「こんな小さな会社の社長だと知ってれば付き合わなかった!」そう吐き捨てるように言われ僕は彼女にこっぴどく振られた。それから数年後街で元カノとバッタリ再会。相変わらずの毒舌ぶりで僕を底辺だと決めつけ小馬鹿にしこれから誰もが知る大企業で面接だからと意気揚々と話した彼女だったけど、彼女は知らなかった。その大企業の面接官がまさにこの僕なんだってことに――そんなこともつゆ知らずノコノコとやってきた元カノに対して僕が取った行動で元カノは激しく後悔することになるのだった――
最終更新:2023-01-16 21:13:19
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