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検索結果:43 件
1
阪神淡路大震災の発生。
1995年1月17日 5時46分。
あと1年もすれば30年の節目を迎える。
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まず光を失った。
そして時間を見失い、床はない。
動きを封じられ、安全も情報もなかった。
日常生活や生命活動を維持するために必要な命綱。
生命線を意味する「ライフライン」も全て失った。
「ライフライン」は1995年のこの時に産まれた言葉だ。
戦後未曾有の震災による惨状が失わせたもの、それがこの概念を産み出した。
場は時間経過に従って悪くなる一方だ。
死や怪我
や瓦礫は容赦なく増え続けていく。
まず生死を分けたのは空気の有無。
阪神淡路大震災の死因で最も多く占めたものは圧迫による窒息死。
その命綱である空気ですら、後に生命を脅かしていく存在となった。
その後、空気による5つの攻撃が容赦なく被災地を襲っていた。
・寒さ
・乾燥
・インフルエンザ
・アスベスト
・火災の煙
幸いなことに、風は強くなかった。
もしここに6つ目の攻撃、火災時の強風が加わっていたら為す術もない。
日常では何気ない自然のちょっとした機嫌次第で人間は簡単に翻弄される。
死を免れたとしても、その場にいれば「いつ死んでもおかしくない」。
被災者とは「死と隣り合わせの場で生き残これた者」とほぼ同義だ。
----
2024年の奇しくも正月。
能登半島で震度7が観測される大震災が発生した。
2011年の東日本大震災の頃より更にSNSが一般に広く浸透した。
震災とセットで飛び交う流言飛語か否かの判断材料になれば幸い。
実体験からの情報に触れる機会が一つでも多くなることを願い、ここに記す。
時代も場所も違えど、共通点は多い。
同じ正月に起こった1995年の大震災では、どういう状況に陥ったか。
日常と非日常を比較して、覚えている限り残しておこうと思う。
まずは今年で29年目となる震災祈念日によせて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 23:15:50
3234文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:名無之権兵衛
ローファンタジー
完結済
N6860IM
毎日7時、19時に投稿!!
————————————
一人の少女は思う。
名前は人生を照らす道標だと。
一人の〈最強〉は思う。
名前は二度と離れ離れにならないための命綱だと。
一人の男は思う。
名前はその人に合わせて輝くものだ。
一人の刑事は思う。
名前なんて人を識別するための記号に過ぎないのではないか。
そして、一人の少女は思う。
名前なんて——いらない。
感想、誤字脱字がありましたら、お気軽にコメントください。
また、カクヨムでも活動しているので、よけ
ればそちらもどうぞ。
〈注〉
この物語では犯罪に抵触する行為や、一部の人間に愉悦を与えかねない描写がありますが、
決して犯罪やその他の残虐行為を推奨するものではございません。
同時に、この物語に登場する人物・団体はフィクションであり、実在のものとは一切関係がないことを、ここに明記いたします。
作者情報
大学卒業後、高校教師の傍ら執筆を続ける。32歳で作家デビュー。軽快な文章と、独特なキャラクター、加えてその中から垣間見えるテーマが評され、40歳でエドモンド文学賞を受賞する。初期にはコメディ色の強い作品が目立つが、五十を過ぎた頃から宗教に関する文学作品を多く発表する。その描写と洞察が評され、64歳でナーベル文学賞を受賞。代表作に「月の鳥——地上編」、「最っ高に面白い物語」、「What's Done Is Done」などがある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 19:00:00
98580文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
働かなくてもよくなった。ゲームの世界の世界に依存して、現実が曖昧になってきて、それでもいいかとファンタジーを過剰摂取する。一応、現実への命綱も用意してたけど、なんだか現実に引き戻されるのも嫌になってきた。
そんなあたしに、ファンタジーな声が響いた。
幻聴ではない。
だって、目の前でファンタジーが笑ってるんだもん───
最終更新:2023-10-01 21:22:20
72859文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:30pt
「攻撃力24?低すぎだろ使えねぇ。マジでいらねぇわこいつ」
ダンジョン内でもいじめられていた俺。
ついに
「ダンジョンで死ぬか?」
とまで言われてしまい、我慢の限界を超えた。
隠していたスキル【ステータススワップ】を駆使して、自分の攻撃力24といじめっ子の攻撃力455を入れ替える。
その結果を見て呆然としているいじめっ子に俺は聞いた。
「なぁ、おい。攻撃力24の気持ち教えてくれよ。ここで死ぬか?」
一瞬で完全に俺といじめっ子の立場は逆転することになった。
その後
俺は同じクラスの美少女3人組のパーティと合流して「時雨くん(俺の名前)を虐めるようなクズのパーティに置いていけない」と言ってくれて俺は美少女3人組と行動を共にすることになる。
そして命綱だった【攻撃力】を俺に奪われたいじめっ子たちはダンジョン内で……
その後もいろんな奴とステータスを交換していく時雨は世界中から見直されていく。
そして世界最強の冒険者と成り上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 23:10:54
9660文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
リンツには秘密がある。自分に触れた相手の思考に染まってしまうのだ。相手の思考に支配されている間、自分の意思はどこかへ消えてしまう。
彼の思考を奪わない唯一の相手がサイラだ。理由はわからない。
リンツにとって、サイラは命綱とも言える存在だ。彼女は彼の秘密を知らずに付き合っている。
そして、彼女は奔放な女性だった。
最終更新:2023-08-25 21:25:01
6726文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
最もパーティーの中で注意しなければならない役職、それは回復職。
パーティーの継戦能力の要でもあれば、命綱でもあるヒーラーは、
一つ誤れば、パーティーを全滅させる役職なのである……
最終更新:2023-05-22 16:00:56
6057文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:50pt
環境の変化が激しくて。そのうち慣れるといいと思いつつ、今はまだささやかな逃避が命綱です。
最終更新:2023-05-07 20:11:46
201文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
人生は綱のようなものである。苦しみを感じなければその綱を持つ手は苦しくならないが、苦しければそうはいかない。綱を放したら死ぬので、痛みに耐えながら死なないように、その綱を握りしめておかなければならない。
最終更新:2023-04-27 00:00:00
1691文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
レイラ・ダルトン子爵令嬢は、領地の特産品をなんとか広めたく乗り気ではない夜会に参加をしていた。そこで令嬢同士の優雅ではない場面に遭遇し、見逃すのもあんまりだろうと慣れぬ人助けをすれば、そこに突然王太子とその婚約者、二人にとって幼馴染みであると同時に国内最強と謳われるセス・ラザフォード侯爵が現れる。初対面であるにも関わらず、そのまま有無も言わさず別室に連れて行かれたレイラであるが、突如侯爵は号泣し始めた。
「繰り返しの日々の中で、初めて君という異物に出会えた! ありがとう!!
」
「ーーは?」
非業の死を遂げる幼馴染み二人を救うために死に戻りを繰り返している侯爵に、レイラは勝手に命綱認定をされてしまう。どうにかして逃げ出したいものの、まるでそうあるべきと言わんばかりに事態はレイラを渦中に引きずりこんでいく。そこかは抜け出すにもう、侯爵の願いーー王太子と婚約者を今度こそ救い、幸せな未来を歩ませ、彼自身には安らかな最期を迎えてもらうしかない!
こうしてレイラの、未来を掴んで終わらせるための奮闘の日々が始まった。
※序盤に少年漫画程度の残酷・流血描写があります
※日陰程度の鬱展開もありますが、原則コメディーです
※ゆるっとした設定なのでふわっとした感じで読んでいただけたら嬉しいです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 21:42:09
54790文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:1346pt 評価ポイント:686pt
死にたがりの命綱をいつの間にか握っていた。
自分がこれを手放せばおそらくあの人は死ぬのだろう。
死んで欲しくなかったからその縄を離さなかった。
だけど、あの人がもう生きていたくないというのであれば自分にこれを握り続ける資格はない。
生が苦しいのは知っている、死がある意味救済となり得ることも知っていた。
だから、心の底からそれを望んでいるのであれば、自分だけは笑って見送らなければならない。
だけどどうしてもその縄を手放せなかった。
どうすれば、そう思った私の視界
の端に先が尖った石がうつった。
それを左手でしっかりと握り締めて、振り下ろす。
痛みに笑う、こんなに痛いのに縄を手放せない自分に笑う。
きっと抉って抉って千切れてしまったとしても、自分は石を放り捨てて左手でこの縄を掴み続けるのだろう。
そうしたら次はきっと左手を噛みちぎって、それでもきっと縄は離せない。
だからきっとこれは持久戦で、緩やかな自殺になるのだろう。
不甲斐ないことに自分は死んでしまうその時まで、あの人のことを手放せないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 21:17:26
4299文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:40pt
ハゲオヤジの除霊師が皆様に伝えたいことがあるそうです。
ちょいギャグ&ちょいホラー
最終更新:2022-02-17 08:01:38
2403文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
頭でっかちに、なりがちではありませんか?
後先も考えない、がむしゃらさを笑いますか?
最終更新:2022-01-21 00:00:00
340文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
命綱と探照灯を失って、私は、自分が発見し、誰にも知らせずに単身探検行に乗り込んで来た水中洞窟の直中で、真の暗闇にたった一人で閉じ込められることになってしまった。出口を求めての悪夢の様な盲目行が始まった。光を喪い、道を見失い、実体を持っているかの様な濃密な闇が齎すパニックと空想とに次々に襲われ乍らも、何とか帰路を探り当てようと踠く私は、しかし何故か何かに取り憑かれた様に、更なる未知の深部へと向かって破滅的な潜水を続けて行く。その先に待ち受けているものは何か。何故、私はこんな愚
行に乗り出して来てしまったのか。疑念と後悔に彩られた無力な私の選択肢は、疲労と共に次第に狭まって行く。そして水中の驚異の光景を求めての筈だった冒険は、次第に想像もしなかった神秘と恐怖の開示へと私を誘って行く………。光の絶たれた前人未到の深淵の底で、私が見たものとは………! 人界から隔絶した閉塞的な限界状況下での孤独な冥界下りの記憶と形而上的な文体が妖しく交錯する怪異幻想譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 17:25:17
68797文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
勇者召喚職であるライは、その名の通り勇者を召喚する仕事に就いている。ノーステイル王国は勇者の力無しじゃ持ち堪えることが出来ないほどに困窮しているので、勇者召喚だけが命綱。
これは、勇者召喚職、ライの生活の一部である。
最終更新:2021-04-06 18:00:00
8618文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
とあるダンジョンの片隅に、誰がどうして置いたのか不明ながら、なぜか『自動販売機』が鎮座する部屋が現われて、いつの間にやら冒険者たちの命綱に、そして憩いの場所へとなるのだった。
最終更新:2021-03-12 10:10:52
34461文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:986pt 評価ポイント:608pt
崖に近づくのは誰であろう命懸け
最終更新:2021-02-08 20:41:09
299文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
松田 尚昌は、ゲームの最中、唐突に召喚された悪魔から、今、この世界に大変なことが起きていることを知る。
いち早く知る事が出来た尚昌は、生き残るため、身体を徹底的に鍛えようと心に決める。
鍛えていく中で、己に新たな力が宿っている事に気づく。
自らの兄弟や近隣の住民は、引き籠もっている尚昌を影で叩くが、尚昌が、大災害から救ってくれる唯一の命綱である事を、彼らはまだ知らない。
初心者が書いてます。主人公は、終始1人です。仲間は、悪魔のみ。ヒロインも、いません。
最終更新:2021-01-21 21:09:40
3019文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
拡張現実(AR)技術によって、魔法のような科学が現実となった世界。
スマホのバッテリーを命綱に、学業の息抜きとして命賭けない殺伐サバイバルゲームに和気藹々と興じては小銭を稼ぐ日々。
ある日、そんな日常に目をつけられてプロARゲームの世界に傭兵として雇われるようになり……?
VRMMOが科学の力でなんでもアリなんだから、現実だってなんでもできていいじゃない。
拗らせ系エセサイバーパンク戦闘活劇、開幕。
最終更新:2021-01-20 04:48:23
9942文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日地球の山岳地帯に不時着した宇宙船、船内には2体の生命体が乗っていた。
宇宙船には再び飛び立つだけの燃料は残っておらず、地球の大気も彼らには適さず猛毒となる。
彼らの命綱の生命維持装置にも時間制限が迫る中、極めて確率の低い賭けに彼らは出るのだ。
最終更新:2021-01-09 13:25:50
30743文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
1と5の対立と、それを見る3の大陸。
この大地、『カタリナ』は数百年前からこう呼ばれている。
………らしい。
実際にその時を見た訳では無い、そして俺が生まれた時には既にその時は終わっていた……太古の昔に。
今では既に、その言葉のみが残り……それ以外の全てが風化し忘れ去られた。
そんな世界に俺を呼び込んだのもまた、今世界から消えつつある少女だった。
俺は不本意ながら既に歴史と成り果てた彼女を繋ぎ止める命綱となってしまった。そう彼女に作り出
された。
意味を持って産み出されたのなら……その役割を全うするべき彼女もそうなると思っていたようだ。
だが、物作りとは上手くいかない。
極力物として完璧に仕上げようとしても、どうゆうわけか不出来なものは出来てしまう。
生まれ変わり、記憶を無くし、姿が変わろうと………俺は物ではなく、俺だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 07:00:00
14743文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
唐突な死を迎えた腐女子の矢追 好子(やおい よしこ)は特技が何もないと決めつけてくるお役所仕事の天使にガチギレし、「どんなカップルもハッピーエンドに導ける!」と豪語した結果、とある女神が趣味で作った世界に転生させられ、そこであらゆるカップルをハッピーエンドに導くこととなった。ハッピーエンドに導けなければどうなるか……命綱を握る女神に微笑まれながら挑むその世界は好子が苦手なオメガバースだった。男どもを必ずハッピーエンドに導くため頑張れ好子!
最終更新:2020-10-19 00:21:06
8819文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
ここは幻想世界。モンスターがいて、ダンジョンがあり、そこで生活する人々がいる。
後衛系基本職『調合士』の女の子『ルー』が、職能に付属した『加護』の効果のためだけにチームで働かされ、用が無くなると追放されてしまう。ドロップアイテムが良くなる効果は一年間限定で、もうその期限の最後の一日。一人きりになった彼女が稼げる先は、しかしダンジョンしかなかった。期限ギリギリだが、稼がなくてはならない。明日への糧を得るだけではなく、目標のために。
最後に得られるのは、果たして未来か幸運か…
…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 18:10:33
41408文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:26pt
記憶喪失の青年、ロイザは謎めいた少女と共に暮らしている。自分の魔法で地面に埋まったりしながら楽しく暮らしていたけれど……
繋いだ鎖、消えた過去、蝕む代償、命を削り魂を捧げ。--それでも、彼は家族の幸せを願った。
小さな約束、つめたい指切り、少女の記憶の中の夢を描き。
--でもやはり、彼女は見捨てられなかった。
*記憶喪失の青年と謎のロリがほのぼの暮らしたいね、そうだよねーって話です。
*神秘世界シリーズ第6弾。すこしだけ第五弾こと「翡翠の海と黄金の月」と関連があり
ます。
*あとがき兼裏設定補足が活動報告にあります。
*多少のカニバリズム描写があります。お気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 12:00:00
18324文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:54pt
天から垂れる蜘蛛の糸。
それは唯一の命綱か。
それとも愚かと嘲笑うための罠か。
どちらにせよ糸を掴んだ者以外、その答えはわからない。
そしてどちらかを選んだ時、物語は再び動き出す。
ゆっくりと、ゆっくりと――――
※エグい表現を多用してます。苦手な方はご注意ください。
最終更新:2020-06-03 08:38:15
25402文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
フレスニア帝国の辺境、ブーケリッツ伯爵領。ここにはおよそ200年前、ときのブーケリッツ家当主が発見した巨大な迷宮である「ブーケリッツ大洞窟」――通称〈大迷宮〉がある。
〈大迷宮〉はながらく地元民(迷宮狩人)にとっての猟場となっており、ブーケリッツ伯爵家は彼らと協力しながら大洞窟の探索を行った。大洞窟に生息する生物から採取できる〈魔石〉は、優れた燃料となるためだ。
やがて魔石採取を目的とした〈冒険者〉がブーケリッツ伯爵領に集まるようになり、また領内では魔石を用いた新しい機械
も発達し始めた。魔石の需要は伸び続け、冒険者はさらに集まり――そして無視できない数の遭難者を出すようになった。
この問題に対し、魔石の安定供給こそが領地経営の要と判断したブーケリッツ伯爵は、遭難した冒険者を救助する専門の機関を設立。ここに、ブーケリッツ警察局大洞窟特別警備部(通称「迷宮警備隊」)が誕生した。
この物語は、彼ら迷宮警備隊を筆頭として、ブーケリッツ大洞窟で「命を守る」ことに己の名誉と生命を賭けた人々に密着取材を行った、その記録となる。
※注意
・不定期連載です
・完全に架空の世界です
・技術水準はおおむね17世紀末のヨーロッパです
雑に言えば、極めて原始的な蒸気機関があり、マスケット銃が大量に存在します
・魔法が存在しますが、あまり発達していません
・ジャンル選定にめっちゃ悩みました……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 03:07:30
33069文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:422pt 評価ポイント:208pt
諦めが救いの手を差し伸べることもある。
最終更新:2019-11-27 17:40:13
492文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
昭和51年、鳶職(とびしょく)の俺はビル建設の現場にいた。
俺が立つ鉄骨は三十メートル以上の高さになる。ロープに命綱である安全帯をひっかけて、肩幅もない狭い鉄骨のうえを歩く。
中学卒業とともに家を飛び出した俺は、職を転々とするうちにドヤ街に流れついた。そこで、日雇いの仕事をするうちに、今の親方の鷲崎さんに拾われて本職の鳶となった。
ところが今度の現場はどうだい。俺が飛び出した家の真ん前なのだ。れこれ十五年間、一度も帰っていない俺の家だ。
そして、隣の小さな三階建ての
煤けたビル――。遠目にも、壁にいくつもの亀裂が走っている。会社の看板も外され、今では使用されていない。そこで、昔、俺の親父が土建屋をやっていた。
その家には若くして死んだ母親の記憶もあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 11:00:00
9741文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:宮音 詩織
ハイファンタジー
完結済
N2673FP
その世界では、<狩人(カリビト)>と呼ばれる集団が、つつましく暮らす人々を襲撃しては自由を奪っていた。馬を駆り銃をもって、圧倒的な暴力をつきつけてくるさまは、まさに災害だった。
北を生まれとするローディは故郷を追われ、ひとり旅を続けていた。偶然にも旅の老人ガダックと一夜をともに過ごした翌朝、<狩人>の、囚人を閉じ込めた馬車を目撃する。そこへ現れたのは、対抗組織<白鳥の嘴>である。<白鳥の嘴>は<狩人>を襲撃し、多くの死傷者を出しながらも、いくらかの囚人を解放した。死体漁りを命
綱としているローディは、すべてが終わった現場へと近付いていく。
そこでローディとガダックが見つけたのは、リズ、と名乗る、南生まれの幼い少女であった。
リズは言葉をうまく扱うことができない。しかし、つたないながらも彼女は、ローディへ「うちに帰る」という願いを伝えた。老人に説得され、ローディは仕方なく、少女を故郷へ送り届けるための旅をはじめる。
銃と剣を手に、男と老人と少女は、歩き、戦い、生きる。そのなかで、縁もゆかりもあるはずのなかった三人の関係が、少しずつ形をつくっていく。
※平成28年5月頒布の同人誌より増補・改稿しています
※完結していますが、今後も大幅改稿する可能性があります
※縦書き形式がおすすめです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 22:54:12
100553文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:45pt 評価ポイント:25pt
それは私の命綱。
未来へ進むために、過去へ陥って抜け出せなくなることがないように、私を導く道しるべ。
それが無ければ、私はきっと、もうどこにもいられない。
けれどそれさえあるならば、私はずっとここにいられる。
キーワード:
最終更新:2019-05-11 12:10:23
396文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
私は今、断頭台の上にいる。
周りから聞こえるのは、私への嘲り。
固定された首は動かせないが、視線だけは動かせる。
上にはどこまでも青く澄んだ空。その青さが空っぽの心に染みる。
命綱が切られる瞬間私は思った。なぜ私は、自分が破滅へと向かう道のりを歩んできたの?
これは転生した悪役令嬢が物語の強制力から、解放された物語。悪役令嬢の性格が、あんまり令嬢っぽくないかもしれませんが、それは強制力がなくなったからってことでお願いします!
始めての投稿なので、遅い上につたない文章
ですが、見ていただけると嬉しいです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-11 22:50:55
7257文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:12pt
作:ニライカナイ一歩手前
ハイファンタジー
連載
N8888CT
気付けは不思議な空間で謎の美少女に捲し立てられる俺。
謎の美少女は何と神様。
その神様の言うことにゃ三十路にして寿命を迎えてしまったらしい俺。
さらに神様の言うことにゃその魂を若返らせて、異世界に放り込んでくれるらしい。
何をしても良いし、何をしなくても良い。
そんな剣と魔法の世界で頼れるのは光る球体だけ?
のんびりゆっくり生きて行くため、様々なフラグを回避しつつ、見た目は二十歳、中身は三十路のおじさんが頑張る物語。
のはず。
最終更新:2018-12-06 10:56:51
192561文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:161pt 評価ポイント:75pt
自堕落なニート生活をしていた新登大地(あらとだいち)は、
とうとう貯金が尽き、財布に残った数千円が命綱となるが、
運がいい?ことに朝起きると異世界の島に転生していた!!
しかし、戦争の波が着実にこの島に近づいている。
さらに、持ち物はいま着ている服だけ。果たして大地の運命やいかに!?
最終更新:2018-06-25 10:00:00
1661文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:腹筋崩壊参謀
空想科学[SF]
完結済
N5164EK
とあるハイテク都市にある歓楽街。
その地下数百メートルで繰り広げられていたのは、全く同じ姿形をした2人の女性による戦いであった。
『本物の彼女』だけが、地上に出ることが出来る――その言葉だけを命綱に続けられる、彼女たちの死闘。
だが、実は……。
※他サイトにも掲載中です。
最終更新:2017-12-03 17:29:33
9515文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:22pt
ふと空を見る。きれいで美しかった。
私はふと伸ばした片手がひどく腐っていたものだから、思わず、つかんでいた命綱を離してしまった。
最終更新:2017-04-17 15:44:43
673文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
道標を見失い
忘却すらも通り過ぎた対価。
おぞましい旅支度に黒衣を翻し
背負って立つのは命綱。
滲み出す虚栄に終末思想を燻らせ
震駭する雲行きに兆候を侍らせた。
能書きを這いずらせる
泥沼の廻廊が覆された時……
見上げた不協和音が因果律を駆け抜ける――
――世紀末の世界を舞台に、神に抗えし悪の化物を打ち砕く少年少女の痛快ほのぼのサクセスストーリー。
最強の神々(オヤジ達)が世のため人のために大奮闘!!
※“Gladiators draw their swo
rds”はプロローグです。
本編は“Form their ranks for armageddon”からです。
――「小説家になろう」様と「カクヨム」様にて掲載させて頂いております――P.S. Twitterもやってます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-07 21:02:28
65162文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
ある世界にルドルフという咎人がいた。処刑台に立たされた彼は死を目の前に微笑んだ。そして自ら命綱を手放す。
幸せの国と呼ばれた国はこの日生まれ変わる。
全ては処刑台を前にして。
最終更新:2017-02-20 02:50:51
4784文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:212pt 評価ポイント:158pt
『ゴースト』とは妄想なのか?
精神のなかに「居る」それは生者を蝕み、命を奪うことがあるという。
理を命綱とし、『ゴースト』を冥界に還す。
最終更新:2016-05-19 21:43:49
5370文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ガンシューティングゲーム、略してガンシューとは、銃型のコントローラー、通称ガンコンを用い主観視点でプレイする、所謂アーケードゲームの一つである。
そんなガンシューをこよなく愛する、ごく平凡な腕前のガンシューター(ガンシュープレイヤー)の高校生、八代十太郎は、ある時行きつけのゲームセンターで、見慣れない真っ黒なガンシューの筐体を発見する。
ガンコンは一つだけ、タイトルや絵は筐体に一切書かれていない、オマケに画面には奇妙な波紋しか映っておらず、怪しさしかないその筐体に、十太郎は興
味本位で百円を投入してしまう。その瞬間、画面から溢れ出る光に包まれ――気が付くと、そこは異世界だった。
そこで出会った魔女の少女ミュゼから、魔銃と呼ばれる銃を操る者―『魔弾の射手』として、魔王を倒して欲しいと頼まれる。
現在稼働中のガンシューを全て幾度となくプレイし、ノーコンクリアにスコアアタックでランキング総取りもやってしまった。加えて新たなガンシューの開発予定も聞かない為に飽き飽きとしていた十太郎は、「折角だから」という理由だけで、魔王退治に赴く事に。
「目指せ!初見ノーコンクリア!」を掲げる十太郎は、まだ知らなかった。これが紛れもない現実である事に。そして、彼の財布に入っている百円玉(残り5枚)が、彼の命《ライフ》をこの世に繋ぎとめる、唯一の命綱だという事に。
ガンシュー特有のチート銃を手に、異世界を舞台にしたリアルガンシューに挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-07 00:47:43
16710文字
会話率:35%
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総合ポイント:25pt 評価ポイント:15pt
自作品の自サイトからの転載です。
魔法使いの高校生、アルマデル=セイズこと天寺誠二は、夜の街に放たれた魔獣に襲われている少女を助ける。しかし命を助けた少女は、誠二の前で発作を起こして倒れてしまった。少女が先天的に持つ人類の域を超えた魔力が自分の魔法と反発したことが原因と悟った誠二は、自らの命綱である魔力制御呪を少女に埋め込む。
その二週間後、少女──浅木良子が誠二の元を訪れ、訊ねた。「あの夜、あたしが気を失ったあと、キスした?」魔力制御呪を譲渡したことを話したくない
誠二は答えをはぐらかすが、そのせいで良子は誠二に付きまとうようになる。そのなかで、良子は誠二が不思議な指輪をつけ、そこから魔力を引き出していること、その魔力が決して善良なものではないことに気づく。
やがて良子は、誠二が指輪を介した契約によって天界から魔力を得ているが、自分の魔力を使い果たしてしまうと天使に体を奪われてしまうこと、そして自分が魔力制御呪の譲渡によって命を助けられたことを知る。そしてある日、死別した母親との最後の絆が『素敵な男性との初めてのキス』であることを打ち明ける。
一方、魔獣からの報告で指輪の存在を知った魔道王テオクラフトは、不死を得るため指輪を奪取しようと化身を日本に送りこむ。時を同じくして、些細なことから良子と諍いを起こし、決別した誠二は無謀にも単身で魔道王の化身に挑み、敗走する。
魔力を使い果たし、天使に体を奪われるのを待つばかりになった誠二に、良子は母との絆を捨てて口づけによって自らの魔力を与える。
そして誠二は良子から受け取った魔力や同僚の魔法使い、契約を結んだ天使の協力で、自らの不死のために世界を滅ぼさんとする魔道王の化身を打ち破ったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-19 23:08:06
95606文字
会話率:39%
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総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
灰色の私は痛く、辛い人生から逃げていた。逃げられないのに逃げていた。時が、逃げ回る彼女以外の全てを変えていく。変わった人々が、逃げ回る彼女に『命綱』を投げ掛ける。『ただ、愛して欲しい』と、彼女は自分自身に訴え続けている。
その二つが何時《いつ》しか逃げ回る彼女を救ってくれるのだと灰色の猫は願っている。
最終更新:2015-11-02 20:30:41
1042文字
会話率:0%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
地球と太陽の間には、チューブがつながれていた。太陽で作った酸素を地球へと送るための「命綱」だ。ところが、金星が通過する際、このチューブに衝突する恐れが出て、地上では大パニックとなる。このままでは、酸素がなくなってしまう!
最終更新:2014-07-02 12:37:53
1205文字
会話率:25%
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総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
いろいろあって私は・・
最終更新:2012-11-18 09:16:39
1330文字
会話率:6%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
十年前に起こった原発事故で封鎖された地域、通称「チェルノブイリ」で暮らす十七歳の主人公、小林を巡る物語。
原発事故以降、チェルノブイリは完全封鎖されて、中から人・物が出ることは一切禁止された。逃げ出そうとした者たちはすぐに殺される。俺の友人の吉木のように。
物資は軍によって配給される。その物資の中に含まれる薬「ドニム」が、放射線に満ちた世界の中で唯一生き残るための命綱だった。
吉木の死からすぐ、若者たちのリーダーである友人の松本は脱走を企てていた。ほとんど不可能であろうそ
の計画は、しかしどうしようも無く動き出してしまう。
そして時を同じくして、国家反逆罪を犯した少女がチェルノブイリに連行されてきた。ドニムを持たずに。声帯を潰され喋れない彼女に課されたのは、放射線による苦痛と死だった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-28 23:03:19
4774文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
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