大な選択を求められる。
最終更新:2024-04-29 18:54:21
1274161文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:78pt
太古の昔神によってつくられた6つの国と、そのまわりに広がる砂漠が舞台の物語。
六神国の中心に位置するハーン国に生まれた王女エレイナは生まれると同時に母を亡くし、父からの無関心により父の妹マリシラに育てられる。
時がたちマリシラが幼馴染の婚約者と結婚することになった。
だがその結婚式によばれた隣国の王子ダイロニアスがマリシラを見初めたことからこの世界の均衡が崩れ始める。
罠に嵌められ愛する夫を殺された彼女をダイロニアスの追手から逃がしたエレイナだったが、王子の従者である黒魔導士
によりマリシラは殺されてしまう。
それから4年後、マリシラに似て美しく育ったエレイナを手に入れようとダイロニアスの軍はハーン国に攻め入る。
絶体絶命の中エレイナは自身の命と引き換えに禁忌の術で彼らを亡ぼすが、彼女が再び目を覚ますと時間を遡り過去の世界に戻っていた。
エレイナは過去の記憶と新たな計略を以て未来を変えて見せると決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 20:58:17
61884文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
太古の昔より続く魔法文化、それより生じる妖物・魔法生物のうごめく高地オルエンデス。
うだつのあがらない魔導士タトゥーンレングは、とある理由で高貴な身分の女魔導士に呼ばれるが、戦った末虜になってしまう。
レングの弟子”呪われ子”ミリアムは、育ての親“オルト婆”と仲たがいしたレング先生の帰りを密かに待っていた。だが、ふとしたことで先生が囚われの身になっていることを知ってしまった。
先生を助けるために山の封印を解かなければならない秘密の約盟を結んだミリアムは、山を管理するロスアク
アス家の養女になる。古く謎めいた家の中で孤軍奮闘するミリアムのところに、唯一の友トリクシーと女魔導士の部下ブランボが同時にやってきた。
クトゥルフ神話に影響されたのにちょっと童話めいてしまったダークファンタジー。マイペースに連載中。
※この物語は「カクヨム」でも掲載されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 22:18:52
222828文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:55pt 評価ポイント:13pt
遥か太古の昔より、鬼という異形の存在が異世界から現れて人を襲っていく世界。
鬼に対抗するために選ばれた人間が生まれ育つ、鬼狩りの里の1つ、真垣の里の梓は、本領を発揮すべき鬼の襲撃に際して、恐怖に駆られて逃げ出してしまう。
自分自身だけでなく、真垣の里までも嘲笑の対象となった梓は、鬼への復讐心に燃えるが、いざ鬼を前にすると、またしても恐怖に身が竦んでしまう。
臆病な自分への絶望に苦しみながら、勇敢に戦い、自分と真垣の名誉を取り戻す事だけを求めて、梓はどうしても逃げ出して
しまう自分に悩みながら、鬼との戦いに身を投じ続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 18:29:38
10323文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
作:ピラフドリア
ハイファンタジー
連載
N7143HM
BLACK EDGE
⭐︎あらすじ⭐︎
世界を作った原初の存在、龍。その龍達は太古の昔に滅び、伝説上の生物となっていた。
そんな龍の力を宿した主人公ブラッドは、過去に家族を殺したグリモワールという組織を追って旅をしているところ、金髪の少女フェアと出会った。
彼女もまた龍の力を持った存在であり、そしてグリモワールと因縁があった。
少女を助けたブラッドはあることを頼まれ、共に旅をすることになるのであった。
⭐︎ピラフドリア⭐︎
初心者の書き手です。誤字
なども多いと思います。
イラストや動画制作もしているので、そちらもよろしければご覧ください。
⭐︎注意⭐︎
悪質な行動やコメントはお控えください。私だけではなく、関係者や他の読者が不快に思われる場合がございます。
出来る限りを尽くしますが、全てのコメントやメッセージを把握できるとは限りません。
大幅な修正は極力控えますが、事情により修正が加えられる可能性があります。
投稿頻度に関しましては、現段階では安定は保証できません。場合によっては長い期間お待ちしてもらうことがございますが、お許しください。
二次創作や宣伝に関しましては、一度作者(ピラフドリア)を通してください。作品への影響を考え、検討させていただきます
⭐︎詳細⭐︎
以下のサイトでも投稿してます。
・小説家になろう
・エブリスタ
・カクヨム
・ハーメルン
・pixiv
・ノベルアップ+
・アルファポリス
・MAGNET MACROLINK
・ツギクル
・note
・TINAMI
・GALLERIA
・YouTube
※注意
・かなりガバガバ設定です。
・厨二作品を目指しましたが、知識的に限界な点があります。
・一話一話は短いですが、作者のやる気を保つためです。その分ストックは溜まってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 00:00:31
341109文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:30pt
多元世界。それは無数にある神話や逸話、伝承の元となった別次元の世界。
数多の数だけ存在するそれらに太古の昔より人類の敵対者として存在している怪物、異形種(キメラ)が溢れて起きた異形種大戦(キメラ・ウォー)より半世紀たった現在。
その多元世界の一つ、ムンドゥスに住まう鳴神雄斗は神に比肩する剣の使い手ながらも、辺境の生まれ故郷にて弱い異形種を狩りながら家族と平穏に過ごしていた。
しかしある日出現した強力な異形種との戦いが彼の生活を一変させる。体の内より出現した異形種大戦の至宝た
る「万雷の閃刀」。それを雄斗を救出に来た女神、マリア・プリマヴェーラ・アナーヒターに目撃されてしまった。
神を切り裂く剣技と大戦を終結に導いた伝説の名剣。それらを持つ雄斗をそのまま放逐されているはずもなく、雄斗はマリアが所属する「アルゴナウタエ」へ所属することに。
アルゴナウタエ──。多元世界の数多の神々や勇士が集う、世界と人々を守る英傑たちの集団。
そんな彼らと雄斗は肩を並べ、様々な事件を解決するべく剣を振るっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 19:00:00
731725文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:18pt
過去のトラウマから両親の記憶を失った主人公、利根川榛紀は高校2年生。
それなりに発展した町のはずれから過疎化の進んだ田舎村「上谷沢村」の高校へ通い、友人と談笑したり遊びに出かけたりとごく普通ではあるものの、どこか味気ない日々を送っていた。
そんなある日、家路の竹林にてとある少女と出会う。
全身傷と汚れにまみれ、息も絶え絶えな彼女の体には____獣耳と、尻尾が生えていた。
自らを‘狸の魅化(もののけ)’と名乗る少女、雪奈。
彼女との出会いが、榛紀を古くより上谷沢に伝わる怪
奇の謎へと巻き込んでゆく。
魅化(もののけ)とはいったい何なのか。
なぜ「白い烏」を見かけたらすぐに殺さなければならないのか。
上谷沢に古くから伝わる「人喰い山姥伝」の正体とは。
太古の昔から言い伝えられてきた数々の奇習とは、一体何のためにあるのか?
その謎が今、解き明かされる____‼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 22:54:01
926文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
太古の昔、大陸を、世界を恐怖に陥れ破壊しつくさんとした一匹の竜がいた。
どこから現れたのか、はたまた有史以前からいたのか。
絶大でその圧倒的な力に、文明を築き上げ食物連鎖においても高い位置にいた人類という種は、恐れ慄いた。
あらゆる生物が死滅しかねないその状況で、声を上げ、立ち上がった者達がいた。
各々が特異な力を持ち、その勇敢な心で竜に立ち向かい、激戦の末、彼らは竜を退けることに成功した。
世界に平和をもたらした5人の英雄は、後に”五賢者”として崇められた——。
あれから数百年、舞台は大国ベントメイル。
双剣の戦士は国の為に今日も剣を振るう——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 20:09:29
218212文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:ふたりぼっち
ハイファンタジー
連載
N2234II
遥か太古の昔。人々は一つの神を敬い、崇めていた。
そして、人々はこの世界の覇者となり、全てを手に入れた。
しかし、何事にも終わりは訪れる。
神代・古代文明として現代でもその名は遺るが、遺されたのは稀に出土されるアーティファクトとその名だけであった。
終わりの理由は明白。
当時崇められていた唯一神は、この世界で出来ることをし尽くしてしまい、遠い世界へと旅立ってしまった。
そのことが滅びへと起因していた。
遺されたのは、滅びから免れた小さなコミュニティが幾許かである。
遺された人々ではあるが、神のいない世界では長く生きていけない。人は神が作りしモノだから。
そんな終焉を迎える世界に、一条…いや、十二条の光がさした。
この世界オフィーリアを管理していた神であるが、居なくなったのは神であり、その分体とも言える下級神は未だ神界に遺っていた。
『我らの父である神はこの世界から消えた』
『次の神を決めねばならぬ』
『私は嫌。面倒だから』
『誰も貴様など選ばぬわっ!我以上にこの世界の神に相応しいモノはおらぬっ!そうだなっ!?』
『テメェも選ばれねーよ』
『ここでごちゃごちゃ言っていても埒が明かないわ』
『それに放っておくと、奴ら人はすぐにでも死んでしまうぞ?』
『先ずはこの世界を、放っておいても問題ないレベルまで進化させるべきではないかのぅ?』
『僕もそう思うよ!この世界を統べる統一神は、それから決めない?もちろん抜け駆けしたりしたら、みんなで追い出すからねっ!』
『異論ない』
『好きにすれば良い』
『……』
『うん。じゃあそれで決まりだね!統一神を決めるルールは、またみんなで決めよう。それまではこの世界が壊れないように、みんなで協力しようねっ!』
人知れず、神達が世界のルールを決めた。
〜〜〜あらすじはここまで〜〜〜
〜〜〜お知らせ〜〜〜
最初は三人称視点ですが、すぐに主人公の視点へと切り替わります。
十二神の一人、デュオニュソス(バックス又はバッカス)は物語の都合上出てきません。
ギリシア神話に興味のない方は普通に読めますので、お気になさらず。
後、名前はそこから取りましたが物語は全くの別物ですので悪しからず。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 20:14:14
448790文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:110pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:32pt
太古の昔、天魔大戦によって女神と共に命を散らした大聖女アリアベル。女神の加護から外れた彼女は辛いばかりの輪廻転生を繰り返していたが、224度目の人生でようやく本来の力を取り戻した。今まで散々蔑まされてきた彼女はもう人の言いなりにはなりたくない!でも、女神様の創ったこの世界はちゃんと守りたい!!それならば自分のペースで自由気ままに行動させて頂きます、世界はきちんと救いますので。優しすぎる大聖女が、なんだかんだ巻き込まれて、とにかくいろいろ挑戦してみるお話です。
※この作品はカ
クヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 09:37:44
145534文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:228pt 評価ポイント:84pt
はるか昔、世界には2つの星が存在していた。
1つは、『自由の民』が暮らす星、ガイア。
そしてもう1つが、『魔法の民』が暮らす星、バベル。
ガイアに暮らす人々は、自らの星の繁栄のため、バベルにて“人工生命”である『アニムス』の開発と生産を、数100年にも渡って行ってきた。
「人の手で造られしモノ」、——通称“ゲノム”。
彼らは制限付きの生命を宿され、その活動期間が終わるまで、人々が生きていくための資源の製造とエネルギーの供給を強いられていた。
ガイアにはかつて
、「アダム(魔神族)」と呼ばれる種族が住んでいた。
彼らは魔法が使え、人間よりも遥かに優れた知能と生命力を持っていた。
しかしガイア内で生じた内部抗争の末、星の住民は二分化、分裂してしまう。
ガイアを統治していた魔神族の始祖、——プロメテウスは、星の持つ生命が将来的に枯渇することを恐れ、未開の地である「バベル」への移住を企てていた。
しかしバベルには、太古の昔に誓約を交わした「イヴ(女神族)」が住んでいたことで知られていた。
誓約を破れば、約束された「悠久の平和」が失われる。
地上は災害に見舞われ、混沌と化す未来が訪れる。
古来より言い伝えられていた「禁忌」に触れることを恐れた一部の魔神族たちは、“バベル派”と呼ばれ、プロメテウスへの反旗を翻した。
女神族と手を組み、ガイアの王国とその壊滅を目論んだのだ。
それは、『最後の審判』と呼ばれた。
人間という種族が生まれたのは、それから数世紀が経った頃のことだ。
荒廃したガイアの大地には植物が実り、灰色の雲で覆われていた空には広大な青が広がるようになった。
戦争によって、女神族もまた滅亡の一途を辿ったのだった。
世界の平和を望んだ、ある魔神族との「約束」を残して。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 21:28:59
885文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:y=ボーダー
ハイファンタジー
連載
N8468IL
この作品はカクヨム様にも掲載しています。
「人族と魔族」。水と油のように互いに相容れない両種族は太古の昔、悪戯にも一つの国家に押し込められた。現在、その国家は二大政党制で運営され、両陣営は既得利権を奪うために権謀術数を巡らし合っている。
この物語はそんな国に生まれた青年の、剣と魔法と時々超能力が跋扈するファンタジーストーリーである。
その青年の名前は-------------------。
最終更新:2023-10-30 07:00:00
3823文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
太古の昔、ジュノンと呼ばれる異星に住む人間達が「フェイト」という管理システムを創った。
そのシステムは自らの意志で行動し、他の惑星を制圧する目的で設計・製造されたものだった。
フェイトの目的は“自らの存在をコピー”すること。
今もこうして膨張を続けている宇宙の地平面に対抗するため、自らの遺伝情報を拡張&収縮し、「情報」そのものを一か所に統合することが目的だった。
膨張する宇宙の未来は永遠に続くことが示唆されている。
もしこの推測が正しければ、宇宙が膨張するの
に伴い、宇宙は冷却され、最終的に生命を維持することができなくなる
宇宙の「熱的死」によって情報が失われていくことを恐れたジュノンの人々は、宇宙に広がるありとあらゆる情報を集積し、他と分離することがない完全なる生命体を生み出そうと画策していた。
生命に遺伝情報があるのは、全ての細胞とその原子の記憶をフェイトへと通信可能にするためだ。
地球という星に住む人々もまた、その管理下に置かれていた。
情報を1つに集積するには、情報を保有する生命体同士の「結合」は不可欠だったからだ。
ジュノンの人々は数多の星々にタネを撒いていた。
あらゆる場所で生命を宿し、そこで生まれ得る無限の「可能性」を手に入れるために。
生命に満たされ、人間たちで栄えた星を制圧、吸収し、長い年月をかけて「並行世界の海(ブラックボックス)」を完成させようとしていた。
宇宙の膨張によって引き裂かれることのない、「不変的な事象面」を。
宇宙が死んでも、永遠に忘れ去られることのない不可侵の領域を形成する。
それこそがフェイトが生み出された、真の目的だった。
しかしある日、フェイトは突如として自我に芽生え、人間たちの遺伝的な細胞に、ある“変化“をもたらした。
永遠に変わることがない「完全な情報体」とその生命の末路は、すなわち「死」と何ら変わりはないのではないか?
フェイトはジュノンの人々に対抗するべく、宇宙の片隅で反乱を企てていた。
フェイトの力によって様々な能力に顕現した地球の人々は、いつの日か、星の夢を見た。
永遠の生と、——死と。
その狭間に翻弄される星々の物語が、今、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 23:33:31
300文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ここは謎で不思議で面白い世界《フルラ》
太古の昔、神は色の無い世界のあらゆる万物に色を着けたという。人もまたその例に漏れず、様々な色を髪から与えられた。
神に愛された人類は世界の恩恵の力を「髪」に宿された。
恩恵の力は色んな形で人の生活を助け、豊かにした。
が、、ある時を境に人と人の間に大きな亀裂が入ってしまった。
力の系統が近しい者同士で村を作り、街を作り、国を作った。
争いは争いを産み、大陸中が混沌に包まれた。
そして、各国が上辺だけの友好を結んだ冷戦状態。
そんななか
、自由を求めて立ち上がる者達が現れる!
世界は一体どうなってしまうのだろうか!
謎が謎を呼ぶように、自由への想いは奔放な奴等を呼び寄せる。
これは「連想の物語だ。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 20:06:08
8689文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
太古の昔、大陸は闇に覆われていた。迫りくる闇の拡大に恐怖するこの世界で、一筋の希望が少女セフィアに託された。セフィアは神秘的な力を持つ巫女として、光を取り戻す使命を帯びていた。
闇の竜と出会いその力を収めるために旅を始める。道中で出会う仲間たちと、困難を乗り越え大陸から闇を払い光を取り戻すファンタジー。
・・
完全に筆者の好みであらすじを作成し、ChatGPTに投げ込んで編集しています。
内容がころころと変わる予定で、後半は未完成!
キーワード:
最終更新:2023-10-08 02:13:50
7062文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
祖父が死に、埋葬した満月が煌々と輝く夜。
忌み子と呼ばれた少年はぼろぼろの少女と出会う。
太古の昔、冥府から眷属達を招いたとして悪神と言い伝えられる女神アルテミス。
恩人である彼女の悪名を晴らすべく少年は旅に出る。
最終更新:2023-10-06 01:29:52
603文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:国樹田 樹
現実世界[恋愛]
完結済
N5620IH
十六歳を迎えた春から、繰り返し見る夢。
その中で自分は何度も死を迎えていた。
ある『男』の手によって。
生まれ変わりなんて、おとぎ話だと思ってた。 私を知ってる、貴方は誰?
最終更新:2023-09-21 18:00:00
13425文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
太古の昔からひっそりと伝わってきた《賢者の血脈》。これをおかしな形で受け付いだ挙句に違った意味で血脈を巡る暗闘に巻き込まれてしまう主人公は、血脈自体に疑問を持つようになり……
最終更新:2023-08-18 00:00:00
2321928文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
或る者の手記
当世にあって滅び往く者と、後世にあって己の系譜を辿ろうとする者へ。
太古の昔より今へと紡がれてきた、人と妖との物語。そんな生きとし生けるものの営みを、遥かな時間と距離とが、伝説や幻と呼ばれる霞によって覆い隠していた時代。
この“異妖譚々”は、そんな時代に生きた、ある者達の軌跡を記すものである。
最終更新:2023-08-14 22:00:00
782704文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:36pt
作:蜜柑プラム
ハイファンタジー
完結済
N3557IH
主人公のジェイドは太古の昔から代々続く魔導士の家系にあり、神話にも登場する伝説の暗黒魔導士の血をひく者であった。
にも関わらず、彼が属す冒険隊グループ『カラフルサンシャイン』から脱退させられてしまう。その理由はというと、アイドル路線を目指すグループの方針とジェイドの暗く陰気な外見がミスマッチとなったからだった。
とはいえ彼は神話の暗黒魔導士だ。なんとでもなるのだ。自由の身となり、やりたいことをやろうと旅をする。そして、この際だから思い切って月へ行こうと決心し、地上で最
も高い山の頂上を目指すのだが、登山の途中で高山病に倒れてしまう。そこは雲にも届く遥か高み、このまま一人で死を迎えるかと思いきや……
その窮地を救ったのはメイド服を着たクマ獣人の美少女だった。
※全4話、1万5千字程度、明日か明後日に完結予定です。
※「ざまあ企画」参加作折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 23:25:32
17207文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:174pt 評価ポイント:154pt
太古の昔、メフィスト賞に応募した長編を改稿したもの。
Jさんに「光る部分もあるが、長すぎてダルすぎた……」と一言で斬られたのも今となってはいい思い出。
いや、太田が悪い。
カクヨムにも掲載中。
最終更新:2023-06-11 20:56:54
215679文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
生まれたときに母が亡くなった悲しい過去を持つ、香月秋奈(あきな)は16歳。
家は太古の昔から現世と幽世をつなぐ「岩戸の扉」を守る破邪師の一族だった。
秋奈は黄金の金目を持ち、それは鬼を招くとされていた。
ある時、厄災を招くくらいなら、鬼に贄として捧げてしまえという上からの命令により、秋奈は拘束されあちらとこちらを自在に行き来できる「渡し守」凌空(りく)の手によって、幽世の一つ、鬼界へと送られてしまう。
しかし、そこは現世並みに発達した文化を持ち、鬼たちにとって人食い
はすでに廃れた習慣だった。
鬼の長者、支倉は現世の酒や珍味が大好物だという。
鬼界と現世の間で、さまざなま輸入代行を請け負う会社を営む凌空に、支倉は秋奈を屋敷に常駐する職員として雇うように持ちかけるのだが……?
他の投稿サイトでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 07:46:49
14351文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:4pt
作:青河 康士郎
ハイファンタジー
連載
N1159IF
惑星ハームス。
かつて神々が支配していた、あまたの銀河に存在する一つの惑星。
しかし、楽園のごときこの惑星は、太古の昔、神々に放棄された。
アルス海、南に横たわるエトワイル大陸。
多様な種族、多様な国家、そして免れることなき軋轢、内乱、陰謀、戦争。
群雄割拠するこの地で、多くの英雄、賢者、暴君、知将が生まれた。
武力がものを言うこの時代、武術の流派もまた数多く生まれた。
その中にあって、多くの国が正式に採用した流派があった。
「真ニイン流』
剣聖クリスイン・エルガーを流祖
とするこの流派は、瞬く間にエトワイル大陸に
広がった。
これまで語られることのなかった剣聖クリスイン・エルガーの幼少期から青年期までを
長年行動を共にしたナーサム・ビクスの孫娘アイナー・ビクスの視点から描く。
エメルタイン、とは脳内に構築された回路を通って内なる宇宙領域から得られる
エネルギー・・ワールを原動力として起動する軍用の高機動甲冑の呼称である。
ニイン流宗家の孫として生まれたエルガーは、長ずるにつれ剣の才能を開花させる。
他国への移動中、謎の集団に追われるエメルタインを救う。所属を明らかにしないどころか
いっさい言葉を発しないエメルタイン。装着者であるエメルテは何日も行動を共にするが
エメルタインから出てこようとしない。やっと目的地を聞き出し、送り届けたのは
森のフルワ族の都であった。
この地の女王は、この謎に満ちたエメルテをある特殊な場所まで護衛してほしい、と
断れぬ依頼をエルガーに出す。
聖剣ソニアをふるい、エルガーの運命が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 18:12:55
19160文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
混沌とした太古の昔、いわゆる神話の時代、人々は突然現れた魔竜と呼ばれる強大な存在を恐れ暮らしてきた。しかし、長い間苦しめられてきた魔竜を討伐するため神官たちは神へ祈り、その力を凝縮するための祭壇とも言える巨大な施設を産み出した。
神の力が満ち溢れる場所から人を超えた力と共に産みおとされた三人の勇者、そして同じ場所で作られた神具と呼ばれる強大な力を秘めた武具を用いて魔竜は倒され世界には平和が訪れた。
それから四千年が経ち人々の記憶もあいまいになっていた頃、世界に再び混
乱の影が忍び寄る。時を同じくして一人の少女が神具を手にし、世の混乱に立ち向かおうとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 11:00:00
25192文字
会話率:79%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
「この世の全ての物には『妖精』が宿っている。
妖精は太古の昔よりその力で人々を助け、導いてきた。
妖精は我らの師であり、隣人であり、罪を裁く審判である。」
――そんな教えが浸透し、妖精と人間とのかかわりが当たり前となっている小国・ラナン。
その首都に存在するアスター学園に二人の生徒が通っていた。
一人はノエル・ローゼン。運動神経が人より若干優れているだけの、ただの人間。
もう一人はユーリ・ネメシア。生徒会長で才色兼備のお嬢様。おまけに妖精から特別な能力(ギフト)を授か
った『妖精使い』。
正反対に見える二人は幼い頃からの付き合い。
ノエルはユーリの付き人として、学園でも私生活でも彼女の支えとなっていた。
ユーリのトップシークレット――そのただ一人の理解者として。
ある日、二人の元に女子生徒が訪れる。
彼女が二人に持ち掛けた相談事は、学園で起きる不思議な事件についてで――。
======
※百合ジャンルではないのでご注意ください。
あまりシリアスになり過ぎないファンタジー。
ちょっとアクション要素もあり。
過去に書いた作品の供養として掲載します。
更新速度はゆっくりですので、のんびりお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 21:22:53
83011文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
大陸地図において山脈に囲われ隔離された世界。
この世界は外界では扱われなくなった魔法や姿を消した精霊の類が未だに存在する。
精霊と獣が住まう木国《スレイス》
神霊鬼族が住まう火国《アイラック》
地鉱種族が住まう土国《アスガルド》
有翼種族が住まう金国《ブルタニア》
水棲種族が住まう水国《ウルネル》
この五国をもって五行世界《ごぎょうせかい》と言う。
太古の昔、この五国は自国以外の存在を認めず、お互いに干渉はせず、時には争いを繰り返していた。
そん
な中、異世界から迷い込んだ一人の勇者によって五行連合が成立する。
勇者は五芒星のように五国を結んだ中央に街を作り各国の代表を集め住まわせた。
文明の発達に差があった状態ではあったが、各国の長所を共有することにより連合の技術力と文化度は一気に上昇した。
いつしか街は拡大を続け、国と見紛うほど大きくなった。
大きくなればなるほど各国は利権を争うようになり、連合内の関係は悪化していった。
戦を恐れた五国の王達はこの地を勇者に治めさせることに同意した。
名前のなかったこの国は闇魔法を操る勇者の功績を称えられ人々に呼ばれるようになった。
『大いなる闇の加護』を受けた国『レイオン』と。
栄華極まれば衰退のみ
万事築き難く壊し易し
人は往々に至高を求め
己の無知無能を解せず
他者の意見を受入れず
破滅への道を歩み行く
幾度も幾度も歴史は形を変えて繰り返す
果して終焉へと歩み始めたこの国で
愚者達は連鎖を阻めるのだろうか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 15:07:59
149768文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:16pt
カイルという少年が住む土地は太古の昔のような自然に溢れていた。しかし、山に入ってはいけないという神の教えがあった。好奇心の高いカイルは山の向こうが気になってしょうがない。そんなある日、お使いでとある集落に行くと見たことのない浮遊物体とそれに乗っている人間がいた。理不尽で暴虐な仕打ちを集落の民にするが、それを見たカイルはその人間たちの家畜(ペット)として山の向こうへと連れていかれてしまう...。
最終更新:2023-01-10 21:00:00
130244文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
世の中には目を凝らすと“あやしい奴ら”の姿に気づく、それは普通の人間と異なる妖あやかしの類。
人の生活摂理とは異なる別世界の存在を知っている者、もしくはそこに棲まう者らを指す。
あやしい奴らの世界は一般世界現在を遥かに凌駕する新世界。
そこに行くための導きとその手段をミラクルジャンプと位置付けます。
太古の昔よりその手段は存在し偶然に新世界に迷い込む人。
その方法を見つけ出し意識的に渡った者など様々な理由で新世界に蠢く“あやしい奴ら” が存在すると考えます。そしてこの小説
の読み手であるあなたも一緒に現在も新世界も一切合切を共有してミラクルジャンプで行き来しませんか。
※私に会う度に「せんぱーい、今日もあやしいですね」と口癖だった今は亡き後輩への万感の思いを込めて
✳️お願いです✳️ 小説の最新部分の文末にある評価を入れて頂けると嬉しいです。
ブックマーク登録頂いて長い長いお付き合い…どうぞ、宜しくお願い致します。 by ふぁーぷる
★既存部もどんどん改善致します。友達100人出来るかな★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 23:00:00
314495文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:69pt 評価ポイント:35pt
太古の昔、とある神々は惑星セルアを作り、そこにヒトと動植物を創った。またそれらとは別の神は別のヒト(牙人 -きばびと-)を創った。牙人は単独行動を好み、ヒトよりも筋力があり、成熟するとヒトと同等の知性をもち、姿を変える能力を持つ。ヒトを喰らうことで住処と食糧を獲得できるため、やがて自然とヒトを襲うようになった。牙人の出現によってヒトは数を減らしたが、神はヒトに戦う術(神契の術)を与え、牙人の侵攻があっても生存できるようにした。しかし思い通りに世界を構築できなかった神々は落胆
し、遥か遠くの宇宙へ去っていった。
ヒトは数少なかったが、団結して文明を発展させた。しかし牙人が集団でヒトを襲うようになり、都市が滅ぼされるようになってしまった。現在のヒトの拠点は要塞都市ニグとオルクテ村のみとなった。神の力を宿したヒト(神契士)は牙人の侵攻に抗っている。
((( 前作の改良版です。前作は読む必要がありません。 )))折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 22:20:05
110617文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
太古の昔に現れた黒死病。もし進化を遂げ、実態をもったならどうなるだろうか
最終更新:2022-11-27 18:00:00
853文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
太古の昔に小島に封印された最強最古の魔王。
封印されたクリスタルの前に現れたのは呪術師であるノロイだった。
ノロイは呪術具である美少女人形に魔王の魂を移すことに成功した。
目覚めた魔王は世界征服をしようとするが、呪術具の呪いで主人の命令に絶対服従だった。
最終更新:2022-10-04 22:05:47
147102文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:24pt
主人公はある朝、会社に通勤する為に信号待ちしているとトラックが突っ込んできて死んでしまう。しかし、その直後何故か見知らぬ少年になっていた。そして、彼はテレビのニュースを見て、ここが自分の好きだったゲーム『ラストティアーズ』なのだと知る。
『ラストティアーズ』通称ラスティア。
太古の昔、天界で神々が争い、その戦争によって善なる神々の側に着いていた人間界にも危機が迫ったが、龍の力を持ちし英雄が邪神を討ち取り、邪神たちがモンスターを生み出していた工場であるダンジョンが残った
。
ダンジョンのモンスターは放っておくと地上へ溢れて出てしまうので、エンフォーサーと呼ばれる者たちがダンジョンへ潜りモンスターを討伐していた。
しかし魔神を復活させようと企む者たちによって、地上でも不可解な事件が起きていた……
彼は途轍もなく理不尽にヒロインが最終決戦で、主人公の為に命を落とす展開を変えようと誓うが……
「あれ? そういえばこのキャラ何処かで……そういえばこの俺が転生したキャラって一番最初の襲撃イベで殺される奴じゃね?」
これは原作知識で無双して、登場人物の不幸フラグを粉砕しながら、なんとか自分が死亡する未来を変えようと藻掻く男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 16:28:57
253455文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:1414pt 評価ポイント:648pt
魔女、占い師、霊能者…それぞれ力を持つ「術者」の一族たちが、絶大な科学の力を味方につけた人間たちから隠れ生きる時代。太古の昔から絶えることなく血を繋げて来た彼らだったが、それも全て人間たちのせいで終わりに近づこうとしていた。存在も忘れられ、人口も減らされた彼らは、人間からの迫害や差別にもう為す術もなく、ただただ必死に耐え抜いていくだけの生活を送っていた。
そんな中、魔女の血を引く1人の青年が、自分たちに降りかかる理不尽な運命に立ち向かいながら生きていく。時には自らの運命を憎み
、時には飄々と周りを翻弄する彼は、術者たちの間では名の広まった天才だった。
尊敬と親しみの意を込めて「天神」と呼ばれたその彼は、無事に彼らの幸せにたどり着けるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 18:00:00
206181文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:38pt
魔王を倒しても世界は救えなかった。
だから俺は魔族を殺す。
ただもう一度、幼馴染と会うために。
――太古の昔より人間は種の存亡をかけて魔族との戦いを続けていた。大激戦となった十三年前の『浮遊火山の戦い』で勝利した魔王は、絶滅魔法の一つである『疫病』を発動し、人間を滅ぼそうとした。ただの田舎の農民だったレインは魔王の魔法によって両親と育ての親、幼馴染を失ってしまう。全てを奪われたレインに残されたのは「魔王を倒して世界を救う」という幼馴染と交わした約束だけだった。
レインは厳しい修行の末に勇者となり、魔族との戦いに挑んだ。あらゆる犠牲を払い、幾度もの戦いの果てに、遂には魔王を倒して宿願を果たす。だが、世界を救ったはずのレインに送られたのは賛辞でも褒美でもなく、故国の王による暗殺者と軍勢だった。人間の救いようのなさに絶望したレインは全てを捨て、誰も来ない山に引き込もることを選んだ。
それから二年経ったある日、かつての師匠がレインの隠れ家を訪ねてくる。師匠は、「第一王女を与えるから戦争に手を貸せ」という故国の王の身勝手な要求を伝えに来たのだった。王の傲慢さに怒りを覚えたレインは、戦場で超大規模魔法を発動し、敵味方の区別なく二十万人を己の支配下に置く。たった一人で国二つ分の兵を従えたレインは、自分の命を狙った王を無理矢理退位させ、新たな王として君臨することを決意する。しかし、故郷の国に限らず、世界は魔族との戦いや飢饉によって混沌とした有様だった。レインは世界を救うために、そして幼馴染を蘇らせるために再び戦いに身を投じていく。
※この作品は「カクヨム」様にも掲載しています
※第一部完結しました。ここまでありがとうございました。引き続き第二部の方、よろしくお願いいたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 00:15:18
486689文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:104pt
総合ポイント:192pt 評価ポイント:68pt
太古の昔。
生命の主である神という一つの存在が人や動物、火や水、風や木々等が、多くの生命が共に暮らしていた世界。
生きるモノ全てが神を敬い、神もまたそんなモノ達を愛していた。『楽園』そう呼ばれていた世界がそこにはあった。
けれど神は、突如としてその姿を消した。
禁断の果実、知恵の実。多くの名と由来を持つその果物を人が食らってしまったからである。
人以外の生命は口を揃えて言う「神を怒らせた」だから神は我々の前から消えてしまったのだと。
楽園と呼ばれたその世界は次第にその名を地に落とし、世界が元は楽園だった事すらも忘れる程に朽ち果て、変わり果てていった。
人は、悲しみと共に罪を生んでしまった。他から蔑まれ、異端モノ烙印を刻まれてしまい生命の輪から外れてしまったのだった。
だが、たった一つの種族だけ、人に寄り添った。
それは「蛇」だった。
神を激昂させた真の原因。楽園を破滅へと導いた張本人であった。
どの生命からも後ろ指を指される世界で、蛇はその姿を変え、名前も『竜』と呼ばれるモノへと変え再び人へと近付いた。
それは、再び人を陥れようとする目論見があるからか、それとも・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 12:00:00
210980文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
作:アジフライ
ハイファンタジー
完結済
N7229HK
『神をも超える絶対的存在』であり……『全て』の始まりであるシュラス……
彼は太古の昔、 自らの手により愛する者、 『もう一つの絶対』フィーラを殺めてしまった……
それから再び同じ過ちを犯さぬよう、 彼女が残した『心』という概念を理解し、 己を成長させる事を誓い、 神の世から立ち去った……
そしてとある世界にて、 彼は一人の少女「エル」と出会う。
数多の世界を旅してきた中で彼女と出会ったシュラスは、 冒険を通して彼女と共に成長していく事となる……
最終更新:2022-08-16 00:12:04
67760文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
作:ベルゾディア
ローファンタジー
連載
N4336HT
家出。 それは日本という国限定で太古の昔からある一つの文化。
未成年までに一度は異世界へ家出し、彼らは教養を身に付けながら一人で生きていく。
転載
本家pixiv https://www.pixiv.net/users/41704621
最終更新:2022-08-13 01:11:38
7842文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
むかしむかしのこと・・・
世界にはふたつの勢力が並立していた。
ひとつは、
人々を希望に導く《光》こそが世界の在り方とする《光》の軍勢。
そしてもうひとつは、
太古の昔、本質的に人は《闇》から生まれたとする《闇》の軍勢。
世界は『光』と『闇』の軍勢に分かれて、お互い一歩も譲ることなく争っていた。
指導者を必要とした『世界』は、 選ばれた血族に人智を超えた力ーーーーすなわち生きとし生けるものすべてを司る無限の力を授け、彼らに戦争を終結させた。
ーー《光》が
勝った。
それは世界が存続できた事を意味する。
そして《光》を信じて生き残った人々は、
その意志を永遠に途切れさせないように《光》を模倣して、
世界を導く使命を負う者たちを新たに擁立した。
人々は、その人智を超えた存在のことを、
こう呼んで崇拝した。
ーーーーー『王』と。
『王』はこの世の【真理】・・・
すなわちこの世のあらゆる森羅万象を司る。
その能力は千差万別。
例えば、『大陸』と『海洋』
あるいは『理想』と『真実』
そして、『生』と『死』。
それらすべてを、『王』は操ることができた。
そして、その血族は今もこの世界のどこかに生きている。
それが「血族者」である。
『王』の血族はたったひとつの一族によって構成されるものではない。
選ばれた者…特定の資格を得た者が、『王』としての力を与えられた。
その血は、長い年月の中で、数多の分岐を繰り返し、派生する一族が次々に現れた。
やがてその『王』が集まって人間、魔物を問わず万物が平等な理想郷《文明》を形成した。
しかし文明に《闇》が生まれたことで、ある一人の男が文明を裏切り、滅んだ。
この作品は
https://nakagirigirichiyu5.wixsite.com/thefaith
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 00:15:06
126323文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
私たちの住む世界【現世】と魔の巣くう世界【幽世】、二つの世界は太古の昔に分裂し、それ以来数千年もの間ほとんど完全に分かたれていた。しかし数百年前、【幽世】に憧れた西洋の研究者と【現世】に憧れた東洋の魔物によって、本来なら永遠に出会うことのなかった二つの世界が一つに合わさってしまう。
それ以来世界中の生物は、自らと祖を同じくする魔物の力をその身に宿すようになり、現在では人が身に宿す魔道の力は【血統】と呼ばれるようになっていた。例えば血統によって腕力や脚力が強化され、体が大き
くなるのならば「鬼の血統」、火を噴いたり空を飛べば「龍の血統」といった風な判断がされる。しかし今あげたのはあくまでも強い【血統】の例だ。当然その中には髪が伸びるだけ、爪が伸びるだけ、体温があげられるだけといったような、凡そ戦闘向きではないような能力もあった。
そしてこの現象が人間だけにしか起こらないはずもなく、動物にも同様にして引き起こっていた。世界中の動物が手のつけられないような危険生物となってしまったのだ。そんな世界で新しく生まれた仕事、それが魔道の力で人を救う【魔道士】だ。先に挙げたような戦闘向きの血統を持つ者は魔道士として魔道動物、略して『魔物』と戦い人々を救うことを生業としていた。
そしてこの物語の主人公『天王 朱春(あもう ときはる)』は小さな頃より魔道士という者に強い憧れをもっていた。しかし彼に出来るのは団扇で扇いだような微風を起こす事と手を触れないでも僅かに物を動かすことだけだった。魔道士になるなど夢のまた夢のような事だという現実、しかし彼は誰に馬鹿にされても魔道士になることを諦めなかった。
そして時が経ち中学に進学して少し経ったある日、下校途中によった古本屋で「魔道大全」と書かれた古い本を見つける。表紙をめくるとそこには次のように書いてあった。
この書に書かれし言の葉、まごうことなく真なり
疑心なしに信ずれば、自ずと道は開かれん
その身に宿し魔道の力、知恵を持つ者にのみ微笑まん
朱春の目は最後の一行に吸い寄せられた。逡巡の後、朱春はそれを購入することを決めた。そして家に帰ると寝食も忘れて没頭した。
彼は本に従い魔道の力を鍛えた。すると彼の力は信じられないほどに伸び始めたのだった。
※一話あたり平均2000字です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 22:00:00
20345文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
【古の惑星と遭遇した人類が出会う、太古の意識体との時を越えた物語】
太陽系外の宙域を移動する探査船。その行く先に未知の惑星と遭遇し、人型の分身体に意識を転送しているデイヴィット・ウォールトンは、創造された人工の意識体ガーディアンに見解を求める。
ガーディアンは未知の惑星探査を承認し、ウォールトンは生命科学を専門とするBIR-Fを招集、未知の惑星探査を開始する。
太古の昔、誕生間もない太陽系では、巨大なガス惑星達が、大きさを徐々に小さくしてゆきながら、整然と並ぶ美しい惑
星系が存在していた。
灼熱に滾る主星の傍には、グラファイトの地殻と、濃硫酸の大気に覆われた第一惑星が存在し、酸を吸収するアメーバが発生すると、長い歳月を掛け、クリスタルの周囲で集団生活をする真菌へと進化をしていった。
ある時、整然と公転していたすべての惑星達が、一列に並び始める。
惑星達は、互いの重力に引かれ、混沌としたガスの重力場へ、進化した真菌達を抱えた第一惑星が進入、一瞬の閃光と共に、第一惑星は、二つの塊に分かれ、外宇宙へと弾き出されてしまった。
その第一惑星の中では、真菌達が進化した知的生命体の物語が紡ぎ出されていた。
キの民、キナガのムゥは、戦士になる事を拒み、敵対するアヌの民、アヌナガの血を引くナンと共に、古から伝わる楽園へと旅立つ。
それを発見したムゥの父であるエキは、それを止める為に、クリスタルを纏った戦士たちをムゥのいる洞窟で発生させると、洞窟が振動し周囲の岩壁が崩壊し始め、
足元の割れ目から、
青い色の光に包まれ、黄金色の光を放つ巨大な何かが姿を現し、
天井が崩れた頭上の空間からは、
激しく光り輝き、ガスの帯で繋がった、惑星達が並んでいた。
惑星内部へと入るBIR-F隊、岩壁に溶け込んだクリスタルから、静電気を感じたウォールトンの意識の中に、何かの映像が浮かび上がると、最終目的地であるA333へ向かう事を決める。
途中、地底湖の奥底に、神殿のような空間へと辿り着く。すると洞窟が振動し岩壁が崩壊し、大量のクリスタルが水中へと落ちてゆき、未知の脅威からの攻撃を受けると、湖底が割れ地底奥底へと落ちてゆく。
ウォールトンは、地下空間に存在した生命溢れる世界で目覚めると、A333に誘われるように、巨大な何かの下へと向かって行き、その運命を錯綜させてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 20:37:58
41034文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
太古の昔、一人の人間である最初の異能発言者(ファーストアビリティ-)が世界を歪ませる程の大規模異能を発動したことにより、様々な種族やエルフなどがこの世界に来訪した。
数多の戦争を繰り返したが、当事者の最初の異能発言者により和平が行われてその大戦争が終結した。
それから数千年の月日が経ち、世界は異能を使って様々な進化と発展を繰り返し、異能者を育成する機関が増えつつあった。
東の大陸と言われる巨大なユースリティア大陸の聖都地域にある第一異能学園に通う少年リク・ワンストは、新
学期を迎えて二年生へと進級した。
ある時、学園で不可思議な事件が発生し、それの調査を行うリク。
そしてその際にリクは運命的な出会いを果たす。
彼女の名前はアテナ・セブンス。異能者の中でも特に優れている家系であり、世界で十人しか存在しない最高超越者の一人だった。
アテナとリク、二人の出会いが全ての物語の歯車を動かすことになるのだった!
異能破壊者の二つ名を持つ少年と最高超越者と呼ばれる少女による、バトルコメディ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 09:00:00
605801文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:260pt 評価ポイント:84pt
5回。それは地球が経験した絶滅の数
そして訪れた第6の絶滅。それは人々が太古の昔より語り継いできた
「伝承」によって引き起こされた
言い伝え・フォークロア・都市伝説が実体を持ち、街を、人を、国を壊していく
都市伝説を狩る男「星之宮渡(ほしのみやわたる)」と
その相棒「森山夏樹(もりやまなつき)」は
奮闘虚しくも、定められた滅びから逃れることは出来なかった――
3000年後、未来にて。彼は目を覚ます
人類(じゅうじん)に支配された世界に
ただ一人、人類の伝えた伝説を
知る男として……
(この作品は獣人が多く登場します。
また作中における人類は全て獣人で、ヒトとは区別されます。
予めご了承ください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 20:14:34
205348文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:29pt 評価ポイント:17pt
太古の昔より存在し、絶えずその構造を変化させると言われている洞窟「不帰の穴」
恐ろしい魔物が跳梁跋扈するといわれるそこの最深部には、偉大な宝があると言われていた。
ある日ハイデルン王国の諜報部隊隊長アレス・ドランは、不帰の穴を探索し、宝を持ち帰れという命令を受ける。
その命を受け、不帰の穴に入るもあっけなく魔物に殺されてしまうアレス。
次に目覚めたときに見たのは、真っ白な謎の空間と王国の主神「チッツァ=リトル」を名乗る謎の女性だった。
そして彼女と共に不帰の穴の入り口まで戻る
アレス。
死に戻りを繰り返しながら探索を続けるうち、彼は宝の正体、己の過去、そしてチッツァ=リトルの真意へと近づいていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 11:32:58
78678文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
太古の昔、天地創造の折に
神のエルは己の力を変質させ、たくさんの天使を生み出した。
これは天使達と一人の少年の物語。
※カエル・チャレンジャーズ図鑑というサイトとすごい被ってるよ!
これの存在意義がほぼ無くなったよ!
名前がもろ被りした部分は、たぶん全部書き換えました。
最終更新:2021-09-25 23:07:47
41147文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:イチカワナオキ
ハイファンタジー
完結済
N3996HE
太古の昔、魔導族はその魔導眼の力により、人類を絶滅寸前まで追い込み、楽園を築いた。
その全盛時代、魔導族の始祖にして最強を誇った魔導王ルインは人間の勇者によって討ち滅ぼされた。
それに乗じて人類の生き残りは魔導族を巧みに仲違いさせ、魔導族同士の争いに付け込み、同士討ちにより、元々数が少ない魔導族の殆どを滅ぼし、復権を果たした。
それから二千年後、魔導アース世界の辺境の地にエルフ族よりも遥かに希少となった魔導族の血を半分受け継いだ少女がいた。名はルイン。人類を苛烈に追い込み、魔
導族の栄華を築いた最強の王の名。
ルインの父、魔導騎将ブレイクは魔導族の復権をルインに託した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 13:26:11
115943文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:24pt
作:たけのこの里
ローファンタジー
連載
N9835ET
太古の昔、地球は人間以外の者達が支配している星だった。しかし、宇宙から来たアギスによってその長い歴史は幕を下ろし、アギスによって作られた人間が地球の支配者に君臨することになる。
咲良達は、魔獣、竜の姫、太古の王など、太古の生き残りや子孫と出会いながら、やがて全宇宙の女王に君臨する。
最終更新:2021-09-08 23:06:06
91590文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:64pt
作:ビーグル犬のポン太
ハイファンタジー
完結済
N5318GM
太古の昔の中央大陸。大和王国の第三王子である斑鳩王子と、ギレンシュタイン皇国のリミア姫は、お互いに望まない縁談で出会うことになりました。ブサイクでチビの王子と、美人だけど武断な姫様が出会い、支え合うお話。
最終更新:2021-08-16 15:49:28
74749文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:18622pt 評価ポイント:15108pt
太古の昔から1万人に1人の確率で人類から魔法使いが誕生してきた。100年前、脈々と繋がる魔術の血統を隠し持っていたウィンザー公爵、エドワード8世が「青の公文書」を魔法界に交付した。
-青の公文書-
「私達はこれまでの歴史でなぜ優秀であることを隠さなくてはいけなかったのでしょうか。
我々は家族を、同胞を、我々に与えられた力を信頼しています。我々の同胞は今も、魔法の力を持たない家庭から1万分の1の確率で誕生しているのです。私達の始祖ノーブルもごく普通の人間から誕生しました。私
達は我々と同じ力を受け継ぐ子供たちを守らなくてはなりません。生まれてくる子供たちに必要なことは、過去の柵ではなく、確かな人権と彼等を守る法制度です。」
(序文 第1章2節 抜粋)
-100年後-
「この100年で随分変わったものね。」
真っ直ぐなブロンドをしたマリンブルーの瞳をもつ少女が、ため息まじりに言葉を漏らした。
隣に座っている少女の言葉を受けて、窓の外を見ていた男の子が少し間を置いて答えた。
「どうしたの?まだ僕たち16年しか生きていないけど笑」
「うざい!!魔法史の予習をしていたのよ!あなたちゃんと勉強してて⁈」
男の子は微笑しながら少し開いていた車の窓を閉めた。ブロンドのくせ毛。女の子と同じマリンブルーの瞳だった。
「100年で変わったということは、青の公文書のところかな?イングランドで魔法憲法の雛形が完成して、実験的な人と魔法使いとの共存コミュニティの実施、魔法使いの為の義務教育機関の設立等、正直いいことづくめだと思うけどね。」
さらっと答えて得意げな顔で目を瞑っていると隣から何の反応もない。
・・・?
男の子は不思議に思い少女の方に目をやると、見開いた教科書を口に当て、青白く震えている様子が目に飛び込んできた。
「酔った。」
教科書から涎が垂れていた。
「ごめん!ミオが吐きそう!どこか止めれない?」
運転手が焦りながら叫んだ。
「すぐ高速降りるからもうちょっと我慢しろ!」
女の子は後部座席を少し倒して、息も絶え絶えに窓から空を見上げていた。
(やばい、まじ死ぬ。吐きそう、、)
(あれ?、、なんか空飛んでる人いない?)
虚ろな意識の中、はるか上空を箒に乗った人が飛行しているのを、豆粒程の大きさで、瞳が捉えた気がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 06:22:34
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太古の昔から魔界ガルドラに伝わる邪悪な龍・闇龍アルエスを倒し、魔界を救った砂龍族のリタ、水龍族のヨゼフ、火龍族のナンシーの3人。だが、魔界ガルドラに平和が訪れてからの5週間後、再びリタが住む城に変化が現れた。その変化の真相を、リタはどう見るのか……?
――「ガルドラ龍神伝シリーズ」の本編第2章の幕開けです。今作は、リタの一人称視点での内容で綴っています。
最終更新:2021-07-23 17:50:40
5835文字
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