ある屋敷には、膨大な量の本があり、トマトの缶詰、つまりトマ缶が大好きな主がいるという。
赤い髪に赤い目、赤い服を着た彼女はいつも車椅子に乗っている。そして、悩みを抱えた人々に、それぞれの「物語」を与えると言われている。
彼女の傍らには少年のような白い執事もいるらしい。
今日も悩める人々が彼女に「物語」を求めて、図魔館へやって来る。
彼女が導くのは、善か悪か、誰にも分からない。
「図魔館」で、「トマ缶」と、読みます!
(わかりずらくてすみません!)
最終更新:2017-08-09 09:42:32
2265文字
会話率:40%
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