魔法使いの師弟がひそかに世界を創世する、ハイファンタジー。
白・黒・灰三つの御技の創造物によって織り成される歴史をもつ星、グリーゼにて、
史上最強のウサギと謳われたウサギ魔人ぺぺが、山を越え谷を越え時を越えて冒険します。
・2015年 第三回エリュシオンノベルコンテスト(なろうコン)一次選考通過いたしました。
・2017年 第五回ネット小説大賞一次選考通過いたしました。
・2017年 第二回モーニングスター大賞一次選考通過いたしました。
応援いただき、ありがとうございま
す><
『小作人の子だった僕はある日、最長老レクサリオンに見出され、黒き衣の導師が住む岩窟の寺院に連れ去られてしまいました。
僕はそこで導師アスパシオンに選び取られ、彼の弟子となるのですが。
師匠は、とんでもない奴でした。
常に斜め上をいく変人の師匠に、僕はいつもふり回されてしまいます。
大体にして、なんで僕がアレの生まれ変わりなんですか、お師匠さま!
思い込むのはやめてくださいよ。迷惑ですってば。鼻ほじってないで講義してください、講義!
ああ、僕が立派な導師になれる日はやって来るのでしょうか……』
後の世に「悲恋」として伝わるこの物語は
求愛の歌として某寺院で歌われるようになりますが、
実はその「悲恋」は真っ赤な嘘の話なのです――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 16:00:00
647839文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:70pt
主人公 斉藤雅之(作中:マサユキ)は再就職もせず、憂さ晴らしをするようにオンラインゲームにドップリ浸かった生活をしていた。
ある日、見慣れぬ地で目覚める。
そこは異世界。
自身の置かれた状況を受け入れられず戸惑ってしまうが、彼はこの世界で生きる決意を固める。
偶然一人の女の子に出会い、やっとの思いでコミュニケーションに成功する。
束の間の安堵……。しかし、謎の激しい痛みで気を失ってしまう。
再び目覚めると、姿が12歳頃まで若返っていた。
「異世界転送」と「若返り」という
異常事態に見舞われたマサユキだが、出会った家族に支えられながらも新たな人生を歩み始める。
異世界には魔法が存在する。しかし、彼には魔法は使えない。
半ば諦めていた所、「石鹸製作」で思わぬ発見をする。
正体不明の「特殊な能力」である。
能力は地味で限定的だが、物に能力を付与する事ができるようだ。
彼はその能力を使い、異世界では革新的な発明を世に送り出す。
それを機に、彼を取り巻く世界は静かに狂い始める。
後に彼は「黒の錬金術師」と呼ばれ……世界を震撼させる事になる。
<補足>
主人公の成り上がりを描く、異世界ファンタジー小説です。
魔法が存在する世界でありながらも、どこかしら現実と似た世界。
魔獣と呼ばれる猛獣、窃盗や殺人を平然と行う野盗、権力を振りかざす貴族たち、国家間の醜い争いなど、常に危険が付きまとう決して平穏ではない世界。
主人公は古武術を習得しているものの、それ自体が特別なアドバンテージにはならず、与えられた能力も特別強い物ではない。LV1どころかマイナススタートから、どう成り上がっていくのかを描く小説です。
<注意>
登場する現代知識や劇薬などは、リアリティの演出であり、危険性を考慮した表現としています。現実の物理法則や効能に違いがあるのも演出の一つであり、場面によっては曖昧な表現を活用します。
生半可な知識を実用しないようご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-23 07:00:00
867056文字
会話率:47%
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