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検索結果:33 件
1
アラン・フルーリーは兵士になった。
軍服を着たいと思ったことなどなかったが、それが、彼の暮らす国、イリス=オリヴィエ連合王国での[義務]なのだから、仕方がない。
マグナ・テラ大陸の南側に突き出た半島部と、そこに連なる島々を国土として有する王国は、[連邦]と[帝国]という二大勢力に挟まれた永世中立国だった。
王国に暮らす人々には、誰かに押しつけたい思想も、誇示したい権威もない。
ただ、自分たちのありのままの姿で、平穏に暮らせればそれでよかった。
だから中立とい
う立場を選び、連邦と帝国が度々、[大陸戦争]と呼ばれる大戦を引き起こしても、関わろうとはしなかった。
だが、一口に[中立]と言っても、それを維持することは簡単ではない。
連邦、あるいは帝国から、「我々に味方しないのであれば、お前も攻撃するぞ! 」と脅迫された時に、その恫喝を跳ねのけるだけの力が無ければならない。
だから、王国は国民皆兵を国是とし、徴兵制を施行している。
そこに暮らす人々はそれを、仕方のないことだと受け入れていた。
国力で圧倒的に勝る二大勢力に挟まれたこの国が中立を保ち、争いに巻き込まれないようにして平和を維持するためには、背伸びをしてでも干渉を拒否できるだけの備えを持たなければならなかったからだ。
アランは故郷での暮らしが好きだった。
牧歌的で、自然豊かな農村での暮らし。
家族と、愉快で愛らしい牧場の動物たち。
そこでの日々が性に合っていた。
軍隊生活は堅苦しくて、教官役の軍曹はしょっちゅう怒鳴り散らすし、早く元の生活に戻りたくて仕方がなかった。
だが、これも義務で、故郷の平穏を守るためなのだからと、受け入れた。
幸い、新しく配属になった分隊は悪くなかった。
そこの軍曹はおおらかな性格であまり怒鳴らなかったし、仲間たちもいい奴らだ。
この調子なら、後一年残っている兵役も無事に終えられるに違いない。
誕歴3698年、5月22日。
アランは、家に帰ったら母親が焼いてくれることになっているターキーの味わいを楽しみにしながら、兵役が終わる日を待ちわびていた。
これから王国と自身が直面することになる運命など、なにも知らないままに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 12:00:00
22899文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:16pt
罪の子として、精人の皇国で虐げられ続けた姫は……
ある日、前世の記憶が蘇り、ここが小説の世界だと気づきます。
おまけに自分が、小説の序盤で斬り殺され、大陸戦争の小さなきっかけとなった端役だということも……。
運命を変えようと必死に抵抗するも虚しく、魔物討伐の見返りとして、竜人族の支配する国に送られた姫は……
物語の通りに老王に斬り殺されることもなく
なぜか、竜王に溺愛されます。
やがて……”尽くしたい系”騎士に拐われて、
彼女が幼少の頃から、残虐の限りを尽くしてきた ”
支配したい系”皇太子と
彼女を巡る三つ巴の争奪戦になったりと……大変な目に合うお話しです。
主人公目線だけではなく……
同じシーンの男性目線のストーリーを
ヤンデレ要素をたくさん込めて書くのが好きです。
ヤンデレ不足解消用に、自分都合に綴っているので、
読み苦しく、また誤字脱字などありましたら申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 08:13:50
44677文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:10pt
二章以降、一話目に前章のあらすじを載せています。
百年前、戦争があった。
後に「大陸戦争」と呼ばれるそれは、様々な種族の立場を変えた。
大陸全土を巻き込んだ戦争は、百年経っても様々な所に爪痕を残している。
上野 勇一は異世界転生者だ。しかし彼は何故転生することになったのかを知らない。自分は向こうで死んだことは漠然と覚えているのだが、その死因すらも思い出せなかった。
保護された村に受け入れられた彼は、自分に隠されているという「強大な力」の正体を知るために旅に
出ようとする。旅先で出会う者たちとの関わりを通じて、自分は何者でありたいかを見つめ、そうであり続けようと足掻くのだった。
ヴィヴァルニアと黄金同盟、戦争と陰謀、やがて勇一は大きな歴史のうねりに飲み込まれて行く。
全ての者が魔法を使えるこの世界で、上野勇一はどう生き、何を成し遂げたのだろうか。
五章執筆中です
作者Twitterにて時々、世界観の補強を投稿しています。
朝久のページ https://twitter.com/ASAHISA_narou に飛ぶか
#世界観を補強する で検索して頂くと、ちょっとしたお話を見ることが出来ます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 20:01:21
655471文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:421pt 評価ポイント:205pt
『アノマリー』と呼ばれる神々に統制された世界、ドミニオン。
ここでは、“魂の器”と呼ばれるコモンが製造され、かつて世界を支配していた「人間」という種族を復活させるためのプロジェクトが、着々と進行していた。
ドミニオンは西暦2099年に起きた機械戦争、通称「中央大陸戦争」によって荒廃した世界から発展した架空都市であり、当時の社会の環境保全を担っていた通信ネットワーク「STREAM(ストリーム)」により生まれた、“仮想空間”だった。
この仮想空間は【スコール(電子雲)】
と呼ばれ、非物質と物質の境界線上にある“ホログラフィック・ルーム(存在と非存在の断層)“とも揶揄された。
アノマリーは現実世界に於いて、暗闇に飲み込まれた人間の魂を呼び戻すため、魂を入れることができる人形をつくり続けていた。
しかし人々の魂を呼び戻すには、中央大陸戦争を引き起こした7体の悪魔、『七つの大罪』を抹消し、彼らを闇へと葬り去る必要があった。
アノマリーは彼らが鎮座する7つの大陸にそれぞれ兵士養成学校を創設し、悪魔を討伐できる「ゴースト・プロトコル(傭兵部隊)」の育成を試みる。
戦いは長きに渡って繰り広げられていた。
人と魔物と、——滅びし世界と。
かつての地上と空を取り戻すべく、ゴースト・プロトコルたちは立ち上がる。
爽快バトルファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 19:59:12
566文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とあるデザイン企業で働く23歳の天魔 愛生(てんま あおい)は事件に巻き込まれ、命を落としてしまう。
目が覚めるとそこは....城?
城の中には誰もおらず、もぬけの殻だった。
愛生は、自分がどういう状況に置かれているのかをまだ理解できていなかった。
「これって!!」
鏡に映るその姿はまるで天使から堕天した大悪魔「ルシファー」のよう。
しかし、愛生には少し見覚えがある姿だった。
愛生が生前にとある依頼でデザインしたキャラクターに瓜二つだったのだ。
愛生はルシファーっぽいからとい
う理由で自らの名前をルシファーと名付けることに。
ルシファーと名乗ることにした彼女は、この世界がまだ何なのかもはっきりとわかっていない。
しかし、彼女には夢があった。
それは、別の人生?を生きてみたかったということ。
第二の生を与えられたこの世界でルシファーは仲間を募り、大きな組織(かいしゃ)を作っていくのだった
<この世界について>
・魔王城(後に名称変更)
・中央魔大陸(魔物の発生が著しい)(魔王城はその北東部に位置する)
・西方共和国(2度の内戦により元からあった二国が併合)
・イレスティラ王国(中央魔大陸から東に100キロ進んだ場所にある商家王国)
・空中都市:バゼロン (浮遊島にある都市)
・水中都市:アクアシティ (インミラス人の末裔が多く住んでいる。海洋資源が豊富)
その昔、この世界では大陸戦争が起こった。
大陸戦争の終結後、今の国の基盤ができ、魔王と呼ばれる王が200年前に消えてから世界は安寧に包まれていった。
そして、中央魔大陸にはかつての魔王配下たちが多く散らばっているという。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 14:00:00
1534文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
─世界暦1400年代─
シャロアンス誕生日記念2023。
小さな豊かな国カテュリアを狙ったベラ大陸戦争を1人で片付けたフィローリとその原動力になったシャロアンスのお話。
フィローリが捻じ曲がってますが、気にしないで下さい。
最終更新:2023-11-11 00:00:00
2553文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大陸戦争が終わって三年、主人公グレット・ヴェルメイルは、ロギヌス帝国陸軍中尉の若い男だったが、軍を退役して故郷の都エレンゲルへ帰って来た。
グレットは、自分を庇い戦死した上官エミル・ハーフストンから託された小箱、彼の妻ラミイ・ハーフストンへの贈物をもって彼女の家を訪れる。そんな彼を出迎えたのは、車椅子の未亡人ラミイだった。
未亡人ラミイのあまりの美しさに一目ぼれしてしまったグレットは、亡き上官への忠義と恋心の間で揺れながらも、戦後の社会を生きていくのだった。
元自衛
官が書く連載短編恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 15:12:35
7699文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
戦争によって四肢を欠損させた人間種最強の魔術師は、消え入りそうな声で、魔物と称される青年アルマに告げた。
「灼熱の炎を、膨大な水を、鋭利な風を、轟く雷を、響く地面を。人間が思うがままに操作し、魔力と言う目の見えない事象によって、片手のみでその力を操る。おかしいとは思わないか?」
まるで世界が狂っていると告げた彼の言葉を、まともに受け止めないながらも、世界への疑いを持ってしまったアルマは、自らの出生の秘密を含め、世界の真実を暴くべく、行動を始める。
なぜ人は言葉一つで魔
術と称される超常現象を扱えるのか。
なぜ魔物は人間を襲い、魔人を襲うことはないのか。
なぜダンジョンと称される戦いの場が設けられているのか。
なぜ彼には肉親がおらず、十一歳より前の記憶がないのか。
異世界ファンタジーの謎の全てに答えを見出す、重厚ファンタジー戦記開幕。
※縦組み推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 18:00:00
48969文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
―――1920年12月25日午後0時30分、“大陸戦争”が勃発した―――
かつて魔法が栄えていた時代、その強大な魔力を以てして敵国の侵略を防ぎ、救国の英雄と称えられたクラリア。それから2000年の時を経た時代は、科学が発展し、魔法が過去の概念となりつつあった近代であった。
アーリャ・アヴェリナ―――戦争勃発を受けて軍に志願し、戦場に降り立ったこの女性兵士こそが、クラリアの生まれ変わりであった。
彼女の所属はトーレア公国陸軍東部方面軍第18師団第3歩兵連隊。公国東部の国境付近
に位置する都市ミトスの郊外に配置され、敵軍を迎え撃つ事になる。
ここに掘られた塹壕が、後に歴史からその存在を抹消される事になる彼女の、最初の戦場であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 11:00:00
172553文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:20pt
群雄割拠の大陸戦争後、残った六大国は平和を維持していた。それは各国が疲弊していたこともあるが、調停が必要な事態を代理戦争によって解決していたからでもある。そんな国の命運を決める場とは無関係に生活していた主人公リールは、底辺貴族ながらかつては将来を期待される存在だった。しかしいつまで経っても何の頭角も表さない彼は貴族学院において上級貴族たちからの格好の嫌がらせの的になった。それが暴走して他殺されかかったところを才能を買われて貴族に混ざって教育を受けていた幼馴染サリィの魔法によっ
て一命を取り留める。しかし幼馴染の魔法は彼女の自由を守るために秘匿していたもの。リールが寝たきりの間に国の命令で『聖女』という遠い存在になってしまう。そして特化した才能こそが至高とされる貴族学院において、その一切を持たないリールは療養期間中に除籍処分を受けてしまった。やむなく学院を去ることになったリールだが、聖女狂信者によってまたしても死の淵に立たされる。二度目の危機に血まみれで空を見上げる彼の霞む目に映った最期の光景は、大陸に響き渡る"傾国の少女"が放つ輝きだった。その後、彼女とともに隣国に亡命したリールは名前アレンに改め、その可能性に改めて向き合っていくこととなる。"傾国"と同格の公爵令嬢、もう一人の身分差のある幼馴染、聖女となったサリィや聖教国の他の聖女達、アレンの持つ可能性は才覚を持つ人間をこそ惹きつけ、その周囲を巻き込んで彼自身もまた周りに釣り合うべく成り上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-07 18:00:00
104695文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
魔導術式を駆使する帝国最強の軍人、ユルゲン・フォン・ユンカースは、救国の英雄から一転、大陸戦争の休戦の条件として戦争犯罪者として処刑されることとなった――が、自分を裏切った祖国に未練など無い!軍人としての技術と経験をもとに、処刑場から逃げ出したのだった。
国に仕えるのも誰かに仕えるのももう懲り懲りだ!私は逃げ延びた大陸の辺境で名前を変え、まったり冒険者生活をするぞ!
……と思っていたのだが……どうやら、世界は私を放っておいてはくれないようだ。
希望とは裏腹
に、厄介事に巻き込まれていく新人中年冒険者の運命は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 18:30:01
223274文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:34342pt 評価ポイント:11834pt
作:ルファオーデン
ハイファンタジー
連載
N3550GE
オーゼル大陸において隣接していたフォルトシュタインとヘレスクレトリアは紛争に突入した。戦火は次第に拡大し、大陸中を巻き込む大陸戦争へと姿を変えつつあった。
大陸戦争を描く全十篇の第一篇 火ノ国編。
最終更新:2020-05-06 17:13:21
34636文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:陽澄すずめ(すずひめ)
アクション
完結済
N4506GA
★女性の、女性による、女性のための新しいヒーロー像を世に示す、スタイリッシュアクションSFヒューマンドラマ!
——“オペレーション”!
カンザキ・シュカ、33歳、シングルマザー。
職業、レアメタル・ハンター。
それは、スカイスーツと呼ばれる装備で生身のまま空を飛び回り、旧時代のスクラップから生まれた怪物を解体して貴重な資源を回収する、リサイクルセンター所属の『戦う公務員』だ。
残り少ない天然資源を巡る大陸戦争が終結して25年。
戦勝国間での資源配分格差が拡
がる中、国内では再び戦争への機運が高まりつつあった。
『スパイダー・リリィ』というハンターネームを持つシュカは、5歳の息子・イチを女手一つで育てながらスクラップ・クリーチャーを狩る、忙しくも賑やかな生活を送っていた。
そんなある日、シュカは参加した特別任務で不可解な爆発事故に遭遇する。
混乱に乗じて暴れ始めたクリーチャーとの交戦中、自分を庇った上司が負傷したことで、シュカは2年前のとある任務を思い出す。
彼女が最愛の夫を喪う原因となった、悪夢のような一件を。
それでもなお、シュカがレアメタル・ハンターを続ける理由は何なのか。
彼女はいったい何と戦っているのか。
その真相に近づく時、思いも寄らない敵の姿が明らかになる。
——さぁ、さよならの時間だよ。
空を駆け、剣を振るい、銃を乱れ撃つ、世界一かっこいいシングルマザーの話。
7章立て、全48話、約17万字。
※カクヨムにて2019年9月〜2020年1月に連載したものの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 17:00:00
173168文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:26pt
大陸暦340年、第2次大陸戦争は終結した。
それに伴い、講和会議が開かれたが、戦乱は終わらなかった。
揺らぐ共産圏、新たな民族主義、クーデター……
戦艦が空を征く異世界戦記、再び。
前作 http://ncode.syosetu.com/n9631bm/
カクヨム、エブリスタでも掲載中
最終更新:2019-08-05 18:00:00
76797文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:13pt 評価ポイント:7pt
この世界グランディアには魔法が存在する。
魔法は誰でも扱うことができ、人によって個人差があった。
魔法が当たり前のように日常に溢れている中、アリア=シュタインは生まれながらにして魔法力の値が完全に0であった。それでもアリアはその事を嘆くわけでもなく魔法が無いなら無いなりに努力を重ね、念願であった騎士になり、それから五年という月日が経った。
このころから見るようになった悪夢はアリアの人生を大きく変える物語になっていき、さらに激化する大陸戦争にアリアもまた巻き込まれていく
……
この作品はR15で残酷描写を押さえたものになっています。過激な残酷描写を書いた方はノクターンノベルズに投稿しております。「魔法力0の騎士(R18)」
作中に描かれているイラストはぎどら(@_KING_GIDORA_)様が描いてくださいました。
無断転送、無断使用はお止めください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 16:05:15
876722文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:797pt 評価ポイント:263pt
作:りゅうちゃんDX
ハイファンタジー
連載
N8782ES
元勇者――――遠山 隼人(とおやま はやと)は百年にも及ぶ大陸戦争を終わらせるために異世界から召喚された。
元の世界、そして日本へと帰り、家族、友人、恋人に会いたいという願いを叶えるために一年間必死の思いで戦ってきた。召喚した国の言うことを忠実に守り、人族、ドワーフ族、エルフ族、魔人族の女子どもを躊躇いもなく切り捨てることもした。そして、諸悪の根源である魔王を打ち滅ぼし、世界に平和をもたらしたと考えていた。
しかし、事実は非情であった。元の世界へと戻ることは不可能だと告
げられ、断腸の思いでこの世界で暮らしていくことを決意するも、自分が政治的道具として今まで扱われてきたことを知ってしまう。自分がやってきたこと、なしてきたことがどんなことであったのかを思い知らされ打ちひしがれた。
すべてが嫌になり、人間不信に陥り二〇年間もの間雲隠れする。冒険者として細々と日銭を稼ぐ毎日を送り、すべてを忘れようと酒に溺れていると、いつの間にか四十一歳になっていた。
これからもこんな毎日が続くのだと思っていたが、あるとき転機が訪れる。
*これは作者が「ハーレム? 気持ち悪いわ! ロリ? 吐き気がするわ! はあ・・・・・・俺の趣味に合う小説はないものかなあ・・・・・・あ、つくればいいんだ!」と、思い立ったが吉日とばかり書き始めた作品です。
続けば、SFの要素も盛り込もうかと妄想が膨らんでおります。
作者はとても単純であるため、感想があればあるほど調子に乗って筆が、いや、タイピングの指が踊りますので、よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-15 23:28:53
17169文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【終焉の烏(レイヴンエンド)】
それは、世界に7つ存在すると言われる大罪武器を所有し、世界の均衡すら崩すあらゆる種族が集まった機関である。
アリシア大陸の小さな農村に住んでいた主人公のソラは13歳の時に五大陸戦争に巻き込まれ目の前で両親を殺されてしまう。激しい怒りを感じたが帝国の兵士に殺されそうになる。そのとき、目の前にドラゴンの紋章が刻まれた大剣が出現していた!
この物語は一人の少年と双子の妹たちが【終焉の烏】に出会い世界を周り故郷を救い国を建国するまでの話である。
最終更新:2018-04-01 01:10:23
2354文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
”正しさ”を望む彼を、彼女は間違いだと説き伏せた――。
魔導機構が開発された文明開化の時代。
飛行船の港街で青年リアンと魔術師シャルテは、皇国兵士に追われていた。
ラス皇国。
独立問題、軍事侵略、大陸戦争――と不穏な背景には彼の国の脅威が必ずあった。
それでも世界には、絶対的な正義がある。
正義を体現する伝説の存在―――暁騎士〈オーガ〉。
しかし、そのオーガに皇国将軍が名乗りを上げた。
世界の正しさは、皇国を選んだのか。
革命の狼煙が上がる街。新たな
脅威。
大切なものを奪われようとするなか、その答えに青年リアンが向き合う。
歴史は――、絶望に暁を灯す。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-18 00:35:38
132122文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:70pt
第二次大陸戦争。
二つの大陸が互いに同盟を築き、思想を、怒りを、尊厳をぶつけ合う戦争だった。
その戦争の激戦区、「クレリアエリア」にある「ホーブ基地 第260飛行隊」に一人の新人少尉が着任した。
名前は「クラ・オーザン」。
個性的な隊員たちに出迎えられ、彼の戦闘機操縦士人生が始まる。
最終更新:2018-01-03 16:07:10
25508文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
衞歴388年 のちに第一次大陸戦争と呼ばれる戦争に 投入された少年兵達
彼らは生きるために人を殺さなければならない。 矛盾した世界は
彼らを受け入れるのか そして大人達の判断は・・・。
最終更新:2017-03-24 22:15:19
1065文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
続きはこちらhttp://ncode.syosetu.com/n1724dt/
魔法が存在するユグドラシル大陸で戦争が勃発した。
これは後世に第一次大陸戦争と呼ばれる、大陸全土を巻き込む大戦に発展した。
地上を疾走する戦車、空を支配する空中艦隊、それを撃ち落そうとする対空戦車と対空歩兵部隊。
果たして大陸に平和は訪れるのか…
文章中の「******」は場面が変わったことを表します。
最終更新:2017-01-15 09:00:00
169856文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
「――マキシレヴェル様は貴様らの便利ポケットではないのだぞ!!」
大陸戦争に勝利した王国トスマ。統一されたばかりの不安定な情勢の中、魔物が大発生。人員不足の軍。荒れる地方。苦肉の策としてできた勇者制度立ち上げから3年。
次々と倒れてゆく勇者達(一般国民)の影でコツコツとやってきた風変わりな勇者一行がついに魔王の城(予想)を突き止めた。
そこにいたのは――。
最終更新:2015-09-16 01:08:41
4017文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
退廃的な世界、大規模な大陸戦争の終結した大地。大陸の中央に一本の白い塔が立つ世界。塔の周辺以外は戦争終結に繋がった兵器、鬼神の一撃と呼ばれる兵器による汚染が深刻であり、荒廃した世界が広がっている。世界を統治するのは人の心を読める人物。自らをサトリと名乗った彼女は、塔を占拠。塔は、かつての戦争の遺産であり、戦争を終結させた兵器の一つでもあった。この塔周辺は、塔外郭に存在する要塞と、塔自身の発生させる防護フィールドによって防御されており、環境汚染から逃れる為に塔と、その要塞内部に
住むよりほかは無かった。塔周辺に住む人種は事前に統治者による診断を受け、その世界に住むにふさわしい人間かどうかを検査される。塔に住むにふさわしくない人間と判断された者は、塔周囲の区域、塔に近づく事さえ許されない。塔周辺へ住まう条件は清廉潔白ではなく、心に何かしらの闇を抱いている人間。人々の間には特異な力が眠っており、容易に他者を傷つけられる事から、容易力と言われている。人々はこれを用いて戦争を行っていたが、科学技術が衰退している訳ではなく、無人兵器なども多数生産され、戦争に投入されていた。サトリは容易力を行使できる人を管理運営するための楔として、他者に対する後ろめたさを持った人間のみが暮らしている。故に、人格的に破綻した人間が多く住む都市となった。戦犯者、裏切り者、殺人者、そういった理由を持った人々が暮らしている。だが、犯罪歴だけが判断基準ではなく、その事に対して罪悪感を持ったもの。その事実を公にされると困る者のみが暮らしている。
塔外部は汚染が広がっており、おおよそ塔周囲は人が住める環境ではない。が、魔物と呼ばれる戦略兵器や、無人兵器はその稼働を続けており、塔外郭に存在する要塞はそれらに対処するために容易力が中でも強い人間を管理者とし、外郭に住まわせる事で、対処させた。その為、少なくとも塔周囲に居た人間は死に絶えている。空もほぼ常に薄い雲に覆われ、薄暗く、作物も育てない環境となっている。人々は戦時中の遺産である塔内部の施設による合成食糧生産による配給制度を取っている。その為人口の増加は見込めず、現在世界復興の目途はたっていない。人々は、狭い塔周囲の居住区のみで、それぞれが与えられた仕事に従事している。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-09-10 08:24:25
33310文字
会話率:76%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ぼんぼんかぼちゃ
ハイファンタジー
完結済
N9826CL
帝国貴族のアリア。召使いのローズ。補佐官のフォルカー。
3人はこの破局的戦争を生き延びられるのか。
〝亡国の姫君〟と同じ世界観の作品です。時代は大陸戦争の開戦頃です。
物語の結末を決めないで書いているのでストーリー崩壊のリスクと隣り合わせですが、最後まで書き上げたいと考えてます。
最終更新:2015-03-12 13:41:58
8066文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
大昔、世界は二つの陣営に分かれていた。魔法を使う国ナチルファスト帝国と、科学を使う国アメギリア連邦。この二つの大国はお互いに干渉をすることはあまりなかった。しかし、ある時にお互いの平穏が崩れた。世界は戦乱に包まれ多くの命が奪われた。
それから20年後…。世界に再び戦火の炎が燃え上がる時、最強の傭兵軍団が立ち上がる。
戦争アクションストーリーここに登場!!
最終更新:2015-03-12 09:55:03
35738文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:22pt
ある記者が大陸戦争の英雄、勇者の一人に話を聞きに行く。そこで聞いたのは街でよく聞く勇者の活躍とは違っていた。
最終更新:2014-08-31 11:13:30
4688文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
第二次大陸戦争が一時停戦を迎えてから10年。
仮初の平和が続く中、各国は狂暴化するモンスター、そして近いうちに再開されるであろう大陸戦争に備えて、軍事力の増強に力を注いでいた。
そのような中で、トリカ国にある獅子鐘魔法学院の第五回生として入学した関津 悠兎(かんつ ゆうと)。
今まで普通の生活を送ってきた悠兎の人生は、学年一位を名乗る一人の女性との出会いをきっかけにゆっくりと変化し、隠されていた己の真実へ一歩ずつ近づいていく。
そして悠兎の学校生活の裏では、たった数
人の欲望の為に、トリカ国全体が脅かされようとしていた。
戦争再開と、権力者の欲望。
2つの事態は息を潜めながらも着実に進行していく。
訪れた平穏は、迫る危機を暈す為のものでしかないのか。
それとも人は、いつしか真の平和を創り上げる事が出来るのか。
エブリスタでも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-02 18:00:00
27468文字
会話率:29%
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総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
大陸を二つに割ったほどの被害を出した二大陸戦争以来、島国である和ノ国では半妖への差別が一七〇〇年経った今でも根強く蔓延っていた。
そんな和ノ国で暮らす半妖の少女・宮ノ孤 遠(みやのこ えん)は、ある日突然、和ノ国の〝守乙女〟に選ばれる。
妖の血をひく自分の存在に疑念を抱きながら、苦悩の中を生きる遠のお話です。
最終更新:2013-05-18 18:46:04
71168文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
世界が崩壊寸前に追い込まれることとなった大陸戦争が終わり、数百年の時が流れ――
ティアル王国、別名『聖剣の都』に拠点を置く世界最高権力機関『ワンド』は世界の平和と秩序の管理を掲げ今日も変わらず君臨し続けている
今、平和が約束されたこの世の中にふたたび異変が起ころうとしていた
魔導騎士――アリスはワンド内の実力主義機関に属し、日々目的の為に戦い続けていたのだが、長期任務の帰りに赴いた祠で、ある少年に出会い――…
人間×武器
各々が目的を果たした時、そこにあるのは本当に願
い求めたこたえなのか――…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-26 21:52:44
11646文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
第一次アサマオス大陸戦争で中立国の立場にあるマニシア共和国に位置するアーウェン軍事技術訓練学校を卒業して傭兵となったアクラ・シンプソン。
彼は傭兵といってもパイロットである。しかしそれは航空機のパイロットではない。
そして専属オペレーターであるエリカ・マーシャルの粋なはからいによって不本意にも傭兵チームを結成してしまった彼はこの大戦の奥深くにまで身を投じることになる。
最終更新:2013-04-06 01:03:02
1460文字
会話率:50%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
異世界ユスターヌ大陸にて一人の記憶喪失の少年が誕生する。この大陸には見ない漆黒の髪と瞳という容姿をしているその少年は自らが持つ不思議な力、不思議な記憶に悩みながらも自分が何者であるかを探そうとする。そんな少年がやがて成長して旅に出て、謎の集団による陰謀渦巻く大陸戦争に巻き込まれていく。※四章 闇の中で――開始。
最終更新:2012-11-25 11:17:55
585579文字
会話率:28%
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総合ポイント:2674pt 評価ポイント:1298pt
スゥイ=エルメロイ
スオウ=フォールスの副官として大陸戦争に参加する最強の弓の使い手
戦争に翻弄され波乱万丈な人生を送ることとなる彼女の平和だった頃の一齣
※月蝕とはリンクしておりませんのでご注意ください。
最終更新:2012-08-16 10:43:15
50500文字
会話率:61%
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総合ポイント:3250pt 評価ポイント:2138pt
これは、動乱の時、歴史の表と裏を駆け抜けた英雄に成り損ねた少年の話。
最終更新:2007-08-08 03:03:28
2119文字
会話率:42%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
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