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検索結果:228 件
書籍版「従魔とつくる異世界ダンジョン」全三巻、発売されています。
ひょんなことからマンションの自室に異世界への門を発見した主人公は、好奇心から門をくぐってみる。着いた先は異世界の洞窟。そこで瀕死の小動物たち(モフモフにあらず)を見つけた彼は、動物たちに救いの手を差し伸べる。そうこうするうちに、自分がいつの間にやらダンジョンマスター(?)になっているのに気づいた主人公は、従魔となった小動物たちとの目立たず静かな引き籠もり生活を守るために孤軍奮闘する。ところが、この世界の異分子
である主人公の行動は、本人が予想もしない方面に影響を及ぼし始める。挙げ句にはどこで間違えたのか、黒幕として亡国の陰謀を巡らす始末。引き籠もる予定はどこへいった。
自重を捨てた、あるいは熟慮を捨てた主人公の行動を誤解して振り回される王国首脳ほかのお偉方。そして、お偉方の反応に逆に困惑させられる主人公。両者が紡ぎ出す誤解と勘違いのスパイラルは、この世界の歴史に斜め方向のベクトルを与えてゆく。
主人公は可能な限り人との関わりを避けようとします。
ダンジョンコアは少し遅れて登場します。
一話の長さは基本的に短めです。
R15と残酷描写は保険です。
書籍版のストーリーも基本的にはWeb版と変わりませんが、新たに二名の女性キャラが追加になっています。カバーイラストおよび詳細情報については活動報告をご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:00:00
2536217文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:62870pt 評価ポイント:23008pt
この世界には、神が存在する。
御伽噺のように空想の存在ではなく。
ハッキリと存在して、この地上に住む命を管理していた。
神は己の世界で生きる命全てを正しき道へと導く――が、例外はある。
突如、世界中で発生した異常現象。
目に見えないウィルスのようなそれは、この世界に住む人間にだけ感染する。
それは、人間たちに強い影響を与えてその体を”変異”させるものだった。
身体に対して目に見える変化はない。が、一度感染すればこの世界を蝕む”毒”となる。
温厚な動物を狂暴化させて、植物
を腐らせてしまう。
そうして、土地を汚染し、美しい世界の秩序を崩壊させていくのだ。
時間が経てば経つほどに、周りに与える影響は強まっていく。
神はその存在たちを危惧し、人間たちに任務を与えた。
それはこの世から、感染者を――抹消する事だ。
感染者たちを人々は――異分子《キャンサー》と呼ぶ。
異分子に人権は存在しない。
異分子が他の人間のように自由に生きる権利はない。
”俺たち”は死ぬまで管理されて、死ぬまで苦痛を強いられる。
これは、死ぬ事が出来なかった猟犬の物語。
俺という世界にとっての癌が――死に場所を探すだけの話だ。
※カクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:47:07
525884文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
<2021/1/17 歴史[文芸]ジャンルランキング 日間1位、週間1位、月間1位!ありがとうございます!>
明治34年、五摂家の1つである鷹司家の末娘、耀子は、わずか4歳にして薬液から白い糸を合成する方法を発明する。この糸は史実では「66ナイロン」と呼ばれ、アメリカで発見されるはずの物質でできていた。それもそのはず、鷹司耀子は120年以上も未来の令和の時代を生きた高分子化学者が、記憶をそのままに転生した娘だったのである。
これは、高分子のこの字もない時代に転生した高分子
屋が、日本の歴史を変えるために奮闘する物語。
※時代柄、戦争を扱うので念のため「残酷な描写あり」としています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 14:02:24
510644文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:72696pt 評価ポイント:41976pt
世界がどういう構造になってるか、を量子力学、天体物理学、分子生物学、脳神経学・・・あたりの知識で明らかにしていきます。
人類の見てる現実が、実際はどんなものなのかを、サイエンスと個人的見解をまじえて細密描写しようという試みです。
最終更新:2024-04-24 14:04:31
85212文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:30pt
西暦2120年、上垣順(ウワガキジュン)は、自分が作った中世異世界疑似プログラム、Medieval World of Walkers、訳してMWWの開発をしていた。
この時代のゲームは、現実世界の自分自身の分子構成をスキャナーで読み取り、
地球を周回する衛星サーバー内で、自分をシミュレーションし、AIで自動生成されるゲームを楽しむ世界になっていた。
ゲームを終了するには、再度現実世界に、自分自身の分子構成を再構成し、
ゲーム内の自分の状態を上書きするのだが、なぜかできず、現実
世界に戻れない。
それどころか、なぜかバグや権限不足で、自分で作ったゲームにもかかわらず、できないことが多すぎる!
リョウはゲームプログラム内で、タブレットの様な操作ツール『モディフィケータ』を持ち、
元の現実世界に戻るために奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 01:43:15
89788文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:14pt
モニターバイトから代表者の1人として選出された主人公 信(あきら)は、物語の舞台となる双葉館へと招待される。
そこに用意された謎と、不穏分子「猫」の存在。果たして猫の正体は?
怒涛の伏線回収ミステリー。
最終更新:2024-04-21 21:57:21
30401文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校生だった私(半ノ木ゆか)は、生物の教科書に不満をもっていました。納得のいかない構成、かたくるしい言葉づかい、どんどん出てくるカタカナ語――。
「私が教科書を書き直します!」
大学で生物学を学んだ著者が贈る、まじめな高校生物の参考書です。
(❌印のついているページはまだ書き終っていません)
最終更新:2024-03-25 12:37:53
48955文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:tadakado
空想科学[SF]
短編
N2481IR
主人公リルは、分子生物学と量子コンピュータを融合して量子分子チューリングマシンを作り出した。管理されない環境で人工知能と融合したことで、新たな知性が生まれ、自らをエイミと名乗った。二人の出会いは、科学とファンタジーの境界で人類の希望となるのか?
【本小説は量子コンピュータ研究のアウトリーチ活動として作成されました。活動の経緯や本作品を含む全作品はQ-Portalにて公開されています。https://q-portal.riken.jp/quantum_article_deta
il?qt_id=K20240003】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 14:38:55
16809文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ひきこもりである天岩 響はゲーム『リンク・ユニバース』でDimension Seriesと呼ばれるDシリーズ最強吸血姫パウアウフ・アウノミッセスの召喚に成功する。
パウアウフをゲーム内で召喚した天岩 響はこのまま『リンク・ユニバース』でナンバーワンプレイヤーになろうと息巻くが、何故かリアルの世界でも召喚されて──
……おっと、そのお話をする前に響の妹である天岩 愛が兄の部屋のドアノブに手をかけたようだ。
彼女は本来、この物語には登場しない異分子だが、これはこれで面白
くなりそうだ。
さて、気を取り直して。
──今回も楽しい愉しいゲームを始めようか。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 10:07:45
9377文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
網島舞香は、新興宗教団体の施設で暮らす友人を助けるために教団に潜入するが、逆に拉致されてしまう。舞香の恋人である浜城彰は、教団に乗り込んで舞香を奪還しようとするが、舞香とともに拉致され、抵抗分子を“処分(処刑)”するための部屋に送り込まれる。そこには、チンピラの清水康介とその愛人である高柳瑠理、カジノの雇われ店長だった榊原洋平とディーラーの坂沼亜紀、そしてすべての財産を奪われた宗教二世の一卵性双生児・屋舗翔太と翔次という六人の先客がいた。
一度は死を覚悟した八人だったが、教祖
の子どもが生まれたことから、恩赦がおこなわれることが明らかになる。その内容は、「奇数番目に部屋を立た人物は助かり、偶数番目に部屋を出た人物は“処分”される」というものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 18:00:00
59324文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
複数の報道機関が西武ライオンズが山川穂高内野手のFA権行使の人的補償として和田毅投手を指名する可能性が高いことを発表しました。
※地元メディアまでこれを報道しましたが11日17時半に甲斐野央投手を人的補償に指名したと西武ライオンズは発表しました。
事実はどうかは分かりませんが僕は少なくとも和田投手がソフトバンク球団にとって「叛乱分子」だったため「人的補償のプロテクト」から外れたのではないかと考えています。
そして「イエスマン」ばかりになった組織の行く末についても
考察してみましたので、
是非とも最後までご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 18:03:01
3844文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
ひっそり生きたいと望むエリザベス・テレゼア公爵令嬢は、地味に目立たず生きてきた。
毎度毎度、必ず頭に飛んでくるものを最後に何度も生を繰り返すヘンテコな人生。回避、回避で今生は絶対長生きしてやると日々努力中。
王立学園に入らないためにも魔力がそこそこあることを隠し、目立たず十五歳を過ぎることを目指していた矢先……。
ひっそりと言い聞かせてきた日々の中に、すでにキラキラ危険分子が混じっていたなんて悲しすぎて悲しすぎて認めたくない。
――ああ、詰んだ。
何、イベント目白押しって
。国って何? そんなの回避に決まってる。私はひっそり、こっそり生きたいの!
※過去作を大幅に改稿したものになります。
第一部は毎日更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 19:04:00
147096文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:210pt 評価ポイント:78pt
凄惨ないじめを受けてきた主人公は、異世界に行き、固有のスキルを手に入れる。その後、見た目の醜さから再び虐められ、不穏な分子として最難関ダンジョンの奥底にの飛ばされた主人公は、固有スキルを頼りに、修行にあけくれ、圧倒的な強さを手に入れる。
その後、主人公をいじめていた生徒達は……。
最終更新:2024-01-07 12:52:09
3703文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
エルメスト王国、王都ペルナド南東には、広大な砂漠が広がっていた。
行商人たちはそこ貿易路として、大陸南西の諸国と大陸北東のエルメスト王国を繋いでいた。
だが、かつてそこは「砂漠のジェフリア」と呼ばれた国のあった地であり、エルメスト王国の統治を認めない反乱分子や、既に大義を失った戦士の成れの果てである盗賊共の巣窟とも言える状態だった。
だから商人たちは皆、用心棒を雇うのだ。
その一角には異質な白い砂の砂漠があり、人々はそこを「死の砂漠」と呼んでいる。
今日も主を失
った用心棒が一人、風に吹かれながら白い砂の地を踏みしめていた。
空は眠ったような深い紫色で、冷たい風がゆっくりと、小川のように流れている。
だが、小川という表現はその場にはあまりにふさわしくなかった。
何せこの20年間、二人の男が歩く度に舞い上げてきたのは、小さな朝露の輝きではなく、乾いた砂の粒であったのだから。
いや、たとえそうだとしても、20年という時間を思えば、見渡す限りの砂の乾きさえ潤すような、涼しい小川のせせらぎすら、男には聞こえていたのかもしれない。
「じゃあな。」
男の口から溢れるように放たれた言葉は、一方で騎士の誓いのように重たく、一方で虚空に舞い上がる砂粒のように、呆気なく空に溶けていった。
もう、男には小川のせせらぎは聞こえていなかった。
大陸史に名を残した大戦から20年。
歴史は平穏を破り、再び動き出そうとしていた。
主を失った用心棒の物語と共に。
この作品は「ノベルバ」でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 22:00:00
72878文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
会社へ出勤する夫と小学校へ通学する娘を見送り、主婦の枚方樟葉は一人でゆっくり昼食を取ろうとしていた。
インスタントラーメンに入れる卵を取ろうと冷蔵庫を開けるのだが、そこで彼女は意外な物を目にするのだった…
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)
最終更新:2023-12-20 08:22:49
1000文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:82pt
重い病気に身体を蝕まれていた僕は、奇跡に助けられることも無く、そのまま命を落としてしまった。そして、次に目覚めた時は世界の異分子、吸血鬼になってしまう。しかも男だった僕が、何故か吸血鬼の姫として───。
新しい身体に四苦八苦しつつも、良い吸血鬼としてなんとか街に自分の居場所を作ろうとするうちに、僕はとある女性の家に居候することになった。
これは、世界の敵となってしまった僕が、しかし平和な日常を作るお話。
最終更新:2023-12-19 00:00:00
287174文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:5842pt 評価ポイント:3492pt
勇者は意外にも身近にいるらしい。
最終更新:2023-12-04 13:47:15
468文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:凡仙狼のpeco
異世界[恋愛]
完結済
N7466HP
《鉄血の乙女》アーシャ・リボルヴァは、皇帝陛下を崇拝している。
そう言っても過言ではないほど、心酔し、愛を捧げていた。
しかしある日、正妃の座をかけて争っていた相手が、皇帝陛下の暗殺を目論んだとして拘束されてしまう。
ーーー納得がいきませんわ!
相手の自滅によって得た正妃の座では、満足できない。
陛下の心よりの愛を得てこそ、その座には意味があるのだから。
そう考えたアーシャは、ライバルの処遇が決まる公開判決の場で、陛下に宣誓する。
「皇帝陛下! わた
くし、皇国反乱軍を結成したしますわ!」
これはめちゃくちゃズレた公爵令嬢が、陛下の愛を勝ち取るために皇国の不穏分子を平定していく、恋する狂気の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 17:00:00
283072文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:テスカトリ・ポカ
ハイファンタジー
連載
N5567IM
巨大な惑星間国家同士の戦争中に、敵の新兵器の攻撃で揚陸艇ごと異世界に飛ばされた装甲工兵のサバイバルストーリー。
剣と魔法が支配する世界に、3D分子合成プリンターで何でも作れる兵士が無双します。
最終更新:2023-11-10 12:54:54
33420文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
和風なれど、ちょっと日本とは違う別の場所のお話。
忍びが、忍術が表舞台に立ち、社会に溶け込んだ世界。
主人公であるイズミは、人里離れた山奥で家族のたぬきたちと共に忍術修行に励んでいたが、ある時期から同じ夢を見るようになる。
それは抽象的で、起きれば記憶にすら残らない。だが彼女の深層に旅の決意を刻み込む。
「西に行く」
ただそれだけだ。最初は目的も理由も分からない、向かうだけの旅。
だが仲間との出会い、幾たび立ち塞がる能面の者たちとの戦い、自国の不穏分子や他国からの刺客との
戦いを経て、少しずつ少しずつ紐解くように答えに辿り着く。
火も水もない、ただ力任せにぶん殴る!それが彼女の「力忍術」。今日も今日とて拳で兵をぶっ飛ばす。脳筋和風異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 23:37:45
1784114文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:ディメンショナルワールド総支配人
ハイファンタジー
連載
N3536IM
この運命にして最大の星に生きた。時政らは新たな世界に向かうために次元の主との戦闘を強いられた。星の中には無限に生きる最悪の生命分子が存在し、本来の野心と世界に当たる命と天なる時代と、世界における、全ての時にして最大の願いに命と天が未来と世界を包み真なる神を宿し世界最大の闇に迫る。
最終更新:2023-11-04 17:00:00
1965文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
――星を仰げ。音なき祈りを叫べ。
滲み崩れる凍て空に、どうか、その手を差し伸べて。
少女は夢を見ない。それはきっと、この胸に閉じ込めておくほどの羨望は、彼女にとって、あずかり知らないものだったからなのだろう。
かつて、蒙昧の只中を生きていた。己のなすべきことを新たに見出し、今はただ、あの人を楽にしてあげたいと、それだけを望み、長い月日が流れた。
それはまるで奇跡のように、突然のことだった。
反転した世界を落ちゆく少女は、遥かな空と先の大地で、二つの憧憬と巡り
逢う。
これは、ついに訪れた終着点の物語。
少年は夢を見ない。それはきっと、終わりのない反覆の果てに、かつてこの胸を満たした渇望が、彼の記憶ごと凍りついてしまったからなのだろう。
今なお、疑問の只中を生きている。己のなすべきことはとうの昔に見失い、今はただ、人間のいない場所へ行くこと、それだけをよすがに、長い旅路を歩んできた。
それはまるで厄災のように、突然のことだった。
見知らぬ箱庭に引き摺りこまれた少年は、地に潜る空と先の大地で、二つの異分子と巡り遭う。
これは、ついに訪れた始発点の物語。
――星を仰げ。手を焦がせ。
己が踏むべき影道は、炎の軌跡と共にあり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 11:21:05
49265文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
帝国最強の将軍であるフィリポス将軍の息子として生まれた、ロイ・フィリポス。彼は正義感が強く、優しい人間。
15歳になった成人の儀、突然この世界の神の一角である「武神」イスカンダルからこの世界に大きな炎が現れることを告げられ、「イフ」という人工知能を授かる。
ロイはイスカンダルからのお告げを心に秘めながら、彼は才覚を示し始める。
彼の元々持つ民に対するやさしさ、人々を惹きつけるカリスマを持った彼は、帝国の民からは愛されるような存在になるはずだった。
しかし、フィリッポス
たちの仕える帝国は、栄えている国であるものの徹底的な中央集権政策を断行し、反乱や不満分子は徹底的に排除、中央に逆らうことがないように護衛軍と呼ばれる総勢50万とも呼ばれる中央軍を保持していた。民は役人によって管轄され、地方では役人の不正、腐敗が横行していた。
そんな中、ロイは優秀な才能を持ちながら、地方に飛ばされてしまう。
そんな中地方で出会った、ルバートという神父から手渡された一つの冊子、『人間たれ』。
ロイはその内容から、民の理想や自由について考え始める。
そして、辺境で出会った様々な人物との出会いからロイの運命は大きく変わり始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 14:00:00
20287文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
少なくとも幸せだったとは言い難い男が、現代日本からファンタジー世界にTS転生。
なんてことない普通のエルフの女の子、エリンシアとして生まれ変わった。
しかし何一つ理解出来ない状況と前世から引き継いだ記憶は、生まれたばかりの赤子には重すぎた。
混乱、困惑、興味、恐怖、焦燥、羞恥。
湧き上がる感情と、赤子には膨大過ぎる記憶。
処理しきれないそれらは巨大な負担となって小さな命を蝕む。
どうにかこうにか命を繋いで、漸く落ち着いて理解した彼はこの世界で生きる事を受け入れ
る。
性別は変わってしまったがせっかくの新しい人生。ならばこの魅力的な世界を楽しもうと前向きだ。
しかし、生まれて早々に死にかけたせいなのか体は虚弱。
更には世界の異分子だとでも言うのか、誰でも当たり前に使える魔法は最低レベル。
そしてまたしても降り掛かる、前世以上の不幸。
絶望した彼……いや、彼女を救ったのは1人の精霊だった。
好奇心旺盛で楽しい事や面白い事が大好きな精霊と、不幸があろうとなんとか立ち上がり精一杯この世界を楽しもうとするエリンシア。
中身は大人の男だぞ、なんてなんだか色々分かったつもりになっているただの幼い少女と、そんな彼女をなんでだか色々分かった上で弄って遊ぶ小さな少女。
意気投合した彼女達は、楽しい事を……という共通の願いを胸に歩みだす。
願いの奥底、幸せを求めて。
TS転生ですので苦手な方はお気を付けください。
好みが別れる所だとは思いますが、主人公は女である事を受け入れているので口調は女の子、見た目通りの言動をします。
男女問わず主人公の恋愛は考えておりません。
基本的には三人称視点、時々一人称視点で描写します。
創作は完全に初で素人もいいところですが、そんな拙い文章でも、彼女達のように好きに楽しんで頂けたら幸いです。
この作品はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 17:12:20
432009文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:434pt 評価ポイント:188pt
未来の食について考えてみました。
最終更新:2023-09-08 16:44:19
2008文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:36pt
作:ほしくず かなた
ヒューマンドラマ
短編
N7047IJ
自分はこの世界の主人公だと思っていた。小学校の頃は何でもうまくいったし、世界がキラキラ輝いて見えた。
でも、それは違った。自分はただの世界の異分子だった。
それに気づいた自分はどうすればいいのか。
一歩前に足を出すべきなのか、一歩踏み出すべきなのか。
そんな自分と葛藤する話です。
初投稿なので自己紹介みたいな感じで自分の体験談を元にこの物語を作りました。
最終更新:2023-08-25 17:38:48
7009文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
気が付いたら、森の中にいた青年。たった一人、されど一人。異世界に紛れ込んだ異分子はこの先、どうなるのか
最終更新:2023-08-06 00:02:47
1015987文字
会話率:84%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:2730pt 評価ポイント:972pt
草原の国の王女、カーチェは石の国と呼ばれるベルガー王国への輿入れが決まったが、それを嫌がっていた。
ベルガー王国は草原とは何もかもが違う上、結婚相手となるベルガー王、レギオンはまだ十歳の子どもだからだ。
結婚相手が気に入らなければ愛人を作ればいい、と侍女に言われたカーチェは、それもそうかと気を取り直す。
しかしベルガー王国は政治的に混乱しており、カーチェは王城に向かう途中で何者かに襲撃される。
それをともに撃退したサムエリ公爵クラウスにカーチェは好感を持ち、愛人にしたいと申し
出る。
だが、王城で対面した結婚相手、レギオンが死の床にあることを知り、カーチェは騙されたと思い激怒する。
怒るカーチェに、クラウスは「王妃ではなく、女王としてあなたを迎えた」と告げる。
少しずつベルガー王国になじんでゆくカーチェだが、貴族派の不穏な動きが活発化する中、ついにレギオンは亡くなってしまう。
国内外に女王としての宣布をおこなったカーチェは、反乱分子を討つために兵を率いて戦うことを決めるが……。
※『嫌われ魔術師様が結婚したいとおっしゃるので~』と同じ世界のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 20:03:32
168875文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:650pt 評価ポイント:430pt
時は2075年、異能が個性と認められ魔法や魔術その他の異能についても条例が決めらた時代。
IPSSに入学した主人公、白墨恋は勇者パーティの子孫であった。
中学の頃に姉と親友を失ってしまい防ぎがちであったが、紅蓮の魔女や悲しき兄妹、古き社の巫女、天使の置き土産、未来から来た電子人形、死霊使いと出会い、前を向いて歩き始める。
次第に学園の崩壊を狙うテロ組織や魔王復活を目論む異分子との、戦いに巻き込まれていく。
果たして彼らは自らの運命を断ち切ることが出来るのだろうか
最終更新:2023-07-27 01:12:58
84897文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
男は霧の湖から現れた。男は異分子だった。
喪服姿で現れた男は誠実な嘘つきを自負する××だった。
この作品は「https://syosetu.org/novel/234549/」にも掲載しています。
最終更新:2023-07-26 18:43:27
39241文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
作:合理主義的著作の翻訳者
空想科学[SF]
連載
N0772II
これは存在が不可能な世界でのストーリー。AI(エーアイ)や分子ナノテクノロジーが存在出来ず、バイオテクノロジーも中途半端でしか実現出来ない中、それでも人類は生き残り、「光速移動」の方法を取得し: 現在は過去にとっての未来である。
船は、星の近くに出現するワームホール、オルダーソン・スターラインを通って移動する。 スターラインのネットワークは密集で緻密(ちみつ)、予測不可能な構造で太陽系(ソル)を中心に10億本以上の道で星々をつなげているが、多くの星は地球の望遠鏡(ぼうえんき
ょう)では見えないほど遠くにある。 ほとんどの植民地(コロニー)世界は、人類が住む宇宙の中心である地球から一回のジャンプでしか離れていない。
植民地星系・Huygens(ホイへンス)から、巨大科学船「不可能・可能・世界」(インポッシブル・ポッシブル・ワールド)の乗組員は、とあるスターラインでかつて観測されたことのない量のオルダーソンフォースを調査するために出発した。 到着したインポッシブル号は、新星の残骸(ざんがい)を発見し、そして…
「宇宙人!!」
#これはオリジナル作品ではありません
「三世界の衝突」はEliezer・Yudkowsky(エリエゼル・ユドカウスキー)のThreeWorldsCollide(スリーワールズコライド)、のファン翻訳です。オリジナル作品は一般に公開されており
(lesswrong.com/s/qWoFR4ytMpQ5vw3FT)で無料に英語で読めます。
作者からの一言
自然主義的なメタエシックスと、合理的な行動に関するその他のさまざまな問題に関するいくつかの点を説明するために私が書いた物語です。当然のようにそれは小さな小説に成長し、今やそれは広く人気を博はくし、同じく批判ひはんもありました。冒涜的な内容やPG-13の内容が含まれていることに注意してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 00:53:12
31385文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
自堕落OL、坂口凛子の元に突然届いた『彼氏製造キット(EKM-0515)』そしてハゲ散らかした”神様”から告げられた凛子の運命とは・・・
最終更新:2023-05-07 13:00:00
189423文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
彼女は粛と淫が同居したような子だった。
相反する要素を併せ持ち、常に相手を翻弄する。
けれどもそれは表面上。
本当は全てを知りたいだけ。この世にある全ての事を。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
会話内容が、恋愛のR15です。
苦手な方はご注意下さい。
でも哲学的な生き様を書いてます。
注意事項3
知りたい。何もかも。
そして反乱分子を握り潰す。
最終更新:2023-05-06 08:47:03
885文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大学二年生の神谷スグルは、14歳になる妹の神谷アリスの世話をしている。妹のアリスは、特異体質を持っており、本来人間が使用できる脳が10~15%に対しアリスは100%自身の脳を使用することができる。この力に体が耐えられず延命装置なしでは生きてはいけない。そのため兄のスグルが妹の世話をしている。しかし思考、情報処理能力、記憶力が異次元であったため、アリスは全世界の科学者に引く手あまたである。このせいで身を隠すためにとある研究所で身を隠している。一方の兄であるスグルは特に才能もなく
誰からも評価されない人間であった。科学者である親には認識すらしてもらえず、過酷な幼少期を過ごす。妹が生まれてからは、唯一の家族であるかのように大切に思った。親が他界した後、兄妹二人で仲良くしていたが、自国の政府に危険分子として目をつけられてしまう。そして、二人に危機が迫る・・・
異世界転移後は、延命装置をつける必要がなく妹は正真正銘の天才かつ最強になる。しかし、兄であるスグルは・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 06:00:00
134013文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:22pt
作:ホワイトモカ二世
ハイファンタジー
完結済
N0483IA
───戦国武士、異世界にて無双する。剣と魔法の世界に迷い込んだ異分子。
舞台は戦国の時代、千刃宗十郎《ちばそうじゅうろう》が仕える殿《との》は数多の敵軍に追いやられ今、敗北の時を迎えようとしていた。終わりを覚悟した殿はせめて家臣の無事を祈り、自らの首を敵軍に捧げることで戦を終わらせることを決意する。
だが家臣全員がその決意を望まず引き止め、殿の命令を無視する。殿を早馬に乗せ戰場からの撤退をとることにした。
そして宗十郎は殿が無事に撤退することを祈り、一人、万を超える
軍勢に立ち向かう。
屍の山、血と鉄錆の臭いでむせる死地。その頂上で息を切らし、返り血なのか自身の出血なのかも分からないほどに、ひたすら無我夢中に戦い続けた。
そして宗十郎は見た。丘の先に、今しがた相手していた部隊の倍をゆうに超える軍団の姿を。
しかしその心は折れず。サムライブレードを握りしめ、ブシドーを燃え滾らせ、叫び新たな戦場へと駆ける。少しでも、殿が逃げ切れる助けになると信じて。
だが、勢いよく駆け出したその先は、見知らぬ集落。そこには悪鬼羅刹も裸足で逃げ出すブシドー部隊の姿もなく、ただ子鬼のような野盗が集落を襲っている景色が見えるだけであった。ニンジャによる幻術かあるいは転移術の類か……。今しがた駆け出した戰場とは異なる場所であることに宗十郎は気がつく。
怒りと焦りに満ちた宗十郎は自分に何が起きたのか、一刻も早く殿を助けるために、元の世界に戻ろうと奮闘することになるのだが……。
※注意、本小説はファンタジーです。実在の武士、忍者は関係ありませんのでご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 19:21:16
366144文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:294pt 評価ポイント:154pt
突如、“神”によって異世界からモンスターが現れ、人類はあっという間に滅びの時を迎える。運良く生き残った少女・リコは、これまた運良く最強スキルを手に入れチート級に強くなっていく。
世界の異分子として“神”に目を付けられたリコのもとに、異世界からの刺客・勇者が現れる。しかし、なぜか勇者はリコに「レベル上げを手伝う」と熱烈に申し出る。
かくしてリコと勇者はモンスターを狩りまくる旅に出る。最後の一匹を倒したとき“神”から直接交渉の機会を与えらたリコは、全ての元凶である“神”との大
勝負に臨むのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 21:58:33
10046文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:34pt
作:toratora
ハイファンタジー
連載
N3194CN
第五王子のシュバイクは、俗に言う美少年である。しかしそれが故に周囲からの期待も大きく、重圧によって苦しんでいた。
四人の兄からは疎まれ、次第に孤立していく。そんな中で唯一の救いは、兄と慕う守護騎士の存在だった。
様々な人々の思惑が絡み合いながら、やがて明かされるシュバイクの出生の秘密。そして最悪の悲劇は訪れ、世界は今までの様相とは一変する。
血にまみれた剣を振るいながら、シュバイクが目指すたった一つの未来とは―――
兄弟間の不和、王位を巡る争い、将軍の思惑、貴族の画策、鉱石
商の野望、魔導議会の趣意、隣国の脅威、異国からの来訪者、王国に潜む不穏分子、そして隠された本当の秘密――――――
多くの人物に焦点を当てながら、ゆっくりと物語は進んでいきます。
※第四十五話から続く話を、外伝として連載始めました。
※タイトルは、王国の秘密 外伝 輝きの騎士ウィリシス・ウェイカーになります。
※こちらは本編完結後に連載を再開したいと思います。
※プロローグに挿し絵を挿入しました。
※第百五十六話に挿絵を挿入しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 20:45:56
687777文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:156pt 評価ポイント:28pt
いつも通りの日常から、突如として引き摺りこまれた先は異世界だった!?与えられたのは補助妨害系魔法と凄そうな眼?ちょっとゲームが好きだっただけの凡庸な少年がなんの因果か、波乱を呼び込む異分子として、天才共を引き連れ、異世界を旅する。
────時に顔のぞかせる暴力的でサディスティックな一面は、与えられたものなのか元からなのか────
そんな危なげのあるどこかの世界の物語。
最終更新:2023-03-23 19:06:47
1842文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔鉱物資源の掘削、結合、運搬まで行う花形職業『結晶師』
鉱物資源や魔石燃料を圧縮し分子結合により結晶化させる彼らは国中から集められたエキスパートの精鋭だった。
そんな結晶師に憧れながらも家計問題や戦闘、掘削に不向きな『超常記憶」という固有スキルを授かった平凡女子セフィは結晶師をサポートする案内人として勤務していた。
ある日、3年に1度の結晶師皇章更新試験を受けに来たフードを目深にかぶった謎の子供が来店する。
怪しい姿や付き添い人が国会議員という不審な点が多いこの人物に警
戒していたが、蓋を開けてみれば、端正な顔立ちを持つ天真爛漫な性格の食いしん坊であった。
しかし、セフィはその青年に更新試験受付表を渡し損ねてしまい彼は結晶師資格を剥奪されてしまい、セフィもその責任を取って懲戒処分となってしまう。
早くに父を亡くした貧しい家庭の稼ぎ頭として真面目に働いていたセフィは一気に絶望の淵に叩き落とされる。
しかし、そんなセフィを救ったのはそのイケメン結晶師だった。
彼は言った。
『ボクの娘にならないかい?」
無職に成り下がった天才結晶師は彼女のある才能を見出し、活用する術を見出していた。
しかし……彼には大きな秘密が隠されており……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 18:11:27
8750文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
私の母親は禁忌を犯し、『黒の災禍』と呼ばれる大悪魔ロキアの封印を解いた。
母によって封印が解かれたロキアは、私、アウル・ブラウンの体を器とし、
『なぁ~、アウル暇だし世界滅ぼそうゼェ』などと毎日話しかけ、ブーブー文句を垂れ流している。かつて世界を危機に陥れた大悪魔よ、コンビニに誘う感じで世界を滅ぼそうとするな。
悪魔の器として生を謳歌している私は、世界を滅ぼす危険分子として教会と王国に厳重保護対象者として塔に幽閉させられている。
まぁ、その気になれば塔の結界なぞお茶の子さい
さいで破壊出来るし、魔法を使わずとも塔の抜け道を知っている為、ちょちょいのちょいで脱走可能だ。これぞ、ガバガバセキュリティ。
しかし、私が塔の脱走を実行しないのは、この世界の秘密を知っているからである。
まず私は前世の記憶を持っている【転生者】だ。スタートラインが周りの人間と比べて、普通じゃない。そして転生先であるこの世界は、前世で愛読していたファンタジー小説『フォルトナ』と一緒であることに気が付いた。
小説でアウル・ブラウンが迎える最後は、悲惨なものだった。
彼女は自力で塔を脱走し、大悪魔ロキアに体を乗っ取られた挙句、破壊の衝動に抗えぬまま視界に入ったものを全て攻撃するとんでもない戦闘狂(バーサーカー)に陥った。
やがて主人公やヒロインたちと戦うことになったアウルは、彼らに完膚なきまでにボコボコにされて死を迎える。
前世で死を体験したからわかる。小説と同じ死に方をするなんて冗談じゃない。絶対痛いじゃん。
私は静かに過ごし、静かに死にたい。
自身の死に影響しているロキアをどうにかしようと考えたが、彼は私と運命共同体で繋がりを断つことは不可能だった。
つまり、ロキアが死ぬと私も死ぬ。私が死ねばロキアも死ぬ。
これがほんとのデッドロック状態か…と悟りを開いたのは言うまでもない。
まぁ長年一緒に過ごしたせいか、結局ロキアに情が移って彼を死なせるのに抵抗を覚えた。
かといってこのまま塔の中で一生を過ごすのも嫌だし…。
あ、そうだ。小説で主人公たちが活躍する当分の間は塔に引きこもって、ほとぼりが冷めたら脱出すればいいんじゃね?
…と考えた矢先、突然黒いフードを被った人達が塔の結界を壊しにやってきた。
え?何々、ロキア様あなたを救いに参りましたって!?
お引き取りを願いたいのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 02:00:00
4055文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
作:カツヤマ403
ハイファンタジー
連載
N5176IB
現代錬金術を駆使する異世界転生者の物語。
ヒロインの知識はグリモア・ライブラリに保存されており、原子・分子構造の知識と魔法の融合により・・・・
最終更新:2023-03-12 14:31:36
78471文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:18pt
カナタは異世界からの迷人だ。
カナタの力は指先で分子を操り魔法を使うこと。
けれどカナタは異世界の魔法の要、精霊たちから酷く嫌われていたのだった。
最終更新:2022-12-31 04:33:18
859文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「魔「術」ならよし。だが、魔「法」?てめーは駄目だ(要約)」
なぜか何かをやらかしたらしく、結果、世界を乱す危険分子として禁忌領域に追放されてしまっていた魔法使い(仮)達。
自分達の現状に戸惑いながらも、追放上等!いつか目にもの見せてくれるわ!!と闘争心をみなぎらせつつ、未知の世界を旅し、冒険を繰り広げていく少年少女達の物語。
いつか世界の秘密を暴く……気はあるのかな?
最終更新:2022-12-28 23:06:29
140911文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
「この世に、神の存在を示すものなど無い」
そんなもの机上の空論だ。論じるに値しない。
力あるものを敬い、崇拝する。それこそが人間である。
”魔弾”、それは戦争を一変させた。百発百中の精度を誇り、魔法や剣などは泥を啜るだけで、戦場を激化させる要素ではなくなった。照準(レティクル)がなくとも、反乱分子は全て、その弾丸から逃れられない。
これは、そんな世界に生きるある家族の物語。
最終更新:2022-12-26 06:27:49
47085文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
先日、危険を顧みぬ作戦行動についていけれないと相方からバディを外されたジェイク。
特殊部隊あがりの一匹狼を気取って所轄でも馴染もうとしないジェイクに、上層部は千ページからなる契約書を目の前に出してきた。
曰く、ジェイク警部補に相応しいバディを用意した、と。
その者はリサーチ能力に長けていて、実働を担うジェイクをサポートすべく公私にわたってオペレーションするという。ただし、骨伝導タイプのインカムだけで。
「AI? 機械での案内は必要ねぇ」
「いや、音声だけだが人間だ。隠
密行動に優れていると数値が示している」
基本的に一人で動きたいジェイクには正直、最適な気はしていた。なにより、本人が遠隔にいるならば目の前に立たれることもない。
「ラジャー、ボス。他に希望者がいないんだろ?」
「ああ、残念なことにね」
なら迷うことはない、と既に相方がサイン済の隣に並べて書く。
「……エレナ? 女か?」
「分子工学の博士号をもっている知的な女性だったよ。写真だけみたがね」
「へぇ」
ドクター・エレナ・クリフトフ。
ドクターで十分だな。
ジェイクは必要最低限の情報だけインプットし、その場を去るのだが。
後にこの契約書を熟読しなかった事を後悔するのである。
本作は秋月忍さま主催
『男女バディ祭』参加作品です。
*無断転載を禁止します。
©️なななん2021折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 20:17:12
33228文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:264pt 評価ポイント:186pt
分子渦の理論の磁気現象への応用
引力や斥力、あるいは物体の相対的な位置に依存する力を伴うすべての現象では、ある位置に置かれた物体に作用する力の大きさと方向を決定しなければならない。
分子渦?笑いうふふふふふふ
おもろい
ツナ川雨雪
最終更新:2022-12-19 19:41:51
2945文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある時に『神薙学園』のクラスメイトと一緒に異世界へと転移させられた皆無勇士。
その世界はまさにテンプレなファンタジー世界。自分たちを転移したという王女もまた転移した理由が力をすべて統治している魔王を倒すためというようなテンプレ内容だった。
クラスメイト達は指示に従うものや従わないものもいたが、世界へと帰還するためには魔王から力を奪い取るしかなくクラスメイト達はそれぞれの道を歩んで冒険を始めていった。
5年の歳月を経て、魔王を倒したクラスメイトたちと共に異世界から元の世界へと帰
還をする儀式へと参加した皆無だったが、皆無ただ一人だけが残されることになった。
理由は皆無が持つスキルが帰還する世界にとっては異分子となりうるという帰還世界の神の神託。
元の世界からも嫌われた皆無はたかだか5年しか生活をしていない世界で過酷な生活を強いられることとなったのであった。
これはたった一人の取り残された元転移勇者の冒険記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 21:42:29
143378文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:256pt 評価ポイント:114pt
かつて六人の女神によって作られた世界。
人間を始めとした亜人を含む計六種族が生態系のトップに君臨する世界では世界を創造した女神達が厚く信仰されている。
火の女神、水の女神、風の女神、地の女神、光の女神。5人の女神が愛される世界で、ただ一人だけこの世界で異分子扱いを受ける消し去られた異形の存在として扱われた女神がいた。
闇の女神シャウラ。
彼女は世界を創った女神であるにも関わらず、いつからか世界の終わりを望んでいた。彼女は一度世界を破壊しようと手を掛けることもしている。
何故、彼女一人がそのような悲しい結末を望んだのか?
誰もその理由を知らぬまま、彼女の存在は歴史の闇に葬り去られるのだった。
そんな悲しき歴史から凡そ五百年後。
死んだ都市とされる場所で、再び闇の女神が行動を開始しようとしていた。
「女神全員を殺す」そう宣言した彼女は一人の従者を連れて、女神を探す旅に出る。
この物語は、その闇の女神……ではなく、それに付き従い最後まで彼女の行く末を見守った従者クロナの楽しくも悲しい旅の記憶である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 12:07:58
50839文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:118pt 評価ポイント:72pt
王国隠密暗殺団「影」に所属している俺は仕事を辞める決心をした。「影」にはとある掟がある。それは仕事を辞める前に「最後の仕事」を受けることだ。俺は「最後の仕事」である王国学園に潜む不穏分子の調査を行うため、学園に入学する。
最終更新:2022-11-07 05:09:16
53216文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
分子調理学というワードを聞いて、料理について考えてみました。
最終更新:2022-10-26 21:39:40
1855文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
検索結果:228 件