子爵令嬢ミリエラは幼い頃、ある事件をきっかけに瞳の色が変わった。忌むべきその色のせいで家族から疎まれ恐れられるようになり、地下倉庫に隔離され、姉たちからは憂さ晴らしの暴力を受ける日々……。更に落ち目の伯爵家との婚約話が破談したのを機に家族に売られ、奴隷にされてしまう。その奴隷商の馬車も野盗に襲われ、いよいよ死を覚悟したミリエラだったが、偶然通りかかった王国の若き近衛魔術騎士の隊長イクスに助けられる。流されるがままイクスの家のメイドになったミリエラは、《鮮血》と恐れられている彼
が、実は無口なだけで本当は誰よりも優しい人なんだと気づき……。一方でイクスも、不遇な身の上でも健気に生きてきたミリエラに惹かれていく中で、彼女の"隠された力"を悟る――。これは、誰にも愛されなかった令嬢が、無口だが思いやりに溢れた騎士と共に、二人だけの幸せを手に入れていく物語。
※途中シリアス展開も挟みますが、基本ほっこりと進む予定です!ざまぁ要素もあります。
※念のため残酷な描写ありにしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 19:32:37
84816文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:53pt
まっくら森のまっくら屋さんで繰り広げられる、店長とお客様のやりとり。
子供の寝かしつけから生まれた、オチもヒネリもないナンセンス童話。
基本ほっこりですが、時々、ほんの少し残酷表現はいります。
2019/9/25 秋の桜子さまからタイトルファンアートいただきました。ありがとうございます。
2019/10/10 砂臥 環さまからファンアートいただきました。バージョン違いで3枚!ありがとうございます。
1、2は以前短編としてupした分。子供が異様に気に入っているので、し
ばらく連載することにしました。気紛れ更新です、ご了承くださいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 20:00:00
19436文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:91pt