主人公・海城 美月(カイジョウ ミヅキ)は、意味もなく日々をダラダラと過ごしていた。
ある日の予期せぬ出来事により美月の日常は一変する。
美月が目を開けて、広がっていた世界は…
今も空想だと思われ続けている世界ーー"異世界"だった。
この世界ではーー
"魔法"が主として存在し
人々は魔法を使って生活し
時には魔法と武器で身を守り
また時には"魔物"を狩る事で
食料や資源としていた。
毎日、死と隣
り合わせの生活。
しかし、美月の視界に映ったのは…明るく、優しく
そして、活気に満ちた人々の笑顔だった。
新たな日々を過ごす中で美月は失っていた何かを取り戻して行く。
そんな美月の知らないところで、勇者は召喚され、魔王も動き出す。
ーー俺♀の異世界生活が今幕を開ける。
※感情表現にwが使用されています。苦手な方はお戻りを。
※修正は追々していきますのでご了承を
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 06:00:00
227869文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:27pt
【陰謀渦巻く愛と裏切りの群像劇ファンタジー戦記(逆ハー風味)】
アンデシュダール大陸には幾つもの国や民族が存在する。そしてその中でも女を王として戴くのはロサだけだった。
そのロサで現女王に待望の世継ぎが生まれた。
彼女は青の薔薇と呼ばれる――国を滅ぼす不吉な姫と予言されたが、女王は我が子を殺さずに十五年間育てる。それは奇しくも三年前同じように国を滅ぼすと言われ殺された隣国ダリアの第三王子――青のダリアとは異なる運命となった。
そして十五歳になった王女――ノヴァーリスには初恋の
相手によく似ていて現在片想いをしているシウンという執事兼護衛剣士がいた。だが彼女にはきちんとした隣国の第二王子という婚約者もいて、その恋は叶わないことをよく理解していた。
そして婚約者と初対面となる十五歳の祝賀会の夜、事件は起きたのだ。
ロサを覆う曇天。
会場を染める血飛沫。
阿鼻叫喚の城内からノヴァーリスはシウンと二人脱出する。
これが彼女の戦いの始まりだとは露知らず……。
――小さな淡い恋の秘密と蠢く強大な陰謀。
協会(魔法使いの巣)は敵か味方か。
徐々に大陸全土を巻き込む嵐は多くの出会いと別れを生み、残酷な運命は嘲笑うかのようにノヴァーリスの身に降り注ぐ。
様々な思惑や想いが交差し、濁流となって彼女を飲み込もうとするが、それに翻弄されまいと彼女は地に足をつけて前を向くのだ。
――これは運命に抗う彼女の戦いの記録――
(以下敬称略)
【表紙】尚白
【挿絵】城崎紫苑
【地図】すずめの親玉
※挿絵があるページは★を付けることにしました。☆は四コマやオマケイラストがついております。◎には相関図。
※表紙絵、挿絵、地図はすべてこの小説の為に描いて貰ったモノです。無断転載などは止めてくださいね。
※また様々な思惑や考え方を持つ人物が登場する為、タグが足りません。同性愛や近親愛などの傾向を持っている人物も出てきます。さらっと触れるだけですが、苦手な方は申し訳ありません。
※マグネットにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 23:49:24
282571文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:100pt