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検索結果:74 件
大阪の曾祖母が死んだ。うちの家系の最後のクリスチャンだった。
曾祖母は【先祖の墓に、両親や亡き旦那と同じ墓に入りたい】と遺言(メッセージ)を残してこの世を去った。
でも寺の墓は数年前の墓荒らし事件の後、誰の遺骨も入っていないということが発覚している。曾祖母が言っている墓とはいったいどこの事?
そんな中、認知症の祖母が喚く。
『16番目のオラショに皆眠っている』
カクレキリシタンの隠されたお墓を探しに行くミステリー。
〜春の推理2024出展作品〜
(※全てフィクションです
。『はじめに』を読んで、納得された方のみ本編にお進みください)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 17:00:00
32259文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
黒い箱に閉じ込められた歌姫。
いつからそこにいるのか
いつから生まれたのか
いつから歌を歌っているのか
誰も知らない、名前も知らない。
ただ、その声に誰もが胸を抑えて、泣き喚く。
そんな囚われた歌姫の物語。
最終更新:2024-04-29 23:26:37
594文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
頭がズキズキと喚く。
最終更新:2024-04-16 13:44:29
1262文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
長年連れ添った猫おはぎを看取った夜、泉名寺美沙は失意の底にいた。
泣きすぎて、看護師さんから屋上で少し休んでくる様に優しく促され、移動したその瞬間、足元に魔法陣が広がった。
「よく来たな、異世界の聖女よ」
あり得ない。ラノベ展開である。自分に降り掛かるとは思わないだろう?でも事実だ。泣き喚くだけの私に手を焼いた召喚者が、今回の召喚を『無かった事』にしようとする。私は引き摺られる様に馬車に乗せられ、草原に放り出された。
そこで冒険者達に助けられ、出会ったのは聖獣で
、私の仕事はこの聖獣のお世話らしいーーー?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 08:00:00
27533文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:494pt 評価ポイント:340pt
共依存の関係だった幼馴染と成人式前の祝いに温泉旅行へ行っていた時、彼女と旅館の外へ出て話をしようとした。彼女にとっては大事な話だった。
しかし暴走車が突っ込んできて、彼女を庇って成人前の主人公は命を落とす。泣き喚く彼女のそばで静かに———
———その次の瞬間、自分の部屋にいた。
———そして女神と名乗る者によって、タコから造られた肉体に転生させられ、異世界へ。
身元不明の彼はまず冒険者ギルドに行かなくてはならない。こうして彼のタコの能力を使った冒険が幕を開ける。
最終更新:2023-11-28 08:00:00
6812文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:三月べに(BENI)
異世界[恋愛]
短編
N1511IK
乙女ゲーの悪役令嬢に転生したリーンティア。王子の婚約者にはまだなっていない。避けたいけれど、貴族の義務だから縁談は避けきれないと、一応見合いのお茶会に参加し続けた。乙女ゲーのシナリオでは、その見合いお茶会の中で、王子に恋をしたから父に強くお願いして、王家も承諾して成立した婚約だったはず。
王子以外に婚約者を選ぶかどうかはさておき、他の見合い相手を見極めておこう。相性次第でしょ。
そう思っていた私の本日の見合い相手は、気だるげの公爵令息。面倒くさがり屋の無気力なキャラクタ
ーは、子どもの頃からもう気だるげだったのか。
「生きる楽しみを教えてくれ」
ドンと言い放つ少年に、何があったかと尋ねたくなった。別に暗い過去なかったよね、このキャラ。
「あなたのことは知らないので、私が楽しいと思った日々のことを挙げてみますね」
つらつらと楽しみを挙げたら、ぐったりした様子の公爵令息は、目を輝かせた。
そんな彼と、婚約が確定。彼も、変わった。私の隣に立てば、生き生きした笑みを浮かべる。
学園に入って、乙女ゲーのヒロインが立ちはだかった。
「アンタも転生者でしょ! ゲームシナリオを崩壊させてサイテー!! アンタが王子の婚約者じゃないから、フラグも立たないじゃない!!」
知っちゃこっちゃない。スルーしたが、腕を掴まれた。
「無視してんじゃないわよ!」
「頭をおかしくしたように喚く知らない人を見て見ぬふりしたいのは当然では」
「なんですって!? 推しだか何だか知らないけど! なんで無気力公爵令息があんなに変わっちゃったのよ!! どうでもいいから婚約破棄して、王子の婚約者になりなさい!! 軌道修正して!!」
そんなことで今更軌道修正するわけがなかろう……頭おかしい人だな、怖い。
「婚約破棄? ふざけるな。王子の婚約者になれって言うのも不敬罪だ」
ふわっと抱き上げてくれたのは、婚約者の公爵令息イサークだった。
※※※転生悪役令嬢とキャラ変の攻略対象者の甘々※※※
(アルファポリスにも投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 15:56:15
13411文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:60058pt 評価ポイント:50170pt
人間に恋をした天使、メフィストフェレスは、彼女恋しさに天上界から堕ち、人間の世界を彷徨い歩く。
しかし彼女との再会は彼にとって地獄の幕開けとなった。
人を呪い、神をも呪う存在となり、『光を愛さぬ者』となったメフィストフェレスは、古城を塒に眠り続けた。
しかし、ある時一匹の妖魔が人間の手から逃れ、メフィストフェレスの眠る古城へと迷い込む。
妖魔の名はイーヴァ。彼女は自分が人間ではないから蔑まれ、疎まれるのだと考え、人間になることこそが自分にとっての救いであるとメフ
ィストフェレスに伝える。
メフィストフェレスは魔力を集め、イーヴァの額の宝玉が真紅に染まる頃、願いを叶えてやると約束をした。
歳月が流れ、イーヴァは 『古城のサキュバス』と謳われ人々から恐れられる存在となった。
彼女はキスにより人間から魔力を奪う。
人間になる事を夢見ていながら、人間から魔力を奪う必要があるイーヴァは、常に孤独を抱えていた。
自分の存在を否定し、孤独から逃れたいと考えた矢先、イーヴァを退治しに一人の男が古城へと足を踏み入れた。
彼の名はヴィートリヒ・クライバー。クライバー伯爵家の家長であるヴィートリヒは、実直な性格の持ち主だった。
王命としてイーヴァを討伐しに来たヴィートリヒは、討伐に失敗し、イーヴァを小さな子供の姿へと変えてしまう。
幼女さながらに泣き喚くイーヴァを前に困惑し、いくら妖魔とはいえ、子供に乱暴な事などできないと、ヴィートリヒは彼女を自分の邸宅に連れ帰る事にした。
しかしヴィートリヒは数々の妖魔討伐依頼に忙殺され、妻もいなければ人生を楽しむ余裕もない、寂しい生活を送っていた。
イーヴァはといえば、隙あらばヴィートリヒから魔力を奪おうと試みるが、ヴィートリヒは「幼女姿のそなたとは犯罪だ!」と、逃げ惑う。
次第にイーヴァはヴィートリヒの優しさに惹かれていき、人間になれなくてもヴィートリヒの側に居られるのならばそれで良いと思い始めるが——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 17:01:37
76775文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:根暗の憂鬱日記
ヒューマンドラマ
短編
N0698IH
ーーこれは紫陽花にゲロの吐き喚く黒髪の友人の記録であるーー。
最終更新:2023-06-22 07:42:12
1757文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
公園から聞こえてきた泣き声が気になり、老婆は様子を見に行く。
そこには泣き喚く女の子とヒステリックに怒鳴りつける若い女が立っていた。
元幼稚園の園長である老婆は、この問題を解決できるのか?
そして、バアバとの約束とは何か?
意外な結末が訪れる。
最終更新:2023-05-22 10:58:02
3968文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
ウルトラブラック企業で働く新名アヤは、終電を逃してしまい、飲み屋で一人時間を潰していた。慣れない深酒をした挙句、泣きながら上司の愚痴をダラダラ話し出してしまうが、そんな彼女の話を黙って聞いてくれたのはアルベルトと名乗る男。
一夜明けて目を覚ましたアヤのことを男はニーナと呼び、自分たちはアルファとオメガの番であると言う。慌てて家を飛び出すも、そこはコンクリートジャングル東京ではなく、全く見知らぬ田舎町だった。
泣き喚くアヤを抱き締めて頭を撫でてくれるアルベルトは、自分
は聖人であり、アヤを管理する立場にあると伝える。アヤはニーナとしての自分の立場に混乱するが、なんだかアルベルトを見ていると妙な喉の乾きを覚えて……
泣き虫転生ヴァンパイアのオメガと聖人腹黒アルファの番は前途多難!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 22:07:12
64417文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:162pt 評価ポイント:130pt
アルド・トーラスは冒険者としての実力は確かなものだが、仲間と協力することができなかった。
それは魔王討伐まで考えてるアルドに比べて、他の冒険者は楽しく生きていければいいという意識の違いによるもの。
そんなある日、アルドは道端で寝っ転がっている聖女を見つけた。ボロボロの修道服に地鳴りのような空腹音が聞こえてくる。
「お腹が空きました」
ご飯を食べさせると一気に元気になった聖女オリヴィエ、アルドはご飯代を請求する為にバディを組んでクエストを攻略することを提案する。
そし
ていざ魔物討伐へ、と思っていたがオリヴィエは想像以上にポンコツでなぜか一人でやった時よりも疲れる始末。
「全く使いモノにならないじゃないかぁ!」
一日でバディ解散を決めたアルドだったが、オリヴィエが泣いて喚くのでもう少しだけ面倒をみることにした。
これはポンコツ聖女と英雄になりたい冒険者のコメディ成分強めの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 19:14:28
3772文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:78pt
公爵令嬢、セシーリア・ヴァインシュタインは極度のブラコンだった。
どこに行くにも兄の後をついていき、離れると泣くわ喚くわ両親にも手がおえなくて。
そんな妹に兄デュークフリードは常に優しく接してくれていた。
それが当たり前だと思っていたのだ。
そう、あの時までは。
それは、セシーリア七歳の誕生日。
来年には貴族院初等科に入学する。
日中もいつもお兄様のそばにいられる、と、希望を胸に迎えたその誕生パーティでそれは起こった。
主役はわたくしなのに。
なんで?
あの女、誰?
フローラ・マウアー男爵令嬢?
そんな女がどうしてお兄様のそばにいるの!?
セシーリアの前世は聖女ツェツィーリア
勇者アレクと共に魔王を倒した(封印した)のち、魔力枯渇を起こしているところを魔王の配下の手にかかり死亡。
このまま輪廻の輪に還るのだな、と、大霊に溶け混ざりあたしとしての記憶は消えてなくなっちゃうのだなとそう思ったけど、
諦めきれなかった。嫌だと。この恋を忘れたくないと、そう思っただけなのに。
どうして大好きだった恋人の妹として生まれてこなきゃいけなかったの!!
どうして! 神様!!
#######
七歳の時、前世の記憶が蘇ったわたくし。
前世聖女のあたしと恋人で勇者の彼。
でもなんで!?
よりにもよって大好きだった恋人がお兄様に転生してるの!?
ああ、もう、構うものですか!
お兄様だって構わない。
悪役令嬢になっても構わない。
わたくしのお兄様に近づく令嬢は、みんな邪魔をしてあげますから!
※【告白】から始まる恋物語《ロマンス》とは前世がパラレルな関係デス。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 19:43:48
13952文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:344pt 評価ポイント:264pt
魔法学園卒業を祝う第二王子主催の卒業パーティに参加したセシリア。しかし、王子は突然自身の婚約者でありセシリアの友人でもあるマリアに婚約破棄を言い渡した。覚えのない罪が並べられる断罪劇で突然王子の浮気相手である男爵令嬢の指輪が眩い光を発しながら爆発した。混沌に包まれる会場。次第に悲鳴は薄れていき光が収まるとそこには信じ難い惨状が広がっていた。訳のわからないことを喚く男爵令嬢、突然現れた不気味な男。とうとうセシリアまでも意識を失いかけたとき、彼女の祖母の形見であるネックレスが光
った。
次にセシリアが目覚めた時、なぜか彼女は四年前に戻ってきていて……!?
見事、逆行を果たした普通の令嬢セシリアが再び同じ悪夢を繰り返さないために奮闘する話
こんにちは、トン助です。なろうサイトにて初投稿させていただきました。
誤字脱字等があれば教えていただけると幸いです。また、趣味としての投稿となりますので不定期連載を予定しております。至らないことばかりですが、よろしくお願いしますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 16:00:00
11378文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
ミルフィーユ・アフォガードは虐めっ子が原因で婚約破棄されたけれど、実は正義の味方だった!?
この際、自分を馬鹿にしてくる血筋至上主義のおバカどもを懲らしめます!!
さあ!泣いて喚くのよ!!
最終更新:2023-02-27 19:11:44
27762文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:1612pt 評価ポイント:1184pt
「老婆のような白髪に、ちょっと賢いからって生意気な青い瞳が気に入らん!!よって婚約を破棄する!!せいぜい泣き喚くんだな!!」
「そうですか。わたくし、あなたのことを愛せませんでしたので、泣けませんの。ごめんなさいね」
理不尽な婚約破棄を受けたマリンソフィアは………
「うふふっ、あはははっ!これでわたくしは正真正銘自由の身!!わたくしの夢を叶えるためじゃないとはいえ、婚約破棄をしてくれた王太子殿下にはとーっても感謝しなくっちゃ!!」
落ち込むどころか舞い上がって喜んで
いた。
そして、意気揚々と自分の夢を叶えてお針子になって自由気ままなスローライフ?を楽しむ!!
だが、ある時大嫌いな元婚約者が現れて………
「あぁ、なんと美しい人なんだ。絹のように美しく真っ白な髪に、サファイアのような知性あふれる瞳。どうか俺の妃になってはくれないだろうか」
なんと婚約破棄をされた時と真反対の言葉でマリンソフィアだと気が付かずに褒め称えて求婚してくる。
「あぁ、もう!!こんなうっざい男、裸の王子さまで十分よ!!」
お針子マリンソフィアの楽しい楽しいお洋服『ざまあ』が今開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 11:00:00
95156文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:1836pt 評価ポイント:810pt
「俺は妖花が好きなんだ」
親友に電話で妖花のことが好きだと打ち明けられた俺は困惑した。聞いてもいないのに親友が好きだと告げた相手は今、俺の隣で肩に頭を載せて寝ているからだ。
「お前のことが好きなんだと」目を覚ました彼女に呟けば、彼女は「失恋確定」と合掌した。
悪質なストーカーと化した鬼を退治するべく、俺は動き出す。寮に戻った俺たちは、どこからともなく現れた親友と対決する。「よくも!僕の妖花ちゃんを手籠めにしたな…!」生まれた時から彼女は僕のものだと喚くあいつに、俺は淡々
と事実を述べる。
「僕の方が先に好きだったのに…!」騒ぐアイツに、とりあえず言っていいか?行動しなかったお前が悪いだろ。妖花の気持ちを考えられないから、うまく行かなかった。それだけだ。
言い合いの末、俺たちは勝利を収めーー
※
☆「僕の方が先に好きだったのに、他の男に取られた」(ジャンル BSS)の「他の男」視点となります。従来のBSSを求めている方には若干趣旨が異なる形となりますのでご注意ください。
☆簡単に言うと僕の方が先に好きだったのに僕の気持ちを知っていながら彼女と付き合うなんて許せないと発狂するストーカー男を成敗するあんまり性格がよろしくないカップルの話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 19:39:53
8651文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:1044pt 評価ポイント:816pt
公爵令嬢であるフローレンスは、国王の三番目の息子と婚約を結ぶ。が、初顔合わせで、すでに愛人を隣に座らせていた。三番目の息子に何一つ情を持っていないフローレンスは、認めてしまう。このまま結婚するのかと思うと、息子は、婚約破棄を言い出した。しかし、言い出したのに一向に破棄されない。それどころか結婚式まで挙げてしまった。なぜ出来ないのか分からない息子は喚く。
最終更新:2022-11-30 00:00:00
35011文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:10396pt 評価ポイント:8580pt
@wamekugoblinは 『喚くゴブリン』は超高位存在の魔女が、転生した世界をめちゃくちゃにしてしまった異世界人をゴブリンに変えて鳥籠に閉じ込めて一生見聞きした不思議な物語を書かせる世界観の下、プロットを呟くアカウントです。
最終更新:2022-11-18 00:04:16
64699文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
薄暗い森の中、小鳥の囀りよりも不気味な怪鳥ががぁがぁと鳴き喚く、人も住まない未開の地ー。
じっとしているのも暇だからわたしは日課として散歩する。
目的地もなくだだうろうろと歩くだけ。疲れたら適当に横になるだけ。だけどこの森から出ようとは思わない。ここはわたしには安全な場所だったから。
「そこの者!少し待つのだ!!」
突然の大きな声で散歩していたわたしはビックリして振り向いた。
反射的にその声のする方を見やると馬に乗った素敵な服を着た少年が居る。
なんかキラキラしてるなぁ~と一
瞬見とれてしまったけど…
うわーーーわわわーー
わたしはずりずりと後退りし充分に距離を取ってから腰を90度曲げて頭を下げた。
どこからどう見てもエライ人ってのが分かるから。
なんでこんな場所に人が居るの?
迷子になった?
頭を下げたまま声も出せずじっとしていると、彼はどうも馬から降りたらしく草を踏む足音がこっちに向かってくるのが聞こえた。
勘弁してよ…
わたしはドキドキ早くなる心臓の脈動に恐怖を感じ冷や汗を吹き出した。
「お前…何者だ?」
彼の鈴を転がすような声が聞こえた。
何者とはどういうこと?
わたしは一瞬何を言われたのか分からなかった。
「わ、わたしはノイといいます…」
緊張のせいか声がちゃんと出ず掠れてしまった。
冷や汗は止まることなく流れ続けて体もわなわなと震え始める。
「……ふぅ…何者かと聞いたのだが答える気はないのか…」
えっ?
わたしはわたしなのに…ただのノイとしか言いようがないのに…もしかしてわたしは化け物か何かに見えてる?
どうしよう…もう人にも見えない姿になってしまったんだきっと…
もう終わったのね…
わたしはこのままこの薄暗い森の中に打ち捨てられると覚悟を決めたら涙がとめどなく流れてきた。
頭を下げたまま地面の草に雨の様にぽつりぽつりと雫が零れる。
「顔を上げよ」
「はい……」
彼は泣いているわたしに冷たくそう言った。
わたしは鼻声で返事をし、涙を拭うこともせずゆっくりと顔を上げる。
わたしの視線が徐々に彼の素敵な白地の洋服の足元から腰元へと上がり胸元で固定される。
汚れ元の色を失くし長い年月で風化し始めたわたしの服と違い綺麗な刺繍が施された洋服ー。
わたしには一生縁のない素敵な服を滲む目で見つめる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 08:26:46
1878文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
これは三つの『ショウヒン』から成る物語。
一つは蜘蛛。
狂気を演じることはできない。
仮面は死が訪れた時に、必ず外れてしまうものである。
化粧は雨に打たれれば、流れ落ちてしまうものなのだ。
ゆえにこそ神は我々をこう呼ぶ。
道化師――ピエロと。
有象無象の愚民共よ。
命尽きる時まで踊り、歌い、叫び、喚くがいい。
それが賢明な行いだと、心の底から信じるのならば。
真に能ある者よ。常日頃から君子たらんと研鑽を積んでいる者よ。
望むなら、この籠(かご)を覗いてみるがいい。
さすれば
世界の真理に至る扉への道が、目の前に現れることだろう。
諸君等の旅が、実(みの)り多きものになることを私も望んでいる。
あなた様に、幸があらんことを。
一つは蝶。
多くの者は、才能がないことに苦しむ。
自分にしかできないこと。自分だけに与えられた役目を全うすること。
決められた道をただ歩くだけの人生――それはどんなに素晴らしいものだろう。
動物で例えるなら、孔雀。虫で例えるなら蝶。
彼等は美しさという、唯一無二の贈り物(ギフト)を持っている。
では孔雀は幸福なのだろうか。蝶は苦など知らずに一生を終えることができるのか。
有象無象の愚民共はそんなこと、一度たりとも考えもしないだろう。
私の疑問を笑い飛ばして、踵を返して自身の人生にさっさと戻っていくことだろう。
足を止めた者よ。世界の真理を追い求める者達よ。
どうか、この虫籠の中を覗いてみてほしい。
きっと諸君等を阻(はば)んでいる、閉ざされた扉を開くための鍵が手に入るはずだ。
理想郷への道は、すぐそこにある。
一つはひぐらし。
ようこそ。お疲れでしょう、ゆっくり身も心も休めてください。
ここがあなた様達が求め探していた場所です。
いかなる望みも、願いもかなえられる。
嘘など申しておりません。紛(まが)うことなき真実ですとも。
疑うならば、試してごらんなさい。
言の葉の力が、あなた様の願望をたちまち叶えることでしょう。
ただし、楽園にいらっしゃる方はあなた様だけではございません。
すぐに他の方々も集まることでしょう。
願いと願いが搗(か)ち合い、望みと望みが鍔迫(つばぜ)り合いを始める。
ええ、そうです。
あなた様が魂(いし)を持つ限り、争いから逃れることはできません。
さあ、いかがいたしますか?
あなた様の選択――見届けさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 18:04:03
142324文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
公爵令嬢、セシーリア・ヴァインシュタインは極度のブラコンだった。
どこに行くにも兄の後をついていき、離れると泣くわ喚くわ両親にも手がおえなくて。
そんな妹に兄デュークフリードは常に優しく接してくれていた。
それが当たり前だと思っていたのだ。
そう、あの時までは。
######
「セシーリア・ヴァレンシュタイン公爵令嬢よ。わたしは今からそなたを糾弾する!」
シャルル・ド・カロリング王太子は大勢の来賓客の前で、そう声を張り上げた。
今日は貴族院の卒業パーティ。ちょうどシ
ャルル殿下が卒業されるというそんな時。
悪役令嬢として王太子に断罪されそうになったセシーリア。
でも、ちょっとその断罪は的外れで。
だってわたくしが邪魔をするのはお兄様に言いよる悪い虫に対してだもの。
その令嬢を王太子殿下がお好きなら好きにすればいいですけど、彼女、うちのお兄様にちょっかいを出していたんですからね!
#######
七歳の時、前世の記憶が蘇ったわたくし。
でもなんで!?
よりにもよって大好きだった恋人がお兄様に転生してるの!?
ああ、もう、構うものですか!
お兄様だって構わない。
悪役令嬢になっても構わない。
わたくしのお兄様に近づく令嬢は、みんな邪魔をしてあげますから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 19:59:29
4082文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:588pt 評価ポイント:516pt
ある日、私は余命宣告を受けた。
己の死を自覚した私は、恐ろしさに泣き喚くでもなくただ笑っていた。
自分らしく、生きるために。
笑顔の私を、あなたに覚えていて欲しいから。
どうか、あなたも笑っていて。
笑顔のあなたを私は覚えていたいから。
最終更新:2022-04-03 13:04:54
9957文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:148pt 評価ポイント:122pt
化け物になってしまった臆病な僕。
泣きわめいて今更、気付いたんだ。
この話は
「泣く喚くのは、滑稽なショーの後で。」
に登場する化け物の話です。
最終更新:2022-03-20 12:00:14
348文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
臆病者の滑稽なショーをお楽しみ下さい。
最終更新:2022-03-18 23:16:05
3976文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
『寝技』スキルを極め「関節技で竜を絞め殺した」トラリオン・ボルタ。しかしアラフォーになり体力気力ともに衰えると、冒険者ギルドを追放されてしまう。
「3号(リス)を預かってくれ」仕事代わりにと魔導兵器開発局の魔法師から託されたのは、暴れる謎の少女、リス・チュチュリアだった。トラリオンは荒ぶるリスをあっさり鎮圧。渋々ながら同居生活を始めることに……。素行の悪さに手を焼きつつ、トラリオンはリスと次第に心を通わせてゆく。鍛練と冒険の日々は、居場所の無いリスにとって賑やかで楽しい日常へ
と変わってゆく。やがてリスの秘められし力、最強スキル『竜喰らい』が覚醒。運命の歯車が回り始める。次々と襲来する刺客たち。それはリスと同じ――魔導人造生命体としての宿命を背負った少女たちだった……!
「最強スキル? 知るか! リス、お前は人並みの幸せを掴みやがれっ!」
闘いと日常を繰り返しながら、二人は「本当に大切なもの」を見つけることができるのか――。
【お楽しみポイント】(本作のオススメ★)
★オッサンのスキルが渋い『寝技』、関節技を駆使して魔物や敵を絞め殺すぞ!
★リス・チュチュリアは生意気なメスガキヒロイン、教育的指導が必要だね♪
★オッサンには夜だけ活動する怪しい「嫁」がいる。リスには手を出さないよw ハーレム嫌いなみんなも安心だね!
★過酷な運命に翻弄される……かに見せかけて師弟コンビで粉砕!「ざまぁ」するぞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 15:35:32
310747文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:430pt 評価ポイント:236pt
如何わしい知恵熱を注がれて、不遇の無数を喚くなら、沈黙に冷たく沈もうとも、不通の愚集の一でいい。
キーワード:
最終更新:2021-12-26 13:00:00
2027文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:鮭が好きな人間
ハイファンタジー
連載
N9212HH
今まで何千もの人間を食らってきた狼男は、ある満月の日に赤ん坊を拾う。
自身の中に芽生えた小さな小さな好奇心から、彼はその夜から300回目の満月の夜の食事として、「それ」を育てることにした。
せいぜい鳥たちのように餌を与えるくらいでいいと思っていたら大間違い。それは何を食うかも分からず、腹が減れば聞くに堪えない声で泣き喚く。そのくせ心身ともに成長は遅く、狼男は「それ」に振り回される日々を送るのだった。
人を愛し、人を憎み、人を食らう狼男と、偶然拾った小さな生命との間で紡がれる、
些細で儚い、いつかの日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 00:42:53
4943文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ネオ・ブリザード
現実世界[恋愛]
短編
N8055HI
俺の名は『夜更歌詞尾(よふかしお)』
六畳一間のアパートに、ひとりで暮らしている二十歳の大学生で、家賃と学費を稼ぐために、近くのファミレスで週六日でバイトしている。
……お陰で、勉学に励むのはいつも深夜になり、平均睡眠時間は三時間を下回っている。
くそ……! 困難じゃ……じゃなかった、こんなんじゃ、勉強も覚えられないし、バイトにも身が入らないぜ!!
「政治家(せいじや)さんよお!! もっと俺達の事を考えてくれよお!!」
ある日、へとへとになりながら
帰宅した俺は、突如噴き出した怒りを、どこぞにいる政治家に対してぶつけるように天井に向かって喚くと、その日は勉強する事を諦め二十三時に就寝する事にした。
「明日のシフトは……八時から三時までか……」
俺は画鋲で壁に貼り付けたバイトのシフト表を確認すると、死んだゾンビのようにぐったりとしながら布団に潜り込み、直ぐに意識を飛ばした。
……次の日、俺はスマートフォンの着信音で目を覚ますこととなる……
これは、以前投稿した【朝起きて、時計を見たらもう遅い!! 始業時間が四時間も過ぎている!!】を、【なろうラジオ大賞3】用に1000文字リメイクし、再投稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 16:26:47
1000文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:28pt
小劇場で、楽しくなる。
有名じゃないーー歌い手の独り言です。
最終更新:2021-11-09 00:28:09
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「つまり、あんたのリザ様は死んだわけじゃ無いんだろ? だったら、アンタに出来ることをやれよ」
突然に姿を消した女神リザ。彼女を想い嘆き泣き喚く神の御使を放置できる程、私は人でなしではなかった。凄く、面倒だけど……。
緑川 緋乃は、ある日突然自宅に現れた白蛇によって着の身着のまま一人異世界に放り出される。神の御使と自称する白蛇に導かれて異世界転移の原因となった女神リザに会いに行くも、緋乃に力を与えてリザは姿を消してしまった。
心底面倒だと思いつつ、白蛇のシオと共に
リザの復活を目指すが、ないない尽くしで異世界ライフは思うようにはいかず、試行錯誤を繰り返す毎日。
そんな中、緋乃は一人の貴族の青年に出会う。
「娘にならないか?」
「(お前、私より若ぇだろ!!)」
青年の導きで魔物を狩るギルドへ登録し、彼と親しい異世界の住人達との出会いが二人の活動を加速させる。
金策にお茶を作ってみたり、魔物と戦闘したり、貴族や王族と接触したり、貴族の養女になったり?!
後にあり得ない非日常は宗教対立にまで発展?!
何も知らされないまま、シオの思惑に振り回される緋乃は、果たして、リザを復活させる事ができるのか!?
そんな感じのお話です。
基本、不定期更新です。
始めての投稿作品になりますので、生ぬるく見守っていただければ幸いです。感想、レビューはウェルカムです。軽い気持ちでどうぞ。
更新報告はTwitter(@hajime340)にて。
雑多なアカウントなのでフォローする際は注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 20:52:17
355504文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:233pt 評価ポイント:101pt
作家はある日、爆発した
もう書けないし、きっと見棄てられる。
スランプで喚く作家に、お手伝いさんは優しく言うのです。
※カクヨムで一日一作SS更新中の『百花繚乱』(https://kakuyomu.jp/works/16816452220371917465)のうちの一作です。
最終更新:2021-07-30 08:00:00
1071文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
人間は何の躊躇もなく、豚や魚を食う。それらに命があることや家族がいることなど知りもしないで食らい尽くす。
なのに何故、いざ自分たちが餌側に回ると喚くのだろう、反逆を起こすのだろう。
豚や魚が反撃しないのをいいことに、自分が生きながらえるための栄養を摂取しているのに、何故自分たちには抵抗する権利があると思うのでしょう。
ヴァンパイアに両親を殺されたヴァンパイアハンター、御剣千里。
人間の血を吸うことを拒絶するヴァンパイアの王子、リギル・ヒスタリア。
これは悲しい物語。互
いを憎むことしか出来ない私たちが描く、終焉のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 03:09:00
63334文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
ズルいズルいと喚くだけの弟妹。
僕達は何かズルいことをしたでしょうか?
いいえ、君達が勝手に先走っただけです。
困った弟妹を持った王子と侯爵令嬢が、それとなーく夫婦になるまでのお話。
「いーらない」「あーげない」
最終更新:2021-05-05 18:10:01
6739文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:10650pt 評価ポイント:9532pt
仕事とゲームのやりすぎで無自覚廃人症候群から重度の糖尿病診断を受けてしまった主人公。
医者は彼に告げる。このままだと失明する恐れがあると!
ゲームと仕事以外しか生きるすべがない彼は自暴自棄になってしまう。
俺になんの罪があるのかと嘆く、喚く、騒ぐ!
自己喧噪の後に待っていたのは文字通りに後の祭りだった。変異する体。受け入れがたい現実。
いや、今のリアルな現実ですらそれは自分が望んでいたものだったのか?
誰にでも?訪れるかもしれない超憶測的小説。の予定です。
最終更新:2021-03-31 19:05:41
10928文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
俺は学校で昼食を食べてたら、急に女神の不手際で異世界にとばされて。しかもとばされたのがダンジョンで。
そして、その異世界で、邪神と使えねースキルと交換して、全魔法を使えるようになった。
と、思ったら使えるほど魔力がないじゃんふざけんな。
それでも俺は異世界で幸せを探したいのに。
邪神に力を与えたと女神が殺そうとしてくる。
もとはその力は自分が与えたと喚く女神。
俺がもってたから俺のでした。今は邪神のものなのでお門違いです。
いつか、女神を倒して俺は元の世界に帰るんだ。
最終更新:2021-01-04 20:26:36
1918文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
村の外れには大きな森があった。その森には多くの生き物が生息している。その森のことを村の人は「未曾有の森」と呼んでいる。
この森の生物は凶暴で、入った者は無事には帰って来れないという。
ある日のことである。術校に行った子どもが夜になっても帰ってこなかった。村全体が総動員で探すも見つからず、探していないのは「未曾有の森」だけとなった。しかし、森には誰も入ろうとはしない。泣き喚く母親を見た父親は森に入ることを決意した。
装備を整え(とても小さな村のためそこまで丈夫なも
のではない)父親は森へと入っていった。
しかし、子どもどころか父親も帰ってくることはなかった。そしてその3日後、母親は自殺した。
10年の時を経て、その家族の子どもである「竜崎 天」が姿を現した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 21:53:20
369文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日の真夜中に起きた
衝撃的な実話です
喚く母...その直後に...笑
最終更新:2020-11-07 22:19:37
210文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
十歳の誕生日を境に、アリシアの世界は一変した。駆け落ちした姉王女、喚く父王、……姉の代わりとして押しつけられた姉の婚約者。十歳上の婚約者はニッコリ笑った。「末長くよろしく、婚約者殿」
七年後、結婚してから二年が経ったアリシアは子どもが出来ないことを理由に夫である国王に愛妾を持つことを進めて距離を置こうとするが、同じタイミングで祖国が不穏な空気に包まれ始める。
芯の強い女の子が年の差婚をして、すれ違いまくった末に幸せになる……という、あるあるを書いてみました。
最終更新:2020-09-08 00:00:00
40797文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:0pt
泣いて、喚いて、怒って、拗ねて、傷ついて生きていこう。
最終更新:2020-09-03 02:20:53
248文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
強気なスラム住まいの少年を、少し変わった貴族のお嬢様が従者にする話。
最終更新:2020-08-16 19:30:15
6983文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:164pt 評価ポイント:144pt
元治元年、冬。ひとりの小僧が新選組の仮屯所に駆け込んできた。「おいらの姉ちゃんを返せ!」。聞けば浅葱色の羽織を纏った男が姉を肩に担いで走り去って行くのが見えたのだと言う。喚く勝太に副長の土方が提案したものが──。
この物語は史実を元にしたフィクションです。実在の人物、団体、その他とは一切関係ありません。
※「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2020-08-12 07:20:23
17095文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:あーきとれーぶ
ハイファンタジー
連載
N0083ED
「勝利条件は私を殺すことです。一回だけでは駄目ですよ」
突然背後からぬいぐるみから話しかけられる。男性の機械音声だった。古いカーナビで使われていたように、意志がこもっていなかった。
そんなことより、彼女は早く元の世界に戻りたかった。
夏休み直前のことである。徹夜していたリサは目を覚ますと白色空間にいた。Tシャツと短パンの寝間着姿。訳もわからず、彼女は草原に放り出されてしまう。
それがゲームの始まりである。黒洞々たる夜だった。
泣くな、喚くな。しゃべるだけ無駄、遊び
じゃないの。
神様の力を手にした女子大生はちょっとだけ歪んだ世界で旅をする。
生命賛歌のダークファンタジー小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 21:37:12
477975文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:1060pt 評価ポイント:458pt
ルートヴィヒは平民である。平民は調子乗るなどあってはならない。気位の高い貴族の子息が多く属する双錬騎士養成学園にて特待生として注目を集めた結果は孤立であった。
このままでは試験を受けることすらできない彼に巡ってきたチャンスはある転入生。しかしその転入生はかなりの美少女であると同時にかなりの問題児で……
「よし、俺とついでにお前のことバカにしたやつら全員泣き喚くまでぶっ飛ばすわ。いい相棒だろ? 感謝しろ」
「頼むから大人しくしてくれ!」
この作品はノベルアップ+様にも投稿してい
ます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 01:00:00
30235文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:37pt 評価ポイント:29pt
世界を救った勇者の子孫たちが王より高い地位を持ち、支配した時代。
傍系ながら功績を挙げていた母親を妬ましく思った直系に殺された過去を持つ
那奈部 斎々(ななべ ゆゆ)は、亡き母が残した英知の結晶<ソフィア>と共に、
勇者に悪を下す。
「あなた方が自分が正義と喚くなら、私はあなた方から見て悪を下そう」
真の勇者の物語が幕を開ける。
最終更新:2019-06-07 21:40:51
2743文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
瞳に奇妙な力を持つせいで周囲から嫌われているレイシアは婚期を逃していた。王女だというのに!毎日毎日引きこもりの生活を送っていたところ、婚約者候補と離宮にて同棲生活を送れと勅命が届く。しかもお相手はレイシアの唯一無二の親友で脳内錯乱女と名高いヴィオラの弟、イアン。
ちょっと待て!この常に頭のネジが一本外れている遺伝子を持つ弟とか無理でしょ!
喚くレイシアをよそに、脱•王女独身!を掲げた大人たちの計画は粛粛と進行してーー⁉︎
引きこもりの年上好き、皆から超がつくほど嫌われ者の王女
レイシアとキラキラ眩しいクールな年下男子イアンのギャグ満載お見合い同棲ラブコメディ!
★2017/8/24 第二部書き始めました(遅筆)★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-27 17:51:59
137554文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:168pt 評価ポイント:40pt
招待された侯爵家のパーティーの途中で、声高々に婚約を破棄しろと言って来たのは婚約者である第一王子の側近を名乗る子爵子息だった。
私よりも身分が低いのに侮辱するとは、馬鹿なんですかね?
それに、あの優秀な側近たちを差し置いてこんなのを側近に据えるほど、殿下は愚かではございませんわよ?
必死に喚く低脳馬鹿、後ろで震える聖女サマ、なぜか同調しだす周りの貴族・・・
ちょっ、聖騎士まで来るとか聞いてませんわ!
公爵令嬢、エルネスティーネ・フリートベルクの危機、100年後にアニメ製
作決定!
まあ全部嘘なんだけどねっ!(内容的には合っています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-03 12:00:00
8119文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:712pt 評価ポイント:422pt
今ヒーローがここに見参する!!
ゴミ拾いのヒーロー太郎はある日、猫を拾い上げた。名前はサンと名付けた。
そしてそのサンは子どもを連れてくる。名前は陽。
太郎の下で三人は暮らすことになる。
三人が映画館に行った日、ヒーローが姿を現す!!
映画館の中で喚く男を成敗したのだ。
男と一緒にいた女性はありがとうと言うのだった。
またある日、サンと陽がいなくなった。風が吹き荒む中、太郎は探しに出かけることに。
と、そこに現れたのは映画館で助けた女性だった。
女性が言うに
はサンと陽は暴力団に捕まったのだという。
痛快(嘘)スペクタクル(嘘)アクション(一応ある)が今ここに紡がれる!
太郎はサンと陽を救い出せるのか!?
乞うご期待!!(注意:こんなテンションではありません)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-27 21:56:31
4391文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:27pt 評価ポイント:21pt
前触れなく起こった日本を覆う大津波。空を見上げれると、魚が優雅に泳いでた………。
幻夢のような大規模な人間革命から数十年が経過した現代日本にて、今日も今日とて、警察には頭を抱える案件が増加した。
『赤ちゃんが空を飛んでいる』
『喧嘩現場が炎と氷と化している』
『泣き喚く中二病がいる』
何故か人に侵食した異能世界。
お手上げ状態の警察とは裏腹に、路地裏にひっそりと佇む”何でも屋”があった。
そこに尋ねた最大限のマイナス要素を持つ少女と、最大限のプラス要素な陰キャラが引
き寄せる物語は………ギャグマンガ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-07 15:04:51
2958文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:飛びかかる幸運
ハイファンタジー
連載
N4462DS
魔導大帝国イシリス、建国以来最大の汚点。恥晒し。面汚し。数々の不名誉な二つ名を持ちながら、歴代最高の称号 “ 魔導帝王 ” を得たこともある、魔導大帝国が帝王の嫡男、王位継承順第一位である王子ハイデルト。
彼は人族最強の魔導師だったが、最低最悪の変態でもあった。
彼がこの物語の主人公? いや、違う。
じゃあ何故そんな話をするのかって?
俺が転生で成り代わった器が、その変態野郎だったからだよ!
20歳の誕生日パーティで、泣き喚く紳士淑女全員を、魔法で強制的に全裸にした上で輪
舞を踊らせた?
狂ってる! 正気の沙汰とは思えない!!
そんなことしたら肉親からも殺意を向けられて当然だろ!
誰がその罪を引き継いで生きると思ってんだ!?
そうだよ! 俺だよッ!!
※主人公にとってはかなりのハードモードなので、読む際はご注意ください
※試験的な作品です。不定期更新ですが、よろしくお願いします
※「カクヨム」「ノベルバ」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-06 13:45:00
206819文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:3725pt 評価ポイント:979pt
作:greed green/見鳥望
その他
完結済
N6942ES
文化祭での大トリのバンド演奏を控えた当日、僕と横暴で嫌われ者の寺谷部長は学校へ向かう電車に乗り込んだが、その電車で人身事故が発生する。
「なんで今日に限って事故なんて起きんだよ!」
喚く先輩の横で、僕だけが知っていた。
この事故は、偶然ではなく必然であると。
最終更新:2018-05-01 21:00:00
13443文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:39pt 評価ポイント:33pt
検索結果:74 件